[過去ログ] △▲▲猫だけにみえるもの・17▲▲△ (1001レス)
上下前次1-新
抽出解除 必死チェッカー(本家) (べ) 自ID レス栞 あぼーん
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ 過去ログメニュー
16(1): 2006/08/12(土) 14:15:09 ID:/m5I/3Iy0(1)調 AAS
俺が学生時代の話。
俺のじいさんはガンで入院していた。
100歳まで生きるだろうなんて言われていた元気なじいさんだったが、70歳ちょっと過ぎたある夏にいきなり、「食欲がない、腹が妙に張っている。」なんて言い出して検査をしたら末期の胃ガン。
大好きなじいさんだったからショックだった。
結局発見から二ヶ月も持たずに亡くなってしまった。寸前までさほど弱りもせず、苦しくも無かったらしい。それが幸いだった。
そのじいさんが入院中、ある日俺の母親が世話をしに病室に行くと、じいさんが起き上がっていた。
寝ていなきゃ駄目ですよ、諭す母に、
祖父「いや、昨日の夜中に○○が来たんだよ。」
○○というのはうちで飼っているぬこの名前だ。
母「いやですよ、ここは三階ですよ。」
祖父「本当だよ、窓の外に来てくれたんだよ・・・俺も長くないのかも知れないな。」
そんな会話をしたらしい。
窓の外は壁。ぬこが登ってこれるはずは無かった。
じいさんが亡くなったのは、そのぬこのお見舞いから三日後のことだった。
まだ6〜7歳の♀ぬこだったが、ぬこには不思議な力でもあるのかな・・・なんて家族で話した。
ぬこはそんな事知りません、といった風でいつもと変わらずごろごろしていたけどね。
長文すまん
上下前次1-新書関写板覧索設栞歴
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ
ぬこの手 ぬこTOP 0.070s