[過去ログ] 【浜学水泳部】鷹乃&香菜スレ【第4レーン】 (986レス)
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179(3): 04/07/18 21:23 ID:??? AAS
[`>.⌒´`';`ヽ
Kiミ!リノ)))〉
ノハ.(l!゚ ヮ゚ノ バーカ
(( とI!爽iつ
` 'く/_|l〉
(_j_!
180: 04/07/19 05:50 ID:??? AAS
>>179
ムキになるなよ・・・
ガキの頃、よく人力機であそんだだろ?エンジンを切って風にのる・・・
名づけて必殺、竜鳥飛びだゼ!
181(2): 170 04/07/19 11:44 ID:??? AAS
アク禁食らってまつ。。。
182: 鷹乃たん(*´Д`)ハァハァ [sage 鷹乃たん(*´Д`)ハァハァ] 04/07/19 20:48 ID:??? AAS
>>179
(,,TдT) <鷹乃たんが壊れた〜〜。
>>181
Σ( ̄□ ̄;) マジデスカ
183: 04/07/19 21:23 ID:??? AAS
>>181
(´Д`)ニャント!?
184: 04/07/20 16:46 ID:??? AA×
>>179
185: 04/07/20 21:58 ID:??? AAS
[`>.⌒´`';`ヽ
Kiミ!リノ)))〉 うるさいわね!
ノハ.(l!゚ ヮ゚ノ 香菜なんかキライッ!
(( とI!爽iつ
` 'く/_|l〉
(_j_!
186: 04/07/20 22:16 ID:??? AA×
187: 04/07/20 22:16 ID:??? AAS
【つばめ】「要するに健くんは寿々奈さんの本当の気持ちが知りたいワケね?」
つばめは、健のハナシを聞き終わると足を組み直して訊ねた。
放課後。場所は学校の保健室。
【健】 「な、なんか、問診されてるみたいなんですけど・・・」
【つばめ】「あら? 生徒の健康や悩みのカウンセリングは教師として当た
り前のことよ??」
さも当然の事のようにつばめは言う。
【健】 「そりゃ、そうですけど。先生はウチの学年の担当じゃないし科
目も分野も全然違うじゃないですかっ!?」
【つばめ】「・・・そんなの関係ないわ。どの学年でも生徒は生徒よ? そ
んな事よりも」
健の抗議をサラリと受け流すと逆に持っていたボールペンで健の顔をビシッ
と指して
【つばめ】「今は健くんのその悩みを取り除く方が大事じゃなくて?
【健】 「そ、それは・・・」
その言葉に健は思わず言いよどむ。
188: 04/07/20 22:17 ID:??? AAS
鷹乃と付き合いだして2ケ月が経っていた。鷹乃とは同じクラスということも
あり何かと一緒に行動することが多いだろうと期待していた健だったが、鷹乃
との距離は付き合う前、言ってみれば夏休み前を大差ないものだった。
最初は鷹乃が照れてるのかもしれないと、大して気にせずにいたのだが日が経
っても鷹乃の行動は一向に変わる気配がない。
教室で会っても目を逸らされ、一緒に帰ろうと誘っても忙しいからと断られて、
学校では鷹乃から健に近づいては来ることはなかった。
学校外や健の家で勉強することはあってもそれだけで別段、恋人らしいことは
何もなく。
勿論、キスなどあの海岸で交わした1度きり・・・。
こうなると、鷹乃は一瞬の気の迷いで自分と抱き合ったのではないか。そして、
今の鷹乃は自分のことなど好きでもなんでもないのではないかと健は考え悩ん
でいた。
そして、晴れない気持ちを抱えながら放課後の廊下をトボトボ歩いているとこ
ろをつばめが、見咎め保健室に連れ込むと悩みを打ち明けさせたというワケだ。
189: 04/07/20 22:17 ID:??? AAS
会話の続き。
【つばめ】「今、健くんが悩んでいるのは寿々奈さんの気持ちがわからない
から悩んでいるのでしょう?」
【健】 「ま、まぁ・・・」
【つばめ】「だったら、彼女の本当の気持ちを出させればいいんじゃなくて?」
【健】 「そ、そんな事ができるならやってますよ」
健は少しだけムッして言い返す。
【健】 「簡単に言いますけど、先生にソレができるんですか? 人の本当
の気持ちを出されることが」
その問いにつばめはサラリと答えた。
【つばめ】「そんな事は簡単だわ」
【健】 「・・・え?」
健は驚いてつばめの顔を見た。その顔は冗談を言っているようには見えない。
【つばめ】「どう? 知りたい?」
つばめは試すような視線と笑みを送ってくる。
【健】 「そ、そりゃ知りたい・・・ですけど。でも、どうやって?」
【つばめ】「だから簡単だと言ったでしょう?」
そう言うと、つばめはスグさまシナリオを作り上げると鷹乃の後輩である香
菜をも巻き込んでの作戦決行となったのだ。
しかし、誤算というかつばめの描いたシナリオ自体は完璧だったのだが、い
かんせん完璧過ぎた。
190: 04/07/20 22:18 ID:??? AAS
その結果、鷹乃の本心は知ることは十二分にできたのだが、その反動で鷹乃
の怒りの臨界点まで大きく上回ってしまった。
【香菜】 「・・・伊波先パイ。鷹乃先パイの家まで行って迎えに行った方
がいいんじゃないですかぁ?」
心配そうに香菜が言う。
【健】 「・・・そうだよね」
香菜の言葉に、そう答える健。
いくらなんでもヤリ過ぎだ。確かに鷹乃がヤキモチを焼いてくれたという事
は嬉しい気持ちだった。それは、少なからず自分を嫌ってはないという意思
表示だから。
だが、この方法では鷹乃の気持ちをもて遊んだとも言える。
それは彼女の恋人として信頼される身として許されるものではない。
健は立ち上がり鷹乃を迎えに行こうと部屋を出ようとする。
だが、それを止める国語教師。
【つばめ】「迎えに行かなくても平気」
【健】 「・・・え?」
その言葉に振り返る健。
【つばめ】「あのコは頭の良いコ。きっと自分で戻ってくるから心配しなく
てもいいわ」
そう言うと、つばめは窓から吹いてくる風を心地良さそうに受け止めていた。
<つづく>
191(1): 04/07/20 22:18 ID:??? AAS
規制解除しまつた。
192: 鷹乃たん(*´Д`)ハァハァ [sage 鷹乃たん(*´Д`)ハァハァ] 04/07/20 23:27 ID:??? AAS
>>191 毎度乙〜。
流石は先生だ。
193: 04/07/21 00:42 ID:??? AAS
鷹乃タソSS(・∀・)イイ!!
194: 04/07/21 12:55 ID:??? AAS
鷹乃を試すようなまねをするとはイナケン許すまじ!
195: 04/07/21 23:21 ID:??? AAS
MemoriesOff2nd 外伝 〜鷹乃の憂鬱〜<その5>
何処をどう帰ったのかわからない程、鷹乃は興奮していた。
気付いたら自宅の店先に立っている自分に驚いたぐらいだ。
【叔父】 「ん? たけ? もう帰ってきたのか?」
店番をしていた叔父が鷹乃の帰宅に気付き声をかけた。
【鷹乃】 「・・・・・・・・・」
【叔父】 「今日は遅いと言っていたのに随分、早い帰りじゃないか?」
不思議そうな顔で叔父は訊ねた。
家を出る時には遅くなるからと嬉しそうな顔をして言っていたのを叔父は、
はっきりと覚えていた。
そんな叔父の問いに
【鷹乃】 「もう、用は終わったわ」
ぶっきらぼうに答える。
そんな鷹乃の様子を見て叔父が一言。
【叔父】 「なんだ? ボーイフレンドと喧嘩でもしたのか?」
その一言が強烈な一言だったので鷹乃の頬はカァと赤くなる。
【鷹乃】 「な、な、何言ってるのよっ!?」
【叔父】 「なんだ、図星か? カカカ!」
と叔父は笑いながら言う。
【鷹乃】 「もう! うるさいっ! 私が店番するから、叔父さんは休んで
てっ!」
【叔父】 「お、おい!?」
鷹乃は叔父を無理矢理、店の奥に押し出すとフゥと大きく息を漏らす。
【鷹乃】 「まったく・・・。男って生き物は・・・」
そう独り言を吐くとレジに歩いて行った。
196: 04/07/21 23:22 ID:??? AAS
といっても鷹乃の叔父が経営する文誠堂は大型書店と違い扱っているジャン
ルが狭いため客の数は少ない。
丁度、その時も店に客の姿はなく鷹乃はレジで一人でいるしかなく、嫌でも
さっきまでの事が頭の中を駆け巡ってしまう。
だが、一人で考えることで急激に冷静さを取り戻してきた。
【鷹乃】 「・・・・・・・・・」
自分らしくない言動と行動だったな・・・。
まず、思ったことはその事であり情けない事だと唇を噛んだ。
数少ない健との2人きりの時間。
それを後輩である香菜に邪魔され、南先生にまで邪魔されたくらいで怒った
自分。
そんなに自分は嫉妬心が強かったのだろうか?
そんな事は解らない。何せ自分自身、異性と付き合ったこと自体が初めてな
のだから。
だが、自分の性格からして多少の嫉妬心はあるのは当然とはいえ今日の自分
の言動と行動は異常だった。
その理由は鷹乃自身、わかっている。
『白河ほたる』今は学園にはいない一人の女性を意識していた。
【鷹乃】 「私じゃ、白河さんの真似は無理よね・・・」
そうポツリと鷹乃は呟いた。
<つづく>
197: 04/07/21 23:28 ID:??? AAS
鷹乃の叔父さん(*´Д`)ハァハァ
198: 名雪さん@1字違いで名無さん [sage 鷹乃たん(*´Д`)ハァハァ] 04/07/22 05:56 ID:??? AAS
ほたるちゃんの真似が出来る人なんていないのになぁ・・・(*´Д`)ハァハァ
199: 04/07/22 20:47 ID:GW68DsDv(1/4)調 AAS
MemoriesOff2nd 外伝 〜鷹乃の憂鬱〜<その6>
【鷹乃】 「ふぅ・・・」
店内の床をモップで綺麗に磨きあげると鷹乃は大きく息を吐くと額に滲んだ
汗を手で拭く。
暇にかまけてボーッとするとロクなことを考えないので、とりあえず身体を
動かしたのだが、それでも心は晴れない。
やはり、自分で呟いた言葉が頭の中からこびり付いて離れないのだ。
自分には彼女の真似などできない・・・。
そう思うとまた瞳から涙がジワッと滲んでくる。
そんなトキ。
【詩音】 「こんにちわ」
店の扉を見知った人物が開けていた。
【鷹乃】 「あ、し、詩音・・・」
店の入口に澄空学園の制服を着た双海詩音が自慢の銀髪を風になびかせなが
ら立っていた。
それに気付いた鷹乃は涙を隠すように慌てて顔を逸らす。
【詩音】 「・・・・・・?」
【詩音】 「鷹乃さん?」
【鷹乃】 「ううん。・・・何でもないわ」
無理に笑顔を作って詩音を見つめる。
【詩音】 「・・・・・・・・・」
【鷹乃】 「そ、それより。どうしたの今日は?」
200: 04/07/22 20:48 ID:GW68DsDv(2/4)調 AAS
鷹乃は怪訝そうな表情の詩音から逃れるように話題を振った。
【詩音】 「・・・私は先週、予約しておいた洋書を取りに来たのですが」
そう言うと詩音は何かを窺う様な視線で訊ねてきた。
【詩音】 「それより。何故、鷹乃さんがお店にいるのでしょうか?」
【鷹乃】 「え・・・?」
その言葉に鷹乃は思わずドキッとする。
【詩音】 「一昨日、電話で今日は用があるから店にはいないと嬉しそうな
声でおっしゃってたじゃないですか」
確かに一昨日の晩、詩音が予約した洋書の本が入荷した取りに来てと電話し
た際に、今日は自分は用があっていないからと伝えていた。
【鷹乃】 「あぁ、その事ね。その用は無くなったのよ」
そう答えると鷹乃はぎこちなく笑顔を作る。
【詩音】 「・・・そうですか」
詩音もそこまで言うと、それ以上の追求はしてこなかった。
【鷹乃】 「ところで詩音は時間あるの? あるなら少しお茶でも飲んで行
って」
【詩音】 「はい。・・・そうですね。夕方までなら時間が空いているので
それまでなら結構ですよ」
【鷹乃】 「そう。それなら待っていて。今、お茶の用意してくるから」
そう言い残すと鷹乃は店の奥に消えて行った。
【詩音】 「・・・・・・・・・」
その姿をやはり、いつもの鷹乃とは違う姿だと詩音は感じながら見つめてて
いた。
201: 04/07/22 20:50 ID:GW68DsDv(3/4)調 AAS
それから鷹乃と詩音はお茶を飲みながら取り留めない話しをした。お互いが
街で見つけた美味しい紅茶の店や雑貨店のハナシ、そして進路のハナシ。
詩音は文系の大学への進学を希望しているのだが、外国暮らしが長い詩音に
とって日本語の理解が難しいと鷹乃に嘆いていた。
そんな詩音を鷹乃が力強く勇気付けていた。
だが、そんな鷹乃もハナシが学校生活の事に及ぶと途端に口数が少なくなる。
【詩音】 「鷹乃さん? 何かあったのですね?」
業を煮やした詩音は、断定するように切り出した。鷹乃の性格を考え敢えて
そう切り出したのだった。
【鷹乃】 「・・・・・・・・・」
【詩音】 「今日の鷹乃さんの様子は明らかに変です。さあ、何があったの
か、誤魔化さずに打ち明けて下さいっ」
少しだけ肩をいからせた詩音は、そう問い詰めてきた。
普段はおだやかな詩音からすると、その行為は珍しいことだった。
だが、そんな詩音にも
【鷹乃】 「でも、これは私自身の問題だから・・・」
そう言って鷹乃は俯いて口を開こうとしない。
すると、詩音は突然、立ち上がり
202: 04/07/22 20:53 ID:GW68DsDv(4/4)調 AAS
【詩音】 「もう! 水臭いですよっ」
そう大声を上げると続けざまに言った。
【詩音】 「私は鷹乃さんだから自分のことを何でも話せますし鷹乃さんの
話も何でも聞けます」
【鷹乃】 「・・・・・・・・・」
【詩音】 「鷹乃さんの元気のない姿を目にしたら理由を知りたいのは当た
り前のことじゃないですか?」
【鷹乃】 「・・・・・・・・・」
【詩音】 「私は別に鷹乃さんの力になりたいとか弱みを見せろと言ってる
のじゃないんですよ?」
【鷹乃】 「・・・・・・え?」
詩音の言葉に思わず顔を見上げる。
すると詩音はニッコリと笑い
【詩音】 「かけがいのない友達として当然のことを言ってるだけです」
【鷹乃】 「あ・・・」
【詩音】 「私にとって鷹乃さんはかけがえのない友達なんですから」
【鷹乃】 「し、詩音・・・」
【詩音】 「さぁ、話して下さい。話さないと明日の朝まで紅茶の講義をし
ちゃいますよ?」
最後に悪戯っぽく言う詩音。
【鷹乃】 「もう・・・詩音たら」
そう言いながらも詩音の優しさがジワーっと身体の中に染み込んでいくよう
で、良い友人を持ったものだと鷹乃は改めて感じた。
【鷹乃】 「ありがとう。詩音・・・」
そうして、鷹乃は自分の抱える悩みを洗いざらい詩音に打ち明けたのだった。
<つづく>
203: (,,-д-)さん [sage 鷹乃たん(*´Д`)ハァハァ] 04/07/22 22:26 ID:7WzDXztf(1)調 AAS
ふむふむ、詩音たんは問い詰めよりも紅茶の講義が武器なのか_〆(。。)メモメモ
204: 04/07/24 12:50 ID:OuK1B3st(1)調 AAS
君が望む永遠の水月と孝之の声優がつきあっていた
2chスレ:news4vip
205: 04/07/25 20:26 ID:LBKKk5oD(1)調 AAS
続きまだ?
206: 04/07/28 10:24 ID:iqOpeEJP(1)調 AAS
期待あげ
207: 04/07/28 19:24 ID:SP1RLYJI(1)調 AAS
期待さげ
208: (,,-д-)さん [sage 鷹乃たん(*´Д`)ハァハァ] 04/07/28 23:11 ID:sygdWh+0(1)調 AAS
移転さげ
209: 04/07/29 08:46 ID:JJPE0OAQ(1/2)調 AAS
やはりまたアク禁くらってるのだろうか?
210: 04/07/29 20:51 ID:b96Bw+m/(1/14)調 AA×
211: 04/07/29 20:53 ID:b96Bw+m/(2/14)調 AA×
212: 04/07/29 20:55 ID:b96Bw+m/(3/14)調 AAS
鷹乃は、よく人から相談されることが多い。
それは鷹乃の性格が現実的に冷静ではっきりモノを言うことから相談するに
は適任だからだ。
相談の内容は多岐に渡る。進路のこと親兄弟のこと友人のこと。
だが、やはり一番相談の多いことと言えば異性のことだった。鷹乃は男心な
どは知らないが、相談してきた相手の気持ちを的確に捉えることができる。
だから、その気持ちを相手に話すことで解決させる。
現に健が前の恋人の白河ほたるを本気で想っていないことを言い当てている。
だが、それをあくまでも他人のこと。それが、自分のことになるとまるで収
拾がつかなくなってしまった。
冷静に分析すれば自分が健に対して恋していることは明らかなことなのだ。
詩音に言われることで、ようやく気付いた。
いや、気付かされたといっていいかもしれない。
【鷹乃】「そ、そうよね? 私、恋をしてるのよね・・・」
鷹乃はポツリと漏らした。
【詩音】「はいっ。だから、別に自分に恥じる必要はありませんよ」
【鷹乃】「でも、こんな私じゃ、白河さんの代わりはできないわ。伊波君の
彼女としてふさわしくないのかも」
鷹乃は諦めたように笑顔さえ浮かべていた。
213: 04/07/29 20:57 ID:b96Bw+m/(4/14)調 AAS
だが、そんな鷹乃に
【詩音】「・・・なぜ」
【鷹乃】「え?」
【詩音】「なぜ、鷹乃さんは白河さんという方の代わりをしようとしている
のですか?」
【鷹乃】「そ、それは・・・」
【詩音】「別に鷹乃さんが白河さんの代わりをする必要などないと思うので
すが」
【鷹乃】「あ・・・」
詩音の言葉に鷹乃は冷水を頭からかけられたような気持ちなる。
知らず知らずのうちに鷹乃はほたるの幻影を追ううちに自分もほたるの様に
ならなければと思っていた。
誰からも好かれ誰からも愛される存在に。
そして、健からも・・・。
だが、それが間違いだと詩音は指摘した。
【詩音】「伊波さんも鷹乃さんにそんな事を望んではいないと思います。伊
波さんは鷹乃さんだから好きになったんだと思います」
【鷹乃】「詩音・・・」
詩音の言葉に鷹乃は込み上げるものを抑えられなかった。目の前の女性に相
談して良かったと心底思った。
214: 04/07/29 20:59 ID:b96Bw+m/(5/14)調 AAS
【詩音】「それじゃあ、私帰ります。本、読んだら感想言いますね」
そんな鷹乃を見て詩音は、そう言うと店の扉を開けて外に出て行った。
鷹乃は慌てて店を出て追いかけると、後姿に声を掛ける。
【鷹乃】「詩音っ」
【詩音】「はい?」
銀髪の美少女はクルリと振り返る。
【鷹乃】「・・・ありがとう。そ、その、また何かあったら相談してもいい
かしら?」
【詩音】「もちろん。今度は私の相談にも乗って下さい」
【鷹乃】「ええ、わかったわ」
鷹乃は目に溜まる涙を指で払いのけて言う。
【詩音】「それでは」
【鷹乃・詩音】「ごきげんよう」
いつもの別れの言葉を交わすと2人は笑顔で別れた。
鷹乃は詩音の後姿を見つめもう一度静かに呟く。
【鷹乃】「・・・本当に有難う、詩音」
その言葉は秋風に流され、やがて消えていった。
215: 04/07/29 21:00 ID:b96Bw+m/(6/14)調 AAS
店に戻った鷹乃は奥で休んでいた叔父に
【鷹乃】「叔父さん? 私、出かけてくるから店番お願いね?」
そう言うと飛び出すように家を出て行った。
【叔父】「お〜い! たけや!」
【叔父】「・・・なんだってんだ? まったく」
そう言いながらも苦笑いを浮かべ
【叔父】「あの、たけが恋だなんだと言う歳になったんだなぁ・・・」
叔父の顔は嬉しさを噛み殺しているように見えた。
鷹乃は家を出ると駅まで走ると丁度、運良く発車しようとしていたシカ電に
乗りこんだ。
【鷹乃】「ハァ・・・ハァ・・・」
家からココまで走ってきたので息が切れていた。
乗客が一瞬、そんな鷹乃を怪訝そうな顔で見るがそんなことは気にならない。
今は健の顔が一秒でも早く見たい。早く今の自分の気持ちを伝えたい。
それだけだった。
やがて、電車が桜峰の駅に滑り込む。
シカ電のドアが開くと同時にまた走り出す。
もう、何度も通った道。今は、まだ白河ほたるが通った回数に敵わないかも
しれないが、いつかは自分の方が多くこの道を通うのだ。
そう、思うと走っていても辛くないものだ。
そして、見慣れた木造アパートに辿りついた。
アパートの前で足を止めると階段をゆっくり上がる。
216: 04/07/29 21:01 ID:b96Bw+m/(7/14)調 AAS
健の部屋の前。
【鷹乃】「ハァ・・・ハァ・・・」
部屋は物静かだ。
恐らく健一人なのだろう。
【鷹乃】「スゥーハァー」
鷹乃は、息を整えるために一度だけ大きく深呼吸してドアを開ける。
ガチャ。
【鷹乃】「伊波君?」
恐る恐る、部屋の中に入る。
すると・・・。
【鷹乃】「・・・・・・っ!」
鷹乃の目に入ったのは・・・。
健を真ん中に川の字で寝る3人。
どうやら、鷹乃が出て行った後に眠ってしまったらしい。
しかも、両側の香菜とつばめは健に寄り添うように眠っている。
3人からは寝息と共に寝言も聞こえてくる。
【香菜】「鷹乃せんぱ〜い・・・大好きですぅ・・・ムニャムニャ」
【つばめ】「レモンの香り・・・いい匂い・・・ZZZ」
【健】 「鷹乃ぉ・・・殺虫剤かけるのはヤメてくれぇ・・・ZZZ」
【鷹乃】「・・・・・・・・・」
この人は・・・。
自分が悩んでいたにも関わらず、こんな格好でっ!
そんな気持ちが鷹乃の中で湧き上がったのだが、それを何とか静める。
ここで怒ったら、さっきと同じになる。
217: 04/07/29 21:03 ID:b96Bw+m/(8/14)調 AAS
【鷹乃】「ちょっと、伊波君起きなさい」
あくまでも冷静な声で健を起こす。
すると、その声に反応した健が目を開ける。
【健】 「へ?」
【香菜】「ふにゃ?」
【つばめ】「ZZZ・・・」
【鷹乃】「伊波君・・・」
【健】 「あれ? 鷹乃? なんで?」
健は目を擦りながら部屋を見回している。
恐らく寝ぼけているのだろう。
【鷹乃】「・・・いつ戻ったじゃないでしょう?」
そんな健に呆れる鷹乃。
だが、今は呆れている場合ではない。今は健と2人きりで話がしたいのだ。
自分の本当の気持ちを打ち明けるために。
【鷹乃】「ま、まぁ、いいわ。それより伊波君、ハナシがあるの」
そう言って健の腕を掴み部屋の外へと連れ出そうとする。
そのトキ・・・。
ガチャ。
部屋のドアが唐突に開いた。
218: 04/07/29 21:05 ID:b96Bw+m/(9/14)調 AAS
【鷹乃】「・・・え?」
【静流】「健く〜ん? 久しぶり!」
【健】 「え? あ? し、静流さん?」
【静流】「こんにちわ〜健くんっ。今日、学校でキウイプリンを作ってみた
のっ。食べてみてくれる?」
いきなり現れた謎の女性に鷹乃は呆然とする。
【鷹乃】「・・・・・・・・・」
【静流】「この前、作ったマンゴープリン、美味しいって言ってくれたから。
今日のも口に合うかと思って」
この前の? マンゴープリン?
鷹乃の頭の中をその言葉が回っている。
【健】 「あぁ、そうなんですか? わざわざスイマセン」
健は笑顔で応対する。
そんな健に鷹乃は無意識に視線を向ける。
【健】 「この前のマンゴープリンも絶品だったしって・・・鷹乃?」
鷹乃の良からぬ視線に気付いた健は思わず一歩、後ずさりした。
219: 04/07/29 21:06 ID:b96Bw+m/(10/14)調 AAS
【鷹乃】「・・・・・・・・・」
なぜ、このヒトの部屋には次々に女性が現れるの?
【静流】「ほら、早く食べて感想を教えてくれる? それを参考に改良して
また食べて貰わなくちゃ」
静流はテーブルに自家製キウイプリンを置くとスプーンで一口分を健に差し
出す。
だが、さすがの健も鷹乃の様子がおかしいことに気付く。
【健】 「い、いや・・・。静流さん、今は・・・」
だが、時スデに遅く・・・。
寿々奈鷹乃の怒りの臨界点が振り切れてしまった。
【鷹乃】「みんな・・・」
地の底から這い出てくるような恐ろしい声。
【香菜】「ふにゃ?」
【つばめ】「ZZZ・・・」
【静流】 「え?」
【健】 「た、鷹乃・・・?」
その声に一瞬、部屋全体が凍った後・・・。
【鷹乃】「出て行きなさぁぁぁぁぁいっ!」
鷹乃の怒号が朝凪荘に響き渡った。
220: 04/07/29 21:08 ID:b96Bw+m/(11/14)調 AA×
221: 04/07/29 21:09 ID:b96Bw+m/(12/14)調 AAS
【鷹乃】「結構よ」
【信】 「それでは、大至急でお持ちしますの少々、お待ち下さ〜い」
そう言うと信は健に向かって
【信】 「イナケン。店の売り上げに協力してくれてアリガトなっ」
【健】 「そ、そんな信くんっ! 本気で今のオーダーを取る気?」
【信】 「何、言ってるんだ? 当たり前だろ? お客様が注文したモノを
受けないでウェイターが務るか?」
【健】 「そ、そうは言っても!」
そういう健と鷹乃が座るテーブルには一面、食べ物が乗った皿が並んでいる。
その食べ物を鷹乃が無言で静々と口に運んでいた。
【鷹乃】「あら? 私はまだ全然、平気よ? 今日はイライラしたから食欲
旺盛だし」
箸を休めてジロリと健を睨む。
【健】 「う・・・」
その言葉に健は絶句する。
結局、怒号の後、香菜と静流は脱兎の如く逃げ出し。つばめは「あら? 局
地風?」と意味不明なことを言い残しキウイプリンも手に持ち部屋へと戻っ
て行った。
そして、1人残された健は今日のことを鷹乃に正直に話した。
その話を聞いた鷹乃は、またもや烈火の如く怒ったので鷹乃に許して貰うた
めルサックに来たのだった。
222: 04/07/29 21:09 ID:b96Bw+m/(13/14)調 AAS
だが、相手と場所が悪かった・・・。
食べたメニューの数はスデに10種類を超えており、注文中のメニューの事
を考えると完全に親からの仕送り分を上回っていた。
【信】 「心配すんなイナケンっ。足りない分は店で働いて相殺すればいい
って店長も言ってたからな」
【鷹乃】「ですって? 伊波君、良かったわね?」
【健】 「鷹乃ぉ・・・」
健は、すがるような目をする。
そんな健に・・・。
【鷹乃】「カマキリの雄はカマキリの雌に栄養分として自分の身体を差し出
すのよ? それに比べたら大したことないでしょ?」
鷹乃は、そう言いキッと睨みつける。
そう言われて反抗できる健でもなく、ただ鷹乃の満腹中枢が早く満たされる
を待つしかなかった。
ちなみに、この日から健はルサックのバイトに復活したのは言うまでもない。
MemoriesOff2nd〜鷹乃の憂鬱・FIN〜
223(2): 210 04/07/29 21:12 ID:b96Bw+m/(14/14)調 AAS
お待たせしました〜
でも、随分長くなっちゃった。。。
申し訳ない_│ ̄│○
224: 04/07/29 21:34 ID:JJPE0OAQ(2/2)調 AAS
>>223
新作乙です
何かあったんですか?
225: 名雪さん@1字違いで名無さん [sage 鷹乃たん(*´Д`)ハァハァ] 04/07/29 23:26 ID:S+3b79Ni(1)調 AAS
続きキタ━━━━━━\(T▽T)/━━━━━━ !!!!!
待っていた甲斐がありましたよ!!
226: 04/07/30 01:37 ID:26OHMRfz(1)調 AAS
またまた良い感じだぁ!
乙です
227(2): 210 04/07/30 22:35 ID:yuEz43YF(1)調 AAS
>>223
いや。書いたテキストを吉里吉里に組んで遊び呆けて
いて続き書くのが疎かになってただけでつ。。。
また、駄文で良ければ書きますので少しお待ちになっ
ていて下さい(・∀・)
228: 04/07/31 20:03 ID:6CfzU/dr(1)調 AAS
>>227
よろしくです
229: (,,-д-)さん [sage 鷹乃たん(*´Д`)ハァハァ] 04/07/31 21:04 ID:wpw7AWEb(1)調 AAS
>>227
お待ちしております。
230: 04/08/02 20:41 ID:gIe3MH+4(1/4)調 AAS
MemoriesOff2nd 寿々奈鷹乃 〜入学・その1〜
桜咲き誇る4月。
寿々奈鷹乃は浜咲学園に入学した。
今日から高校生になる。
だが、鷹乃にとって高校入学という節目は大した感慨が沸かなかった。
「あまり実感がないわ・・・」
呟く。
変わったことといえば着る制服が変わっただけ。
別に夢や希望を持って浜咲学園に入学したワケではない。
とりあえず好きな勉強と好きな水泳を続けられればそれでいい。
入学の動機はそんなものであった。
あとは、なるべく叔父や叔母の負担にならないようにしよう。
ただでさえ、無理して私立に学校に入学させて貰ったのだ。これ以上の負担
をかけるわけにはいかない。
本来、めでたい門出である高校入学も鷹乃にとっては、めでたくも何でもな
い日常生活の延長でしかなかった。
入学式を終えた鷹乃は胸に付いている新入生用の赤いバラをそっと外しなが
ら歩いた。
すると、不意に校舎の方からピアノの音が聞こえてきた。
「・・・・・・・・・」
誰だろう・・・。
ふと、立ち止まる。
そして、美しくもあり楽しげでもあるピアノの音色に鷹乃は耳を傾けた。
「綺麗な音・・・」
誰にというワケでもなく一言だけ呟き僅かに微笑んだ鷹乃は校門をくぐると
浜咲駅へと歩を進めた。
231(1): 04/08/02 20:42 ID:gIe3MH+4(2/4)調 AAS
翌日。
放課後になると鷹乃は職員室に向かった。
用件は水泳部の顧問に入部を希望する旨を伝えるタメだ。
だが、そこで思いもよらぬことを教師から言われ鷹乃は愕然とする。
「え? 水泳部は廃部?」
鷹乃は教師の言葉の意味が一瞬、わからなかった。
それほど鷹乃にとってショックな言葉だった。
「まだ、決まったワケじゃないが」
そう教師は前置きし
「今のところ女子部員の数はゼロだ。皆、辞めてしまったからな」
「・・・・・・・・・」
「男子部員も2、3人にトコでな。その男子部員もヤル気が無いらしく練習
などせず遊んでいる有様だ」
「・・・・・・・・・」
鷹乃は黙って教師の言葉に耳を傾ける。
232: 04/08/02 20:44 ID:gIe3MH+4(3/4)調 AAS
「ま、そんな具合だから学校側としても部としての存続は認められないとい
う方向で話しが進んでいる」
そう言うと教師は両手で湯呑みを包み持ち
「ウチは進学校だからな。勉強の妨げになるような活動は自粛させる方針な
んだ」
そう教師は、言い終えるとグイッとお茶を飲み干した。
「ですが、水泳は団体競技ではありません。私、一人でも部は活動できるハ
ズです」
鷹乃は全ての話を聞き終った上で教師に意見した。
たしかに水泳は野球やサッカーなどの団体競技と違い1人でも競技に参加で
きる。
「確かにそうだが、部員の数を揃えないと部としては認められないぞ?」
部としての活動をするなら最低5人の部員の数がいないと部として認められ
ないとの言葉だった。
5人・・・。
その数は新入生の鷹乃にとって、とてつもない数だ。
「それと・・・」
そして、追い討ちをかけるように教師は言う。
「さっきも言った男子部員の事だ」
ヤル気がなく遊んでいるという男子部員の事。
「その部員の事もきちんとしないことには学校側としても首を縦には振れん」
要するに部員数と風紀を直さないと部として認めないということらしい。
鷹乃は、それを理解すると
「わかりました」
そう返事して、職員室を後にした。
233: 04/08/02 20:45 ID:gIe3MH+4(4/4)調 AAS
「失礼しました」
お辞儀して扉を閉める。
職員室を出た鷹乃は壁に背中を預け天上を見上げながら一人佇んだ。
「5人・・・」
教師から言われた部員の数。その数が鷹乃の肩にズシリと重く圧し掛かって
くるようだった。
それだけでさえ困難だというのに不真面目と言われている男子部員の世話ま
でしなければいけないというのだ。
「そんな事、できるかしら・・・」
思わず弱音がポツリと漏れる。
でも、やらなければ学校で水泳はできない。
「それは嫌・・・」
好きな水泳ができないなど自分には考えられないし想像もできない。
「とにかく、まずは部員集めからね」
鷹乃は気持ち奮い立たせると前を向いて力強く歩き始めた。
<つづく>
234: 鷹乃たん(*´Д`)ハァハァ [sage 鷹乃たん(*´Д`)ハァハァ] 04/08/02 22:25 ID:mdqCuXPC(1)調 AAS
新作キタ━(゚∀゚)━!!
一年生の頃の鷹乃たんに興味津々ですよ!!
235: 04/08/04 14:24 ID:+MUXRfIy(1)調 AAS
これはまた面白そうですね
今後の展開に激しく期待!!
236: 04/08/04 23:21 ID:BLYfnqqR(1/3)調 AAS
MemoriesOff2nd 寿々奈鷹乃 〜入学・その2〜
鷹乃は、ここ1週間毎日のように部員集めに奔走した。
同じ新入生で運動神経の良さそうな女子を鷹乃なりの観点でピックアップし
て勧誘したのだ。
声を掛けただけで20人ほど。
その中で色よい返事を貰った数は2人だった。
2人共、水泳の経験はないが何かの部活動はしたいと思っていたらしく鷹乃
の熱意に絆され興味を持ったのだ。
「残りは2人ね」
部として認められる人数まで自分を入れて残り2人。
案外、始めてみれば難しくないことだと感じた鷹乃はそれからも部員集めに
精を出した。
だが、その残り2人が中々、集まらない。
日が経つにつれ段々と入部する部活動が決まってしまう。その前に何とか入
部希望者を探さないと他の部に持っていかれてしまう。
焦る気持ちを抱えながらも部員探しに奔走する。
だが、やはり鷹乃1人の力では難しいものがあった。
その日も目を付けた女子に水泳部に入らないかと誘ったものの他の部に入部
予定だからと断られてしまっていた。
「ハナシだけでも聞いてくれて有難う。部活頑張ってね」
鷹乃は笑顔で相手と挨拶を交わす。
相手は去り鷹乃は、その後姿を眺めていたが、やがて視線を外す。
237: 04/08/04 23:23 ID:BLYfnqqR(2/3)調 AAS
「ふぅ・・・」
また、空振り・・・。
タメ息をついて空を見上げた。
見上げた空は眩しいくらい青い。
このところ気温が日に日に上がってきていてプールに水を入れる日も近い。
「早いうちに部員を揃えないと練習さえ出来ないわ」
鷹乃は焦らないようにと思いながらも内心、ジリジリしていた。
そんなトキ。
「あの・・・」
不意に背後から声が掛かった。
振り返ると見知らぬ女生徒が2人立っている。
「・・・何か?」
鷹乃は訊ねた。
すると、1人が恐る恐るといった感じで口を開く。
「貴方が寿々奈さん・・・?」
「はい。そうですけれど・・・」
鷹乃が答えるとホッとした表情を浮かべた。
見たところ悪い人ではなさそうだ。
「あの・・・。今、水泳部の部員を集めてるっていうハナシはホント?」
1人が鷹乃に訊ねた。
鷹乃は頷いて答える。
238: 04/08/04 23:24 ID:BLYfnqqR(3/3)調 AAS
「ええ・・・。それがなにか?」
その答えに2人は顔を見合わせている。
「あの・・・。失礼ですが、どちらさまでしょうか?」
「あ、ごめんなさいっ!」
鷹乃の問いに慌てて謝ると自分達の身元を明かした。
聞くと、その2人は2年生で元水泳部の部員なのだという。
「元水泳部の方がどうして?」
「・・・・・・・・・」
鷹乃の問いに2人は沈黙する。
答えにくい質問だったのだろうか。
「・・・何故、辞めてしまったのですか?」
今度は別の質問に変えた。
すると、囁くような小さな答えが返ってくる。
「男子部員のせいで・・・」
「男子部員?」
鷹乃が聞き返す。
「ええ。私達、男子部員のせいで辞めるハメになったの」
驚くべき言葉が相手から飛び出してきた。
「どういう事ですか?」
鷹乃は身を乗り出すように訊ねると2人は辞めるまでの状
況を鷹乃に語り始めた。
<つづく>
239: (,,-д-)さん [sage 鷹乃たん(*´Д`)ハァハァ] 04/08/04 23:39 ID:oabd1Qtc(1)調 AAS
フムフム、頑張れ鷹乃たん!!
と、いつもの人。
240: 04/08/05 23:49 ID:iIXxHDaY(1)調 AAS
このあと鷹乃どうするのか?!
楽しみだぁ♪
241: 04/08/07 01:10 ID:f450zp2+(1/4)調 AAS
話を聞いた鷹乃は怒りを感じずにはいられなかった。
聞けば、男子部員は普段は練習もしないクセに自分達の入りたい時だけプー
ルを占領して他の部員まで勝手にプールに引き入れたりと好き放題していた
そうだ。
「それなのにプールの掃除や雑用は私達、女子部員に押しつけて」
そう言って2年生の1人は悔しそうに唇を噛んでいる。
「誰も文句を言わなかったんですか?」
鷹乃は当然のように問う。
「勿論、言ったわ。当時の部長、もう卒業してしまったけれど、その人が
男子部員に文句を言ってくれたの」
練習もせず遊び呆けて勝手気ままに振舞う男子部員にヤル気がないなら部を
辞めて欲しいと、その部長は言った。
「そうしたら?」
「そうしたら男子部員は、『そんなに自分達が邪魔なら水球で勝負しよう』
なんて言い出して」
「・・・・・・・・・」
「でも、勝負しないと男子を認めることになるので仕方なく試合することに
なったの」
だが、元々の身体能力が違う男子とは試合になるハズもなく。
結果は惨敗・・・。
そして、その試合の最中にもっと不幸な事が起こる。
文句を言った女子の部長はその水球の試合中にボールを顔面に当てられて怪
我を負った。
242: 04/08/07 01:12 ID:f450zp2+(2/4)調 AAS
「ひどい・・・」
鷹乃は、その話を聞いて一言だけ呟くと辛そうに眼を閉じる。
「あれは、絶対にワザだわ。結局、その先輩はそのトキの怪我とショックで
部を辞めてしまって」
そして、その他の女子部員も辞める選択を選ぶしかなかったのだと彼女達は
言った。
「それに、大会とかに出ても記録とか出せるレベルじゃなくて、ただ泳ぐの
が好きっていうだけだったから」
最後に、そう言うと諦めるときの乾いた笑顔を浮かべていた。
泳ぐのが好き・・・。
それは鷹乃とて同じことだ。
好きなことを続けられないもどかしさ。
それは、部員を集めないと泳ぐことができないと言われてから1週間しか経
っていない鷹乃でも痛いほど共感できることだった。
そして、それと同時に激しい怒りも沸いてきた。
許せない・・・。
その男子部員達は絶対に許せない。
ただでさえ男嫌いの鷹乃は、その男子部員達に対して激しい嫌悪と共に吐き
気すら覚えた。
243: 04/08/07 01:13 ID:f450zp2+(3/4)調 AAS
「・・・もし」
鷹乃は静かに何かを決意したかのように呟く。
「え?」
2年生の1人が聞き返す。
鷹乃は2人を真正面から見据えて問いかけた。
「もし、私がその男子部員を黙らせることができたら先輩方は水泳部に戻っ
ていただけますか?」
その視線は、揺ぎ無い自信に満ち溢れている強い眼差しだった。
「そ、それは、もちろん・・・。でも、そんなこと」
鷹乃の視線の圧力に押されつつも、本当にできるのか半信半疑の言葉を言い
かけると、それを打ち消すように
「できます。・・・私に任せて下さい。」
そう、鷹乃は力強く言うとポニーテールの髪をなびかせプールのある校庭横
まで颯爽を歩き出した。
<つづく>
244: 04/08/07 01:15 ID:f450zp2+(4/4)調 AAS
最後の部分
そう、鷹乃は力強く言うとポニーテールの髪をなびかせプールのある校庭横
まで颯爽と歩き出した。
誤字が多くて申し訳ない。。。
245: (,,-д-)さん [sage 鷹乃たん(*´Д`)ハァハァ] 04/08/07 06:07 ID:fmMT9if1(1)調 AAS
エ○ゲーで脳内補完能力が鍛えられているので誤字は問題無いです。
それよりも今後の鷹乃たんの行動が楽しみですね。
246: [sagee] 04/08/07 21:52 ID:y7NANua0(1)調 AAS
鷹乃たんマケルナ!
ガンバレェ!!
247: 04/08/08 11:37 ID:hJJPmoGO(1/2)調 AAS
この後、鷹乃たんは男子水泳部員によって陵辱されるのでした
248: あぼ [ん[あぼーん] あぼーん AAS
あぼーん
249: 兄 [hage] 04/08/08 13:43 ID:X39CYpiF(1)調 AAS
鷹乃たんナエルナ!
ボッキボッキィ!!
250: [age] 04/08/08 14:36 ID:G6IGB8zu(1)調 AAS
えええええ?
鷹乃たんって男の子なの?
251: (,,-д-)さん [sage 鷹乃たん(*´Д`)ハァハァ] 04/08/08 15:22 ID:+HBir5Je(1/3)調 AAS
∧,,∧
(,,-д-) < ……
〜(__名_ノ
252: あぼ [ん[あぼーん] あぼーん AAS
あぼーん
253: 04/08/08 17:51 ID:hJJPmoGO(2/2)調 AAS
ちんこネタはよそでやれよ
254(2): 鷹乃たん(*´Д`)ハァハァ </b>◆HaAHaAdeGo <b> [sage 鷹乃たん(*´Д`)ハァハァ] 04/08/08 18:46 ID:+HBir5Je(2/3)調 AAS
偽者が出て来たのでしばらくトリ付だなぁ・・・。
そんなことより、鷹乃たん(*´Д`)ハァハァ
255(2): 04/08/08 18:51 ID:1Bds7gPY(1)調 AAS
>>254
偽者っちゅうてもコピーし切れてないけどね
256: あぼ [ん[あぼーん] あぼーん AAS
あぼーん
257: 名雪さん@1字違いで名無さん </b>◆HaAHaAdeGo <b> [sage 鷹乃たん(*´Д`)ハァハァ] 04/08/08 20:36 ID:+HBir5Je(3/3)調 AAS
失敬な!!
ココでは鷹乃たん(と詩音たん)でしか(*´Д`)ハァハァしないぞ!!
偽者と一緒にするなーーー。
ということで、鷹乃たん(*´Д`)ハァハァ
258: [sagee] 04/08/08 23:37 ID:wHaWLBgo(1)調 AAS
夏ですね・・・ガンバレ!!
そして折れも、 鷹乃たん(*´Д`)ハァハァ
259(2): 04/08/09 04:05 ID:tr2djJB/(1)調 AAS
偽者だとかほざいてても>>254のコテでは書き込んでないようだけどなw どれが>>254の偽者なんだろう?
ID変えるのを含めてもたっぷり5分もかかってから>>255みたいな自己レスかましてるし。
で、ここではなんてほざいてるって事は他ではちんこ花火たん萌えなんだろなw
「夏ですね・・・」なんて2ちゃんに深くはまり込んで一般人とはかけ離れた私生活が窺えるしww
なんか頭の回転がかなり悪そうな荒らしだな。それにヒキヲタ臭いwww
260: (,,-д-)さん </b>◆HaAHaAdeGo <b> [sage 鷹乃たん(*´Д`)ハァハァ] 04/08/09 06:08 ID:MCEDkPeO(1/2)調 AAS
>>259
鷹乃スレに昔からいれば私がどういう厨だか分かりそうだけどねぇ・・・
名前を変えるのは1スレ目からの習慣だし。
>>255の意味がちゃんと分かっていますか?
261: 鷹乃たん(*´Д`)ハァハァ </b>◆HaAHaAdeGo <b> [sage 鷹乃たん(*´Д`)ハァハァ] 04/08/09 06:09 ID:MCEDkPeO(2/2)調 AAS
せっかくだから、鷹乃たん(*´Д`)ハァハァ
262: 04/08/09 07:03 ID:8u/CLlL5(1)調 AAS
>>259 ID、ID
2chスレ:gal
263: 名雪さん@1字違いで名無さん </b>◆HaAHaAdeGo <b> [sage 鷹乃たん(*´Д`)ハァハァ] 04/08/09 21:54 ID:LauuR44k(1/2)調 AA×
264: 04/08/09 21:56 ID:glGJNzJa(1/6)調 AAS
校庭の脇を通りながら余所見せず真っ直ぐ鷹乃はプールへと向かった。
その姿は威風堂々としていて、校庭でサッカー遊びに興じていた男子生徒が
思わず見惚れるほどの姿。
「誰だろう? 格好イイ女のコだなぁ」
伊波健という少年は、そんな事を思いながら颯爽と歩くポニーテールの女の
コを見つめていた。
その鷹乃の後ろからは2年生の2人が恐る恐る付いてきている。
これでは見た目には、どちらが上級生かわからない。
やがて、プールの近くまで辿りついた鷹乃はフェンス越しに中を見やる。
中にはプールサイドで談笑する男子生徒の姿が見えた。
どうやら練習しているのではないらしい。その証拠に全員が制服姿だ。
それを確認した鷹乃はプールの入口に何の躊躇もなく入って行く。
「あのコ。本当に行っちゃったわよ・・・」
驚いたように2年生の2人組は顔見合わせた。
それはそうだろう。
新入生の女子が上級生、しかも男子相手に意見しようとしているのだ。それ
こそ、喧嘩を売りに行ったのと変わらない。
「どうする?」
「どうしよう・・・」
2人は、そう言い合いながらその場で立ちすくんだ。
265: 04/08/09 21:58 ID:glGJNzJa(2/6)調 AAS
鷹乃は薄暗いシャワー室を横切りプールサイドに出た。
「ん?」
その鷹乃の姿に1人の男子が気付いた。
「何か用?」
男子が訊ねる。
すると鷹乃は射抜くような視線で逆に訊ねた。
「・・・貴方達が男子水泳部の方達ですか?」
「・・・そうだけど? 何?」
ただならぬ鷹乃の気配に警戒するように男子部員が聞き返す。
「この度、女子水泳部に入部した寿々奈と言います。これからは女子水泳部
が、学校のプールを使わせて頂きますので男子部員の方には退部して頂きた
いのですが」
鷹乃は、アッサリと用件を口にした。
鷹乃があまりにも当たり前の様な口調で言ったので男子部員も一瞬、呆然と
していた。
だが、やがて一人が我に帰ると冗談じゃないという表情で言い返す。
266: 04/08/09 22:01 ID:glGJNzJa(3/6)調 AAS
「ち、ちょっと待てよ! 退部って何だよ!?」
「意味がわかりませんか? 部を辞めるという意味です」
鷹乃は、事務的な口調で答える。
だが、その態度が気に入らないのか男達は立ち上がって大声で抗議するよ
うに言葉を吐いた。
「そういう事、言ってるんじゃねぇよ!」
一人が言うと、もう1人も勢いに乗って文句を言ってくる。
「何でオレ達が辞めなきゃいけないんだ? 大体、女子部は廃部になったハ
ズだろうが?」
以前の勝負の事を言っているのだろう。
だが、そんな話は取り合わずに言い返す。
「いえ、部員は5人揃っているので復活する予定です」
「復活って・・・それとオレ達の退部とどう関係があるんだよ?」
「そうだ! 女子部が復活するのはいいけど、オレ達が辞める必要性は無い
だろ?」
その言葉を聞いた鷹乃の表情が変わる。
そして、そこまで冷静に対応していた鷹乃の言葉にも変化が起きた。
「必要性?」
ゆっくりと男子部員を見回しながら言う。
「それは真面目に練習している人が言う台詞ではなくて?」
「なんだと?」
男子部員の鋭い視線をもろともせず、逆にその視線を切り裂くように言い放
つ。
「ジャージにも着替えず、制服のままでふざけあっている人達に必要性を問
われる資格などないわ」
267: 04/08/09 22:02 ID:glGJNzJa(4/6)調 AAS
「なっ!?」
「はっきり言わせて貰うと貴方達は家の柱を食い散らかす白アリと同じ」
「白アリ?」
意味が解らず聞き返す相手に鷹乃はキッと睨みながら答える。
「そう。害虫という意味よ」
「!?」
「テ、テメェ! 女だと思って図に乗りやがって!」
3人の部員が一気に気色ばむ。
「あら? 悔しいの?」
だが、それをサラリと受け流しながら小気味よく言い返す。
そして、鷹乃は腕組みするとキッと3人を睨みつけて言い放った。
「だったら勝負しましょう?」
「勝負?」
男子部員達は勝負と聞いて怪訝な表情に変わる。
「ええ。水泳部なんだから水泳でね」
「以前は水球で勝負しようと貴方達から話を持ちかけたんだから嫌とは言わ
せないわよ?」
有無を言わせない口調で鷹乃は言った。
すると、黙り込んだ男子部員達だったが、やがて1人が口を開いた。
「・・・わかった」
「ただし、条件がある」
「条件?」
鷹乃は男を見やり訊ねた。
268: 04/08/09 22:03 ID:glGJNzJa(5/6)調 AAS
「ああ。アンタは泳ぎに自信があるとみた。自分から男であるオレ達に勝負
を提案してくるんだからな」
「どうかしら?」
「ふん! だから、ハンデとして300mをアンタは一人で泳いでくれ。オ
レ達は1人、100mづつ泳ぐ。それで速い方が勝ちだ。それなら、勝負を
受けてもいいぜ?」
その男子部員はニヤリと笑みを浮かべて勝負の内容を提案してきた。
明らかに鷹乃に圧倒的不利なハンデだ。
「・・・・・・・・・」
すると、鷹乃の背後から声が上がった。
「ちょっと! それじゃあ卑怯じゃない!」
振り返ると2年生の2人組。
鷹乃がプールに入ってから、しばらく立ちすくんでいたのだが勇気を出して
中まで入ってきたのだった。
だが、そんな彼女達に容赦のない罵声が飛ぶ。
「うるせぇなぁ! ビビッて辞めたヤツが何言ってんだよ?」
「・・・・・・・・・っ!」
そう言われると何も言えないのか2人は黙り込んでしまった。
「・・・わかったわ」
そんな状況の中、鷹乃はその条件を了承した。
269: 04/08/09 22:04 ID:glGJNzJa(6/6)調 AAS
「そ、そんな寿々奈さん・・・!?」
「よし! じゃあ決まりだな? 勝負は明日の放課後。場所は市民体育館の
プールな」
そう言うと男子部員は余裕の笑みを残してその場を去っていった。
2年生の2人は鷹乃に駆け寄り心配そうに声をかける。
「寿々奈さん・・・。いくらなんでも、貴方1人で300mなんて。アイツ
ら遊んでいても水泳部は水泳部なのよ?」
その言葉に鷹乃は小さく頷く。
「・・・そうね」
鷹乃は、まだ掃除の済んでいない濁っているプールの水面を見つめている。
「でも、とりあえず相手を土俵に乗せることはできたわ。後はやる事をやる
だけ・・・」
最後にそう言った鷹乃の表情には翳りは一切見えない。
その時の鷹乃の心の中には、1つの言葉と1つの夢しかなかった。
1つの言葉は「勝負は明日」。
1つの夢は・・・。
今はまだ、しまっておこう。
その1つの夢を胸に鷹乃はプールを後にした。
<つづく>
270: </b>◆HaAHaAdeGo <b> [sage 鷹乃たん(*´Д`)ハァハァ] 04/08/09 22:23 ID:LauuR44k(2/2)調 AAS
続きキタ━━━━━━\(T▽T)/━━━━━━ !!!!!
いつもいつも(TдT) アリガトウゴザイマス
271: [sagee] 04/08/10 01:13 ID:jdCPD1Jy(1)調 AAS
鷹乃たんが泳ぐぞ〜!
毎回終わり方が次回を期待させる感じでgoooood!!
272: 04/08/10 10:43 ID:Pop9nmrG(1)調 AAS
鷹乃タン頑張れ〜
273(1): [sage] 04/08/12 22:59 ID:qeqw/YRx(1)調 AAS
自分でSS貼って自己賞賛w
キモー
274: 04/08/13 00:32 ID:4J4iVfdM(1)調 AAS
>>273
少なくとも名雪のアホタレにSS書く
能力があるとも思えんから
自画自賛だけではないと思われ
しかし、激しく続きが気になるなぁ
275: 名雪さん@アホタレ </b>◆HaAHaAdeGo <b> [sage 鷹乃たん(*´Д`)ハァハァ] 04/08/13 12:56 ID:fTvMNj5C(1/6)調 AAS
ハッハッハッハ、ネタ専門の私にSSを書くという高度な事など出来ないぜ!!
せっかくだから、私がいかに厨なのかを証明するぜ!
276: 鷹乃宣言 </b>◆HaAHaAdeGo <b> [sage 鷹乃たん(*´Д`)ハァハァ] 04/08/13 12:57 ID:fTvMNj5C(2/6)調 AAS
諸君 私は鷹乃たんが好きだ。
諸君 私は鷹乃たんが好きだ。
諸君 私は鷹乃たんが大好きだ。
目が好きだ
鼻が好きだ
口が好きだ
胸が好きだ
腰が好きだ
尻が好きだ
絶対領域が好きだ
鷹乃先生が好きだ
二股ポニーが好きだ
裏路地で 教室で
学校のプールで 夏期講習で
樫の木の脇で ファミレスで
夜の海辺で 本屋で
公園で 市民プールで
この地上で行われるありとあらゆる鷹乃たんとのやりとりが大好きだ
277: 鷹乃宣言 </b>◆HaAHaAdeGo <b> [sage 鷹乃たん(*´Д`)ハァハァ] 04/08/13 12:58 ID:fTvMNj5C(3/6)調 AAS
「……がとう」と素直にお礼を言えない鷹乃たん好きだ
次の日の教室でこちらを見て微笑んでいたた時など心がおどる
素っ気無い口調で話し振り返りもせずに去っていく様子が好きだ
鷹乃たんに話しかけられ最後に「ごきげんよう」と言われた時など胸がすくような気持ちだった
ファミレスで「……ここから……ここまで。それとライス大盛りドリンク付で」と注文する鷹乃たんが好きだ
スープが、ドリアが、パスタが、次々と目の前から消えていき食後もいたって平然としている様子など感動すら覚える
夜の海辺で鷹乃たんと秘密の話しをしている様などはもうたまらない
目の前にあるミニスカートとニーソックスとの間に挟まれた絶対領域などは最高だ
プールで美しいフォームで泳いでいる鷹乃たんを見るのが好きだ
部活を一時辞めていたおかげで推薦で落ちてしまったのはとてもとても悲しいことだ
キャラスレでいろいろな鷹乃たんとやり取りするのが好きだ
◆6V8mSlZQhU鷹乃たんと香菜ちゃんが来なくなり、荒らしの煽りレスでスレのふいんき(←略)が悪くなるのは屈辱の極みだ
諸君 私は鷹乃たんを女神の様な鷹乃たんを望んでいる
諸君 私に付き従うタカノスキー諸君
君達は一体何を望んでいる?
更なる鷹乃たんを望むか?
情け容赦のない夕立の様な鷹乃たんを望むか?
鉄風雷火の限りを尽くし三千世界の女を越える嵐の様な鷹乃たんを望むか?
278: 鷹乃宣言 </b>◆HaAHaAdeGo <b> [sage 鷹乃たん(*´Д`)ハァハァ] 04/08/13 13:00 ID:fTvMNj5C(4/6)調 AAS
ジークタカノ!
ジークタカノ!
ジークシオン!
よろしい 他のキャラが混ざっているように見えるのは気のせいだ
我々は渾身の力をこめて今まさに萌えようとする強張りだ
だがこの暗い闇の底で初代スレが出来てからから3年と8ヶ月もの間堪え続けてきた我々にただの鷹乃たんではもはや足りない!!
鷹乃たんの絶対領域を!!
一心不乱に鷹乃たんの絶対領域を!!
我らはわずかに一個大隊 千人に満たぬハァハァ中毒者に過ぎない
だが諸君は一騎当千のタカノスキーだと私は信仰している
ならば我らは諸君と私で総力100万と1人の鷹乃たん(*´Д`)ハァハァ集団となる
我々を忘却の彼方へと追いやり眠りこけている連中を叩き起こそう
股ぐらをつかんで引きずり降ろし耳を開けさせ思い出させよう
連中に絶対領域を思い出させてやる
連中に〜それから〜で無くなってしまった絶対領域を思い出させてやる
二次元と三次元のはざまには奴らの萌えでは思いもよらない事があることを思い出させてやる
一千人のタカノスキーの鷹乃たん(*´Д`)ハァハァで
世界を(*´Д`)ハァハァ一色にしてやる
279: 鷹乃宣言 </b>◆HaAHaAdeGo <b> [sage 鷹乃たん(*´Д`)ハァハァ] 04/08/13 13:00 ID:fTvMNj5C(5/6)調 AAS
「最後のタカノスキー大隊大隊指揮官より全鷹乃たん(*´Д`)ハァハァ艦隊へ」
目標有明ビッグサイト三日目!!
第○次鷹乃たん同人買い占め作戦 状況を開始せよ
征くぞ 諸君 ところで鷹乃たんが出ている同人誌はあるのかね?
280(1): 264 04/08/13 21:08 ID:5GNPs0DL(1)調 AAS
なんかエライ事になってますねw
当方、夏風邪をひいてまして、ようやく今日になって身体が動くように
なりますた。
申し訳ありませんが続きはもう少し待っていて下さい_| ̄|○
281: 名雪さん@駄コテ </b>◆HaAHaAdeGo <b> [sage 鷹乃たん(*´Д`)ハァハァ] 04/08/13 22:27 ID:fTvMNj5C(6/6)調 AAS
>>280
続きの方は首を伸ばしまくって待っていますので、お体には気をつけてくださいね。
282: [sagee] 04/08/13 22:32 ID:vKODLBzd(1)調 AAS
夏風邪ですか、あまり無理をなさらないように・・・
続きは元気になってから、ゆっくり書いてくださいな。
期待してまつ!
ジークタカノ!!!
283: 04/08/14 21:30 ID:tf4ZD/gT(1/4)調 AAS
「ハァ・・・ハァ・・・」
鷹乃は駆け足で市民体育館に向かっていた。
腕時計をチラリと見る。
本当ならもう、とっくに着いてなければいけない時刻。
焦る気持ちを抑えて体育館を目指す。
放課後。
教室を出て市民体育館に向かおうとする鷹乃にクラスメイトから声が掛か
った。
話を聞くと、他のクラスに水泳に興味あるコがいるらしいことをクラスメ
イトから教えてもらった。
そのクラスメイトは熱心に水泳部の勧誘に動いてる鷹乃に協力したかった
のだと照れながら話してくれた。
そして、そのコと放課後に待ち合わせているという。
鷹乃は、この後に用があるとは言い出せずクラスメイトと一緒に相手のコ
に会いに行って水泳部の勧誘をした。
そのせいで約束の時間に遅れてしまったのだ。
284: 04/08/14 21:31 ID:tf4ZD/gT(2/4)調 AAS
「ハァ・・・ハァ・・・」
体育館が見えてくる。
そこでやっと鷹乃は安堵の表情を浮かべた。
再び腕時計に目をやると約束の時間よりも15分ほど遅れている。だが、
このくらいの遅刻なら相手もまだいるだろう。
体育館に着いた鷹乃は急いで更衣室に入ると水着に着替えプールサイドに
向かった。
途中、鏡の前を通り過ぎる。
鷹乃は立ち止まると鏡に映る自分を見つめた。
久々の自分の水着姿。
そういえば入学式の日から水着に着替えてないことに気がついた。
こんなに長い間、水着を着ない日が続いたことはない。
やはり自分には水着が一番似合うと鏡に映る自分の姿を見て感じる。
制服や私服もいいが、自分には水の中を華麗に泳ぐことのできる水着が一
番好きだ。
それは武道を志す者が着る武道着のように、鷹乃とって水着は身を引き締
めるモノでもある。
「よし!」
そう自分で喝を入れるように呟き鏡から去った。
285: 04/08/14 21:32 ID:tf4ZD/gT(3/4)調 AAS
ヒタ・・・。
ヒタ・・・。
湿ったプールサイドに鷹乃の足音が微かに響く。
プールサイドにはスデに男子部員3人と2年生の元女子部員の姿もあった。
「遅かったじゃないか? てっきり逃げたかと思ったぜ?」
せせら笑うように男子部員の一人が言った。
「ゴメンナサイ。遅れてしまったことは謝るわ」
鷹乃は遅れたことに関して素直に頭下げる。
「自分から勝負を持ちかけてきて遅刻するとはイイ度胸してるよな?」
「まったくだ! 本当ならこのまま勝負を拒否して帰ってもいいんだぜ?」
その次々に飛び交う文句に鷹乃は黙って聞き過ごすしかない。
だが、その文句も言い飽きたのか
「まぁ、いいや。 じゃあ早速、始めようぜ?」
相手は早々と勝負を始めようと言ってきた。
だが、その言葉に元女子部員の一人が声を上げる。
「え? ちょっと!」
「あん?」
「寿々奈さんはまだアップどころか準備体操さえしていないのよ?」
「そうよ! 準備体操する時間くらいくれたっていいじゃない!?」
2人は激しく抗議する。
通常、水泳の試合前は準備体操は当然としてウォーミングアップで10分〜
20分と泳ぐ。
現に男子の3人はアップを済ませているとみえ身体の所々に水滴が付着して
いる。
286: 04/08/14 21:33 ID:tf4ZD/gT(4/4)調 AAS
だが、男子部員は鷹乃にアップはおろか準備体操さえさせないつもりらしい。
「そんな事、知るか。時間通りに来ないソッチが悪いんだろうが」
「それは寿々奈さんだって謝ってるじゃない!」
男子部員と元女子部員が言い合う。
それを見た鷹乃は静かに呟く。
「いいわ。確かに時間に遅れた私が悪いんだから」
「寿々奈さん・・・」
鷹乃は心配そうに見つめる2年生に心配ないと笑いかけ
「その代わり約束は守って貰うわよ?」
「あぁ。オレ達が負けたら水泳部を出て行くってハナシか?」
「ええ、そうよ」
鷹乃は、キッと相手を睨み付ける。
「わかってる。ただし、万に一つもその可能性は無いけどな」
「終わった後にその台詞をもう1度、聞きたいわね」
言い終えた鷹乃はスイミングキャップを被りながらスタート位置に歩きだした。
<つづく>
287: 04/08/15 00:44 ID:DA7qYmw6(1)調 AAS
乙です!
でも、萌えとドキドキ感が足りません!
次回はハラハラドキドキするのをキボン
288: 04/08/15 02:35 ID:IOVi5XXz(1)調 AAS
いよいよ鷹乃たんが泳ぐのだな。
ワクワク(^_^)
289: (,,-д-)さん </b>◆HaAHaAdeGo <b> [sage 鷹乃たん(*´Д`)ハァハァ] 04/08/15 18:11 ID:Ts2zDFTD(1)調 AAS
何時も乙です。
ハラハラドキドキしながら続きをまっていますね。
290: [sagee] 04/08/15 22:41 ID:fIAtDV1f(1)調 AAS
やっと・・・やっと泳ぐぞぉ♪
次回が楽しみでたまらん!
291: 04/08/15 23:58 ID:JYhOduJF(1/2)調 AAS
鷹乃は真っ直ぐに前を見つめ静かにスタート台に立つ。
プールは競技用の50メートルプール。
他に泳いでいる者はおらず、水面が静かに波打っている。
ゆっくりと手首、足首を回しながら徐々に緊張感を高めていく。
「勝負は昨日言った通り300メートルを先に泳いだ方が勝ちだ」
「但し、オレ達は3人で100メートルづつ泳いで300メートル。アンタ
は1人で300メートルを泳ぐ。それでいいな?」
「ええ。構わないわ」
鷹乃は頷くとゴーグルを付ける。
300メートル勝負。
ということは、このプールを3往復するということ。
鷹乃は目を閉じると大きく息を吐いた。
「ふぅ・・・」
精神統一。
隣りのコースには男子部員が立っている。
だが、その姿は鷹乃には映っていない。
一切の邪念を振り払い気持ちを真っ白にする。
スターターの男子部員からスタートの合図を声がかかる。
「位置についてっ」
両者がスタート台に足をかけて身体を屈める。
「用意っ!」
場に緊張感が張り詰める。
だが・・・。
292: 04/08/15 23:59 ID:JYhOduJF(2/2)調 AAS
ドボォン!
スタートの笛が鳴る前に鷹乃の身体がプールの中に沈んでいた。
フライング・・・。
先に飛び込んでしまった鷹乃はゆっくりと泳ぎながら引き返してくる。
「寿々奈さん・・・」
心配そうに見つめる2人。
水から上がった鷹乃は、再びスタート台に立った。
身体からはプールの水が滴り落ちている。
そんな鷹乃に容赦ない言葉を浴びせた。
「おいおい・・・。ビビッてスタートの仕方も忘れたかよ?」
「・・・・・・・・・」
「フライングは2回で失格だからな?」
「ええ。わかっているわ」
スターターの男子部員の言葉に鷹乃は気にする風でもなく答えた。
そして、仕切り直しの2度目のスタートの合図がかかる。
「位置についてっ」
ドクン!
その場の空気が凍り付いてるのかと思うほどピンと張り詰める。
フライングは2回重ねたら失格。
鷹乃にはもうスタートの失敗は許されない。
「用意っ!」
一瞬、全ての音が遮断された後、
ピッ!
スタートの笛が鳴った。
293: 04/08/16 00:00 ID:121kBhBs(1/6)調 AAS
同時に2人の身体は舞うように飛び込むと水の中に着水した。
飛び込むタイミングは同時。
今度は鷹乃も上手くスタートのタイミングを掴んだようだ。
やがて2人が水面に浮かんでくる。
「わっ! 速い! 寿々奈さん!」
思わず元部員2人の声が上がった。
「チッ!」
一方、男子部員からは舌打ち。
見れば早くも鷹乃と相手の差は5メートルほどついていた。
両者共、クロールで水面を進んでいる。
鷹乃は無駄のない泳法と力強いストロークで、まるで水の抵抗を感じさせずに
滑らかに水面を進む。
一方の隣りのコースを泳ぐ相手は腕の力だけで進んでいるので動きが荒い。
身長や体格差をモロともしない鷹乃の泳ぎに元女子部員は驚きを隠せなかっ
た。
294: 04/08/16 00:01 ID:121kBhBs(2/6)調 AAS
50メートルのターンで10メートルほどに差を広げ、最初の100メート
ルでは15メートルの差が出来ていた。
そして第二泳者が飛び込む。
依然として両者の差は15メートルを保ったまま。
「すごい! すごい!」
驚きと歓喜の混じった声が上がる。
目の前の光景が信じられなかった。
女のコである鷹乃が男子部員よりも速く力強く泳いでいる。
そして、このまま鷹乃が先にゴールすれば男子は水泳部を去るのだ。
いやでも期待が高まる。
だが、近くにいた男子部員が皮肉に満ちた笑顔を向けて言った。
「何がスゴイんだよ?」
「え?」
言っている意味がわからず男子部員の顔を見る。
「第一泳者ではたしかに差がついていたのに第二泳者とは差がそのままなん
だぞ? この意味がオマエらにわからないのかよ?」
「・・・・・・?」
「ちなみにオレと今泳いでいるヤツの持ちタイムは同じくらいだ」
泳ぎ終わった第一泳者の男子がニヤリと笑って言う。
「あ・・・」
そこまで言われてようやく言葉の意味が理解できた。
295: 04/08/16 00:02 ID:121kBhBs(3/6)調 AAS
そうだ・・・。
本来なら第一泳者と今、泳いでいる第二泳者とは同じように差がつかなけれ
ばおかしいハズである。
だが、第一泳者と第二泳者が同じ持ちタイムにも関わらず差がつかない。
その理由・・・。
それは3対1で泳ぐ人数の差。
200メートル目に入った鷹乃のスピードが落ちてきたということだ。
「ヘッ! しょせんは1人で3人相手に勝つなんて無理なんだよ」
そう吐き捨てるように言うと最後に付け加えスタート台に向かった。
「ちなみに。オレは前の2人より速いからな」
「そんな・・・」
アンカーの男子は前の2人よりも速い・・・?
しかも、鷹乃は1人で200メートルを泳いでいてスピードが落ちてきてい
る。
このままでは勝負の決着は明白なのではないのか・・・?。
暗澹たる気持ちが2人の中で渦巻いていった。
そして、鷹乃が先に200メートルのターンをする。
残り100メートル。
リードは15メートルを保ったままだが、スピードは最初よりも落ちている
ように映った。
296: 04/08/16 00:04 ID:121kBhBs(4/6)調 AAS
遅れて男子の第三泳者が飛び込む。
ラスト100メートルの勝負。
泣いても笑っても、この100メートルで雌雄が決する。
「寿々奈さんっ! 頑張って!」
祈りにも近い叫び声で鷹乃を声援する2人。
だが、ここに来て両者の差に変化が起きた。
さっきの男子部員が言ってた言葉通り両者の差がグングンと詰まってきたの
である。
第三泳者の男子は前の2人よりも泳ぎがスムーズで速いのが見てわかる。
鷹乃も必死に泳いでいるのであろうが明らかにスピードが上がらない。
あっという間に、並ばれそうになっている。
その差は頭1つぶんくらいのリードしかない。
「寿々奈さんっ! 頑張って!」
声援を送る。
だが、その声も虚しく50メートルの地点で完全に並ばれた。
「ギャハハハ! 3対1で勝てるワケねぇだろうがっ!」
泳ぎ終えた男子部員が愉快そうに叫んでいる。
もうダメだわ・・・。
50メートルを泳いで15メートルの差を一気に縮まされたのだ。
もう、後は引き離されるだけ。
「やっぱり、ダメなんだ・・・」
落胆にも似た気持ちで2人は目を閉じる。
297: 04/08/16 00:05 ID:121kBhBs(5/6)調 AAS
廃部になった女子水泳部の救世主かと思われた彼女ではあったが、やはり、
それは叶わぬ夢であったようだ。
「しょせん男子には叶わないんだわ・・・」
2人の心が折れそうになった。
だが、そのトキ!
「何!?」
男子部員の驚いたような声に目を開ける。
「嘘・・・」
目の前には信じられない光景が映し出されていた。
最後のターンを終えた鷹乃が相手よりも身体が1つ分、前に出ていたのだ。
そして、その差はみるみるうちに広がる。
「そんな馬鹿な!? 1人で250メートルも泳いでるんだぞ!?」
男子部員の驚愕にも似た声が上がる。
そんな言葉を嘲笑うかのように鷹乃は、まるで人魚のような華麗な泳ぎで相
手との差を広げる。
その差はあっという間に最初のリードの15メートルに広がった。
そんな泳ぎを元女子部員の2人は驚きを超えた感動の眼差しで見つめていた。
そして、その泳ぎを見つめながら呟く。
「寿々奈さん・・・」
「キレイ・・・」
2人はウットリと、その泳ぎに見惚れた。
見惚れるほど鷹乃の泳ぎは速く、見る者を魅了するほど美しいものであった。
やがて・・・。
298: 04/08/16 00:06 ID:121kBhBs(6/6)調 AAS
「やったぁっ!」
鷹乃のゴールタッチを見て2人は飛び上がり手を叩いて喜んだ。
「寿々奈さん勝ったわよっ!」
その言葉に鷹乃は、ニコリともせずにプールから上がる。
やがて、大きく遅れて男子がゴールした。
「ハァハァハァ・・・」
何か文句を言いたげに鷹乃を睨みつけるが息が切れて言葉が出ない。
だが、一方の鷹乃は300メートルを1人で泳ぎきったというのに微かに呼
吸が荒いだけ。
その鷹乃がゴーグルを外しながら、アンカーの男子を見下ろし言った。
「約束通り。貴方達は今日をもって水泳部を辞めて貰うわ」
「クッ!」
「まさか女の私に負けてまで水泳部に居残ろうとは思ってないでしょ?」
鷹乃は、つまらなそうに言い残すとプールを去った。
「・・・・・・・・・」
女子にここまで言われたら何も言いようがない。
男子部員達は悠然と去って行く鷹乃の後姿を呆然と見送るしかなかった。
<つづく>
299: あぼ [ん[あぼーん] あぼーん AAS
あぼーん
300: あぼ [ん[あぼーん] あぼーん AAS
あぼーん
301: 名雪さん@1字違いで名無さん </b>◆HaAHaAdeGo <b> [sage 鷹乃たん(*´Д`)ハァハァ] 04/08/16 07:42 ID:R2JTkqGs(1/3)調 AAS
>>291-298
続き乙です〜。(*´Д`)ハァハァ、鷹乃たんが泳いでいるところがみたいぞ!!
302: 名雪さん@1字違いで名無さん </b>◆HaAHaAdeGo <b> [sage 鷹乃たん(*´Д`)ハァハァ] 04/08/16 18:22 ID:R2JTkqGs(2/3)調 AAS
あぼーん
303: (,,-д-)さん </b>◆HaAHaAdeGo <b> [sage 鷹乃たん(*´Д`)ハァハァ] 04/08/16 18:25 ID:R2JTkqGs(3/3)調 AAS
失敗・・・
あぼーん早!!と言いたかったのです。
304: あぼ [ん[あぼーん] あぼーん AAS
あぼーん
305(1): あぼ [ん[あぼーん] あぼーん AAS
あぼーん
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