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第109回医師国家試験問題と解説1 (91レス)
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: 2014/04/28(月) 13:03:26.17
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7: [sage] 2014/04/28(月) 13:03:26.17 68歳、男性。飲酒後、嘔吐、腹痛、腹直筋の痙攣が持続し来院。 下腹部に圧痛・筋性防御があり右鼠径部に腫瘤を認めた。 胸部レントゲン:左肺の透過性低下(+)。 腹部CT:右陰嚢内に腸管の嵌頓像(+)。 下部胸部CT:下部食道周囲にわずかな液体貯留と気腫を認める。 右鼠径ヘルニアと診断し、ヘルニア根治術を施行した。 術中より経鼻胃管より赤褐色の排液を認めていたが、 Mallory Weis syndromeと考え経過観察した。 翌日の胸部レントゲンで左胸腔の液体貯留を認め、 左胸腔のドレナージを施行したところ、胃管と同様の排液を認めた。 診断はなにか。1つ選べ。 ?Boerhaave症候群 ?急性心筋梗塞 ?Mallory-Weiss症候群 ?十二指腸潰瘍穿孔 ?急性膵炎 正解:? ○?特発性食道破裂(Boerhaave症候群)は、胸部下部食道左壁の破裂が最も多い。 飲酒後やヘルニア嵌頓による嘔吐などで急激な食道内圧の上昇により生じる。 まれではあるが緊急性が高い疾患。 画像検査では縦隔気腫や気胸、胸水が認められることが多い。 生存率が低く、早期診断・治療を逸すると予後不良。 治療は、穿孔部の単純縫合では食道壁が弱く、縫合不全が起こるため、閉鎖部を胃底部、大網で覆うpatchが必要である。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/rikei/1398610477/7
68歳男性飲酒後吐腹痛腹直筋のが持続し来院 下腹部に圧痛筋性防御があり右鼠径部に腫を認めた 胸部レントゲン左肺の透過性低下 腹部右陰嚢内に腸管の頓像 下部胸部下部食道周囲にわずかな液体貯留と気腫を認める 右鼠径ヘルニアと診断しヘルニア根治術を施行した 術中より経鼻胃管より赤褐色の排液を認めていたが と考え経過観察した 翌日の胸部レントゲンで左胸腔の液体貯留を認め 左胸腔のドレナージを施行したところ胃管と同様の排液を認めた 診断はなにか1つ選べ 症候群 急性心筋梗塞 症候群 十二指腸潰穿孔 急性炎 正解 特発性食道破裂症候群は胸部下部食道左壁の破裂が最も多い 飲酒後やヘルニア頓による吐などで急激な食道内圧の上昇により生じる まれではあるが緊急性が高い疾患 画像検査では縦隔気腫や気胸胸水が認められることが多い 生存率が低く早期診断治療を逸すると予後不良 治療は穿孔部の単純縫合では食道壁が弱く縫合不全が起こるため閉鎖部を胃底部大網で覆うが必要である
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