[過去ログ] 【ウクライナ侵攻】プーチン氏「東部で親ロシア系住民が迫害され、ジェノサイドまで行われている」 元駐ウクライナ大使「全くの嘘」★10 [樽悶★] (826レス)
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(1): 2022/03/31(木) 05:58:17 ID:uQf4gwnT0(4/4)調 AAS
>>791
続き

ロシアは支払い拒否、ガス供給拒否、契約破棄の暴挙
 
この裁判の判決を受けてウクライナは、?の通りロシアから後2年間ガスを買わなければならない。
そこで、ウクライナはガス代を前払いで振り込んだ。  しかしなんとロシアは自ら指定した裁判所の判決の履行を拒否して、26億ドルの輸送代の支払いをしないと発表したのだ。
そして、裁判で決められた残り2年間のガス供給も拒否し、同時に有効期限がまだ2年ある契約の破棄を宣言した。  
本稿を執筆している時点で、この判決から既に9カ月経っているが、ロシアは依然として判決の履行を拒否している。
それに対してウクライナは、ロシアを訴え、新たな裁判を起している。
この裁判は長年続くだろうから、履行拒否に対する判決が下るまでまだまだ時間がかかるであろう。  
しかし、一部の国においては現時点で既にウクライナの提訴で判決が出ており、支払いを拒否しているガスプロムの財産差押えが決定している。
これもまた、判決から実際に財産が没収され、ウクライナへ引き渡されるまでに時間がかかるであろう。  だが重要なのは、2018年の判決に基づいて、ヨーロッパ諸国では既に新たな判決が出ているということである。
つまり、ストックホルム国際仲裁裁判所の判決は正当であり、ウクライナは正しいという認識がヨーロッパで広まっているということだ。   
当然ロシアは、判決の履行を拒否している。その理由は、単純に敗訴したからである。もし仮にロシアが勝訴したとすれば、堂々とそれを叫んで、ウクライナに判決の履行を強く要求しただろう。 
しかしロシアが敗訴したので、「裁判は不当だ」と主張している。したがって、ガス供給再開の拒否というのは、
ロシアによる一方的な暴挙であると言えよう。
ロシアのガス紛争のシナリオに屈しなくなったウクライナ歴史を振り返ると、ウクライナとロシアのガスをめぐる争いは、今回で3回目である。
2006年、2009年、そして2014年から現在までに至る争いである。
争いの勃発は毎回、同じシナリオで起こっている。 A.まずはロシアがその時点で有効な契約で定められたガス代を一方的に吊り上げて、新しい料金の支払いを要求する。
B.ウクライナは、契約で決められた料金での支払いを主張し、新料金での購入を拒否する。
C.それに対してロシアがガスの供給を停止し、ウクライナを追い込もうとする。  

3回とも同じシナリオなのだが、2006年と2009年の時、ガスを止められたウクライナは、最終的に圧力に屈し、不当に要求する新料金の支払いを認め、本来不要な契約改定に調印せざるを得なかった。
しかし、2014年の場合は、ガスが止められても自らの立場を貫き、その正当性を仲裁機関に訴え、結果として勝ったのである。  
ロシアの行動は様々な面で到底容認できないものだが、特に注目したいのは現在有効である契約は、2009年に締結されたものだということである。
つまり、この契約も2009年のガス紛争の結果として、ウクライナがロシアの要求を一方的に呑んだような、極めてロシアにとって有利な内容の契約なのである。
このように自らが一方的に押し付けた契約ですら、ロシアは時間が経てば平気で破り、更に悪い条件でガスを売ろうとしているのだ。

外部リンク:
nikkan-spa.jp/plus/1525104
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