[過去ログ] セントラル警備保障(CSP) Part42 (1002レス)
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898(1): 2021/07/14(水) 23:04:56 ID:P3yDe1mB(1/2)調 AAS
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【日本社会論】
最近考えているんだが、
保険会社(生損保とも)って、地方自治体(特に田舎)の民主主義に対して非常に大きな影響力を及ぼし得るよな?
前提として日本の田舎はいまだに『ムラ社会』。
だから、基本的には『ムラの和』(例.組合活動等)がそのまま選挙結果に反映されることになるはず。
『村八分』なども残っている。
一方で、ムラの構成単位である『家』は、それぞれの『家』の意思で(自由に)、何らかの各種保険・共済(生命保険・自動車保険・火災保険等)に加入する。
そして、保険会社・共済等(生損保)は、加入者および家族の『個人情報を一元的に管理している』。
なので、保険会社の関係者の差配によって、(良くも悪くも)『ムラの伝統的な和(人間関係)』が変わっていく(改造されていく?)のではないかと思っている。
なので、『ムラの和』と、『保険会社の経営(言い換えると、カネの論理)』との間には、常に、大きな緊張関係(対立関係)があると考えている。
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ちなみにだが、近年では、国政が「安倍前首相の一強体制」だった。
その影響もあり、『ムラの論理』よりも『カネの論理』の方が強い状態が続いてきたのではないかと思っている。
しかし、コロナ禍になって、中央政府よりもむしろ都道府県単位で、社会生活が別々に動くようになった。
なので、『カネの論理』よりも『ムラの和』が強まっているのではないかと思っている(→→『ムラの復権』)。
(※つまり、地方自治体の民主主義に対する、大手保険会社の影響力が弱まっているように思っている。)
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899: 2021/07/14(水) 23:05:47 ID:P3yDe1mB(2/2)調 AAS
>>898
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【※参考書籍】
●『「である」ことと「する」こと』(著:丸山眞男(政治学者)、1961年)
<出典> 外部リンク:ja.wikipedia.org「である」ことと「する」こと
「岩波新書『日本の思想』(岩波新書 青版)に掲載されている1評論。」
*「概要」
・「第2段落:近代社会における制度の考え方」
「『自由と民主主義』について論じている。
現代社会においては、『「である」論理』と『「する」論理』のどちらかではなく、両方の図式を考えることにより、具体的な国家社会の性質を論ずることができる。また『日本の近代化の失敗』についても説明しうる。」
・「第3/4段落:徳川時代を例にとると / 「である」社会と「である」道徳」
「『徳川幕府』の統治に代表的な、『儒教をイデオロギーとする「である」社会』の性質について論じている。」
・「第5段落:「する」社会と「する」論理への移行」
「「である」社会から「する」社会への変質について論じている。
「する」社会においては『上下関係はある一定の目的上の組織(会社などの上司と部下)においてのみ成り立つもの』。
『通常の付き合いにまで会社の上下関係が付きまとうならば、それは身分的な社会である』。」
・「第6段落:日本の急激な「近代化」」
「第5段落を踏まえて『日本の近代化の失敗・未発達』を論じている。
「である」社会から突然「する」社会の道具が大量に流れ込んだ。その結果、『「する」論理に基づくべき社会を「である」論理が支配している』という『近代化の失敗』を説明する。」
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《※補足》
→:日本企業の多くは『「する」社会』ではなく、むしろ『「である」社会』であると(丸山眞男は)指摘している、と思われる。
→:『「である」社会』とは、『ムラ社会』と概ね同じ意味、だと思われる。
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