[過去ログ] 【コテ禁止】フォトンベルト・アセンション雑談スレpart2 (985レス)
1-

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ 過去ログメニュー
550: 5/8 2006/12/19(火) 16:43:14 ID:Q/I8rdfC0(5/8)調 AAS
ちなみに都市のインフラは、それ自体が生命体のようなもので、やはり人工知能が、人体における脳のように管理している。
人型アンドロイドは、その人工知能ともテレパシーで会話でき、その意思決定を人間側の意見とすり合わせて行政が成立していた。
要するに、人間は彼らと互いの欠点を補い合いながら治世を行っているのだと思う。
まあ、現代よりは一寸上手いやりかたではあるな。

次は産業の話。
まあ産業といっても、金銭的なやりとりはなく、他所の土地との物々交換の材料って感じだ。
なにしろ現代のような通貨制度がないのと、通貨がなくてもそこそこ豊かに暮らせるようなシステムがあるので、
あくまで産業とは手段にすぎず、そこに現代的な欲望(仕事でひと山当てようとか)は介在しない。
ただ社会貢献度みたいなものはあって、それによって、さらにちょっと豊かに暮らす人もいた。
でもそれをしなくても、別に問題はなく、みなそれぞれが自由に生きていた。
なにかをやりたきゃ誰でもできるし、やりたくなきゃやらなくても咎められない。そういう社会だった。
街の近くには、それなりに大きな塩湖があったので、岩塩を切り出していた。

もうひとつの事業が緑化活動だ。
これは都市単位ではなく、幾つかの都市同士が連携して行っている重要な事業。
なにしろ地表の大半が砂漠なので、地球に緑を取り戻すことは第一命題みたいなもんだ。
俺の街はその先進的な位置にあって、本部もあった。そのせいか街には緑が溢れていた。
今でも自然に対する憧憬があるが、それはこの時代で生きていたから、なおさらそう感じるのかもしれない。
なぜ地球がこんな風になってしまったのか、その事業に参加したあたりから、俺はとても気になり始めた。
地球の過去について知りたくなったので、学校を卒業し、ぶらぶらしてた俺はその方面に進んだようだ。
1-
あと 435 レスあります
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ

ぬこの手 ぬこTOP 0.105s*