[過去ログ] 【黒鷺台】当代烏賊様喧々汲々処【創科学界】★3 (984レス)
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884: 2007/10/31(水) 17:41:36 AAS
タミフル、脳に侵入…厚労省見解覆す?動物実験結果

 服用した若者や子どもに異常行動や突然死が相次いだインフルエンザ治療薬「タミフル」
が脳に達する仕組みを、国内の二つの研究グループが動物実験で明らかにした。

 脳には薬など異物の侵入を防ぐ「血液脳関門」という防御機能があることなどから、厚生
労働省の作業部会などは服用と異常行動の因果関係に否定的な見方を出していたが、
それを覆す可能性のある研究結果として注目される。

 タミフルは、体内に入ると主に肝臓の酵素によって「活性体」に変わり、ウイルスの増殖を
抑える。一方、血液脳関門では、「P糖たんぱく質」という物質が脳に入ろうとする異物を
排除する。

 荻原琢男・高崎健康福祉大教授らは、タミフルを、通常のマウスとP糖たんぱく質を作れ
ないマウスに投与して比較した。その結果、P糖たんぱく質を持たないマウスでは、脳内の
タミフル濃度が血中濃度の65〜85%にも達し、通常のマウスの14〜17%より大幅に
高かった。また、活性体を直接投与したところ、いずれのマウスでも脳に達したタミフルの
濃度は血中の1%程度に過ぎず、活性化前のタミフルが脳に達しやすいことがわかった。

 人間の場合、肝臓の酵素や脳のP糖たんぱく質の量には個人差がある。この動物実験の
結果が人間にもあてはまるとすれば、一部の人の脳にはタミフルが届いてそこで活性化
され、影響を及ぼす可能性があることを示す結果だ。

 東京大の杉山雄一、柴崎正勝両教授らも、ほぼ同じ実験で同様の結果を得た。さらに
生後3〜42日のラットにタミフルを投与したところ、生後6日目までの幼いラットは、21日目
以降の成体に比べ、脳内の濃度が約6倍も高くなった。P糖たんぱく質の量は幼い時は
少なく、11日目前後の青年期を過ぎて急増することも確認された。
(2007年10月31日14時50分 読売新聞)
外部リンク[htm]:www.yomiuri.co.jp
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