[過去ログ] 【進歩的統合(公正と効率)】中道左派3【社民リベラル】 (163レス)
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89: 2005/05/31(火) 20:42:29 ID:bpv2b+os(1)調 AAS
>「日本の経済格差」 所得と資産から考える。
>橘木俊詔 著(たちばなき としあき) 岩波新書
>経済格差があるかどうかは年収などの統計などでは見えにくい部分が多い。
>統計の妥当性以外にも、豊かさは収入の多さ
>だけでなく生活実感として感じられてこそ意味があり数字を細かく
>追えば追うほど実態が見えなくなるという難しさがある。
>この本ではさまざまなデータ、状況に元に多面的見ており
>数字を追いかけるだけでなく実態に即した形で格差を分析している。
>詳細はお読みいただくとして、要約すると日本では格差が広がりつつある傾向にあると結論づけられている。
>では格差を減らすべき具体策とはなにか、これについては完全な答えはない。
>まず第一は機会の平等保証であろう。
>チャンスが不平等な社会は意欲を失うであろう。
>もうひとつは結果の不平等是正であるが、これは
>公平性と公正性をともに満たす再配分をどのように行うか
>という問題になり最適な解を出すのは極めて難しい。
>公正性という点では、自らの努力によって得られたものと
>努力とは関係なく得られるもの(天下りによる退職金など)とを見分け、
>不公正な格差については是正をする必要がある。(中略)
>結局は我々市民がどのような社会を望むのかというところであろう。
>活力があり自由にチャレンジすることができ、かつ失敗したときの
>セーフティネットがきちんと保証されている社会でなければならない。
>従来の日本のシステムが揺らいでいるなかで、どのような社会が望ましく
>そのために求められる制度は何かを考え直し、広くコンセンサスを得ていくことが今求められている。
>ベンチャーが育たない現状を日本人の国民性の問題にしてはいけない。
>その背景には失敗に不寛容な制度や規制があるはずだ。
>市民がどのような制度が望ましいのかを判断するには
>現状ある格差について市民が正しく理解をしている
>必要があることは確かであろう。
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