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618
: 2008/01/17(木) 21:32:53
ID:9zABn9gM0(3/6)
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618: [] 2008/01/17(木) 21:32:53 ID:9zABn9gM0 かつて詩集「月に吠える」の序に書いた通り、詩は私にとつての神祕でもなく信仰でもない。また況んや「生命がけの仕事」で あつたり、「神聖なる精進の道」でもない。詩はただ私への「悲しき慰安」にすぎない。 生活の沼地に鳴く青鷺の聲であり、月夜の葦に暗くささやく風の音である。 詩はいつも時流の先導に立つて、來るべき世紀の感情を最も鋭敏に觸知するものである。されば詩集の眞の評價は、すくなく とも出版後五年、十年を經て決せらるべきである。五年、十年の後、はじめて一般の俗衆は、詩の今現に居る位地に追ひつくで あらう。即ち詩は、發表することのいよいよ早くして、理解されることのいよいよ遲きを普通とする。かの流行の思潮を追つて、 一時の淺薄なる好尚に適合する如きは、我等詩人の卑しみて能はないことである。 詩が常に俗衆を眼下に見くだし、時代の空氣に高く超越して、もつとも高潔清廉の氣風を尊ぶのは、それの本質に於て全く自然 である。 詩を作ること久しくして、益益詩に自信をもち得ない。私の如きものは、みじめなる青猫の夢魔にすぎない。 利根川に近き田舍の小都市にて 著者 http://society6.5ch.net/test/read.cgi/hosp/1198315384/618
かつて詩集月に吠えるの序に書いた通り詩は私にとつての神でもなく信仰でもないまた況んや生命がけの仕事で あつたり神聖なる精進の道でもない詩はただ私への悲しき慰安にすぎない 生活の沼地に鳴く青鷺のであり月夜の葦に暗くささやく風の音である 詩はいつも時流の先導に立つてるべき世紀の感情を最も鋭敏に知するものであるされば詩集のの評はすくなく とも出版後五年十年をて決せらるべきである五年十年の後はじめて一般の俗衆は詩の今現に居る位地に追ひつくで あらう即ち詩は表することのいよいよ早くして理解されることのいよいよきを普通とするかの流行の思潮を追つて 一時の薄なる好尚に適合する如きは我等詩人の卑しみて能はないことである 詩が常に俗衆を眼下に見くだし時代の空に高く超越してもつとも高潔清廉の風を尊ぶのはそれの本質に於て全く自然 である 詩を作ること久しくして益益詩に自信をもち得ない私の如きものはみじめなる青猫の夢魔にすぎない 利根川に近き田の小都市にて 著者
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