[過去ログ] 東方project界隈をヲチ Part.5 (1002レス)
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449: 艦国志 2022/01/15(土) 19:58:49 ID:ZjQyjRhs(76/445)調 AAS
艦国志演義の成立と正史について
淫王朝時代中期になると民衆の間で艦国志を扱った講談が行われるようになった。一般的に謙介が善玉、太田が悪玉とされているものが多く「講談を聞いた子供たちは謙介が負ければ涙を流し、太田が負ければ大喜びした」
という記録が残されている。この講談をまとめて「艦国志平話」と呼ばれる本が出たのが演義のプロトタイプであり、作者は不詳である。史実よりもエンターテイメント性を重視しており荒唐無稽な内容になっているが、当時はどの講談も史実を考慮していなかったためと思われる。
これに正史の史実要素を加えて歴史物語としての性格を高めたのが「艦国志演義」で、作者は伊部擦(いべすれ)である。演義はたちまちベストセラーとなり、後世の艦国志を元にした創作のベースとなり、一般的に艦国志といえば演義を指すことが多い。
しかしところどころで史実に反する記述が多く見られる。例えば恒心教徒の乱では東国が援助したことになっているが、そのような事実は全くなくむしろ笑笑出井(えむえむでい)地方を占領していた恒心教徒を殺戮しているぐらいである(演義では王銘賀(おめが)が恒心教徒を駆逐して笑笑出井を再占領、東国と戦って破れるという描写である)。伊部擦は謙介を暴君のように描写している一方、滅び行く艦帝国への判官贔屓ともとれる描写が目立つことから、いわゆる艦帝国正当論者の一人と思われる。
一方、正史は才羅州の残した資料を元にして田内治(たないち)の手によって編纂された。彼は謙介に仕えていたが才羅州とともに冷遇されたために、反艦的反謙介的な筆致でまとめている。特に謙介と李稚蘇姫との情事は官能小説のようで、検閲を受けて削除されることもしばしばあったようだ。淫王朝によって歴史書として認定されるが、私怨による記述が目立つとの批判もある。とはいえ「東国史書」「相益国史記」など他国の歴史書とも合致する内容も多く、資料価値は高い。
ちなみに艦国志演義を扱った創作物では謙介の死、もしくは太田の死までしか書かれないことが多い。
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