[過去ログ] ダッツツカヒコと書くと性格が悪くなるスレ ぱーと6 (761レス)
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45: 2019/03/07(木) 09:05:51.44 ID:kx66KxJV0(1/5)調 AAS
172 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/02/26(月) 02:58俺がまだ小学校だった頃の話。
母方の祖母の臨終の際に立ち会ったんだけど、うわ言を口にしながら、
病院のベッドの上で苦しんでいる祖母をじっと見ていたら、突然、
スー・・ハー・・・って深呼吸をして、一瞬表情も和らいだんだ。
母親含め、親戚一同が祖母の様子に注目していたら、ちょっと笑った
ような表情で、
「ほら、お爺さんが迎えにきてくれたよ。だから泣くんじゃないよ」
とハッキリそう言った。
それからすぐ、スーーーーっと長い息を吐いて、もう吸わなかった。
みんな驚いたけど、葬儀が終わるまでみんな取り乱さないで祖母を
見送ることが出来た。
46: 2019/03/07(木) 09:06:52.89 ID:kx66KxJV0(2/5)調 AAS
180 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/02/27(火) 02:15
私の祖母は昔から霊感の強い、いわゆる「よく見てしまう人」です。
そんな祖母は二十年くらい前までホームヘルパーの仕事をしていました。
独り暮らしのお年寄りの家に行って、買い物や掃除・洗濯などを手伝っていました。
そんなある日、祖母が担当していたおじいさんが体調を崩し、病院に入院す
る事になりました。そのおじいさんは、勤務時間外にしょっちゅう見舞いに
来てくれてなにくれと世話を焼いてくれた祖母にとても感謝していたそうで、
退院したら一緒にカニを食べようと口癖のように言ってたそうです。
しかし、その約束は果たされる事なく、何カ月か経って、おじいさんは回復
することなく亡くなってしまわれました。
それから何週間か経って、祖母は夜中にふと眼が覚めました。暗い部屋の中に
誰かがいる気配がする。「ああ、出たな」と思ったそうです。祖母は子供の頃
からよく霊体験をして馴れてはいますが、怖い物は怖い。
震えながら闇の中に目を凝らしていると、例の亡くなったおじいさんがそこに
立っていました。手に何か持って前に突き出しているようです。
「○○さん、カニ…」
とそのおじいさんの幽霊はつぶやきました。手に持っているのはなんと毛ガニでした。
祖母は「分かったよ。ちゃんと約束守って来てくれたんだね。ありがとう。も
ういいんだよ」と必死におじいさんの幽霊に言い聞かせました。しばらくして
幽霊は消えてしまったそうです。
「律儀なおじいさんだったからねえ」
と笑いながら語ってくれた祖母は今も元気に老後生活を楽しんでいます。
もし自分が死んだら、まっさきに孫の私の所に幽霊で会いに来るそうです。
ばーちゃん長生きしてくれよ。
47: 2019/03/07(木) 09:08:00.11 ID:kx66KxJV0(3/5)調 AAS
198 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/02/28(水) 01:31
小さいときかぎっ子だった私は、小学校からまっすぐ祖母の家に
行って、パート帰りの母に迎えに来てもらって母と一緒に祖母の家の
隣の自分の家に帰る毎日だった。
その日は冬の寒い日で、いつものように祖母の家に行ったけど祖母は
いなくて、田舎だからかぎも掛けてないしそのままあがりこんで
茶の間のこたつに入っていた。
いつのまにかうとうとしていたらしい。男の人がどなる声を聞いた。
「おいっ!!」 …お客さんかな、でも何か聞いたことあるような…
ぼんやりと思ったけど眠い。居留守をつかおうとしたところ、
もう一度、どなられてふらふらと玄関に出た。その後の記憶がない。
気が付いたときは心配そうな祖母と母がわたしの顔を覗き込んでた。
祖母は買い物先の店で友人に会い、ちょっとした用事があってその友人
の家にそのまま出かけていたらしい。帰ってきたら私が玄関に倒れて
いたそうだ。私は小さくて気がつかなかったけど、こたつの部屋には
火鉢があってまだ火が残っていたそうで、もしそのまま部屋にいたら
中毒になっていただろうという事だった。
そして、私は思い出した。どなり声が一年前に亡くなった祖父の
声に似ていた事に。いつもにこにこ穏やかに笑っていた祖父だから
怒鳴り声を聞いた事がなかった。祖父が助けてくれたんだと思う。
48: 2019/03/07(木) 09:09:17.43 ID:kx66KxJV0(4/5)調 AAS
210 :これかな?:2001/02/28(水) 20:59
お盆百物語スレッドより。
ナンナさんの発言を転載。改行などをちといじりました。
名前:ナンナ 投稿日:2000/08/28(月) 23:11
はじめまして。
今日、たまたまこのスレに目が止まったので、私も参加させて下さい。
怖い話というより、ちょっと不思議な話かもしれません。
私が以前付きあっていた彼は、3年前、急性白血病でこの世を去りました。
病気の進行が早かった為、治療は無菌室で行い、外部との接触も遮断され、
会えない日が続きました。 薬の副作用が日に日に彼の体力を
消耗させていくようでした。
ある日の夢です。
広くて明るい真っ白な病室のベッドに彼が横たわっています。
そこはもう無菌室ではなく、静かで誰もいない病室です。
私はベッド脇に座って、眠っている彼の手をとり、自分の膝の上に載せた
洗面器の水で彼の手をさらさらと洗っています。 彼は白いパジャマを着て、
手を洗われていても終始、目を開けることは ありませんでした。
夢の中ではとても穏やかな気持ちでいられたのに、はっと目を覚ますと
私は泣いていました。
暫くして彼の訃報が届きました。
この話はもう少し続きます。
49: 2019/03/07(木) 09:09:51.14 ID:kx66KxJV0(5/5)調 AAS
211 :これかな?:2001/02/28(水) 21:00
彼の死後、私はしばらく気持ちが滅入って、鬱々と過ごす日が続きました。
気力もなく、暇さえあれば彼との思い出をたぐってばかりでした。
ある日、『俺、いつか犬を飼いたいんだよ』と言っていた彼の言葉を
思い出しました(でも彼はマンションに住んでいたので、その夢が
叶いませんでした)。
私は動物好きでしたし、犬を家族の一員に迎えることで彼の夢を
共有したかったのかもしれません。
親に相談しても、別に反対されませんでした。
(うちの親は、彼を亡くした悲しみから一刻でも早く、私が立ち直ることを
犬に託していたようです)
動物管理センタや、いくつかのツテをたどり、♂の子犬と出会いました。
沢山の子犬の中から第一印象で、『この子!』と決めましたが、
あとで聞いたところによると、その子犬の誕生日というのは、
奇しくも彼が亡くなった日と一致していました。
今では天国の彼が私を元気づけるために、子犬と巡り合わせてくれたのかなあと
思いながら毎年愛犬の誕生日を祝っています。
#長い割に怖くなくてごめんなさい。(カウントされるのは気が引けます・・)
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