[過去ログ] 統合失調症、SAD、人格障害は「架空の病気」か? (1001レス)
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(2): 2006/07/31(月) 20:52:58 ID:GghGnU/y0(1/4)調 AAS
>>593
あなたが「学問的」という引用文は、ちっとも学問的ではありません。

1.精神病(含む統合失調症)が、政治犯の隔離等に利用されていた可能性については、門外漢なので感知しませんがありえたと思います。
それと、「統合失調症が架空の疾病である」と言い切るのはまるでレベルの違う話です。

2.疾病の原因部位について
>統合失調症は医学的にはドーパミン系の過剰活動やグルタミン酸ニューロンの
>低活性神経伝達物質の異常が原因で大脳の萎縮や記憶を司る
>海馬の異常構築、前頭葉の脳血流の異常による認知障害などを引き起こすとされ、
>向精神薬でこのような症状を抑えるとされている。

まちがえ。「〜という仮説がある。」が正解。
606
(3): 2006/07/31(月) 20:53:33 ID:GghGnU/y0(2/4)調 AAS
3.向精神薬の薬理作用
>こうした表向き、通説とされている精神医学界の統合失調症に関する説明が
>薬学的に考えた際に明確に誤っている事はその治療薬とされている「向精神薬」に
>アンフェタミン、メタンフェタミン、コカイン、メチルフェニデートなど覚醒剤や麻薬と
>同様の成分が含まれていることで明白であり、向精神薬の服用はそれら症状を改善するどころか
>大脳の萎縮や記憶を司る海馬の異常構築、前頭葉の脳血流の異常による認知障害などの症状を
>更に悪化させるのである。

まちがえ。覚せい剤と同様の「覚醒作用薬」は、数ある向精神薬のなかで、リタリンとベタナミンのみ。
しかも、これらはナルコレプシーという特殊な過眠症など、対象疾患はごく限られている。もちろん統合失調症にこのようなものは使用しない。
統合失調症に使用するのは、「向精神薬」の中の「抗精神病薬」であって、上記覚醒作用薬は、抗精神病薬ではない。

4.覚醒剤精神病と統合失調症
>こうした事は覚醒剤濫用者と統合失調症患者の症状には差異がない事が
>医学的に認められいる事でも明白であり、「覚醒剤後遺症として統合失調症と区別が
>つかないような、慢性の幻覚妄想状態や、意欲低下や引きこもりといった、
>統合失調症の陰性症状の様な症状を呈し、精神科病院への入院が必要となる場合も多い」

上記3の誤りによって、4は意味不明。
「覚醒剤精神病との症状の類似が、統合失調症のカテコラミン仮説の礎になった」というならばOK。
607
(2): 2006/07/31(月) 20:54:12 ID:GghGnU/y0(3/4)調 AAS
5.精神科薬物療法
>このような麻薬や覚醒剤と同様の効用を持ち、医学的にも説明が付かないにもかかわらず
>精神科医が向精神薬を患者に対して投与している理由として、精神医学界は統合失調症の原因が
>不明であり、臨床試験という経験則からこのような薬が精神異常者の治療に効果があるためである
>とされている。

上記3の誤りによって、5は意味不明。
尚、病態生理、薬理作用が100%解明されていなくとも、有効性というベネフィットと副作用というリスクを秤にかけて、
臨床利用することは、医学療法の中ではよくあること。
精神科の分野で、病態生理や薬理作用の探求が遅れているのは、生きたままのヒトの脳を使っての基礎実験が出来ないからである。
この分野の研究の遅れは、むしろ、人権に配慮して、そういう野蛮でグロデスクな実験をしてこなかった事の証左とも言えよう。
大量殺人が平気で行われ続けているような世界だったら、とっくの昔に、政治犯、死刑囚を生きたまま実験材料にして、
統合失調症の病態生理解明は、遥かに進んでいたであろう。

6.BZレセプター
>向精神薬が脳のどこへどのように働くかについてはまだよくわからないが,
>抗不安薬は大脳辺縁系ことに海馬や扁桃核に働くといわれ,
>ベンゾジアゼピン系の薬 (現在の抗不安薬のほぼ全部) は特殊な受容体
>をもっているらしい。

不勉強。BZレセプターとGABAレセプターのカップリング構造程度の話も知らないで書いているとは大笑い。
608
(2): 2006/07/31(月) 20:54:47 ID:GghGnU/y0(4/4)調 AAS
7.カテコラミン&インドールアミン
>抗精神病薬はセロトニンとカテコールアミンという神経刺激伝達物質のバランスを
>調整することによって働くと考えられてきたが,最近では脳内,とくに中脳皮質の
>ドーパミン受容体を遮断することによる,とされている。

中脳に皮質はなく、「中脳皮質」という部位は解剖学的に存在しない。
百歩譲って、「中脳皮質路」の事だとしても、この系は、広く不安やストレスとの関連が語られるものである。
むしろ、歴史的にドーパミン仮説を唱えてきた学者達が重要視したのは、中脳ー辺縁系投射路、特にA10から側座核へのドーパミン系である。
また、抗精神病薬の薬理作用で、「遮断」という言葉を使うが、これは非専門家のイメージするシャットアウトとは異なる事を記しておく。

8.再び病態生理と薬理作用がわからないのに・・・
>病気の機序が不明なところへ,作用のしくみがよくわかっていない精神治療薬を与えて治そうという
>のには無理がある。

まちがえ。クロルプロマジンの薬理作用が良く検討されていない時代(抗精神病薬としての地位が確立する前)に、この薬は、麻酔科で使用していたり、産科では悪阻(ひどいつわり)治療薬として妊婦に服用させていた。
臨床医学では、病態生理や薬理作用が十分分かっていなくとも、とりあえず目の前の患者の苦痛を取るために、薬物を使用してきた歴史がある。

以上、あなたの引用文は、アホらしくて全部読んでいませんが、目に付いたところ数点、明らかな誤りを指摘しましたよ。
このようなインチキ文を金科玉条に、とんでもないイチャモンをその道の専門家たちにつけてきた事に対し、
心ある謝罪文を掲載する事を求めます。
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