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お姫様でエロなスレ14 (382レス)
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ユゥとメイリン6 1/8
2012/01/09(月) 20:04:07.34
ID:ES51RIp4(2/10)
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39: ユゥとメイリン6 1/8 [sage] 2012/01/09(月) 20:04:07.34 ID:ES51RIp4 目が覚めて初めに見たのは、見慣れぬ天井だった。 喉がからからに渇いていて、頭がぼうっとする。節々の痛む体を動かして周りを見廻すと、埃の積もった箱、 掃除道具、梯子やそのほかのよく分からない道具類が棚に置かれていた。多分、物置部屋だ。 開いた場所に俄か作りの寝台が設えてあって、そこに寝かされている。 どうして、こんなところに寝ているんだっけ? 考えようとしても、頭が朦朧として考えが上手く纏まらない。 水だ、とにかく、水。 ひどく喉が渇いていて、水が欲しいのに、体が重くて動くこともままならない。 漸く体を起こしたと思ったら、眩暈がして、大きな音を立てて床に倒れこんでしまった。 それでやっと気がついたけど、どうやら熱があるみたいだ。床の高さから見上げる天井が、ゆっくりと 回転して見える。 仕方なく寝台に戻ってから暫くして、大きな足音がしたかと思うと、扉がギッ、と開いて、怒った顔の 鄭(チョウ)おばさんが現れた。 この邸の女中頭で、勿論この邸には長く仕えていて、僕もこまごまと、よくお世話になっている。 おばさんは入るなり、手に持っていた手桶で僕の頭をがつんと殴った。 「ぐっ……」 おばさんの一撃は、頭痛のする僕にはありえないほど響いた。そして、その言葉も。 「このっ!! 悪餓鬼がっっ!! 姫様に、何をした?!」 そうだ、メイリン。 僕はもうメイリンに、憎まれ、嫌われているはずだ。 そのことを思い出して、おばさんに殴られたときよりももっと鋭い痛みが胸に広がる。 ぜいぜいと息をするばかりで声の出せない僕に、おばさんがなみなみと水の入った茶碗を差し出す。 水差しは、何のことはない、物置棚の一角にそっと置かれていた。 それを一気に飲み干してから、居住まいを正して覚悟を決めて答える。 「すべて、姫様の仰った通りです。」 僕はここに、監禁されているのだろうか。斬首までの短い間。 そう思いながら室内を見廻していると、ふいに脳天におばさんの二撃目を喰らってしまった。痛みに 声も出ない。 「姫様が何も仰らなかったから、訊いてるんだよ!! 正直に答えな!!」 おばさんは怒りに震えながら僕を睨みつけた。 「姫様が夜中にあたしの寝床にもぐり込んで来なさるときはね、何かひどくお辛いことがあったときとか、 恐い目に遭いなさったときなんだよ!! それなのに、姫様は今回に限って、なんでもないと仰る。ところが朝になったらあんたが姫様の寝室で 倒れてるし、姫様の様子からも、あんたが姫様に何かしたってことは、明白なんだ。さあ吐きな!! どんな狼藉を働いたんだい?!」 おばさんの剣幕とは裏腹に、僕はまだ熱と痛みでぼうっとしていた。 ──庇われた、のだろうか? 僕を罰する気なら、凄く簡単だったはずだ、ただ誰かを呼べばいい。 何故、そうしなかったのだろう? 何故、何も言わなかったのだろう? 出来ることなら、訊いてみたい。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1324607051/39
目が覚めて初めに見たのは見慣れぬ天井だった 喉がからからに渇いていて頭がぼうっとする節の痛む体を動かして周りを見廻すとの積もった箱 掃除道具梯子やそのほかのよく分からない道具類が棚に置かれていた多分物置部屋だ 開いた場所に俄か作りの寝台が設えてあってそこに寝かされている どうしてこんなところに寝ているんだっけ? 考えようとしても頭がとして考えが上手く纏まらない 水だとにかく水 ひどく喉が渇いていて水が欲しいのに体が重くて動くこともままならない 漸く体を起こしたと思ったらがして大きな音を立てて床に倒れこんでしまった それでやっと気がついたけどどうやら熱があるみたいだ床の高さから見上げる天井がゆっくりと 回転して見える 仕方なく寝台に戻ってから暫くして大きな足音がしたかと思うと扉がギッと開いて怒った顔の 鄭チョウおばさんが現れた この邸の女中頭で勿論この邸には長く仕えていて僕もこまごまとよくお世話になっている おばさんは入るなり手に持っていた手桶で僕の頭をがつんと殴った ぐっ おばさんの一撃は頭痛のする僕にはありえないほど響いたそしてその言葉も このっ 悪餓鬼がっっ 姫様に何をした そうだメイリン 僕はもうメイリンに憎まれ嫌われているはずだ そのことを思い出しておばさんに殴られたときよりももっと鋭い痛みが胸に広がる ぜいぜいと息をするばかりで声の出せない僕におばさんがなみなみと水の入った茶碗を差し出す 水差しは何のことはない物置棚の一角にそっと置かれていた それを一気に飲み干してから居住まいを正して覚悟を決めて答える すべて姫様の仰った通りです 僕はここに監禁されているのだろうか斬首までの短い間 そう思いながら室内を見廻しているとふいに脳天におばさんの二撃目を喰らってしまった痛みに 声も出ない 姫様が何も仰らなかったから訊いてるんだよ 正直に答えな おばさんは怒りに震えながら僕をみつけた 姫様が夜中にあたしの寝床にもぐり込んで来なさるときはね何かひどくお辛いことがあったときとか 恐い目に遭いなさったときなんだよ それなのに姫様は今回に限ってなんでもないと仰るところが朝になったらあんたが姫様の寝室で 倒れてるし姫様の様子からもあんたが姫様に何かしたってことは明白なんださあ吐きな どんな狼を働いたんだい おばさんの剣幕とは裏腹に僕はまだ熱と痛みでぼうっとしていた 庇われたのだろうか? 僕を罰する気なら凄く簡単だったはずだただ誰かを呼べばいい 何故そうしなかったのだろう? 何故何も言わなかったのだろう? 出来ることなら訊いてみたい
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