[過去ログ] パワポケでエロパロ22 (1001レス)
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798: 秋:The name of... 2011/08/16(火) 16:33:35.89 ID:FjO6963G(9/11)調 AAS
准の言葉には、同情もお世辞も見えない。心の底を話してくれているのだろう。
だからこそ、情けなかった。
維織さんが本当に変わろうとしてたのなら、俺は最後までヒーローとして、
役目を果たさなければいけなかったのだ。
中途半端な希望を与えるヒーローなど、悪役以下ではないか。
准が、小さなため息をついた。
「ね、風来坊さん。こっち向いて、ちょっと目つむってて」
准の声色は、震えていた。
数々の恐ろしい切れ味の言動で俺を震え上がらせてきたこの腹黒メイドも、今この時だけは、年相応の少女に思えた。
もしかしたらそれも演技で、頭からコーヒーをぶっかけられるのかとも僅かに疑ったが、まぁ、それもそれでいい。
「……んちゅ」
唇に、柔らかいものを感じた。ほぼ同時に、頬を伝ったのだろう水滴も、一粒。
目を開けようとは思わない。自ずと正体はわかっていた。
「ん……ぷはぁ。も、もう目、開けていいよ」
「……」
「今のは、感謝の気持ち。あたしの友達に、ひとときの幸せをくれたヒーローさんへの。……これでも、ファーストなんだから」
「……」
「試合、もうすぐだよね。あたしも観に行くから、頑張ってね、風来坊さん」
799: 秋:The name of... 2011/08/16(火) 16:35:14.59 ID:FjO6963G(10/11)調 AAS
ありがとう、そう言葉をかける前に、ヒラヒラの服で涙を拭い、
准は店の奥へと姿を消した。
俺に残されたのは、湯気をたてる漆黒のコーヒー。
黒い水面を覗き込むと、雫が落ち、波紋が広がった。
「あ……?」
それが自らの涙だと気付くのに、そう時間はかからなかった。
止めどなく溢れた。生まれて初めての、悲哀の結晶。
だが、その涙を持ってしても。
コーヒーカップの中身は、苦く、真っ黒だった。
800(3): 秋:The name of... 2011/08/16(火) 16:37:07.69 ID:FjO6963G(11/11)調 AAS
これで終わりです。
パワポケのBGMは短いのに感情豊かですよね。
801: 2011/08/16(火) 16:44:22.25 ID:yZ3Orzn3(1)調 AAS
>>800
GJ
一週目ルートか、切ない話だな
確かに「旅ガラスのうた」って哀愁漂うけどかっこいい曲だよね
802: 2011/08/16(火) 16:48:26.61 ID:qhp/O6qD(1)調 AAS
維織さん失踪ルートか…
目頭が熱くなるな。
803: 2011/08/16(火) 17:02:24.51 ID:WnxlhxcD(1)調 AAS
緑髪厨って頭おかしい奴しかいないんだな
804: 2011/08/16(火) 18:57:40.69 ID:CRPLk0lf(1)調 AAS
乙、切なくていい話だった
そろそろ維織も殺されるか闇に堕ちそうな気がしてるので今のうちにこういう話を楽しんでおこう…
805: 2011/08/16(火) 22:39:54.23 ID:Gmod7m0v(1)調 AAS
GJ
旅ガラスのうたはかっこいいよな
806: 2011/08/17(水) 11:02:20.33 ID:iADPbfO8(1/3)調 AAS
>>800
乙!切なくて胸がジンとした
807: 2011/08/17(水) 19:46:38.69 ID:5qJbhNi/(1/2)調 AAS
>>800
GJ
こういうのもアリだな・・・
808: 13@東京の超有名大学に通う19歳 2011/08/17(水) 19:54:56.04 ID:OzqdYMoI(1)調 AAS
さらウンも評価してくださいよー
よそのスレ行っちゃいますよ?
809: 2011/08/17(水) 20:57:50.36 ID:Zdc60DDN(1)調 AAS
このスレにはドゥーニーとプラゴミしかいらない
消えろ
810(1): 2011/08/17(水) 22:00:42.72 ID:iADPbfO8(2/3)調 AAS
関係ない話だけど
浮気したら一番怖そうな女の子って誰なんだろ?
811(1): 2011/08/17(水) 22:31:25.76 ID:Qv/oqbS/(1)調 AAS
涼子に一票
812(1): 2011/08/17(水) 22:36:04.09 ID:5qJbhNi/(2/2)調 AAS
本命:リン
次点:カズ、千羽矢、希美、紫杏、朱里etc.
813(1): 2011/08/17(水) 22:56:59.23 ID:1aIGKTF8(1)調 AAS
>>810
紫杏か涼子かなあ
814: 2011/08/17(水) 23:34:47.54 ID:S//7Ad6O(1)調 AAS
しあん自体は3人までなら許すとか言ってなかったっけ
怖いのはあの二人であって
815: 2011/08/17(水) 23:39:35.46 ID:qGgqo9nR(1)調 AAS
漣やさらとかは別の意味で怖そうだな
816(1): 2011/08/17(水) 23:42:35.80 ID:iADPbfO8(3/3)調 AAS
>>811>>813
涼子は鉄板だなww
てか浮気する前から怖いわww
>>812
次点多すぎるな
でもリンと紫杏はちょっと意外だな
俺は五十鈴が結構怖そうだな、と思ったんだけど、そうでもないかぁ
五十鈴の話でバッド(ヤンデレ?)エンドは聞いたことがないから妄想してるんだけどさ
817: 2011/08/17(水) 23:49:19.95 ID:OgEi3wgL(1)調 AAS
>>816
リンはオーラ纏いながら浮気相手もろとも制裁食らわすかと。
紫杏は直接手を下しはしないと思うけど、取り巻き2名が制裁食らわす筈。
冬子の場合、暗殺者2名と兄様が黙っちゃいないだろうな・・・
818: 2011/08/17(水) 23:51:40.70 ID:WhT1aFU/(1)調 AAS
まぁ、許容範囲を超えた紫杏本人は想像するのも怖いけどな
819: 2011/08/18(木) 01:44:10.92 ID:4PXV7+Tl(1/2)調 AAS
ネタ思いついたけど文才とエロが無い・・・
820(1): 2011/08/18(木) 02:01:11.89 ID:RN+ONTNv(1/2)調 AAS
文才のせいにする人はたいていその「ネタ」がハッキリしてないだけ
821: 2011/08/18(木) 02:19:32.46 ID:pNFaXz5h(1)調 AAS
島岡姉と天本さんも大概怖いと思。
822(1): 2011/08/18(木) 02:21:38.82 ID:4PXV7+Tl(2/2)調 AAS
>>820
いや、やりたい「ネタ」というか言わせたい台詞とかシチュとかは思いついたんだけど、
ボキャブラリーが足らんのです・・・どうしても単調になってしまう
823: 2011/08/18(木) 02:22:32.68 ID:RN+ONTNv(2/2)調 AAS
じゃあまだ薄いんだよ、もっとグツグツ煮こもうぜ
元から投下する気がねーんなら知らんが
824: 2011/08/18(木) 03:15:57.65 ID:dZhKORku(1/2)調 AAS
>>822
いろんな本を読むなり、ここや他スレの作品を読むなり
いろんな作品を読んでいって表現を参考していくといいよ
あとは納得がいくまでしっかり練って何度も推敲するといいさ
825: 2011/08/18(木) 03:52:44.02 ID:k4M2ZaIA(1)調 AAS
浮気ってきくとゆうじ君を思い出してしまう
「姉ちゃんにはチクっておいたッス」じゃねーよ……
826: 2011/08/18(木) 05:50:40.07 ID:QHu6UzJN(1/8)調 AAS
13主×千羽矢が書けたので投下します。
しばらくやってなかったのでキャラ違ってたらごめん。
827: 13主×千羽矢 Strong or not 2011/08/18(木) 05:53:00.75 ID:QHu6UzJN(2/8)調 AAS
千羽矢の事は受け入れた。元より嫌いになる理由もない。
確かに千羽矢には人とは違う所がある。だが、それも取るに足らないことだ。
病気の面影なども全くないし、自称化け物に身体を乗っ取られる心配もなくなった。ただ一つ問題があるとすれば…
strong or not...
「…これはどういうことで?」
彼女に尋ねる。といっても明確な返答など端から期待しちゃいないが。というか俺はユウキの部屋で寝てたのになんでこいつの部屋にいるんだ?…まあ運ばれたんだろうがな、片手で。もしくは触手で。
「もちろん、期待通りの事よ。」
「試験勉強中はしないんじゃなかったのかよ。」
「あれ、そうだったっけ?」
ちなみに状況を説明させていただくと、
試験勉強しようぜー→じゃあユウキの家なー→今日は泊まってけよー→オッケー→おやすみー→あれここはどこだうわマウントとられた
こんな感じである。いい加減?ほっとけ
「とりあえず降りてくれないかな?流石にお前の家でするのは…」
「あっれー、やっぱり小波君は外でやる方が燃えるタイプ?キャーヘンターイ!」
「いや、そうじゃなくて!親友に自分ん家で妹とイチャコラされるアニキの身にもなってやれよ!…音とか聞こえるかもしれないし。」
828: 13主×千羽矢 2011/08/18(木) 05:54:05.41 ID:QHu6UzJN(3/8)調 AAS
「おニイには散々デート見せ付けてきたから、今更変わんないって!」
「いや全然変わるから!レベルが違うからな!全く!」
「星の見える夜空の下で『俺、実は誰かに見られてる方が燃えるんだ!』って叫んでなかったっけ?」
「それは違う世界の俺だな、うん。一度は会ってみたいなあ、もう一人の俺。」
「まぁそんなことはいいじゃん。」それに、と千羽矢は付け足す。
「初めてのときはあんな状況の中ヤッたんだからそれに比べたら大したことないよ」
そりゃ、あんときと比べたら放課後の教室だろうが、公園のベンチだろうが比べものにならないだろうさ。でも、プロ入り前に親友との友情にヒビを入れるような事はしたくないんだが…
「…その割りには抵抗しないね」
「今のお前に力で敵わないのはこの前分かったからな。」
あれはもはや強姦だったぞ。まあ、今じゃなくても敵わなかったような気もするけどな。千羽矢には。
「まったく…」
もはや逃げ場はないと観念した俺は、上体を少し起こすと右手を千羽矢の後頭部に回して唇を強く引き寄せた。この前のようにはさせまい。舌を這わせると、千羽矢は突然の事に遅れをとったのか俺にされるがままだったが、すぐに負けじと舌を絡ませてきた。
「ん…ふぅ…クチュ、ん…ふゃ…ん…んん…!」
しばらくすると息苦しそうな声も漏れてきたが、まだ右手は離してやらない。さらに強く押し込むと、余った左手をパジャマの上着の下端から中へ忍ばせすっと胸へ上らせる。
「んんっ…!?んっひゃ…!っんん…!はぁん…ぷはっ…」
そろそろ可哀相…可愛そうだったので、右手を離してやる。当然フリーになった右手も胸へとコンバートさせる。
「あっん!ひゃぅ…!っんあ…あんな事言っといて…んっ…結構ノリノリじゃなっい、あっ…んっ!」
相変わらず強気だなお前は。
「こっちのが…っん!…燃えるっでしょ…?ひゃっ!っん…」
ああ、なるほど。
「通りでキスから逃げなかった訳だ。お前の力なら簡単に離れられただろうに、息苦しかったんじゃないか?」
829: 13主×千羽矢 2011/08/18(木) 05:55:31.78 ID:QHu6UzJN(4/8)調 AAS
「ううん…それはっ違うよ…?」
「へっ…?」
思わず手が止まった。自由になった千羽矢は俺にもたれると、首に手を回してきた。今度は千羽矢の方から、唇を塞がれる。
「んっ…れろ…んっ…ちゅ…」
舌を絡めた短めのキスをして唇を離す。
「小波君に…その…キスされたり、触られたりするとね、なんか、力抜けちゃうんだ…上手く入んないっていうか…あはは…んっ!」
試してみたかった、という訳じゃない。あの顔を見て何故、我慢出来ようか、いや(反語)。
俺はそのまま両肩に手を置くと、野良猫が喧嘩でもするかのように、ぐるんと体勢を逆転させ、千羽矢をさっきまで俺が寝ていた布団に押し倒す。
なるほど、千羽矢の身体はいとも簡単にひっくり返ってしまった。さっきの体勢ではやりにくかったが、今なら問題ない。上着のボタンを下から順に外していく。
「なんか、恥ずかしいな…こっからされるのって…初めてだから……」
そういや二回ともお前の強姦だったな。しかも野外。
「こ、小波君だって、途中からは…せ…攻めに回ったじゃない。」
まあな。あれはお前が悪かったんだよ。俺のは…不可抗力?
ていうか今回も発端はお前だけどな。
強引な免罪符を掲げながら、俺は全てのボタンを外すことに成功した。
脱がすのも勿体なかったのでとりあえず上ははだけたままにしておいて、生の胸を堪能させて頂くことにした。
大きいとも小さいとも言えないが、形は整っている綺麗な胸。そういえばこれだけじっくり見るのは初めてかもな。よく目に焼き付けておかねば…
「そんなにガン見しないでよ…」
すぐに苦情が来てしまった。
830: 13主×千羽矢 2011/08/18(木) 05:56:05.35 ID:QHu6UzJN(5/8)調 AAS
ならばと俺は舌を這わす。
「きゃ…!やんっ…もぅ…ひゃっ!あんっ…!なにっ…」
何か聞かれた気もするが気のせいに違いない。そのままピンクの突起を口に含むと舌でコロコロ転がす。乳首が硬くなってきた気もする。なのでここは吸ってみることにしよう。
「もっ…ばっぁか…ひゃう…なにして…んふぅ…んっ!」
「いや、母乳出ないかなと思って。」
「でるわけっ…ない…じゃない、ひゃんっ…あっ…!っやぁん…!」
そりゃ残念でならない。でもそうだな、母乳はまだ早いか。
十分に胸で遊んだので離してやる。
腑に落ちない表情の千羽矢は、何を思ったのか俺のズボンに手を忍び込ませてきた。スリの常習犯みたいな手つきだな…
「わっ、やっぱり小波君もちゃんと興奮してくれてたんだね。ちょっと嬉しいかな?」
その刺激に俺はビクっとなった。だが、ぎこちない手つきに快感は得られない。それでも、それとはまた違う心地良さが確かにあった。
「そういえばさ」
「ん、どしたの?」
もう諦めたのか手を離してこちらを見つめてくる。
「女の子の初めてってすごく痛いって聞くけど、そうだったの?」
「そりゃあもう!死ぬほど痛かったよ!……って言いたいんだけど、身体が身体なだけにあんまり痛くなかったかな?直前にもっと痛い経験してるし……」
「まあ、心臓を引き千切る痛みに勝るものはないか…」
興味本意で聞いたのだが、後で後悔した。もしかすると少々デリカシーに欠けていたかもしれないな。
「千羽矢…」
「…うん」
だから俺は本来の目的を思い出して実行に移すことにした。
千羽矢の腰を浮かせ、脱衣を手伝わせる。肌の露出を感じるごとに、恥ずかしがっているともとれる、苦そうな顔が増していく
初めてじゃないなら痛くない。それは俺でも知っている。…多分間違ってないはずだ。だから、少し怖かったが特に間を置いたりすることなく一気にいった。
「んっ!あっ…!」
「おい、大丈夫か?」
「だ、大丈夫…痛い訳じゃ、ないから…動い、て」
俺は決してスムーズとは言えない動きを開始した。三度目とはいえ、ほんの半年前まで健全なる高校生(別にヤれば不健全な訳じゃないけど)だった俺にテクニカルなプレイを求められても困る。
初めてのときの感覚は覚えている。正直、思春期の少年が思い浮かべるような想像を絶する快感という訳ではなかった。だが、それ以上に心底から満たされていくような不思議な心地が素晴らしかった。…と、俺の回想なんかどうでもよかったか。続きに移ろう。
不器用ながらもスピードを上げていく。
「ひゃあ!あっ…んっあぁ!こ、なみくんっ…!んっあ!」
「千羽矢!ち、はや…!俺、そろそろ…」
「うん…いいよ…わ、私も…イク、んっ…あっ…だ、して…な、かに、ひゃ…っあんっ…あっ!」
俺はもう何にも考えたくなかった。ひたすら腰を動かした。早く果てたい、いやむしろ早く千羽矢を汚したいという気分だった。
831: 13主×千羽矢 2011/08/18(木) 05:57:07.46 ID:QHu6UzJN(6/8)調 AAS
「ひゃっん…っ!イク…私も、限界…ね、一緒に、あっん…!小波く、んゃっあん…!」
「ああ、うん…!」
千羽矢からまたキスをされる。頭に手を回された辺りで俺は限界を向かえた。
「…あはは…中に、出しちゃったね…あんなにいっぱい…」
「…反省はしてます。」
「いやー、ハイになってたとはいえ自ら中出し願い出しちゃうとは…私もヘンタイかもね。」
どうあっても俺が青姦フェチという濡れ衣を取っ払う気もドライヤーで乾かす気もないようだ。
「なんだ、今更気づいたのかよ。」
だから俺もちょっと毒づいてやる。どうせ賢者モードで気力はないんだ。
だが、この次の悪魔の発言で、My Sunはさらに縮み上がることになる。まぁ予想は誰にでもつくだろうが、この時の俺は(中に出しといてなんだが)そんな大事なことも忘れてたんだ。
勿体振るなって?分かったよ。じゃ、いくぞ、せーの
「モチロンセキニントッテクレルヨネ?」
正直あの時の千羽矢よりも怖かったかもな。ピルの手配もしとこう…
翌朝5時頃
まさか朝になったら布団ごとワープしてるとは思わなくてさ、しかも服もワープされて…なんて言い訳できるはずもないので、急いで服を着てユウキの部屋まで戻る。
再び眠りにつき、起きたのが8時半。もうユウキは朝食に向かったらしく(今日は土曜なので学校は休み)部屋は俺一人ポツンだった。
「あ、小波君おはよ。あんまり遅いから先に食べちゃってたよ、もう。」
「あ、ああ、悪いな…アハハ…」
本当に何にもなかったみたいに話しかけられたので、ちょっと焦ってしまった。
「全く、そんなんじゃおニイの義弟失格だね。」
ユウキがコーヒー吹いた。
「お…義弟…おと、えぇ!?お前ら気が早過ぎるだろ!小波の兄貴とか勘弁してくれよ!」
「あはははは!コーヒー吹かなくていいじゃん!なに、ぶばーって?漫画みたい!あははは!」
「な、何だよ!お前が不謹慎なこと言うから!なぁ小波…どうしたお前?」
「いや、朝が弱いと言いますか、あは、あはははは…」
「…?そうか…?」
こんなに危ない食卓に俺は未だかつて出くわしたことがない。
「あ、小波君飲み物は牛乳でいい?冷蔵庫にまだあったと思うから。」
「ああ、頼むよ。」
全く…こいつとユウキ三人でいるといつか爆発するな…
危なかったぜ。
「…そういえば小波」
「ん?どうしたんだユウキ」
いつになく深刻そうな顔をしたユウキ。昨日のテレビで見た都市伝説でも気になってんのか?
「ちょっと不思議なんだが…」
「だから何がだよ。」
「お前に貸した布団がなんで千羽矢の部屋から出てくるんだ?」
そんときの俺の目はこんな感じ(・・)
ちなみにどう切り返したのかは覚えてない。
Fin...?
832(5): うどん県人 2011/08/18(木) 06:00:01.52 ID:QHu6UzJN(7/8)調 AAS
以上です。作者名を入れるのを忘れていました。
失礼しました。
833(1): 2011/08/18(木) 11:11:15.28 ID:dZhKORku(2/2)調 AAS
>>832
GJ!
でもsage忘れてますよ
834(1): 2011/08/18(木) 13:01:59.22 ID:q+G26Zbj(1)調 AAS
>>832
GJ
「うどん県人」ってコテつけてるけど、ウィキの作者一覧にある「うどん人」さんと別人なの?
それとも同じ人?
835: トリノコ 2011/08/18(木) 13:18:12.12 ID:QHu6UzJN(8/8)調 AAS
>>833
すいません。sage忘れてました。以後気をつけます。
>>834
知りませんでした。
まぎらわしいので改名させていただきます。
836: 2011/08/18(木) 13:49:07.44 ID:lH8/pzD3(1)調 AAS
藤林丈司は裏切り者
837: 2011/08/18(木) 17:06:44.07 ID:Uh7ib4DJ(1)調 AAS
>>832
GJ
いやあやっぱり千羽矢はいいなあ
838: 2011/08/18(木) 23:09:06.72 ID:w0fvdnUK(1)調 AAS
>>832
GJ!
コテつける人は最近では珍しいね。
個人的にはまとめとかで見る時に便利だから付けて欲しいと思うけど。
大体安定したレベルのが読めるし。
839: 2011/08/19(金) 12:23:11.38 ID:6Xf8dy8P(1)調 AAS
>>832
GJ!
840: 2011/08/19(金) 23:11:17.57 ID:2sbDjfnG(1)調 AAS
またえらく勢いが落ちたなあ
841: 2011/08/19(金) 23:26:49.49 ID:mwisJ55I(1)調 AAS
は?
842: 2011/08/20(土) 13:01:36.79 ID:6+CC2xUV(1)調 AAS
ひ?
843(3): 2011/08/20(土) 14:40:01.13 ID:X7Zrb5UN(1)調 AAS
被服ってマジよくね?
破けた部分から見える横乳とか下着とか
844: 2011/08/20(土) 20:07:30.10 ID:7U4sKepr(1)調 AAS
ヒッヒッフー
冴花に顔面騎乗位で足コキされたい。
845: 2011/08/20(土) 22:04:38.95 ID:qjY55skQ(1)調 AAS
被服とか十年ぶりぐらいに聞いた単語だ
どうしても家庭科を連想してしまう
846: 2011/08/20(土) 22:53:37.82 ID:v5vrbLrM(1)調 AAS
>>843
真央とかなら思い浮かぶなあ
847: 2011/08/20(土) 23:48:18.20 ID:NgVkydRo(1)調 AAS
>>843
被服は着るものそのものじゃないのか?
848(2): 2011/08/21(日) 03:33:19.77 ID:7oqt6RzI(1/4)調 AAS
短期間に二つも維織さんものの投下があって、テンション上がったので書いてみた。
失踪ルート後の准とのあれこれも見てみたいなぁ。
ゲームをイメージして書いたので、台本形式です。
准「もー小波さんはワガママだなぁ。ドジっ娘、妹、ツンデレ全部やらせておいて、全部に文句言うなんて」
小波「どれ一つとして、やってくれと頼んだ覚えは無い」
准「リクエストはしたくせに」
小波「興味は無くはなかったからな。だが全部、中身が准じゃ気色悪いだけだと分かったよ」
准「ナンデスッテ?」
小波「(ビクッ!)す、すみません何も言ってません…」
維織「……………………」
維織「ねぇ、小波君。私もやってあげる。どれがいい?」
小波「!?」
A ツンデレ
B 妹
C ドジっ娘
安価>>849
849(3): 2011/08/21(日) 04:14:29.25 ID:9WxJpZx4(1)調 AAS
デジタル大辞泉の解説.
ひ‐ふく 【被服】
着るもの。着物。衣服
>>843が被服をどう解釈してたかは興味あるな。
なんで破ける前提なんだ。
850: 2011/08/21(日) 04:20:42.69 ID:pI3K/yht(1)調 AAS
間をとってヤンデレで
851: 2011/08/21(日) 12:45:17.77 ID:9gEulerP(1/2)調 AAS
>>849
リョナ的な意味じゃないか?
確かに戦う少女が戦闘で服装が乱れたりするのはいいかもしんない
真央とか朱里とかが当てはまると思う
852: 2011/08/21(日) 13:00:54.61 ID:ALjpOsg/(1)調 AAS
>>849
破けると被るの漢字を読み間違えて、破けた服=破服って勘違いしたんじゃね。
相当酔ってるのか、ガチで間違える程アレなのかは知らんけど
>>848
安価はやめとけ
勢い足りてないから向いてないし、直前の流れからしてVIP行けってなるのがオチだから
853: 2011/08/21(日) 13:41:03.94 ID:N2uQY4iP(1)調 AAS
被服と聞いて真っ先に思いついたのが電光被服
854: 2011/08/21(日) 16:04:26.75 ID:d5l7haRc(1)調 AAS
>>848
Aのツンデレでお願いしたい。
855: 2011/08/21(日) 16:18:43.79 ID:BvyUB4Hu(1)調 AAS
クイズに間違えると着てる服がどんどん消えてくという痛い話が閃いた
856: 2011/08/21(日) 16:35:17.54 ID:VdjbHHj0(1)調 AAS
白瀬にやらせてみたい
857: 2011/08/21(日) 19:34:17.92 ID:7oqt6RzI(2/4)調 AAS
遅くなって申し訳ありません。
折角選択肢形式で作ったので、安価と相性良いかなと思ったんですけどね。
A ツンデレ
維織「…別に貴方の為に本を読んでる訳じゃないんだからね」
小波「それはそうだろうね。そんな難しそうな洋書、俺にはさっぱり理解できないし」
維織「ただ単に、私が読みたいから読んでるだけなんだから」
小波「もう少しその欲望を抑える事を覚えた方が良いよ、維織さん」
維織「………小波君のバカ。いじわる。ダメ人間」
小波 (お、今度は王道の罵倒で来るか。まぁでも維織さんに言われても…)
維織「浮浪者。カブト虫。不衛生。びんぼうに…
准「維織さん。小波さん泣いちゃうからその辺にしてあげて」
維織「?うん。えっと………でも、大好き」
小波「う……………」 ずきゅーん
准「な、なんていう破壊力…これがツンデレの威力だっていうの…?」
小波「いやこれツンデレとか関係無いだろ」
維織「准ちゃん。コーヒーのおかわり欲しくなんてないんだからね」
小波「いや、注文は普通にしようよ」
准「おかわりを持って行きたくなんてないんですからねっ!」
小波「お前もかっ!それ面倒なだけだろっ!」
858: 2011/08/21(日) 20:01:32.54 ID:7oqt6RzI(3/4)調 AAS
B 「妹」
維織「お兄ちゃん」
小波「げふっ」 ずきゅーん
准「いや、簡単にやられ過ぎでしょ。気持ちは分かるけど」
維織「そこ邪魔。私の視界に入らないで、目障りだから」
小波「リアル妹の方っ!?」
維織「うざい。話しかけないで。私より先にも後にもお風呂入らないで」
小波「止めてっ!そんな経験は無いんだけど何か心が痛い!確かに湯田君の妹さん、そんな感じだったけど!」
准「維織さん、幻想の方の妹をやってあげて」
小波「そう言ってしまうと、何か悲しいものがあるな…」
維織「………。大丈夫。私達、血は繋がって無いんだから、繋がっても良いんだよ…」
准「あ、義妹の方なんだ」
小波「バンザーイ!エイラヤッチャエイラコッチャヨイヨイヨイ!!!」 ダダダッ!!!
准「でも破壊力は抜群だったみたいだね。」
維織「少し恥ずかしいけど…手を繋ぐなんて」
准「それを天然で言ってるんだから凄いなぁ維織さんは」
859(1): 2011/08/21(日) 20:02:53.92 ID:7oqt6RzI(4/4)調 AAS
C「ドジっ娘」
維織「…あ、いけない。本に夢中で丸三日寝て無かった」
小波「いつもの事だけどね」
維織「…あ、本を逆さまにして読んでいた」
小波「それもいつもの事だよね。持ち変えるのがめんどくさいからってそのまま読破してたよね」
維織「…あ、この本16年前の9月21日19時21分34秒から43分と21秒で読んだ本だった。
最後まで一字一句同じだったから間違い無い」
小波「ドジのスケールが大きい!というかもっと速い段階で気付こうよ!」
維織「…あ、うっかり浮浪者を家に住まわせてしまった」
小波「うっかりだったの!?俺の友を燃やしておいて!?」
准「…何かいつまでも続けてそうだね。まぁ維織さん元々天然入ってるからドジっ娘は親和性高―
小波「維織さん、口元にケチャップついてるよ」
維織「そう」 ペロッ
小波「うわぁっ!お、俺の口元じゃなくて維織さんの口元だってば!」
維織「…勘違い」
准「…やっぱり計算高いかも」
終わりです。
860(1): 2011/08/21(日) 21:15:28.86 ID:NCKIzwUB(1)調 AAS
別に追い出すつもりとか自治のつもりではないけど普通にVIPでやった方がよかったんじゃないだろうか
排出的な感じだけどそういう安価とか使ったり、台本系の感じの話を希望しているならやっぱりVIPあたりでやればいいんじゃなかろうか
まぁ投下してスレが活気になるから悪い事でもないんだろうけど
861: 2011/08/21(日) 21:36:42.06 ID:9gEulerP(2/2)調 AAS
確かにここの空気とはちょっと合っていないかもしんないね
何はともあれ乙
862: 2011/08/21(日) 23:32:09.34 ID:n1KrTSJa(1/19)調 AAS
書き上がったので投下。処女作なので拙い文章かもしれませんが…
タイトルは「とある野球選手達のシーズンオフ」です。
863: 2011/08/21(日) 23:34:59.44 ID:n1KrTSJa(2/19)調 AAS
俺は今、ある国際空港のターミナルにいる。そのきっかけは一通の手紙だった。
「小波もそうだと思うけど、十二月から二ヶ月間は完全な休暇なんだ。だからそれを利用して一週間くらい日本に滞在することにしたからその間に会ってどこかに出かけないか?」
手紙の送り主は近年メジャーリーグで話題の女性投手、アンヌ・A・アズナブル。去年彼女が日本にいた時に俺達は知り合い、デートも何回かした。今では日米間で文通をしているのだ。
864: 2011/08/21(日) 23:36:28.55 ID:n1KrTSJa(3/19)調 AAS
そういう訳で、俺はアンヌがやってくるターミナルに迎えに来ているのだ。そして待つこと数十分、俺はアンヌの姿を見つけて、彼女に駆け寄った。
「アンヌ、久しぶり。といってもテレビ中継でよく見てるけどね。」
「こっちこそ久しぶり!こうして会って話をするのは確かに久しぶりだな!」
…とこんな感じでアンヌは去年と変わらない荒っぽい口調で話していた。そして色々な所に行っては楽しく過ごし、夜の十時くらいになった時だった。
865: 2011/08/21(日) 23:38:23.56 ID:n1KrTSJa(4/19)調 AAS
「なぁ、アンヌは今晩どこに泊まるんだ?」
俺は気になった事を率直に尋ねてみた。そこまで送っていくのが男というものだからだ。
「えっ…アーッ!!しまった、ホテルを取ってなかったよ!!今気づいた、どうしよう…」
アンヌは困惑気味だった。まぁこの時間になってもチェックインが出来ないわけじゃない。俺がそう言おうとした矢先…
「そうだ、小波の家に泊めて貰えばいいんだ!はは、私でも落ち着けば良い案が浮かぶもんだなぁ」…ナンデスッテ!?
866: 2011/08/21(日) 23:39:07.06 ID:n1KrTSJa(5/19)調 AAS
「というわけで頼む!小波の部屋に泊めて貰えないか?」
アンヌはそれしかないと思っているかもしれないので断るのは可哀想だ。なので俺はOKする事にした。
俺は今は少し小さめのマンションに住んでいる。今の俺の年俸じゃあこんなものだ。亀田君と一緒のアパートだとお金を吸い上げられてしまうので思い切ってここに引っ越したのだが。
「へぇ、ここが小波の住まいかぁ。結構綺麗にしてるじゃないか。」
867: 2011/08/21(日) 23:43:48.75 ID:n1KrTSJa(6/19)調 AAS
「ははは、そうかなぁ。あ、風呂が沸いたら先に入ったらどうだ?不潔なのは嫌だろうし…」
「おっ、気が利くなぁ。じゃあお言葉に甘えてそうさせて貰うよ。」
そして風呂が沸いてアンヌが風呂に入っている間に俺は寝床の用意を済ませた。アンヌが出た後に俺も風呂を済ませ、別々に用意した布団に入った。と言っても俺とアンヌが寝ている部屋は同じであり、俺のすぐ近くでアンヌが寝ているのだ。
868: 2011/08/21(日) 23:45:08.25 ID:n1KrTSJa(7/19)調 AAS
そう考えている間に俺の心の中から…
「今ならアンヌを好きに出来るのではないか」
…という考えが浮かんできた。しかしそんな欲望は理性に押し潰され、消えてなくなってしまった。アンヌはかつて一人暮らしをするにあたって護身術を身につけているし、何よりこんな完璧な犯罪をやらかして全てを失ってしまうことが怖いのだ。
「…何が怖いって?」
突然、アンヌがこっちを向いてそう話しかけてきた。しまった、声に出ていたのか…
869: 2011/08/21(日) 23:46:15.41 ID:n1KrTSJa(8/19)調 AAS
「今確かに小波の声で怖いって言うのが聞こえたんだ。一体何に怯えているって言うんだ?」
「イ、イヤ、ナンニモコワクナイヨ?ハハハハ…」
「何で棒読みなんだよ…大方私に襲いかかろうとして返り討ちに遭うのか怖いのかと思ったけど、違うのか…」
図星を突かれた俺はよほど驚いたのだろう、自分でも分かるくらいに体をビクッとさせてしまった。「…図星か。まぁ私は小波となら嫌じゃないぞ、むしろ大歓迎さ。…自分で言ってて恥ずかしくなったよ」
870: 2011/08/21(日) 23:47:18.63 ID:n1KrTSJa(9/19)調 AAS
そう言ってアンヌは赤面した。それと同時に俺を律していた理性が役目を終えて引き下がり、おあずけから解放された劣情に身を任せて俺はアンヌの寝ている布団に飛び込んだ。
「アンヌ!!そんなことを言ったら…俺もう止まらないよ!?」
「最初から止める気なんて無いよ。さ、いつ来ても良いんだぜ?」
アンヌは顔を赤くしたままそう言って両手を広げた。俺は横になっている状態のアンヌの唇を奪った。半ば暴走状態の俺は舌をアンヌの口の中に侵入させる。
871: 2011/08/21(日) 23:49:57.07 ID:n1KrTSJa(10/19)調 AAS
暫くアンヌの唇を堪能した俺は、今度はアンヌのパジャマに手をかけた。
「服…脱がすよ」
アンヌは黙って頷いた。俺がパジャマのボタンを一つずつ丁寧に外していくとスポーツブラに覆われた小柄な、しかし形の整ったアンヌの胸が露わになる。
それと同時にアンヌの顔が更に赤みを増す。俺は躊躇わずにスポーツブラを丁寧に外す。するとそこには小柄な胸に相応しい小さな乳首が姿を現した。俺は迷わず顔をアンヌの胸に近づけ、乳首を一舐めした。
872: 2011/08/21(日) 23:51:09.12 ID:n1KrTSJa(11/19)調 AAS
「ひゃっ!?そんな…所…舐めるな…よぉっ…!!」
アンヌが普段からは考えられないような艶めかしい声で鳴き始めた。それが俺の興奮を更に掻き立てた。
俺がアンヌの乳首をいじり始めてから二十秒もしないうちにアンヌの乳首は固くなりきっていた。俺は乳首はもういいだろうと思い、アンヌの顔を見る。アンヌは顔を真っ赤にしながら息を荒くして、それが妖艶に感じられ、可愛くもあった。
「それじゃ…こっちの具合はどうかな…?」
873: 2011/08/21(日) 23:52:03.31 ID:n1KrTSJa(12/19)調 AAS
俺はパジャマのズボンに手をかけた。アンヌの下着が露わになると、丁度秘部の辺りに小さなシミが出来上がっていた。俺はシミになっている部分を突っついてみる。
「ひぁっ!?あ…はぅっ!?そこ…気持ち…良すぎ、ぃ…」
アンヌが奇声をあげると同時にアンヌの身体がビクンと震える。
「そうか、ここが気持ちいいんだな。それじゃあ遠慮なく…」
俺はアンヌの秘部があるとおぼしき場所を下着越しに擦ったり突いたりする。
874: 2011/08/21(日) 23:52:59.08 ID:n1KrTSJa(13/19)調 AAS
いじり続けるにつれアンヌの声は妖艶さを増し、自分から腰を震えさせ始め、まさに快感が昇ってきているようだった。
「あぅっ…小波、小波ぃっ…私…もう…っ」
アンヌがそんな事を言い始める。それを聞いてアンヌの絶頂が近いと悟った俺は不意にアンヌの秘部を愛撫する手を止めた。
「ふぇっ、何で、何でやめるんだよぉ…?」
途端にアンヌが泣きそうになりながらそう言う。
「だってさ、アンヌばっかり気持ちよくなってるんじゃ不公平じゃないか」
875: 2011/08/21(日) 23:54:21.58 ID:n1KrTSJa(14/19)調 AAS
これらの一連の行為を経て、俺のモノはこれほどにないまでに巨大化していた。それに気づいたのか、アンヌは自分から下着を脱ぎ、秘部を露わにした。アンヌの秘部は愛液でびしょ濡れだった。
「私…もう我慢できない…なぁ、好きにして良いから…早く…小波の…あぅあああ!?」
アンヌが言い終わる前に俺はズボンから自分のモノを出し、一気にアンヌを貫いた。そこで俺は思わず腰を止めてしまった。アンヌの膣が恐ろしい力で俺のモノを締めあげるからだ。
876: 2011/08/21(日) 23:55:09.65 ID:n1KrTSJa(15/19)調 AAS
俺は下を見る。見たところ血は出ていない。アンヌも苦しい表情を浮かべてはいなかった。
「どうしたんだ…?」
「いや、アンヌの中が凄くきつくて…もしかして初めてかと…んんっ!?」
俺がそう言った途端、突然アンヌが俺の唇を奪った。しかし数秒で顔を離してしまった。そして寂しそうな表情で首を横に振った。
「アンヌ…」
俺はこの事については気にしないことにし、腰を動かし始めた。
「あぁっ、んっ…小波ぃっ…」
877: 2011/08/21(日) 23:55:56.23 ID:n1KrTSJa(16/19)調 AAS
「アンヌの、中…凄くっ、気持ちいぃっ…」
アンヌの中は俺のモノを凄い力で締め上げ、早く精子をよこせと言わんばかりだ。それもあってか、腰を動かし始めてから射精感がこみあげて来るまであっという間だった。
「アンヌっ…!!俺っ…もうっ…!!」
「あっ…!!私も…イクっ…!!」
そしていよいよ射精が近づいてきた俺はラストスパートに入ろうとして一度モノをアンヌのより深い所に入れた。その瞬間だった。
「あっ、イクっ…あああああっ!!」
878: 2011/08/21(日) 23:56:52.46 ID:n1KrTSJa(17/19)調 AAS
アンヌが悲鳴に近い声を上げ、絶頂を迎えた。それと同時に今までよりもさらに強い力で俺のモノを締め上げた。その刺激はあまりに強く…
「アンヌっ、もう我慢できないっ…!!ぅああっ!!」
俺も絶頂を迎えた。アンヌの中で俺のモノが痙攣し、精液を流し込んでいく。数秒して俺の射精は終わった。モノをアンヌの中から引き抜くと俺の身体に疲労感がどっと押し寄せ、俺はアンヌの横に寝転んだ。アンヌは快感のあまり気を失っているようだった。
879: 2011/08/21(日) 23:57:58.80 ID:n1KrTSJa(18/19)調 AAS
それからアンヌがアメリカに帰国するまで俺達は同じ部屋で寝泊まりし、毎晩互いの身体を貪り合った。
時は流れ、シーズン開幕直前。アンヌは突然体調不良を訴え、開幕戦のベンチに入らなかった。その時に貰った手紙には…
「あれから随分と体調が優れなかったから医者に診て貰ったんだ。そうしたら…」
次に書いてある文章は俺には衝撃的なものだった。当然の結果といったらそうなのだが…
「私…どうやら小波の子供を身ごもったみたいなんだ」
880(1): 2011/08/22(月) 00:00:55.33 ID:n1KrTSJa(19/19)調 AAS
終わりです。いかがだったでしょうか?
実は完成は三日前立ったのですが今日までsageる方法が分からなかったために今になってしまったのですが…
三日前は血の涙を流しましたよ。処女作だけに。
あ、日付が変わってIDが変わっちゃったかな…?
881: 2011/08/22(月) 00:02:01.56 ID:mTMIIrPX(1)調 AAS
ヒャッハー! アンヌとか超俺得だぜ!
882: 2011/08/22(月) 00:06:00.92 ID:sgl9EhYn(1)調 AAS
アンヌ懐かしいなぁ
クリスマスのサイボーグ味のキスとか思い出すわぁ
883(1): 2011/08/22(月) 00:28:14.22 ID:Z51ONHWV(1/2)調 AAS
乙
区切りすぎワロタ
884(1): 2011/08/22(月) 00:37:48.86 ID:6tYKHLrb(1/2)調 AAS
ヒャッハー!アンナキター!
マジありがとう
885(1): 2011/08/22(月) 00:42:08.44 ID:nSe0D5bv(1/2)調 AAS
>>883
このスレって一回のレスに全角で何文字までOKなんでしょうか?前に全角200文字までと聞いたのでそれくらいで区切ったのですが…
今後の反省のためにも知っておきたいのですが…
886: 2011/08/22(月) 00:43:27.36 ID:2CsXfSxM(1)調 AAS
>>859
GJ!
どのパターンでも維織さん可愛えw
>>860
そこまで分かってるなら別にそれ言わなくていいじゃん。
何であれ過疎るよりはマシ。
誰でもスレ立て出来る訳じゃないし、小ネタで立てるのもおかしいだろう。
余程悪質でなければ享受しようや。
>>880
乙。
でも細かく分け過ぎてて見辛い。3レス分を1レスに書く位で丁度いいかと。
887(1): 2011/08/22(月) 01:00:53.20 ID:Z51ONHWV(2/2)調 AAS
>>885
バイト数にして4096(小文字で1、大文字で2、改行で6)、行数にして60。
忍法帳関係のシステムがどうなったのかは知らんが、基本はコレ。
投下に17レスくらい使ってるけど、極論を言えば3レスで十分入る。改行多めに見積もっても5レスかな
でもアンヌ可愛かったよ、次も全裸待機してる
888: 2011/08/22(月) 01:20:43.25 ID:6tYKHLrb(2/2)調 AAS
>>884
ってアンナじゃねーよアンヌだよorz
我ながらなんつー間違い
889(1): 2011/08/22(月) 01:26:15.18 ID:nSe0D5bv(2/2)調 AAS
>>887
詳しい解説ありがとうございます。今後の参考にしようと思います。
現時点での「こんなシチュにしようかな」と言うのが2つ、その内片方は陵辱もの(おいィ!?)です。…うん、封印した方がいいな、コレは…
890: 2011/08/22(月) 01:48:16.90 ID:neNpknmN(1)調 AAS
>>889
自分の書きたいものを書けば良いよ
テンプレにもあるけどそういうジャンルの作品は注意書きを書いとくと良いよ
891: 2011/08/22(月) 06:54:48.15 ID:z1kYu3Gj(1)調 AAS
投下する最初のレスに人を選ぶジャンルであると明記すれば何の問題も無い
実際そうやって何本も投下されてるしな
892: 2011/08/22(月) 23:52:49.35 ID:lxNjaF6l(1)調 AAS
急に夏海分が枯渇した
だ、誰か飢え死にする前に供給を……
893: 2011/08/24(水) 00:03:44.01 ID:o9k9QBhy(1/2)調 AAS
どうも、以前アンヌで投下した者です。
また作品が出来上がったので投下します。ノーマルの方なのでご安心を。
タイトルは「もっと!?新しい家族」です。
894: 2011/08/24(水) 00:05:38.15 ID:Hx5Aj8Sn(1/4)調 AAS
俺がカシミールの住み込みの従業員になってからもう半年になる。カンタ君は四年生になりカシミールの手伝いをしたり武美の漢方薬の店にアルバイトをしに行ったりしている。
学校の成績もかなり上がっており、それに感心した奈津姫さんはカンタ君に誰かの家に泊まりに行ってもいいと言った。その時にノータイムで「武美お姉ちゃんの家がいいでやんす」と言ったのには笑いそうになったが…
武美が快諾してくれたから、今日はカンタ君は武美の家で寝泊まりする。だが、実は奈津姫さんがカンタ君にそんな事を許可したのは単にカンタ君へのご褒美というだけではないのだ。
「それじゃ、カンタ君は今晩は私の家で寝泊まりするからね。さ、行こっか」
「うん!お母さん、おじちゃん、行ってきまーす!!」
そう言ってカンタ君は満面の笑みで武美と歩き始め、数分後には姿も見えなくなった。それと同時に奈津姫さんがそれとなく俺に寄りかかってきた。そう、今や俺と奈津姫さんはこういう関係なのだ。
今夜カンタ君を武美の家に泊まらせたのも俺達が二人きりになるためだ。一度俺達の情事をカンタ君に目撃されてしまったことがあり、その時はとても気まずい空気になってしまったが、今日はその心配はない。
今日はカンタ君も手伝ってくれたので家事も全部終わっており、もう床に入っても問題はない。
「さ、カンタ君も行ったことだし、俺達も中に入りましょう」
「ええ…」
奈津姫さんは俺の顔を見てそう返事をした。奈津姫さんの顔は紅潮しており、それがとても色っぽい。
俺達が寝室に入るとすぐさま奈津姫さんはベッドに座り込む。そして目を閉じ、唇をほんの少し前に突き出す。
奈津姫さんは俺にキスを求める際にいつもこういう仕草をする。俺は奈津姫さんにそっと近づき、奈津姫さんと唇を重ねる。唇が重なったと思うや否や、奈津姫さんは俺の口の中に舌を侵入させてきた。
「んっ…んちゅっ、くちゅ、ん…」
奈津姫さんとのキスは甘く、そして酸っぱくもある。それを味わいつつ、俺は奈津姫さんの胸を揉み始めた。途端に奈津姫さんの息が荒くなるのがわかった。
このままでは息が苦しくなるだろうから俺は奈津姫さんから唇を離した。改めて奈津姫さんの顔を見る。奈津姫さんはキスによってとろけきった表情をしていた。そして…
「暑い…この服邪魔だから脱いじゃいますね」
そう言って奈津姫さんはおもむろに服を脱ぎ始めた。奈津姫さんの綺麗な肌が次々と露わになっていく。
895(1): 2011/08/24(水) 00:07:12.78 ID:Hx5Aj8Sn(2/4)調 AAS
そして遂に奈津姫さんは一糸纏わぬ姿になった。大きく、しかも張りのある胸、一児の母とは思えないほど引き締まったお尻。そんな物を見せつけられて我慢が出来る筈が無かった。
「奈津姫さんっ…!!」
俺は力任せに奈津姫さんを押し倒し、まずは乳首をチロチロと舐め始めた。
「あんっ!!九郎さんっ、そこは…」
そして乳首が固くなってきたので今度は乳首に口を付け、思いっきり吸ってみる。
するとそこから何かの液体が俺の口の中に入り込んできた。仄かに甘い、ミルクのような…それで俺はこの液体が母乳である事を悟った。
「奈津姫さんのミルク…すごく美味しいですよ」
「嫌ぁ、恥ずかしいから言わないで下さいぃ…」
奈津姫さんは手で顔を隠して恥じらう仕草をする。本当に一児の母なのかと疑ってしまうくらいに可愛い。
ふと俺は奈津姫さんの股間に視線を移した。奈津姫さんの秘部は十分に濡れている、このまま俺のモノを挿入てしまっても問題ないだろう。というか俺自身もう奈津姫さんの中に挿入たくてしょうがないのだ。
「奈津姫さん…俺、もう我慢出来ません…」
俺は奈津姫さんの耳元でそっとそう言って俺のモノを奈津姫さんの秘部にあてがう。
「いいですよ、九郎さん…」
896(1): 2011/08/24(水) 00:09:24.68 ID:o9k9QBhy(2/2)調 AAS
奈津姫さんの中も俺から精液を搾り取ろうと力任せに俺のモノを締め付ける。十秒くらいして、俺の射精は終わった。
…やってしまった。最後までやって、急に寒気が走った。今、俺と奈津姫さんは同じベッドで互いに全裸という状態で横になっている。奈津姫さんは俺の方を向いて満面の笑みを浮かべている。
俺の子供を妊娠させてしまったかもしれないと思うと恐怖、後悔、罪悪感…俺の心はそれらで一杯になっていた。
「九郎さん…あなたの赤ちゃん、出来ると良いですね」
…奈津姫さんがそう言ってくれるまでは。その言葉で不安を吹き飛ばしてハイになった俺は奈津姫さんを確実に妊娠させるためにもう5ラウンドやった。
翌朝、いつも通りに店の準備をする。その途中でカンタ君が帰ってきた。勿論、武美も一緒だ。その時のカンタ君は昨晩の奈津姫さんを彷彿とさせるような満面の笑みで、「ただいまー!!」と大声で店の中に入っていく。よほど楽しむことが出来たのだろう。
「お帰りなさい。武美も無茶なお願いを聞いてくれてありがとうね」
「いやいや、とっても楽しかったよ。カンタ君もいつでも泊まりに来て良いからね」
いつもと変わらない日常がそこにはあった。一年もすれば新しい一員が増えて、更に賑やかさが増すだろう。それも楽しみだ。
その後、俺と奈津姫さんは籍を入れた。カンタ君はとっくに入れているものと思っていたらしく、そっちに驚いていたが、純粋に祝福してくれた。商店街の皆も喜んでくれた。奈津姫さんの前のご主人でさえも俺の夢に出て来て祝福してくれたのは驚いたが…
話は変わるが、実はあの夜、カンタ君は武美によって童貞を奪われたとカンタ君が俺にだけ話してくれた。コレは…奈津姫さんには口が裂けても言えないな…
897(1): 2011/08/24(水) 00:15:42.64 ID:Hx5Aj8Sn(3/4)調 AAS
終わりです。いかがでしたか?
9はウソちらしを出すほどやり込んだ作品なので思い入れはとても強いです。9なら裏サクセスも含めていくらでも思い付きそうだww
本作における「九郎」というのは主人公の下の名前です。これだけ仲がいいんだからこう呼んでもおかしくないかなと。由来?デモうわなにするやめ…
ソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤ…
898: 2011/08/24(水) 01:13:00.28 ID:Hx5Aj8Sn(4/4)調 AAS
ごめんなさい、よりによって一番大事な部分を…>>895と>>896の間に以下の文章を入れて下さい…
奈津姫さんのその言葉を合図に、俺は奈津姫さんの中へ侵入を開始する。
「あぁんっ!!くっ、九郎さぁ…ん!!」
挿入れた途端、奈津姫さんの体がビクンと跳ねた。そして奈津姫さんの中が俺のモノをくすぐるように絡み付いてくる。
「奈津姫さん、奈津姫さんっ…!!」
気持ちよすぎてこれしか言えない。俺はオスとしての本能のままに腰を振っていた。俺が一往復するごとに奈津姫さんが可愛い声をあげる。その時、突然奈津姫さんの中が俺のモノを強烈に締め付け始めた。
「九郎さん…私っ…限界ですっ…!!」
奈津姫さんがそんなことを言い出す。
「あっ…奈津姫さん!!そんなに締め付けたら…!!」
奈津姫さんの限界に伴い、俺の限界も急激に近付く。抜かなければ中に出してしまう…!!そう思って俺は腰を引こうとする。しかし…
「あっ、嫌ぁ、抜かないで下さい!!」
奈津姫さんがそう言って足を俺の腰の所でガッチリと組んでしまって離れられない。
「奈津姫さん!!俺、もう射精しちゃいますよ!!」
「はい…!!全部中にっ…!!来て…っあああっ!!」
「っ…で、でる…くぅぅっ!!」
俺と奈津姫さんが同時に叫ぶ。そして俺のモノから精液がものすごい勢いで放出されていく。
899(1): 2011/08/24(水) 03:16:19.43 ID:a0i7fbL5(1)調 AAS
乙乙っす
速筆でうらやましいね
900(1): 2011/08/24(水) 23:59:34.43 ID:PC3W8k4l(1)調 AAS
GJ
901(1): 2011/08/25(木) 01:08:45.24 ID:Y1v9cYu5(1/3)調 AAS
>>899 >>900
ありがとうございます。しかし急に勢いが落ちたような…僕が肝心のエロシーンを投下し忘れたのが原因か…?
今大学が夏休みで時間が結構あるんですよね。それに若さゆえの劣情に振り回されてこんな事に…
現在、以前言った陵辱ものに着手しています。あいつのせいで書いてる自分まで怖くなってくる…
902: 2011/08/25(木) 01:59:12.37 ID:Am2cpgZ2(1/2)調 AAS
>>901
あんまり感想コメに返さん方がいいよ、全部に返してたらキリがないし
淡々と投下すればいいっすよ
この書き込みにも返さなくていいっす
903: 2011/08/25(木) 11:31:36.31 ID:bXtF8neT(1)調 AAS
自治厨きめえ
904: 2011/08/25(木) 11:55:20.03 ID:H/GjoyNu(1/2)調 AAS
まあ、それで荒れたこともあったしねえ
別に気にしなくても良いとも思うけど
>>897GJ
ネタ発掘も兼ねてなんか話そうぜ
905(1): 2011/08/25(木) 20:29:12.58 ID:Y1v9cYu5(2/3)調 AAS
それじゃあ、主人公と3Pに持ち込めそうな女の子コンビについてとかどうでしょう?
906: 2011/08/25(木) 21:09:23.38 ID:Am2cpgZ2(2/2)調 AAS
>>905
なお・さら、麻美・ゆらり、維織・准
・・・あれー? 見事に博多一色になってしまった
あと11裏には無限の可能性を感じるね
907: 2011/08/25(木) 22:05:23.87 ID:6pI9ECi2(1/10)調 AAS
13より、冴花のss(エロなし、続編で入れたいと思います)を上梓します。
至らぬところも多いですが、見て頂ければ幸いです。
人は見た目で9割決まるとか、第一印象というのをとかく重視するふしがある。
たしかに見てくれは大事だ。最低限の人となりはやっぱり外にも現われてしまうから。
でも、その人のことを、本当に知ろうと思うのなら。
深く、深く、理解したいと願うのなら。
それだけで決めつけてはいけないのだろう。
残った1割に、すてきな「あなた」が隠れているかもしれないから。
Impression
「ねえ、わたしの第一印象ってどうだった?」
2人してカフェでゆっくりしている時、冴花が急に問いかけてきた。
祐真としては即答してやっても良かったのだが、念のため回答の趣旨を確認する。
「何言われても怒らないか?なら言うけど」
「大丈夫、ぶつことはあっても怒ったりはしないわ」
「…せめて逆にしてくれよ」
にこにことした冴花の表情を見て、ああこれは楽しんでいるな、と抵抗することの意味のなさを悟った祐真は思いついたことをありのままに吐露した。
「普通に感じ悪い奴だったな。張り子の虎だとか通行人Aだとかひどい言われようだったし…まあ、俺の態度にも問題はあったけど」
908: 2011/08/25(木) 22:07:21.67 ID:5RcI26ya(1)調 AAS
アカネ、リンもいけそうな気がしないでもない
11裏の主人公はスキルが愛のリコユイはいわずもがな、イベントでフッキーエリるりかからも明らかに好意を寄せられてるし
909: 2011/08/25(木) 22:12:00.45 ID:6pI9ECi2(2/10)調 AAS
頼んだコーヒーをすすりながら尋ねる祐真。
「そうねえ、エリート精神丸出しの嫌味な奴だったわ。混黒の人はみんなそうだけど。前いた人みたいにどうせすぐに辟易しちゃって辞めるんだろうな、て思ってた」
「…これはまた、ひどい言われようだな」
予想していたことは大方言われたが、冴花の辛辣な言葉に思わず苦笑いしてしまう。しかも、当たっているので反論もできないからお手上げだ。
「…まあ、実際は違ったけどね。あきらめずにみんなを引っ張ってくれたし。…朝早くに、1人でグラウンドの整備もしてたのはちょっと驚いたけど」
自分の紅茶をすすりながら視線をそらしがちに言う。すっかり気心の知れた関係とは言え、面と向かって相手を称賛するのはやはり恥ずかしい。
頬は赤くなっていないだろうか。
「ああ、見られてたのか。なんか恥ずかしいな」
「…でも、高校に入るまで挫折を経験してこなかった俺にとっては、これは神様がくれた試練なんだ、て思えた。だから、頑張れた。乗り越えられない試練はなんとやら、てな」
「…相変わらずすごい精神ね。あれだけ真逆の環境にたたき落とされたら私は正直カムバックできるかわからないわ」
「なんだよ、冴花らしくない。…でも、転校してすぐは、正直かなり追いつめられてた。お前の言うとおり、カムバックなんて若干諦めていたところも、あったかもな」
910: 2011/08/25(木) 22:14:00.97 ID:6pI9ECi2(3/10)調 AAS
まだ温かさを湛えたコーヒーを口に含み、窓を見ながら祐真は息をつく。
時折見せる物憂げな表情も好きよ、なんて言ってあげたら彼は喜ぶのだろうか。
そんな冴花の顔を見据えて、祐真は言葉を紡ぐ。
「冴花が、転校してきてすぐのころから励ましてくれたから、俺はカムバックできたんだぞ…本当に、支えになった」
「…あ……う、うん。そ、それは、どうも」
ああ、これは顔真っ赤になったな、とかもうちょっと気の利いた事言ってやれないのか自分は、とか色々なことがごちゃ混ぜになりながら冴花はしどろもどろに返答する。
―あなたは、そうやってこっぱずかしいことを、面と向かって言ってくるからほんとに困るわ―
そうやって心の中で悪態をつきながらも、十分すぎるほど幸せな気持ちに浸っている自分もいるわけで。
「…口も悪くて、きついとこもあるけど、ほんとはすごく優しくて、マネージャーの仕事もテキパキこなしてくれるしっかり者で…そうやってお前のいいところが見えはじめてきたころかな、惚れたの」
「ほ、惚れたって……またあなたは、そういうことを…」
やばい、なんか今日の祐真は糖分高めだ。幸せすぎて…にやけそうだ。
でも、受け身なままでは納得がいかない。反撃せねば。
911: 2011/08/25(木) 22:37:39.48 ID:6pI9ECi2(4/10)調 AAS
おほん、とそれとらしく息をついて冴花も口を開く。
「あ、あなただって…ほぼゼロからスタートした野球部のみんなをあれだけひっぱっていってた姿は…素敵だったし、夜遅くなっても、私の仕事につきあってくれたのは、すごくうれしかった。気が付いたら、一目ぼれとかそんなやわなものじゃなくて、本気に好きになってた」
言い終わって、顔を覆いたくなるくらいの羞恥心が冴花を襲った。
しかし…悪くはなかった。むしろ、なんだか心地よい気持ちが去来した。
予算の運営について、2人で夜遅くまで話し合ったり、2人きりで帰路を共にしたり。
ごく当たり前のことも、祐真がいるだけで、冴花にとってそれは色鮮やかな思い出になる。
「はは…なんか、改まって言われると、その、恥ずかしいな」
照れくさそうに、祐真は笑う。
「…あなたはそれを結構な頻度で私にかましてくるのよ。…すごい、嬉しいけど、その、ほどほどにね」
ああ、これでは自重しろと言わんばかりではないか。ほんとは、もっと言ってくれてもいいのに。
「まあ、人前では自重するよ。…でも、1つだけ、付け足していいか?言い忘れてたことを思いだした」
「…別に、いいけど」
「あの時、告白してくれてほんとにありがとな。うれしかった。あれから結構経つけど、俺は冴花が大好きだから」
912: 2011/08/25(木) 22:40:06.92 ID:6pI9ECi2(5/10)調 AAS
…これだから、あなたにはかなわないわ。
すこしバカなとこもあるけど、どこまでもまっすぐで、自分を引っ張ってくれる祐真が、私はどうしようもないくらいに好きなのだから。
「…ねえ?」
「あ…な、なんでしょうか」
(わざとではあるが)鋭い目つきをしたからだろう、祐真が若干おびえたようなそぶりを見せた。
調子に乗って言いすぎたかな、とでも考えているのかもしれない。
少し挙動不審な祐真に、微笑みをたたえながら冴花は言ってやった。
「私ね、自分で言うのもなんだけれど、一度熱が入るとなかなか冷めないたちなのよね」
「…それは、これまでのつきあいで重々認識しております」
気がつけば敬語口調になっている彼に愛しさを感じてしまう。
「…私は執念深いわよ。少なくともそこらへんの女よりは」
ちょっと遠回しな言い方になってしまった。
私は、祐真にお熱なわけで。
…それは、数ヶ月とか数年ぐらいで終わってしまう間柄を望まないほどで。
……いつまでも、あなたの傍にいて、これまでのように、あなたを支えたい、とつよくつよく、願っているわけで。
………多分、あなたも、私と同じことを考えてくれているとは思うけれど。
…………
913: 2011/08/25(木) 22:43:42.59 ID:6pI9ECi2(6/10)調 AAS
「なあ、冴花。その、プロ野球選手の奥さんっていうのは、夫がいないことが多いから、1人で切り盛り出来て、肝っ玉が据わっている人がいいらしいぞ」
漂った沈黙を打ち払うように、祐真が言葉を紡ぐ。
顔は、心なしか赤い。
「冴花のご飯はすごく上手いし、家事もいけるし、目つきもあれだから、泥棒なんか来たって逃げちゃうだろうな。あ、最後のはウソだから」
「…」
渾身のボケをスルーされ、さらに焦る祐真。
「ええと、だからその…今すぐは無理かもしれないけど、いつか、言うから、絶対」
「…何を言ってくれるの?分からないわ」
瞳は熱くなってきている。でも、祐真なら大丈夫。ごつごつしているけど、とても暖かいその胸で、私をまるごと包み込んでくれるから。
この確信犯め、なんて恨み事は聞こえない。
向こうの気持ちは十分に伝わっている。それでも彼をいじめたくなるのは
「ええとだな…その、綺麗な指輪を渡して、結婚してください、っていや台詞はもうちょっと凝ったのがいいかな…」
いいよどむ祐真の唇に、冴花の唇が重ねられる。
愛する人としか味わえない、刹那の幸福。
914: 2011/08/25(木) 22:46:33.32 ID:6pI9ECi2(7/10)調 AAS
「大好き」
お前店の中だぞ、とか言って慌てふためく最愛の人に、冴花はもう一度口封じのキスをした。
カフェを出ると、すっかり日は暮れていた。
冴花はカフェでの一件にいたくご満悦なようで、腕に抱きつき、寄り添うようにして歩いている。2人の距離も、心なしかカフェの前より縮まっている気がする。
…第一印象の話から展開して、まさかプロポーズまがいのことをするとは思わなかったな。
とは思いながらも、冴花が自分と同じ気持ちを抱いていたことに幸せを感じたのは祐真も然りである。
「ビックリした?」
冴花が悪戯っぽい笑みを浮かべながら聞いてくる。先ほどの一連の確認作業を聞いているのだろう。
「…お前と別れる気なんかさらさらないのは、分かってるだろ」
「うん。…でも、言ってほしかった。その、あなたの口から」
最近の冴花は、臆面もなく甘えてくるからドキドキが止まらない。
お前だって十分にかましてくるじゃないか、とはさすがに言えないが。
「…次言う時は、もっと、かっこいい言葉にしとくから」
「…ふふ。期待してるわ、あなた」
「あなた、ってなぁ…」
たじろぐ祐真を見て、微笑む祐真。
結婚したら、絶対尻に敷かれるんだろうな…まあ、それもありか。
915: 2011/08/25(木) 22:49:24.10 ID:6pI9ECi2(8/10)調 AAS
「なあ、冴花。今日、泊まってもいいか?」
高校生のカップルとしてはなかなか爆弾発言かもしれないが、冴花は訳あって今は1人暮らしをしている。
これまでにも何度か泊ったことはあるが、せっかくお互いがすべきことがわかったのだからさっそく行動に移したわけだ。
…まあ、当然それだけではないけど。
「…そうね。2人の今後についてもじっくり詰める必要があるし」
これは長くなりそうだな、と1人ごちる祐真。
(まあ、それを望んで聞いたけれど)
「夜通し、じっくり、話し合いましょ?」
冴花の瞳が、妖艶な色を帯びている。こうなった時の冴花はなかなかに厄介だ。
…負けたことは一度もないが。
「そんなにハードル上げて大丈夫か?…ほんとに寝かさないぞ」
「ふふ、望むところよ。…あ、でも、その、話し合いもちゃんとしましょうね?」
ああもう、いちいち可愛いなあ。
キスしたくなる衝動に駆られたが、その後が悲惨なのは目に見えているのでこらえる。
「当たり前だろ。…2人のこれからを決める大事な話し合いなんだから、たっぷり時間をかけて、お互い納得いく答えを探そうな」
そう言って、占領されていない方の手で冴花の髪をなでる。
キューティクルの整ったその髪からは爽やかなシャンプーの匂いが漂う。
916: 2011/08/25(木) 22:52:15.22 ID:6pI9ECi2(9/10)調 AAS
「…うん」
冴花のほうも、くすぐったそうに目を細めながら、絡める腕に自然と力がこもる。
言葉少なではあるが、それだけで冴花の気持ちは伝わった。
その気持ちに応えたくて、祐真は冴花の両肩をつかんだ。
暗くなったとはいえ、まだ商店街の通りを歩いているので、まばらながらも人影はある。
祐真の行為の意図を読み取った冴花はどこか期待しているような上目づかいとともに言葉を紡ぐ。
「…見られるわよ?」
「前も言ったろ?誰かに見られてる方が燃えてくるって」
「……バカ」
憎まれごとを言いながらもそっと瞳を閉じる冴花を、そのまま包み込むようにして祐真は唇を重ねた。
―ひとまず、誓いのキスの予行演習ということで。
―本番では、環境諸々の質の向上を予め希望しとくわ。
互いにじゃれあいながらも、重ねた唇は互いの愛の深さを代弁するかのように、とても暖かく、甘かった。
917(1): 2011/08/25(木) 22:54:23.13 ID:6pI9ECi2(10/10)調 AAS
以上です。お付き合いいただきありがとうございました。
追記ですが、祐真は13主の名前です。
918: 2011/08/25(木) 22:56:25.79 ID:mDBi4vTf(1)調 AAS
リアルタイムGJ!
冴花かわいいwww
919: 2011/08/25(木) 23:25:10.93 ID:Y1v9cYu5(3/3)調 AAS
>>917
GJでした!続き期待ですな(エロシーン的な意味で)是非とも書いていただけると嬉しいです。主に下半身が。
920: 2011/08/25(木) 23:38:53.36 ID:H/GjoyNu(2/2)調 AAS
GJ
冴花かわいすぎでヤバイ
921: 2011/08/26(金) 00:43:50.55 ID:mAbbsYEW(1)調 AAS
これは甘い。
人前でまったくオマエラ…。
主人公はUMAだったのか。
922: 2011/08/26(金) 06:19:57.44 ID:0BzybCqx(1)調 AAS
流石見られてるほうが燃える変態ですね人前でもこの糖分w
後半に期待せざるを得ない
923: 2011/08/26(金) 12:50:30.02 ID:LZbOqvY7(1)調 AAS
グフフ、いやらしいですなオマエら!
924: 2011/08/27(土) 15:15:32.82 ID:CKTURj1j(1)調 AAS
急に書き込みが無くなるなあ
人がいるのかいないのかわからない
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