[過去ログ] 強制女性化小説ない?Part59 [無断転載禁止]©bbspink.com (179レス)
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128: 2018/11/12(月) 22:17:00.25 ID:fBh4stVy(1/3)調 AAS
さて、続きを書くか惨めな>>127のために
129: イビル 姪くらい.9 2018/11/12(月) 23:00:52.40 ID:fBh4stVy(2/3)調 AAS
 「さて、このふざけた効果(女性化)の期限切れまでまだ3ヶ月くらいある訳だが…」
 中田祥子(元・卓也)は今日も今日とていつものように登校し、教室で自分の席に着席して、独り言を呟いた。

 とりあえず魔王やメフィストたちがいなくなり、当面の人類の危機(…だったのかな、アレ?)もなくなり、
活躍する場も必要もなくなった為、純然な余り物、残念存在的魔法少女となってしまった祥子は―

 「祥子ちゃん!付き合ってください!」
 「…うん、いいよ」
 「やっぱり今日もダ……え?い、今なんと??」

 「いいよ、って言ったの」

 それは、以前からやたら祥子に執拗に繰り返しアプローチしに来ていた〇〇君だった。
 「なんだか気が変わって。少しくらい、この状況を自分から楽しまないと損な気がして、ね…」
 それは、女性化した偽らざる祥子(卓也)の本音であり、魔法少女化して時間が経過した事での心境変化
なのかは、一概に判断つかないラインでの事だった。

 「今まで意識してなかったから聞かなかったけど…」
 「はい?」
 「〇〇君、君の名前教えて?」 わざとらしく、可愛い笑顔を作る。
 (女の技!!とか思いつつ)

 「…僕の名前、本気で〇〇君だとか思ってたみたいですね」
 〇〇君が愕然とした。
 「だって興味なかったし」
 「う"?!…で、でも!今からは違うんですよね?僕の名前は、光一(こういち)です!」

 「え、高一?」
 「はい!毎度みんなに言われるボケをいただきました!明るい光に、漢数字の一、で(こういち)です…」
 「な、泣かないでよ!?」
 祥子は少し焦った。
130: イビル 姪くらい.10 2018/11/12(月) 23:47:14.28 ID:fBh4stVy(3/3)調 AAS
 「あら、どうしたの?た…祥子ちゃん?」
 三重子(みえこ)は、突然自宅を訪れた姪(にした)祥子の姿を見て不思議そうに訪ねる。
 「そう、元・卓也の祥子だよ!叔母さん!ちょっといいか?」
 「マーチ!」
 叔母がうざい。
 しかし背に腹だ!
 「ぐッ!ま、マーチさん!」

 「は〜い!驚き、轟き、桜の木!奇跡の行進!ミラクル・マーチ!ただ今参上!!」
 「やっかましいッッ!」
 登場の口上を今だにスラスラ言えるってのは、ある意味奇跡だな!とは感じつつ―

 「ぶー!祥子ちゃん、つめた〜い」
 「この30過ぎ…、あごめん、て…話が進まないじゃんか!?」
 「な〜に?喧嘩売りにきた〜…」
 うお?!マーチから魔王すらその視線だけで殺しそうな怖さが。大人の女性に歳の話は
タブーだと改めて思い知る祥子だった。

 それから約30分後。
 「え〜とつまり〜好きな男の子とデートしたいから、やり方を教えてほしい〜みたいな?」

 「う、うん。簡単に言えばそういう事になる、かな…」

 マーチは内心危惧していた。
 (う〜ん…これはいよいよ本格的に女性化の影響が出始めたかしらね?)

 しかし。

 (…これは姪を弄るチャンスかも!)
 マーチの内心には、イタズラ心もいっぱいだった!
 (どうせ今、町に倒すべき怪人だとか「悪者」がいないし!)

 そう、確かに今この地球上には「悪者」はいなかった。ゆえに、この時にマーチが思った事は正しい。
主に姪(祥子)を好きに弄ろうとしていた事以外。

 ただこの地球上で、ミラクル・マーチを脅かす脅威は「悪者」以外にもいた、と言う計算外な事態は、
もうすぐそこまで迫っていたのだった―
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