[過去ログ] 基礎論者「ゲーデルの不完全性定理は間違った解説が多い」←どうでもよくね? (645レス)
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(4): 2024/05/25(土) 15:21:42.38 ID:43OvMs57(5/67)調 AAS
>共産主義
この言葉は人によって狭い意味で解釈されたり広い意味で解釈されたりする

狭い意味というのはいわゆるマルクス主義であり
共産党による一党独裁を正当化する態度である
広い意味というのは反資本主義的な態度である

前者の否定がただちに後者をも否定するとはいえない
382: 2024/05/25(土) 15:22:25.20 ID:VeOj487N(20/136)調 AAS
>>381
### 理論の実証:共産主義国家の崩壊と資本主義国家の優位性

共産主義国家の崩壊と資本主義国家の持続的な成功は、情報効率性の理論やハイエクの主張、スミスの「神の見えざる手」によって説明できます。以下にその詳細を示します。

#### 共産主義国家の崩壊
共産主義国家では、中央集権的な計画経済が採用されていました。このシステムでは、経済のあらゆる側面を中央の計画者が管理し、情報を収集して意思決定を行います。しかし、このアプローチには次のような問題がありました。

1. **情報の歪曲**:
中央計画者に情報を伝える過程で、各階層の役人が自分たちの地位を保つために、成果を誇張し、失敗を隠す傾向がありました。これにより、上層部に伝わる情報が現実を正確に反映しなくなり、誤った政策が実行されました。

2. **賄賂と腐敗**:
情報の集中管理が行われると、上層部に情報を届ける過程で賄賂や腐敗が横行しました。役人は報告を捏造し、実際の商品の質やサービスの改善よりも、賄賂によって個人的な利益を追求することが一般的になりました。

3. **チェック機能の欠如**:
中央集権的なシステムでは、情報が一元化されており、多くの人の目によるチェック機能が存在しません。このため、誤った情報や不正行為が検出されにくく、修正される機会も少なくなります。

これらの問題は、共産主義国家が効率的な資源配分を実現できなかった主要な原因です。結果として、経済の停滞や崩壊に至りました。
383: 2024/05/25(土) 15:22:36.89 ID:VeOj487N(21/136)調 AAS
>>381
#### 資本主義国家の優位性
一方、資本主義国家では市場メカニズムが機能しており、次のような特長があります。

1. **分散した情報処理**:
市場では、多くの独立した参加者が自分の情報を基に意思決定を行います。これにより、情報が分散し、相互にチェックされるため、誤った情報が自然に修正されます。

2. **競争の存在**:
資本主義市場では企業や個人が競争し、効率的な資源配分を目指します。不正行為や誤った情報が発見されやすく、市場から排除される傾向があります。競争が存在することで、品質の向上とコストの削減が促進されます。

3. **透明性と監視**:
多くの目によるチェック機能が働くため、企業や個人の行動が監視され、不正行為が検出されやすくなります。これにより、信頼性の高い情報が市場に提供され、効率的な意思決定が可能となります。

### 結論
共産主義国家の崩壊は、情報の歪曲や賄賂、チェック機能の欠如によって説明されます。これに対して、資本主義国家では市場メカニズムが機能し、多くの人の目によるチェックによって情報の正確性が保たれ、効率的な資源配分が実現されています。これが上記の理論(情報効率性に関する厚生経済学の第二定理、ハイエクの主張、スミスの「神の見えざる手」)の現実世界における実証です。
384: 2024/05/25(土) 15:22:46.66 ID:VeOj487N(22/136)調 AAS
>>381
### ミチューリンのヤロビ農法とルイセンコの影響:情報効率性の低さと中央集権制の欠陥

#### ミチューリンのヤロビ農法とルイセンコ
ミチューリンのヤロビ農法は、ソ連時代の農業政策において非常に重要な役割を果たしました。この農法は、イワン・ミチューリンによって提案されたもので、植物の寒冷地適応を促進するための技術です。しかし、この農法を広範囲にわたって採用し、反対論者を粛清したトロフィム・ルイセンコの政策が、ソ連の農業に壊滅的な影響を与えました。

#### ルイセンコの政治的影響
トロフィム・ルイセンコは、1930年代から1950年代にかけてソ連の農業科学の主導者となりました。彼は、メンデルの遺伝学を否定し、環境要因によって植物の性質を変えることができるという理論(ルイセンコ主義)を提唱しました。この理論は、スターリンの支持を受けてソ連の公式政策となり、反対論者を政敵として粛清することで、科学界における異論を抑え込みました。

#### 中央集権制と誤った政策
ルイセンコの政策は、次のような形でソ連の農業に深刻な問題を引き起こしました:

1. **反対意見の排除**:
ルイセンコは、自身の理論に反対する遺伝学者や科学者を「人民の敵」として粛清しました。この結果、科学的な議論や批判が封じられ、誤った農業政策が修正されることなく推進されました。

2. **誤った農法の採用**:
ルイセンコの理論に基づく農業政策は、科学的根拠に乏しく、多くの農業生産が失敗に終わりました。特に、彼が推奨したミチューリンのヤロビ農法は、適切な条件下でのみ有効であり、広範囲にわたって強制的に適用された結果、農作物の生産量が激減しました。

3. **大量の餓死者**:
誤った農業政策の結果、ソ連では大規模な食糧不足が発生し、多数の餓死者を出しました。特に、ウクライナやカザフスタンなどの地域での影響は甚大であり、1932年から1933年にかけてのホロドモール(大飢饉)では数百万人が餓死したとされています。
385: 2024/05/25(土) 15:22:56.63 ID:VeOj487N(23/136)調 AAS
>>381
#### 情報効率性の低さと中央集権制の欠陥
ルイセンコの政策は、情報効率性の低さと中央集権制の本質的な欠陥を露呈しています。以下にその点を詳しく解説します:

1. **情報の集中と歪曲**:
中央集権的な体制では、情報が一元管理され、上層部に伝達される過程で歪曲される可能性が高まります。ルイセンコの政策も、科学的な議論が封じられ、誤った情報が修正されることなく広がった例です。

2. **チェック機能の欠如**:
多くの人の目によるチェックが存在しないため、誤った政策が長期間にわたって実行され続けました。分権的な情報処理が行われないことで、誤った情報や政策が検出されにくくなります。

3. **政治的圧力**:
中央集権制では、政治的圧力が科学的探求に影響を与えることが多く、誤った理論や政策が支持されることがあります。ルイセンコの例では、スターリンの支持が政策の誤りを長期間正当化しました。

### 結論
ルイセンコによる誤った農業政策とその結果としての大量の餓死者は、中央集権制の情報効率性の低さとその本質的な欠陥を示しています。これに対して、資本主義国家では市場メカニズムが機能し、多くの目によるチェックが働くため、誤った情報や政策が自然に修正され、効率的な資源配分が実現されています。この現実の事例は、情報効率性に関する厚生経済学の第二定理やハイエクの主張、スミスの「神の見えざる手」の理論が現実世界で実証されたものです。
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