[過去ログ] 深見東州の本 (297レス)
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237: 2021/03/16(火) 14:30:19 ID:tj3vBVjY(2/2)調 AAS
どうしてそんなことをしているのでしょうか。
そのわけは、「コレクティブ・バーゲニング」という言葉にあります。日本では団体交渉と訳しますが、それでは意味が分からないでしょう。
直訳すれば、「集めて、売る」。整語とするなら、「集合取引」となります。
市場にいる労働者を一人残らず集めて、その労働力を経営者に高く売る。これが、欧州の労働運動の基本原理なのですね。
誰一人の脱落もなく労働者を集めたら、経営も襟を正さないとなりませんね。それはとても強力な交渉力を持ちます。
そういう「労働力の商取引」を行うのが労働組合ならば、社内に閉じているのはおかしいでしょう。だから企業横断的な存在となるのです。
この「コレクティブ・バーゲニング」を「団体交渉」と意訳してしまったのは皮肉なことです。団体交渉という言葉であれば、
2人以上で経営者と話し合いをするだけのことであり、それだと社内に存在しても何の違和感も湧きません。
とまれ、欧州では賃金や労働時間、休日休暇など、労働者の基本的な権利向上に関しては、社外まで広くつながる労働組合が、
経営者団体と一括協議して決めるという仕組みが出来上がっています。結果、どの企業に属していても、待遇に関しては公平な状態が保たれているわけです。
(中略)
欧州型のこうした労使協議の仕組みを知ると、日本のそれは、「社内に閉じていて」しかも「従業員代表制が脆弱」ということで、
問題や偏りを生み出しているのが分かります。それらを列挙してみましょう。
・管理職や非正規雇用者がスポイルされる
・経営と戦うべき存在の組合が、従業員代表の仕事まで任されるために、協働的な歩調を取り易い
・労働者の待遇は社内に閉じたもので、市場全体の公平性は保たれない
さらに言うと、こうした構造が「デフレ」の原因にもなっているのです。
(以下略、全文はソースにて)
外部リンク:project.nikkeibp.co.jp
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