[過去ログ] 【俺の妹】伏見つかさエロパロ20【十三番目のねこシス】 (807レス)
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30: 名無しさん@自治スレで設定変更議論中 2011/06/22(水) 21:14:39.66 ID:9arWYZL0(3/3)調 AAS
戦々恐々としてる京介が見たいです
40: 名無しさん@自治スレで設定変更議論中 2011/06/24(金) 00:43:24.66 ID:FZOH28+O(1/2)調 AAS
こっちだろ
向こうの方が先に立ったんだしな
52: 名無しさん@自治スレで設定変更議論中 2011/06/24(金) 08:36:29.66 ID:XfgLFJWo(2/3)調 AAS
荒らしはスルーが鉄則
188: 名無しさん@自治スレで設定変更議論中 2011/06/29(水) 15:49:55.66 ID:+shN39gM(21/30)調 AAS
消沈しつつ入り口の垂れ幕をくぐると、ひんやりとした冷気に出迎えられた。
中は狭い通路が延々と続く構造になっているようで、
等間隔に配置された蝋燭の光が、唯一の光源として正しい行く手を教えてくれる。
「なかなか良い雰囲気だな」
「…………」
進むこと数歩、最初の角を曲がってすぐのところでファーストコンタクト。
右手に包丁、ぼろぼろの服を身に纏い、ざんばら髪で顔を覆った女が、
「きひひっ」
と不気味な笑い声を響かせながら、通路の先へ走っていく。
ああ、こりゃ怖ぇわ。
ガキなら小便漏らすのを必死に我慢して、一目散に引き返しても仕方ないレベル。
だが、その怖さが夏には丁度良い。
俺はさらに歩を進め、通路の天井からだらりと垂れるろくろ首や、
壁から突き出す無数の手、右手のガラス窓にへばり付く口裂け女を華麗にスルーしていった。
そういやあやせ、お前さっきから口数が少ないが大丈夫か?
「えっ……あ、はい……大丈夫です……」
瞬きが多い。呼吸も肩でしているような感じがする。
パニックの前兆じゃあるまいな、と訝った矢先、あやせの背後に誰かが立った。
トントン、とそいつがあやせの肩を叩く。
元々振り向いていた俺には、そいつの顔――のっぺらぼう――が丸見えで、
普段なら大いに驚かせてやれと口を噤んでいるところなのだが、その時ばかりは流石に止めた。
否、止めようとした。
259: 2011/07/02(土) 11:07:58.66 ID:4mCCS2wm(1/2)調 AAS
桐乃かわえぇ
394(1): 2011/07/06(水) 03:02:46.66 ID:4JSfXakp(1)調 AAS
俺も見た瞬間そう思った
468(1): 2011/07/09(土) 23:48:09.66 ID:siNWRpXL(1/2)調 AAS
『僕と契約して、魔法少女になってよ!』
甘言に乗せられて、終わりない戦いに足を踏み入れたのはいつの日の事だったろう。
思えば、私がバカだった
あのとき、私は死んでもいいと思ってた。
クラスメート。私の、一番の親友。
容姿でも、成績でも、そしてあいつが注ぐ愛情でも……
私があの子に勝っていることは、太陽が登って沈むように当然のことと思っていたし、密かに優越感も持っていた。
なぜそのことを知ったのかは、もう思い出せない。でも、多分、交わった証がゴミ箱に捨ててあったのを偶然、目にしたからじゃなかっただろうか。
私は逆上して、あいつを締め上げた。そうしてようやく聞き出した相手の名前に…私は絶句した。
580: 風(後編) 25/63 2011/07/18(月) 10:16:24.66 ID:8mgfk2k0(9/48)調 AAS
「もう! 晴れ着を変なところに引っ掛けたら、大変じゃないですかっ!!」
あやせの振袖だって結構な品なんだろう。それだけに、彼女の当惑というか、不満はごもっともだ。
「でも、保科さんがやったようにすれば、大丈夫なんじゃねぇの?」
郷に入っては郷に従うのがルールだ。俺は、むずかるあやせの手を引いて、ゆっくりと木戸をくぐって
いった。
木戸は、思ったよりも間口や高さがあり、俺もあやせも無難にくぐり抜けることができた。屈めていた身
を伸ばして周囲に目をやると、大きな門の袂に俺たち二人は立っており、俺たちの目の前には、ちょっと
悪戯っぽく笑っている保科さんが居た。
「いきなりでびっくりされたでしょうが、この木戸は、極々近しい者しかくぐらないんですよ。お二人は、
今回、特別なお客様ですから、門ではなくて、こちらの木戸を通っていただいたんです」
「そ、そうですか……」
俺は、口ごもりながら笑顔の保科さんをチラ見した。こんな風にも笑うんだ。こういうときは、どっかの
お嬢様っていうよりも、普通の女の子っぽくていい。
さっきの木戸を保科家の極々近しい人だけが通るというのが本当だとしたら、保科さんをはじめとする
保科家の人々は、徒歩で出掛ける時、この木戸を通るんだろう。そう思うと、束の間の窮屈な思いも悪くは
ない。
「では、参りましょうか……」
保科さんが先に立って歩き出した。俺たちもその保科さんについていく。大小不揃いな石を組み合わせた
石畳の通路が、門から母屋の方へ伸びていた。だが、保科さんは、そっちの方ではなく、石畳から分岐して
点々と続いている玉石の上を進んで行く。
「保科さん。そっちは建物じゃなくて庭ですけど……」
「大丈夫です。こちらに、お茶の作法をお教えする場所がございますから……」
保科さんは振り返りもせずにそう告げた。
俺とあやせは、当惑して顔を合わせた。
しかも、あやせの奴は、口をへの字に曲げて、首を左右に振りやがった。
保科さんは当惑する俺たちには構わず、玉石の上をしずしずと進んでいく。玉石の周囲には枯山水で使わ
れるような白い砂利が敷かれていて、玉石ともども白っぽい帯となって庭の奥へと続いている。その白っぽ
い砂利の帯から外は、しっとりとした緑色の苔が絨毯のように地面を覆っていた。
「今は、お花があまりありませんけど、春には背後の山の桜がきれいなんです。それに、もうしばらくすれ
ば、夏の花が色々と咲くんですよ」
いや、花なんかなくても、白い砂利と緑の苔のコントラストが美しい。
見る目がなければ、単に苔が生えた地面に石と庭木が不規則に並べられているようにしか感じないだろう。
だが、保科さんと出会った禅寺の庭園もそうだったが、石と苔と緑の庭木が織り成す空間は、ある種の荘厳
さに満ちていて、自ずと背筋が伸びるような気がした。
計算し尽くされた不規則性が、保科さんの家の庭園にはあるのだ。
「こちらです……」
俺たちは、庭園のどん詰まり、保科邸の背後の山々の木々が間近に迫る場所に来ていた。
そこには、草葺の小さな庵が、背後の木立と庭の植え込みで隠れるように、ぽつねんと建っていた。
それが茶室の庵であることは、俺にも分かった。だが……、
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