[過去ログ] 【スカトロ】排泄系妄想廃棄所11【汚物】 (395レス)
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342: H 2012/10/11(木) 20:06:44.35 ID:DAIffU6A(1/13)調 AAS
 では投下
 今回は行き当たりばったりにダラダラと書いてたので、ちょっと文の纏まりに欠けてるかも。
343: H 2012/10/11(木) 20:07:43.17 ID:DAIffU6A(2/13)調 AAS
 ヒュージな彼女 ]

 天高く、馬肥ゆる秋。
 もみじの紅も鮮やかな晴れた秋空の日、とある私立大学で女子学生の健康診断が行われていた。
 毎年恒例、大学に上がっても社会に出ても、この年中行事は何かの組織に属する限り、どこまでも続くのである。
 キャンパス内にそびえる白亜の建物の、広い保健室。
 その中に、長机を使っていくつものエリアが分けられて、身長・体重・視力その他の検査コーナーが作られていた。
 測定と記録を担当しているのは、派遣されてきた保健所の女性職員たちである。
 そこに、薄着姿になった女子学生がぞれぞれに記録カードを携えて、ずらっと順番に並んでいた。

「――終了です。聴力は異常無しですね……次は体重、身長測定です。靴を脱いで乗って下さい」
「はい」
 眼鏡をかけた、白衣姿の女性職員が、そう言って目の前に座る学生に促した。
 そして返事をしたその女子に、数字を書き入れた記録カードを返す。
 椅子から立ち上がった彼女の後ろ、白い内装の保健室には、まだまだ大勢の女学生が順番を待ちながら並んでいた。
 大学ともなると流石に、わざわざ運動着に着替えてということもないし、ざわざわ騒ぐ生徒も少ない。
 皆、私服の上着を脱いだ程度の格好だ。
 そしてただゆっくりと流れるように、順番次に検査は進んでいく。
「服はそのままで大丈夫です。どうぞ」
 聴力検査コーナーの次は、ある意味メインイベントの体重測定だ。
 体重計の前の机には、妙齢のベテラン職員が長机に座って待ち構えている。
 デジタルの液晶表示が上に突き出ているタイプの、四角い大きな体重計が、じっとそこに鎮座して踏まれるのを待っていた。
「……はい」
 促されたその女子学生は、弱々しくもう一度返事をして、聴力検査コーナーから隣に移動した。
 体重計を見下ろす瞳は、なんとも不安げだ。
 至極一般的な健康診断の情景であるが、やはり体重測定となると、年頃の女の子としては躊躇してしまうのだろう。
 実際、彼女より前に並んでいた女子でも、この台の前に来て一瞬足が止まるものが続出していた。
 自分の家で計るのとは違い、そこには遠慮も慈悲も感情も一切無く、ただ断定された数字だけが公式記録として残されるからだ。

 ――が。
 今、体重計の前に立っているこの女子学生だけは、他の女性とは全く異なる不安と恐怖に、足を震わせているのだった。
344: H 2012/10/11(木) 20:08:41.45 ID:DAIffU6A(3/13)調 AAS
 ピピッ ピ……

「はい、ええと…… え? あれっ?」
 検査員が、不思議そうな表情でイスから身を乗り出した。
 そして体重計の表示板を確かめる。エラーでは無いが、異常な表示が出たのだ。
 緑色の液晶の、デジタル数値の動きが止まらない。
 少しずつだが、その数字がどんどん増えていくのである。
「ちょっと、じっとしていて下さい」
「動いてません……」
「あらホント。おかしいですね、故障かしら? だんだん増えてく。なんでかしら」

 57.2…… 57.7…… 58.3……
 表示板の数字はふらふらと、コンマ単位でゆっくり上がり続ける。 
 やはり何かの異常かと、検査員は体重計の設定スイッチをあれこれといじり始めた。
 体重計の上にその女子が乗って急激に数字が上昇したあと、表示が安定せず、緩やかに数字が伸びていく。
 まるで、ポリタンクか何かを載せて、少しずつホースで水を汲んでいるかのように。

(ん、んんんん……! お願い……動かないでっ! 私のおなか……!)

 我慢しなければいけない。
 絶対に、周りに気付かれてはならない。
 台の上の彼女は、ひたすらそれだけを念じていた。
 おなかの痛みと焦燥感と、そして恥ずかしさで真っ赤になった頬を、うつむいて隠しながら……。
 すっかり涼しくなった、さわやかな秋の空気が漂う保健室の中で、彼女の額にだけ大粒の脂汗が浮かんでいた。
 衆人監視の中、体重計に乗っかって直立不動のまま、彼女――風間薫は、体を硬直させて、ぎりぎりと歯を食いしばる。
 ぴったりと両腕を太ももに添え、そして拳を力一杯握り締めて苦痛に耐えるその姿は、大袈裟かもしれないが、
断頭台の前に立たされた囚人のそれのようであった。
 また、いつものアレである。
 最悪とまでは言わないが……なかなかの嫌らしいタイミングで、強烈な便意が薫の肛門を襲ってきたのだ。
 それも普通の量ではない。
 一回で常人の排泄量の一週間分をも凌駕する、ほとんど出産レベルの便意である。
 思春期以来、ずっと悩まされ続けている彼女の奇妙な体質……常識外れの大量脱糞の時が、また目前に迫ろうとしていたのだった。
345: H 2012/10/11(木) 20:11:48.24 ID:DAIffU6A(4/13)調 AAS
(ああ、もう! せっかく朝ごはん抜いてきたのに……! ちょっとくらい空気読みなさいよ!)
 焦りと苦悶が、彼女の脳をじりじりと責めたてる。
 じっとしていようとしても、肛門をこじ開けようとする圧迫感で、つい腕と脚が細かく震えてしまう。
 おなかを睨み付けて必死に念波を送るものの、例によって薫の大腸は、文字通りに聞く耳を持たなかった。
 その間にも、目の前の体重計の表示は少しずつ上昇していく。
 まるでその数値に同期するかのように、薫の肛門を襲う便意の方も確実に強くなっていく。
 常識では全くありえないことであるが――腸の中で、大便が急激に生成・増殖を繰り返しているとしか考えられない光景だった。
 肌着に包まれた柔らかな胸のふくらみの下、ぽっこり膨れた彼女の下腹部で。
 あたかも、映画やゲームに出てくる厄介なウイルスのように……。
「変ですねぇ、エラーとかは出てないのに」
「そ、そうですか……」

 きゅぅう……! く、くるるる……

(んっ…! ふ、ぅう……!)
 周りに気づかれないよう、必死で薫は声を殺す。
 だが大量の便が暴れている大腸の激しいうねりは、次第に音と言う形で体の外に出始めていた。
 こうなるともう、よっぽどのことがない限り便意が引っ込むことはない。
 あとは、肛門の決壊をどれだけ先延ばしできるかという問題に切り替わる。
 だがこの衆人環視の状況で、下手におなかをさすったり下半身をよじるような真似はできない。
 便意を我慢していることを周りに気付かれ、注目されるようなことになったら……それこそ頭がどうにかなりそうだった。
(んん……! お、おなかすいたのも我慢したのに……!)
 体重計の上で、晒し者になっている気分だった。
 歯を食いしばり、ただただ全力でおしりを締め付けながら、自分の体に恨み言を一つ。
 今朝は起き抜けに、ベッドの脇でバケツ四杯の極太便をひねり出した。
 この健康診断のために朝食も我慢して、これまた文字通りの“空腹”に半日耐えた、あの苦労はなんだったんだと
ぼやきたくなる薫であった。
 相変わらず自重しないと言うか、お約束と言うか……。
 今の便意の兆候が現れたのは、二つ前の視力検査を受けている最中だった。
 中学以来の経験から「直ちに影響は無い」と、列に最初から並び直す時間を惜しんだ結果がこれである。
 急激におなかの奥から湧き上がってきた便意に、その次の聴力検査で音を聞き取るのも一苦労だった。
346: H 2012/10/11(木) 20:14:03.04 ID:DAIffU6A(5/13)調 AAS
 それよりも前、廊下で順番待ちをしていた時までは全く眠ったように大人しくしていたのだから、完全に嫌がらせとしか思えない。
 体重計に上がるとき、彼女はギロチンに立たされたような顔をしていた。
 そして今は、さながら江戸時代の拷問、奉行所の白洲で正座して「石抱」の刑を受けているような心境である。
 一段、また一段。
 徐々に便意のグレードが上がっていく。
 肛門を襲う痛みと圧迫感がキツくなっていく。
 どんどん量を増やして、必死で耐える彼女のおなかに、重い大便の塊が積み足されて行く……
 

 ぷきゅぅ… ぐ、ぐりゅりゅりゅっ!!

「あっ?」
 脳内の白洲から保健室に戻り、ぱっと薫は顔を上げる。
 つい声が出てしまった。
 とうとう、前にいる検査員にはっきり聞こえるくらいの音が出てしまったのだ。
 こればかりは、我慢の仕様が無かった。
「――す、すいません。 あの、私ちょっとおなかの調子が悪くなって……順番、あとでいいです」
「え? ああ、はい。 すいませんねぇ、なんかこっちも機械の調子おかしくて……なんででしょうかねぇ……」
 腸内で大便がうごめく嫌な音を聞いて、ぴくっと、その女性の眉が動いたのが薫の目にも分かった。
 我慢の限界を悟った薫は、すっと体重計から降りて、正直に係員に告げた。
 そして返された記録カードを片手に、足早に保健室を出ていく。
「ううう……」
 羞恥にふるえながら、顔を伏せて涙目で廊下へ。
 保健室の中には入りきれず、窓のブラインドをおろして廊下にも女子学生が並んでいた。
 内股気味に、小走りに駆けていくその後ろ姿を、何人かが見ていた。
 だがもう、そんなことを気にしている余裕は彼女にはない。
 既に足を前後に動かすことが苦痛だ。
 普段の、人気の無いときの廊下だったら、勝手に開きそうになるおしりをスカートの上から手で押さえ付けて歩いていただろう。
 その気持ちもぐっと我慢しながら、通い慣れた保健室の近くのあの便所へ、薫は重い荷物を抱えて一目散に向かうのだった。
347: 2012/10/11(木) 20:14:16.90 ID:yfxR6jBj(2/2)調 AAS
リアルタイムキター
しつりょうほぞんの ほうそくが みだれる!

途中みたいなのであとは黙ります
348: H 2012/10/11(木) 20:15:14.81 ID:DAIffU6A(6/13)調 AAS
(あいやー、薫アレ出ちゃったか……かわいそう。朝ごはん抜いて、頑張ってたのになぁ。やっぱり駄目だったか)

 ――そして、保健室の中に、小さくため息を付いて薫の後姿を見送る人物がいた。
 少々野暮ったい眼鏡をかけた、家族以外で唯一、薫の大量体質の事情を知る女性。
 彼女の友人で同学年の留学生、蘇 仙華(スゥ・シェンファ)である。
 スーは薫の次の順番に仲良く並び、日本で受ける初めての健康診断に臨んでいたのだった。
 そして彼女は「なんとなく」の雰囲気で、体重計の上の薫が、いつもの大量脱糞の便意と人知れず戦っていることを大体把握していた。
 こういうのは、前の日から完全に絶食しないと効果は薄い。
 蘇はそれを知っていた。
(まぁ……私も朝、おむつで一回爆発させてなかったら危なかったかもしれないけど。……流石にここじゃあ、巻き添えが多すぎるし)

 きれいな黒髪に、薫よりも小柄な体系。
 ブラの上はTシャツ一枚のラフな格好で、彼女は自嘲気味に笑いながら、自分のおなかをさすった。
 やや系統が違うものの――彼女もまた薫と同じ、異常な大量排泄の体質を持つ少女なのである。
 トータルの排便量こそ薫より少なめだが、その代わり、腸内で精製されるガスの量が尋常ではない。
 おならが出まくるだけならまだいいが、ヘタに便意を我慢していると、肛門を緩めた拍子に衣服や周囲のものを吹き飛ばすほどの
「爆発」を起こしてしまうのである。
 身体の取り扱いのやっかいさで言うなら、薫の比ではない。
 彼女ら二人がこの大学で知り合い、そしてそれぞれの部屋によく泊まりに行くほど仲良くなったのは、正に
“類は友を呼ぶ”
 の言葉の通りであった。

「……ええと、大丈夫……ですねぇ。なんだったんだろう」
 頭をかいて呟いたのは、検査員の女性である。
 机の前に出て自分で乗って、彼女は体重計が故障していないことを確かめていた。
 何回試しても液晶画面の数字はきっちり止まり、数値確定の長い電子音が流れる。
「じゃあ次の人……どうもお待たせしました」
「はい」
 検査員は後ろで待っていた蘇に、ぺこりとお辞儀をした。
 薫がいなくなっても、健康診断は一切構わずに進んでいく。
 同じ体重計に、今度はスーの小柄な身体が片足ずつ乗せられて――
349: H 2012/10/11(木) 20:19:32.07 ID:DAIffU6A(7/13)調 AAS
「え? あれっ、また!?」
 そして元の椅子に戻ろうとした検査員の女性は、再び声を上げた。
 液晶の「測定中」の小さな表示が消えない。
 さっきと全く同じ、少しずつだが、どんどん計る体重が増えていくのである。
 身体を揺さぶったような、表示のぶれ方ではなく。

「――ちょっと、田中さん! この体重計なんだかおかしいの。手を止めて悪いけど、予備のやつ持ってきてくれない? なるべく急いで」
「故障ですか? わかりました。じゃあすぐに……」
 ノートPCで作業をしていた近くの若い職員を呼んで、指示を出す。
 言い終わるとすぐに、彼女は蘇の方を向きなおした。
「本当にすいません、機械の不具合のようで……先に身長測定の方からお願いします」
「……あの、実は私もちょっとおなかが……私も後にします」
「そうですか。では……えー、今後ろに並ばれている方も、体重は一旦飛ばしてください。申し訳ないです」
 両手を口の横に、その女性は皆に聞こえるよう、大きく声を出した。
 あとに並んでいた女子が、それを聞いて少しざわついたが、それだけだった。
 そして蘇もまた、薫の後を追うようにして保健室を出て行く。
 ……いつの間にかぱんぱんに張ってきていた、自分のおなかを押さえながら。

(うー……薫のが感染しちゃった。……ちょっとヤバい)

 その苦しさに、スーは眼鏡の奥の目を細めた。
 さっき“頑張れ”と心で応援して薫の背中を見送ったが、全く他人事ではなかった。
 もらいゲロならぬ、もらい便。
 きゅるきゅると、蘇の腸もまた、決壊が近いという警報音を発し始めていたのである。
 音と一緒に到来したのは、下腹部全体が中から外に向かって圧迫されるような便意。
 急激に上昇する便の圧力で、腸と排泄器官だけでなく、胃や肺、心臓まで圧迫されるような苦しさを彼女は感じていた。
 だが出口は一つ、おしりしかない。
 腸の中で、大量のガスと糞便とが混じり合って彼女の肛門を責めたてる。

 ……なのだが、その顔は苦痛半分のほかに、喜びと期待も半分混じっていた。
 なぜなら今は仲間がいる。
 一人、孤独に耐えながら苦痛に身をゆだねる必要はない。
 苦痛の時間は、ちょっとした楽しみの時間でもあるのだ。
(それじゃ薫のところまで……我慢、我慢。おしりをきゅっと締めて、絶対漏らさないように……)
 保健室の、上の上の階。
 その廊下の一番奥にある、車椅子用の個室を彼女は目指す。きっと薫はそこにいると、蘇は確信していた。
 自分と彼女が初めて会った場所である。
350: H 2012/10/11(木) 20:25:44.61 ID:DAIffU6A(8/13)調 AAS
 む…ぶりゅりゅ、ぶびゅっ…… む…もりゅ……むりゅりゅりゅりゅ……
 
 ぼぎゅ……ぶじゅっ! ぶぼ、ぼぼぼっ!  ぽぶっ!!

「くっ……んんぅ……!」
「ふぅ…ふっ! ふ…んんんんんっ!」

 ――数分後。
 狭い、四角いその部屋の中に、少女二人の喘ぎ声が妖しくこだましていた。
 切なげな細い喘ぎと同時に、思わず耳を塞ぎたくなるような、不快な音も二つ。
 薫と蘇、二つの肛門からほとばしるようにして排泄される、滝のような大量便が奏でている脱糞音である。
 中腰で立ったまま二つのおしりを並べ、仲良く一つの便器を共有して、彼女らは延々続く排便行為の刺激に身を委ねていた。
 保健室で必死に我慢していたときの、強固な意思で締め付けていた姿とはまるで対照的。
 完全に脱力しきって、ぽっかりと広がった肛門からとめどなく……。
 丸いおしりの、全く日焼けしていない色白の美しい肌と、正にうんこ色としか表現できない溢れる排泄物の対比が見事である。
 排便の刺激と快感に心を震わす二人の少女の声と、大きな塊が次々に便器の水面に落ちる脱糞音。
 二つの非日常的な音が混然一体となって、車椅子用の個室の中で、一種異様なハーモニーを奏でていた。

「なんかさ……来るんじゃないかなーって思ってたよ。ガスは大丈夫だった? 保健室」
「んっ……うん。 我慢した。テロだもん、それやったら」
 高鳴る鼓動と背徳感に震え、細かく息をしながら、二人は小さく笑った。
 彼女らがおしりを向け、その大量の糞便を受け止めさせているのは、普通の便器ではない。
 多目的のトイレの壁に備え付けてある、オストメイトの大きな汚物流しを便器に転用して、彼女らはその大量便を延々と
垂れ流しているのである。
 掃除用のブースによくある、白いシンクに向かって排便している光景を思い浮かべてもらうと、分かりやすいかもしれない。
 普通の水洗便器は、役には立たない。
 この二人の前――特に蘇の前では、読んで字の如く屁の突っ張りにもならないのである。
 薫もスーも、排泄のために下は靴とソックス以外ぜんぶ脱ぎ去っているのだが、それぞれのスカートと下着は、
すみっこのフタを閉じた洋式便器の上に折り重ねるようにして置かれていた。
 おしりもアソコも丸出しで、前かがみになって、彼女らは壁付けのオストメイトへ同時に肛門を突き出している。
 思う存分うんちしたい、いっぱい出してスッキリしたいと言う、ただ一筋の純粋な気持ちを満たすために。
 ――そして、やはり蘇の方は、苦しさの中にどこか楽しげな表情を浮かべているのだった。
351: H 2012/10/11(木) 20:32:33.96 ID:DAIffU6A(9/13)調 AAS
「やっぱり、一度爆発させておくと楽でいいよ。薫と一緒に出来るし」
「相変わらず、スーのすごい勢い……それだって普通に爆発みたいだよ?」
 便器から穴が外れないよう微妙に腰をひねり、薫はスーの様子を見る。
 その上気した顔には、妖艶な笑みが浮かんでいた。
 彼女も汲み取り便所と同じ遠慮無しの全力排便で、気持ちが少々高ぶっていた。
 年中続く産みの強烈な苦しみの代わり――なのかどうかは分からないが、溜まった汚物を一気に全部ぶちまける時の、
言葉に出来ない突き抜けるような快感だけは嫌いではない。
 それはスーの方も同じだった。
 便意に耐えかねて保健室から去り、使い慣れた個室で下を脱いで、正に大量脱糞の真っ最中だった薫の元にやって来ると、
スーは当たり前のように自分もぽいぽいと下を脱ぎ、薫と並んで排泄を始めた。
 薫の方も、それを拒まない。
 むちっとした曲線美が目を引く薫の脚と、小柄で余計な肉の無い、スーの華奢な下半身がまた見事な対比だ。
 ぴったりと身体を寄せ合いながら二人で一つの便器を分け合うその姿は、やや場違いな表現かもしれないが、なんとも微笑ましい。
 ただし、身長も体格も違うが、深い洞窟のように口を開ける二人の肛門の、規格外の大きさだけは全くの互角である。
 二人ともそんな趣味は無かったが、入れようと思えば、多分野球の硬式ボールくらいは余裕で飲み込めるだろう。
 少女の深遠の奥の奥から、体内で練り上げられた二つの極太便の流れが溢れ出してくる。
 どこか呑気な会話の最中も、全く途切れることなく。
 薫は採れたて極上物の自然薯のようなうんこがもりもりと、スーの方は、奥の方からぶつぎりになった、無数の岩のような
便塊がガス圧で吹き飛ばされるように。
 食べた物が消化されて大便に変わると言う常識に反逆するかのごとく、二つの肉の穴の奥底から、こんこんと湧き出る泉のように……。
 もはや単に「排泄行為」と呼んでいいのかさえ疑わしい光景である。
 その二人分の奔流を受け止め、吸い込み続ける滝つぼは、大きなオストメイトと言えど容量ギリギリであった。
 そもそも、こんな使われ方を想定して作られた水洗便器など、この世に存在するはずもないのだが……。

「ん……! ねぇ、私と一緒にうんちするのって……そんなに楽しい?」
 自分と同じ、上気するスーの横顔を見つめながら、薫はぼそっと聞いた。
 ひとつ下、二階にも同じ多目的トイレはあるのだ。
 これを
 「国ではよくある事」
 と彼女は以前言っていたが、それを確かめる術は無い。
 同性愛の感情とは違う、ともスーははっきり言ったのだが、彼女は薫と一緒に排便することに妙にこだわっていた。
 日本人的に考えて、いくら同じ女の子とは言え、こうしておしりを並べて一つの便器にうんちをするなどというのは
少々異常な行為である。
 噴水を爆破した夜と、その後のお泊りの時も含め、これで何回目だったかもう分からないが……。
 スーの、大陸流の親愛表現にすっかり慣れてしまった自分もちょっとどうかと思うのだが、薫は聞かずにはいられなかった。
352
(1): H 2012/10/11(木) 20:36:53.67 ID:DAIffU6A(10/13)調 AAS
「うーん……薫は楽しいもあるけど、ちょっと違うよ。えーと、そう! 安心。なんだかとっても安心するの。あったかくなるの。
自分の恥ずかしい秘密、全部見せて笑える人と一緒にいるから。だから一緒にうんちしたいって思う。……薫は、そうじゃない?」

「……そんな風に言われたらもう、私何にも言えないなぁ……」
 答えになっていないが、そうとしか答えられなかった。
 スーと知り合ってから数週間、日本人とはやはり違う、ストレートに気持ちをぶつけてくる彼女の言動に困惑することはある。
 いくら秘密を共有し、仲良くなったとしても。
 だが、こうして身も心も、お互いの排泄物まで全てを曝け出して言葉を交わし、裏も表も無い純粋な笑顔を見せられると、
言葉通り何も言えなくなってしまうのだった。
(まぁいっか。別に、スーと一緒でないと、うんちしちゃいけないって訳じゃあないんだから)
 気を取り直し、腹筋に力を入れて薫はラストスパートにかかった。
 肩幅にひらいていた両脚を、もっと広く。
 腰をもう一段落として身体全体で絞り出すようにイメージし、たった一つの出口へ向かって腸の内容物を押し出して行く。

「あ、薫もうすぐ終わるの? じゃあ、私も……。ふ…んんぅっ!」
 その様子を見て、スーの口元にも同じく力が入った。
 肛門開きっぱなし、エンドレスのところてんのような薫の排便とは違い、彼女の穴はまるで間欠泉か何かのように、
拡大と収縮を繰り返しながら大便を噴出させ続けている。
 茶色い大きな塊をいくつも一気に吹き飛ばして、穴が閉じかけ、閉じきる前にまた次の便塊が奥から押し出されてきて……
肛門が、その周囲からぐぐっと盛り上がったかと思うと、また一気に拡がり、凄い勢いでショットガンのように便が飛び出していく。
水面に落ちると言うよりも、便器の白い壁に叩きつけられてからずるずるとずり落ちていく状態である。
 それを延々繰り返し、スーの華奢な下半身は、漏れ出る声と一緒に震えだしていた。
 長い時間をかけて内側から自己拡張を施された、二人の穴。
 その下、深い谷間の奥にある未開通の清楚な割れ目が見せるギャップもまた、二人とも良く似ていた。
(本当、日本に来て良かった。慣れるまで何回も、あちこちできれいなトイレ爆破しちゃったけど……)
 汗のにじむ、スーの両手は膝の上に。
 普段なら必死で押し殺す喘ぎ声も、今だけは我慢しなくていい。
 彼女もまた、大量排便の悦楽と背徳感、そして幸福感に身体全体で酔いしれていた。
 いつも便意を感じた時には、ズボンを突き破って周囲に便が爆散するほどのガス圧がかかっている彼女の腸だが――今朝のように、あえて
溜めて大きな爆発を一回起こしておくと、その後しばらくはこうして普通に(彼女のそれを普通と言っていいのかは疑問だが)排泄が出来る。
 仲のいい友達と一緒に。
 故郷の学校では、当たり前の状況としてトイレブースなどというものはなく、女子も男子も広い部屋の床に何個かの穴が開いているだけ。
 だから仲のいい女子は一緒にトイレに行ってお喋りしたり、笑いあいながらするのが、これもほとんど当たり前だった。
 しかし自分はそれが出来ない。
 異常な体質がばれてしまうし、下手をすれば爆風に廻りの人間を巻き込んでしまうから……。
 だからいつも一人だった。
 日本に来て薫と出会えたことは、彼女のささやかな夢が一つかなった瞬間でもあった。
353: H 2012/10/11(木) 20:40:22.60 ID:DAIffU6A(11/13)調 AAS
 ぷ、ぼしゅっ! むぶしゅっ…! ぶぼっ……どぶっ…!

(ふ……ふっ! ん…… この匂い……スーの? でもなんだかイヤじゃない……頭ヘンになっちゃいそう……)
 気付いたときにはもう、濃密なガスを肺の奥いっぱいまで吸い込んでいた。
 スーの排泄サイクルが繰り返されるたび、彼女の、大量の腸内ガスの方も一緒に溢れて、部屋いっぱいに充満してきていたのである。
 その、ある種刺激的な匂いがまた……大便のそれと合わさって、まるでアヘンの煙のように、薫の精神まで異常な快楽に導いていく。
 嫌悪感をすっ飛ばして感覚をマヒさせ、彼女の嗅覚を犯していく匂いである。
「んんっ……んんんん……!」
 呼吸に合わせて力が入るたび、彼女の肛門から出てくる大便の棒が、前後に揺れる。
 張り合うつもりなどなかったが、薫の腰と腹筋に自然と力が入った。
 もどかしい普通の便器での小出しでなく、オストメイトや汲み取りで一気に大量に排泄すると、本当に身も心も軽くなったような気がする。
 スーが隣に居る今は、一緒にイタズラをする悪友を得た、怖いものなしの子供のような気分だった。
 今だって、車椅子の人のための便所を二人で占領して、本来便器でないオストメイトを勝手に使ってうんちをしているのだ。
 本当はいけない事のはずで、それがこの妙な高揚感に一役買っているのかも知れない。
 多分だが、スーの方も同じような気持ちなのだろうと薫は思った。
 腸内に溜まった大量の排泄物と一緒に、日々の勉強やアルバイトのストレスも消えて、ふわっと身体が軽く――

「ねぇ、ところで私たちの本当の体重って、一体何キロなんだろう。スー、考えたことない?」

 ――と、体重を計り残している事を今更思い出し、薫が聞いた。
 すっかり忘れていたが、まだ健康診断の最中なのである。
「んー……さぁ。私はあんまり気にしてないけど。それに、別に、どうでもいいんじゃないかな? だって日本人は、何事も、
あいまいにしておくのが好きなんでしょう?」
 薫はとっさに言い返せなかった。
 そんなスタンスでいいのだろうかと、彼女は苦笑いを浮かべる。
「それちょっと違うと思うんだけど……て言うか、私たち、健康診断終わる前にあっち戻れるのかな……?」
 薫とスー、二人の大量少女の微妙に音色の違う脱糞音が、狭い車椅子便所の中に、いつ終わるともなく響き合う。

 そして排泄の熱い吐息と一緒に深いため息を漏らしながら、薫はポツリとつぶやいたのだった。
354
(1): H 2012/10/11(木) 20:41:13.54 ID:DAIffU6A(12/13)調 AAS
 以上。

「ふふ……その体重計の数字をよく見てなさい!」
「70、75……82!? そんな、まだ増えるの……!?」

 二人とも薫王拳は2倍が限度です。
 ……それ以上は内臓が悲鳴を上げるので。
 おなかに溜めてる量=戦闘力って設定で一つバトルものできないかな……とか思ってたら何故かこんな話が出来てしまいました。
 亀仙流の修行と一緒で、普段から足腰が鍛えられているので、女子相撲の大会とかに出たら見た目に反してそこそこ強いかもしれません。
 今の技術で、見ただけで重さが測定できるスカウター型体重計みたいなのって出来ないんでしょうかね。

 あと、話は続けなきゃなんないから、今回だと
「保健室で我慢しきれず、衆人環視の中で大脱糞して騒動になる」
 みたいな場面が、夢オチ以外で書けないのがこの話の弱みです。そうなったら確実に自主退学でしょうから。

 これがゲームのシナリオだったら、選択肢の分岐で
 1 我慢成功、話の続きへ。
 2 我慢失敗。大勢に大脱糞を見られてしまい退学、バッドエンド。
 っていう風にいろんな場所でいろんな描写ができたんでしょうね。
 ……実際作ったらハッピーエンドじゃなく、バッドエンドのコンプリートを目指すゲームになりそうですね。

 女神様の話は、二回目の進捗60%てとこです。
1-
あと 41 レスあります
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ

ぬこの手 ぬこTOP 0.163s*