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連続ドラマ小説「ニホンちゃん」25クール目 (697レス)
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」25クール目 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/korea/1106928971/
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341: 青風: ◆BlueWmNwYU [sage] 05/02/28 02:12:53 ID:Ug27R6Ej 「お前を犠牲にして逃げるなんて、そんな真似が出来るかよ。確かに俺は」 と、言いかけるネーデルにニホンが言葉を繋げる。 「自己犠牲とかじゃないですよ。一刻も早く本隊に連絡しなきゃ ならないんですから」 重い沈黙の後、すまない、と通話の相手が呟くのを聞きながらニホンは防護 服の装着を始めた。 ずぎゅん ずぎゅん 分厚い防護服を通しても小型荷電粒子砲の反動はニホンの肩には堪える。 取り敢ず此方に注意を向けるのには成功しているが、緑色の弾力性の有る 表皮に遮られてダメージは与えられていないのが口惜しい。 巨大な水牛にもトカゲにも似た巨体を振り返りながら、 「止まっちゃ駄目だ、出来るだけ遠くへ引き離さないと」 と、呟き走り続けるニホン。 パワーアシスト付とは云え、走るのに体力が要らない訳ではない。 ぜぇっぜぇっぜぇっ 体力の限界も近い。突然の咆吼に驚いて振り返ると”怪獣”が 無数に牙の生えた紫の口腔を広げて居るのが見えた。 怪獣が吐き出した白い息が辺りの森林を一瞬でどす黒く染めたのと同時に 圧倒的な光輝が辺りを支配した。 一瞬で光は人の姿になった。 付きだした左掌に出現する円形の見えない盾が全ての白い息を遮っている。 ぐおおぅ、と威嚇の声を挙げる怪物。意外なスピードで巨人に突進する。 側転して是を避け、立ち上がると両手に光の剣を出現させ滑る様に地を走り 怪物に近づく巨人。すぱっと怪物の胴体を深く切り裂く。 断末魔を挙げる怪物。其の儘大勢が決するかに見えた。 が、突然怪物は首を伸して巨人の左腕に深く噛みついた。 光の剣が消滅し、声にならない悲鳴を上げる巨人。 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/korea/1106928971/341
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