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762: 04/11/13 10:41:36 ID:RRxyHzdh(2/2)調 AAS
「う…でも、ほら、これでちょうど1回転だし、ちょうどいいでしょ?」
「…色々と瓦礫やら机やらビーカーやら落ちてきて危なかったのですが」
「まったく、梓は力任せで困るわねー」
「お、おい、千鶴姉に楓、お前らだってこの船ひっくり返した原因だろ!?」
「そうでしたっけ?」
「そうだったかしら?」

そ知らぬ顔をする私と千鶴姉さん。
なんだか家にいるときのような団欒ですが…

「そんなことより、やっとシャッターを破れたわ。…ひっくり返ったおかげで、天井の付近に穴ができたけど、まぁ問題ないでしょう」

千鶴姉さんは、軽い口調で言った後に、真面目な顔になって続けました。

「耕一さんを助けに行くわよ」
「ああ、もちろんだ!」
「でも、篁も見失っちゃったし…どうやって耕一お兄ちゃんを捜すの?」

A.千鶴が近くの端末からデータを探ってみる。
B.梓が片っ端から壁を壊し、やってくる警備の連中をのして聞き出す。
C.楓の精神リンクで耕一を捜してみる。
D.初音の持っている「お守り」が光り出した。
E.それを聞いていたミルトから、進む方向の指示が出た。
763: 04/11/13 10:53:59 ID:IroynaP5(1)調 AAS
Eで
764: 04/11/14 01:03:09 ID:Ol671a3S(1/3)調 AAS
すると突然、初音の傍の端末PCが動き出した。
「お、お姉ちゃん。 何かこのパソコンが…」
 彼女の呼びかけに他の3人もPCの前にやって来た。
「本当ね…この船に残っているのは私達だけと思っていたのに…何かしら?」
「他にも生存者がいるか…若しくはここにやって来た人がいるかのどちらかでしょう。
 先ほどの衝撃でこちらの存在に気付いたのかと」
『こんにちは、皆さん。 私の名前はミルト。 1ヶ月前にこの船に来たのはあなた方ですね』
 無機質な合成音声がスピーカーから流れる。
「けど、こっちの場所が分るって事は…やっぱり篁の連中じゃないのか?」
「お姉ちゃん、どうする?」
「敵がもし私達の場所を知っていたとしたら問答無用で奇襲するなりこの区画に
 水なり毒ガスなりを流し込むでしょうから…まともに戦ったら篁以外手に負えない
 のは彼らも重々承知の筈。 少なくともこれは敵ではなさそうね…」
 千鶴は意を決してその謎の応答者にマイク越しに話しかける。
「もしもし、ミルトさん。 そうよ、私は柏木千鶴。 あなたは一体何者?生存者なの?
 それとも外からやって来たの?」
『そのどちらでもありません。 私はコンピューターなので。 あなた方とは別の侵入者の
 マスターの命によりこの船のメインコンピューターをクラックし、船内のカメラから
 あなた方を見つけ出しました』
「道理で…それで、今の状況を教えて頂けませんか? 何せ1ヶ月以上海の底だったので」
『実は──』
 ミルトは彼女に現在の状況を話した。篁の目的、そして別の体を得て生きている事、
さらには篁の手の者がこの船にやってきて耕一の肉体を回収しようとしている事を。
そして、宗一達が耕一がいると思しき独立区画に向かっている事を。
『と、言う訳です』
「そうですか…と、言う事はあなた方は私達の敵ではない…と」
『はい。 そして、我々と目的はほぼ同じであるという事、篁が共通の敵であると言う事です』
765: 04/11/14 01:03:47 ID:Ol671a3S(2/3)調 AAS
「分りました。 生き残る為に互いに協力し合いましょう」
『ありがとうございます、千鶴さん』
「千鶴姉が言うと何か裏がありそうに思えるよな…」
 梓が思わず自分にしか聞こえないように漏らす。
「何か言ったかしら、梓」
「い、いや、何も(地獄耳め…)」
「それで、その場所への進路を教えていただけませんか?」
『分りました。 今からデータをそちらに転送します』
 すると船内の地図と進路が示されたデータが転送され、プリントされる。
『赤い方がマスターの、青い方があなた方の独立区画への最短ルートです』
 皆が印刷された地図を難しそうに凝視する。
「浸水等で真っ直ぐ向かうのは難しそうね…」
「それどころか、彼らと合流できるのは独立区画手前の扉になりそうです」
「別に壁をぶち破って突き進めばいいんじゃないの?」
 梓が単純且つ楽観的な案をあげる。
「アレをまたやるつもりなの?」
 千鶴は顎で破壊した強化壁を指す。鬼の力に1ヶ月以上耐えたその壁は原型を留めておらず、
厚みも元の半分まで減っている。破壊したと言うより、削り取ったと言う表現の方が正しい。
「いや、止めよう…」
『沈没や先ほどの衝撃で船体構造に損傷があります。そういった事が続くとバリアだけでは
 浸水を止める事は出来なくなるのでお控えください』
「篁の連中に先を越される訳にはいかないわ。 皆、急ぎましょう」
 千鶴が音頭を取り、向かった先は──

A 風呂(曰く、1ヶ月ぶりに入浴したい)
B 食堂(曰く、1ヶ月ぶりにまともな食事をしたい)
C ミルトの示した進路へ
766: 04/11/14 01:12:17 ID:dR6XXVJI(1)調 AAS
C
767: 04/11/14 04:09:55 ID:2zaUFD+R(1)調 AAS
Aがみたかった…
768: 04/11/14 12:37:55 ID:OkQyI7TJ(1/5)調 AAS
「その前に千鶴姉、先に汚れた体を洗わない?」
「残念ですが、船内にあるシャワー室及び
入浴施設は全て完全に浸水しています」
「じ、じゃあ飯食おうよ。流し台で頭も洗えるし」
流石に一ヶ月飲まず食わずで暴れるのは
鬼といえどもキツいようだ。
「ていうか、人間なら死んでます」
「楓、誰につっこみ入れてんだ?」
「わたしや楓お姉ちゃんはあまり力使ってないから
お腹もそんなに減っていないけど…」
「私もそんなに食べない方だからまだ少しは持つけど、梓がねえ」

梓は一ヶ月もの間全く力を抜かず
フルパワーで壁を殴り続けたので心身共に疲れきっているのだ。
「姉さん、ペース配分というのを知って下さい」
「そうよ。まだ耕一さんも助けていないし
敵がさらに襲ってくるかもしれないのに…」
「仕方ないだろ!チマチマしたやり方は苦手なんだよ。
それよりミルトって言ったな、この辺に食堂はないの?」
769: 04/11/14 12:39:00 ID:OkQyI7TJ(2/5)調 AAS
「この部屋から30メートルほど
進んだ先の地下に食堂がありますが、
おそらく梓様の期待には添えないと思われます」
「へ?どうしてだい」
「私のマスターが食糧をほとんど食べてしまったからです」
「ちょっと!そりゃどういう事だよ!」
ミルトは宗一も一ヶ月前に船に潜入し、
食堂に閉じ込められてしまい
食堂に保存されていた食糧だけで生き延びた事を説明した。
「なるほどね…」
「私達鬼の一族ならともかく
一般人なら空腹になって当然です」

「そ、そりゃそうだけどさあ…」
「ですから梓姉さんも諦めて下さい」
「でもさっきも言ったけど流し台くらいあるだろ!?
せめて水くらい飲ませてくれよ!!」
「申し訳ありませんが、水道の浄水管理システムが
先ほどの二度に渡る船体の回転、及び回転の直接的な
原因となった強大な打撃により完全に機能を停止しています。
貯水している水は既に汚染されてしまいました」
770: 04/11/14 12:40:49 ID:OkQyI7TJ(3/5)調 AAS
「それじゃあもう飲む事も浴びる事もできないのかよ!!」
「梓…」
「姉さん…」
「な、なんだよその目は!?だからあたし一人のせいに…」
「計算完了。船体が回転し、船内のシステムを破損した直接の原因は
両方とも梓様の打撃が元になって起きています」
「そ、そんな」
「衝撃の位置、回転時の船体の重心の移動、
打撃の破壊力、全て一致しています」
「やっぱり…」
「自業自得ですね」
「…ごめん」
これは梓も悪いと思ったのか、すぐに謝った。

「でも梓お姉ちゃんのおかげで
壁を壊せたんだから許してあげようよ」
「そうね、結果はどうあれここから出ない事には
どうしようもなかったんだし…」
「ではやはり合流が先ですね」
「先も糞も食えない飲めない浴びれないんじゃ
そうするしかないだろ…ちくしょう」
「腐らない、腐らない」
「じゃあすぐに行きましょう!」

「待ってください」
ミルトが呼び止める。
「マスターから聞いた話によりますと、
この独立区画のどこかの部屋で耕一様を見つけたそうです」
「なんだって!?」
「それはどこ?どの部屋なの!?」
771: 04/11/14 12:42:10 ID:OkQyI7TJ(4/5)調 AAS
「いえ、そこまでは宗一様も覚えていないそうです」
「あんたコンピュータなんだろ?部屋をカメラで探しなよ!」
「実は未だプロテクトを完全には解除していないので、
それはまだ出来ません。この部屋のプロテクトも
たった今解除したばかりなのです」

「いいわ。この近くにいると解っただけで
十分な情報よ。ありがとうミルトさん」
「マスターが見たのは一ヶ月前の上、生きていたか
どうかも確認できなかったので残念な結果になるかもしれませんが…」
「耕一はそう簡単に死なねぇよ。心配無用だ」
「何せ史上最強の鬼だからね」
「耕一さんなら宇宙に一年以上放置しても大丈夫でしょう」
「…貴女達以上の怪物なのですか?その耕一という方は」
「「「「当然!!」」」」

どんな人なのだろう。機械の身とはいえ
その耕一という男に興味が沸いてきた。
「それと、篁グループの新薬研究による弊害で
産まれた実験生物がこの付近を徘回している危険性があります」
「あ、そっちは心配ないから」
「それもそうですね」
772: 04/11/14 12:43:41 ID:OkQyI7TJ(5/5)調 AAS
「それでは宗一さん達と合流しに行きましょう!」
「おー!」
「…もう少し待ってて、耕一さん」
「腹減った…」
「私もプロテクトが解除できたらすぐに支援します。お気を付けて」

こうして、千鶴達は部屋を出て宗一達と合流しに向かったのだが…
「どう、足届きそう?」
「初音は無理だね。楓ならなんとか」
いきなり部屋を出てすぐの廊下が浸水、水没していたのだ。
下手なプール並みの深さがあり楓の身長で首まで、初音は頭まで全部沈んでしまう。
「急いでるというのに…」

A 梓が初音を肩車して進む
B 横の壁を粉砕して水を逃がす
C 一かバチか初音を抱きドアまで飛ぶ
D 別の通路を探す
773: 04/11/14 12:44:12 ID:LgHAY+AU(1)調 AAS
B
774: 1001 04/11/14 13:11:41 ID:tcguVkVd(1)調 AA×

775: 04/11/14 13:24:52 ID:WiHgcpgk(1)調 AAS
こんな所で時間を取られる訳にはいかない!
「この廊下の隣は何の部屋なんだ?」
「このプリントだと使われていない空き部屋になってるけど」
「そうかい、だったら!」
そう叫ぶなり梓はいきなり水の中に飛び込み、
壁に向かって力を込めだした!
「梓!また壊すの!?」
「急いでるんだろう!?仕方ないよ!!」

叫ぶと同時に水の中から爆発音が響き、壁に大穴が空いた。
そしてその穴から隣の部屋に水が流れ込み、廊下の水かさは初音の腰以下にまで減った。
「ふ〜、余計腹空かせやがって」
「水の中だと破壊力は激減するのに…なんて馬鹿力なの」
「さあ、さっさと先に…へ?」
「お姉ちゃん…何かいるよ」
穴が空いた隣の部屋から不気味なうめき声がする。
「なんだ一体…うわ!」
その瞬間化け物が飛び出してきた!
体長5メートル近く、
ライオンと熊を掛け合わせたような姿、
異常に発達した牙、
そして剥き出しになっている脳。
どう見ても普通の動物ではない。
「これがさっきミルトが言っていた実験生物?」
一番怪物の目の前にいる梓の最初の反応は…

A 「強そう…」見た目通りの強敵か?
B 「弱そう…」所詮作られた命か。
C 「逃げよう…」今は時間がもったいない。
D 「うまそう…」もうなんでもいいから食べよう。
776: 04/11/14 13:25:28 ID:xGU37b02(1)調 AAS
DDDDDDDDDD!!
777: 04/11/14 14:50:33 ID:Ol671a3S(3/3)調 AA×

778: 04/11/14 14:52:19 ID:LV2K6z+O(1)調 AAS
A
779: 04/11/15 00:47:53 ID:ckweIr7L(1/3)調 AAS
爆笑w
780: 04/11/15 01:07:53 ID:uu6nAj53(1)調 AAS
ワロタ
どっちが怪物だかわかんねぇw
781: 04/11/15 15:32:42 ID:hTA3AaaA(1)調 AAS
楓です。

思いっきり腹をすかせてるってのを口実に「ピキャ」としか言わせずに
5メートルもある脳みそ剥き出しの熊獅子を殺してますって梓姉さんだ!
そんなに腹が減ってるなら自分の胸を食え!
しかもただの肉に成っても人間が食えなさそうな臭いを出しているその怪物を道具もなしに腹も首も掻っ捌き、
胴体にあった心臓二個となぜか四肢にもあった心臓全部を、「血液うめえええええええええ!」とか言いながら食ってます。ってお前はヴァンパイアか!
「うおおおおおおおおお!」とか言いながら生の怪物を肉も骨もお構いなしに食ってる様子からして、絶対あの姉先祖はエルクゥだが、前世はキャスカとガッツの子だ!
きっと腹が減りすぎると人間風車してしまうのが姉さんの悩みで、だから暴走しないようにおいしく多く料理が作れるコックになったんです!間違いない!
……ふう、こっちもつられて暴走してしまいました。

で、その名コックが半分くらい正気を取り戻したのか、
「みんなも食うかー」
とそのやばげなナマモノの肉を薦めてきたのですが

A.こんな臭いからしてサリンの300倍は毒です、って自己主張している肉が食えるか!
B.口にする馬鹿が居たとは……(3人の中から人物指定)
C.直後、梓姉さんは逝きました。今在るのは餓死よりも毒で死ぬことを選んだ女の屍。
D.何か梓姉さんの体が変化してきた、きっと本性が肉体にあらわれたんだろう、間違いない!
782: 04/11/15 15:38:51 ID:OubXotEN(1)調 AAS
B
楓(w
783: 04/11/15 16:51:54 ID:ckweIr7L(2/3)調 AAS
食わせちゃった…
アホカー!(w
784: 04/11/15 17:15:56 ID:Ehw8uttO(1)調 AAS
ああ、シリアスな話が一転してギャグ展開に…
785: 04/11/15 18:07:01 ID:2CHCRQdH(1)調 AAS
いや、素敵だ。
786: 04/11/15 20:26:29 ID:khDblU49(1/2)調 AAS
楓です…。
梓姉さんはもう怪物以下のケダモノになってしまったとです。
楓です…
「なにヒ○シみたいな事言ってんだよギャハハハハ!!」

くっ…このアホ姉は完全にハイテンションを通り越して
只の酔っぱらいになっています。
久しぶりに食欲を満たされていい気になってるのか
知りませんが明らかにいつもの姉さんではありません。
「軟骨がうめぇんだよ軟骨がぁ〜!!」
ジョ○ョかよ。しかもそんなマニアックな台詞を。
そろそろいい加減に止めないといろんな意味で
姉さんが危ないです。

「姉さん、それ以上食べると…」
「いいからお前も食え!」
むごおぅッ!?姉さんが放り投げた肉片が
ダイレクトに口に入ってしまいました。
「う、う、うぉぇ…」
「吐くなぁぁぁ!飲み込めぇぇぇ!!」
ぐぇふ!!姉さんに顎を掴まれて無理矢理
肉を噛まされている私です。
「食い物を粗末にすると農家の人に怒られるんだぞ」
血まみれで歯の間から内臓の食いカスちらつかせながら
何を言ってやがりますかこの鬼畜姉は。

しかし、この味は…
毒々しい色や異常な臭みと裏腹に、
噛む度に溢れ出る肉汁、柔らかい喉越し、
牛と豚と鶏の良い所だけを集めたような…
つまり、その、一言で言うと…
787: 04/11/15 20:27:27 ID:khDblU49(2/2)調 AAS
「うまいぞおおおおおぉぉぉぉぉーーーーー!!!!!」
思わず味っ○みたいに巨大化して
タンカーを破壊しそうになりましたが、
それくらい美味しい!これは予想外です。
これならもっと食べても大丈夫かも…
「か、楓お姉ちゃんまで…」
「うめぇやあああ!うますぎてふりかけがほしいやああぁぁ!!」
「よし、脳味噌を食べてみましょう」
「…わ、私も食べてみようかしら?」

初音です。楓お姉ちゃんに続いて
なんだか千鶴お姉ちゃんまであんな気持ち悪いの
食べようとしてるんだけど…。どうしよう。

A 千鶴も怪物バイキングに参加、状況はさらに悪化
B おっと、その時梓or楓に変化が!(選択、両方も可)
C わたしもたーべよっと♪四姉妹のグロ団欒開始
D いい加減にしやがれぇー!!何故か初音反転
788: 04/11/15 20:27:59 ID:KB6jrnOv(1)調 AAS
D!目立て柳川不人気ヒロインw
789: 04/11/15 22:34:59 ID:ckweIr7L(3/3)調 AAS
梓は半分正気に戻ったんじゃなかったのかよw
790: 04/11/15 22:39:32 ID:8x959+xi(1)調 AAS
半分だからなwそれと
>うますぎてふりかけがほしい
これ忍空の台詞じゃねえか!
こっちの方がよっぽどマニアックだぞw
791: 04/11/15 23:07:19 ID:w/17R66a(1/2)調 AAS
「お前ら何しちょっとかァァァァァッ!!」
 呆れ果ててしまった初音はそのショックを隠しきれず反転してしまった。
怒りのあまりに何故か土佐弁になっているが気にしないでいただきたい。
そして血と肉の宴を演じている姉達を一人一人しばき上げていった。
「ぎゃッ!」
「きゃッ!」
「いたッ!」
「おまいら…そげな事で耕一の奴を助け出せると思っちょるのかぁぁぁッ!!
 あいつはな、俺の助けを今か今かと待っているっているのに…篁のクソ共の
 魔の手が迫っているっているのに…ミスター○っ子や忍○しているんじゃねぇぇぇぇ!!
 お前らみたいのは…いたぶって!」
 梓の顔面にヤクザキックが炸裂。吹き飛ばされて壁に激突する。
「いたぶって!!」
 続いて楓の顔面を片手で掴み、そのまま床に叩きつける。
「いたぶって!!!」
 更には千鶴の顎を掌低で打ち抜く。乾いた音が廊下に響き、顔が四半回転する。
「ごめんなさいって言わせてやるッ!!」
 そして初音は彼女らを正気に戻るか気を失うかの境界線までしばき上げていった。
「「「ごめんなさぁ〜い!!」」」

「うう…ごめん…初音」
 流石に反省したのか主犯の梓は肩を撫で下ろし、気落ちしていた。
「まぁいい。 それよりさっさと先に進まねえと奴らに先越されちまうぜ」
 彼女らは今までの遅れを取り戻す為に先を急いだ。
「ところで現在位置は?」
「今は船の中間辺りかしら。 この次の角を曲がった部屋を抜ける必要がありそうね」
「そう言えば叔父さん達はどうしたんだ? 連絡がなかったら助けに来るって言っていたのに…」

A その柳川視点に変更
B 次の部屋に侵入(視点このまま)
C 宗一達の視点に
D 篁側の動向は?(篁側視点へ)
792: 04/11/15 23:08:20 ID:w/17R66a(2/2)調 AAS
間違えた…

俺の助け→俺達の助け に脳内変換してくれ…
793: 04/11/15 23:09:39 ID:01cIJ3Vr(1)調 AAS
B
794: 786-787 04/11/16 00:07:56 ID:T+AorSbz(1)調 AAS
今更投稿した書き込みに
抜けがあったのに気付いてしまった…
食い物を粗末〜しかしこの味は…の間に

それ以前にどうみても食い物にできる生物じゃないし
農家の人もこんな生物作りません。
「ゴチャゴチャうっさい!!」
バーン!
「ぬごっ」
ゴクン。ああ、しまった!
バカ姉さんが背中叩いたせいで飲み込んでしまいました。

↑の文章を挟んでください。
偶然挟まなくても意味のある文章になっていたのがなんともorz
795: 04/11/16 01:59:25 ID:fwmhdUmI(1/2)調 AAS
ドンマイ!
796: 04/11/16 03:04:47 ID:48m2X8So(1/4)調 AAS
「確かに柳川さんが何の動きも見せないのは気になるわね…」
「一ヶ月だもんな。それに篁の奴等の事もある」
「柳川さんも篁グループに襲われた可能性があると?」
「なーに、ヤナちゃんなら心配ねーだろ。
一応あれでも耕一に並ぶ強さの鬼だぜ?」
「しかし現に耕一さんが捕まってしまったし…」
「おい偽善者、これ以上ネガティブな事考えんじゃねえ」
「そうだぜ、今は宗一達と合流するのを
急ごうよ。悩むのはその後さ」
「そうね…急ぎましょう」

四姉妹は角を曲がり、次の部屋の入口の前に立った。
「なんだこの部屋は?電気が付いてないよ!」
扉を開けたら目の前に広がったのは完全な暗闇だった。
「楓、この部屋は?」
「地図によると環境適応実験室らしいですが…」
「なんだそりゃ?意味わかんねえ」
「とにかく明かりを付けましょう」

鬼の力のおかげで暗闇でもある程度は見えるが、
部屋が思った以上に広いので奥まではよく見えない。
「この部屋だけなんで電気が付いてないんだ?」
「電気配線が壊れたか…もしくは個別に電気を使用する部屋か」
「ん?あそこにブレーカーがあるわ」
797: 04/11/16 03:06:16 ID:48m2X8So(2/4)調 AAS
千鶴がブレーカーの元に急ぐ。その時、
「おい!あっちに誰か倒れてるぜ」
初音が何者かが倒れているのを見つけた。
すぐに梓が駆け寄るが、
「待って!触らない方がいい」

楓がそれを止める。
「どうしてだ楓?耕一かもしれないのに」
「…それはないわ。耕一さんだとしたら
鬼同士、意識がなくても匂いで解る」
「楓の言う通りね。それにミルトさんから
聞いた篁の「器」の話もあるし…」

「この倒れている人が生きているとしたら、
既に篁に乗り移られている可能性が高い…」
「そしてその場合は、もうこの近くに
篁の特殊部隊が来ているという事」
「そいつらが死体に篁の人格と記憶を植え付けてるんだったな」
798: 04/11/16 03:08:04 ID:48m2X8So(3/4)調 AAS
「逆に死んでいるとしたら、やはり「器」として
選ばれた適応者の可能性が高いです」
「もしくは最近この船に潜入して気絶した人か?
それなら生きてるかもしれないよ」
「それは確率低いと思うけど…」

「梓、楓、初音。とにかくその人の回りを囲みなさい。
死んでいるか生きていても篁に乗り移られてなければよし、
でも篁の人格が現れた場合は…」
「何もさせずに一気に殺すんだろ?分かってるよ」
梓達は人影を油断せず囲み、いつ襲ってきても対応できるように構える。

「じゃあブレーカーを上げるわよ」
千鶴が部屋のブレーカーを上げ、
暗闇だった部屋は一気に光り輝く。
それと同時にこの部屋が何なのかも明らかになり、
人影の正体も明かされた。
799: 04/11/16 03:09:18 ID:48m2X8So(4/4)調 AAS
部屋の状態

A 無重力&真空(宇宙空間の再現)
B 超高温&溶岩(マグマ層の再現)
C 超低温&吹雪(極寒地帯の再現)
D 超突風&雷雨(大型台風の再現)

謎の人物の生死

1 生存、篁に乗り移られていない
2 生存、しかし篁の人格を注入されている
3 生存、完全に篁の人格が発現済み
4 死亡、もはやただの「器」
5 死亡、しかし重要な手がかりを遺している

この人物が誰なのかは次の書き手にお任せ致します。
800: 04/11/16 03:12:23 ID:a0+Q7Xkp(1)調 AAS
2!部屋の状態は次の人に譲る
801: 04/11/16 03:32:22 ID:4fmolhJr(1)調 AAS
よし・・・、ではBでお願いします
802: 04/11/16 13:10:40 ID:fwmhdUmI(2/2)調 AAS
初音はそのままか…?
803: 04/11/16 13:12:58 ID:0TtD0hKR(1)調 AA×

804: 04/11/16 13:13:42 ID:EKthFpF1(1/5)調 AA×

805: 04/11/16 13:14:12 ID:EKthFpF1(2/5)調 AA×

806: 04/11/16 13:14:39 ID:EKthFpF1(3/5)調 AA×

807: 04/11/16 13:14:53 ID:EKthFpF1(4/5)調 AA×

808: 04/11/16 13:15:17 ID:EKthFpF1(5/5)調 AA×

809: 04/11/16 13:16:02 ID:VjQ7dDOe(1/6)調 AA×

810: 04/11/16 13:16:19 ID:VjQ7dDOe(2/6)調 AA×

811: 04/11/16 13:16:29 ID:VjQ7dDOe(3/6)調 AA×

812: 04/11/16 13:16:43 ID:VjQ7dDOe(4/6)調 AA×

813: 04/11/16 13:16:54 ID:VjQ7dDOe(5/6)調 AA×

814: 04/11/16 13:17:06 ID:VjQ7dDOe(6/6)調 AA×

815: 04/11/16 13:17:50 ID:VE71q+1O(1/6)調 AA×

816: 04/11/16 13:18:05 ID:VE71q+1O(2/6)調 AA×

817: 04/11/16 13:18:15 ID:VE71q+1O(3/6)調 AA×

818: 04/11/16 13:18:27 ID:VE71q+1O(4/6)調 AA×

819: 04/11/16 13:18:39 ID:VE71q+1O(5/6)調 AA×

820: 04/11/16 13:18:50 ID:VE71q+1O(6/6)調 AA×

821: 04/11/16 13:19:59 ID:+lp9yq0K(1/6)調 AA×

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