[過去ログ] 自称「日本初の女子ラーメン評論家」本谷亜紀 97杯 [無断転載禁止]©2ch.net (671レス)
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248: 2016/12/13(火) 00:47:28.97 ID:moOSXCIR(1)調 AAS
そして、この人手不足に拍車をかけているのが、宅配業界における労働環境の厳しさ、ブラック体質だ。ジャーナリスト・横田増生氏の
著書『仁義なき宅配 ヤマトVS佐川VS日本郵便VSアマゾン』(小学館)には、想像以上に過酷な宅配業者の現実が詳らかにされている。

 その一例としてあげられているのが、業界最大手であるヤマト運輸の下請け業者のケースだ。

ヤマト運輸の宅急便を各家庭に配達する菊池次郎(仮名)という下請け業者の助手として、その1日に密着している。

仕事が始まるのは朝の7時すぎ。ヤマト運輸の宅急便センターで菊池は自分の軽トラックにその日配達する荷物を積み込んでいく。

報酬は運んだ荷物の数によって決められ、その額は「1個150円強」だという。菊池が働くセンターでは、
1日に100個程度の荷物が回ってくるとのことで、単純計算すると日当は1万5000円ということになる。

〈菊池がこの日、3回の配達で合計100個強の荷物を配り終えたのは午後九時前のこと。不在で持ち帰った荷物は1個。

さらには下請けだと3カ月で契約が切られてしまうのだという。労働の条件としては相当に厳しいものであり、人手不足になってしまうのも仕方ないというしかない。

 この背景には、宅配業者の運賃ダンピング競争がある。現在、日本国内の宅配業界は、ヤマト運輸、佐川急便
90%以上のシェアを占めているという状態だが、各社ともこの十数年の間で、運賃単価がどんどん下がっている。

〈ヤマト運輸では、2000年代初頭には、1個当たり750円近くあった運賃単価が、底となる2014年3月期の決算では500円後半にまで下がった。

佐川急便では、2000年代初頭に1000円台近くあったのが、底となる2013年3月期には500円を切るまで落ちている〉

 そして、運賃のダンピングの大きなきっかけとなったのが、ネット通販最大手のアマゾンだ。

 アマゾンは日本に進出した00年当時、「1500円以上の買い物をすれば送料無料」という設定だった。

その当時は、「物流センターの構内作業から宅配業務まで日本通運に業務を一括で委託していた」という。

つまり、日本通運のペリカン便(現在の日本郵便のゆうパック)がアマゾンの商品の宅配を担い、その運賃は300円前後だったという。

その後、アマゾンは大きな決断に出る。
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