[過去ログ] 冷蔵庫に何貼ってる? [596675571] (57レス)
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1: 2021/08/21(土) 21:41:08.88 ● BE AAS
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度重なる浸水 くらし再建に苦悩 武雄市
記録的な大雨による六角川の氾濫(はんらん)で大規模な浸水被害が発生した佐賀県武雄市は、これまでもたびたび同様の被害に苦しめられてきた。暮らしとなりわいの再建を見据える住民の胸の内も揺れている。
大規模な浸水被害が発生した佐賀県武雄市。山裾を東西に走る国道34号近くの「料亭松山」で、松山昇さん(57)は、泥だらけの食器や調理器具を店内から出して洗っていた。配膳室の壁には、床から117センチの高さに黒い油性ペンで横線が引いてある。今回の浸水が達した水位だ。「店を再開するにも1カ月以上はかかると思う」。そう言って肩を落とした。
店は1990年と2019年にも床上浸水した。配膳室の壁には1メートル前後に達した当時の水位も記してある。苦い経験を踏まえ、12日には店内の畳を高さ60センチのテーブルに積み上げ、テレビや家電を高い所に上げた。冷蔵庫は庫内の食品を高い棚に移し、浸水しても浮かないようにドアを開けたままにした。
だが14日、店の南約800メートルを流れる六角川が氾濫(はんらん)すると、濁った水が見る間に広がり、市内の松山さんの自宅も床上浸水した。
翌15日朝、店の様子を見に来ると、調理場と配膳室の4台の冷蔵庫は水に浮いて入り口付近に横たわり、4畳ほどの広さの冷蔵室も壊れていた。水位は前回を18センチ上回っていた。がく然として立ち尽くす昇さんに、妻の和美さん(52)は「がんばろ!しょうがなか!」と明るく声をかけるしかなかったという。
19年の浸水時は壁紙や障子、床板の張り替え、調理器具の買い替えなどで2150万円ほどかかった。保険金が入ったが、約1千万円の借金が残っている。今回もまた冷蔵庫や調理器具に加え、店内の畳約80枚のほとんどを買い替えないといけない。昇さんは「修繕費は前回の1割増し以上になるだろう」と話す。
近所では、飲食店や居酒屋が店を畳むという話も聞く。「私も、この店を続けていいものか、悩んでいます」と話した。
◇
佐賀県武雄市北方町でアスパラガスを栽培する黒尾丸竜也さん(57)の畑では、10棟のビニールハウスがすべて冠水した。19日には水は引いていたが、周辺はぬかるみ、靴に泥がまとわりついた。水没した水やり用のポンプは故障し、肥料を蓄えるタンクも流されていた。
水位は約80センチに達し、2日以上引かなかったという。収穫期だったアスパラの多くがダメになった。水に漬かっている時間が長ければ根まで損傷し、今後の収穫も望めなくなる。大豆畑約50アールも冠水し苗が枯れ、収穫はあきらめた。白米ともち米の約1ヘクタールの田んぼも冠水し、商品になるか分からないという。
19年にもビニールハウスが冠水し収穫は例年の8割に。翌20年春には10棟中5棟で病気が広がった。「冠水の影響だろう」と話し、今後の影響に気をもむ。その年は台風も直撃して収穫は例年の2割まで落ち込んだ。今年、2月から収穫を始め、中国地方の問屋に直接出荷することも決まって6月末から出荷を始め、ようやく軌道に乗り始めた矢先の水害だった。
絶望的な状況の中、取引先の飼料会社や問屋の担当者からの電話に励まされたという。飼料会社の社長は「仕事相手ではなく、仲間です、がんばりましょう」と声をかけてくれた。黒尾丸さんは「何よりうれしい言葉だった。希望が見えた」と話した。
ぬかるんだビニールハウスで親木の下に潜り込んでアスパラを切り取り、泥を払って手渡してくれた。「食べてみ、甘くてうまかろ」。自信に満ちた顔で言った。今後は、無事だったアスパラを少しずつ出荷しながら、来年への準備を始めるか決めるという。
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