[過去ログ] 【スカトロ】排泄系妄想廃棄所11【汚物】 (395レス)
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343: H 2012/10/11(木) 20:07:43.17 ID:DAIffU6A(2/13)調 AAS
 ヒュージな彼女 ]

 天高く、馬肥ゆる秋。
 もみじの紅も鮮やかな晴れた秋空の日、とある私立大学で女子学生の健康診断が行われていた。
 毎年恒例、大学に上がっても社会に出ても、この年中行事は何かの組織に属する限り、どこまでも続くのである。
 キャンパス内にそびえる白亜の建物の、広い保健室。
 その中に、長机を使っていくつものエリアが分けられて、身長・体重・視力その他の検査コーナーが作られていた。
 測定と記録を担当しているのは、派遣されてきた保健所の女性職員たちである。
 そこに、薄着姿になった女子学生がぞれぞれに記録カードを携えて、ずらっと順番に並んでいた。

「――終了です。聴力は異常無しですね……次は体重、身長測定です。靴を脱いで乗って下さい」
「はい」
 眼鏡をかけた、白衣姿の女性職員が、そう言って目の前に座る学生に促した。
 そして返事をしたその女子に、数字を書き入れた記録カードを返す。
 椅子から立ち上がった彼女の後ろ、白い内装の保健室には、まだまだ大勢の女学生が順番を待ちながら並んでいた。
 大学ともなると流石に、わざわざ運動着に着替えてということもないし、ざわざわ騒ぐ生徒も少ない。
 皆、私服の上着を脱いだ程度の格好だ。
 そしてただゆっくりと流れるように、順番次に検査は進んでいく。
「服はそのままで大丈夫です。どうぞ」
 聴力検査コーナーの次は、ある意味メインイベントの体重測定だ。
 体重計の前の机には、妙齢のベテラン職員が長机に座って待ち構えている。
 デジタルの液晶表示が上に突き出ているタイプの、四角い大きな体重計が、じっとそこに鎮座して踏まれるのを待っていた。
「……はい」
 促されたその女子学生は、弱々しくもう一度返事をして、聴力検査コーナーから隣に移動した。
 体重計を見下ろす瞳は、なんとも不安げだ。
 至極一般的な健康診断の情景であるが、やはり体重測定となると、年頃の女の子としては躊躇してしまうのだろう。
 実際、彼女より前に並んでいた女子でも、この台の前に来て一瞬足が止まるものが続出していた。
 自分の家で計るのとは違い、そこには遠慮も慈悲も感情も一切無く、ただ断定された数字だけが公式記録として残されるからだ。

 ――が。
 今、体重計の前に立っているこの女子学生だけは、他の女性とは全く異なる不安と恐怖に、足を震わせているのだった。
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