SURVIVOR (870レス)
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238: ゆ 2006/05/07(日) 03:42:46 ID:xKG0s1gB(1/3)調 AAS
>>236
いやいや、僕は各メンバーのこれまでの作品を楽しんだ上で「地味」と思うのです。
まず、Jim Peterikのソロ(WORLD STAGE)はSURVIVOR在籍時と比較すると
「メロディアス&ポップ」というよりはややレイド・バックした「ブルーズ、サザン・ロック」寄りの
それこそ「地味」目な音楽でしたが、
その後のPRIDE OF LIONSではまともにSURVIVOR路線のポップで華やかな
「メロディアス・ハード」をやってくれましたよね。
そして、ソロ名義のニュー・アルバムAbove The StormではどちらかというとWORLD STAGEに近い音楽。
僕にとってはPRIDE OF LIONSでPeterikが提示した音楽こそ「成熟・円熟味を感じさせるメロディアス・ロック」
つまり「SURVIVORの再来」と心から歓迎できる作品でした。
一方、Jimi JamisonもJimi Jamison's SURVIVORを名乗って発表したEmpiresでは
Too Hot To Sleepを更に重厚にしたようなメロディアス・ハードをやってくれ、
Frankie SullivanはEddie MoneyのアルバムReddy Eddieにプロデュース/作曲/演奏で全面参加して
「軽快(でありながらメロディアス)なアメリカン・ハード」で大満足させてくれたわけです。
さらにまた、(90年代の)Dave Bickler在籍時のデモ音源集は
ポップ&メロディアス、適度にハードな“らしい”曲が満載でした。
Jimi Jamisonが歌い直したFire Makes Steelをアルバムに先駆けて聴いた時、僕は正直、
「キーボード奏者もいらないし、再結成COBRA featuring Frankie Sullivanみたいだな」と
少なからず戸惑ったものです。でも、その後に上記のデモ音源集でDave Bicklerの歌うヴァージョンを
耳にした時……それはより「軽快、スームスなメロディアス・ハード」で
「あぁ、確かにこれはSURVIVORだ」とすんなり聴けたのです。
つまり、Reachのヴァージョンは「Jamisonが彼の持ち味の「ヘヴィさ」を加えたのか」
(デモとは違いギターの音をヘヴィに重ねた、だけなのかも知れませんが)と納得できたのです。
他方、Seconds Awayは「Jamisonのパワフルな声は説得力があるな」という印象で違和感はありませんでした。
(この曲はAcross The Milesに近いかな、なんて思います/※内容が、ではなく雰囲気が)
……こういう経緯を踏まえた上で、
僕は現在の「Sullivan + Jamison」のSURVIVORには両者のサウンドの融合を期待していました。
その結果として、今回のReachを聴いた印象は……
239: ゆ 2006/05/07(日) 03:51:59 ID:xKG0s1gB(2/3)調 AAS
……やっぱり「地味」ですよ。
ま、僕はFrankieの「ブルーズ志向」も心配だったので、
ニュー・アルバムが“そっち”の方面に行っていなくて安心したのですが……。
「地味ではあるが“メロディアス・ロック”」で良かった、と。
僕は、「こんなの違う!」なんて思っているわけじゃありませんよ。
ただ、知らない人にこのアルバムを聴かせて
「どうだ!彼らはまだまだ現役で“アーティスト”として活動しているんだぞ!」
というには……その点、PRIDE OF LIONSはすごいですよ。
その他の“往年のスター”でも、STYX(Brave New World、Cyclorama)、
TOTO(Mindfields、Falling In Between)、JOURNEY(→Arrival)、
KANSAS(→Freaks Of Nature)、38 SPECIAL(Resolution)、CHICAGO(XXX)、
ASIA(Aria、Arena)、CAMEL(Habour Of Tears、Rajaz)……
これらのアーティストの作品は、“そう”言えるだけの説得力があると思っています。
Reachもいい作品だと思いますよ、ファンとしては。
だけど、“つかみ”が弱いと思うのもこれまた事実。
(それに、上述の「デモ音源集」にはもっとキャッチーな曲がいくつもあったんですから)
結局、愛するが故、なのです。
後追いだけど、初めて好きになったアーティスト。
今でも「最も好きなアーティスト」と言えるグループだからこそ、「もっと!」と言いたいのです。
そういうわけですから、
236さん、237さんのように「今の彼ら」を好意的に受け止めている方々がいらっしゃるのは心強いです。
来日公演が実現して、皆で盛り上げられたら最高ですね。
長々とすみません。
でも、“簡潔に”と言われても僕には難しいので、嫌がられるの覚悟で書いちゃいました。
240: ゆ 2006/05/07(日) 04:33:36 ID:xKG0s1gB(3/3)調 AAS
もう一つ。
6日発売のBURRN!最新号で念願の(BURRN!初の)
Frankie Sullivanのインタヴューが読めました。
同時に、Jim Peterikのインタヴューも!
これを読んで、Peterik & Sullivan (+ Jamison)の共作によるSURVIVORの新曲も
いつか実現するのでは……との希望も持てました。
Peterikは近年でもSullivanのことを「ベスト・ライティング・パートナー」「素晴らしいギタリスト」と
表現しており、Sullivanも彼との接触を拒んでいるわけではない様子。
TOTOと元メンバーのSteve Porcaroのような関係を
SURVIVORとJim Peterikが保っていてくれれば言うことなし。
これは両者の所属レーベル、Frontiersにもう一押し、してもらって……。
欲を言えば、Sullivanのインタヴューは藤木さんにやってもらって、
より突っ込んだ質問をして欲しかった。
ま、来月号はJimi Jamisonのインタヴューも掲載予定だから楽しみにしています。
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