[過去ログ] 生活保護叩きって結局叩きたいだけやろ?口実つけて2 (493レス)
上下前次1-新
抽出解除 必死チェッカー(本家) (べ) 自ID レス栞 あぼーん
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ 過去ログメニュー
308: 昼ライト点灯虫マニャデチLGBTQ性欲欠落アスペ300系3重障壁バセドウ綿飴箸JAL123 2017/01/15(日) 02:17:29.31 ID:Qp8VT1PF(1/6)調 AAS
<生活保護>「受給は恥」思いつめた高齢困窮者の悲劇
毎日新聞 1/14(土) 9:30配信
外部リンク:headlines.yahoo.co.jp
生活保護は病気やけが、会社の倒産などで収入が途絶えたときに頼れるセーフティーネットだ=iStock
少ない年金収入なのに、生活保護受給を「恥ずかしいこと」ととらえる高齢者が少なくありません。申請すれば受給できるはずなのに、なぜ頼ろうとしないのでしょうか。そこには制度を「施し」と捉える、
悲しいほど真面目な国民性がありました。【NPO法人ほっとプラス代表理事・藤田孝典】
◇「生活保護をもらうなら死んだ方がマシ」
以前ほどひどくないにせよ、申請窓口で生活状況を根掘り葉掘り聞かれる状況は変わりません。
大学を卒業したばかりのケースワーカーや自治体職員に「家族を頼れないの?」「もうちょっと働けないの?」「なぜこんなに貯金が少ないの?」と聞かれます。理屈は通っていますが、
若者の遠慮ない質問は、長く生きた人間の最後のプライドにグサグサと突き刺さります。
親族への扶養照会もあります。生活保護法は、3親等以内の親族が扶養できない場合に保護を認めることになっています。
しかし、親族に困窮を知られたくない高齢者はたくさんいます。とりわけ、子供や成人した孫ならなおさらです。
例えば、成人した子供が困窮する親を扶養する義務については、「(子供の)社会的地位にふさわしい生活を成り立たせた上で、余裕があれば援助する義務」と規定されているに過ぎません。
しかし、「扶養照会で子供に困窮がばれるかもしれない」「子供の家庭生活に迷惑をかけるかもしれない」と親が考え、申請をためらわせるハードルにもなっています。
また、困窮当事者には、保護されることを「恥ずかしい」と感じる意識が強くあります。
私たちが、「生活保護で当面の危機を回避しましょう」「恥ずかしい制度ではありませんから」と提案しても、「いや、恥ずかしい制度ですよ。生活保護受けるぐらいなら、死んだ方がマシです」とか、「生活保護受けるようになったら人間終わりです」と言う人が多いのです。
309: 昼ライト点灯虫マニャデチLGBTQ性欲欠落アスペ300系3重障壁バセドウ綿飴箸JAL123 2017/01/15(日) 02:19:00.28 ID:Qp8VT1PF(2/6)調 AAS
この意識は年齢に関係ありません。会社を休職した男性(24)に保護を進めたところ、彼はこう言いました。
「こんな若い僕が、生活保護をもらえるはずがないじゃないですか。本当に受給できるんですか。それ以上に、もらったら申し訳ないじゃないですか」
◇働けなくなったらすべて自己責任?
生活保護制度は、「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」と規定する憲法25条の理念に基づいて運営されています。
条件さえ満たせば、無差別平等に保護を受けることができます。困窮の原因は問われません。
にもかかわらず、制度利用に対するバッシングや批判は止まることがありません。
私たちの意識のなかに、生活保護とは自立していない人が受けるもの、あるいは怠けていた人が受けるもの、計画性がない人たちが受けるものという感情があるのでしょう。
勤勉で真面目な国民性ゆえに、一生懸命計画的に生活してきた人ほど、保護を必要とする人たちを枠からの逸脱と見なす傾向が強いように思えます。
私たちのような支援団体やソーシャルワーカーには、日本は過度に自立を求める社会、と映ります。その意識は保護を必要とする側も同じです。
私たちが一緒に生活保護を申請した70代の男性は、無年金状態でした。困窮していた彼はそれでも「ほんとに嫌だ。生活保護だけは嫌だ」と言い続けました。
「生活保護以外の制度は? お金を貸してくれる銀行はないの?」と何度も尋ねるので、「こんな所得で貸してくれる銀行なんてないですよ」と言うと、今度は「じゃあサラ金から借りたい」と言います。
「貸してくれるはずがないでしょう」と説得し、ようやく申請に行きました。
市役所のケースワーカーですら「こんなに困るまでがまんしなくていいですよ」と言うほどの困窮ぶり。男性は「ありがとう」と涙を流しながら申請書類を書きました。でも結局、自殺を図ってしまいました。
アパートに残された遺書には、「この年になってお国の世話になるのは本当に申し訳ない。だから命を断ちます」と書いてありました。
ケースワーカーに聞いたところ、保護費を受け取りにくるたびに「ほんとに申し訳ない、申し訳ない」と頭を下げ、謝っていたそうです。
310: 昼ライト点灯虫マニャデチLGBTQ性欲欠落アスペ300系3重障壁バセドウ綿飴箸JAL123 2017/01/15(日) 02:19:32.46 ID:Qp8VT1PF(3/6)調 AAS
「早く仕事を見つけますから」と謝る男性に、「大丈夫ですから、もう見つけなくていいんです。年金だと思って暮らしてくださいよ」とケースワーカーが言葉をかけても、
彼は「いやあ、私は年金を掛けてなくて、本当に自分の落ち度です」と、最後まで自罰的態度を崩しませんでした。
「まさか自分が働けなくなるとは、夢にも思わなかった」
そうなった時、あなたはどうしますか。
◇生活保護の申請方法は
生活保護の申請は全国の福祉事務所で受け付けています。事務所は市役所や分庁舎内にあることが多く、「福祉課」「保護課」「社会福祉課」など、部署名は自治体によって違います。
申請後14日間の調査期間があり、ケースワーカーによる家庭訪問▽預貯金、保険、不動産などの資産調査▽扶養義務者に扶養が可能かどうかを確認する通知書送付(DV被害者など特別な理由は除く)
▽年金や収入などの調査▽就労できるかどうかの調査−−が行われます。申請から原則2週間以内に受給の可否が決まります。
生活保護法24条は「申請があったときは保護の要否、種類、程度と方法を決め、申請者に書面で通知する」と定めています。申請を受理しないのは「保護申請権」の侵害とみなされます。
しかし実際には、申請意思を持つ人を窓口で追い返したり、相談扱いにして受理しなかったりする「水際作戦」も残っています。
.
【関連記事】
生活保護基準以下で暮らす年金生活者の綱渡り
「40代下流」と親世代を直撃する“家族共倒れ”の危機
43歳「ギリギリ貧困女性」が抱える今と将来のリスク
元フジアナの“自業自得な人工透析患者”批判が粗雑で残念な理由
記者が伝え方を省みる 「貧困女子高生バッシング」、報道に問題があったのでは
最終更新:1/14(土) 11:42
311: 昼ライト点灯虫マニャデチLGBTQ性欲欠落アスペ300系3重障壁バセドウ綿飴箸JAL123 2017/01/15(日) 02:24:23.87 ID:Qp8VT1PF(4/6)調 AAS
<記者の目>「貧困」女子高生バッシング=西田真季子(生活報道部)
2016年9月20日
.外部リンク:mainichi.jp
外部リンク:mainichi.jp
2016年9月20日
毎日ジャーナリズム
「貧困」女子高生に対するバッシングへの抗議デモ=東京都新宿区で8月27日、宮間俊樹撮影
[PR]
当事者像は多様だ
子どもの貧困問題を扱ったNHKのニュース番組(8月18日放送)で、経済的理由から専門学校への進学を諦めた体験を語った女子高校生に対し、インターネット上で「貧困ではない」といった書き込みや人権侵害に当たる中傷が相次いだ。
デザイン系の仕事を夢見る彼女の自室に、アニメグッズやイラスト用ペンがあったのが理由だ。貧困問題を取材してきた記者として、ステレオタイプの「貧困像」が根強く残ることに驚くとともに、私自身の報道のあり方にも問題があったのではないかと考えている。
<「貧困への攻撃」はいつか自分に向けられる> .
<「1000円ランチ」女子高生をたたく日本人の貧困観> .
<バッシングにNO 東京・新宿でデモ> .
「生活苦」とは「飢餓状態」?
貧困問題の取材を始めて7年目になる。生活保護世帯の中高生、路上生活を送る人、生活保護を受けて暮らしを立て直し仕事を再開した人、ブラック企業に勤めて体を壊し失業した人、ひとり親家庭の母親、さまざまな当事者に取材し、話を聞いてきた。
312: 昼ライト点灯虫マニャデチLGBTQ性欲欠落アスペ300系3重障壁バセドウ綿飴箸JAL123 2017/01/15(日) 02:25:24.77 ID:Qp8VT1PF(5/6)調 AAS
子どもの貧困に直面しやすいひとり親家庭を取材した時、ある母親が仕事と家事に追われる中、「時々、弁当を買う」と語った内容は記事に入れなかった。
同様の話を以前に書いた際、読者から「ぜいたくだ」と批判されたことがあるからだ。生活保護を受けている人の話で「スーパーで安売りの品を買って自炊している」と書けば、「もっと切り詰められる」と反論が届いた。
「売れ残りの廃棄食品をもらえばいい」といった意見が来たこともある。
詳細な生活状況の記載がプライバシーに関わる場合もある。取材に協力してくれた人たちが誤解され、不当なバッシングを受ける引き金となりかねない生活の細部にわたる描写を、私は避けた。
それでも、全世帯を所得順に並べ、その真ん中に位置する世帯の半分(2012年は122万円)に満たない「相対的貧困」状態にあることや、「生活が苦しい」と実感しているのは事実であり、読者にも伝わると考えていた。
しかし、一部の人たちの「貧困像」は、容易に想像できる「食べる物にも困る」飢餓状態などを示す表現「絶対的貧困」のままだ。
8月27日、女子高生に対するバッシングに反対の声を上げるデモを取材した。参加したある女性(24)は、父が失業し、奨学金を得て進学。いわゆる「ブラック企業」に勤めたが病気になり、退社して傷病手当で暮らしていた。
女性は「世間では『貧困像』が出来上がっている。それに見合う人しか声を上げてはいけない、というのでは私たちは苦しいままだ。貧困状態にある人にも、いろんな人、いろんな生活の仕方があることをもっと見せたい」と話した。
バッシングを恐れ、詳細な生活や趣味について書くのを避け、今の日本にある多様な貧困の形を伝えきれていなかったことに、私は気付かされた。
分かりやすい貧困の姿だけを報じ、「貧困とはこういう生活をしている人だ」という考え方を無意識に社会に広めていたかもしれない。
313: 昼ライト点灯虫マニャデチLGBTQ性欲欠落アスペ300系3重障壁バセドウ綿飴箸JAL123 2017/01/15(日) 02:25:58.41 ID:Qp8VT1PF(6/6)調 AAS
事後的対応よりリスク考えたい
ひとり親家庭の母親が弁当を買うのにも理由がある。子育てと不安定な雇用で時間的にも肉体的にも大きな負担を抱える中、病気で倒れて働き手がいなくなり、更に貧しくなることを避けるための手段の一つなのだ。
長年路上生活を送り、今は生活保護を受けている男性の部屋を訪ねた時、壁に電車の写真の付いたカレンダーが飾ってあった。
男性は子供の頃から電車が大好きで、「壁一面に何種類もの電車のカレンダーを張れるように自立していきたい」と話してくれた。人によってはカレンダーも「ぜいたく」と言うかもしれない。
だが、趣味が働く意欲や喜びにつながり、少しずつでも仕事を始めることができるきっかけとなるのだ。
現代の日本では、絶対的貧困状態にある人の割合は限りなく低い。その母親も男性もそこまでの飢餓状態ではないが、明らかに生活は貧しく、「ぜいたく」と批判される内容にも納得できる理由がある。
子どもの貧困を研究する北海道大教育学研究院の松本伊智朗教授は「貧困とは、社会生活を営んでいく上での『必要』を欠くこと。何が必要かはその社会の文化・生活様式によって決まるから、貧困の定義は本来相対的なものだ」と語る。
その上で「貧困対策は事後的な対応だけではなく、予防的な観点が重要。特にひとり親世帯など貧困リスクが高い層への施策がカギになる」と強調する。
貧困リスクを抱える層が声を上げやすい社会を作り、最底辺へと押しやらないことこそが、未来の社会にとって利益につながるはずだ。そのためにも多様な当事者像を伝えていくことが大切だと思う。
.
上下前次1-新書関写板覧索設栞歴
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ
ぬこの手 ぬこTOP 2.039s*