[過去ログ] ディクスン・カー(カーター・ディクスン)Part14 (1001レス)
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248
(1): 2013/03/15(金) 21:33:20.51 ID:pkbh1w0l(1)調 AAS
>>244
カーの作品は確かにラジオドラマに向いている気がする
怪奇色の強いものは勿論だけれど、
ファースの濃いものはその方がウケがいいような
249: 2013/03/15(金) 23:11:31.66 ID:fVP8oCIz(1)調 AAS
その通りじゃよ!
250: 2013/03/16(土) 07:07:17.38 ID:a+4Uuvbm(1)調 AAS
ポアロは禿げ、マーブルは婆さんだからなあ。
251: 2013/03/16(土) 08:29:43.71 ID:2o7OA5IK(1)調 AAS
>>248
素材としては、聴覚型のミステリ・ドラマにうってつけのものが多いと
思うよ。
「妖魔の森の家」なんか、是非“聴いて”みたい。あの「音」が脳内再生
されたら、ゾクゾクしそうだ。
セリフのやりとりを、きちんと日本語のドラマとして成立するよう、うまく
脚色できるのであれば、ファース路線も面白いかも。
252: 2013/03/16(土) 10:24:11.99 ID:gMS3Ngdo(1)調 AAS
俺の推しの「B13号船室」もラジオドラマだからこその効果が効いている。
253
(1): [能力の高い声優さんを起用] 2013/03/16(土) 11:05:38.14 ID:OpoEDw6v(1)調 AAS
「妖魔の森の家」のラジオドラマか・・・
確かに聴いてみたい気もするんですけど、
制作側があの部分をどううまく処理するか。
(メル欄)するとか?
254
(1): 2013/03/16(土) 12:51:27.91 ID:O7q2xJ2G(1)調 AAS
>>253
そこはもう、キャスティングの妙でw

余談だけど・・・
イギリスでは、「爬虫類館の殺人」がラジオ化されたことあるんだよね。
劇中、アレを実際に聴かせたんだろうか?
思いこんじゃうものなのかな?
255
(1): はんどるとらふりぃ </b>◆7DSin/vN4A <b> 2013/03/16(土) 16:31:43.93 ID:n5nE7+d/(1/2)調 BE AAS
妖魔の森って、犯人があのトリック使うメリットあんまりなくない?
姿を見られてたわけじゃないし…
256
(1): 2013/03/16(土) 17:24:09.53 ID:UIwdBA/D(1)調 AAS
>>255
前スレのレス番519〜529参照。
「再放送」は避けたいので。
257: はんどるとらふりぃ </b>◆7DSin/vN4A <b> 2013/03/16(土) 21:34:19.95 ID:n5nE7+d/(2/2)調 BE AAS
>>256
やっぱ犯人にとっての必要性はあんまりなさそうだね。
僕はカー好きだし、別にそれでもいんだけど、
なんか理由あるのかなぁとちょっぴり悩んでたw
258: 書斎魔神 </b>◆AhysOwpt/w <b> 2013/03/16(土) 21:45:11.27 ID:MzNUHzOo(1)調 AAS
アガサが戯曲も上手いのは有名だが、ジョンやエルもラジオドラマ台本は結構
読ませるものあり。
小説の方も、もう少し簡略、簡潔な描写を心がけるべきであった。
特にジョンはくどいんだよね、キャラや情景描写が。
259
(1): 2013/03/16(土) 23:41:55.28 ID:l6WveFtx(1)調 AAS
>>254
ふと、三谷幸喜脚本の某映画を思い出した
あれの着想は「爬虫類館の殺人」と何か関係あるのかな?
260
(1): 254 2013/03/17(日) 07:56:28.71 ID:ZT5CBzUy(1)調 AAS
>>259
ああ・・・言われるまで、まったく関連付けたことなかった。
三谷さんがカーに言及してる文章って、寡聞にして知らないけど、

「小学生の時にシャーロック・ホームズを知り、そこからアガサ・クリスティ、エラリー・クイーンと進んだ」
(朝日新聞社「三谷幸喜のありふれた生活4」)

と語る人だから、創元推理文庫で当時読めたカーに目を通していても、おかしくはない。
さすがに脚本段階で「爬虫類館」を意識していたとは思えないけど・・・
遥か昔のカーの“異次元の夢想”が、三谷氏の記憶の片隅にあり、それがギャグのネタと
してロケット花火のようにスパークした――と夢想するのも、カー・ファンには楽しいね。
261: 2013/03/17(日) 11:08:12.63 ID:k9YJW2wY(1/2)調 AAS
短編の評価として、「妖魔」、「パリから」のツートップは間違いないところ。
三番目だけど個人の好みでは「空中の足跡」、「軽率だった夜盗」、「B13号船室」
から選びたい。カーらしいトリッキーさがでており、堪能できる。
>>245
読み終わったら是非感想を。
262
(1): 2013/03/17(日) 13:21:55.74 ID:lJVkKqXp(1)調 AAS
ラジオ台本もありなら、「B13号船室」が三番目かな。
短編小説にこだわれば、「めくら頭巾」。
ホントは、三番目だけに「第三の銃弾」をあげたいんだけどw 
完全版が出てしまうと、もう短編枠にはきつい。
好みに徹すれば、断然「奇跡を解く男」。
263: 2013/03/17(日) 17:47:44.69 ID:k9YJW2wY(2/2)調 AAS
>>262
そういう意味では「軽率だった夜盗」も、「仮面荘」があるから撤回だ。
ラジオドラマ代表として「B13号」を推す。
264: 書斎魔神 </b>◆AhysOwpt/w <b> 2013/03/18(月) 00:02:28.84 ID:9MOz97XW(1)調 AAS
三谷はアガサの「スズメ蜂の巣」(古畑シリーズ中の作品で、類似しているとの
指摘がなされたことがあり、本作は既読である旨を述べたうえ、
この点に関してコメントをしている)なんてマイナーな短編まで読破しているぐらいだから、年代的にも、当然、ジョンも読んではいるかとは思う。
だが、言及した文章等は目にした記憶無し。

ジョン短編ベスト選には、個人的には「黒い塔の恐怖」は入れて欲しい
ところだ。正に、思わず目を覆ってまう痛そうなトリックが印象的。
265: 2013/03/18(月) 05:57:49.37 ID:zBoK59Uh(1)調 AAS
ん? 「取り違えた問題」は未読か?
266: 259 2013/03/18(月) 20:28:56.86 ID:4yhgCaaO(1)調 AAS
>>260
確かに
カーの撒いた種が東洋の才人の中に息づいている、
と考えるのも一興だね

「深夜の密使」をやっとのことで読み終えた
ロンドンを出立するまでが長すぎだろ・・・・
煽りの文章のわりに、あっさりした内容だったな
まさに>>218さんの言うとおりで、
面白くなってきた・・・で、終わるw
バランスがおかしいだろっ!
267: 2013/03/19(火) 22:07:23.51 ID:p/4iw+Xt(1)調 AAS
「引き潮の魔女」を久しぶりひっぱりだしたら、これは「火よ燃えろ」、「ハイチムニー荘の醜聞」
に続く、スコットランドヤード3部作の最後の作品ということがわかりました。納得。
268: 書斎魔神 </b>◆AhysOwpt/w <b> 2013/03/19(火) 22:59:28.85 ID:fWIzkxZ0(1)調 AAS
「引き潮の魔女」は、時代が違えばギディオンやヘンリーが出て来ても
おかしくはない雰囲気の不可能犯罪もの(これがメーン)。
十八番な足跡ネタだが、出来は平板。
現代ものは好きだが、ジョン作品のコテコテなチャンバラが苦手な向きには
わりと抵抗感無く読める歴史ミステリかとは思う。
269: 2013/03/20(水) 09:41:26.16 ID:dLtCHFlq(1/4)調 AAS
ミス住の論考が決まったね。
270
(5): 2013/03/20(水) 09:56:21.86 ID:o87YCi8l(1/3)調 AAS
ふと考えついたんだけど、なぜ、俺はクリスティよりカーが好きなんだろうと思ったら、
いわゆるクリスティーの「アンフェア」がカーにはないんだな(トンデモはあるけど)
カーは生真面目に、驚かそうと一生懸命トリックを創出するけど、
クリスティは、驚かすためには、なんでもありなんだよね。
特に「変装」これが一番いかん。半分近くの作品は「変装」か「成りすまし」じゃないかな。
カーにはほとんどないと思う。
カーの「過剰さ」とクリスティーの「あざとさ」、よく一言であらわされていると思う。
271: 2013/03/20(水) 10:14:23.67 ID:0w/zeKeR(1)調 AAS
>>270
「わが親愛なる友よ。それは偏見であって、しかも真実でない。」

    「地上最高のゲーム」ジョン・ディクスン・カー
272: 2013/03/20(水) 10:33:39.65 ID:QNp5LLKu(1)調 AAS
>>270
あまりカーを読んでいないんだね
そういう人には面白い作品がまだまだあるから楽しみにしてくれと
いうんだが、変装とかなりすましがきらいなら、これ以上読まない方が
いいと言わざるをえない。残念だよ
273: 2013/03/20(水) 11:08:15.66 ID:xRxRHXuB(1)調 AAS
まあ初心者の書き込みには寛大に…
274: 2013/03/20(水) 11:19:13.04 ID:wbCgp4aV(1)調 AAS
カーもクリスティも好きだが、クイーンだけは受け付けないなぁ
作品としての価値はわかってるけどどうしても好きになれない
275: 2013/03/20(水) 11:41:34.57 ID:dLtCHFlq(2/4)調 AAS
初学者を排除する閉鎖的な使用をしているなら、削除依頼対象となるぞ。
276: 2013/03/20(水) 12:33:57.80 ID:kCV4FW3d(1)調 AAS
なる訳ねーだろ
277
(1): 2013/03/20(水) 12:48:08.59 ID:nsSW14+5(1)調 AAS
変装レベルにたっしていないトリックもあったよ
その人に似たお面を被って、暗闇に立ってごまかすとか
まあなごむけどw
278
(1): 2013/03/20(水) 13:02:47.50 ID:o87YCi8l(2/3)調 AAS
>>277
そうなんですよ。その作品わkるけどカーの場合は、トンデモだけど
サブトリックでありあー楽しいなというものがある。
でもクリスティーは、メインに据えており最後で実は、「成りすまし」だといわれても
おい、それはないだろうという。。
279: 2013/03/20(水) 14:34:08.99 ID:ln8hWSkX(1)調 AAS
>>278
だからそれはカーにもあるんだよ
これ以上レスするなド素人
280: 2013/03/20(水) 15:28:15.44 ID:dLtCHFlq(3/4)調 AAS
紳士ヅラした和気藹々としたレスのやり取りの裏にはこんな薄汚い差別者の顔があったんだね。
いかにも書斎を無視するような連中のやりそうなことよ。
281
(2): 2013/03/20(水) 18:03:15.50 ID:30vXTOfM(1)調 AAS
>>270
>クリスティの「アンフェア」がカーにはない
「死時計」や「殺人者と恐喝者」のように、「アンフェア」が問題とされるカー
(ディクスン)作品は幾つかあるわけだけど・・・

>特に「変装」これが一番いかん
ここで論旨が飛躍しているね。「変装」はアンフェアなのだろうか? 
戦間期(黄金時代)の本格ミステリにおいては、「変装」にもとづく
一人二役トリックの頻度は、きわめて高いよ。
そして「フェアプレイ」が意識されだした時代だけに、それ以前の
アルセーヌ・ルパン式の“名人芸”ではなく、演出に工夫が凝らされている。

>カーにはほとんどないと思う。
なのでカーが例外ということもない。「トンデモ」とか「サブトリック」とか
「楽しい」とかとは関係なく、変装をあつかったカー作品は、それこそ「題名
をあげるだけで半ページは埋まってしまう」わけで。

リアリティをあげつらえば、クリスティもカーも五十歩百歩。
カーだと笑って許せるのは人徳かな? くらいにとどめておくのが無難だよ。
282: 2013/03/20(水) 19:20:47.63 ID:o87YCi8l(3/3)調 AAS
>>281
具体的に指摘してくれて多謝。
>ここで論旨が飛躍しているね。「変装」はアンフェアなのだろうか?
これだとなんでもありになると考えていたもので。。
もう少し、読み方の幅をひろげます。
283: 2013/03/20(水) 20:01:27.39 ID:bxfMXADm(1)調 AAS
カーオタがクリスティを貶すとか失笑
カーとクリスティとじゃ人気も知名度もアリと巨人くらいの差があるのに
284: 2013/03/20(水) 20:19:05.11 ID:dLtCHFlq(4/4)調 AAS
ここは本当に性格の捻くれた品性卑しい住人ばかりだったんだね。
なぜ素直に初学者を迎えられないのだろうか。
285: 書斎魔神 </b>◆AhysOwpt/w <b> 2013/03/20(水) 21:05:34.97 ID:q4I7+IXx(1)調 AAS
>>270
プレーグコートという代表作がありながら、その言は無しでしょ(w
286: 2013/03/20(水) 23:40:36.21 ID:puVHVlok(1/2)調 AAS
>>281
リアリティをあげつらえば、クリスティもカーも五十歩百歩、というのは同意。
トリックに関しては、カーやクイーンは読者に出題するパズルとしての側面が強く
クリスティは読者に提供する面白いストーリーの一要素としての側面が強いと思う。
>>270さんの言うアンフェアというのは、ミステリーをパズルとして読む要素が強くてそう感じたのではないかと。

俺もカーでもクリスティでも変装が通用しちゃうのはリアルでないとは思うけど、アンフェアとは思わない。
無意識に当時なら「お約束」という前提で読むからだと思う。
287: 2013/03/20(水) 23:52:55.82 ID:puVHVlok(2/2)調 AAS
ごめん、上げちまった。
288
(1): 2013/03/21(木) 02:19:26.87 ID:lxVJFcJ7(1)調 AAS
>カーオタがクリスティを貶すとか失笑
>カーとクリスティとじゃ人気も知名度もアリと巨人くらいの差があるのに

例えばカーとクリスティ、例えば都筑道夫と赤川次郎、東野圭吾では
人気も知名度も「アリと巨人くらいの差がある」かもしれないが
俺の好みでは作品の面白さという点ではそんなに差はない

というか、むしろ、知名度のあるクリスティ、赤川、東野より
知名度のないカー、都筑のほうがはるかに面白い

もちろん好みの問題だから、逆だという人もいるかもしれないが
少なくとも小説の面白さと作者の知名度や人気は比例しない

普通に好きで小説を読んでいる人は、誰でもそれを知っている

だから人気や知名度でしか作家を語れないやつは小説の話をするに
値しない人物だということがすぐに分かる

恐らくどのスレでもシカトされ、話の輪に加われずにいるだろうね
そういう似非読書家は
289: 2013/03/21(木) 02:28:15.13 ID:wMyQ69/2(1)調 AAS
小説においては、売れてるのと面白さは全く比例しないのは確かだね。
290: 2013/03/21(木) 06:02:43.98 ID:wajskpzq(1)調 AAS
売れなきゃ廃刊になるがな。
291: 2013/03/21(木) 09:05:48.95 ID:m9q/APWT(1)調 AAS
廃刊は雑誌が発行を止めること。小説の場合は絶版というんだよ。
売り上げのことしか言えない奴は、本当に本について無知だな。

そして、絶版かどうかと作品の面白さもまったく関係がないわな。
いま売っているけどつまらん小説はたくさんあるし、面白いのに
たまたま品切れの小説も山のようにある。

小説を読まない人には、それが理解できないんだねえ。
292: 2013/03/21(木) 11:07:49.85 ID:hT01H5sX(1/2)調 AAS
なんか当たり前のことじゃないの
293
(1): 2013/03/21(木) 12:58:09.71 ID:ouXhKaRO(1)調 AAS
カー自身は、クリスティを高く評価していたよね。
面白いのは、カーは一時期ハードボイルド・ミステリを敵視してたわけだけど、
後年、書評をするようになってからは、「落とし穴や罠だらけの、ほんものの
探偵小説を書く」という理由で、ロス・マクドナルドを贔屓にしてた。
このロス・マクがまた、クリスティーと好一対ともいえる「変装」「なりすまし」
プロットの大家なんだよね。
294
(1): 2013/03/21(木) 15:43:08.24 ID:Kx08/pt4(1)調 AAS
>>293
ロスマク、クリスティが好きなカーオタとしてはなんか嬉しいな。
ロスマクはサプライズエンディングけっこうあるよねぇ。
295
(1): 2013/03/21(木) 20:14:23.99 ID:HNBd/PCK(1)調 AAS
年輩の人だと、変装・一人二役とかで馬鹿馬鹿しくて推理小説を読まない人がいるよ
しかも今の作品も、まだそんなもんだと思ってる
ミステリー=子供の読み物って意識が強い
296
(1): 2013/03/21(木) 22:04:02.87 ID:hT01H5sX(2/2)調 AAS
それって、単にミステリが嫌いってだけじゃないの?
ホームズやブラウン神父のシリーズなんて一人二役ばかりじゃんw
297: 2013/03/21(木) 22:14:10.34 ID:dC+hF3fO(1)調 AAS
>>296
ガス灯しかない時代だと変装は成立するのかとは思うけどね。
>>294
俺もロスマク大好き。意外とトリッキーなんだよね。
298: 書斎魔神 </b>◆AhysOwpt/w <b> 2013/03/21(木) 23:29:01.63 ID:QQK/nhRZ(1)調 AAS
「さむけ」を筆頭にして、ロスマク作品に謎解き要素が濃いのは、
何を今更な話題だが、ジョンやアガサが強い忌避感を抱いていたのは、
本邦でいうところの正統派ハードボイルドではなく、
ミッキー・スピレーン等の通俗ハードボイルドではないかと思う。
売行きという点だと、当時は正に売れまくりなわけだし。
この辺も本格派としては面白くないものがあったのでは。
彼らはハドリー・チェイスにはどんな感を抱いていたのだろうか?
299: 2013/03/22(金) 00:58:20.02 ID:DCZ/Z2nu(1)調 AAS
「月明かりの闇」はさむけの猿真似みたいなところがあるな
気に入ったんでやめとけばいいのに挑戦してみたんだろう
300: 2013/03/22(金) 05:50:18.40 ID:Es2Llp2S(1)調 AAS
書斎の高度なレスに誰もついてこれないね。
301: 2013/03/22(金) 06:48:46.22 ID:z+DhWKQ/(1)調 AAS
ひさびさカーの「陪審席」に目を通してたら、興奮して寝つけなかった(笑)
ジョン・ピアソンの「ジェイムズ・ボンド伝」を絶賛してたりして、そのギャップ
萌えにやられる。

ロス・マクの「さむけ」は当然のように褒めてるけど、絶賛じゃない。
注文のつけかたが、いかにも本格ミステリ作家だ。
ひょっとして、俺が書いたらこうなるぜ、と実践したのが、299さんの
あげてくれたアレなのか(笑)
ちなみに、書評でカーが「さむけ」より評価してたロス・マク作品は
「ブラック・マネー」だった。ちと意外。
302
(2): 2013/03/22(金) 12:25:29.97 ID:Tqt4Afiq(1)調 AAS
>>295
しかし変装ってちゃんとやると意外とわからないもんだよ
クリスティの某変装トリックのドラマ化、うちの家族は同一人物だと誰も気づいてなくて、ラストでえー!って驚いてた
303
(1): 2013/03/22(金) 12:37:06.67 ID:UwnmzPEJ(1)調 AAS
「陪審席」か、懐かしいな。
70年代といえば、ひさびさに訳された「ロンドン橋が落ちる」や「死の館の謎」
が挨拶に困る出来で、実作者としてのカーは終わった感が強かったんだが・・・
書評からは、カーの書く喜びが伝わってくることが多くて嬉しかった。

きちんとした翻訳で、どこかでまとめてくれないかな。
「新人」ジャック・ヒギンズを猛プッシュするカーとか、悪党パーカーを語る
カーなんて、他じゃ読めない貴重な資料なんだからw
304
(1): 2013/03/22(金) 21:18:21.43 ID:DbTK8Oeg(1)調 AAS
>>302
同意。
ビリー・ワイルダーの映画版は見事にだまされたもんな。
思わず2回目を見た。
305: 2013/03/22(金) 22:23:15.35 ID:gWBkl+NJ(1)調 AAS
その手の趣向は横溝が黒猫亭事件で触れているように
作品の特定につながる情報書くだけでネタバレだから気をつけて
306: 2013/03/23(土) 11:05:17.29 ID:l4RSmKff(1)調 AAS
たしかにそうですね。何も知らずに見たほうが楽しめるのは間違いない。
307
(1): [sage葬儀を終えて] 2013/03/23(土) 16:50:40.85 ID:We45ytdm(1/2)調 AAS
>>302多分(メール欄)だと予想
俺もあれには驚いた
308
(1): 2013/03/23(土) 17:21:08.24 ID:Ewh48uXI(1)調 AAS
>>304
その作品の原作、映画版を観てラストで「ふざけんな!」
と思う人がいるってことか

>>307
その作品も伏線が効いていて、不愉快に感じるどころか
かなりの傑作だと思ったけど
309
(2): 2013/03/23(土) 17:54:43.73 ID:Vyknzux1(1/2)調 AAS
今まで殆ど話題にのぼらない作品、
「騎士の盃」
「眠れるスフィンクス」
「雷鳴の中でも」
「青ひげの花嫁」
やっぱり地味か。。。
この中では、「青ひげ」がラストもサスペンスフルだし、佳作だと思うんだけど。
310: 2013/03/23(土) 18:46:18.74 ID:We45ytdm(2/2)調 AAS
「眠れるスフィンクス」は面白いと思うんだけどなあ
カーっぽくないって言う人もいるけど、もろにカーって感じなストーリーだと思うんだけど
311: 書斎魔神 </b>◆AhysOwpt/w <b> 2013/03/23(土) 19:14:37.84 ID:lfVD0C+S(1)調 AAS
スフィンクスは前に話題に出ているでしょ。
怪奇実話の動き廻る棺ネタが織り込まれている点は指摘しておいた。
まあ、標準作だよね。大庭忠男先生翻訳による唯一のジョン作品で
非常に読み易いのが良し。

余談になるが、アガサスレでも指摘点だが、葬儀の顔は完全忘却、癖は細部を記憶ってのは
あまりに不自然。これが決め手になるだけにあの作の「痛い」ところかと思う。
312: 2013/03/23(土) 19:18:06.73 ID:e6xHwwSd(1)調 AAS
ズバッと直球の論考だね。
313
(2): 2013/03/23(土) 19:30:24.07 ID:Vyknzux1(2/2)調 AAS
あと「エドマンドゴドフリー卿殺害事件」か。。
これ、持っている中で唯一途中で挫折した本なんだよね。
全くおもしろくなかったことだけ覚えている。
皆、読み通したのかな。
314: 2013/03/23(土) 23:42:37.53 ID:CVV3lDsm(1)調 AAS
ブラウニング魔神はまだスフィンクス読んだことにしてるのかw
315
(1): 2013/03/24(日) 07:22:21.97 ID:00bQOLF0(1/3)調 AAS
>>309
そこに挙げてくれたなかでは、おそらく一番出来の悪い「騎士の盃」が・・・
実は一番好きだ。HMの持ち味に頼りすぎだけど、そこが面白いんだからしょうがない。
ミステリ的には、密室トリックのハウよりも、ホワイの部分に惹かれる。
316
(1): 2013/03/24(日) 07:38:16.41 ID:00bQOLF0(2/3)調 AAS
>>313
「ゴドフリー卿」は、研究論文の小説化のようなもので、確かに敷居が高い。
読み通してみれば、なるほど力作ではあるんだけど。
30年代にこの試みをやった、という意味でのマイルストーンじゃないか。
マスター・オブ・セレモニー(MC)に、シリーズ名探偵を持ってくる、という
ジョセフィン・テイのやりかたは、コロンブスの卵だったんだろうなあ。
317: 2013/03/24(日) 08:13:38.38 ID:00bQOLF0(3/3)調 AAS
>>303
>70年代といえば、ひさびさに訳された「ロンドン橋が落ちる」や「死の館の謎」
>が挨拶に困る出来で、実作者としてのカーは終わった感が強かったんだが・・・

たしかにその通りなんだけど、補足しておくなら・・・HMMの「とりっくものがたり」の連載が象徴するように、
乱歩の「カー問答」の呪縛を脱した、新しい世代のカー評価が起こって来たのも70年代後半なわけで。
そして、ブーム渦中の横溝正史は別格としても、赤川次郎、泡坂妻夫ら、ニューカマーによるカーへの
言及は、あきらかに、それ以前の佐野洋、都筑道夫的な、古めかしい作家としてのカー観とは一線を画するものだった。

新訳化の推進で、再び「冬の時代」を脱する環境整備は始まっているのだから、あとはやはり、わかりやすい言葉で
カーの魅力を伝えなおす、いまの世代の腕のある書評家(ないし作家)に出てきてほしい。
318: 2013/03/24(日) 08:46:23.42 ID:tcDADVKm(1)調 AAS
>>309の作品は一冊も読んでないですね

ネットなんて無い頃から読み始めているから
見つけたら即買う方法で集めてきている
そうするとどうしても有名作品から手に入るので
地味な作品は後回しに
これからは落穂ひろい的に読んでいく期間に入ってきた
現在約50冊目ってとこ
319: 313 2013/03/24(日) 10:56:44.12 ID:h6gNj4R/(1)調 AAS
>>316
「時の娘」は読みやすいし。「ゴドフリー卿」は老後の楽しみにとっておくか。
320: 書斎魔神 </b>◆AhysOwpt/w <b> 2013/03/24(日) 20:38:00.81 ID:LN21UL7m(1)調 AAS
>>313
ジョンはあの線の歴史ミステリでいけばそれなりの評価を受けた可能性が
あるかと思うが、エンタメ作家としてジ・エンドだったかと思う。
ビロードみたいな方向性をチョイスしてしまったのは、まあ、どうなのかな?
321
(1): 2013/03/24(日) 21:38:47.61 ID:EjRTRIM1(1)調 AAS
レベルEの「ディスクン星人」の元ネタがディクスン・カーだと聞いて
誰かと思ったら小学生の頃に読んでて驚いた

で、その「魔女のかくれ家」を読み返しているところ
あかね書房版なんだけど、挿絵の人が
オットセイ男性器の人と知ってもう一度驚いた
322: 2013/03/25(月) 06:53:12.27 ID:fFP1Ie+f(1)調 AAS
>>321
あかねの「魔女のかくれ家」で、俺も小学生のときカーを読んだよ
あれは、男の子の海外ミステリへの入り口としては、最高じゃないかな
横山まさみちさんの、なんか、そのままアニメで動かしたくなるようなイラスト
も、とてもよかった
323: 書斎魔神 </b>◆AhysOwpt/w <b> 2013/03/26(火) 23:00:19.05 ID:tgaXeG/U(1)調 AAS
魔女隠れ、夜歩く、蝶番、この辺はジュブナイルも堪能した。
全て異なる出版社からの刊行であった。
集英社の髑髏城は面白いと思えなかったが。
奇抜な設定で子供向きとの判断であろうが、
雰囲気で読ませる面が大きい作のため、くどく書き込めないジュブナイルで
面白さを伝えるのは無理っぽい。
324: 2013/03/27(水) 06:08:22.29 ID:DbC2nwpH(1)調 AAS
手堅くまとめた論考だね。
325: 2013/03/27(水) 08:27:59.03 ID:NzHIviAr(1)調 AAS
未読論考
326
(1): 2013/03/27(水) 09:01:17.38 ID:NWXO+iYH(1)調 AAS
>>315
コメントに引かれて「騎士の盃」を読み返してみました。
ン十年ぶりです。
例のトリックを含めて凡作という印象しかなかったんですが……
おっしゃるように動機の部分がミステリの核だったんですね。そこはうまく書けてました。
ただ、あまりに無駄な演出が多すぎて、そこは読み手によって評価がわかれるところだと思います。
なんとなく、カー(=ディクスン)の晩年の長編のように思ってましたが、1950年代の作品だったんですね。
前作「赤い鎧戸のかげで」にくらべれば、復調著しい……かなw
327: 書斎魔神 </b>◆AhysOwpt/w <b> 2013/03/27(水) 22:52:25.20 ID:oGOJg+us(1)調 AAS
盃は、いい歳した大人(ちゅーか、高齢者)のドタバタ、悪ふざけぶりが
過ぎて鼻につく。窓のトリックもビックリなアホくささだし、
ジョン作品中では、魔女藁、墓貸と並ぶ、あるいはこれらに次ぐ「バカもの」
でしょ。
まあ、赤い鎧戸(これはマル公の虚言に惑わされた感あり(w )も
漫画みたいな謎解きで、どっこいどっこいとの評価はあろうが。
328
(1): 315 2013/03/28(木) 07:58:40.53 ID:/p2edtZQ(1)調 AAS
>>326
読み返しご苦労さま。
「復調著しい」と掛け値なしに言えるのは、そのあとの「奇跡を解く男」だと思うけどね。

毒を食らわば皿まで、じゃないんだけどw もし関心があったら・・・
渡辺和靖さんの「現代探偵小説の構築」という評論(「幻影城」1978年12月号掲載)
の一読もお薦めしておきたい。「騎士の盃」に関する、積極的な評価が読める。
のちに現代思想史の専門家として活躍されたかただけど、カー・ファンで、なによりあの時代、
都筑道夫の否定的なカー観にまっこうから異をとなえた人として忘れ難い存在。
「幻影城」落城後、ミステリ・シーンからはフェード・アウトしたとはいえ、残された数少ない
評論は、カー・ファンなら捜してでも読む価値はあるよ。
329: 2013/03/28(木) 08:45:03.44 ID:vWvucPPt(1)調 AAS
お知らせ

市原警察署の生活安全課の帰化人創価警官の指導の元、
入学式から2週間ほど、在日の創価学会員を主体とした自称防犯パトロールが、
2週間ほど行われることになりました

生活安全課の指導であることと、パトロールであることは、
絶対に公言してはいけないとの指導も、帰化人創価警官より出ています

期間中は2人組の在日の創価学会員が、頻繁に創価批判者の自宅周辺を、
うろつき回ると思われます
日本人の方は、充分に注意してください
330
(1): 2013/03/28(木) 20:28:04.02 ID:4uSVEq7I(1/2)調 AAS
訂正を。短編集の復刊をと書いたものですが、都内の某書店で、
「不可能犯罪捜査課」から「ヴァンパイアの塔」まで全てそろっていました。
いや、申し訳ありませんでした。
ちなみにここには、ポケミスの「死の館の謎」もありました。ご立派。
331
(1): 2013/03/28(木) 21:05:43.92 ID:BNB8TuZT(1)調 AAS
>ちなみにここには、ポケミスの「死の館の謎」もありました。

?????
332
(2): 2013/03/28(木) 21:38:04.68 ID:4uSVEq7I(2/2)調 AAS
>>331
失礼しました。ポケミスにはないですね。他のタイトルと勘違いしたようです。
明日もう一度みてきます。
333: 書斎魔神 </b>◆AhysOwpt/w <b> 2013/03/28(木) 23:47:15.94 ID:k+Iph6OD(1)調 AAS
古書店でもジョン作品のポケミスを見かけない今日この頃、
>>332のリポートが気にかかるところである。
334: 2013/03/28(木) 23:59:12.00 ID:8hey5ZyL(1)調 AAS
>>288
でもカーは今じゃ海外でも一部のミステリマニアにしか相手にされてないよね
一方、クリスティは総発行部数20億部でギネス認定
残した作品の質でもクリスティの方が上だし

カーがクリスティに勝ってるところって無いと思う
335: 2013/03/29(金) 05:13:31.40 ID:ZzLE5Hki(1)調 AAS
都筑と三大作家の関係に似ているね。
336
(1): 2013/03/29(金) 06:43:21.06 ID:1Z6yhTsY(1)調 AAS
>>330>>332さんが、何をポケミス版「死の館の謎」(!)と勘違いしたか。
「震えない男」ではないかと思う。
重版されているので、店頭在庫があっておかしくないことが一点。
そしてカー・ファンにとっては、「震えない男」=「幽霊屋敷」だから・・・
幽霊屋敷→死の館という連想イメージが働いても、あながち無理ではないと思えるのが一点。
さて、結果はどんなものか?
337: 2013/03/29(金) 09:01:09.40 ID:YYGEjoUw(1)調 AAS
>>328

326です、レスが遅くなり申し訳ありません。
ご教示いただいた「幻影城」のバックナンバー、捜してみることにします。
たいそう立派なタイトルの評論の中に、なんでよりによって「騎士の盃」がでてくるのか……w
ものすごく興味があります。
338: 書斎魔神 </b>◆AhysOwpt/w <b> 2013/03/29(金) 22:32:53.84 ID:fawLTbbp(1)調 AAS
しかし、創元推理文庫から「幽霊屋敷」が刊行されていたのを憶えている椰子
がどの程度いるか?
ジョン作品は主として創元育ちな俺だが、現物は一度も目にしたこと無し。
339
(2): 2013/03/29(金) 22:55:44.25 ID:HeqyHjr0(1)調 AAS
>>336
確認しました。「死の時計」でした。。。
落ちがなくてすいません。
340: 336 2013/03/30(土) 12:47:06.54 ID:JFJVk6mK(1)調 AAS
>>339
いやいや、勝手にあれこれ想像して楽しかった。
にしても、復刊された喜多訳の「死の時計」が、まだ生きてたのか。
しかし、あれが読めて『三つの棺』が品切れというのは・・・何か間違ってる。
341: 書斎魔神 </b>◆AhysOwpt/w <b> 2013/03/30(土) 21:19:13.13 ID:cTb7wWlJ(1)調 AAS
>>339
初学者に話のオチまでは期待しないが、
ギディオンものマイナー作品と歴史ミステリ(ニューオーリンズもの)を
混同するとかNG過ぎるやろ(w
心して生きろ!
342: 2013/03/30(土) 22:56:28.84 ID:bhqHwxj8(1)調 AAS
書斎の厳しくも温かいレスだね。
343
(3): 2013/03/30(土) 23:20:59.09 ID:dSOCrqtV(1)調 AAS
カーの作品読んだことなくて蝋人形館の殺人を初めて読んだけど
不気味な雰囲気出てて、でも華麗な場面もあって犯人も意外性あったし特に最終章の犯人との会話はものすごい名場面だと思ったし
なんでこれが隠れたマイナー作扱いなのかわからなかった
日本ではクリスティーの凡作より知名度がないってのが不思議
344: 2013/03/31(日) 08:23:24.17 ID:5I0/vdGE(1)調 AAS
>>343
創元推理文庫版で読んでもらえたのかな?
「蝋人形館」は、過去、翻訳にめぐまれずミソがついてた。
あなたのように、新規に手にした人が積極的に発言していくことで、評価は
じょじょに修正されていくと思う。
メジャー、マイナー、売上やら知名度やらと作品の価値は何の関係も無いから。
今後も、もしカーを読んで感じたことがあったら、書き込んでほしい。

ただ、好きなものを評価するにあたって、他作家を言挙げするときは、相手方にも
敬意が感じられるものであってほしい。
今回のように、「単純な疑問の提示」で終わるぶんにはいいけど、それがエスカレート
すると、「メジャー」を叩いて「マイナー」を持ち上げるという安易な図式に落ちこみ
かねないから。
妄言多謝。
345
(1): 2013/03/31(日) 09:03:31.03 ID:nj9PAsHI(1)調 AAS
>>343
いや、ありがたい。
俺も、新訳されるまで「蝋人形館」がこんなに面白いとおもってもみなかった。
カーのベスト5に入る傑作。ラストの迫力は、図抜けている。
346
(1): 2013/03/31(日) 14:29:05.68 ID:VR063H/x(1)調 AAS
>>345
バンコラン・シリーズの中でも最高傑作かな?
347: 2013/03/31(日) 18:18:01.39 ID:aVXXbRUu(1)調 AAS
補強したのに今年もBクラスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
348: 書斎魔神 </b>◆AhysOwpt/w <b> 2013/03/31(日) 23:13:19.97 ID:TW7RAA1X(1)調 AAS
>>343の初学者の素直な感想に同感。
俺は妹尾訳(とは言うても再刊)時代の読者だけど、
蝋人形館は最初期ジョンのコテコテ怪奇ぶり全開で楽しめる作なんだよな。
ただし、後の作品にあるユーモアは皆無。
349: 2013/04/01(月) 22:07:49.97 ID:4gtJ1UE4(1)調 AAS
>>346
俺的には「夜歩く」をしのぐ最高傑作。新訳さまさま。
350: 2013/04/02(火) 00:04:38.56 ID:7WtJr9uW(1)調 AAS
バンコランは個人的に『絞首台の謎』が好き
車のトリックがふざけんなレベルだけど、スリリングで雰囲気がとても良い
351: 2013/04/02(火) 02:10:18.34 ID:HN0LLtZq(1)調 AAS
俺も絞首台が一番だな
伏線がよく効いていた
352
(1): 2013/04/02(火) 11:26:51.56 ID:NIKA26CH(1)調 AAS
蝋人形館は昔ジュブナイルで読んだきりだな
内容は忘れたが挿絵が怖かった…
久々に新訳で読んでみるよ
353
(2): 書斎魔神 </b>◆AhysOwpt/w <b> 2013/04/03(水) 22:39:55.89 ID:HgFnIDzj(1)調 AAS
正直言うて、アンリシリーズは謎解きミステリとしては、
今ひとつなものばかりだが、暇潰しのエンタメとして面白さという点なら
お薦め。ただし、四つの凶器はNGだね。
神秘的な魅力があったアンリはダサくなっているし、ジェフも出ない、
怪奇性も皆無、何よりもポイントになるトランプねたが日本人にはわかり難い。

>>352
集英社だね。髑髏城も読んだ?
354: 2013/04/04(木) 09:09:26.55 ID:Ma6MUavv(1)調 AAS
>>353
はい読みました
355: 2013/04/04(木) 10:49:28.38 ID:IszEkxZu(1)調 AAS
オレも厨房の頃に図書室で読んだ
すっかり忘れてるんでもう一度読みたいけど図書館にも置いてないんだよね
356: 2013/04/04(木) 13:12:32.31 ID:03QRWwmD(1)調 AAS
「はい読みました」さん、ご苦労さまw

江戸川乱歩5
876 :名無しのオプ[]:2013/04/04(木) 09:04:02.43 ID:Ma6MUavv
書斎の論考、今日は短いが、山椒は小粒でぴりりと辛いだね。

エラリー・クイーン&バーナビィ・ロス〜PART12〜
982 :名無しのオプ[]:2013/04/04(木) 09:08:18.21 ID:Ma6MUavv
やはり書斎の論考があると心強いね。

ディクスン・カー(カーター・ディクスン)Part14
354 :名無しのオプ[]:2013/04/04(木) 09:09:26.55 ID:Ma6MUavv
>>353
はい読みました

アガサ・クリスティ 24
829 :横浜大納言様 ◆X1fU7v8HTk []:2013/04/04(木) 09:17:56.02 ID:Ma6MUavv
わが、ミステリ板のトップリーダー書斎魔神先生に敬意を表して、
今後、各スレでは、作家の呼び方を次のように統一する。
これは厳命である。

クイーン→エル
カー→ジョン
クリスティ→アガサ
江戸川乱歩→大乱歩
横溝正史→横溝御大
松本清張→清張先生
高木彬光→高木君

(以下略)
357
(1): 2013/04/04(木) 13:39:01.36 ID:sYwdNvFK(1/3)調 AAS
妖魔の森の家面白かった
怪奇的な怖さはなかったけどラストのメリヴェールのセリフでゾッとしたよ
短編の方が綺麗に纏まってて読みやすいね
今まで短編推理小説読んだことなかったから新鮮だった
軽率だった夜盗が一番好きだな
358
(1): 2013/04/04(木) 18:08:44.94 ID:s3I4dJ6k(1)調 AAS
>>357さんは、>>245さんかな?
カーで短編ミステリ入門とは嬉しいな。
「妖魔の森の家」は、怪奇というより、あの「幻想」が、あまりにも、あまりにもな
「現実」に着地してしまう哀しさが、謎解きプラスアルファの味わいとして、個人的に
心に残ってる。
傑作だけど、ああいう話ばかりだと息が詰まるから、「軽率だった夜盗」みたいにスッキリ
した話が同じ本のなかで読めるのはいいよね。
当方が「一番好き」なのは「赤いカツラの手がかり」だったりする。
359: 2013/04/04(木) 19:01:54.65 ID:Tys52HmP(1)調 AAS
自分もちょうど「妖魔の森の家」読み終えたところです。
超自然的な雰囲気があって、とても面白く読んでいた。
それがあの展開だからびっくり。
読んでいて「えっ」とリアルに声に出してしまったのは初めてかも。
思わず最初から読み返してしまった。
次は「黒死荘」か「かぎ煙草」に挑戦予定です。
360
(3): 2013/04/04(木) 19:11:16.81 ID:sYwdNvFK(2/3)調 AAS
>>358
そうです>>245です
実は中編の第三の銃声だけ未読ですw
スレ違いかもしれないがカーに限らず面白い短編があったら教えていただきたい
この前読んだ黒死荘はおどろおどろしい雰囲気といい事件の作りといい素敵だったのだけど
なんとなく長ったらしく感じた
探偵の登場まで時間のかかる作品が苦手なのかもしれない
361
(1): 2013/04/04(木) 19:14:01.44 ID:sYwdNvFK(3/3)調 AAS
第三の銃弾でした・・・
某作品とごっちゃになってた
362: 2013/04/04(木) 19:31:42.63 ID:RypmqDlA(1)調 AAS
>>360-361
その本での「第三の銃弾」は実は一部内容が削られています。
ハヤカワ文庫で完全版が出てますよ。
余裕があればそちらをお薦めしたいところです。
363
(1): 書斎魔神 </b>◆AhysOwpt/w <b> 2013/04/05(金) 00:13:07.97 ID:iKJePpjy(1/2)調 AAS
集英社のジュニア版世界推理小説全集だっけか?
もう在庫している図書館はないでしょ・・・
先行するジュニア版世界SF全集も同様かと。
(俺は先にこちらに嵌った)

何かレスに矛盾あり、シナリオのミスか?(w
>妖魔の森の家面白かった
>怪奇的な怖さはなかったけど
そもそもあの作に怪奇性を感じないという点に「?」なのだが、
>自分もちょうど「妖魔の森の家」読み終えたところです。
>超自然的な雰囲気があって、とても面白く読んでいた。
スーパーナチュラルな雰囲気なのに怪奇に非ずとは?(w
それぞれの感想を自由に述べるのはオールOKなのだが、
馴れ合いばかりに走らず、異なる見解をぶつけあってみるのも
本来は面白いはずなのだが。
364: 書斎魔神 </b>◆AhysOwpt/w <b> 2013/04/05(金) 00:21:47.53 ID:iKJePpjy(2/2)調 AAS
>>360
ジョン好きで怪奇嫌いはいないかと思うので、
あえてアガサの「洋装店の人形」を推す。マジこわな作。
早川クリスティー文庫「教会で死んだ男」に収録。
現在ではこの作品集でしか読めないので、マエストロの手になるものながら、
意外に読み落としてしまう可能性大な作だ。
365
(2): 2013/04/05(金) 00:53:48.00 ID:3Hgs2c9P(1)調 AAS
>>363
怪奇性はあるがそれに付随する恐怖をあまり感じられなったということです
妖精だのなんだの書かれたらなんとなく可愛いもののイメージが先行してしまってね・・・
黒死荘読んだ後だったていうのもあるのかもしれないけど
言葉足らずですまないね
クリスティーはあまり好きじゃないけど読んでみる
366: 2013/04/05(金) 01:09:13.95 ID:TQInyF/7(1)調 AAS
>>365
>>1-2
ネタバレバカを対等に扱わないで下さい お願いします
367: 2013/04/05(金) 06:06:33.46 ID:T5DaNe6D(1)調 AAS
ヲタの会話が自演だとバレちゃったね。
368
(1): 2013/04/05(金) 08:48:14.27 ID:nvXt/ixu(1)調 AAS
でも、いくら相手にしなくても、奴は消えないんだな。
そんなことが通じる神経の持ち主じゃないんだよ。
369
(1): 2013/04/05(金) 08:49:52.06 ID:pTC6gnrY(1)調 AAS
>>360
カーから短編ミステリを読みはじめて、しかも逆説的な「軽率だった夜盗」が気に入ったのであれば・・・
そうしたカーの師匠格・G・K・チェスタトンのブラウン神父シリーズを、やはり薦めておきたいな。
作者独特の癖のある文章に輪をかけて、読みづらい訳文(格調の高さの裏返し)が、これまで新規読者への
諸手を挙げての推薦をためらわせてきたんだけど・・・
幸い、ちくま文庫の新訳「ブラウン神父の無心」という、とっつきやすい入門コースが出来たから、もしよければ
そちらを手に取ってみてほしい。
370: 2013/04/05(金) 10:55:19.45 ID:+6ZY1REj(1)調 AAS
>>368
消えなきゃ相手していいってわけじゃないだろ
371: 2013/04/05(金) 14:49:19.15 ID:HJb7md9V(1)調 AAS
>>369
ありがとうございます
本屋で探してきます
372
(1): 2013/04/05(金) 18:43:26.87 ID:NIDbSP6M(1)調 AAS
カーが、ミステリ短編のオールタイム・ベストに挙げてたチェスタトン
作品って、「通路の人影」(『ブラウン神父の知恵』)なんだよね。
正直、え?ブラウン神父にはもっと傑作あるだろ、って感じなんだけど、
カーが影響を受けまくったのはよくわかるw
373: 書斎魔神 </b>◆AhysOwpt/w <b> 2013/04/05(金) 23:44:44.36 ID:se6PhWyd(1/2)調 AAS
>>365
俺は「妖魔の森の家」は短編ながら抑制された緊張感・恐怖感が漂う
サスペンスフルな作という評価なのだが、
>妖精だのなんだの書かれたらなんとなく可愛いもののイメージが先行して
>しまってね・・・
この日本人的感覚、というかイメージはよく理解できる。
そこで、またしてもミステリでなく恐縮なのだが、
アーサー・マッケン「怪奇クラブ」(創元推理文庫)に目を通して欲しい
ところだ。
(連作短編集なので、何か面白い短編をというニーズには沿う)
西洋におけるフェアリーはグロくて非常に恐いものとわかるはず。
374: 書斎魔神 </b>◆AhysOwpt/w <b> 2013/04/05(金) 23:56:29.86 ID:se6PhWyd(2/2)調 AAS
ジョンがG・Kの愛読者だったのは有名だが・・・
うーん、見えない男にしても神の鉄槌にしても、
ジョンなら同じネタ=トリックでもっと面白く書いたはず。
それに「ジョンがまたバカやってらあ(w 」ですむ感があるのだが、
坊主がメーンキャラだけに、辛気臭い雰囲気があるのも難なブラウンもの。
ミステリにおいては長編作家と短編作家という違いはあれど、
エンターテイナーとしての評価は、完全にジョンに軍配があがるかと思う。
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