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【腐女子カプ厨】進撃の巨人雑談4762【なんでもあり】 [転載禁止]©2ch.net (225レス)
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199: 名無し草 [] 2016/07/27(水) 00:57:48.22 昼間のエレンの様子を心配した4人は、エレンを飲みに連れ出していた。 屋上から帰ってきたエレンは明らかに泣いた様子が見られ、皆は動揺したがエレンの心中を思って言葉には出さなかった。 同時に、エレンを泣かせたのはリヴァイなのではないかと疑った。リヴァイの、エレンを避ける様子があまりにも露骨だったからである。 「ごち、そーさまっ!でしたぁあ!」 舌っ足らずな物言いに、それなりに酔っている様子が見て取れる。ずいぶん少ない酒で酔うもんだとエルドは思った。 「おい、エレン、足元」 「へ?う、わぁああ!」 縁石があると言おうとした瞬間には、それに躓いて後ろに倒れかかっていてあわてて手を伸ばした。おかげで転ばずに済んだエレンは、へらへらと笑いながらオルオにもたれかかる。 「おい!クソガキ!俺様の―…」 「おれ、ガキ、じゃない」 「ガキだろ!こんだけで酔いやがっ……ゴフッ」 「エレン、こっちに掴まれ」 飲みながら話を聞いたが、リヴァイとの間に何があったのかは酔っていても頑として言わなかったために、なぜ泣いたのかはわからずじまい。 しかし、それ以外の仕事の愚痴は山のように聞いてやった。 「ったく…変なとこで頑固だなエレンは」 「それは昔と変わらないでしょ」 「まあな」 遠い昔を思い出しながら、あの頃は酒を酌み交わすこともできなかったなと懐かしむ。 今はいい。 こうやって愚痴を聞いてやれるまで近しい間柄になった、と少しばかり嬉しくなる。 「ふぁ!」 急に素っ頓狂な声を上げたエレンに驚き、エレンが目を見開いて見つめる先に視線を移すとそこには、飲みに来なかったリヴァイがいた。女と一緒に。 「あ……」 その場に気まずい空気が流れる。 それもそのはず、その女はリヴァイに腰を抱かれており、その首元にいくつかの新しい赤い痕。ひと目で、つい今しがたまで何かあったのだとわからせるには充分で、全員が視線をそらして黙ってしまう。 不穏な空気を壊したのは、エルドの叫び声だった。 「え?エレンっ!?」 エレンの体を支えていたはずのエルドだったが、肩が軽くなったと思った瞬間エレンが走り出していたのだ。リヴァイのいる方向とは逆の方向に。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1435070386/199
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