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(ю:】ニセコイでエロパロ part153 (909レス)
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インタールード.3
2021/07/09(金) 21:56:24.69
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729: インタールード.3 [sage] 2021/07/09(金) 21:56:24.69 ID:FYbKBQWR 「…重なる街?」 「うん」 妖精の王様を探す旅の最中、綾と公は今、電車の中でそれぞれ二人が「この世界」に来て出会う前に 自身の身の回りで起きた事や、現象についての話をしていた― 「僕らがこの「無人世界」について言い表す時に、そんな言葉を聞いてたんだけど、あ…和辻さんは全く知らない?」 「…いいわよ、もう。綾で」 「本当に?」 「考えたら私が誰に呼び捨てされてても、気にかける意味が無い世界だもの、ここは」 公は思わず吹いた。 「確かに言えてるかも」 「それに、あなたにいきなり彼氏面する勇気や度胸は無さそうだし」 公は笑顔から一転して、言葉に詰まった苦々しい顔になる。 「ぷ!」 「ああ?!」 今度は綾の方が吹いた。それに公が少しキレた格好に。 「分かりやすいわ、あなた!お笑い芸人にでもなれるんじゃないの?」 「お、お前なあ!?そ、それに…お笑いをバカにするなよ!」 「いや、一体あなたは何から何を庇ってるの、それ?…」 綾は公の言い訳に呆れた。 (あれ?でも綾の「今の言葉」って…) 公は瞬間的な怒りで綾のセリフに反発したものの、自身へ向けられた感情に悪意は無く むしろ、冷静になって考えたらそれは― 「深読み禁止」 「え?」 綾は呟くように、しかし力強く言った。 「今の私たちはそんな事にかまけてる場合ではないでしょ?違う?」 「そう、だね」 (…確かに今はこの無人世界の謎解きの方が最優先だよな) 公は特に必要以上の落胆の顔はせず、今優先させるべき事は、この世界の謎に取り組む事 だと自らの気持ちを切り替えた。 (…今はまだ、あなたに全幅の信頼を寄せる訳にはいかないの、ごめんね) 綾の中での公への評価は、着実にプラスの積み上がりを見せつつも まだ彼女の側にも、彼を「自分の知る世界の秘密」に巻き込みたくない、とした葛藤があった。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1624357197/729
重なる街? うん 妖精の王様を探す旅の最中綾と公は今電車の中でそれぞれ二人がこの世界に来て出会う前に 自身の身の回りで起きた事や現象についての話をしていた 僕らがこの無人世界について言い表す時にそんな言葉を聞いてたんだけどあ和辻さんは全く知らない? いいわよもう綾で 本当に? 考えたら私が誰に呼び捨てされてても気にかける意味が無い世界だものここは 公は思わず吹いた 確かに言えてるかも それにあなたにいきなり彼氏面する勇気や度胸は無さそうだし 公は笑顔から一転して言葉に詰まった苦しい顔になる ぷ! ああ?! 今度は綾の方が吹いたそれに公が少しキレた格好に 分かりやすいわあなた!お笑い芸人にでもなれるんじゃないの? おお前なあ!?そそれにお笑いをバカにするなよ! いや一体あなたは何から何を庇ってるのそれ? 綾は公の言い訳に呆れた あれ?でも綾の今の言葉って 公は瞬間的な怒りで綾のセリフに反発したものの自身へ向けられた感情に悪意は無く むしろ冷静になって考えたらそれは 深読み禁止 え? 綾はくようにしかし力強く言った 今の私たちはそんな事にかまけてる場合ではないでしょ?違う? そうだね 確かに今はこの無人世界の謎解きの方が最優先だよな 公は特に必要以上の落胆の顔はせず今優先させるべき事はこの世界の謎に取り組む事 だと自らの気持ちを切り替えた 今はまだあなたに全幅の信頼を寄せる訳にはいかないのごめんね 綾の中での公への評価は着実にプラスの積み上がりを見せつつも まだ彼女の側にも彼を自分の知る世界の秘密に巻き込みたくないとした葛藤があった
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