[過去ログ] 連続ドラマ小説「ニホンちゃん」25クール目 (697レス)
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367(2): 05/03/02 21:56:22 ID:bVjgtnVs(1/5)調 AAS
「ウリナラ作戦第一号」
地球町に起こる、警察や軍隊では対応できない
謎の事件や宇宙からの侵入に対応する為、サイエンスGメンが組織されていました
エリザベス家の倫敦本部には、「諜報、防諜、作戦立案のスペシャリスト」
エリザベスキャップの元に地球町から優秀な4人が集められました。
アメリー隊員(自他ともに認める、地球町最強の陽気な男 現場ではリーダとして指揮をとる。)
ロシアノビッチ隊員(柔道と射撃の達人、馬鹿力では地球町で右に出るものはいない)
ゲルマッハ隊員 (圧倒的な技術力、IQを誇る発明家。)
ニホン隊員(女性隊員 主に通信、後方支援を担当。 どんなことでもオールマイティにこなす。)
ん? おっと一人忘れていました。ニホン隊員の縁故といっていますが、「過去の反省」という
なんだか訳の判らない理由でごねて、隊員見習に納まったのが
カンコ隊員見習(辛い物大好き)
ある日サイエンスGメンのレーダが不審な飛行体を二つ捕らえました。
ニホン隊員 「キャップ、衛星からの写真によると、飛行体は球のような形をしていて青い球が赤い球を追いかけなら
日本池方面へ接近中とのことです。飛行体の速度はマッハ1。大気圏内で減速して水平飛行に移っています」
エリザベス隊長「その情報からだと、飛行体は隕石ではないですわね、地表に激突して大きな被害を出す心配はありませんわ」
ニホン隊員「キャップ!衛星は飛行体から生体反応を検知しました!」
エリザベス隊長「なんですって?じゃあその隕石みたいなのは宇宙船?アメリー隊員、ロシアノ隊員 スーパーラプターで
飛行体を追跡して頂戴、いいこと手荒な真似はつつしんで下さいね、我々は軍隊ではありません」
ロシアノ隊員「てやんでえ、宇宙人野郎なめたまねしやがったら、ミサイルを叩き込んでやる。」
アメリー隊員「侵入者に対して発砲するのは当然だ!」
368(2): 05/03/02 21:57:24 ID:bVjgtnVs(2/5)調 AAS
エリザベス隊長「ああもうどうして、あなた方二人は血の気がおおいのかしらね。ニホン隊員、あなた二人をフォローしてきて
頂戴。」
ゲルマッハ隊員「私はテレパシーを研究してるのですが、この「テレパシーインタプリタ」を使えば言語を使わなくても
意思の疎通が図れます、犬や人間で実験成功しています。ただ」
ニホン隊員「ただなんなの?」
ゲルマッハ隊員「カンコ隊員には通用しなかったのです、日帝36年だのヒデヨシだのと訳が解らない」
ニホン隊員「・・・・とにかく使ってみるわ。ありがとう」
ゴオーン!轟音とともに科学Gメン専用多目的VTOL「スーパーラプター」が離陸します。
アメリー隊員「耐熱シールド起動、超音速モードオン」
ニホン隊員「きゃーロシアノ隊員顔が真っ赤よ、お酒くさあーい」
アメリー隊員「おいおい よしてくれよ、君がウオッカ4本越えたら僕でも手に負えなくなるんだから」
ロシアノ隊員「ヒック てやんでえ馬鹿野郎、宇宙人野郎が暴れた時の為に、準備してんじゃねえかこの野郎 ぅいー」
ニホン隊員 「あ、あれ !」
ロシアノ隊員 「ヒック なんでえ赤い球 池に墜落してやんの しょうがねえな」
アメリー隊員「少しずれてたら町だぞ、兎に角降りて、調査を継続しよう」
369(2): 05/03/02 21:58:16 ID:bVjgtnVs(3/5)調 AAS
そのころカンコ見習隊員は「シッパル!ニホンだけに手柄はたてさせないニダ」と練習機「イーグルI号」に乗って
ニホン隊員を追跡していました。
「あ!あいごー」
カンコ見習隊員の乗る練習機はなんと赤い球をおってきた青い球と激突してしまったのでした。
「ううここはどこニカ?」
「ここは宇宙船の中だ、私はキム88星雲、碇の国の交通指導員だ。君には済まない事をした」
「そう思うならなら、謝罪シル、反省シル、保障シル、賠償シル」
「君の飛行機は完全にもと通りにした、体もだ、ここから出れば、痛みの記憶すらなくなっている」
「なにを言ってるニカ?そんなことでウリの恨は消えないニダ、ウリと同化してウリナラマンになって、地球で働くニダ」
「仕方が無い男だな。まるで当り屋だ、しかし交通指導員の私が事故を起こしたのだ、君を利用して雲隠れするのも悪くない」
そういって宇宙人はカンコ見習隊員にバールのような物を渡しました。
「こんなもんがなんになるニカ?金目の物を持ってくるニダ」
「大声を出すな、今に解る」
地球町では、赤い球の中から身長50メートルはあろうかという強大な生物が出現していました。
アメリー隊員「奴め、我々を地上におびきだすつもりだったのか?」
ニホン隊員「まって、あの怪物やけに大人しいわよ、心配そうに当たりを見回しているし」
ロシアノ隊員「ゲル公が言ってたあれ使えばいいじゃねえか ヒック」
ニホン隊員は「テレパシーインタプリタ」のスイッチを入れます。
ニホン隊員「僕はパンピー星人といってるわ」
アメリー隊員「攻撃の意思はないのかい?」
ニホン隊員「攻撃もなにも、宇宙船は民用で兵器はつんでないって」
アメリー隊員「どうして地球町に?」
ニホン隊員「速度超過で捕まって、交通指導員に近くの惑星にとまるように言われて、宇宙船の操作を誤って日本池に墜落したんだって」
アメリー隊員「何か我々にできることは?」
ニホン隊員「ありがとう、どうやら宇宙船はバンパーとドアが破損しただけだから心配いらないって、あと1時間ほど
で地球町を立つそうよ」
370(2): 05/03/02 21:59:18 ID:bVjgtnVs(4/5)調 AAS
ロシアノ隊員[なんでえ?なんでキムチ野郎があんなとこにいるんだ?」
内勤を命じられていたはずの、カンコ隊員がパンピー星人に火炎瓶を投げつけています。
カンコ見習隊員「シーパル!宇宙ノムめこれを食らえ!」
ニホン隊員「駄目よカンコ君その人は悪い人じゃないの」
カンコ見習隊員「うるしゃいうるしゃい手柄を独り占めさせないニダァ」
そのときパンピー星人が払いのけた火炎瓶がカンコ隊員回りで発火しました、カンコ隊員が炎に包まれます。
カンコ隊員はバールのような物を振り回しました。
ファビョーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン
地球町に張り出したエラ、釣りあがった目、とんがった靴に顔面キムチ色の巨人があらわれました。
ロシアノ隊員「あれはなんだ!」
ニホン「だめ、テレパシーインタープリタが電波でつかえない!ウリナラマンとしか解らないわ!」
ウリナラマンは訳も解らず、パンピー星人に殴りかかります。最初は優勢だったのですが、
だんだん息切れしてきました。
「ウリナラマンのエネルギーはカプサイシンエネルギーニダ。アイゴー地球上ではカプサイシンエネルギー
は大量に消費するハセヨ。 ウリナラマンは地球上では3分しか戦えないニダ 危うしウリナラマン ファイテイン」
ウリナラマンが腕を十字にあわせるとウリナラマンの手からキムチの汁が飛び出してきました。
パンピー星人はなんともいえない顔をして、宇宙船に乗って逃げていきました。
「ニダッチ」ウリナラマンはウリが地球の危機を救ったといわんばかりの顔で去っていきました。
ニホン隊員「くさあーい。パンピー星人さんおとなしく帰ってくれるはずだったのに」
アメリー隊員「どうすんだよ、ウリナラマンとパンピー星人がやりあったせいで町がめちゃめちゃだ」
ロシアノ隊員「おまけにキムチの汁まで撒き散らしやがって、こんど見つけたらただでおかねえ」
ーーーー 終 −−−−
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