[過去ログ] 【米国】朝鮮人捕虜尋問 調書の概要[6//10] [無断転載禁止]©2ch.net (254レス)
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(1): ダース・シコリアン卿 ★@無断転載は禁止 2016/06/10(金) 17:23:42.90 ID:CAP_USER(5/8)調 AAS
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 ◇◇アジア女性基金資料委員会◇

 慰安婦問題の解決を目指すアジア女性基金が、「償い事業」と並ぶ歴史の教訓とする事業として、「慰安婦」関係資料委員会の名称で1996年に設置した。顧問と委員計12人。委員長は高崎宗司氏、副委員長は和田春樹氏。秦郁彦氏や波多野澄雄氏らも加わり、陸軍省医事課長文書、沖縄県の資料、米国、オランダの公文書などを調査した。だが、委員の論文を巡る対立から報告書は99年の1回で終わった。他に歴史の教訓とする事業の一環として、慰安婦関係文献の書誌目録や政府調査資料集全5巻の出版も行ったが、今回の文書は収められていない。

 強制連行なかったこと裏付け…政府の河野談話検証チームの委員を務めた現代史家の秦郁彦さんの話

 もし朝鮮女性を強制連行すれば治安を保てなかっただろうという日本側の証言が残されている。「強制動員すれば朝鮮人は憤怒して立ち上がる」という捕虜の調書は、官憲の強制連行がなかったことを改めて裏付けるものだ。この調書については私も著書で紹介したが、原資料が失われていた。それが見つかったのはよかった。

 調書は全体に、日本の統治を朝鮮人がどう見たかを示している。

 米軍は日本上陸をにらみ情報が欲しかったのだろう。日本は捕虜になった時の教育をしなかったから、捕まるとよくしゃべった。捕虜が最初に集められたと思われるハワイの状況を調べるのも重要だ。

 ◇朝鮮統治を一定程度模索か…韓国現代史が専門の木宮正史・東京大教授(国際政治学)の話

 米国は当初、対日戦の勝利を優先し、朝鮮の戦後構想をあまり持っていなかったといわれる。しかし今回の文書からは、米国が捕虜を通じて朝鮮統治をある程度模索した様子がうかがえる。日本の統治を全て破壊し、混乱させてはまずいと米国は考えた。むしろ日本の経験を生かしながら、朝鮮の人々の声をくみ上げ、違いを出そうとしたのだろう。

 慰安婦の記述では、強制連行があれば朝鮮の男は反抗したはずという後段が重要だ。女性を救えないのは男の恥で、強制など認めたくないと考えた側面もあるのではないか。今も残るその感覚が慰安婦問題の顕在化を遅らせたといえる。

 ◇強制や非人道性、浮き彫り…慰安婦問題の著書がある熊谷奈緒子・国際大准教授(国際関係論)の話

 植民地の見えざる強制や非人道性が、捕虜の証言から浮かび上がる。尋問時期は、降伏後のドイツ管理や国連創設を協議した1945年2月のヤルタ会談が終わった後のことだ。対日戦勝利を視野に入れ、米国に協力的な戦後の朝鮮人指導者を探していたのかもしれない。日本が負け戦を続ける背景を、植民地の調査から知りたかったとも思われる。

 慰安婦については、捕虜の1人が慶尚南道の出身である点に注目したい。慰安婦の出身地や居住地は慶尚南道が多いという研究成果がある。同じ地方出身の捕虜が組織的な強制連行は少なくともあり得ない、と述べた意味は小さくないだろう。
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