[過去ログ] プリキュアでエロパロ11 (745レス)
上下前次1-新
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ 過去ログメニュー
238(4): 『せつなるねがい』ラブ×せつな 2/2 2012/10/21(日) 09:31:56.17 ID:SG5OJPYl(2/2)調 AAS
全てが機械のように管理され、人々を不幸で塗り潰す黒い世界が全てと思い、
その中で重ねてきた罪と、それとは気付かず自らを縛って来た冷酷な呪縛に
苛まれる過去の悪夢に魘されていたせつなは、その笑顔に救いの光を見る。
「せつなが怖くないように、今日は一緒に寝よ!」
ラブはそう言ってベッドの奥に身体をずらし、親友が横たわれるだけの場所を作った。
「でも……」
「ちょーっと寝相は悪いけれど、けっ飛ばしたりはしないと思うから、えへへ。」
躊躇う親友の腕を引いて促す。
戦いにおいては卓越した強さを見せるせつなの身体は、それでも華奢で、自らと
大して体格の変わらぬ少女の腕に引かれるまま、ベッドの上に膝をかけた。
「そ、それじゃ……お邪魔、するわ。」
おずおずとラブの隣に身を横たえたせつなの上にまで掛け布団を引っ張り、至近距離で
顔を見合わせ再びえへっとラブが笑う。
小さい頃のお泊まり会みたい、とラブは思ったが言葉には出さなかった。
過去に苛まれる眼前の親友にとって、『小さい頃』は禁句であろうと思い至ったから。
「あたしは、いつまでもどこにいても、ずーっとせつなの味方だよ。」
だから安心してね。
お休みの挨拶の代わりにそう言ってラブは母親めいた仕草でせつなの肩をぽんぽんと叩き、
幸せに満ちた表情で目を閉じた。
間近に親友の温もりを感じ、かつてのイースはその怜悧に整った顔立ちに柔らかい笑みを浮かべ、
親友に倣って瞼を閉じる。
どうか、いつまでもこの温もりが、幸せが続くようにと、願いを込めて。
239: プラゴミ 2012/10/21(日) 09:34:56.78 ID:hhFpIlfC(3/6)調 AAS
まだこっち書いてるんですけど・・・^^
240(1): 2012/10/21(日) 10:04:49.80 ID:LkKjqLdy(1)調 AAS
>>238
乙
雰囲気いいね
241: プラゴミ 2012/10/21(日) 10:06:44.19 ID:hhFpIlfC(4/6)調 AAS
>>240
僕の波動ですか?
242: 2012/10/21(日) 11:03:12.09 ID:bx/uQNvO(1)調 AAS
>>238
乙!
楽しく読ませてもらった
243: 2012/10/21(日) 14:18:04.77 ID:TH/9f7sG(1)調 AAS
>>238 おつ〜 良いものを久々に読ませてもらったよ
244(1): うららとシロー 1/4 2012/10/21(日) 15:09:06.54 ID:SAdx74Jc(1/4)調 AAS
うららとシローです
これは夏の気配が感じられる、或る春の日のこと。
(なんだよアイツ、せっかく街で会ったっていうのに冷たいんだから…)
甘井シローは夕暮れの街を、少し拗ねたような表情で足早に歩いていた。
(なんだかんだ言っても、お互いに頼り合える仲になったと思ってたんだけどな)
他の町への入り口に辿りついた時には、自然と顔がうつむいていた。
手紙を配っている途中、シロップは街角でちょうど車に乗り込もうとしている制服姿の春日野うららと、
彼女のマネージャーである鷲尾を見掛けたのだった。
「おーい、うらら!」
シロップはそう言って小走りにうららに近づきながら笑顔になっていた。
最近のうららに対するシローの笑顔を観たら、出会った頃との違いに驚かされるー
この時期に水無月かれんが美々野くるみに宛てた手紙には、そんな記述があったものだ。
ところが、うららは頬に手を当てながら頷いただけで、何も言わない。
シローに応えたのはドアを開けようとしていた鷲尾だった。
「やあ甘井君、仕事の途中かい?何時も御苦労さま」
「こんにちは鷲尾さん。今日はこれから仕事なのか?」
後段はうららの方に向きながら尋ねたのだが、やっぱりうららは何も答えない。
鷲尾が少し困ったような顔で答えた。
「いや別に仕事と言う訳ではなくてね…うーん、まあでもアイドルにとってはこれも仕事の一種なのかなあ、
いわばまあ商売道具という訳だし一応事務所を通してだし…。
まあうららちゃんの今後にも良いことだし…ちょっと痛いかもしれないけどね、甘井君実はこれから…」
「鷲尾さん。言わないで下さい」
ごくゆっくりと、短くうららがしゃべった。その無感情で厳しい口調にシローは驚いた。
「そうだね、誰にも言わないって約束したんだった、ごめんようららちゃん。
おおっと、植物園広場まで行くから時間だね、じゃあまたね甘井君」
鷲尾に連れられてうららは車に乗り、シローの方を向くこともなく去って行ってしまった。
「な、何だよ一体…」
うららの不可解な言動に少し憤るとともに、どこか寂しくもあったシローは、
今日は早く仕事を済ませようと、ふしぎ図書館に手紙を届けに向かったのだった。
そのために、シローは運がなかったと後にこの一件を聞いた美希やタルト達には評されることになるのだが…。
245(1): うららとシロー 2/4 2012/10/21(日) 15:10:08.18 ID:SAdx74Jc(2/4)調 AAS
「おーい、キャンディはいるかあ」
「あっシローさん、キャンディはみゆきちゃんのところだよ」
ふしぎ図書館には何やらパソコンをいじっているやよいしかいなかった。
「しょうがない、ここの机に置いておくから渡しておいてくれよ」
何時ものシローならみゆきの家まで届けに行くところだが、今日はなにせ調子が今一つだった。
手紙を置いたシローは、何も考えずにぼんやりとやよいの傍に行き、一体何を見ているのか尋ねた。
「特撮ファンの掲示板。特撮番組に出てる声優さんの情報を知りたくって、
ねえ日曜朝の…」
目を輝かせて何やら勢い込んで話し出したやよいの長い話に圧倒されたシロップだが、
ふと掲示板に書き込まれた文言に目をやった。
「枕××?」
聞き覚えのない言葉だ。何かの仕事だろうか。
「あっ、××業っていうのはね」
何時も他の仲間達にこういう話はしないせいか、やよいは随分熱を込めて説明していた。
やよいから一通りの説明を受けたシローは、どうも先程のうららの様子が気になってきた。
(アイドルにとって仕事の一種…商売道具…ちょっと痛い)
うららの押し黙った様子が目に浮かんだ。
アイドルもそういうことをするのか、と質問したシローの話を聞いたやよいは思わず
「うららちゃんの××の危機!」などと言ってしまった。
シローは次の瞬間には駆け出して、シロップに姿を変えていた。
ちなみに。
この一件を知ったあかねとなおがりんとかれんを尋ねて平謝りしたとか、
夕凪で開かれた「第11回戦士・妖精合同委員会」の席上、
えりかから「芸能界のこと、どれだけ知った上でそんなこと言ったのよ」と言われ、
アコからも「いい歳して、ネット掲示板の妄想と事実も区別できないなんて信じられない」
と言われてしまったやよいが涙目になったとか、
そういう伝聞もあるにはあるのだが、それはまた別の話。
246(1): うららとシロー 3/4 2012/10/21(日) 15:11:03.60 ID:SAdx74Jc(3/4)調 AAS
鳥となって空に舞い上がったシロップは、日の暮れかかった街を懸命に跳び回っていた。
まずうららの家とサンクルミエールの辺りは捜したが、空からではうららの乗った車と見分けのつかない車は多い。
闇雲に探していたのでは日が暮れてしまうだろう、とシロップは思った。
(一体どこに行ったロプ。行き先について何か…)
空中で静止するように考え込んでいたシロップは、鷲尾の発言を思い出していた。
(「そうだね、誰にも言わないって約束したんだった、ごめんようららちゃん。
おおっと、植物園広場まで行くから時間だね、じゃあまたね甘井君」)
引っかかっていた物が見つかった。
(「植物園広場まで」)
広場から少し離れた通りに車は停められていた。中にはうららのカバンが置いてある。
傍には、少し古ぼけた感じのビル。
シローは1階に入ると、受付の女性にうららの行方を尋ねた。
制服を来た女の子なら2階の、という返事を終りまで聞かずに階段を駆け上がると、
扉の前のソファで鷲尾が書類を拡げながら居眠りしていた。
こんな時に何をやってるんだ、と怒りたくもなるがそんな暇はなかった。
白い扉の前に駆け寄って耳を澄ました。うららと中年の男の会話が聞こえてきた。
「じゃあ始めるから開いてくれるかな」
「こんなに明るいところで…何だか恥ずかしいです」
「ハハ、アイドルのうららちゃんでもこんな恰好は慣れないのかな。
でももう撮らせてもらって、さっきから中の様子も大体見えてるんだよ」
うららの少し恥ずかしそうな声に、シローまで気恥ずかしくなってしまう。
「ふーん、普段から自分でちゃんとしてるの?ここがこんなになってるね」
「いえ…実は何時もはそんなにはしてません。1日に1度の日も多くて」
やっぱりうららは恥ずかしいことを言わされているし、これからさせられるのかもしれないとシローは思った。
「そっか、確かに濃いめの赤っぽい色だね。どれどれ奥の方はと。
少し痛いでしょ」
「はい」
うららの震えた声を聞いているうちに、何故自分が興奮しているのだ、とシローは少し動揺した。
「じゃあやっぱりまず痛くならないように、ちょっと塗ってからやるからね。
自分でもうちょっと開いてくれる?そうそう、そういう感じ。
はいじゃあこれ入れるからね、初めてだと少し痛いかもしれないね」
「んん、い、いた…」
思わず唾を呑んで固まっていたシローだったが、さすがにハッと気がついて、勢い良く扉を開き部屋に飛び込んだ。
「やめろ、うららが痛がってるじゃないか」
247(1): うららとシロー 4/4(終) 2012/10/21(日) 15:11:46.20 ID:SAdx74Jc(4/4)調 AAS
「もうシローったら…何考えてたんですか、私の方が恥ずかしかったじゃないですか」
「な、何をって別に…すまなかった」
後ろで手を組んだうららは赤面しながら少し怒ったような顔で、渋い顔をしてうららのカバンを持つシロップを問い詰めていた。
二人は夜の人気の無い、住宅に囲まれた小さな通りを、うららの家に向かって歩いていた。
鷲尾は大通りで二人を降ろし、シローにうららを家まで送るように頼むと、車で去って行った。
これは二人で話をしておきなさいということだな、とうららは思っていたが、
シローは今日の罰としてうららの重い荷物を持たされた上に叱られるのだ、と思っていた。
「だって知らなかったんだ…うららが歯が痛くて歯の医者に行ってたなんて」
納得できない様子だったシローも、さすがに途中からは申し訳なさと恥ずかしさの混ざった声で言った。
大食いで知られるうららだが、最近多忙だったことも重なって歯の負担が大きく、虫歯が出来ていたのだという。
「でもそれならそうと俺に言ってくれても良かっただろ?
俺はお前の役には立てないのかよ」
「見せたくなかったんです、情けなくて。
だって私の笑顔は…みんなの物なんですから。早く治してから見せたかったんです、みんなに」
「そうか。うららの笑顔は、みんなの物だもんな」
他の仲間達がこの遣り取りを聞いたら、うららはそこは「みんなの」ではなく「あなたの」と言うところだし、
シローも「みんな」の一人として納得して良いのだろうか、と苦笑したかもしれない。
二人は立ち止まるとお互いを見合って、静かに微笑みあった。
少し間があってから歩き出すと、うららが悪戯っぽい笑顔を浮かべてシローを見つめながら、口調を変えて言った。
「私が仕事のためなら男の人と寝るような、そんないけないことする子に見えたの?シロー」
「だ、だって恥ずかしそうなうららの声を聞いてると…」
「ふーん。男の子ってああいうのに弱いんだ」
「おい、そんなことは…」
「だって、感じてたんでしょう」
「そ、その…」
バツの悪い顔をしてシローがそっぽを向いた次の瞬間、うららの唇がシローの唇に重なった。
まただ。どうしてこう何時も、キスの時はうららから先にされてしまうんだろう。本当は自分から包み込んであげたいのに。
どうももじもじしてしまう自分に嫌気が差したのもつかの間、シローは瞳を閉じて顔を寄せているうららを一瞥すると、彼女の髪と肩を撫でた。
うららのカバンが道に落ちてしまったが、二人は気にせずにしばらく堅く抱き合っていた。
か細い体を支えるシロップの目は優しかった。
唇を離したうららの上気した顔に、シローはまたドキッとしてしまったが、それに気がついたうららは、またも悪戯っぽい顔で言った。
「キスと同じように、私の初めてもシローにあげちゃおうかな」
「○、○◆□×■※〒ー!」
「演技ですよ、演技。シロー夕食はまだでしょう、今夜は家でカレーを食べて行って下さいね」
駆け出して門の中に入っていったうららを、真っ赤な顔をしたシローは見つめていた。
248: プラゴミ 2012/10/21(日) 15:22:00.07 ID:hhFpIlfC(5/6)調 AAS
だから僕まだ書いてるんですけど
249(1): 2012/10/21(日) 15:23:43.17 ID:2lKCdR7H(1)調 AAS
>>244-247
GJ!!
250: プラゴミ 2012/10/21(日) 15:25:20.28 ID:hhFpIlfC(6/6)調 AAS
ちょっといい加減にしてくれませんかね
251: 2012/10/21(日) 15:40:35.77 ID:/KkffVG/(1)調 AAS
ワロタ
252(1): 2012/10/21(日) 21:13:16.47 ID:Q3wj/tBK(1)調 AAS
ブライアンの話題出したいのに馬鹿が荒らしてるから話せないな
253: 2012/10/21(日) 21:14:53.40 ID:OaOXjwOs(1)調 AAS
>>252
馬鹿は完全無視しろ、さあ語るがいい
254: 2012/10/22(月) 01:10:05.29 ID:fxFSMHoL(1)調 AAS
あの演出的には次の便までの間に一発出来ますね
255(1): 2012/10/22(月) 03:38:53.69 ID:s4Vvqyuc(1)調 AAS
ブライアンを見た時の各々の印象
みゆき「ハリーポッター?」
やよい「ブライアン×豊島で一冊書ける!」
なお「あれ・・・でかそう」
れいか「やはり、その、大きいのでしょうか?」
あかね「はよブライアンのあれで種付けして欲しい」
256: 2012/10/22(月) 07:57:38.18 ID:HqdSpROa(1)調 AAS
のちのブライアンホーク
257: 2012/10/22(月) 09:08:23.44 ID:aRO623ld(1)調 AAS
あかねちゃん×ブライアンめっちゃ良いねww
258: 2012/10/22(月) 09:12:32.55 ID:5opTBCAT(1)調 AAS
>>255 なおとれいかはどんだけおちんぽに興味があるんだよwwwwww
ブライアンのTシャツ『(今日は中だしして)大丈夫』
あかね「あんたがきめるなー」
259: 2012/10/22(月) 12:14:29.99 ID:9L4DdAJZ(1)調 AAS
あかねちゃんとヤった後のTシャツの文字は
『 性 交 渉 』
だよな?
260: 2012/10/22(月) 12:16:17.13 ID:Rx9ePCbi(1)調 AAS
「済」だろ?
261: 2012/10/22(月) 13:54:44.21 ID:Fh1F6+Un(1)調 AAS
『スッキリ』とか。
262: 2012/10/22(月) 14:05:53.49 ID:AIDRWF1j(1)調 AAS
あかね「あかん!ブライアンが爆発してもうた!」
キャンディ「バッドエンド王国の仕業クルー!」
やよい「おまえらwwwwwww」
263(1): 2012/10/23(火) 18:30:07.94 ID:hvQ5CaB3(1)調 AAS
>>238
乙です。
百合板のフレッシュスレの方が向いてる気もするが。
つっても新氏が入って住人が移動して以来過疎ってるし、まあどっちでもいいけど。
264: 2012/10/24(水) 01:55:50.05 ID:GM2eTBiK(1)調 AAS
>>263
つか、百合板のフレッシュスレは大分前から立てられてないぞ。
265: 2012/10/24(水) 21:18:34.78 ID:qOBB3a8c(1)調 AAS
幼みゆきが可愛すぎて生きるのが辛い
266(1): ポップとれいか 1 2012/10/25(木) 01:43:03.28 ID:vaeiE1C8(1/2)調 AAS
ポップとれいか?ですがれいかは登場しません
妖精たちも崩壊気味ですので悪しからず
「もうなぎさのがさつさにも困ったメポ、この間も寝ながら…」
「いや咲のいい加減さも相当な物ラピ、昨日も…」
「のぞみはまた料理を失敗したココ、でも涙目で謝るのぞみは可愛かったココ」
「何言ってるロプ」
妖精たちの遠慮の無い会話と、笑い声とは絶える気配が無い。
パルミエ王国での会議が終わった夜、「男」の妖精たちは迎賓館の国王私室に招かれ、酒席を共にしていた。
ポルンとルルンは会議の途中から眠っていてもう寝室に入っていたが、「女」の方もミルクが接待役となって、別室で話が弾んでいる頃だろうか。
「さすが、パルミエ特産ココナッツワインは一味違いまんなぁ」
「大人の味ですぅ」
「ありがとうナツ、こっちは王国再建の記念に作られた品ナツ、是非どんどん飲んでほしいナツ」
美酒が次々と振舞われたこともあってか、次第に会話は盛り上がり身も蓋も無い話も増えてきた。
「でも、がさつだけれどもなぎさの体は健康的で良いメポ」
メップルが思わずなぎさの体つきに触れたのが最初だっただろうか。
「咲も瞳を閉じて寝息を立ててる顔はそそるものがあるラピ」
ジョッキビール片手のフラッピが声を潜めるように言った。
「ラブはんとせつなはんはええ乳してまっせえ〜、あれは相当なもんや」
「何言ってるナツ、脱いでみたらこまちも凄いナツ」
「乳の大きさだけじゃないロプ、うららの白い首筋にはゾクっとするロプ」
「そうココ、のぞみの子供っぽい体も朝のベッドで触れると柔らかくて良いココ」
タルト・ナッツが自説をぶってシロップとココがそれに反論した。
もはや妖精と言うより淫獣という呼び名が相応しいかもしれない。
「コッペ様コッペ様、いかが思いますムプ?」
飲みもしないグラスを持っただけで立ったままのコッペに、ムープが問いかけた。
長老の言や如何、と一同が注目する中で、目の動きからコフレが返事を通訳した。
「汝らは女体の奥深さを知らぬ、滴るような若さと共に熟れきった豊潤さもまた良からずや…だそうですぅ」
さすがはコッペ様、と盛り上がる一同であった。
酒宴を楽しむ妖精たちは、度重なった激闘から解放されたひとときの休息を満喫していた…
というよりは普段生活を共にしている少女達から離れて同性のみで集まった気安さから、さながら宴会での中年男性達のようではあったが。
267(2): ポップとれいか 2(終) 2012/10/25(木) 01:46:03.66 ID:vaeiE1C8(2/2)調 AAS
と、ここまで一同の中で一人日本酒『岸壁』をちびりちびりと飲んで会話を聞いていただけの妖精が居た。
ポップである。
(未だロイヤルクィーン様目覚めず、メルヘンランドの前途も危うい中、若輩である拙者の不徳と諸先輩の大義は申すに及ばないでござる…
…しかし、先程来の御公論は一体何でござるか、拙者は男として斯様な戯言を申す気などござらぬ!)
そこへココが問いかけてきて、一同の視線はポップに向けられた。
「ポップは誰かに感じたココ?」
これでさすがに酔いが覚めた、とは後にこのことが外交問題になりはしないかと考えて、
国王が国王に行う異例の謹慎処分をココに下したナッツの言である。
「でもココはん、ポップはんは誰とも寝起きは共にしておりまへんから、余り興味もないんとちゃいますか」
「でも意外に普段の様子から分かるラピ」
「皆少し子供っぽそうな体ムプ」
「なおのすらりとした体は良さそうですぅ」
「やよいの丸っぽい体つきも良いロプ」
「5人の中から選り取り見取りで羨ましいメポ」
5人から…そのような考えは無かったが、ポップの脳裏に浮かんだのはれいかだった。
あの凛として礼儀と気品のある態度、道に賭ける情熱などは大いに好感を持っているが、別にれいかの体にではない、とポップは思った。
(れいか殿に失礼でござる)
しかし次の瞬間にはれいかの胸や腰のラインを思い出して、思わず顔を赤くしていた。
れいかは何時も露出度の高い服は着ないが、あの胸は意外に大きそうだし、あの太腿も良い肉付きだし、そしてその間の秘密の園は一体…。
「べ、別に誰の体のことも見たことも…な、ないでござる」
「照れてるココ、きっと誰かが気になってるココ」
ココの突っ込みに一同が沸き、
「さあ誰か教えるメポ」
追及の手を強めようとしたその時。
「いいニャ、サービス・サービスにゃ」
突然聞こえた「女」の声に一同がギョッとしたのは言うまでもない。
「ハミィ、どうしてこの部屋に居るナツ」
机の裏でワインとビールをラッパ飲みして、すっかり出来あがっているハミィに驚いてナッツが尋ねた。
「ジュースを持ってこようとしたらここに瓶があったのでそっと入って飲ませて貰ったにゃ。
不思議なジュースにゃ。それより皆一体何ということを話しとったにゃ。聞くに堪えぬにゃ。
月にかわっておしおきニャ」
暴れ出したハミィに対し余り酔っていなかったポップ達は何とか難を逃れたものの、
それまでほとんど動きもしなかったコッペが「イケメンさん」となってハミィを眠らせるまで暴力の嵐は続いた。
瓶で殴りつけられるなどして重傷2名、軽傷3名の負傷者を出しながら、本人は起きてから何も覚えていなかったことから、
幸福のメロディの歌い手としてではなく、メージャーランドの魔の酒乱としてパルミエ王国史に名を残したハミィの酒乱事件であった。
その次の日。
何とか口を割らずに済んだポップはキャンディに会いに行ってれいかのスクール水着姿を目撃し、やっぱり感じていたとかいないとか。
今宵はここまでに致しとうござる。(おわり)
268(1): 2012/10/25(木) 07:10:56.47 ID:xLXkF75n(1)調 AAS
>>267 乙!おもしろかった!
秘密の園…って、ポップが一番いやらしい件wwwwww
269(1): 2012/10/29(月) 15:00:47.58 ID:VE0BYVXV(1)調 AAS
>>266
うまいなあ!
全部キャラの声聞こえてきたwww
270(1): 2012/11/01(木) 00:47:34.81 ID:g2E0GmQj(1)調 AAS
>>267
声優のせいか、どうしてもポップを「銀魂」の「新八」に脳内変換
してしまう
271(2): 2012/11/01(木) 00:54:23.03 ID:FsqReHc4(1)調 AAS
ニコ「ポップ、なにするあるか」
272: 2012/11/01(木) 07:51:58.94 ID:BfMH7/ny(1)調 AAS
>>271
違う
273: 2012/11/01(木) 12:15:28.99 ID:i2Hj/Gmy(1)調 AAS
「なにするあるか」はダークレモネードさんですがなw
274: 2012/11/01(木) 18:24:31.43 ID:phaks7d9(1)調 AAS
声優ネタではないけど、ゆりさんの本体はメガネ、とかいうネタは見たな
275: 2012/11/01(木) 20:35:30.64 ID:T2cvLG7l(1)調 AAS
>>271
ニコ「ポップ、何しやがんでぇ!俺は男だ!」
が正しいな
276: 【東電 77.4 %】 2012/11/01(木) 20:41:45.93 ID:3nB+6o/A(1)調 AAS
ニコに脳みそスライムと馬鹿にされる西さん
277: 2012/11/02(金) 09:55:19.76 ID:qMahgFra(1)調 AAS
西さんが宇宙船振り回して無双なのか
278: 244、266 2012/11/03(土) 22:00:22.01 ID:zgGev/eb(1)調 AAS
>>249
遅くなりましたが、有難うございました
>>268>>269>>270
コメントありがとうございます。
どうしても台詞中心の物しか書けないので、
いっそ登場人物を増やして声優ネタも絡めてみようという趣旨でした
声関係で楽しんでいただけたのなら本望です
銀河声優伝説並みに声優のギャラが掛かりそうな設定ではありますが
実は銀魂をほとんど観ていないので、ポップの中の人ネタがいまいち分からず残念です
いつきの中の人との某トークでかなりの戦国武将+ガンダム好きだったのは印象的ですが
279: 2012/11/03(土) 22:09:04.43 ID:v3spXSUF(1)調 AAS
おれウルみゆ派だったんだけど
最近ウルれいもアリな気がし
てきたんだ
委員長と不良とか美味しくない訳無いじゃない!
280: 2012/11/04(日) 15:21:37.20 ID:QzwvhQ/+(1)調 AAS
ウルれいジョカの三つ巴とか
281: 2012/11/04(日) 16:57:30.21 ID:+7sWFt8y(1)調 AAS
れいかにはなおがいいなあ
282: 2012/11/04(日) 22:13:20.68 ID:Zg5xBDWc(1)調 AAS
ルンタロー×れいか様が見たい
283: 2012/11/05(月) 03:37:50.96 ID:E3/vZPvg(1)調 AAS
不良と優等生っていいね
好き
284: 2012/11/05(月) 13:43:44.96 ID:lOsSZzh8(1)調 AAS
れいかは実はドS女王様キャラの生徒会長
285: 2012/11/25(日) 15:47:03.60 ID:7QQhvzW+(1)調 AAS
今日のでブライアンの手紙見たら恋しくなって、手紙見ながら一人で……っていうあかねちゃん想像した
286(1): 2012/11/26(月) 05:45:55.14 ID:mtq84O2U(1)調 AAS
俺は人形に染み込んだみゆきちゃんの血の匂いに興奮して一人で…ってあかねちゃんを想像した
287: 2012/11/28(水) 12:24:40.16 ID:qWUMY6cF(1)調 AAS
>>286
吸血!? あかねのドラキュラ人生!
とか浮かんだ
288: 2012/11/28(水) 21:25:08.65 ID:Xn5Ns8wX(1)調 AAS
「ドラキュラなら首筋に噛み付くよね、あかねちゃん?」
289: 【東電 90.6 %】 2012/11/28(水) 21:30:43.59 ID:F80nUVJI(1)調 AAS
なおの首筋にすりおろしニンニクを塗りたくるれいか
290: 2012/11/28(水) 22:30:02.69 ID:8Cxp/EM+(1)調 AAS
おなかが減ったと言い出す宗本
291(1): 2012/11/28(水) 22:33:19.62 ID:VIA8hOCC(1)調 AAS
そしてヴァンパイアハンターになって再登場のブライアン
292: 2012/11/29(木) 06:54:33.45 ID:mSHZL8VC(1)調 AAS
>>291
ブライアン「あかね……僕は貴女を倒さなくてはならない……」
あかね「ブライアン……なんでや、なんでこんな事になってしまったんや……」
ブライアン「……行きます」
あかね「ブライアぁぁぁン!!」
やよい「……っていうの考えてみたんだけど、どうかな?」
あかね「アカン」
293: 2012/11/29(木) 08:00:32.16 ID:ig9c8nAM(1)調 AAS
ブライアン・ホークしか浮かんでこない
294: 2012/11/30(金) 00:03:20.17 ID:/QwprvSp(1)調 AAS
>>190
エレンと祈里の悲恋が抜けてる
295: 2012/12/05(水) 23:21:15.70 ID:dkg+ks5q(1)調 AAS
みゆき(れいかを後ろから覆いかぶさる体勢でバックで突きながら)
「ホラホラれいかちゃん?イイ?気持ちイイ?ホラ良かったらカメラに向かって言ってごらん?『ウルトラハッピー』って(パン パン パン パン」
れいか「う…うるとらはっぴぃぃーー!!(ゾクゾクゾク ビクンビクン」
…ふぅ(疲労)
296: 2012/12/09(日) 18:44:55.76 ID:QXgAM5h+(1)調 AAS
12月24日 19:00
「あかねちゃん、なにそれ?」
「ブライアンから来たクリスマスカードや」「うわー」
同時刻 加音町
「エレン〜なに見てるの?・・へ―、クリスマスカード。だれから?」
「この間、交換留学とかで町に来てギター教えてあげた服が大丈夫な外人さんから〜」
同時刻 希望ヶ花
「つぼみ〜な〜にニヤケてんだよ〜?」
「私は、別にニヤケてなんかいませんよ?この間、町に短期ステイしてた
バレーボールが好きな外人さんからクリスマスカードが届いただけです。
別にうれしくなんか・・何笑ってるんですか?えりか!」
同時刻 クローバータウン
「へー、この間短期留学してきた変なメガネの外人、クリスマスカード送ってきたんだ」
「まあ、学校全体でアタシ一人だけに送ってくるあたり、やっぱりアタシ完璧ってとこ?」
同時刻(以下略
・・・彼らとブライアンの交流は楽しく続いた。そしてしょうこりもなくブライアンは
また、×××市に来年3月交換ステイに赴く。だが、ブライアンよ、NS3の舞台はその×××市なのだ。
僕は無事に生きて帰ることを祈らずにはいられなかった・・
297: 2012/12/09(日) 20:48:21.81 ID:xa8AvDfp(1)調 AAS
ブライアン「ブラ…いやん」
あかね「…わ、わかった、うち、明日からノーブラにする!」
大丈夫、なおも前からずっとノーブラだあかね!
298(1): 2012/12/09(日) 23:14:21.48 ID:0VEhv3IO(1)調 AAS
ビューティとジョーカー楽しみだ
この組み合わせは何かエロい
299: 2012/12/09(日) 23:56:48.48 ID:IqweEAEm(1/2)調 AAS
姉と弟
ガチャ
あかね「げんきー。こないだ貸したCD、みゆきに聴かせたってー。」
げんき「うわっ!着替え中や!姉ちゃんノックぐらいせえや!」
みゆき「きゃあああぁぁぁっ!」
げんき「それもみゆきさんが遊びに来とんやったら余計に!」
みゆき「え?あれ?げ、げんき君!そ、それ…女物のパンツ履いてるじゃない!!」
げんき「え?」
あかね「あーっ!げんき、アンタそれ!なんでウチのパンツ履いとんねん!!」
みゆき「え!?あかねちゃんのパンツ!?げんき君が…あかねちゃんのパンツを履いている!!??」
げんき「し、しもた──────────っ!!」
あかね「げ、げんき…アンタ……!」
みゆき「と、という事は…げんき君は……姉のパンツを履く……へ…へんた………!」
300: 2012/12/09(日) 23:59:06.10 ID:IqweEAEm(2/2)調 AAS
ガバッ
(あかね、自分で自分のスカートをめくる)
あかね「あ─────っ!やっぱり!!ウチがげんきのパンツ履いとる─────!!」
みゆき「い!?」
げんき「もー姉ちゃん!またワイのパンツ間違えて履いたんか───!はよ返して───!」
ぬぎっ
(げんき、あかねのパンツを脱ぐ)
みゆき「きゃあああぁぁぁっ!フリチン!!」
あかね「ちゃうやろ───!アンタが先に間違えたんやろ───!」
ぬぎっ
(あかね、げんきのパンツを脱ぐ)
みゆき「な、なんなのこの姉弟………。」
おしまい
301: 2012/12/10(月) 00:06:29.32 ID:3fm721JC(1)調 AAS
なんとなく思いついたので投稿してみました
302: 2012/12/10(月) 01:13:55.05 ID:eIPtGCW3(1)調 AAS
>>298
握手
303(2): 2012/12/10(月) 15:23:01.15 ID:+zWDVXGL(1)調 AAS
げんきは姉のパンツおかずにしてるよね
304(3): 【東電 78.9 %】 2012/12/10(月) 15:38:46.44 ID:yeyS9Bsg(1/3)調 AAS
なおやんの弟たちもなおやんのおパンツをおかずにシコシコしてる
たぶん
305(1): 2012/12/10(月) 18:21:11.37 ID:fFYKv9g7(1)調 AAS
つまりあかねとなおはイカくさくてガビガビになったパンツ履いて学校行ってる……と
306(1): 2012/12/10(月) 18:27:43.18 ID:l2giN9WJ(1)調 AAS
れいかのパンツもお兄様のでガビガビ
みゆきのパンツも博司のでガビガビと思われ
やよいのは元からイカ臭い
307(1): 【東電 90.3 %】 2012/12/10(月) 18:45:16.24 ID:yeyS9Bsg(2/3)調 AAS
イカ(臭い)娘?
308(2): 2012/12/10(月) 19:23:12.39 ID:Pusugy80(1)調 AAS
>>304
あの一番大きい男の子はけいた君だっけ?
あの子はありえそうだなww
309(1): 2012/12/10(月) 22:09:41.05 ID:w/RFej1I(1)調 AAS
今台詞のみの小ネタ書いてるんけど
世間じゃスマプリ一色なのに書いてるの5だけど、出来上がったらここにうpしていいのだろうか?
310(1): 【東電 80.4 %】 2012/12/10(月) 22:21:34.12 ID:yeyS9Bsg(3/3)調 AAS
>>308
小学校5〜6年ぐらいだっけ?性に目覚めたばかりでやりたい盛りっぽいよね。
>>309
スマイル限定とは書いてないから大丈夫じゃないの?
311(1): 2012/12/11(火) 00:21:53.73 ID:3BBe1Jvs(1)調 AAS
>>310
サンクス
スマイル限定じゃなくてもやっぱり現行のせいもあるし今の今までうpし辛かったもんでな・・・
312: 2012/12/11(火) 01:18:38.91 ID:PYjRI0oi(1)調 AAS
俺はどのシリーズでもウェルカム
遠慮するな
313: プラゴミ 2012/12/11(火) 05:38:09.45 ID:yzu2+kfy(1/4)調 AAS
NNT記念
またスカトロ書いてもいいですか?
314(2): 2012/12/11(火) 06:42:33.30 ID:zYFq8ALA(1)調 AAS
スカトロは別のスレで。
315: 2012/12/11(火) 07:52:41.08 ID:yL0oLXvd(1)調 AAS
>>314
前も来てた荒らしだからかまわない方が良い
316: 2012/12/11(火) 11:55:49.80 ID:XfuFJcpv(1)調 AAS
>>311
オールスター書いたら割と暖かく感想貰った俺みたいなのもいるし
現行がどうとか関係なくプリキュアなら良いと思うよ
317: 2012/12/11(火) 12:44:38.64 ID:rzMXx8ww(1)調 AAS
過去作を再放送で少しかじったくらいの身としては
現行のシリーズ以外もぜひ見たい
318: プラゴミ 2012/12/11(火) 13:07:04.55 ID:yzu2+kfy(2/4)調 AAS
>>314
意味わからん
作品を投下する自由は補償すべき
319(1): プラゴミ 2012/12/11(火) 13:38:53.79 ID:yzu2+kfy(3/4)調 AAS
そうだ>>235の続きを書こう(提案)
320: プラゴミ 2012/12/11(火) 13:51:56.56 ID:yzu2+kfy(4/4)調 AAS
男「うおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!????」
俺はウンコ中の二人のアナルに強引にチンポを入れた
つぼみ「あう〜ん、見ないで〜ん」
下痢糞のとてつもない臭さで興奮三倍増!!
ブー、ブスッ、ビピピィ〜、ブッフフブボボッ
さらに二人の屁ハーモニーで興奮五倍増だぜえええええ!
続く
321: うふ〜ん [うふ〜ん] うふ〜ん ID:DELETED(1)調 AAS
うふ〜ん
322(1): 2012/12/12(水) 01:30:31.81 ID:15K2HL0i(1/7)調 AAS
続・姉と弟
みゆき「ってなことがあってさー。」
やよい「………。」
みゆき「やよいちゃん聞いてる?」
やよい「うん、聞いてるよ。あかねちゃんの家に遊びに行ったら───。」
みゆき「うん。」
やよい「げんき君が着替えてて───。」
みゆき「うん。」
やよい「げんき君があかねちゃんのパンツ履いてて───。」
みゆき「うん。」
やよい「あかねちゃんもげんき君のパンツ履いてて───。」
みゆき「うん。」
やよい「二人ともわざとじゃなくて間違えて履いてて───。」
みゆき「うん。」
やよい「二人ともみゆきちゃんの目の前でパンツ脱いでフリチンになって───。」
やよい「(女もフリチンって言ったらおかしいか…まあいいや。)」
みゆき「うん。」
やよい「みゆきちゃんの目の前で堂々とパンツを交換したんだね。」
みゆき「うん。」
やよい「…………………………………………………………………。」
みゆき「…………………………………………………………………。」
やよい「みゆきちゃん。」
みゆき「うん?」
323: 2012/12/12(水) 01:31:24.07 ID:15K2HL0i(2/7)調 AA×
324: 2012/12/12(水) 01:32:37.78 ID:15K2HL0i(3/7)調 AAS
屋上
みゆき「…という訳で………やよいちゃんが私の話を信じてくれないの。」
なお「………。」
れいか「………。」
やよい「当たり前じゃない!まんがでもそんな話聞いたことないよ!」
みゆき「信じられないだろうけど本当なの!」
なお「やよいちゃん……みゆきちゃんのこの話は………。」
やよい「そう!つまらない作り話だよ!信用する人はいないよね?」
なお「いや………信用する。」
みゆき・やよい「えぇ!?」
325: 2012/12/12(水) 01:33:37.04 ID:15K2HL0i(4/7)調 AAS
なお「今の話を聞いてもしや…と思ったけど………。」
ガバッ
(なお、自分で自分のスカートをめくる)
なお「私も今日うっかりして、ゆいのオムツを履いて来ちゃった!」
みゆき・やよい「うおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ?!!?」
なお「いやー思えば小学校の頃はよく間違えてたよ〜〜〜。けいたのパンツ履いたり、はるのパンツ履いたり。」
なお「中学に上がってからはまだ一度も間違えてなかったからなぁ、すっかり油断してたよ〜〜〜。あはは〜〜〜。」
みゆき「いやいやいや!」
やよい「はるちゃんのパンツと間違えるのはまだわかるけど!普通けいた君のパンツと間違えないでしょ!!」
なお「えー?間違えるよ〜〜〜。」
みゆき「ってか!今日は赤ちゃんのオムツと間違えたの!!??」
あかね「せやろー。結構間違えるもんやろ───。」
げんき「無理もない、ホンマ無理もない。」
みゆき・やよい「二人ともいつの間に!?」
あかね「まあ、ひとりっ子にはわからん悩みやな。」
げんき「そうやそうや。」
なお「うん、あかねたちが正しい。」
みゆき「そ、そうなの?弟や妹がいたらよくある間違いなの??」
やよい「しっかりしてみゆきちゃん!!こんなの絶対おかしいから!!」
れいか「みなさん。」
みゆき・やよい「!!!!」
326: 2012/12/12(水) 01:35:28.14 ID:15K2HL0i(5/7)調 AAS
あかね・なお・げんき「ん?」
れいか「言わせてもらっていいですか?」
あかね「うん。」
げんき「どうぞ。」
みゆき「そ、そうだ。ねえ、れいかちゃんから言ってあげて!」
やよい「男物と女物のパンツ間違えて履くなんて普通しないよね!?」
れいか「なおたちもあかねさんたちもまだ甘いですね。」
みゆき「!!」
やよい「そ、そういえばれいかちゃんにもお兄さんが………………!」
みゆき「ま、まさか………………!!」
327: 2012/12/12(水) 01:36:16.50 ID:15K2HL0i(6/7)調 AAS
ガバッ
(れいか、自分で自分のスカートをめくる)
れいか「私なんか間違えてお祖父様のふんどしを締めて来ました。」
みゆき・やよい「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっっっっ?!??!!!???!!?」
おしまい
328: 2012/12/12(水) 01:37:22.43 ID:15K2HL0i(7/7)調 AAS
続きを思いつくなんて自分でも思いませんでした。
329: 2012/12/12(水) 07:15:17.81 ID:aXSfeTcL(1)調 AAS
これはひどい(誉め言葉…誉め言葉のはず…)
330: プラゴミ 2012/12/12(水) 07:17:27.45 ID:tM+zhDii(1/2)調 AAS
なんで書いてる途中でみんな邪魔してくるかな
331: プラゴミ 2012/12/12(水) 07:18:17.02 ID:tM+zhDii(2/2)調 AA×
332: 2012/12/12(水) 08:07:39.62 ID:CiHPgN+j(1)調 AAS
>>322
乙!色々酷いなww
333: 2012/12/12(水) 23:32:09.50 ID:mgYDekIz(1/7)調 AAS
続続・姉と弟
やよい「みゆきちゃん。」
みゆき「うん?」
やよい「ごめんね、みゆきちゃんの話を信じてあげなくて。」
みゆき「ううん。わかってくれたらもういいの。」
やよい「みゆきちゃんは私なんかと違って嘘ついたりする子じゃないもんね。私今度から親友の事は信じるようにする。」
みゆき「もういいんだってば。」
やよい「みゆきちゃん…。」
みゆき「それよりも問題は………。」
やよい「うん………。」
みゆき「まさかあかねちゃんたちがあんな娘たちだったなんて………。」
やよい「さすがにショックが大きいよ………。」
みゆき「なんか…もう変な噂が広まってるよ………。」
やよい「うん…げんき君があかねちゃんのパンツおかずにしてるとか、けいた君がなおちゃんのパンツおかずにしてるとか……。」
みゆき「つまりあかねちゃんとなおちゃんははイカくさくてガビガビになったパンツ履いて学校に来てるとか………。」
やよい「れいかちゃんのパンツもお兄さんのでガビガビとか、みゆきちゃんのもお父さんのでガビガビとか………。」
みゆき「やよいちゃんのは元からイカ臭いとか………。」
女子「あ、あの娘たち本当に毎日毎日何言ってるの─────!?」
男子「こ、この前はこの前でフリチンとか言ってなかったか!?」
334: 2012/12/12(水) 23:34:11.36 ID:mgYDekIz(2/7)調 AAS
みゆき「でもさあ、自分の噂の事は置いといて…あかねちゃんたちの噂は………。」
やよい「うん…もしかしたら間違ってないかもとか思うようになってきた………。」
みゆき「…………………………………………………………………。」
やよい「…………………………………………………………………。」
みゆき「やよいちゃん。」
やよい「うん?」
みゆき「私あの娘たちと絶交しようかなってちょっと思ってきちゃった………。」
やよい「私かなり本気で思ってる………。」
あかね「うおおおぉぉぉっっっ!!」
みゆき・やよい・「ひいいぃぃっっ!!」
あかね「あ〜〜〜めっちゃ業沸く!!」
みゆき「あ、あかねちゃん!」
やよい「ど、どうしたの!?」
あかね「どなしたもこなしたもあるかい!なんやウチらの変な噂が広まっとるやんか!!」
女子「こ、今度は何!?」
男子「ま、またあいつらかよ………!」
みゆき「あ、あかねちゃん落ち着いて………。ここ教室………。」
やよい「み、みんな見てるよ……とりあえず屋上行こ屋上………。」
女子「お、屋上だって………。」
男子「行ってみるか………。」
みゆき・やよい「着いて来こないで!!」
335: 2012/12/12(水) 23:35:27.49 ID:mgYDekIz(3/7)調 AAS
屋上
あかね「誰やねん!!噂広めとるんは!!」
みゆき「え、え〜〜〜っと………。」
やよい「そ、それは………。」
あかね「アンタら知っとんやろ!!教えんか!!」
みゆき「は、はいいぃぃっっ!>>303とか>>304とか>>305とか………。」
あかね「それだけか?」
やよい「あ、あと>>306とか>>307とか>>308とかです………。」
あかね「許さん!!サニーファイヤーバーニングや!!」
みゆき「あかねちゃん落ち着いてえぇっ!!」
やよい「死んじゃうよ!!」
あかね「うるさいだまれ!!」
みゆき・やよい「ひいいいぃぃぃっっ!!」
あかね「それにな!ウチはアンタら二人にも怒っとるんや!!」
みゆき「え!?」
やよい「な、なんで私たちも………!?」
336: 2012/12/12(水) 23:36:59.82 ID:mgYDekIz(4/7)調 AAS
あかね「決まっとるやろ!!アンタら>>303とか>>304とか………あんなあぼちんらの言うこと本気にしとるからや!!」
みゆき・やよい「!!??」
あかね「げんきがウチのパンツおかずにしとる!?そんな訳ないやろ!!」
みゆき・やよい「え…あ、あの………。」
げんき「みゆきさんやよいさん、ワイの事そんな男やと思とったんですか!?」
みゆき「げんき君!!」
やよい「いつの間に!?」
げんき「あんまりや!!二人とも信用してくれへん!!」
あかね「ウチの弟が信用できんの!?ウチの事が信用できんの!?あんな嘘本気にして………ウチらの友情はそんなんやったん!?」
みゆき・やよい「!!!!!」
337(2): 2012/12/12(水) 23:38:17.24 ID:mgYDekIz(5/7)調 AAS
(もしかしてプリキュアって、友達を大事にする子がなれるクル?:キャンディ談)
みゆき「そ、そうだ……その通りだ………!私たちの友情が………こんな事で壊れるわけがない!!」
やよい「私たちは何を考えていたの?私たちが信じなくて…誰があかねちゃんを信じるの?誰がげんき君を信じるの?」
あかね「ア、アンタら………!」
みゆき「ごめんねあかねちゃん!」
みゆき「ごめんねげんき君!」
(みゆき、げんきの手を握る)
げんき「み、みゆきさん!」(ドキッ)
やよい「私たちが間違っていたよ!」
(やよい、げんきとみゆきの手を握る)
げんき「や、やよいさん!」(ドキッ)
あかね「わかってくれたんやな!」
(あかね、げんきとみゆきとやよいの手を握る)
みゆき「うん、目からウロコが落ちたみたいだよ!」(うるうる)
やよい「ごめんなさい、私さっき親友の事は信じるって誓ったばっかりなのに………!」(上目使い)
あかね「し、親友やなんて……は、恥ずかしいやんか………!」
げんき「わ、わかってくれたらええんですよ!ワイがそんな…姉ちゃんのパンツをおかずにしとる訳ないやないですか!」(ドキドキ)
みゆき・やよい「うんうん。」
あかね「おーおーげんき照れとる。ぐふふ……。」
338: 2012/12/12(水) 23:40:19.85 ID:mgYDekIz(6/7)調 AAS
げんき「ワイがおかずにしとるんはみゆきさんのパンツです!!」
バッ
(げんき、ふところからみゆきのパンツ(本物)を取り出す)
みゆき・やよい「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっっっっ?!??!!!???!!?」
みゆき「なんで持ってる!!!!????」
あかね「げんきの誕生日にウチがプレゼントしたった!」
みゆき「するな────────────────────っ!!!!!」
げんき「姉ちゃん!」
あかね「うん?」
げんき「来年の誕生日はやよいさんのパンツがええな!」
あかね「よっしゃ!引き受けた!!」
やよい「受けるな────────────────────っ!!!!!」
なお「ちょっとあんたたち!!」
れいか「お待ちください!!」
みゆき「二人ともいつの間に!?」
なお「なんでげんき君は私たちのパンツ欲しがらないの!?」
れいか「同じプリキュアなのにどうしてこんなに扱いが違うのかしら!?」
やよい「うるさいだまれ!!!!!!!」
みゆき「絶交じゃあああぁぁぁぁ────────────────────っ!!!!!!!!!!」
おしまい
339(1): 2012/12/12(水) 23:50:56.59 ID:mgYDekIz(7/7)調 AAS
まさかこんなに立て続けに3話も思いつくなんて自分でも思っていませんでした
これを読んで皆さんが
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっっっっ?!??!!!???!!?」
って言ってくれたら光栄至極です
さすがに4話目はまだ考えていません
4話目があるのかどうかさえわかりませんが
思いついたらまた投稿します
その時もやはり
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっっっっ?!??!!!???!!?」
って言わせてみたいと思います
340: 2012/12/14(金) 01:08:34.58 ID:GBO5mc1g(1)調 AAS
あーーー、mktnにノーザさんをシバかせたい。
年下攻めイイっすわ〜
341: 【東電 73.4 %】 2012/12/14(金) 01:12:29.20 ID:kzD4/Z+4(1)調 AAS
フレッシュ4人だと美希たんが一番攻めっぽいからなぁ。
美希たんの前ではラブもブキもせつなも受けになりそうな気がする。
342(1): プラゴミ 2012/12/14(金) 19:19:37.40 ID:ZR/qMD4A(1/4)調 AAS
パワポケ10のさらというキャラの作品を書きたいのですがいいでしょうか?
343: 2012/12/14(金) 20:04:01.61 ID:4OlCy8kw(1)調 AAS
>>342
駄目に決まってんだろ。
344: プラゴミ 2012/12/14(金) 20:12:38.81 ID:ZR/qMD4A(2/4)調 AAS
いいじゃないですか、ちょっとくらい……
本スレでは無視されてしまうんです
345: プラゴミ 2012/12/14(金) 22:34:52.12 ID:ZR/qMD4A(3/4)調 AAS
さら「あ〜ん、ウンコ出ちゃうわ〜ん」←野糞ポイント探索中、しかしそろそろ限界
346: プラゴミ 2012/12/14(金) 22:37:29.31 ID:ZR/qMD4A(4/4)調 AAS
アンケート取ります
Qこの後さらにどうなってほしい?
1 臭い下痢便を漏らしてしまい10主に見つかってしまう
2 なんとかトイレまで我慢するがド派手な音を立ててウンコしていたので10主に見つかってしまう
347: 2012/12/14(金) 22:40:10.14 ID:VNZOc+Oy(1)調 AAS
巣に帰れよ
全く関係ないスレでやるな
348(1): 2012/12/14(金) 22:44:35.08 ID:FRmCnxyi(1)調 AAS
なぎさとほのかとひかりだったらほのかが地味にSっぽいし
咲舞なら舞がSだし
プリ5なら問題なくかれんがSでこまちがドSだし
フレプリはやっぱりmktnがSだし
ハトプリはゆりさんと見せかけた実は隠れSのいちゅきとかどうだろう
スイプリはアコさんが最年少にして一番の天然Sっぽい
スマプリは対なおの時だけみんなSとかでいきましょう!
349: 2012/12/14(金) 23:15:02.76 ID:kIc0kBtA(1)調 AAS
>>348
すこぶるどうでもいい
350: プラゴミ 2012/12/15(土) 21:46:05.57 ID:j723X7uQ(1)調 AAS
みんなアンケートに回答してくださいよ
こっちは就職どころか卒論さえ捨ててるんですよ?
351: 2012/12/15(土) 23:22:16.15 ID:ZSmdOH4L(1)調 AAS
一番大友に人気あるのはやはりスマプリなんだろうか
352: 2012/12/15(土) 23:27:34.84 ID:6nrW6c8G(1)調 AAS
プリキュアは新シリーズになるごとに洗練されていくような気がするね
でも俺は、スマイルも好きだけど、僅差でスイートが好きかな
353: 2012/12/16(日) 00:05:49.63 ID:cs4fmVc8(1)調 AAS
スマプリもどのシリーズも全部見て全部好きなんだが強いて一番好きなのといえば初代と5シリーズかもしれない
354(2): 2012/12/16(日) 01:23:17.06 ID:Ywt9I5Vp(1/5)調 AAS
ウルフルン×れいか
原作とかなり別の展開
耳を切り裂くような大きな音がして、次の瞬間には焔に包まれながら自らが丘から落ちていくのが分かった。
仲間達は何かを叫んでいたが、何を叫んでいるのかまでは聞き取れなかった。
それからどれくらいの時間が経ったのだろう。何か機械の動く音が聞こえてきた。最初は弱く、やがて全てを流し去って猛然と進むかのように強く。
青木れいかは頭に手をやりながら重い瞼を開けた。
思わず立ち上がろうとしたれいかは足の鋭い痛みに気付いた。先程の墜落の際の傷だろう。
よろめくように今まで座っていたベンチに腰掛けると、目の前を蒸気機関車に牽引された客車が走り去って行った。
(ここは…異空間)
ある地点まで到達した列車が次々と消え去っていくのを観て、今自分の居る場所が普段の日常世界ではないことをれいかは悟った。
プラットフォームと線路、それに駅舎にしてはやや小さい古ぼけた建物。周りは闇に包まれていた。
薄暗い周囲を見回しても、みゆき達の気配はない。彼女達は異空間に巻き込まれずに済み、今頃はどこかで闘っているのだろうか。
もしもこの状況で強襲されたら為すすべもない、そう思っていたれいかの耳に次第に大きくなる足音が聞こえてきた。
ハッとして振り向いたれいかの眼の前には、見覚えのある敵が歩み出てきた。
「あなたは…」
れいかは座った姿勢のまま、必死の形相で拳を握っていた。
ウルフルンはベンチ越しにその様子を黙って一瞥すると、静かに言った。
「ふん、強がりはよせ。俺も闘えねえんだよ」
一瞬、険しい表情の中に驚いたような表情を共存させた様子のれいかに、何時も冷静ぶっているお前にも分からないことはあるもんだな、
と心の中で思ったウルフルンは、黙って手と足を前に出した。
打撲痕と血が生々しいウルフルンの腕も足も、とても戦闘に耐えられるものではなくなっていた。
「でも、あなたにはアカンベエを出す魔法が…」
「いや、さっきの爆発で本は燃えちまったらしいな。お前の方こそ道具はどうした」
れいかは黙って首を横に振った。
「そうか、じゃあここでは決着はつけられねえな」
ウルフルンはれいかと少し間を取りながらベンチの端に腰かけると、少し楽になったのか表情を緩めた。
隣のれいかは警戒する素振りさえ解かなかったものの、ウルフルンの態度に次第に落ち着きを取り戻していた。
「決着をつけられない、というのはどういう意味でしょうか」
頭が切れる奴だ、とウルフルンは内心毒づくと答えた。
「ここはメルヘンランドが作り出した物語の世界の一つなんだよ…。
ここで殴り合いぐらいは出来ても殺生は出来ねえし、
ここから出るにはメルヘンランドの誰かが運転する列車がいるってことよ」
分かったか、と言うとウルフルンは手を頭の後ろにやって瞳を閉じた。
「そうですか…では待つしかないのですね」
れいかはウルフルンの話は本当らしいと判断して、自分に言い聞かせるかのように呟いた。
キャンディかポップならここまで探しに来てくれるだろう。
355: れいか・ウルフルン・ポップ2 2012/12/16(日) 01:24:40.32 ID:Ywt9I5Vp(2/5)調 AAS
数分間はお互いに無言だったが、ぽつりとれいかが尋ねた。
「痛みますか」
「ふん、何を今更」
頭が切れる割にはどうも間の抜けたことを聞く奴だ、とウルフルンは内心苦笑していた。
「あちらの建物には何もないのですか」
「さあな、昔来た時はストーブとか飲み物とかはあったはずだが…」
「行ってみませんか?」
れいかの誘いを無視するように狸寝入りをしたウルフルンだったが、制服姿のれいかが建物に入っていったのを観ると、
やれやれという表情で立ちあがって歩き出した。
(狼と一緒に居て怖かったり嫌だったりしないのかねえ…。あの真面目で曲がったことの嫌いな奴が。
全く優等生ってやつは、こう何考えてるか分からんから始末が悪い…)
古ぼけた部屋にはストーブが一つと、畳の上にれいかが敷いたと思しき布団が敷かれてあり、
ストーブの上にやかんを置いたれいかは湯呑みを並べて急須に茶を入れていた。
「今御茶を淹れていますから、そちらの布団で寝られては如何ですか」
「そりゃあせいぜいありがたく戴くとしようか、
んでもって布団で寝させて…っておい、お前さんはどうするんだ」
「もう1時間ほどすると普段でしたら寝床に入る時間ですから、
私は別の布団で寝ることにしてキャンディ達を待ちます」
「へっ、堅さもんだな。何ならオオカミさんと二人で寝るか…いや冗談だぞ、冗談。
俺はお前さん程度のガキに欲情するほど、う、飢えちゃあいないんだからな…」
最初は豪快に笑い飛ばしていたウルフルンだが、すっかり赤くなってしまったれいかの顔を観ているうちににわかに声が上ずっていた。
れいかの淹れたお茶を飲みながら、どうしてこう妙な雰囲気になっちまったんだ、と思っているウルフルンであった。
(よく見ると結構良い体してるじゃねえか…いやこんな優等生のガキの何が良いってんだよ)
もじもじしながら布団の上であぐらを組んでいたウルフルンとは対照的に、
れいかはまだ少し顔を赤らめながらストーブの向かいで正座のまま丁寧に湯呑みを傾けていた。
お茶を飲み終えてからしばらくは、ウルフルンは布団で気持ち良くうとうととしていた。
30分程経っただろうか、目が覚めてきたウルフルンは昔の事やバッドエンドの幹部としての活動を思い出して物思いにふけっていた。
ふとウルフルンはれいかを観ると、何やら分厚い本を読んでいた。
「おい、ここに在った本か?一体何を読んでるんだあ」
「『日本国有鉄道百年史』の第1巻です」
「…へっ、面白いのかよ」
「鉄道の道は、奥が深そうです」
356: れいか・ウルフルン・ポップ3 2012/12/16(日) 01:26:55.20 ID:Ywt9I5Vp(3/5)調 AAS
また数十分が経って、ウルフルンはさすがに眠くなってきて布団に寝転び、
本を読んでいたれいかに言った。
「おい、電球を消してくれや」
「あ、はい」
れいかは灯りを消すと、青いカーディガンだけを脱ぎ傍に畳んでから、別の布団に寝そべった。
寝そべったれいかは一瞬ウルフルンの様子を伺ってから、少しためらいがちに声を出した。
「前に来た時は…とおっしゃっていましたね」
布団の中かられいかが漏らした質問に、ウルフルンは表情を引き締めると話し出した。
「あれはまだ俺がお前さんよりも小さかった頃だな。
メルヘンランドの連中とこの物語の世界にやってきたことがあるんだよ。ここにつくまでは星の海を走ってくるんだ。
確かに素敵な世界には違えねえ、しかしその素敵な世界に対して俺は一体何なんだと。
俺は所詮悪役の狼に過ぎねえ。どうして俺は狼何かに生まれちまったのか、そう思わされたのさ。
メルヘンランドの夢見てる連中の裏に悪役としてしか生きれねえ自分がいる。
大人になった頃には気付いたらバッドエンドの世界に入り込んでいたって訳だ」
ウルフルンは話しながら自分のエナジーが高まるのを感じていた。
「そう…ロイヤルクィーンだって、ポップとか言ったあの侍気取りのライオンだって…
一緒に銀河を走ったって一体俺の何を分かったって言うんだよ、なあ…」
ウルフルンは気がつくと立ち上がって灯りをつけていた。
れいかが思わず上を見上げた時には、ウルフルンはれいかの布団を剥いで覆いかぶさってきていた。
「止めて下さい、一体何を…」
「何をって、お前みたいなガキに女を襲いたいって心が分かるもんか」
ウルフルンは制服の上着を脱がし、乱暴にブラウスのボタンを外していった。
抵抗するれいかの動きを押しのけるかのように、ウルフルンは欲望のままにれいかの胸を刺激した。
れいかが思わず声を漏らし、その唇をウルフルンは強引に奪った。
「へっこの生娘が…」
ぽつりとつぶやくと、れいかのスカートを脱がして下着の上かられいかの陰部を愛撫していった。
れいかは抵抗を止めないが、初めての激しい感触を受けとめかねてもいた。
やがてウルフルンによって下着を剥がれ、全てを灯りの下にさらし、陰毛と陰唇を強引に舐められ、
ウルフルンの肉棒を咥えさせられていった。
「よし咥えるのはこれぐらいだ、中に挿れてやるぜ」
ウルフルンが肉棒を握りながら言った時、れいかの中の何かが叫んでいた。それはいけない。
「止めてください」
言葉を発したれいか自身が驚く程に、短いが厳しく澄んだ声が部屋に響いた。
「へっ、何を言ってやがる。どれだけの女たちが今まで俺に体を開いたと思ってるんだ。
俺は狼、女を襲う存在なのさ。一体お前に俺の何が分かるんだ」
「確かに私にはあなたのことは分からないかもしれません。
でも私はあなたのことを知っています。あなたの欲望も悪徳も、それにあなたの苦しみや悲しみも」
ウルフルンは驚いて、れいかを乱暴に布団に押し付けると、れいかに背を向けて座り込んだ。
れいかは毛布に包まってから、ウルフルンの顔を後ろから覗き込んだ。
そしてれいかは感極まった顔のウルフルンを抱いていた。
357: れいか・ウルフルン・ポップ4 2012/12/16(日) 01:29:15.61 ID:Ywt9I5Vp(4/5)調 AAS
早めに起きて朝食の用意をしているれいかの姿を観ると、ウルフルンはばつの悪い顔をして外に出て行った。
白い霧を眺めていたウルフルンの耳に、かすかに汽笛が聞こえた。
ウルフルンがフォームの先に目をやると、一台の小型の機関車が光の中から表れてきた。
機関車がフォームで停車すると、中からポップが飛び出してきた。
「れいか殿、申し訳無いで御座る、迎えにきたで御座るれいか…貴殿は」
「へっ、俺も巻き込まれてこっちに飛ばされちまったって訳よ…。
…久しぶりに話すもんたな、ポップ」
「…ウルフルン、れいか殿は…まさか貴殿、あんなことやこんなことを」
「へっ、たっぷりと体は堪能させて貰ったぜ」
「…な、な何と言う事で御座るか…そんな、れいか殿…。
貴殿、今日で人生が終わる覚悟は出来て御座ろうな」
そう言って真剣を抜いたポップの目に、部屋からにこやかな顔を浮かべて出てきたれいかの姿が在った。
「お待ちしていましたよ。今おにぎりとお味噌汁を作っているので、3人で食べましょうね」
絶句しているポップをよそに、火をかけているからとれいかは部屋に戻って行った。
「安心しな、奴さんはまだ女になっちゃいねえよ。俺の趣味はあんな華奢な体じゃねえ。
…善い人だ、お前さんが大事にしてやるんだぞ」
「…そうで御座るか、先刻の発言は取り消すで御座る。
しかしウルフルン、それがしとれいか殿とは、その…」
「けっ、処女の相手なんざ童貞に任せてやらあ。
相変わらず分かりやすいくせにうじうじした奴だ…そう昔から」
「それは貴殿こそ…貴殿はやはりロイヤルクィーン様のことが…」
「へっ、そんな昔のことは…そう、忘れたんだ」
銀河を駆ける機関車の中で、ウルフルンはれいかとポップに言った。
「元の世界に戻ったら、俺はバッドエンド王国の幹部でお前さんらは敵だぜ」
「ええ、わたくし達も必ずあなた達からメルヘンランドを守ってみせます」
「そうで御座る」
「へっ、望むところよ。…しかし何だろうな、バッドエンドとメルヘンてのは…」
沈黙した3人が星の海を眺めているうちにも、機関車は銀河の先の終点に向けて走り続けていた。
夕暮れの丘に機関車が止まり、ウルフルンが歩いて去っていくのを、ポップとれいかは機関車の脇から見送っていた。
まさにその時、飛来したジョーカーの放った閃光はウルフルンを掠め、危うく飛び去った2人の先の機関車に命中した。
爆発する機関車を観ながら、ウルフルンはあいつらとは休戦中だ、とジョーカーに叫んでいた。
「おやおや何を言うんですか。今こそ彼らを抹殺出来るチャンスなのに。
ウルフルンさん、あなたを敵との連絡、反逆罪でピエーロ様に上訴しますよ。
さて、それはともかく次こそは…」
ジョーカーの放った剣がれいかに当たろうかというその瞬間、どこにそんな力があったのかと思わせる勢いでウルフルンはれいかの前に走り立った。
さすがのジョーカーでさえ唖然とした表情を一瞬浮かべたが、次の瞬間には青い炎をウルフルンに浴びせていた。
突き刺さった剣と身を包む炎をものともせずに、ウルフルンはジョーカーに掴みかかっていった。
ジョーカーにも青い炎が移り、ジョーカーは2つ目の剣をウルフルンに突き刺した。
「ふっ…裏切り者死すべし。今日のところはこれぐらいにしましょう」
ジョーカーの姿が消えるとれいかとポップはウルフルンに駆け寄り、れいかがウルフルンを抱きかかえたが、
ウルフルンは「へっ…」と声を発すると息絶えた。
「父上、母上はあちらで何をなさっているのですか」
「…1つ聞きとう御座るが、そなたには悪を欲する気持ちは分かるで御座るか」
着物に洋装の帽子を被った男が、丘の上の女性を見る少年に逆に問いかけた。
「私の心にももしかしたら悪はあるのかもしれません。
しかし私には悪の気持ちは分かりません。なぜなら父上と母上とが、
善の気持ちを身を以て示し、教えてくれたからです」
「その答えを拙者はうれしく思うで御座る。しかしで御座る、
たとえ分からなくとも知ることは出来るので御座る。
母さんは昔あそこで…そう、悪の悲しみを知ったので御座る」
丘に花を置く女性を見ながら、男はそう話した。
358: れいか・ウルフルン・ポップ 2012/12/16(日) 01:50:27.48 ID:Ywt9I5Vp(5/5)調 AAS
以上で終わり
2
堅さもんだな→堅いもんだな
4
話すもんたな→話すもんだな
359: 2012/12/16(日) 14:24:46.43 ID:Mv2xsTLr(1)調 AAS
子供向けアニメなのにジョカれいエロいw
360(1): 2012/12/16(日) 17:58:10.65 ID:QzE7NUbr(1)調 AAS
>>337
げんき 「・・・隠し持ってオカズに愛用しとる姉ちゃんのパンツ返さんとマズいかいな?
しゃあないし、今度から風呂上りの姉ちゃんの姿をガン見して記憶オカズや。」
361: 2012/12/16(日) 21:13:44.50 ID:B8RXbXDY(1)調 AAS
>>360
>げんき「ワイがおかずにしとるんはみゆきさんのパンツです!!」
>バッ
>(げんき、ふところからみゆきのパンツ(本物)を取り出す)
って書いてあるのに何言ってるんだろう
362: 2012/12/18(火) 01:14:02.30 ID:BLp/PoR6(1)調 AAS
ひびかなエレンにレイプされる奏太はよ
363: 2012/12/23(日) 13:12:20.23 ID:ICCY3Bgo(1)調 AAS
スーパーマジョリーナさんのキュアマーチに復讐計画
まず、ゴプリキュアを捕獲します。
次に、ゴプリキュアに発明アイテムでふたなりチンコを生やします。
そして、5体に分身し、マーチ以外の4人の奪童貞セックスを、マーチに見せつけます。
生理現象で勃起してしまったマーチを
「仲間達が犯される姿でこぉんなに興奮するなんて、ヘンタイねぇ」等と言葉責めします。
分身とのセックスやフェラ抜きで何度も絶頂する4人を尻目に、まだ一度もイケてないマーチを寸止め責めし
「『イカせてください』とお願いするまで続けてアゲル」と悪魔の囁きをして
マーチが絶望の淵に立ち苦しむ様を楽しむ。という寸法。
364: 2012/12/23(日) 21:49:04.71 ID:gSm922hI(1)調 AAS
>>354
gj!!(GreatJob)
上下前次1-新書関写板覧索設栞歴
あと 381 レスあります
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ
ぬこの手 ぬこTOP 0.075s