まじめなひとが集まる短歌の店 [無断転載禁止]©2ch.net (39ﾚｽ)
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7(2): 2016/05/09(月) 12:28:04.88 ID:hiCuREhW(1/2)調 AA×


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7: [] 2016/05/09(月) 12:28:04.88 ID:hiCuREhW 私は安永蕗子女史は知りませんが、私の好きな詩人は釋超空です。 特に好きな歌は「供養等」と名づけられた以下の連作です。 *** 人も　馬も　道ゆきつかれ死にゝけり。旅寝かさなるほどの　かそけさ　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 道に死ぬる馬は、仏となりにけり。行くとどまらむ旅ならなくに　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 邑(むら)山の松の木(こ)むらに、日はあたり　ひそけきかもよ。旅人の墓　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ひそかなる心をもりて、をはりけむ。命のきはに、言うこともなく　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ゆきつきて　道にたふるゝ生き物のかそけき墓は、草つゝみたり *** なお、此の歌には作者による下記の前書きが添えられています。 『数多い馬塚の中に、ま新しい馬頭観音の石塔婆の立ってゐるのは、あはれである。 又殆ど、峠毎に、旅死にの墓がある。中には、業病の姿を家から隠して、死ぬまでの出た人のなどもある。』 *** この前書きを踏まえて上記の連作を読むとき、私は云い知れぬ寂寥感を感じます。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/poetics/1460583726/7
私は安永蕗子女史は知りませんが私の好きな詩人は超空です 特に好きな歌は供養等と名づけられた以下の連作です 人も 馬も 道ゆきつかれ死にけり旅寝かさなるほどの かそけさ 道に死ぬる馬は仏となりにけり行くとどまらむ旅ならなくに 邑むら山の松の木こむらに日はあたり ひそけきかもよ旅人の墓 ひそかなる心をもりてをはりけむ命のきはに言うこともなく ゆきつきて 道にたふる生き物のかそけき墓は草つみたり なお此の歌には作者による下記の前書きが添えられています 数多い馬塚の中にま新しい馬頭観音の石塔婆の立ってゐるのはあはれである 又殆ど峠毎に旅死にの墓がある中には業病の姿を家から隠して死ぬまでの出た人のなどもある この前書きを踏まえて上記の連作を読むとき私は云い知れぬ寂感を感じます

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