[過去ログ] 水晶の欠片亭 ソードワールド38号店 (991レス)
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766(1): 2014/03/04(火) 21:29:19.28 ID:4jjKH27H(1/2)調 AAS
>>764
書いてみた
オリキャラとかいるけど
「お前たちに新しい仲間を紹介する」
「・・・」
「名前くらい名乗らんか!」
「・・・ウィスタリア・・・」
隣に立つ壮年の男に怒鳴りつけられ隣に立つ子供が渋々と名を名乗る。
子供の周りに立つのは様々な年齢の女性たち、そのどれもが派手なドレスやコスチュームに身を包んでいる。
その中の中年の女性が口を開く。
「おやおや、ここも男娼も扱い始めるのかい?」
「こんなんでも女だ。」
「へー、ナイトメアなんて客が取れるのかねぇ。」
「とれるようにしっかりと教育たのむぜ。」
そう言って男が出て行くと取り残された子供にワイワイと女性が集まってくる。
「前何してたの?」
「男の子みたーい。」
もみくちゃにされながらこうしてウィストの娼婦生活がスタートした
「今日の勉強は済んだの?」
「はいニケお姉さん。」
「じゃあ夕方までに掃除終わらして、夜はお客様と食事に行くからあなたも来なさい。」
売られて数週間がたち、ウィストを待っていたのは勉強だった。
読み書きの他にテーブルマナーや話し方、今のリオスの有力者の名前、歴史、宗教の勉強、劇の演目に至るまで様々な知識を詰め込まれていき、教育係の娼婦の身の回りの世話をする毎日だった。
「うーん」
「どうしたの、具合悪い?」
「私、もっと娼婦ってぐちゃぐちゃしたものだと思ってた。」
直属の教育係のニケと客との観劇から帰る途中、ウィストは思っていたことを言う。
「あの日から勉強ばっかりで男を見るのもお客が通り過ぎるのとお姉さんと外に行く時くらいだし、あそこって本当に娼館なの?」
「ここはそれが売りだからねぇ、でも男の扱い方も教えてもらったでしょ。」
「でもイラストだけだもん、なんか実感わかない。」
「まぁ、そういう事は体で覚えないといけないからね、そのうち実地見学があるからその時わかるわよ。」
「そうですか・・・」
ウィストに実地見学に行かされたのはそれからすぐだった。
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