[過去ログ] 【自殺】今から逝きます【最後のスレ】 part30 (1001レス)
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575(1): 2010/01/07(木) 02:23:00 ID:HQc69psr(1/4)調 AAS
私は硫化水素で自殺した人間の遺族です。
20代前半という若さで唯一のきょうだいを亡くしました。
死ぬことだけを目標に生きている人は
どういう方法であれ、最終的には「死」を選択するのでしょうが…
これだけ簡単に一生を終える方法があるのは
死と生を行ったり来たりしている人を「死」に誘うことに繋がるということを
身をもって理解しました。
だからこそ薬品名などを具体的に挙げている人に言いたいことがあります。
科学的な知識があることは素晴らしいことだと思います。
けど、それを誇示する為に人を死に誘わないでほしいです。
あと、自殺を考えている人に言いたいことがあります。
自分にそれほどまでに厳しくすることは止めて下さい。
それだけのことを実行しようとする勇気があるなら、
実行に移す前に、誰かに「苦しい」と訴える勇気もあるはずです。
今までに沢山裏切られてきたのだと思うけど、
最後にもう一度だけ勇気を振り絞ってみて下さい。
また、発見されることをセットに考えている方が多いと
以前の書き込みにありましたが…
実行している最中に誰かに気づかれる事も考えてみて下さい。
そして、目張りをして、鍵もしっかり掛けて、
絶対に開ける事のできない扉一枚向こうで
今まさに行われていることをわかっていながらどうすることも出来ない
残される遺族の感情も
余力があるならちょっとだけ考えてみて下さい。
576: 2010/01/07(木) 02:24:05 ID:HQc69psr(2/4)調 AAS
硫化水素での自殺の場合、
消防の方も到着後すぐには救助に向かえません。
そもそも、ウチの場合、到着自体も遅かったです。
それに加え、防護するための特別な装備をするのに時間もかかります。
鍵を壊すのにも時間がかかります。
きょうだいは更に細工をしていたので、扉を開けるまでに数十分かかりました。
消防を呼んでから、2時間後に病院に搬送されました。
扉一枚隔てて最期の瞬間を迎えようとしているあの時から
消防が到着するまで・救出されるまで・病院に搬送されるまで・生死の確認ができるまで
の時間がどれほど長く、もどかしいものか。
…と同時に、必死に救出を試みて下さっている消防の方に
どれだけ苛立ちを感じることか。
(きょうだいはほぼ即死でしたが、そうでない場合、
この憤りを、命がけで救出してくれた消防にぶつけるしかないですよね)
余力があるのなら、想像してみてください。
577: 2010/01/07(木) 02:25:02 ID:HQc69psr(3/4)調 AAS
あと、恐らくあまり知られていないことですが、
リスクのある人が巻き込まれると
対応できる病院がない場合があることも知っておいて下さい。
もちろん私も病院に搬送されました。
私にはリスクがあり、対応できる病院がなく…
通報から3時間後に搬送開始となりました。
搬送先でも、そのリスクの影響で十分な検査も治療も受けられませんでした。
(先日まで、週1で経過を診る為に通院してました)
きょうだいのやったことを迷惑だとは思っていません。
けど、この情報が思いとどまるきっかけになるのなら、知っておいて欲しいと思います。
私はきょうだいとは違う病院に搬送されたので、生死の確認ができませんでした。
何事も挫折しがちだし、失敗ばかりのきょうだいのことだから
どうせ今回も失敗してるに違いないと心の底からそう信じていましたが…
きょうだいの搬送された病院に向かう最中に、父に事実を聞かされました。
きょうだいが自殺をはかって6時間後のことです。
もっと長く感じましたよ。
579: 2010/01/07(木) 02:25:55 ID:HQc69psr(4/4)調 AAS
綺麗に死ねるというのは嘘です。
きょうだいに会ったとき、顔や耳がまだらに黒ずんでいました。
口が少しだけ開いていたのですが、口の中は酷くただれていました。
口周辺には、血を拭いた跡があるのがわかりました。
医師から、
「硫酸を吸うようなものだから、粘膜や肺は酷くただれるんです。
救助の為に呼吸の管を入れたとき、肺がただれて出血をおこしていたので
血を吐いたようです。
結果として窒息死と似たようなものなので、
遺体はやはり『普通の状態』とは違い、変色してしまいます」と
説明がありました。
送り出すときは、専門のお化粧師さんにお願いしたのですが、
口のただれとこの顔や耳の黒ずみはごまかせませんでした。
そんなきょうだいの顔を直視できるようになったのは、
亡くなってから2日後のことでした。
遺体とは全く違う綺麗な顔の遺影を直視できるようになったのは
3日もの時間を要しました。
もう冷たくなっているけど
最期に沢山触れたいと顔に手を伸ばしましたが、
触ると痛いだろうな、触るときれいな顔がもっと…と思い、
とても触れませんでした。
だから、十数年ぶりにきょうだいと手をつないで長い時間を過ごしました。
遺族側の主張ばかりでごめんなさい。
けど、情報があふれている現状を見ると、どうしても放っておけません。
ちなみに、携帯の履歴を見てわかったのですが、
私のきょうだいは2ch利用者でした。
最終的にこのような選択肢を選んだのは私のきょうだいですが、
あなたのもたらした情報が
私のきょうだいの命を奪った可能性は大いにあります。
長文を読んでいただき、有難うございます。
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