【アサ芸Biz】 中国がドイツ経済を「一人負け」に追い詰めている ★2 [12/23] [昆虫図鑑★] (72レス)
1-

1
(1): 昆虫図鑑 ★ 2024/12/23(月) 15:58:57.40 ID:z9EjpY97(1)調 AAS
 ドイツの2024年の経済成長率の予測は、G7で唯一のマイナス(0.2%)に終わる見込みだ。

 ドイツは東西ドイツの合併による苦難の時期を乗り越え、長きに渡り欧州経済を牽引してきたEUの優等生だった。
だが、ここ3〜4年は少数連立政権で政治が不安定となり、緊急の経済政策が打ち出せず、自動車を始めロボット、産業機械、化学、
電子機器などの産業が軒並み低迷し「欧州の病人」と呼ばれるように。中でもドイツ経済の象徴であり、国民の誇りであった自動車産業が
致命的な打撃を受けている。

 自動車産業の中心を占めるフォルクスワーゲン(以下VW)においては、国内3工場が閉鎖に追い込まれるほど不振を極めている。
VWのドイツ国内の従業員は約12万人。3工場が閉鎖されれば、数万人規模でリストラされ、いずれは全工場の約12万人にその波が及ぶと
警戒されている。

 それだけではない。ドイツにはVWと並ぶメルセデス・ベンツ、BMW、アウディが世界を市場としているが、これらメーカーもVW同様
(アウディはVW傘下)、苦境にあるのだ。いったいなぜ、世界を圧倒してきたドイツ車に象徴される独経済が「一人負け」に陥ったのか。

 これは実に皮肉なことだが、世界に抜きん出て中国の自動車産業を育ててきた結果である。
また、温暖化政策を掲げるドイツの政治事情でもある。

 中国が自動車大国を目指したのは、毛沢東が倒れ、?ケ小平が資本主義経済化を目指して改革解放を唱えた1979年以降のことである。
当時、北京や上海の大都市でさえ自家用車を見かけることがないほど、自動車は普及していなかった。
利用するのは共産党の大幹部だけで、中国全土の都市の大通りは自転車で埋まっていた。

 当時、?ケ小平は日本の自動車メーカーにも進出を呼び掛けたが、日本のメーカーは自動車の発展段階にないと見て断った。
だが、大胆な賭けに出たのがドイツVW社だった。

 この進出を中国政府は評価し、後に続く外国企業の進出を促すためにも厚遇した。ドイツの自動車は?ケ小平亡き後も大事にされ、
がむしゃらに中国ビジネスに突き進んだ。それとともにドイツ経済も、欧州経済の「牽引車」になった。

 しかし、中国は21世紀に最強経済国家になる目標を掲げ、EV(電気自動車)、ロボット、太陽光発電、ロケット分野に力を注いだ。
これにより、ドイツはEV開発で中国に後れを取った。しかも今年11月に連立政権が崩壊するまでは、地球温暖化対策を重視する
緑の党が強く、自国で普及するいっぽうの中国製EVを締め出すことが出来ていない。

 経済の弱体化にしびれをきらした若者がドイツから年間2〜3万人も飛び出しているほどの惨状なのである。

(団勇人・ジャーナリスト)
2024年12月22日 10:00
外部リンク:asagei.biz
前スレ
【アサ芸Biz】 中国がドイツ経済を「一人負け」に追い詰めている [12/23] [仮面ウニダー★]
2chスレ:news4plus
1-
あと 71 レスあります
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ

ぬこの手 ぬこTOP 0.003s