[過去ログ] パワポケでエロパロ20 (863レス)
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133: [[sage]] 2011/02/03(木) 09:14:56 ID:PjXpWYjs(5/8)調 AAS
今日の仕事は終了、依頼主である女の子から成功報酬と

「ありがとう」

その一言を受け取ると、私はその町をあとにした
それにしてもずいぶんと苦戦を強いられてしまった、大きな怪我はしていないが主に服が真っ赤なのはいただけない
人通りの少ない踏み切りの前で服の心配をしていると後ろから声を投げかけられた

「よう、今日は大変だったみたいだな」
「…あいかわらず気分の悪いときに登場するのね」

この男は小波影人(えいと)腐れ縁で同業者のこの男は私とともにアカネの家族を務めている人間だ

「まだその銃使ってるのか、いい加減新調すれば良いじゃないか」
「馬鹿をいわないで、私はこの銃にしてから失敗のしの字すら知らないの、いまさら新しい子に乗り換えたりしたら私の命が危ないわ」

ええ、まぁ本当の理由は別にあるのだけど、この鈍感な男が気づくはずもない
いまさらすぎて怒る気もおきないけれど

「替えの服とかは持ってきてるだろうな?さすがにその格好で帰ったらアカネが卒倒するかもわからないぞ」
「無用な心配よ、着替えるところがないという問題点を除いては、ね、それよりも聞きたいことがあるわ」
「奇遇だな…俺もお前に言いたいことがあったんだ」
「そう、ならお互い言わず聞かずでも大丈夫そうね」
「あぁ、そうだな……なぁリン」
「何よ、これ以上何かを聞くのは野暮なんじゃないの?」

「お前――s」

ファーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!

列車が、踏切を通り過ぎ、彼の声を掻き消す
声は届かなかったが、唇を読んで、その馬鹿馬鹿しい質問に一言答えた

「―――――――当たり前じゃない」

そう答えたころには彼はすでにいなくなっていた
134
(5): [[sage]] 2011/02/03(木) 09:17:14 ID:PjXpWYjs(6/8)調 AAS
深夜の2時ようやく私は家に戻ってきた
仕事の依頼受諾、準備から、事後処理まで、すべての仕事を一人でやる、というポリシーから朝に仕事が始まればこの時間までかかるのは当然のことだ
ドアを開けると、かすかに明かりがついているのが見えた
リビングルームに明かりがついている、まだ茜がおきているのだろうか

茜がいた
料理を作って満足げに幸せそうな笑顔を浮かべながら、机の上に突っ伏していた
小さなテーブルいっぱいに、カレーとスープを用意し、さらに横には短い言葉の手紙が添えられていた

「おかえりなさい、リンお姉さん」

かつて自分の住んでいるこの家に「帰ってくる場所」という認識はなく、ただ寝泊りするために潜伏している、という認識でしかない
少なくとも茜が家に来るまで、私はそう考えていた
一人のときはドアを開け、部屋に向かってもうすぐにソファーに横たわろう、と
だから、帰ってきてかけられる言葉の存在を私はずっと知らずにいた

「むに…ふ…にゅ…リンお姉さん…お疲れ様でした…」

夢でも私を出迎えてくれているのだろうか、茜は寝言でそうつぶやいた

あぁ、帰ってきたのだ、いつ死ぬかもわからない狂った世界から、愛おしい日常に
私の手は汚れているけども、心を汚されそうになっているけども
でも受け入れてくれる人がここにいるのだ
そう思うとなぜだろう、とたんに目頭が熱くなった

そして、きっと
世界の人々はみな、こう答えるのだろう

「ただいま、アカネ」

家族と呼ぶ、愛すべき人へ

以上です、厨二文章感がハンパないですがお許しください
リンはなぜ彼女にならないのか!!
135
(1): 2011/02/03(木) 10:03:02 ID:d/cKoDjp(1)調 AAS
>>134
乙!リン可愛すぎるわ…

冴花批判してるのは同じ奴だから気にしなくていいよ。俺も冴花大好きだし
136
(1): 2011/02/03(木) 10:22:29 ID:rtPOtL/O(1/3)調 AAS
>>134
GJ!!
冴花云々はこのスレの元祖荒らしなので気にせず
137: 2011/02/03(木) 10:33:28 ID:3QmbTQza(1)調 AAS
リンはマジでサブキャラ程度にはもったいないと、何度となく感じたな
茜はちっとも俺の好みじゃないだけに、余計ね…
138: 2011/02/03(木) 11:52:05 ID:faQbByg7(1)調 AAS
エロパロまとめの茜の4:696-703がオオガミベビー予告してるみたいで
びっくりした。あれはセクスドールだけど
139: 2011/02/03(木) 12:22:53 ID:bk7F+F8A(1)調 AAS
茜もよかったがリン攻略したいと何度思ったことか。
あと准とかいつきとかジナイダさんとか攻略させろ
140: 2011/02/03(木) 14:05:37 ID:heCxgBzN(2/5)調 AAS
>>134
GJ!

いつきとかリンとかはあのポジションだからアリってのもあるなあ
妄想しがいがあるし
141: 2011/02/03(木) 18:03:33 ID:NUf2BhjZ(1)調 AAS
>>134
これってpicivに投下してたやつだっけ?
142: 2011/02/03(木) 20:19:28 ID:heCxgBzN(3/5)調 AAS
どっかで見たことあると思ったら、上の梨子のも含めてpixivに投下されてるやつだな
これ本人が投下したのか?
143
(1): 2011/02/03(木) 20:27:14 ID:rtPOtL/O(2/3)調 AAS
本人なら一応「某所に投下したやつですけど」くらい言っといてよ
本人じゃなかったならアウトー
144
(1): 2011/02/03(木) 21:56:12 ID:tPNz7iiK(1)調 AAS
>>143
自分は投下すらしないくせに何がアウトだよ
煽ることしかできない奴は消えろ
145
(3): 2011/02/03(木) 22:06:56 ID:avlz6CEf(1)調 AAS
とりあえず通報しましたので

投下は神ですから文句つける権利なんてありませんよ
たとえ他人の作品でも投下しないよりはましです
スレを楽しませてるんだから
146
(2): [[sage]] 2011/02/03(木) 22:08:38 ID:PjXpWYjs(7/8)調 AAS
リコとリンの非エロSSを投下した者です
この度はお騒がせしました、本人が投下したものでして無断転載ではありません

注意書きの段階で某所に投下したものです、というのはマナーであることを知りませんでした
申し訳ありません、以後気をつけます
…正直pixivでも読んでもらっていたことに個人的に驚いていますw
エロパロでもpixivでもあげていく予定ですので今後ともよろしくお願いします

ご迷惑をおかけしました
147: 2011/02/03(木) 22:11:00 ID:heCxgBzN(4/5)調 AAS
pixivアカウント持ってるんで本人にメッセージで聞いてみたら

> お騒がせして申し訳ありません
> 自身が投下したものなので無断転載ではありません
>
> 某所に上げたものですがなどの注意書をスレで書くべきだったなと反省しております
> あとでスレの方にも自分の方から事情を書いておきます
>
> わざわざご連絡ありがとうございました

って返ってきた
投下したのは本人で間違いないよ

>>144-145
お前はわざわざ荒れる書き込みをせんでよろしい
148: 2011/02/03(木) 22:12:10 ID:rtPOtL/O(3/3)調 AAS
>>146
うたがってごめんね
他にも楽しみにしています

>>145
でもこれはないわー
149: 2011/02/03(木) 22:20:34 ID:zOJgMW1F(1)調 AAS
>>146
pixivでもこちらでも載せるのならまた同じことがおきないように
トリップをつけておいた方がいいかもしれない

何はともわれGJ
150: 2011/02/03(木) 22:22:32 ID:heCxgBzN(5/5)調 AAS
>>145とかはいつもの荒らしだろうな
大方>>57で通報されたのに頭にきて成りすまそうとしてるんだろ、文体でバレバレだけど

まあそれはさておき
節分ネタでも考えてみるかね
151
(2): 2011/02/03(木) 22:33:16 ID:K5bkQlzY(1)調 AAS
変なやつに通報されて逆恨みして通報荒らしになったのね
152: 2011/02/03(木) 22:39:15 ID:+kax4hhp(1)調 AAS
相変わらず耐性ないっすね。自演だとは思いたくないけど
153: 2011/02/03(木) 22:47:33 ID:z5kw55fh(1)調 AAS
節分ネタとかこのスレ的には太いのをおにゃのこに加えさせるしかないね…

だがそれがいい
154: 2011/02/03(木) 22:58:49 ID:DJwv5Lho(2/2)調 AAS
>>135-136
冴花の話はスレルールで禁止されてるんだけど?
155: 2011/02/03(木) 23:01:01 ID:dYM6wjQD(1/2)調 AAS
>>151
だからそいつらに触るなと何度も
156: 2011/02/03(木) 23:23:54 ID:dmI870rK(1)調 AAS
レンは俺の嫁
157
(1): 2011/02/03(木) 23:24:41 ID:1Pr+8zpf(1/2)調 AAS
>>134
エロでもないのに読みふけっちまった。
かけあいのノリが原作のまんまでえらく感動した。
リンさん麗しいよリンさん。
ところで、題名ないの?
158
(1): 2011/02/03(木) 23:36:48 ID:0msNfID8(1/2)調 AAS
>>151
削除依頼んとこ見てみたら巻き添え食ってるような奴もいたんだけどさ
これはワザとなのかね
それとも本気なんだろうかね
159
(1): 2011/02/03(木) 23:51:55 ID:1Pr+8zpf(2/2)調 AAS
>>158
不毛な話はそこまでにしとこうぜ。

代わりに無毛の話をしようぜ!
160: 2011/02/03(木) 23:55:17 ID:dYM6wjQD(2/2)調 AAS
パイパンネタのSSとか盛り上がりそうだな
161: 2011/02/03(木) 23:55:49 ID:0msNfID8(2/2)調 AAS
剃ったら毛虱がいなくなるんだとさ
162
(1): 2011/02/03(木) 23:56:29 ID:bUIEdP6w(1)調 AAS
とりあえず真央ちゃんは無毛に違いない!絶対にだ!
163: [[sage]] 2011/02/03(木) 23:57:34 ID:PjXpWYjs(8/8)調 AAS
>>157

つけたほうがいいですかね?

リコ×7主の方は「空き缶少女」
リン×茜の方は「帰るべき場所」
という題名をpixivの方ではつけていますのでそれでお願いします
164: 2011/02/04(金) 00:20:14 ID:Vro0vxf7(1)調 AAS
つうか何個かかかれてなかったっけ>パイパンネタ
パイパンって文字はヒットしなかったけど
165: 2011/02/04(金) 00:21:51 ID:R7SeMjBe(1)調 AAS
>>162
素人はこれだから困る。生えかけこそ至高
166
(1): 2011/02/04(金) 00:25:06 ID:YhFUzIY/(1/13)調 AAS
13主って漣のことなんて呼んでたっけ?
もしかして描写無かったかな
167
(1): 2011/02/04(金) 00:43:26 ID:Hxy+sadf(1)調 AAS
>>166
漣ちゃん、じゃなかったか?
168: 2011/02/04(金) 00:45:55 ID:YhFUzIY/(2/13)調 AAS
>>167
6歳以上年上にちゃんはないと思うんだが・・・
もうめんどくさいから漣さんでいいか
169: 2011/02/04(金) 00:54:32 ID:ucd98pEy(1/4)調 AAS
漣ちゃんは漣の自称だったような
浅井さんとか漣さんとかでいいと思う
170: 2011/02/04(金) 01:14:58 ID:+Lxu9xiy(1/2)調 AAS
漣たんは五十鈴たんに似た可愛さを感じる
171: 2011/02/04(金) 02:38:21 ID:YhFUzIY/(3/13)調 AAS
桜華のSSですー
長駄文だから深夜にこっそり投下
172: 1/9 2011/02/04(金) 02:39:39 ID:YhFUzIY/(4/13)調 AAS
はじめてのこすぷれい

「桜華の入れる紅茶は本当においしいなぁ」
「もう、調子いいんですから。本当に紅茶の味の違いが分かるのですの?」

甲子園も終わり、攫われた桜華も取り戻し、俺達は普通の高校生の生活へと戻っていた。
今は学校の帰りに桜華の家に寄り、ティータイムを楽しんでいるところだ。
「もうすぐクッキーも焼けますからね」
「桜華は凄いなぁ。料理だけじゃなくてお菓子も作れるんだ」
「ふふ、あなたのために頑張って作りましたよ」
ああ……、幸せとはこういうことを言うのだろう。高らかに叫んでやろう。俺は今幸せだと。

(プルルルルルルル)

そんな甘い時間を邪魔するかのように電話が鳴った。
「はいはい」
桜華がエプロンで手をぬぐいながら電話へと向かう。
ううむ、なんと言うか……ああいう仕草は幼な妻っぽくて凄くいいな。
制服の上にエプロンというマニアックな格好もポイントが高い。
「もしもし一ノ宮です。あ、浅井先輩。お久しぶりです。はい、あの時は本当にお世話に……」
どうやら電話の相手は漣さんだったようだ。そういえばあの人とも甲子園が終わって以来会っていないな。
「はい。大丈夫です。元気にやっていますわ。あの、今日はどんなご用事で?……はい。……はい。……えっ、今からですの?」
「でも今は……。はい。……はい。……わかりました。お待ちしておりますわ」
桜華がため息をつきながら電話を置く。
「今の電話は漣さんからかい?」
「はい……なんでも、家の近くまで来たのでちょっと寄っていく、だそうですわ」
「へぇ、じゃあ今から漣さんが来るのか」
「……なんだか嬉しそうですわね」
「え、いや。漣さんと会うのも久しぶりだからね。……別に変な意味で喜んでいるわけじゃないよ」
「……そうですの?」
桜華はそっけなく返事をすると空になったティーカップを持ってキッチンへと行ってしまう。
ううむ、どうやら機嫌を損ねてしまったようだ。

(ピンポーン)

インタホーンが鳴った。どうやら漣さんが来たようだ。
ってえらく早いな!! あの人いったいどこから電話してきてたんだ!
慌てて桜華が玄関のほうへと駆けていく。
ガチャガチャと鍵を外す音が聞こえ、すぐに漣さんの明るい声が聞こえてきた。
173: 2/9 2011/02/04(金) 02:41:04 ID:YhFUzIY/(5/13)調 AAS
「こんにちは桜華ちゃん! 久しぶりだね」
「は、はい、こんにちは。……ずいぶんと早いのですわね。一体どこから電話してきていたのです?」
「桜華ちゃんの家の前でだよ。流石に連絡無しで行くのはまずいかと思って」
「こんなにすぐに来られるんじゃ意味がないですわ……とりあえず、上がってくださいな」
「はーい。相変わらず桜華ちゃんの家はおっきいね」

「あ、小波君。久しぶり」
「どうも、お久しぶりです」
漣さんはパンパンの紙袋を持っていた。何が入ってるんだ、あれ……
「今、紅茶を淹れてきますわ」
桜華がキッチンへと向かった後、漣さんが俺をみてにやりと笑う。
「なるほどね。小波君と二人っきりだったから桜華ちゃん私が来るの嫌がったんだ。これは悪い事しちゃったなぁ」
「はぁ……」
「でも、逆にちょうど良かったかも」
「……?」
相変わらずよく分からない人だな。

新しく紅茶が注がれたカップを三つと焼きたてのクッキーをお盆に載せて桜華が戻ってくる。
「それで、先輩。今日は何をしにきたのですの?まさか本当に何の用も無く来たのですか?」
「ううう、なんだか今日は桜華ちゃんが冷たい……私のことをお姉さまーって呼んでくれた桜華ちゃんはどこに……」
「そんな呼び方した事ないでしょう!」
漣さんと桜華がいつものやり取りを繰り広げる。桜華がこんな風になる相手は漣さんだけだなぁ。
「ふふ、今日はちょっと桜華ちゃんに見て欲しいものがあって」
そういうと椅子の横に置いてあった例の紙袋を掲げる。
「……? 私にですの?」
「そう! 桜華ちゃんに!」
「……よく分かりませんが、なら早く見せてくださいな」
「うーん。ちょっとここじゃあね。ちょっと二人で空いてる部屋に行かない?」
「はぁ……別にいいですけど……ここじゃ見せられないものって一体なんですの?」
「それはすぐに分かるから。ほら、早く早く」
漣さんは桜華の手を引いて客間から出て行く。
俺は一人客間に取り残されてしまった。
……というか、まさか俺は見れないのか?むちゃくちゃ気になるんだけど。

………

…遅いなぁ
174: 3/9 2011/02/04(金) 02:42:36 ID:YhFUzIY/(6/13)調 AAS
「な、なんなんですのこの服!!!」
ひとり寂しくクッキーを貪っていると、突然桜華の大声が聞こえてきた。
何事かと思い、急いで桜華の声が聞こえた部屋へと向かう。
「おい、どうした桜華!」
部屋の中からは二人が組み合っているような音が聞こえてくる。
そしてドアには鍵がかかっている。
……こ、これは、まさか! いや、しかし!
「桜華っ! も、もしかして漣さんに襲われているのかっ!?」
そんなけしからん光景がこの扉の先にっ!?
「……何言ってるの小波君。確かに桜華ちゃんは食べちゃいたいくらい可愛いけれど」
ドアの向こうから漣さんの呆れた声が聞こえてくる。
「じゃ、じゃあ、中で一体なにやってるんですか?」
「んー……小波君も入っていいよ。入ったらすぐに分かるから」
「なっ…!! ダメ!! 絶対に入ってきちゃダメですわ!!」
急に桜華の声が割り込んでくる。
「ええー! どうしてー? こんなに可愛いのにー」
「こ、こんな格好見せられるわけないじゃないですの! 先輩! 早く制服を返してください!」
二人の暴れる音がさらに大きくなる。一体中で何が起こっているんだ……
「もう! 本当に返してくださいっ! もう十分じゃないですの!!」
「だーめ! 小波君に見せないと意味がないじゃない! えい! ドアオープン!!」
その声と同時にドアが勢い良く開かれる。
「きゃああああああ!! ダメ! 見ないで!!」
桜華が叫び声をあげる。
だが、時すでに遅し。俺の目は既に桜華に釘付けになっていた

……なぜなら桜華が可愛らしいメイド服に包まれていたからだ。

「どーう小波君! 絶対桜華ちゃんにはメイド服が似合うと思ってたのよね!」
漣さんが話しかけてきているが耳に入らない。俺は桜華の可憐なメイド姿に心を奪われていた。
いつもは高貴な雰囲気を携えている桜華が、奉仕する存在であるメイドの象徴、メイド服に包まれる。
そのギャップの差から生まれる魅力は∞であった。

「ううう、こんな姿を見られるなんて……」
俺が部屋に入ると桜華は部屋の隅っこで丸くなってしまった。
「あの……一体どうしたんですかこれ?」
桜華のメイド姿を心に焼き付けながら、満足そうな笑みを浮かべる漣さんに尋ねる。
「行きつけにお店に入荷されててね、桜華ちゃんにきっと良く似合うと思って思わず買っちゃったの!」
こんな服が置いてある店ってどんな店なんだよ……というよりそんな店に行きつける漣さんって……
「よく桜華がこんな服着るの承諾しましたね」
「桜華ちゃん素直だから、可愛い服見つけたから着てみて!って言ったら何の疑いも無く着てくれたの」
この人ひでぇ。桜華も全部着る前に気付けよ……律儀にニーソックスまで履いてるじゃないか。
「どう? 可愛いでしょ?」
「えぇまぁ……最高ですね」
漣さんと並んで部屋の隅で丸まる桜華を眺める。うん、最高だ。
175: 4/9 2011/02/04(金) 02:44:34 ID:YhFUzIY/(7/13)調 AAS
「じゃあ私はそろそろ帰るね」
突然、漣さんが言った。
「あ、はい。……って、えええええええええええ!! こ、こんだけひっかき回してもう帰るんですか!?」
「実は私、仕事の買出しの途中なの。本当はこの服もプレゼントするだけのつもりだったんだけどね」
漣さんが桜華のレースカチューシャを弄りながら答える。
「でもやっぱり、実際に着てるとこ見たくなっちゃってね!」
「は、はぁ……」
な、なんて強引な人なんだろう。こんな人と付き合っている人は大変だろう。
「じゃあ、頑張ってね!桜華ちゃんもじゃあね!その服はあげるから!」
そう言うと漣さんはさっそうと去っていた。……俺とメイド姿の桜華を残して。
本当に帰っちゃったよ……本当に何しに来たんだあの人……
……とりあえず丸まっている桜華をどうにかしないと。

「桜華」

優しく呼びかけるが桜華は動かない。どうやらフリーズしてしまうほどに恥ずかしかったようだ。
とりあえず慰めの言葉を……

「……桜華。なんていうか、……その格好、すげぇ興奮する」

その言葉を聞いた桜華がさらに小さくなる。
ああ!なんか明らかに言葉の選択を間違ったっぽい!

「い、いや。本当に似合ってる!全然変じゃないっていうか……とにかく凄い可愛いっ!」
しどろもどろになりながら取り繕う。
「……本当にですの?」
桜華がちらりと顔を上げた。その瞳は潤み、顔は羞恥からか真っ赤に染まっている。
いつもは勝気な桜華がメイド服を身にまとって、そんな可愛らしい表情をするものだから、……萌える。
「あ、ああ……。だから、もっと良く見せてくれないか?」
「ううう……恥ずかしいですの」
そう言いながらも桜華がゆっくりと立ち上がってくれる。
桜華は見事なまでにメイドだった。
そのメイド服は、安物のコスプレ用のメイド服とは違い細部まで精巧に作りこまれている。
そのフリルの多さや、いやらしくない程度に空いた胸元には職人のこだわりを感じざるを得ない。
特にちょうどニーソに包まれたくるぶしが覗く丈のスカートなど、もはや神の美を感じさせられるほどだ。
これは素晴らしい一品だ!さすが漣さんだ!

「……視線がいやらしいですわ」
桜華がじとっとした目でこちらを睨んでくる。が、そんな表情すら可愛いらしく見える。
「……本当に可愛い」
思わず桜華を抱き締めてしまう。
176: 5/9 2011/02/04(金) 02:45:36 ID:YhFUzIY/(8/13)調 AAS
「……小波は、こんなのが好きなのですの?」
抱き締められながら桜華が耳元で尋ねてくる。
「……メイドも好きだけど、着ているのが桜華だから……他の人だったらこんな風にはならないよ」
「……もうっ」
桜華がぎゅっと抱き締め返してくれる。メイド服を通して伝わってくる桜華の柔らかい胸の感触が俺から根こそぎ理性を奪う。
……もう我慢できない。今すぐにでも桜華が欲しい。
「俺、桜華とこのまましたい」
欲望をつつみ隠さず告げる。
「うっ……このまま、ですの?」
「このままがいい」
桜華はメイド服のままするのに抵抗を覚えているようだ。確かにコスプレプレイなんてなんだか変態チックだ。
だがこのままでなくては意味がないっ!!
「こんな可愛い桜華の姿見せられたら着替えるのなんて待ってられないよ」
抱き締める腕に力をこめる。桜華はまだ悩んでいるようだ。
「お願い、桜華……」
もう一押しとばかりに、耳元で囁く。
「……じゃ、じゃあ今回だけですわよっ……」

メイド服姿の桜華をベッドに横たえる。非現実的な光景に頭がクラクラする。
「……普通にするよりも、恥ずかしいですわ」
桜華は顔を真っ赤にし、胸元を隠すように自分の体を抱く。
……そういう動作全てが俺の煩悩を揺さぶっているというのに。
ゆっくりと桜華の上に覆いかぶさる。そしてついばむようなキスをする。
「ちゅっ……んっ、ぷはっ」
桜華の目がとろんとし始めた。
メイド服の上から豊満な胸を揉みしだく。桜華が俺の手を拒もうとするが無理やり押しのけ愛撫を続ける。
「な、なんだか、いつもより触り方がいやらしいですわ……」
「そんなことないよ」
と、言いつつ胸へとねっちこい愛撫を続ける。いつもより強く興奮しているのを感じる。これがメイド服の魔力か。
177: 6/9 2011/02/04(金) 02:47:00 ID:YhFUzIY/(9/13)調 AAS
「直接触るよ」

背中に手を回し、ブラのホックを外す。そしてメイド服の胸を包む部分を下へとずらし胸を顕にさせる。
……このずらし方は漢のロマンである。
元に戻ろうとするメイド服の力により、胸が強調される形になる。これは素晴らしい。
たまらず手を伸ばし、やや強めに揉む。
「んっ……っ……」
桜華は声を抑えるのに精一杯の様子だ。
ピンと隆起した乳首を口に含む。
「ふぁっ……」
桜華が可愛らしい声を漏らす。そんな声がもっと聞きたくて空いている胸に手で愛撫を咥えながら口に咥えた乳首を舌で転がす。
「あっ……んっ…っ!」
舌を動かすたびに桜華が嬌声を上げる。
「んっ……!あっ…!あっ!」
たっぷりと乳首を楽しみ口を離す。口をつけていたところがぬらぬらと唾液で光っている。
「下も触るよ」
返事がないので勝手に肯定と受け取り、手を下半身へと伸ばしニーソックスに包まれた足を撫でる。くすぐったいのか桜華が身をよじる。
ふともものすべすべとした感触をしっかり楽しんだ後フリルスカートの下へと手をもぐりこませる。
しつこく胸に愛撫を続けていたからか、そこは既にすこし湿り気を帯びていた。
「桜華……もう濡れてるよ。胸で感じちゃったの?」
「っ・・・し、知りませんわ・・・」
桜華がそっぽを向く。……今日の桜華は可愛すぎる。
下着をずらし指を秘所へと走らせる。そこはくちゅっと小さな水音を立てた。
「ふあっ……っ」
小刻みに愛撫を加える。
「んあっ、あ、あっ……」
桜華は声を抑えるのを諦めたようだ。可愛い小さな声で喘いでいる。
桜華のそこからはどんどん愛液が溢れてくる。

「わたし、もうっ……」
桜華が切ない表情を浮かべはじめる。桜華のそこは既に準備を終えている。

……しかし、メイド服を着て上目遣いで切なそうにこっちを見てくる桜華を見ていると急にいたずら心が湧いてきた。……これもきっとメイド服の魔力だ。
178: 7/9 2011/02/04(金) 02:47:58 ID:YhFUzIY/(10/13)調 AAS
「じゃあ…おねだりしてみてよ」
「えっ……?」
桜華がきょとんととした表情を浮かべる。
「今は桜華はメイドだからね……挿れて欲しかったらちゃんとおねだりしないと」
「……っ!そ、そんなこと恥ずかしくて出来ませんわ!」
「えぇ、桜華が可愛くおねだりするところが見たいなぁ……」
しょんぼりしなが言ってみる。押してだめなら引いてみろだ。
「……ず、ずるいですわっ!」
桜華が真っ赤な顔のまま睨んでくる。可愛い。
「なんて言ったらいいかは分かるよね?」
そんな抗議を無視して、続ける。
「うううっ……」
桜華が俯きながら唸る。耳まで真っ赤になっている。……ちょっと意地悪しすぎたかな?
「……も、もう!こんなのこれで最後ですからね!」
と思っていたら、どうやらやってくれるようだ。

「ご、ご主人様…」

桜華が俺の事をご主人様と呼んでいる。それだけで興奮が一気に高まる。
「わ、私に……」
俺は次の言葉を待つ。

「……っ!……ご主人様のをくださいっ…!」
大事なところをいろいろとぼやかした言い方だったが俺の理性を吹っ飛ばすには十分だった。
「桜華っ!」
桜華を押し倒すように四つんばいにさせる。
そのまま入り口に俺のモノをあてがう。
「ふああああああああああああああああっ!!」
そして、一気に突いた。
急な挿入だったが桜華の中はすでにとろとろで俺のモノをあっさりと奥まで飲み込んだ。
「んっ!ああああああああぁっ…!お、奥までっ……入ってっ」
熱くうねる肉壁が俺のモノを強く締め付ける。
「はぁっ、ああっ、わ、私の中、いっぱいにっ……!」
桜華が悩ましげな声を上げる。
こみ上げてくる快感に腰が自然に動き出す。
「んあああっ!ああああああああッ!」
腰を動かすたびにメイド服からこぼれた胸がプルンと揺れる。
「はぁっ、あっ、桜華っ!」
「はああぁっ!あっ、あ、あ、あっ!んっ、はっ、激しいですっ、のっ……!」
腰を打ち付ける音と二人の喘ぎ声が部屋に満ちる。
179: 8/9 2011/02/04(金) 02:48:46 ID:YhFUzIY/(11/13)調 AAS
「んあっ、あ、あ、あんっ!はあんッ!あ、あ、あっ、あんっ!」
接合部分がぐちゅぐちゅと音を立て始める。桜華がシーツを強く握る。
「桜華のなかっ!す、すごいっ!」
メイド服に包まれた腰に手を置き、出し入れを繰り返す。今日の桜華の中はとてつもなく気持ちよかった。
「あ、あんっ!んあっ、もっ、もっと動いてっ!わっ、わたしで気持ちよくっ!」
いつもの桜華からは考えられない言葉が飛び出す。
そのことが俺をさらに興奮させる。
「んっ、あっ!桜華っ!桜華っ!」
夢中になって腰を動かす。
「あああああああんっ!!!んあああっ!あ、あ、あっ、くあっ、あああぁぁっ!!」
桜華の声がどんどん大きくなっていく。
「ああああんっ!うああぁっ!あ、ああっ!んあああっっ!!!」
桜華はいつも以上の乱れ様だ。中もいつも以上にきゅっきゅっと締めてくる。
あまりの刺激に俺のモノはあっさりと限界に達してしまった。
「うあっ、桜華っ!ごめん・・・!俺もうっ・・・!」
「ああっ!は、はい……っ!んあっ、いっ、一緒にっ!一緒にぃっ!」
桜華も絶頂が近いようだ。中がひくひくと収縮し始める。
「ああっ!一緒にっ……!」
腰の動きを早める。水音がさらに大きくなる。
「あああああああああっ!だめっ、そんなっ!はげしっ、んああああっ!!」
必死で射精感をこらえながら腰を突き進める。
「あああっ!んあっ、あ、イっ、イっちゃう、あっ、あああああああああああああああっ!!!」
そう言った瞬間、桜華のなかがきゅっと締まった。
その刺激に俺のモノは耐えられなかった。
「うあああっ、お、桜華っ!、で、出るっ!」
「んあああっ!、は、はいっ!だ、だしてぇっ!わたしのなかでぇっ!!」
最後に桜華の一番奥へと腰を突き入れる。そして、そのまま限界を迎えた。
「んんっ、ああああああああああああああああぁあああああああぁぁああああっっ!!!!」
頭が真っ白になる感覚。自分のモノがドクドクと脈打つのを感じる。
同時に桜華の背筋がピーンと伸びる。
「ああああんっ、あッ……、出てるっ……あああぁっ!」
桜華の中で全てを吐き出しきる。自分でも驚くほどの量を注ぎ込む。
「はぁ……はぁっ……」
腰を引き抜き、お互い荒い息をつく。
なんというか……すごかった。メイド服恐るべし。

「あっ……」
桜華の秘所からこぽっと精液の塊が流れ出てきた。……出しすぎだろ俺。
「桜華……」
最後にぐったりとしている桜華に短いキスをした。
180: 9/9 2011/02/04(金) 02:49:34 ID:YhFUzIY/(12/13)調 AAS
「はぁ、今日は疲れましたわ。まったく、あんなに激しくするなんて」
「ごめん……」
桜華は既に私服に着替えている。メイド服は……色々と汚れてしまった。
「あんなののどこがいいんですの?理解しかねますわ」
「でも、桜華だって途中からノリノリだったじゃないか。いつもより感じてたし」
「そ、そんなことありませんわっ!あれは嫌々ですっ!」
「ふーん」
「なにをニヤニヤしてるんですのっ!」

……さて。怒られるかもしれない。だが言っておかなくてはいかないことがある。
「次は巫女服なんてどう?似合うと思うんだけど」

その言葉を聞き、桜華は俯き黙ってしまった。

そしてたっぷりと逡巡した後こう言った。

「……考えておきますわ」

早く巫女服を手に入れなくては。
181: 2011/02/04(金) 02:50:32 ID:+Lxu9xiy(2/2)調 AAS
>>172-180

182
(4): 2011/02/04(金) 02:50:47 ID:YhFUzIY/(13/13)調 AAS
おわりー

レンの口調とかに凄い違和感あるよね…
レンの年下への対応のサンプルが少なすぎるぜ
183: 2011/02/04(金) 02:51:16 ID:J0tbmWw3(1)調 AAS
乙なんだよ!
184: [[sage]] 2011/02/04(金) 02:53:36 ID:rpIAGB5g(1/8)調 AAS
>>172-180

超乙です!!
185: 2011/02/04(金) 03:12:10 ID:ucd98pEy(2/4)調 AAS
>>182
GJ!
メイド桜華たまらんな
186: 2011/02/04(金) 07:00:15 ID:U5FdIdaA(1)調 AAS
>>182
GJ!
レンはずっと変わらなさそうだよね
187: 2011/02/04(金) 07:21:19 ID:57x55M5D(1)調 AAS
>>182
俺も以前漣のSS書こうとしてそこでつまづいたw
そこまで気にしなくてもよくね、と思いつつも
1度違和感を覚えてしまうともう駄目なんだよなあ
188: 2011/02/04(金) 07:46:10 ID:ZnL+kjKq(1/2)調 AAS
>>182
乙っす。
主人公がデレデレなのがなんかいいなw
189: [[sage]] 2011/02/04(金) 07:49:50 ID:rpIAGB5g(2/8)調 AAS
桜華のメイド服は想像するだけで萌えるなぁ…
書き貯めてた分もコレで最後、というわけで三日にわたる転載の嵐でしたがこれが最後だと思います
今回は9主×維織×准です、またも懲りずに非エロです
そして、某pixivでもあげてたものをそのまま持ってきたものです、あしからず

「変わらない日々」

うららかな10月の陽気に照らされて維織さんと俺、こと小波九慧(このえ)は近所の土手に来ていた
というのも今朝維織さんが「良い天気」「外に行きたい」「連れてって」の三段論法で反論する余地もなく、連れ出されたからである
まぁ、反論するまでもなく維織さんが行くのであれば後をついていかないわけがないのだけど

「維織さん」
「…なに?」
「良い天気だね」
「…うん」

さっきから分厚い本に目を落としながら俺が話しかけると答えてくれる維織さん
ちょっと無愛想な文面に見えるかも知れないがちゃんと問いかけに答えてくれるだけ100%本に興味が向いているというわけではない良い証拠だ
190: [[sage]] 2011/02/04(金) 07:50:29 ID:rpIAGB5g(3/8)調 AAS
「…小波君」

急に声をかけてきた維織さんに驚きつつ、努めて自然に聞き返した

「なに?維織さん?」
「…あそこ…」

維織さんが指を指した方角には不自然に段ボール箱が組まれていた

「あのダンボールがどうかしたの?維織さん」
「…中に…いる」
「何が?」
「……何か」
「そりゃ何かはいるだろうけどさ」
「大丈夫、小波君じゃない」

ひどい言われようだ、そりゃ数ヶ月前までは似たような生活をしてはいたが

「失礼だな、維織さん俺だったらダンボールでもっと良い家を作れるよ」
「………そう」

あ、今残念な目で俺を見た

「…今のは『反論すべき点はそこじゃないだろ』ってツッコミがほしかったんだけど…」
「大丈夫、どんなところに住んでても、どんな小波君でも私は受け入れるから…」

いけない、冗談で言ったつもりなのに本気にされている

「そ、それはともかく、なんで急に段ボール箱の中身が気になったりしたの?」
「…なんとなく」

維織さん?答えになってないよ?

「本当になんとなく、小波君とあったときと同じ感覚だったから気になった」

俺と会ったときと同じ感覚?
ふむ
191: [[sage]] 2011/02/04(金) 07:51:13 ID:rpIAGB5g(4/8)調 AAS
「…小波君?どこにいくの?」
「ちょっとみてくるよ、何が入ってるのかも気になるし、俺と同じ感覚って言うならイヤでも気になるからね」

俺は立ち上がりダンボールまで中身を見に行こうとしたが、立ち上がるとなぜか前に進めなかった
なぜか?
答えは簡単だ

「…維織さん?手を離してくれないかな?」
「…いや」

俺のユニフォームのすそを掴んでいるのだ
しかも両手で

「維織さん…確認にいけないよ」
「私も行く」
「じゃあ来れば良いじゃないか」
「連れてって」

…これだ

基本的に維織さんはわがままなんだ

実際土手に来るまでも俺がおんぶしてきたくらいなんだからそれくらい不精だってことはわかっていた

「しかたないな、はい」
「…ん」

背中に維織さんを抱えると、ダンボールのある川べりまで俺は駆けていった
192: [[sage]] 2011/02/04(金) 07:52:00 ID:rpIAGB5g(5/8)調 AAS
「犬」
「そうだね」

そこにいたのは紛れもなく犬、だった

「わん」

そういったのは維織さん

「わんわん」

重ねて維織さん

「さんわんわん」
「まてぃ!!!そんな安易なネタは許さないぞ!!!作者ァ!!!」
「…?なにいってるの?小波君?」
「い、いや、突然何かにツッコまなきゃいけない衝動に駆られて…」
「変な小波君…」

心外だ、俺は誠意をこめてツッコんであげたのに!!
くだらないことを言わされた維織さんに変わって!!!

「小波君」

見えざる何かにツッコんでる間に不意に維織さんに話しかけられた

「あ、え、あ、なに?」
「おなかすいた」
「…さっき昼ごはん食べたばっかりだよね?」
「うん、私じゃなくて、この子が」
「…あぁ、なるほど」

どうやらさっきの犬語でコミュニケートしたらしい

「さっきなんて話してたの?」
「どうしたの?ってきいた」
「うん」
「おなかすいた、って」

目を見ればわかりそうなことだけどそれを合えて言葉にすることで会話したことにする維織さんである

「そうなんだ、じゃあちゃんとご飯食べさせてあげないとね」
「うん…」

ふと、いつもの無表情な顔とは違う少し悲しげな顔をした維織さんがそこにはいた

「どしたの?維織さん」
「………早くご飯が食べたい」

気のせいだったのか、いつもどおりの無表情に戻った維織さんはそういうと、今度は犬を抱きかかえて自分の足で歩いていった
193: [[sage]] 2011/02/04(金) 07:53:22 ID:rpIAGB5g(6/8)調 AAS
「へぇ〜維織さんがねぇ、はい、いつものコーヒー」

コーヒーを渡してくれた准が犬を抱えて離さない維織さんを訝しんでこういった

「珍しいだろ?あそこまで自分以外のことに興味を持つなんてさ、おおぉぉぉ…肌にしみるなぁ……もう冬も近いのか寒くてな…」

さすがはメイドを自称するだけあって気が利くな、とは言わないが

「でもあそこまでかまって世話するなんて小波さん以外に見たことないよ」
「失礼な、俺をペットか何かと勘違いしてるんじゃないのか」
「あれ?でも確か昔はムシ○ングとして活躍していたんじゃなかったっけ?」
「カブトムシ臭がしてたとはっきり言ってくれたほうがむしろ傷つかないよ!!!」

確かにカンタ君には橋の下で暮らしていたころにはカブトムシのにおいがするでやんすと言われたことはあった!!!あったけど!!!

「でも、冗談抜きにあそこまで維織さんがかまうなんてちょっとただ事じゃない気がするよ」

店に入ってくるなり、准ちゃん、この子のご飯、と言い出すんだから驚いて当然だが

「まぁな、それほどあの犬のことが気に入ったのかねぇ」
「うん…でも…」

准も何か不安そうな顔を浮かべている
維織さんがいつもと違う顔をしていることに准も気づいたらしい

「なんか維織さん、すごく不安そうな目で見てるのよね」
「不安そうな目?」

悲しそうな目、と評した俺の目から見た維織さんと、不安そうな目、と評した准の目から見た維織さん
どちらにせよ、何か維織さんがよくないことに当てられたことは確かなはずだ

「小波君」

と、准とふたりで話していたら急に後ろから声をかけられた
振り返ってみると、悲しそうな目でこちらを見上げながら犬を抱きしめている維織さんの姿があった

「な、なに?維織さん?」
「……ぽとふが」
「…ぽとふ?」
「あっ!!」

とは准の声
そう、維織さんの腕に抱かれていた子犬はその腕の中で短い生涯を終えていた
194: [[sage]] 2011/02/04(金) 07:55:17 ID:rpIAGB5g(7/8)調 AAS
静かにその生涯を終えた子犬、ぽとふ(維織さん命名)を店の裏庭に埋めた後、維織さんはまた本を読みふける作業に戻ってしまった

「てっきりあんなに可愛がっていたんなら維織さん泣いちゃうんじゃないかな、なんて思ったけどそんなことなかったわね」

同感だ、と相槌を打っておいたがどうにも気になる
そもそも、最初から最後まで違和感しかなかった
無感動すぎる
維織さんの目の前で今小さな生命が絶たれたのだ
ついさっき見つけて、名前までつけて愛着がわいていたはずの小さな子犬の生命が絶たれたのだ
それをこうまで無感動に、無感情に、ひどく冷静に、対処をすることが出来るものだろうか
それが決められたことでありわかっていたのであるならまだしも…いやまて

「維織さん」
「……………なに?」

1ページもめくられていない本に目を落としながら維織さんは答えた

「ひょっとして、拾った瞬間にもう助からないってことわかってた?」

無表情の維織さんにしては珍しい表情、いつも半開きの目を軽く見開いて

「…どうしてわかったの?」

と、一言つぶやいたのち口を開いた
あの犬はもう衰弱しきっていて今日一日と生きていられなかったであろう、と言うこと

「…だからせめて最後は生きていた証に名前をあげたの」
「それでぽとふ、ね…」
「いつも…」
「え?」
「夢にでる、小波君がいつの間にかいなくなっていて、私はまた一人すごす夢」
「維織さん?」

あぁそうか

「私はずっと一人だった、けどそこに小波君が私の隙間を埋めにきてくれた」

わかってしまった

「あなたと出会ったことで風景が毎日毎日違うことに気づくことが出来た」

俺と犬が似ているといった意味も

「そして、この愛おしい日々がいずれ失われてしまう恐怖も知った」

なぜか浮かべた表情が暗く沈んだ顔に見えた理由も

「大丈夫だよ、維織さん」
「…小波君?」
「最初に言ったよね?俺は黙って君の前から消えるようなことはしない、そして君に見えているこの世界がどんなに閉じられた世界でも俺はそこから君を救い出してあげるよ」
「……」
「だからさ、維織さん」
「………なに?」
「もうちょっと、さ、俺に感情をぶつけてきてよ」
「…小波君」
「怒った顔も、笑った顔も、泣いたときの顔も、全部おんなじ無表情じゃ苦しいだけだよ、せっかく俺みたいにずっとそばにいる人間がいるんだからもっといろんな顔を見せてよ」
「ありがとう…小波君……今だけ、今だけだから、背中を貸して」
「…そういう時って胸を貸してほしがるんじゃないの?」
「…………………ちょっと、恥ずかしい」
195
(1): [[sage]] 2011/02/04(金) 07:57:19 ID:rpIAGB5g(8/8)調 AAS
今日もいつもの日々が俺たちの周りを駆け抜けていく
いつか訪れる別れの予感を携えながら

「…やれやれ、こういうとき有能なメイドは影から見守ってることしか出来ないから損よね…ま、維織さんのいろんな顔が見れたから良いけど…」

…おい、そこの有能(笑)メイド、良い感じで締めたんだから追記的なあとがきを加えるのをやめろ

以上になります、途中いろいろと端折りすぎてますがノリで楽しんでもらえると嬉しいです
9主と准と維織さんの関係ってこんな感じであってほしい、と常々思っとりゃす
196: 2011/02/04(金) 13:07:45 ID:ZnL+kjKq(2/2)調 AAS
乙っすう〜
緑髪風テキストうまいですね。
197: 2011/02/04(金) 13:39:33 ID:ucd98pEy(3/4)調 AAS
>>195
GJ!
緑髪の雰囲気が出てるいい作品だね
198
(1): 2011/02/04(金) 15:15:17 ID:hu1iAmr5(1)調 AAS
ちなみにこれは保管庫載せるのかどうか言っといたら?
個人のサイトや別のとこに乗せてあるから保管庫に載せないでという人もたまにいますし
199: 2011/02/04(金) 16:57:50 ID:cEFYYB1w(1)調 AAS
このスレでの禁止事項

・冴花
・陵辱
・尻コキおよび性的な目的で尻に触れる描写
200: 2011/02/04(金) 21:03:12 ID:VfvngliN(1)調 AAS
>>159
ちょっと遅いが俺は美空ちゃんを推す
201: 2011/02/04(金) 21:52:58 ID:xOS3wI5e(1)調 AAS
しあんがルッカにやられるシュチュやりたいんだが
小物相手に負けそうなイメージがわかない
どうしよう
202: 2011/02/04(金) 22:08:47 ID:ucd98pEy(4/4)調 AAS
ルッカ一人で勝てるイメージがわかないな
幸い戦闘能力だけはルッカの方が上だから、賢い奴がいればなんとかなるだろうか
203: 2011/02/04(金) 22:34:31 ID:C/0RLbtV(1)調 AAS
賢い奴…。
優秀ならジオット様ですな
204: ルッカの興亡 2011/02/05(土) 00:50:44 ID:/i8ChPfl(1/2)調 AAS
・副官のジオットが優秀だったからジャジメントのNo2に
・ライバルになると邪魔なのでヨーロッパ支部にジオットを飛ばす
(ついでに超能力問題児のデスマスも押し付ける)
・シアンがライバルに出てきてムキー!
・ジオットのとこに預けてた超能力問題児のデスマス回収するも
 浜野にこだわったデスマスに足を引っ張られる
・シアンの会長殺害後、ジオットはシアンの歓心をかうため支部長を射殺
 そのころルッカさんは反ツナミ連合を立ち上げる。
・シアン、カイ死亡。
 そのころルッカさんはパカの財産使ってマネーゲームをしかけるも
 大神博之の意外な才能に惨敗。
・木村と、ジオット会長に。ジオット、カタストロフの準備開始。

 そのころルッカさんはくしゃみをしていた。
205: 2011/02/05(土) 00:53:46 ID:/i8ChPfl(2/2)調 AAS
204は一部想像が入ってます。
ヨーロッパ支部長を殺したのはデウエス説もあるし。
206: 2011/02/05(土) 08:00:35 ID:kyBY/dNu(1/2)調 AAS
ジオットは性欲なさ気なのがな…。

拷問しようものならあれだし…。
207: 2011/02/05(土) 09:47:22 ID:sIkHUp2U(1)調 AAS
ジオットって性欲と睡眠欲ないイメージ。
12のときは食欲もないイメージだった
208: 2011/02/05(土) 17:10:56 ID:JIcLQlxR(1)調 AAS
栄養採れるなら点滴でもいいや位に考えてそう
…と思ったら13ではファーストフード好きが判明して以外だったわ

性欲はなさそうなんだけど精神攻撃の為なら何でもする性格じゃなかろうか
つまり陵辱要因…おっと誰か来たようだ
209
(1): 2011/02/05(土) 19:10:14 ID:B2YlXlnP(1/2)調 AAS
賢い部下がいたとしてもルッカさんが聞くかどうか・・・
210: 2011/02/05(土) 19:30:56 ID:RWgbqyr3(1)調 AAS
カズ厨死ねよ
211: 2011/02/05(土) 19:46:23 ID:kyBY/dNu(2/2)調 AAS
>>209
そもそも賢かったらルッカさんの部下になるか?

あとルッカさんの指示を素直に聞くか?

[結論]
やはりルッカさんはいじめられる方が向いてる。
212: 2011/02/05(土) 20:57:54 ID:B2YlXlnP(2/2)調 AAS
ですよねー

人望がないからこそルッカさんだね
ヘタレた今の状況から何をしてくれるかちょっと楽しみでもある
213
(2): 2011/02/05(土) 23:15:40 ID:26dSsCmX(1)調 AAS
ルッカさんは二番目あたりで常に攻めの姿勢でいてもらいたい。

ベッドの上的な意味で言うのなら、
必死に攻めを加えて主導権を握ろうとするんだけど
さらにその攻めも実にたくみなんだけど
自分の感度がよすぎていつもティウンティウンティウン

ルッカさん攻略したいよルッカさん
214: 2011/02/05(土) 23:54:42 ID:/y1gBB5C(1)調 AAS
>>213
頭おかしいのか?
215: 2011/02/06(日) 00:06:13 ID:wDwbGO++(1/3)調 AAS
>>213
ルッカがそこまでできるかどうか…

とりあえずお前のルッカ愛は伝わった
216
(1): [[sage]] 2011/02/06(日) 03:17:10 ID:EJvkDxvd(1/5)調 AAS
>>198

遅くなりましたが、wiki転載ってwikiの管理人の方が移すか移さないか判断するんじゃないんですか?
それとも自分でwikiに転載するもんなんですか?
僕としてはwikiに転載してくれるのならむしろうれしいのでバッチコイなのですがw
217
(2): 2011/02/06(日) 03:47:25 ID:RnRKVjAX(1/2)調 AAS
>>216
>>1

何故か勝手に1レスに収まらせたせいでめちゃくちゃ見難くなってるが、基本的に管理人さんがやってくれる。
ただ作品は作者のものなんだから、お前が嫌って言ったら載せない。
他のところでも投下してる作品ってのは扱いがデリケートなんで、先に意思表示しとけばって言ってるんだろう
218: [[sage]] 2011/02/06(日) 04:18:45 ID:EJvkDxvd(2/5)調 AAS
>>217

なるほど自分は自分の作品が掲載されるのは名誉なことだと思うので全然かまわないですね
219
(1): 2011/02/06(日) 04:23:13 ID:Mps9yUq9(1)調 AAS
>>217
いや、なんかスマン。
51行だったもんで、1レスに入るものだからつい押しこんでしまった。
220: 2011/02/06(日) 04:32:46 ID:RnRKVjAX(2/2)調 AAS
>>219
えっ、そこで謝られたら俺がキツイ事言ったみたいじゃないかw

レスを分けてたのはwikiに関するテンプレ質問は>>3に安価で済ませられるようにって考えてのものだから、
現状の懇切丁寧なこのスレだと不必要なことなのかもしれないな
221: 2011/02/06(日) 12:40:39 ID:qQKFHzki(1/5)調 AAS
闘気/鉄腕の彼女は可愛いのが多いなあ
(雅美除く)
222: 2011/02/06(日) 12:51:18 ID:pKtnh4MM(1)調 AAS
雅美さんいいじゃん。かわいいとは違うけど
223: 2011/02/06(日) 13:58:33 ID:Gn8YW1dF(1)調 AAS
そうだよ(便乗)
224: 2011/02/06(日) 14:23:19 ID:Wt2KOtF+(1)調 AAS
雅美さんは彼女としてはどうかと思うが良い話だったから嫌いじゃない…ってこのスレには合わないってこったな…
225: [[sage]] 2011/02/06(日) 15:34:48 ID:EJvkDxvd(3/5)調 AAS
いやいや、スレチということはないでしょ
年上のテクニックをつかってだね(ry
226: 2011/02/06(日) 16:02:51 ID:wDwbGO++(2/3)調 AAS
何を言うかね、我々のような大人の女性が好みの者にはたまらんかったですよ
スレチなぞとんでもない

雅美さんはスッピンの方がきれいなのかもしれない
227: [[sage]] 2011/02/06(日) 16:49:27 ID:EJvkDxvd(4/5)調 AAS
雅美さんのSSも少ないよなぁそういえば
セナ君ミレちゃんをいじればもっと面白い作品増えると思うのに
228: 2011/02/06(日) 20:09:06 ID:qQKFHzki(2/5)調 AAS
勢いで書いた武美のSSを投下。
陵辱っていうか、ずっと武美のターンっていうか…

「性的試験」

「がはっ……!」
「ふああぁぁぁ!」
武美の中に、男の精液がぶちまけられる。
武美の秘部からは、精液が溢れ出ていた。
「はあ、はあ……結構体力あるね。でも、まだ終わりじゃないよ?」
「………分かってる」
今、この大神研究所で行われている実験は「人間がサイボーグとの性交でどれだけ耐えられるか」である。
現在、武美と候補者の一人がその実験を行っているのだが、8回目の性交で男は激しく疲労してる一方で武美は余裕を見せていた。
「次で9回目だね…じゃあ、今度はこれで」
そう言うと、武美は69の体制になり、秘部を男に押し付ける。
それと同時に、男のペニスへの愛撫を開始した。
「んちゅ…んん……ペロッ」
武美の激しいフェラに負けんじと、男は武美の秘部を舐め回す。
「あぁん!ふぁ、ちょ……このスケベ!」
「はっ、はっ……やられるだけだと思ったら、大間違いだっ…!」
「もう、こうなったら手加減しないよ……えい!」
武美は唐突にペニスを自分の胸で挟み、パイズリを始めた。
「ーーーーっ!!」
「ふふ、謝っても遅いよ?このまま出しちゃえ!」
挟んでから間もない内に、ペニスから精が飛び出した。
229: 2011/02/06(日) 20:09:38 ID:qQKFHzki(3/5)調 AAS
「うあぁぁっ…!」
「ああん!」
9回目の射精にも関わらず、ペニスからは萎える気配もなく精が飛び出し、武美の顔を白く染めていく。
射精が収まると武美は今の体制を解き、騎乗位の状態へと移る。
「これで…10回目だね?アンタはそろそろ限界だね…私はまだイケるけど」
「………」
男はもはや喋る気力すら残っていなかった。
ただダランとしていて、武美の言葉に対して首を振る以外に何もしない。
「覚悟はいい?いくよ〜…それっ!」
重量に任せて一気にペニスを秘部へと突き入れると、男は大きく硬直した。
一方の武美は、多少顔を歪めるが何ともない事をアピールした。
「ふう…全部入った……動くね?」
「…………」
僅かに首を振るのを確認すると、武美は動き始める。
体からは激しく汗が吹き出していて、腰を前後に動かす度に汗が飛び散る。
さらに胸は縦横無尽に揺れていて、汗が乳首から飛ぶ光景はまさにエロティックである。
この時の男の体力と精神は共に限界に来ていて、射精が近付いた時は少し言葉を発しただけだった。
「で……で…る……っ!」
「わ、分かった!いつでも出して!」
最後の力を振り絞ると、男は大きく腰を動かして武美を突き上げた。
230: 2011/02/06(日) 20:10:11 ID:qQKFHzki(4/5)調 AAS
「はあぁ……また…いっぱい……」
射精が終わると、男はガクッと脱力をして力尽きた。
「………終わりか…」
ズニュ、とペニスを引き抜くと、武美は裸のままモニターに映っている研究員に報告する。
「今回は10回だったよ。前よりもかなり体力がある人だったよ」
「そうか……ありがとう」
研究員はメモをとると、再び武美にお願いをした。
「すまないが、三人目も……お願い出来るか?」
「ん〜…いいよ。でも、その代わりご褒美を用意してね!」
「……考えておこう」

数分後、再び実験が開始されたが、この話はまたの機会に。
231
(1): 2011/02/06(日) 20:10:51 ID:qQKFHzki(5/5)調 AAS
以上です。
武美が多少キャラ崩壊してるのを注意書きするの忘れた…
232: 2011/02/06(日) 20:36:56 ID:x1MunyBc(1)調 AAS
乙です。

武美屈服verも見てみたい。
233: 2011/02/06(日) 21:20:10 ID:lPQJO59b(1/9)調 AAS
>>231 GJ!
ついでに僕も作品を投下します。
注意!13主×女体化雨崎です。苦手な人は走塁○で逃げてください。
234: 2011/02/06(日) 21:42:55 ID:lPQJO59b(2/9)調 AAS
「こっ、こなみぃっ!」
「な、なんだ?どうしたんだよユウキ!?」
俺は小波。開拓野球部キャプテンで、4番・キャッチャー。
それでこっちは俺の親友の雨崎優輝。開拓のエースだ。
今は朝練の時間。
「たっ、大変なんだよ!俺が女で女が俺で、それで…」
「お、落ち着けユウキ。女?女がどうしたって?」
「だから、俺が女で女が女で俺が俺で…」
どうやら混乱しているようだ。
それにしても声がいつもより高いような…
「おい、ユウキ。なんで裏声なんて出してるんだよ。
 もしかして、声の高さがコントロールできるようになったとか?」
「ちがうんだよ!これが地声だよ!」
「はぁ?あのなぁ、声が高くなる男なんているわけないだろ。
 大丈夫か?頭でも打ったんじゃないのか?」
「ああ、もう!言葉より直接見た方が分かりやすいだろう!
 ちょっと俺の体を頭から足まで見てみてくれよ!」
そう言うと、ユウキは俺から少し離れ、全身が見えるようにした。
とりあえず見てみる。
すると、異変に気付いた。
昨日より髪がずいぶん伸びている。1.5倍ってところだ。
それに、輪郭が少し丸まっている。眉毛も少し細い。
いや、何より、真っ平らだったはずの胸が、少し膨らんでいる。
やばい。混乱してきた。なんとか気を取り直して、
「お前…シリコンでも入れたのか?」
と、聞いてみた。
「違うよ!朝起きたらこうなってたんだ!」
あ、違ったみたいだ。
235: 2011/02/06(日) 21:49:37 ID:uaEw+V6p(1)調 AAS
武美厨は人気を盾にして他のキャラを見下すからうざい
236: 2011/02/06(日) 21:56:09 ID:lPQJO59b(3/9)調 AAS
「朝、気が付いたら体がヘンでさ。
 とりあえず朝風呂に入って確認してみたんだ。
 そしたらさ…、俺、女になってたんだ。」
「はぁっ!?」
な、何言ってるんだこいつ。
「証拠もある。腕にさわってみてくれ。」
言われた通りにさわってみる。
おかしい。昨日まであんなに堅かったユウキの腕が、まるで餅のように柔らかかった。
「お…お前、まさか本当に…」
「やっと分かってくれたのか!」
「女装趣味に…」
「違うって!現実を見つめてくれ!」
「もう非現実的だろ…」
でも、どうやら本当みたいだな。
でも、だとしたら…
「どうするんだ?」
「どうするって?」
「どうやって治すのかって事だよ。」
「う〜ん…」
俺たちは考え込む。うむむ…治らないものを治してくれそうな人…
その瞬間、俺の頭に一人の人物が浮かび上がった。
「そうだ!あの人なら…!」
「思いついたのかい?」
「ああ!早速行ってみよう!」
そうして、学校に「今日は早退します」と報告して、学校を出る。
目指すは、桧垣先生のところだ。
237: 2011/02/06(日) 22:13:08 ID:lPQJO59b(4/9)調 AAS
ようやく着いて、待つこと数時間。ようやく面会ができた。
「はいはい…」
「桧垣先生!お久しぶりです!」
「小波、誰だい?」
「桧垣先生っていう天才の医者だよ。
 俺の怪我も治してくれたんだ。」
「へぇ。それは心強いね。」
「で、本日は何のご用ですか?」
口調こそ興味無さそうだが、顔を見てみるとうれしそうだった。
この人は「天才」と言われるのが好きなのだ。
「ええ、実は…」
そして、俺は報告を始めた。

数十分後…
「…なるほど。それは珍しい症状ですね。」
「治し方はあるんですか!?」
ユウキが大声で言う。こういうユウキは珍しいな。
「ええ、あることにはあります。
 この症状は、体の中に男性の精子を注入すればOKです。」
「せーし?」
「はい。精子というのは、男性が性的快感を得た時に…」
「あああ、いいです!それ以上はいいです!」
すかさず止めに入る。
「しかし、この病気は男性の時に親友だと思っていた、一番仲のいい人でないと治せません。
 そのうえ、再発することもあります。
 そう言う人がいるのであれば、頼んでみてください。」
「はぁ…」
そうして、桧垣先生の診察は終わった。
238: 2011/02/06(日) 22:21:12 ID:lPQJO59b(5/9)調 AAS
とりあえず、ユウキの家に集まって作戦会議。
ユウキが仲の良かった…って言うと、俺が最適かも知れない。
でもなぁ、ユウキがどう思ってるか、なんだよなぁ。
「なぁ…小波。」
「んぁ?」
「頼みがあるんだが…
 俺と、してくれないか?」
「えぇ!?」
「いや、嫌ならいいけどさ…
 俺には、キミしか思いつかなくて…」
「でも…いいのか?」
「いいから頼んでるんだよ。」
うう…断れないじゃないか。
「…分かった。やろう。」
そう言った瞬間、ユウキの目が輝いた。子供かお前は。
「優しく、頼むよ…?」
「あ、ああ…」
クソ、可愛く見えてきた。ええい、当たって砕けろだ!
239: 2011/02/06(日) 22:34:51 ID:lPQJO59b(6/9)調 AAS
まず、ユウキには服を脱いでもらう。
うむ、確かに体は女そのものだ。
男だった時よりも柔らかめで、胸が出ていて、男のアレがない。
「うう…あんまり見られると、その、恥ずかしいよ…」
「え?ああ、悪い。
 ま、まずは、体を慣らしていこう。」
そう言うと、俺はユウキを愛撫し始める。
右手は胸に、左手は秘所に。
「ん…ふぅ…んっ!はぁ…」
まいったな。こりゃあ本当に女の声だよ。
俺のアレも反応してきた。おい、相手はユウキだぞ!
しばらく愛撫を続けると、ユウキの秘所もだんだん濡れてきた。
ようし、そろそろいいかもな。
「くっ、ううっ、うぁぁぁぁっ!」
あっ、あれ?やりすぎたか…?
「はあ、はあ、はあ…」
ユウキは肩で息をしている。イかせてしまったらしい。
「だ、大丈夫か?ユウキ。」
「はあ、はあ…うん、大丈夫…。」
大丈夫かな…
「それより、はやく、続きをしよう。はあ、はあ…」
「…ああ、分かった。」
そして俺はモノを取り出し、秘所にあてがう。
「いくぞ、ユウキ…」
「うん…来てくれ…」
俺は、モノを一気に挿入した。
240: 2011/02/06(日) 22:43:08 ID:lPQJO59b(7/9)調 AAS
「うっぐぁぁぁっ!」
ユウキが悲鳴を上げた。
「だ、大丈夫か!?」
「う、うん、大丈夫…だよ…
 はっ、はやく動いて…」
「…ああ。」
ゆっくりと、動き始める。
最初はかなりキツそうだったユウキの表情も、次第に変わってくる。
「くっ、ど、どうだっ!?」
「はあ、はあ、すごく、気持ちいいよ!」
その言葉を聞いて、俺は動きを速める。
「はっ!くぅんっ!きっ、キミのが俺の中で暴れてる…!
 最高、最高、最高だ!この感じ、最高だよっ!」
「ふっ、くっ、そうかっ…!」
「お、俺、もう限界っ…!くっ、くぁぁぁぁっ!」
「俺も…っ!くっ!」
そして、俺は白濁液を、ユウキの中に流し込んだ。
241: 2011/02/06(日) 22:45:46 ID:lPQJO59b(8/9)調 AAS
行為が終わって。
あの後、二人でシャワーを浴びた。
そして、次の日。
「ユウキ、どうだ?」
「ああ、完治したよ!」
そう言うユウキの声は、いつもの男声だった。
「なあ、小波。」
「ん?」
「再発したら、また頼むよ。」
俺は、体中を真っ赤にした。

242
(3): 2011/02/06(日) 22:46:22 ID:lPQJO59b(9/9)調 AAS
終わりです。
コメントいただけると嬉しいです。
243: 2011/02/06(日) 22:55:28 ID:MpxGZikv(1)調 AAS
>>242
GJ 遂に来たか雨崎女体化物が!

お湯をかければ男に戻ると思った…
244: 2011/02/06(日) 23:01:39 ID:wDwbGO++(3/3)調 AAS
GJ!
誰かやるかなと思ったがついに来たかw
ユウキはパワポケのライバルなのに優男だからなあ
245
(1): 2011/02/06(日) 23:07:02 ID:8aq1slPT(1)調 AAS
画像見た時最初は女なのを隠して野球やってるキャラかと思ってた
246: 2011/02/06(日) 23:30:40 ID:eQAvGMT3(1)調 AAS
ユウキとチハヤで合体!
247: [[sage]] 2011/02/06(日) 23:45:26 ID:EJvkDxvd(5/5)調 AAS
>>242

GJ!!
今のパワポケ世界ならありえそうな設定だから困る

>>245

俺も最初漢の娘かと思った
248
(1): 2011/02/07(月) 00:11:59 ID:9N7AxMJJ(1)調 AAS
>>242
こんな作品見せられたら・・・
チハと一緒にユウキいじめたいなー勿論性的な意味で
という欲望を必死に抑えていた俺の理性が飛んでしまう
249: 2011/02/07(月) 00:27:27 ID:Z85N/p3A(1)調 AAS
>>248
「ケケケ、今日の獲物はおニイですよー!」
250
(1): 2011/02/07(月) 01:05:40 ID:xJzKNwlx(1)調 AAS
女体化ユウキ×触手チハヤさんだと!!
251
(1): 2011/02/07(月) 01:39:31 ID:ftWaQT8m(1)調 AAS
>>250
お前そこはあえての触手×ユウキ(男)だろ
252: 2011/02/07(月) 03:49:33 ID:W1CrPE+S(1)調 AAS
>>251
正直、この手のネタは寒いだけだから止めて欲しい…
253: 2011/02/07(月) 07:12:15 ID:yhB74HB4(1)調 AAS
俺的にはアリ
254: 2011/02/07(月) 07:25:59 ID:O5aa1NH6(1)調 AAS
見てしまってうわぁ……とか思っても即NGで心の平穏が保たれます。
あなたもjane、やりませんか?
今なら入会費年会費無料! いかりゃく
255: 2011/02/07(月) 08:00:46 ID:buv0AHq9(1/3)調 AAS
触手チハヤさんは恋敵食べちゃうそう
256: 2011/02/07(月) 14:30:39 ID:P57Twc2+(1)調 AAS
ユウキは女体化しなくてもイケる
257: 2011/02/07(月) 17:26:19 ID:WBYooB0s(1)調 AAS
プロ編でのホモネタはまだ続くんだろうか
いくらシリーズ恒例とはいえ…いい加減やめてほしいとおもう人でも多そう
258: 2011/02/07(月) 21:05:38 ID:kGPulbo0(1)調 AAS
どうだろうね。
なんだかんだでアルベルトも三兄弟も引退っぽいし
鬼鮫師匠も次で見納めな気がしないでもない。
もうあの人結構年だろw
259: 2011/02/07(月) 21:12:10 ID:buv0AHq9(2/3)調 AAS
アルベルトってもうかなり年いってるよな
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