[過去ログ] 社会派ミステリーといえば松本清張 第四章 (1001レス)
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532: 書斎魔神 ◆qGkOQLdVas 2007/03/29(木) 22:48:11 ID:YeuSwr2N(1)調 AAS
上海帰りのリルと書くとネタばれ…ではないな。
むしろこれがどう事件に絡んで来るか、未読者は乞御期待といったところか。
533
(1): 2007/03/29(木) 23:28:26 ID:RFPrKga6(1)調 AAS
>>531
おみゃーは、沼津人だら?
534: 2007/03/29(木) 23:59:57 ID:xgfLRBmk(2/2)調 AAS
>>533
違うに
535: 2007/03/30(金) 18:43:06 ID:LXNE7DQo(1)調 AAS
>>531を読むと「天城越え」を連想してしまう。
536: 書斎魔神 ◆qGkOQLdVas 2007/03/30(金) 23:16:09 ID:Aa+L10mp(1)調 AAS
原作の「天城越え」は清張作品らしい暗い叙情性が魅力なのだが、
映画版は田中裕子の失禁シーンまであったりして
ちょっとリアルで泥臭い演出なのが残念。
ラストシーンも時代の変遷を象徴するということなのだろうが、
最早、そこは淡々とした清張ワールドではないという気がする。
537
(2): 2007/04/01(日) 04:02:36 ID:7D/luO2D(1)調 AAS
『渡された場面』を読んだ。
…う〜ん、なんかいろいろ都合が良すぎ、というのが感想。
最近清張にハマってきたけど、まだ長編しか読んでいないので、
明日本屋で短編を購入してきたいと思います!
538: 2007/04/01(日) 08:46:21 ID:dS7hGnmh(1)調 AAS
>>537
個人的には短編集は角川文庫「潜在光景」
新潮文庫の「張込み」「黒字の絵」「駅路」「共犯者」がおすすめ
539
(2): 2007/04/01(日) 17:24:37 ID:K7sxHUjK(1)調 AAS
初めまして。父の部屋から拝借していた「砂の器」を今日読み終えました。
次もまた長編を読みたいのですが、父の部屋には
「強き蟻」「十万分の一の偶然」「黒い樹海」「黒い画集」「小説帝銀事件」「眼の壁」「虚線の下絵」
があります。
この中で皆さんが「面白い」とか「これは読むべき」とか思ったものをお勧めして頂けると有難いです。
宜しくお願いします。
540: 書斎魔神 ◆qGkOQLdVas 2007/04/01(日) 17:31:26 ID:r06MkVvW(1)調 AAS
>>537
繰り返しになるが、新潮文庫の傑作短編集(6冊)を読了するのが無難。
是非、ミステリに限定せずに読んで欲しい。
実は俺も当初は清張短編はミステリばかりチョイスして読んでいたのだが、
後には初期の普通小説や時代小説の面白さに魅了されたひとりである。
541: タブレット 2007/04/01(日) 20:46:33 ID:OaSnRypz(1)調 AAS
『そういうのをペンコジキって言うのよ、ほら下がって下がって』

『あたしまだ若いのよ〜

『おばあさんになってしまうう〜』
542
(1): 書斎魔神 ◆qGkOQLdVas 2007/04/01(日) 21:30:08 ID:82UdiZ8H(1)調 AAS
>>539
幸いというか、清張作品中でもバラェティに富んだものが並んでいる。
一推しは「黒い画集」。
清張ミステリの魅力はこの中・短編集に凝縮されていると言うても過言ではない。
543: 539 2007/04/02(月) 20:38:19 ID:cqk03nFq(1)調 AAS
>>542
ありがとうございます。
気が変わって短編読みたくなったので、「黒い画集」を昨日から読み始めてみました!
544: 2007/04/04(水) 22:45:51 ID:QzaSZewl(1)調 AAS
釣れましたね。
545
(1): 2007/04/05(木) 14:21:40 ID:6vhyfV03(1)調 AAS
題名が思い出せません。
地震があった日、不倫してた為にその場所におらず
その地震があったことがわからなかった…
というような話です。
何かとごっちゃになってるかもしれないです。
546: 2007/04/05(木) 18:12:14 ID:NOHVyai2(1)調 AAS
いいたくてもそれにこたえるとネタバレではないかw
547
(1): 2007/04/06(金) 08:11:03 ID:mPjdbr8U(1)調 AAS
>>545
「青の断層」だな。
548: 2007/04/07(土) 16:22:50 ID:B5JWac7w(1)調 AAS
>>547
ありがとうございました。
549
(2): 2007/04/09(月) 01:19:12 ID:+mKchKVK(1)調 AAS
「ガラスの城」のヒロインは
結局不細工だったんでしたっけ?

自分のことを第三者が書いたみたいな
手記形式の小説だったような…??
550
(1): 2007/04/09(月) 03:52:07 ID:57xRE6SP(1)調 AAS
>>549
あれは清張には珍しい叙述ものだね。
551
(1): 2007/04/09(月) 21:42:12 ID:BLMaX+66(1)調 AAS
549,550
とりあえず自分で削除依頼しておくれよな
552: 2007/04/11(水) 21:06:37 ID:i00MYwRn(1/2)調 AAS
>>551
>>549>>550が何か悪いことしたの?
553: 2007/04/11(水) 21:09:11 ID:i00MYwRn(2/2)調 AAS
球形の荒野の主人公二人のやりとりが、とても面白いです。
554: 書斎魔神 ◆qGkOQLdVas 2007/04/11(水) 23:19:31 ID:92m7BTnD(1)調 AAS
本筋には関係しないものの「球形の荒野」の薬師寺等奈良の観光スポットが
あまりに閑散とし過ぎているという感がある。
多忙ゆえ執筆前の実地調査を略してしまったゆえであろうか。
555: 2007/04/12(木) 20:27:10 ID:GixQeRTY(1)調 AAS
これが中国の現実だ!直視しろ!

最も有名な中国収容所の全貌。
冷たいコンクリートの上に裸で這い蹲らされている
画像リンク

信じられないほどの過密な収容環境。
画像リンク

一列に並べられはずかしめられる
画像リンク

人間性のかけらもない収容施設記念写真
画像リンク

556: 2007/04/13(金) 21:44:37 ID:rb21m9N1(1)調 AAS
連環は面白かったな。
557: 2007/04/14(土) 21:59:27 ID:fLoq2KNT(1)調 AAS
「ゼロの焦点」(ウィキペディアより)

新潮文庫版のカバー裏表紙に記載されたあらすじに、物語の過半にいたって明かされる事実が
書き込まれてしまっており、ネタバレが惜しまれる。

外部リンク:ja.wikipedia.org
558
(1): 2007/04/15(日) 15:52:06 ID:iyXETTmd(1)調 AAS
証明 黄色い風土 火と汐 紙の牙 草の陰刻
を図書館で借りました。読みつくしたと思っていた清張の作品で
読んでないものが発見できて良かったです。清張の作品は絶版が
けっこうあると思いますので図書館で探せばけっこう知らない作品が
眠っていることがあるんですね。
559: 虚構世界内存在 ◆vWilh8Qklc 2007/04/15(日) 18:24:33 ID:Gc3G0/Jv(1)調 AAS
「淫乱肉便器と淫乱肉便器候補」への間接的道程(1)

したらば板:game_36649
「虚構世界 円の紋章」からどうぞ。
560
(1): 2007/04/15(日) 18:29:16 ID:eEf6KjWe(1/2)調 AAS
>>558
全部近所のブクオフにあるぞ
561
(1): 2007/04/15(日) 20:02:53 ID:DIf3MW1r(1)調 AAS
「松本清張の陰謀」というのを読んだ。
これけっこう面白いよ。
日本の黒い霧は陰謀だというわけですが、陰謀かどうかより
あれ読んでノンフィクションだと思うほうが
おかしいよ。
普通は小説っぽいドキメントノベルだと思うよな。
562: 書斎魔神 ◆qGkOQLdVas 2007/04/15(日) 22:27:21 ID:OsjCDeaz(1)調 AAS
俺が知る限り、清張先生が自身の古代史解釈や謀略史観(?)に対する批判に対して、
シリアスに反論していた記憶は無い。
つまり、意図が>>561にあるとおりだったのであろう。
ムキになるほど作者の術中にはまっているというわけである。
563: 2007/04/15(日) 23:34:07 ID:eEf6KjWe(2/2)調 AAS
佐藤一って東芝のオルグだったんだが下山事件研究会のときに
警察に取り込まれてそれから反日共・反清張の専門家になった人だよね
元松川事件被告
564: 2007/04/15(日) 23:35:19 ID:orgN00Vz(1)調 AAS
平和憲法にYES 戦争憲法にNO

憲法9条は改憲してはならない。日本の為にならない。
日本人ではない朝鮮総連や民団でさえ、日本を心配して改憲への反対運動を行ってくれている。
私は日本人だが、「改憲すべき」などという者は、日本人として彼らに恥ずかしいと思います。

Q.中国から身を守る為、戦争に対する抑止力が必要では?
A.前提から間違っています。そもそも、中国は日本に派兵しようと思えばいつでもできました。
  なぜなら、日本は9条があるため、空母や長距離ミサイル等「他国を攻撃する手段」がない。
  つまり、日本に戦争を仕掛けても、命令をだした幹部の命や本国の資産は絶対に安全なのです。
  にも関わらず、中国は、今まで攻めずにいてくれたのです。

Q.日米安保も絶対ではないのでは?
A.いえ、絶対です。
  知り合いの韓国人の評論家もそう言っていますし、私も同じ考えです。
  そして日米安保が絶対なら、日本を攻める国はなく、改憲の必要はありません。
  米国と戦争をしたい国はないからです。

Q.9条が本当に平和憲法なら、世界中で(日本以外に)1国も持とうとしないのはなぜか
A.誤解を恐れずに言うなら、日本以外のすべての国が誤っているとも言えます。
  「敵国に反撃できる手段を持つ国は攻められづらい」というのは、誤った負の考え方です。
  (もっとも韓国や中国の軍に関しては、日本の右傾化阻止の為でもあるので例外ですが)
  さらに日本の場合、隣国が韓国・中国・ロシアと、GDP上位の安定した国ばかりです。
565: しもきた 2007/04/15(日) 23:40:53 ID:EoHG5BKk(1)調 AAS
塩沢、って多いけども、

ジンフィーズ
ハイボール
ピンクレディ

以外のカクテル的な飲み物が出てくる本知らない?
結構読んだけど、ほかに出てきた記憶がない。
566: 2007/04/16(月) 19:11:49 ID:LgRtNwU7(1)調 AAS
清張の古代史に関する説の専門家の受け止められ方ってどうなんだろう。
斉明朝だかの文化に胡人(ペルシャ人)の影響があるという説についてはそれなりに認められている、
(そもそも清張の独創出もない)ようだが。
567: 2007/04/16(月) 20:14:22 ID:HZ/XQmle(1)調 AAS
「火の路」のゾロアスター教説は  (',_ゝ`)プッ 程度の扱いらしいよ
568: 書斎魔神 ◆qGkOQLdVas 2007/04/16(月) 22:00:53 ID:Jb4Fn8lf(1)調 AAS
清張先生の邪馬台国に関する論は、あの騎馬民族征服説で有名な江上波夫先生が評価
していたそうだ。
業界を越えたトンデモ仲間か?
569: 2007/04/17(火) 09:59:54 ID:2QYZ13Bs(1)調 AAS
学界は派閥が物を言うから…w
570: 書斎魔神 ◆qGkOQLdVas 2007/04/17(火) 21:51:22 ID:xLBKLcPv(1)調 AAS
非常に好漢で話術も巧みだったという江上先生、取っ付きは悪いが話し始めると意外に
優れたストーリーテラーぶりを見せた清張先生…
内容(つまらないという意味ではなく、むしろ面白過ぎる点が問題かも)よりも、
物事のPRにおける「語り」の重要性をあらためて痛感する。
571: 2007/04/18(水) 11:44:48 ID:NyWG39NU(1)調 AAS
清張の蔵書の一部
「唐令拾遺」「唐代邸店の研究」「支那経済史考証」「中国経済史研究」「宋元水利史研究」
「中国古代工業史の研究」「門閥社会成立史」「明代文化史研究」、、、
はっきり言って清張が作品を書くにはここまでの専門書は必要ないだろう。
清張にも学問コンプレックスがあって、畑違いの東アジア史の研究、これらの専門書の
収集をしていたのではなかろうか。
572: 書斎魔神 ◆qGkOQLdVas 2007/04/18(水) 21:19:49 ID:eoZKi8xs(1)調 AAS
作家本人のインタビューや担当編集者(文春)の半藤一利氏の談話とかを見ると、
学歴・学問コンプもあったであろうが、
「とにかく文献を読み解くのが面白い」という趣味の問題もあったと思う。
趣味の範疇の一部が文筆家としての仕事として結実しているということではないか。
573
(1): 2007/04/19(木) 21:39:11 ID:J7DK5gAV(1)調 AAS
>>560
それほど古くて絶版品はブクオフには普通ないよ。どこかの古書店と
勘違いしてないか?
574: 2007/04/20(金) 03:32:20 ID:C9n2SMc5(1)調 AAS
新潮・文春・講談社・角川等、大手出版社の文庫ではここ1年くらいで清張作品が軒並みばっさり切られたね。
いまやかなりメジャーな代表作じゃないと読めなくなってる。
575
(1): 2007/04/20(金) 11:47:58 ID:CoyQEwIk(1)調 AAS
>>573
それぐらいのラインナップなら数年前までは新品で普通に本屋にあったぞ

「北の詩人」「神と野獣の日」ぐらいのやつは見かけないが。

「象の白い脚」「棲息分布」はついこないだ近所の古本市場でゲトしたが
576: 2007/04/20(金) 18:50:59 ID:CiSIeT9a(1)調 AAS
俺のようにカッパノベルスコンプを目指す場合見つからないもの多すぎ
577: 書斎魔神 ◆qGkOQLdVas 2007/04/20(金) 21:39:12 ID:W/gZTfa6(1)調 AAS
カッパは短編集に関しては近年再版されたため入手し易いが、
長編収集を続けるのは苦しいな。
カッパノベルスが清張作品の普及版だった時代もあったというのに。
578
(1): 2007/04/21(土) 09:02:56 ID:Ddtn8p2B(1)調 AAS
>>575
それって文庫本じゃなくて?俺が言っているのは当時のハードカバーで
昭和四十年代とかに発刊されたものだけど。。
ちなみに第二刷で昭和四十年十二月発行だった。草の陰刻
579: 2007/04/21(土) 09:20:00 ID:AcrUDEFg(1)調 AAS
>>578
うっせーな、じゃあ最初からそう言えよ
580
(1): 2007/04/22(日) 17:10:18 ID:io9rtVYp(1)調 AAS
死の枝って短編集を読んだ人いるかな?
やっぱり殺人事件系のないようですか?
581: 書斎魔神 ◆qGkOQLdVas 2007/04/22(日) 21:13:39 ID:IxkkfcXh(1)調 AAS
>>580
ミステリ短編集。
「天城越え」とか好みなら、
「家紋」「入江の記憶」といった初期清張短編らしい暗い叙情性に富んだ作がお薦めだ。
トリッキーな作なら前にも話題に挙がった「偽狂人の犯罪」が良い出来。
とにかく買いな作品集なのは間違いない。
582: 2007/04/23(月) 01:49:06 ID:bxMyYJND(1)調 AAS
清張記念館に行ったら、
絶版や在庫切れの本置いてますかね?
583: 2007/04/23(月) 04:46:17 ID:+L2A9Ie3(1)調 AAS
まあ記念館はものを売るところじゃないし、気になるなら直接聞いたら?
584: 2007/04/23(月) 12:21:23 ID:i3AaaMHK(1)調 AAS
松本清張記念館公式ウェブサイト
外部リンク[html]:www.kid.ne.jp
585: 2007/04/24(火) 13:18:12 ID:7lOixPkK(1)調 AAS
タイトル:社会派ミステリーといえば松本清張 第四章
URL:2chスレ:mystery
【糞スレランク:SS】
直接的な誹謗中傷:43/584 (7.36%)
間接的な誹謗中傷:506/584 (86.64%)
卑猥な表現:26/584 (4.45%)
差別的表現:13/584 (2.23%)
無駄な改行:3/584 (0.51%)
巨大なAA:0/584 (0.00%)
by 糞スレチェッカー Ver0.72 外部リンク[cgi]:kabu.tm.land.to
586: 2007/04/28(土) 19:48:07 ID:jHQzucX8(1)調 AAS
清張に『密教の水源をみる』というエッセイというか紀行があるんだが、
そこでの空海の扱われ方は、司馬遼太郎の『空海の風景』と唖然とするほど違うね。
清張のは全く夢もロマンもないのね。清張のリアリストぶりがよく分かる。
587: 書斎魔神 ◆qGkOQLdVas 2007/04/30(月) 14:43:40 ID:93/+5Y2O(1)調 AAS
歴史(そこに登場する人物も含めて)に関して、
非常にクール、かつ、シニカルに見ているのが清張作品の特色であり、
短編にもその傾向が顕著である。
(「明治開化事件」など登場人物をつき離し過ぎていて気の毒な感さえある)
この辺がシバリョウとの大きな違いか。
588
(1): 2007/05/05(土) 18:38:57 ID:iGgva/UO(1)調 AAS
昨日の時効警察で清張のパロっぽいシーンがあったのだが(以下はwikからコピペ)

七海奈美(村岡希美)
代表作は「あれは事故」、「点と天」、「地下の歯」、「京都の旅」、「高田の家」など

卯月善(矢崎滋)
推理小説家。玲子の父。星野が来る度なぜか対応が変わる。代表作は「ずるっこいやつら」。
島の巨人推理小説賞の選考委員も務めていた。

点と天,高田の家,ずるっこいやつらは、点と線,高台の家,わるいやつらのパロと分かったが
他のは何のパロなの?エロイ人教えて!
589: 書斎魔神 ◆qGkOQLdVas 2007/05/05(土) 19:54:22 ID:dpOhxuFV(1)調 AAS
>>588
「京都の旅」という著書(共著)は存在する。

「あれは事故」→「事故」
「地下の歯」 →「地の骨」
かな。
590: 2007/05/05(土) 21:41:21 ID:s5QSlark(1)調 AAS
砂の器つまんなくね?
591: 2007/05/05(土) 21:55:56 ID:gV4+rvN9(1)調 AAS
人それぞれ
592: 2007/05/05(土) 22:30:28 ID:mc068erR(1)調 AAS
映画はいいぞ
ドラマはウンコ
593: 書斎魔神 ◆qGkOQLdVas 2007/05/06(日) 13:42:07 ID:WmsvFbjr(1)調 AAS
「砂の器」に関しては、原作と映画は完全に「別物」と判断して鑑賞するのが最適。
594: [sage 出生の秘密を隠すため] 2007/05/06(日) 15:21:00 ID:pGCoSDYo(1/2)調 AAS
『砂の器』の犯人の動機って目欄の一種なわけだけど、殺人までするほどのことなのか?
という説得力がもう一つ弱いように思うが、あれが書かれた時代はそれほど重大なことだったのだろうか?
595: 七資産1970 2007/05/06(日) 17:08:31 ID:Iy+Bvdzo(1)調 AAS
不確かで煽りになるかもしれないが

遺伝性で不治の病気にかかっている・・恐れがある
周囲の人々から忌避される
治療という名目で隔離され、一生治療施設から出ることができない
子供を生み育てることは禁止

芸術家として華々しい成功をおさめている者にとって耐え難いことでは ?
596: 2007/05/06(日) 17:34:53 ID:pGCoSDYo(2/2)調 AAS
そういう時代だったとしても、被害者は人の良い老人だから秘密にしておいてくれ、
と頼めば快諾してくれそうな人物だよね、老人だから先も長くないだろうし。
こういう推理小説だから殺しがなければ話が成り立たないわけだけど。
597: 2007/05/06(日) 21:50:26 ID:Z4YBgvcU(1)調 AAS
殺人なんてリアルの世界でもそんなもんだろ
598: 書斎魔神 ◆qGkOQLdVas 2007/05/07(月) 22:04:58 ID:Cj2keoCa(1)調 AAS
「砂の器」に出て来る偏見を肯定するかの如き法令が撤廃されたのも
近年になってのことであるし、
犯人があの時代に疑心暗鬼に陥るのも無理ないという感がある。
599
(1): 2007/05/08(火) 01:15:46 ID:+KxdWDYz(1)調 AAS
『砂の器』には、前にも話題で出ていたように、
冗長な描写や結局本筋とは直接関係がなかった、という場面が多い。
刑事の東北カメダ行き、
刑事が被害者が見たニュース映画に手がかりがあると思い何度も映画を見せてもらう、
等、
結局徒労だったという描写。
これはご都合主義という批判をかわすため、わざと冗長さ・ノイズを加えたという解釈も出来るが、
東北カメダ行きではやっぱりご都合主義がみられるので、結局はいつもの清張長編というしかない。
600
(2): 2007/05/08(火) 11:45:26 ID:Dq53swKo(1)調 AAS
「砂の器」のオモシロサ
映画>>>>>>>>>>>>>>>>原作>>>>>>>>>>中居ドラマ
601: 書斎魔神 ◆qGkOQLdVas 2007/05/08(火) 22:15:03 ID:eV0PNBmy(1)調 AAS
「砂の器」(原作)の刑事の捜査には、偶然による御都合主義が連発されるため、
>>599に対する異論はない。
>>600の評価(というより嗜好)も「>」の数(つまり優劣の度合い)を除いて、
こういうのも有りかとは思うが、そもそも原作と映画版をダイレクトに比較するべき
ではない類の作かと思う。
原作の最大の面白味であるトンデモトリックを捨象して、
ミステリとしての売りを減退させ、その分、松竹十八番の人間ドラマに力を
注いだのが映画としての成功の因かと思う。
これはもう2次創作に近い世界となっている。
602: 2007/05/09(水) 01:43:35 ID:3Q2napC0(1)調 AAS
清張映画では、
『砂の器』では砂丘を行く巡礼姿の親子の幻想的なシーン、
『ゼロの焦点』の断崖のアレ、
『天城越え』のトンネルのシーン
などが一般的には印象的だろうね。

自分は清張映画の最高傑作は『鬼畜』だと思う。
主演の緒形拳の演技は異様にリアリティがあるし、恐妻の岩下志麻はホントに怖い。
子役がホントに怖がってたというのも頷ける。そして救いようの無い話。
何ともかんとも言い難い不愉快な気分になる作品。
原作にかなり忠実な映画化ではあるが、ラストは原作に比べて「甘い」かなという気はした。

この時期の緒形拳はこういった作品で飛ばしまくっていて『復讐するは我にあり』でも
ムチャクチャはまり役で怪演してる。
603: 2007/05/09(水) 21:13:14 ID:jHXiKleX(1)調 AAS
>>600
中居の「砂の器」は清張ドラマんなかでも最低レベルだろ
604: 書斎魔神 ◆qGkOQLdVas 2007/05/09(水) 21:14:28 ID:iTPaDPL7(1)調 AAS
「砂の器」も「天城越え」も原作には無い名シーンが存在し、
これが映画独自の存在感を高めていると言える。
「鬼畜」も面白いことは面白いのだが、
(東京タワーに女の子を置き去りにし、電車の車中からライトアップされたタワーを
見上げる主人公のなんとも言えない表情が印象的だ。これも短編である原作には
存在しないシーンである)
>ラストは原作に比べて「甘い」かなという気はした。
全く同感だが、最後だけちょこっと登場する映画オリジナルの大竹しのぶ演じる
婦警の存在(殺されかけた少年のみならず観客にとっても救いとなる)は、
いかにも松竹作品らしくはある。
605: 2007/05/15(火) 22:40:55 ID:XDnHoHi9(1)調 AAS
清張で俺のロリ心を刺激する作品ありますか?
606
(2): 2007/05/16(水) 10:35:12 ID:hw9GMcHG(1)調 AAS
何度も指摘されてるように清張は年増趣味。
十代の女性が主役はおろか端役で出てくる作品さえほとんどないのではないか。
「高校殺人事件」というのは高校生が主役なのだろうが、女生徒が出てくるのかは
未読なので知らない。
607
(1): 2007/05/16(水) 14:48:06 ID:osaQUpkX(1)調 AAS
>>606
出てきて大活躍だよ。
608
(1): 書斎魔神 ◆qGkOQLdVas 2007/05/16(水) 21:47:35 ID:6zWz0j3q(1)調 AAS
ロリってわけではないが、「黒い樹海」「蒼い描点」等通俗長編では普通に若い女性が
ヒロインとして活躍しているし、
他作でも、脇役で登場する若い女性の描写が案外に活き活きとしている点を見ると、
清張先生も若い女の子には普通程度に興味があったのではないか。
609
(1): 2007/05/17(木) 06:47:33 ID:UFJ0eR6Z(1)調 AAS
砂の器の「東北弁のカメダ」で、東北地方しか探してなかったけど、
函館にも亀田ってあるのに(しかも東北訛りが強い)
なぜそれが候補に挙がらなかったんだろう…っていうのはガイシュツ?

まぁ、別の場所に東北訛りで喋る地方があるってネタを使いたかった
のはわかるけどさ。
610
(1): 2007/05/17(木) 19:26:12 ID:nfiyB6iv(1/2)調 AAS
てか函館の言葉は東北なまりとはちがうような
611: 2007/05/17(木) 19:29:58 ID:nfiyB6iv(2/2)調 AAS
おいおい距離めちゃくちゃじゃねえか
だったら空港なんて金浦空港だったりしてもいいじゃねえかよ
612
(1): 2007/05/17(木) 21:37:02 ID:nevApfZC(1)調 AAS
>>608
本人が年増趣味だからって登場人物全部年増にするわきゃねーだろアホ
613: 2007/05/17(木) 22:05:53 ID:GuW8pQGT(1)調 AAS
>>609-610
むしろ新潟の亀田
614
(1): 2007/05/18(金) 00:28:12 ID:m+bFAxKB(1)調 AA×

615: 書斎魔神 ◆qGkOQLdVas 2007/05/18(金) 23:40:07 ID:xNH/DfXt(1)調 AAS
>>612はとても松本清張の読者(そうではない?)が書いたとは思えない外したもの
なのが悲しい。

>他作でも、脇役で登場する若い女性の描写が案外に活き活きとしている点を見ると、
と記したが、他にも、清張先生が若い女性を結構興味をもって観察していたのではないか
と推察出来る作に「梅雨と西洋風呂」に登場する若いホステスに関する描写が思い浮かぶ。
刑事が訪問すると、昼間、男と暮らしている小汚いアパートで浴槽掃除をしているシーンなど、実にリアルな生活感に溢れていた。
この辺は、興味をもって取材し執筆しないと、なかなか出ない味わいと言い得る。
松本清張という作家、ラブシーンは書けないと言われていたが、決して女が書けない作家ではなかった。
616: 2007/05/21(月) 00:05:27 ID:CQtEnrUk(1)調 AAS
>>614
闇がみえるな
恐ろしいまでの・・・
617: 2007/05/23(水) 11:27:22 ID:DFYju6Bj(1)調 AAS
文春文庫「事故」読んだ
618: 2007/05/23(水) 16:48:24 ID:mbmoPUOz(1)調 AAS
だから何?
619: 2007/06/08(金) 18:04:56 ID:uc9hmjSP(1)調 AAS
「ある遭難」が好きだ。
じわじわと追い詰めるところと落ちが
620: 2007/06/24(日) 20:50:12 ID:oqY45T53(1)調 AAS
つか「けものみち」読んだらおもしろくて、
ついでにテレビドラマのほうも見たら超つまんなくて一話と二話見ただけで止めた。
なんか米倉の顔は私が想像してた民子と合ってたけど演技の仕方がなー……
小滝も秦野も合ってない。

ドラマのほう見なきゃよかった
621
(1): 書斎魔神 ◆qGkOQLdVas 2007/06/24(日) 21:19:02 ID:TdYWdYY2(1)調 AAS
暇潰しの読物としては良いとしても、
「けものみち」は原作もそんなに良いだろうか?
上巻終了部分のホテルの目撃シーンあたりから、
清張長編にありがちな極端な偶然性や御都合主義過ぎる展開が目立ちだし、
がっくりした記憶がある。
622: 2007/06/25(月) 12:19:29 ID:MYP+Kctj(1)調 AAS
>>621

人が面白かったといってんだ。
他人がとやかく言う問題ではない。
623: [age] 2007/06/25(月) 12:30:09 ID:ipaXyAua(1)調 AAS
人大杉の謎も社会派的に解明して欲しいよね。
624: 2007/06/27(水) 07:31:25 ID:o/ZgfY6C(1)調 AAS
>>606-607
そもそも高校殺人事件は執筆背景が特殊すぎて松本清張本来のテイストではない。
確か、元は高校コースだったかに連載された作品で
作風、文体、キャラクター、キャラの口調、ストーリー全てにおいて、
高校生の読者という事を配慮したよそ行きの作品であり、
松本にとって余技みたいな仕事であったろう。

もっとも小説家にとってその余技の仕事が大変な成功を収めることはある。
コナン・ドイルのホームズ物、乱歩の少年ものなどがそうだ。
625
(2): 2007/06/27(水) 14:13:18 ID:PVbTdaNN(1)調 AAS
清張に高校生向け青春推理?を依頼した編集者も何考えてたのか?という気もするね。
もうずっと以前に読んだんでうろおぼえだけど、恋愛っぽいエピソードとか、
青春物的な要素は希薄だったような。
626
(1): 書斎魔神 ◆qGkOQLdVas 2007/06/27(水) 21:57:28 ID:GxY3GyHl(1)調 AAS
清張先生が書く高校生はアダルト過ぎるような(w
喉を切られると笛のような音が出るという凄惨なシーンを
間接的な語りだけで淡々と描くところが印象に残っている。
これがかえって恐い。
627: 2007/06/27(水) 22:55:08 ID:RC/YQRYn(1)調 AAS
さっきテレビで松本清張会長なんていってたんでなんだとおもったのだが、よくよく聞くと松本政調会長ですた
628: 2007/06/28(木) 07:40:08 ID:dP6CXbM2(1)調 AAS
>>626
昔の人は大人になるのが早かったというし、
こんにちの高校生や大学生を見るような目では見てはいけないのかも。

>>625
思えば金田一耕介は怪獣男爵と闘い、
神津恭介も死神博士とやりあって
「善と悪の闘いは永遠に戦うが悪が現れる限りぼくは闘うよ」とか
普段の作品からは考えられないような発言をしている。
松本清張の高校殺人事件の場合は
少々おかしなとこがあっても青春推理小説程度なら
まだマトモなほうだろうね。
629
(1): 書斎魔神 ◆qGkOQLdVas 2007/06/28(木) 22:04:23 ID:M7hGZDlB(1)調 AAS
清張先生にリアルな高校生活体験(旧制)が無いことも、
「高校殺人事件」という作品の雰囲気に影響しているやに思える。
実体験があれば、もう少し叙情的な作になったのではないか。
木君の「わが一高時代の犯罪」のような。
630: 2007/06/29(金) 03:07:27 ID:S1h4N9j+(1)調 AAS
283 :最低人類0号 :2007/06/28(木) 22:14:53 ID:nA7iEpus
2chスレ:mystery
・・・これが清張どころかあらゆる創作というものを否定する言葉だと気付かないのはバカだからでしょうな。
631: 2007/06/29(金) 04:37:36 ID:LtjDc+Sv(1)調 AAS
作者が実体験していたり、造詣が深いことについて書く場合の方が、
やはり、リアリティや説得力があるでしょう。
作品を書くためだけに付け焼き刃的お勉強をした場合よりは。

清張の場合、長く住んでいた北九州が舞台になることが多いし、
印刷工だったから、そのネタも多い。
戦争中は朝鮮に配属されてたから、そのネタもしばしば出てくる。
そういうのにはリアリティや臨場感を感じます。

そして作品を書くための勉強についても、清張は半端じゃなかった、
とはよく言われる話。
632
(1): 2007/06/29(金) 19:40:28 ID:F5E/PFKh(1)調 AAS
高校殺人事件いいと思うよ。
ミステリとしてはアレだが単に小説としては
楽しいし時代も感じさせる。

>>625
編集者は出来とかどうでもよくて
単にネームバリューが欲しかったんだろうね。
「高名な推理作家である松本清張先生が高校コースに連載します」
これだけで大変な宣伝になったんだろう。
編集者よりもむしろ松本清張がこんな畑違いの仕事を受けたほうが不思議だ。
633
(1): 書斎魔神 ◆qGkOQLdVas 2007/06/29(金) 21:04:53 ID:02byqbm+(1)調 AAS
>>629のどこに「高校殺人事件」を否定するような内容が書いてあるというのか。
清張先生に旧制中学在学の実体験があれば、異なる雰囲気の作となったのではないかと
書いたのみである。
コテハン叩きのみに特化したレスは非常に見苦しいものがある。
634: 2007/06/29(金) 23:23:45 ID:yRHOpuMd(1)調 AAS
>633
コピペを叩いていい気になってるお前の書き込みが見苦しいわアホ
635: 2007/06/30(土) 07:44:58 ID:kf4hDfxe(1)調 AAS
2chスレ:mystery

自治スレで数ヶ月に渡って連続して行われているコピペ荒らしを運営に報告する議論をしています
コピペが迷惑だと思う方はぜひ参加してください
636: 2007/06/30(土) 14:07:59 ID:Rylf4te4(1)調 AAS
渡された場面ておもしろい?
637: 2007/06/30(土) 16:40:30 ID:YRyM2uPg(1/2)調 AAS
ネタ的には複雑でもないしヒネリも少ないが、小説としてはおもしろい。
人間描写がいいのと、捜査を詰めていく過程がいいね
638: 書斎魔神 ◆qGkOQLdVas 2007/06/30(土) 20:22:45 ID:NHclVAHu(1)調 AAS
「渡された場面」は、作者がリアルな素材を小説的に表現したとする点
(人物の脚色、これが事件の肝のひとつである)などが面白かった。
そして相変らず情景描写の的確さは冴え渡っている。
地味な作品だが、刊行当時はビッグネームのせいかベストセラー。
639: 2007/06/30(土) 20:49:36 ID:Myjv+JMh(1)調 AAS
文学好きの刑事が文芸誌を読んでいて、その中の描写が手がかりになったという話、
なんというタイトルだったか分かる人、教えて。
まさか、それが「渡された場面」じゃないよね?
640: 2007/06/30(土) 22:40:54 ID:YRyM2uPg(2/2)調 AAS
それが「渡された場面」だよwwいや、ほんとに
641
(1): 2007/07/01(日) 09:24:16 ID:qMl9QF/P(1)調 AAS
>>632
あの当時は清張に限らず、新進の推理作家はひととおり学習雑誌に執筆していたようです。ジュブナイル専業の作家が少なかったせいかも。
あと、「高校殺人事件」以前にも、「中学コース」などで歴史小説の連載がいくつかあるので、清張のジュブナイル執筆はそれほど畑違いというわけでもないはず。多少力は抜いてたんでしょうけどね。
642: 書斎魔神 ◆qGkOQLdVas 2007/07/01(日) 16:00:47 ID:xOyuEiMO(1)調 AAS
時代の要請もあったのだろうが、やはり作風がジュブナイル向きではない。
「笛壷」「石の骨」「断碑」等の主人公には真の思い入れが感じられる。
643: 2007/07/01(日) 17:16:44 ID:tFqrd2tt(1)調 AAS
>>641
歴史小説と推理小説は違う。
644
(1): 2007/07/02(月) 15:05:18 ID:uumfiH0h(1)調 AAS
時間の習俗はおもしろい?
645: 書斎魔神 ◆qGkOQLdVas 2007/07/02(月) 22:36:00 ID:XOsuiZkM(1)調 AAS
>>644
読む価値はある。
キャメラのトリックよりも、
現代の方がむしろ説得力があるもうひとつのメーントリックに感心した。
「点と線」の刑事コンビが気に入っている場合も手にするべきである。
646
(1): 2007/07/06(金) 06:59:54 ID:ylURBrtS(1)調 AAS
彩り河は読んだ人いる?たまたま家にあった上巻を読んで結構はまって、
下巻がいくら探しても見つからないから本屋に行って買おうと思ったんだけど、
3件ぐらい回ってもなくて、もう結構興味が薄れてきてしまった。でも、結構上巻
読むだけだとおもしろかったから、下巻もおもしろいならどうにかして手に入れる
つもりだけど、読んだ人どうだった?
647: 2007/07/07(土) 06:35:01 ID:FzU4d8C5(1)調 AAS
 昨日今日と、久間防衛大臣の辞任問題が新聞紙上を賑わしている。しかし、ここまで愚かな内閣だとは思わなかった。
そもそも総理の実力もなく人選ミスばかりしている安倍首相。松岡農水相の自殺も腑に落ちないが、今回の「しょうがない」発言も国民を馬鹿にしているとしか言いようが無い。
辞任は当然であろう。

 そもそも世界で唯一の核被爆国であり、核の悲惨さを訴えなければならない国の立場にあるべき防衛大臣が、なんたる無責任発言をしてしまうのだろうか。こいつも大臣の器ではないなあ。
どうみても落とした側のアメリカ側に立って物を言っているとしか思えない。アメリカは戦争を仕掛けたのは日本であり、戦争終結を早めるのには核爆弾が効果的だったと、考えているかもしれないが、
アメリカ国民は、核の悲惨さを何処まで認識しているかも疑わしく、20世紀の偉大なる発明の一つに核爆弾をリストアップしているほどだ。
またアメリカの識者までが、原子爆弾を日本に投下したことにより、戦争の犠牲者をこれ以上出すのを食い止められたと、トンチンカンなことを言っているのだ。だから日本が中心になって、
核廃絶を訴えたところでアメリカは、何処まで核問題に真剣になっているか疑問符がつくのである。

んな中で、防衛大臣という要職につく人が、被爆者遺族を逆なでするようなことを平然と言って、けして許されるものでは無いだろう。
本当に安倍内閣は瀕死の重傷と言ってしまってもいい状態である。
ところで、防衛庁が何時の間にか、ドサクサにまぎれて防衛省に昇格して、長官が大臣になってしまった。
これでますます憲法第九条の改憲が現実味をおびてきそうだが、なんか気づかない間に、どんどんときな臭くて保守的な国家になっていく。それで、まさか宮内庁までが宮内省にならないだろうなあ・・・・・。
ああ、コワ! 主権在民は何処へいく!
648: 2007/07/09(月) 22:34:10 ID:WqGiT3JG(1)調 AAS
今野敏『隠蔽捜査』というのを読んだ。
警察庁のキャリア組エリート官僚が主人公で、仕事は専ら他人との折衝や事務で自ら捜査はしない。
ガリガリの出世主義者として描かれていて清張作品ではまず叩かれる対象。
でも、社会派的要素もありキャリアはキャリアで辛いんだよ、みたいな描かれ方で、
清張流の、靴底をすり減らす刑事小説の対極でもあるが、また案外近いものでもある。
649
(1): 2007/07/10(火) 01:10:41 ID:ZGiH61kJ(1)調 AAS
>>646
彩り河、上巻読んで気に入ったのなら下巻も読むべきでしょう。
終盤にかなり意外な事実も明らかになる。
もちろん個人差はあるが、少なくとも俺は楽しんで読みました。
650: 2007/07/14(土) 19:11:25 ID:ZXabtnsN(1)調 AAS
>>649
レスありがと。下巻も読んでみる!っていうか、
上巻読んでからかなり時間経ってるから上巻から読み直してみる
651: 2007/07/17(火) 07:41:05 ID:14QB8gMn(1/2)調 AAS
清張作品に二作以上の名探偵っていないのか?
652: 2007/07/17(火) 07:41:55 ID:14QB8gMn(2/2)調 AAS
清張作品に二作以上に登場する名探偵っていないのか?
653: 2007/07/17(火) 09:50:57 ID:QgwX4cNr(1)調 AAS
「点と線」と「時間の習俗」の刑事コンビくらいしか思いつかない。
654: 2007/07/17(火) 13:10:34 ID:nGIA8Kl9(1)調 AAS
子供相手の通俗ミステリーや本格ミステリーなら、シリーズ探偵なども
通用するだろうが、社会派の清張は、最初からそのようなものを排除して
いたんだろうね。
655: 2007/07/17(火) 13:30:46 ID:dyGcY67w(1)調 AAS
時代物短編の同じ岡っ引きが別の短編にも出てくるというのがあった気がする。稀な例。

そもそも探偵役が一定でなければならない必然性は何もないからね。
むしろそれが当たり前となっている推理小説界の方がおかしいのかもね。
一人のヒーローが次々と敵を倒し困難を克服していくという物語形式を踏まえてるんだろうけど。
656: 書斎魔神 ◆qGkOQLdVas 2007/07/17(火) 23:43:14 ID:Or42gLdc(1)調 AAS
>時代物短編の同じ岡っ引きが別の短編にも出てくるというのがあった気がする。
「彩色江戸切絵図」の第1話「大黒屋」と第4話「三人の留守居役」に登場する
惣兵衛である。後者は「半七捕物帳」を想起させるような江戸情緒溢れる好編だ。
657
(2): 書斎魔神 ◆qGkOQLdVas 2007/07/18(水) 00:00:30 ID:brynC8P6(1)調 AAS
「彩色江戸切絵図」の姉妹編といえる「紅刷り江戸噂」の第2話「虎」と
第4話「見世物師」にも文吾という岡っ引が登場する。
(テレビシリーズ化の際はこのキャラを使い「文吾捕物帳」とされた)
ただし、両作品集共に岡っ引が登場する他の収録作品は別なキャラとなっており、
清張先生のシリーズキャラ排除の姿勢が良くわかる。
わりとシリーズキャラによる安心感(ブランド化することさえある)が好まれる傾向
にある昨今では、年季が浅いミスオタを清張作品から遠ざける結果となっていないかが
懸念されるところである。
658
(1): 2007/07/18(水) 00:14:15 ID:ciCQkRUv(1/2)調 AAS
>子供相手の通俗ミステリーや本格ミステリーなら、シリーズ探偵なども
>通用するだろうが、

あっ痛い
『清張は大人の読み物!社会派読む俺って大人〜』は痛い
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