[過去ログ] パワポケでエロパロ17 (792レス)
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336: ◆EqHQZWqzB. 2010/10/24(日) 17:08:18 ID:REvqBGJy(1/19)調 AAS
お久しぶりです。
8主と冬子の作品を前編まで書いたので、投下します。

初和姦なのでうまくかけているかどうかわかりませんが…
処女が感じるなんておかしいという方はIDまたはトリップをNGにしてください。
337: ◆EqHQZWqzB. 2010/10/24(日) 17:09:03 ID:REvqBGJy(2/19)調 AAS
男はいつものように冬子と合気道の練習をしていた。今日は根室コーチがいないため二人きりだった。
となるとどうしても男は冬子のことを意識してしまう。
(冬子さん…こうやって見ると綺麗だよなぁ……)
名前通りの透き通るような色白の肌、バラの花びらを思わせるような小さな桃色の唇、
吊り上った目は意思の強さをうかがわせるが、黒目がちの大きな瞳はどこか優しさも湛えていた。
男はついつい冬子の美貌に見とれ、手から力を抜いてしまう。
心なしかいい匂いもする……品のいい香水か、冬子自身の香りかわからなかったが、すっかり油断して鼻から深呼吸までしていた。

気を抜いた男を見て、冬子は苛立ちを隠せない様子で、強引に男を倒そうとしていた。
「えいっ、くう…っ」
あんなに余裕そうなのに、掴んだ腕をねじり上げることさえできない。
さらに身体を密着させて、冬子は身体ごと男を畳の上に倒そうとした。
合気道の練習をしているので本来ならこんな力任せで男に勝っても意味はない。
しかし生来の負けず嫌いさからか相手の力を利用しなければならないということをすっかり忘れていた。

「力なら俺のほうが上みたいだな…………ん?」
男のほうも、なかなか投げ飛ばせない冬子の焦りに気がついていたが……
せっかくだから好きにやらせてみようと足に力を入れてその場に踏みとどまった。
ここでふと、腕に柔らかいものが当たっていることに気がつく。
男が冬子のほうを見ると、丸い二つの膨らみがしっかりと胸に押し付けられていた。
(こ、これは…冬子さんの胸が…!!)
ぷにゅぷにゅっとした心地よく暖かな感触……冬子が夢中になっている隙に手を動かしてみるとさらに乳房が腕に食い込んだ。
大きさこそ控えめだったが、マシュマロのように柔らかく、ぷるんっと押し返すような弾力も申し分ない。
しかも胴着が肌蹴て薄手のシャツ越しに胸が当たっているので体温もダイレクトに伝わってきた。
(柔らかくて気持ちいいなぁ…ああ、この優しい感触……)
男は欲望のままに何度も腕を動かして、強く当てられた程よく熟した果実をじっくりと堪能する。
(こう、普段はつんつんしてるけど…二人きりになったら…)
ヴェールに包まれた母性の象徴は男の思考力まで奪っていき、いつしかよからぬ妄想まで始めていた。
(優しくチンポしゃぶってくれたりなんかして…)
夢想の中では、普段は物言いもきつく、お高くとまっている冬子が目の前に跪いてそそり立つ肉棒にむしゃぶりついている。
男は目を瞑り、その至上の光景を楽しむ。唾液まみれのペニスを上目遣いの冬子が頬張り…そして…………

「やあっ…!」
ふっと男から力が抜けるのを感じると、冬子は思いっきり男を畳の上にねじ伏せた。
男の上に乗りながらその筋肉質な身体を無理矢理押し倒す。
「うわっ!! いたたた……」
荒く息をつきながら倒れた男の近くにしゃがみこんで様子を見る。
怪我はしていないようなので内心安心しながらも、冬子はどこか怪訝そうな顔をしていた。
「どうしたの? 急に力が緩んだみたいだけど…」
食らい付くように男の腕にしがみついていたとき、妙ににやにやしていた、そのことがどうしても気になっていたが…
「いや、なんでもないよ…やるなぁ、冬子さん」
と、男は言葉を濁し話をごまかしてしまった。
ぜひ彼の心中を知りたかったが、言葉で追及して本心を話してくれる人ではないということも、短い付き合いの中でよくわかっていた。
「あなたほどではないわ。私のほうが先に始めたのに…もう追いつかれてしまったのですから」
だから冬子は話を変えて、男を見据えながらさりげなく褒める。
育ちのせいで気位が高いからか、表面的なお世辞を言うことはあっても、こうやって他人を評価し認めるような発言をしたことはない。
彼のせいで少し変わったのだろうか…こうやって男のことを考えていると不思議と胸が高鳴る。
最初は異性に慣れていないからだと思っていた…でもすぐに違うとわかった。
顔が赤くなっているような気がして、それをごまかすために冬子は投げ飛ばしたままの男の上にのしかかり固め技をかける。
338: ◆EqHQZWqzB. 2010/10/24(日) 17:09:24 ID:REvqBGJy(3/19)調 AAS
「ちょ、ちょっと! 冬子さん!?」
「せっかく横になっているのだから、こっちの練習も…」
(ああっ…また胸が……)
(痛いけど、ぷにぷにしてて気持ちいい…)
不意打ちとも取れるような行動に男は戸惑い、結局いいように技をかけられてしまった。
押さえつけられているがあまり痛くはない、それよりも胸が顔に当たり、むにゅむにゅとこすり付けられる乳房に力が抜けてしまう。
「こうされたら、抵抗できないみたいね…」
「うぐっ……冬子、さん………」
気持ちよさそうにしてるのを反撃できないだけだと思ってるのか、さらに冬子が馬乗りになった。
腹の辺りにお尻が乗っかるとプリプリとした重みのある肉が男の身体を圧迫する。
胸が顔から離れてしまったのは残念だったが、質感の違う大きな桃が楽しめるのでこれはこれでよかったが。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

練習を終えてから15分後……男はシャワーで身体を洗い道場に戻ってきたが、まだ冬子はシャワー室にいるようで姿は見えなかった。
「ふう、すっきりした…冬子さんは、まだか…」
荷物をまとめながら冬子が戻ってくるのを待つ。考えるのは明日の試合のことと、冬子のこと。
(シャワー、浴びてるんだよな……)
そんなことを考えると、立て続けに邪な想像をしてしまった。
一糸纏わぬ冬子がシャワーを浴びる光景、水滴を弾くような張りのある色白の肌、背中まであるつややかに濡れた長い髪、
半球型の綺麗な乳房、きゅっと上を向いたお尻、しなやかに伸びた太もも…そして………
尽きる事のない妄想に浸っていたので、男は背後からやってきた冬子に気がつかなかった。
「へへへへへ……」
「何一人で笑っているの? ちょっと気持ち悪いわよ……」
いきなり後ろから声をかけられて男は飛び上がりそうなくらいに驚いてしまう。心臓が止まりそうになったのは生まれて初めてだった。
「うわあっ! な、な…なんでもないよ!」
振り向くと、シャワーを浴び終えた冬子がいた。さっきとは違う、リンスのいい匂いを漂わせて。
(冬子さん…いい匂い……)
首筋に鼻を押し当ててくんくんと匂いをかぎたい衝動に駆られながら、その場を取り繕う。
冬子は意外と鋭いのでごまかしきれるかどうかはわからなかったが。
「…………? まあいいわ。ところで、このあとは暇かしら?」
じろっと睨まれたような気がしたが、話を続けてくれたので安心する。
「え、今日は大丈夫だけど」
「そう…なら、私の家に来てくださる? 話したいことがあるので」
どうやらお誘いのようだ……今日は暇だし、食事もできるということで男はすぐにそれを受けることにした。
話したいこと…と改まって言われたことで男は少しだけ警戒する。
もしかして冬子に欲情していたのがばれたのだろうか……それならまだしも、自分の本当の姿についてか……
(まあいろいろ考えてもしょうがないか…)
「話したいこと? ここじゃ話せないことなら別に構わないよ」
冬子の真意を探る……といえば大げさになるかもしれないが、とにかく男は誘いを受けることにした。

――――――――――――――――――――――――――――
「ん〜、相変わらずうまい。舌でとろけるようで、それでいて後味はさわやか、まるで草原の………」
男がおいしそうに食事をするのを見て、冬子は呆れたような顔をしながらも微笑んでしまう。
「……本当においしそうに食べるのね、その顔を見たら城田もきっと喜ぶわ」
「冬子さん、ところで話って……」
思い出したかのような男の言葉…どうしても聞きたいことはあるのだが、内容が内容なのでなかなか言い出せなかった。
「あとで話すわ。私の部屋で……あまり他の人には聞かれたくない話だから」
男は納得したようで小さくうなずいた。部屋に男を入れるのは初めてだった。
彼が、自分の領域に入る最初の異性……そう思うと、冬子は何気ない会話の中でも男を強く意識してしまう。
339: ◆EqHQZWqzB. 2010/10/24(日) 17:09:42 ID:REvqBGJy(4/19)調 AAS
(聞かれたくない話…一体なんだろ?)
冬子の緊張をよそに、話をはぐらかされた男は冬子の真意を測りかねていた。部屋にまで来てくれというのなら重要な話なのだろう……
「そういえば、学校のほうはどう?」
考え込んでは怪しまれると、男は話題を変えた。
振った話は当たり障りのないものだったが興味がないわけではない。男は身を乗り出して冬子に顔を近づける。
「どう? そうね…別に何も変わらないわ」
この返答はある意味予想していた。別の話題にしようかと男が口を開こうとした瞬間、冬子が続けてしゃべる。
「あ……でも、あなたのおかげでレポートの評価は結構よかったわ」
「あれか……あの時は大変だったなぁ…ああいう知的作業っていうのは苦手だから」
大学の図書館で、何時間も本を探しあげくあれじゃないこれじゃないと文句を付けられたことを思い出す。
普段は野球漬けの男にとって溢れんばかりの本の中に身を置くことは、新鮮である一方、ひどく疲れるものだった。
「……知的作業? 本を探しただけじゃない」
もっともらしい顔でうなずく男に冬子がすかさず突っ込みを入れる。こういうのは相変わらずうまいよなぁ…と思わず感心してしまった。
「あ……そうだったっけ?」
なんて適当な相槌を打ちながら冬子を見ると、ナイフやフォークの使い方、食べ方が綺麗だと改めて気づかされる。
(綺麗な食べ方だな…さすがお嬢様……)
「はぁ………」
容姿端麗の上に一部の隙もなく行き届いたテーブルマナーに思わず見とれてしまった。

また男がぼーっとしている。さっき練習をしていたときもにやにやしたり様子が変だ。
何か考え事をしてるのかもしれないが、冬子には何を考えているのか理解できなかった。
「どうかしまして?」
「え、いやいや…なんでもないよ、気にしないで」
また男にごまかされてしまう。あまりしつこく追及すると角が立つような気がして及び腰になってしまうが……
「今日は様子が変よ……さっきもぼんやりしていたわ」
「ちょっと疲れてるのかも……」
普通の女性なら、こういうときなんて言うのだろうか…”違う世界”でずっと過ごしてきた冬子には、
”普通の世界”で過ごしてきたであろう男のことがたまによくわからなくなる。
「……………本当に? まあいいわ…信じてあげます」
男が食べ終わるのを見計らって、冬子は立ち上がり、扉のほうに向かう。なんとなくもやもやしたものを抱えながら。

冬子に続いて部屋の中に入る。中はキャッチボールができそうなくらい広い。
家具は白を基調とした高そうなものばかりで、男はすっかり気後れしてしまった。
「すごい…なんて広さだ……俺の部屋4つ分くらいか…」
「そんなところに住んでいるの…息が詰まりそう。一度見てみたいわ」
冬子は心底不思議そうな顔をしていた、馬鹿にしたようには見えない……やはり住む世界が違うのだろうと男は変な納得をしてしまう。
「ははは………」
もの珍しいからか、部屋の隅から隅まで見渡す。その様子を冬子はしっかりと見ていたようで…
「あまりじろじろ見ないで下さる?」
「あ、ああ……ごめんごめん…圧倒されて、つい…」
冬子に落ち着かない態度をたしなめられて申し訳なさそうな表情を浮かべる。

――――――――――――――――――――――――――――
「お嬢様…紅茶をお持ちしました」
二人が椅子に腰掛けたところで、牧村がやってきて紅茶を注ぐ。
男を自室に招いたことで何か思うところがあるのだろうか、なかなか立ち去ろうとはしない。
「牧村、もういいわ……下がって」
「……………かしこまりました」
冬子が出て行くように促すと、ようやく立ち去ってくれた。
立ち聞きをされるということは考えられないが、足音が聞こえなくなるまでしばらくの間待つ。
男はまだなんとなく落ち着かない様子で熱い紅茶をすすっていた。ここまできたら話を切り出さなくてはいけないのだが……
「……話って何? もしかして、話しにくいこと?」
沈黙を破るように男のほうが先に口を開く。それに続くようにようやく話し始めることができた。
「ええ……話しにくいといえば…そうかもしれません」
「………………………今までに、その…誰かとお付き合いをしたことはあって?」
「……? そりゃそれなりには……でもどうして?」
質問の趣旨を理解できなかったのか男は冬子に聞き返す。
表面的には彼の恋愛経験を聞いているのだが、本当に聞きたいのはそんなことではなかった。
340: ◆EqHQZWqzB. 2010/10/24(日) 17:09:54 ID:REvqBGJy(5/19)調 AAS
「……………………それは、その……あなたのことをもう少し知りたくて。それに……」
これも違う。気恥ずかしいからか今一つ核心を付いた話ができず冬子は我ながら歯がゆい思いをしていた。
「それに?」
「…………私は………経験が……」
小さく息をついて、意を決して冬子は話し始める。ぽつりぽつりと……
「だから、男女の行為がどういうものなのかよくわからなくて…」
「あ……」
ここまでしゃべれば、ようやく男も理解したようで真顔になる。
自分なんかがいきなり変なことを言い出したからきっと男はおかしくなって笑ったりするんだろう…冬子はそう考えていた。

「このようなことを聞けるのは、あなたしか……」
(おいおい、これってまさか…)
冬子の思考とは裏腹に、男は思わぬところからの発言に戸惑い言葉を失っていた。普通に考えればチャンスなのだろうが……
冬子の立場が立場なだけにもしかして……と思っていたが見事に大当たりだった。
だが、相手が初心なだけにここであせるわけにいかないと、男は何とか平静を装う。
「ま、それは気にしなくてもいいんじゃないのか? むしろ俺からするとすごく嬉しい…」
「嬉しい?」
冬子は目を白黒させるが、これは本心だった。多くの男性にとって、好きな女性に経験がないというのは嬉しいものだろう。
まして冬子は人目を惹くほどの容姿の持ち主だ。そんな彼女の処女を奪えるなら…………
「男ってのは、女の人の初めての男になれるのがすごく嬉しいんだ。もちろん俺も例外じゃない」
冷静さを欠いているのは男も十分わかっていた。しかしあせってはいけない。冬子をその気にさせるのが先決だ……
「そう……知りませんでした。やはりいろいろなことを知っていたほうがいいのでは、と思ったので」

「いろいろ知りたいんだったら、俺がちゃんと教えてあげるよ。俺だって何も知らないわけじゃないんだ」
どこまで冬子が乗り気なのか、男は試してみることにした。興味本位で聞いただけなのか…それとも”その気”なのか……
冬子の表情を見る、薄桃色の頬はわずかに赤みが差している。
やはり恥ずかしかったのだろう…あんなに思い切ったことを言ったのだから無理はない。
「……………」
「冬子さんの部屋に招いてくれたってことは………」
(い、いいんだろうか……でも、これはチャンスだ…!)
押し黙ってしまった冬子…このまま待っていてもだめだろうと男は思い切って隣にいる冬子の手を軽く握ってみた。
手をつないだりなんてもちろん何度もあったが……いつもとは意味合いが違う。冬子もそれはわかるだろう。

「…………」
隣に座った男の手のひら……いつもとは違って少し熱く、汗ばんでいるような気がする。
相手に聞こえてしまいそうなくらい心臓の音が高鳴る……こんなに緊張したのは初めてだった。
「あっ…!」
それだからか、気がついたら冬子は触れる男の手を離してしまう。顔が熱い……もしかしたら真っ赤になっているかもしれない。
「ご、ごめん……」
「いいえ、悪いのは私ですから……」
男は、ひどく申し訳なさそうな顔をしていた。拒んでしまったのだから当然といえば当然なのかもしれない。
ただ…このまま男を受け入れたら、もっと恥ずかしいことをされてしまいそうな気がしていた。
それがいいことなのか悪いことなのかはよくわからない。
………あと一歩を踏み出す勇気がほしかった。こんなにはっきりとできないうじうじした自分がいたなんてまだ信じられない。

「冬子さん………」
「あなたのことは、大好き……でも……」
(まずい、やりたい……でも、押し倒したりしたらまずいよなぁ…)
目を潤ませ、顔を赤くしている冬子を見て男はすっかり欲情してしまっていた。手をつなぐだけで満足できるはずはない。
柔らかそうな頬、つややかな唇、白く細い首筋…順番にむしゃぶりつきながら、
衣服の上からでも十分に膨らみが見て取れる乳房、強く抱きしめればそれだけで折れてしまいそうなくびれた腰、
その腰とのギャップを感じさせるヒップの膨らみに手を伸ばし揉みくちゃにしてやりたい。
ただ、そんなことをしてしまったらきっと冬子を傷つけてしまうだろう。初めてを捧げてもらうのだから、
できるだけいい思い出にしたい、性欲よりも冬子への気遣いが勝ったのか男は何とか踏みとどまる。
「でも?」
「怖いの……ここであなたを受け入れたら…何か、変わってしまうような気がして…」
341: ◆EqHQZWqzB. 2010/10/24(日) 17:10:05 ID:REvqBGJy(6/19)調 AAS
冬子のためらいは、男にも十分理解できた。もう一歩、背中を押せる魔法の言葉を捜していた。
………そんなものがあればいいのだが。
「どうして? 男女の付き合いには欠かせないことだと思うけど?」
「それは…わかっています……」
(うーん……だめかな。口説くより体当たりか…?)
いっそのこと自分のペースに冬子を巻き込んでその気にさせてしまうか……男は前に誰かから聞いた話を思い出す。
マッサージでもして身体を解してあげれば何とかなるかもしれない…それに、冬子に思いっきり触れてみたい。
男は傍から見れば冷静そのものかもしれないが、今すぐ冬子に襲い掛かりたい衝動をかろうじて押さえ込んでいた。
そんな気持ちを少しでもガス抜きしなければいけない……ずいぶんと安っぽいいいわけだな、と男は自分自身に呆れてしまった。

「冬子さんは頭でいろいろ考えすぎちゃうんだよ、きっと。多分それで必要以上に緊張してるんじゃないのかな?」
「………………」
「だから、俺が冬子さんの緊張を解してあげるよ」
「………どうやって?」
「マッサージで。身体を解せば心も解れるかなって……さあ、ベッドに横になって」
男の言う通りかもしれないが、肌に触れさせるというのはどうなのだろうか……本当に………
ここまで考えて冬子ははっと気がつく。確かに頭でいろいろ考えすぎている。そもそも男女の営みは理性ではなく本能で行うものだ。
自分はどうしたいのだろうか……彼に、抱かれたいの…だろうか………?
怖くないわけではないが、男のぬくもりをもっと強く感じたかった。そのための代償なら支払える……この気持ちは、嘘ではないはずだ。
「わかったわ……これでいいのかしら?」
受け入れよう……もっと、彼のことを好きになるために。冬子はそう決意して立ち上がりベッドのほうに向かう。男もあとから付いてきた。まとわりつくような視線がすこし気になったが……

「ごくっ………もうちょっと脚を、開いて……」
意外なくらい素直になった冬子に男は一安心するとともに、これからできることを想像し気持ちを高ぶらせていた。
広いベッドの上にうつぶせになる冬子。髪がふわりと広がり短めのスカートがわずかに翻る。伸びた脚の先には冬子の下着が……
男は身をかがめ食い入るように冬子のスカートの中を覗こうとしていた。長い脚もわずかに開かれているので何とか見えそうだった。
(パンツ見えそうだな………)
「はっ……いいからマッサージを始めなさい」
(ああ、もうちょっとだったのに……)
あと一息、というところで冬子が男に振り返り、咎めるような口調でマッサージを促す。
気づかれてしまったのだろう…残念に思いながらも覗きをしたのは自分なのだから諦めて自分もベッドの上に乗る。
冬子に顔を近づけた瞬間、髪の匂いが鼻をくすぐる。さらさらの髪の毛に指を絡ませてみる。
ビロードのような触り心地の髪はまったく指に引っかからない。
「じゃあ、まずは肩から…痛かったら言ってね」
いつまでも触っていたらまた怪しまれるので、まずは肩を揉み解そうとする。
指に力を入れて、首筋から肩甲骨、肩までツボを押しながら肩を揉んでみる。
もっとも、マッサージの経験はあまりないので、見よう見まねだったが。
「…………」
「………気持ちいいわ…マッサージなんてしてもらったの、初めてだから…」
ふうっ…と冬子が切なそうにため息をつく。どうやら悪い気はしないようで目を瞑りどこかうっとりとした表情を浮かべていた。
一方、男はとてもではないが落ち着いてなんていられなかった。
目の前には無防備な冬子が……彼女を思い何度も自分自身を慰めていたことを考えると、
何でこんな回りくどいことをしているんだ、さっさとやってしまえ…という心の声に耳を傾けてしまいそうになる。
そんな悪魔のささやきを何度も振り払い、ふにふにと柔らかな二の腕を、ぎゅっぎゅっと押し込めるように揉み続ける。
「くんくん…………」
もちろん衝動を全て押さえ込むことはできず、自分でも気がつかないうちに豊かな髪に顔を埋めて、甘い香りで肺を満たしていたが。
「息が荒いわよ…」
「そ、それは仕方ないよ。冬子さんにこうやって触ったこと、今までになかったから…」
冬子の言葉でふと我に返る。心なしか揉む力も強くなっていたような気がして手を緩めた。
顔を上げてひとまずマッサージに専念することにした。
342: ◆EqHQZWqzB. 2010/10/24(日) 17:10:14 ID:REvqBGJy(7/19)調 AAS
「…あなたでも緊張するのね」
そう言った冬子の方がよほど緊張していた。男の手が軽く触れるだけでその部分がやけどしたように熱くなる。
制服の中に隠れた素肌はじっとりと汗ばんでしまう。
「はあ………あん……っ…」
背中の辺りを触られたときに軽く電気のようなものが走った、そのせいかとっさに変な声を出してしまう。
ゆっくりと男のほうを見上げると視線がぶつかる。熱に浮かされたような男の目……しばしの沈黙の後目をそらしてしまう。
「ん、ちょっと強すぎるわ…」
「ああっ、ごめん…!」
沈黙に耐え切れなくなった冬子は男を拒むようなことを言ってしまう。
本当はもっと触ってほしかったのに……乱れつつあった自分が許せずに素直になれなかった。
身体にはまだ火照りが残っていて、額にも汗が浮かんでいた。これ以上続けてもいいのだろうか……
マッサージが気持ちよかったから、逆に冬子の中にためらいが生まれてしまう。

(でも、あまり嫌がってないな…これは……)
冬子の気持ちは揺れている。男は彼女の態度を見てそう確信していた。気持ちが固まればおのずから手つきも大胆なものへ変わっていく。
背中から腰のほうに手をやり、親指で腰骨の上あたりに圧力をかけながら、他の4本の指はお尻の膨らみにさりげなく宛がう。
「冬子さんって、ウエスト細いんだな……」
「あふ………っ」
(もうちょっと下に…………)
男は無駄な肉がほとんどついていない腰を撫で、ゆっくりと指先をお尻のほうに向かわせる。指が這い回るたびに冬子が身体を震わせる。
声を出さないようにしているのか、唇をかんで喘ぎ声を押し殺している。
触られ慣れていないから敏感なのかもしれない、指で円を描かせつつ、ついに柔らかなお尻に触れることに成功した。
「…………?」
「ほら、これはマッサージだから、だから全体を満遍なく揉み解さないと」
冬子は困ったような顔をするが男はお構いなしにお尻を手のひらで包み込んだ。今までのツボを押す手つきとはまったく異なる触り方で、冬子が何か言わないか不安だったが、マッサージだと思っているのか無言のままだ。
「……わかったわ、続きをお願い」
冬子の疑いの目つきが心に突き刺さるようだった。だが、続きをすることを許してくれたみたいなので続けてお尻を撫で回す。
押し付けた手指を沈めるように力を入れる。むにゅっ…と柔らかな尻肉は簡単に形をへこませる。
スカートの上からでもぬくもりと心地よさが伝わってきた。
柔らかいだけでなくぴんっと張り詰めた美尻を思わずわしづかみにして揉み回したくなってしまった。
「ん……あ………はあぁ…」
プリーツスカート越しに引っかかりを感じる。ここが下着のラインだろうか……
合気道の練習をしているときも時々覗く下着の線に男はいつも欲情していた。
短いスカートを持ち上げてしまえば、冬子の下着はあらわになるはず。
今なら簡単に見えるんじゃないのか……とスカートの裾をそっとつまみあげた。
(ついでにスカートもめくっちゃえ…)

「っ……こ、これ以上はいいわ、もう十分解れたからっ!」
スカートをめくられそうになっていることを素早く察知した冬子はあわてて男の手を止める。
最後までするつもりなのだから、下着を見られたくらいで…とも思うが、まだ心の準備ができていない。
それに、例え相手が彼であっても覗きのような姑息な行為は許せなかった。
「えー……まあ、冬子さんがそう言うなら」
「まったく………どうしてそんなに残念そうなのかしら?」
反省の色のない男に、どこか上ずっていた声で嫌味をぶつける。
「そこまで触っていいなんて…言ってなくてよ。
それに、これはマッサージのはず…お尻まで触るなんて、痴漢じゃあるまいし……」
マッサージのはず……でも、触られたときはぜんぜん嫌ではなかった。それどころか…今はもっと触ってほしいとまで思っていた。
身体が疼く…こんな気分は初めてだった。
触れる手は羽のように冬子の身体をくすぐり、押し当てられる指は心の中にまで入り込んでくるようだった。
心臓は今も早鐘を打っている。早く続きをしてほしい、もっといろんなところを触ってほしい……
こんなこと、当然男にはいい出せず気恥ずかしそうにもじもじするだけだった。
じっとりと汗ばんだ額を手の甲で拭い、もう一度視線を前に向け、男に続けてもいいというサインを送る。
「続き…お願いできるかしら? でも…今度おかしな真似をしたら……」
「わかったわかった、もうしないよ、冬子さん」
343: ◆EqHQZWqzB. 2010/10/24(日) 17:10:26 ID:REvqBGJy(8/19)調 AAS
しばらくの間、男は大人しくマッサージを続けていた。手は足首、ふくらはぎのほうまで進んでいたが、太ももの辺りは触れてこない。
さっきやめろといったからだろうか……触ってほしくないわけではなかったので、少しだけ残念だった。
「今度は、俺のほうを触ってほしいな?」
足裏まで揉み解し終えると、男が隣に横になった。触ってほしいといわれても何をどうしてほしいのか、冬子には理解できなかった。
「触る……マッサージをするってことかしら?」
「違う違う、触ってほしいのは…」
てっきりマッサージをしてほしいと思ったが、男は股間を指差している。その部分にあるのは男性器だろう。
男に向かって伸ばしかけた手を引っ込める。そんな恥ずかしいことできないと首を振った。
「そ、そんなの……だめよ」
「どうして? ここを触ってもらうとすごく気持ちいいんだ」
冬子は拒むが男はなおも食い下がる。男の股間に目をやるとそこは膨らんで、まるでテントのようになっていた。
「でも……恥ずかしいわ」
「お願いだよ、冬子さん…こんなこと、冬子さんにしか……」
いつになく男にせがまれる。いつもわがままを言うのは自分ばかりで、男からここまでお願いをされたのは初めてだった。
「…………仕方ないわね、こんなことするの、あなただけですからね…」
別に、ちょっと触るだけなら……それにあまり嫌がったら嫌われるかも……冬子は仕方なし…という振る舞いをしてペニスに手を触れる。
触れた瞬間、びくんっとペニスが跳ねる。脈動と熱がズボンと下着越しからはっきりと伝わってきた。

冬子がテントに指を絡ませる。遠慮がちなタッチだったが、細く柔らかい指の感触を楽しむことができた。
「ううっ………男のあれは見たことある?」
ぎこちない手つきだったが、冬子が一生懸命触ってくれているのだと思うと、さらにペニスが硬くそそり立っていく。
男は上ずった声のままペニスを見たことはあるかと冬子にたずねる。
ダイレクトな質問だったからか冬子の顔が少し赤くなったように見えた。
「…………一度だけ」
「……わかった、お兄さんのかな?」
返事をしながらも冬子は硬くて太い肉竿を手のひらと指で何度もこすっていた。単純な往復運動…物足りなさを感じるが、
ちらちらと落ち着かない様子で男の顔と勃起したペニスを交互に見る冬子の仕草に何ともいえない愛おしさを覚える。
「違うわ、私……痴漢に遭ったことがあって、そのとき…」
「痴漢? さっきもそんなこと言ってたな。ところで、痴漢って何されたの?」
痴漢…その言葉を聞いて興奮してしまう。冬子が痴漢に遭った……
確かにこれだけきれいでスタイルもよくていい匂いがすれば男に狙われてしまうのも無理はない。
(やっぱり…胸揉まれたり、指入れられたりしたのかな…?)
「……そこに食いつかないでほしいわ……ちょっと、お尻を触られて、それで…」
当然だが冬子はあまり話したくなさそうだ。しかしできるだけ具体的に聞きたかった。
妄想の中では満員電車の中、冬子は下着の中に手を突っ込まれ割れ目を直接触られていた。
頬を赤く染めて声を押し殺す冬子、その目は潤み、頼りなさ気に宙をさまよう。痴漢に割れ目を弄られるたびに肩を小刻みに震わせて……
「それで? それで? スカートめくられた? 他の場所は触られなかった?」
妄想の材料にするためについついしつこく聞き出そうとしてしまう。
冬子の立場になればこんなこと聞かれるのは絶対に嫌だろう…男はそんなことにも気がつかなかった。
「相変わらずデリカシーがないのね……」
冬子がむっとしたような表情を浮かべる。手の中にあった肉竿を強く握り締めながら男をにらみつけた。
「いたたたた! つ、強く握らないで…っ…! ごめん、もう聞かないから…!」
「……お返しです」
これには男も参ってしまったのか、苦しそうに冬子に許しを請う。竿だけだからまだいいが、この調子で玉に手を出されてはかなわない。
男の痛そうな声を聞いて、少し気分が晴れた。冬子は力を緩め優しくペニスをさする。
勃起した亀頭のあたりを指先でくすぐっていると男がいきなりズボンのジッパーを下げた。
「何をするの?」
「いや、せっかくだから生で触るのはどうかと思って」
露出するペニス…面と向かってみたのはこれが初めてだった。屹立するそれは、今にもはちきれんばかりだった。
344: ◆EqHQZWqzB. 2010/10/24(日) 17:10:37 ID:REvqBGJy(9/19)調 AAS
あれが自分の中に入る……そう思うと不安を感じるが、それ以上に身体の芯が熱くなるような………期待を覚える。
「……お断りよ、そもそも…私、触りたいなんて言ってないのだけど」
ペニスをまじまじと見ながら冬子はごくりと生唾を飲み込む、触ってみたい…
けど、男の思うとおりに動いてばかりな自分がどこか恥ずかしくもあり拒絶してしまった。
本当は……触ってみたくないこともなかったが。
「でも…もっと続きはしたいでしょ?」
見透かしたような男の言葉、もちろん続きはしたいが気持ちを読まれたことが悔しく、首を縦に振ることも横に振ることもできなかった。
「………………」
「拒否しないってことはいいんだね?」
沈黙を肯定と受け取った男が冬子の手を取った。男の手は汗で少し湿っていた。
余裕たっぷりに見えるが、向こうも緊張しているのだろうか……
「あっ………」
てっきりペニスを握らされるとばかり思っていたが、男の顔が近づいてくる。避ける間もなく、頬に軽くキスされてしまった。
男の息遣い、唇の感触、付いた唾液…その全てがはっきりと頬に残っている。冬子は戸惑いを隠せないままキスされたところを軽く触れる。
「冬子さんの頬、すべすべぷにぷにで気持ちいいよ」
ぼんやりしているのをいいことに、男はさらにキスをしようとする。
まだ心の準備ができていないと、今度こそ逃げようと思ったが、背中に手を回され動くことはできなかった。
冬子の唇に男の唇が触れる。粘膜のねとっとした感触を上下の唇で強く感じた。
唇を触れ合わせるだけの軽く、まるで小鳥が啄ばむような優しい口付け。
それだけなのに、冬子は気絶してしまいそうなくらいどきどきしていた。
生まれて初めてのキス……それを彼とできたのは喜ぶべき事なのだろう。
さっきまで逃げようとしていたのに、今度は冬子から男のほうにしがみついていた。
「ん………っ…」
「ん……」
二度目のキス、男と呼吸のタイミングが合う。押し付けられた唇の生暖かさが口の中にまで広がってきた。
男の手が腰から下、お尻のほうまで進む。丸く盛り上がった左右の山を撫でられてもあまり気にならなかった。
今はもっとこのままでいたい……これが冬子の本音だった。
「は、あっ………」
やがて、男が口を離す。名残惜しそうに冬子は男の身体に手を回してしまった。もう少し…と思ったときに限って男は離れていってしまう。
もしかして焦らされているのだろうか…
「初めてのキス、どうだった?」
「どうと言われても………よかったわ…あなたとできて」
感想を聞かれると、自分でも信じられないくらいに素直に答える。普段なら恥ずかしくてこんなことは言えないだろう。
どんな顔をして男を見ればいいかわからずに、うつむいたまま赤くなった顔を横に向ける。

(可愛すぎる………)
「冬子さん…………もう一回」
冬子の恥じらいを浮かべた表情が何ともいえず可愛らしくて、男はもう一度キスをせがんだ。
手はまだふっくらしたお尻に宛がったままだが冬子は何も言わない。
だんだんと自分のことを受け入れてくれる冬子、このまま突っ走りたい気持ちをぎりぎりのところで抑えながら、男は冬子の唇を求める。
「え? う、ん……っ……」
小さくうなずいた後、上目遣いの冬子がそれに応える。花びらのような唇は、唾液でつやつやとしている。
(柔らかくてねとねとしてて…甘くておいしい……)
―――ちゅっ…くちゅっ………
唇を優しく啄ばんだ後、冬子の上唇、下唇を舌でなぞった。冬子の唾液はほんのりと甘い味がする。
何者も受け入れたことのない唇…それを容赦なく汚している………征服感が気持ちいいからか男は身体をぞくりと震わせた。
(もう抵抗しないかな……?)
そっとスカートをまくって、下着の上からお尻を撫でる。冬子の肩が跳ねるが、気にせずに手のひらでお尻に円を描いた。

冬子は何も言わず、ただ男のほうを見ていた。心なしか唇を突き出しているようにも見える。
潤んだ瞳とりんごのように赤く染まった頬…誘っているような顔を冬子なりのおねだりだと男は解釈した。
男は冬子の顔を正面から見据えて、今度は不意打ちではなく同意を得ようとする。こんなキスではもちろん物足りなかった。
「もっと違うキスをしてみようか……」
345: ◆EqHQZWqzB. 2010/10/24(日) 17:10:49 ID:REvqBGJy(10/19)調 AAS
「………!!」
違うキスの意味も、冬子はわかっているのかもしれない。それた大きな瞳は天井や壁のほうに向けられ、落ち着きなく動いている。
もう一押しだろうか……男は冬子の華奢な身体を抱きしめて引き寄せる。黙ったまま腕に力を入れて冬子がほしい…とサインを送った。
身体に乳房の柔らかな丸みを感じる。これだけ密着していれば向こうにも勃起したペニスの存在がわかっているはずだ。
「……………」
冬子は再び視線を交差させて、小さくうなずいた。男は腕の力を緩めて冬子の唇に狙いを定める。
冬子も少しだけ背伸びをして男がキスしやすいように高さを合わせる。
「ん、んんっ………………んぅ…」
―――ちゅっ…じゅるっ……ぷちゅっ……
冬子の唇を割り開き、わずかに閉じた歯をこじ開けて口の中に舌をねじ込む。暖かくて柔らかく、湿度の高い冬子の口内を舌でなぞった。
冬子が身体をこわばらせる、舌もおびえたように下あごの奥あたりから出てこない。
(冬子さん、震えてる……?)
―――じゅるっ、じゅ……うっ……ちゅるっ…
唇に吸い付きながら、怖がらなくていいと、男は冬子の背中を優しくさする。冬子の震えが止まった…少し落ち着いたようだ。
(これなら大丈夫かな……)
次に、縮こまった冬子の舌を捕まえようと舌を奥まで進ませる。ぴちゃぴちゃと唾液が交じり合う音が妙に耳に残った。
「んっ…………!」
ぷにぷにしてて小さな舌を捕まえた瞬間冬子が小さく声を上げる。
冬子の方も男の背中に手を回していた、嫌がっているようには見えないと構わずに舌を絡ませる。
―――じゅぷっ、ちゅっ……ちゅうぅ………ぴちゅっ…
まるで捕まえた獲物を食べるように、男は冬子の柔らかく、傷つきやすそうな果肉に蛇のように舌を巻きつけ、唾液をすすった。
「!?……はう…っ……」
―――ぷちゅっ、ちゅるっ……れろっ…ちゅぱ……っ…
冬子の身体がびくっと揺れる。その揺れを押さえ込むように彼女を抱き寄せると、冬子は安心したような顔になり目を閉じた。
―――ぴちゃっ……ちゅっ、ちゅ…ぅ…じゅる…っ…
舌を右から左、左から右と細かく動かしてさまざまな方向から冬子の舌をしゃぶる。
冬子はキスの感触に酔いしれているのか、目を細めて身体を委ねていた。
冬子の舌を解放してやると、今度は舌の付け根から歯茎、歯、内頬と鮮やかなピンク色をした粘膜を丹念に舌でなぞる。
極上の肉を味わっているような舌触り…とろけそうなくらい柔らかく、やけどしそうなくらい熱い。
男は息が荒くなるのを必死に我慢しながら冬子の唾液をすすり、喉奥まで流し込んだ。

「……ぅ…………」
男が舌で口の中をかき混ぜる、生暖かさが妙に心地よく夢うつつで男との口戯を楽しんでいた。
しかし、ここで突然男の舌が止まり奥に引っ込んだ。もう終わりなのだろうかとも思ったが、男は冬子を抱きしめたまま離れない。
もしかして…今度は自分の番なのだろうか、意識が朦朧として倒れこみそうな中、冬子はそう考えた。
彼のようにうまくできるだろうか…拙くぎこちないキスで失望させてしまわないだろうか…
「………………」
でも、男ともっとこうしていたいという気持ちは心からあふれ出してしまいそうなくらいに強かった。
だから…自分から、そっと舌を男の口の中に差し入れ、さっきされたみたいに男の舌に自分の舌を絡ませる。
「…んっ………ん……ぅ……」
―――…ちゅっ…ちゅっ……じゅ…っ…
尖らせた舌で男の舌をつつき、上面のざらざらしたところに、まるで文字でも書くみたいに舌を這わせる。
舌を動かしていると、自然と男の唾液が自分の口の中にたまる。それを飲み込むと少しだけ苦い味がした。
―――ぴちゅっ、じゅるっ、にゅる、ぷちゅっ……
ごくっと喉を鳴らして男の唾液を飲み干す。
飲めば飲むほど男が身体の中にまで入り込んでくるような気がして、渇きを潤すみたいにためらうことなく唾液を飲み込み続けた。
―――じゅ…るっ…にゅぷっ……ちゅる……
男の舌も冬子の舌の動きにあわせて動き始める。やはり男は手馴れているのか、冬子はあっという間に翻弄されてしまった。
こちらから責めているはずがいつの間に男に主導権を握られてしまう。そういえばいつもそんな気がする…
ぼんやりとした頭で冬子は男と初めて出会ったとき、初めてデートのようなものをしたとき、思いを打ち明けられたとき…
普通にしていてもずっと彼のペースに巻き込まれていた。
346: ◆EqHQZWqzB. 2010/10/24(日) 17:10:59 ID:REvqBGJy(11/19)調 AAS
冬子が考え事をしている間も、男は口の中をぐちゅぐちゅと音がするくらいにまで舌を這いずらせて、そ
のせいで口の端から唾液が細い糸のように伝っていた。
―――ぐちゅっ……ちゅぅっ…くちゅ……っ……
粘着質な水音を聞いているだけで何も考えられなくなっていく。どうして彼はあんなに冷静でいられるのだろうか…
冬子は今にもその場に崩れ落ちてしまいそうだった。
にもかかわらず男は余裕たっぷりで冬子の唇を、舌を思いのままむさぼっているように見える。
「ふう………冬子さん……すっかりできあがってるね…」
こんなに長いキスをしたのは男も初めてだった口を離したときに若干の息苦しさを覚えてしまうほどの………
冬子はキスする前と後では明らかに様子が変わっていた。
目は涙をこぼさんばかりに潤み、呼吸は心なしか荒くなっている、さらに腕や太ももにはうっすらと汗が浮かんでいた。
感じているのは誰の目にも明らかだった。
「手慣れてるのね……」
「そう見える? 結構緊張してるんだけど…冬子さんは?」
「……………」
「聞かないほうがよかったね、ごめんごめん」
緊張しているのは事実だった。冬子の処女をもらえるのだから、彼女にとっても最高の思い出になるようにしてやりたい。
だから勢いで押し切って最後までしてしまう…ということだけはしたくなかった。
「じゃあ…もう一度横になって……」
「………………ええ…」
あと少し…あと少しだ………男は冬子の腰を抱くとそっと熱っぽい身体をベッドに倒す。近くにいると彼女の息遣いが聞こえる。
熱っぽく、そして湿っぽい吐息……すぐ近くで吹きかけられているような気がする。

「……………」
男は無言で冬子の服を脱がしていく。ブレザーのボタンを外され、プリーツスカートのホックも外されてしまう。
スカートが音もなく引き抜かれ、真っ白なブラウスに純白の下着という着替える途中みたいな格好にさせられる。
恥ずかしくて冬子は目をそらしてしまう。その間も男は黙々と作業を続けていた。
一つ一つブラウスのボタンを外される、男の指が乳房にこすれたとき、ぴくっと身体を反応させてしまう。
「くすぐったいわ…」
くすぐったくて冬子は身をよじる。でも嫌ではなかった。心地よいけだるさが身体中を包んでいる、
それに身を浸らせていると男はブラウスも脱がし終え、ついに下着に手をかけようとしていた。
「あっ…………」
「冬子さん、どうしたの?」
「……………なんでもないわ、続けて」
小さく声を上げたところで男が手を止めた。生まれたままの姿を見せるなんて顔から火が出てしまうくらいに恥ずかしいことだった。
しかし、男に本当の自分を見てもらいたかったのも事実だった。背中に手が届くとあっさりとブラのホックを外されてしまう。

「なんだか変な感じね……」
「まだ触ってないんだけど…?」
「見られてるだけで、身体がむずむずするような気がするの…触られているような…」
ベッドに横たわるパンツ一枚の冬子…その美しい裸体を男は舐めるように見た。ほっそりとしているが丸みを帯びた身体…
肩から腕にかけてのなだらかなライン、真っ白なシルクのような素肌、
淡雪を積み上げたような丸い乳房、その頂点には桜色の乳首、引き締まったウエスト、小さなおへそ……
男は上から下までじっくりと冬子の身体を眺める。肉付きのいい太もも、細い足首、
ここからだとうまく見えないが程よく膨らんだお尻……その全てに男の興奮は否応なく高められていく。
(視線だけで感じてるのか…冬子さんって意外と…)
冬子は見られているだけで、愛撫されたかのように身体をくねらせる。初々しいその仕草が何とも欲情をそそる。
男は手を乳房に伸ばそうとしたがあえて引っ込める。
指先が乳首に掠めただけで目を瞑り身体をずらす冬子をもう少しからかいたくなってしまったからだ。
「じゃあもう少し見てようかな、脚をもじもじさせてる冬子さんも可愛いよ?」
「……………エッチ…」
冬子が怒ったような声を出す、本気で怒っていないことくらいすぐにわかる。
あまり焦らすのもかわいそうだと男は下着に手をかけ、薄い布地を足首の方まで引き下ろしてしまった。
次は割れ目に目をやる。ぴったり閉じたそこは一本の筋のようになっている。
本来生えているはずの茂みは冬子の陰部には一本たりとも生えていなかった。
「おおっ、こ…これは………一本も生えてない……」
347: ◆EqHQZWqzB. 2010/10/24(日) 17:11:16 ID:REvqBGJy(12/19)調 AAS
こういう秘所を見るのは初めてだからか男は思わず驚いてしまう。
冬子のその部分はまるで幼女の割れ目のようにぷにぷにしていそうで、到底男のペニスを受け入れられなさそうにも見えた。
「冬子さん、つるつるしてる…赤ちゃんみたい」
「いや…ぁ……そんな近くで……くすぐったいわ」
恥ずかしがる冬子を無視して、男は冬子の脚を開く。そうすると割れ目からピンク色の粘膜が覗いた。
まだまだ未成熟な青い果実のようで、膣口は若々しい桃色で、クリトリスは小さく、皮をかぶっていた。

「もう…………だめ…」
近くでじっくりと割れ目を見られると、気絶してしまいそうなくらい身体も気持ちも硬くなってしまう。
自分のようなつるつるしたあそこは珍しいらしい…確かに毛が生えていないのは自分だけだったような気がする。
男がふうっと息を吹きかけると、むき出しになった秘唇に風が当たりむず痒くなる。
まだ触れては来ない…他の場所はあんなに触りたがっていたのに…わけがわからなかった。
「だめっ、隠さないで……こんなに綺麗なのに…」
穏やかな刺激を避けようとクレバスを手で隠すと、男がそれを止めた。
見られているだけで身体中がざわつく、目で触れられている気さえしてきた。
「はあぁ………冬子さんって本当にスタイルいいな」
「………? だからって………んっ…視線が怖いわ。なんだか舐められているみたい…」

「まるで舐められたことがあるような言い方だよね…」
「ちょっと…! 違うわ……今日のあなた変よ、いつもよりずっと意地悪だわ」
誰かに身体を舐め回されたことなんてもちろんあるはずがない。
ただ、彼になら…火照った身体を舌と唾液で冷やしてほしい、そして溶けてしまうほどに舐り倒してほしい…
そんな冬子の考えを知ってか知らずか、男はまだ指一本たりとも触れてこようとはしなかった。
「そうかな? 冬子さんがあんまりかわいいから、自分でもちょっとおかしくなってるのかも」
可愛い、きれいという言葉…何度も聞いた言葉ではあったが、男に言われると陳腐な一言であっても、心の奥深くまで染み渡る。
「…………これ以上褒めても、何も出ないわよ」
こういうときは、嬉しいわ…あなたも素敵よ……なんて言えればいいのかもしれないが、
もう隠さないと思ったのか、手を掴む力が緩んだ。解放されるととっさに隠してしまいたくなったが、男はそれを許さない。
「ああっ、冬子さん…隠さないでよ。もっと見てたいな」
男にお願いされたら隠すわけには行かない。仕方なく脚を開いて、その奥にある秘密の場所を向こうからも見えやすくする。
「………………」

恥らう冬子は見ていてなかなか可愛かったが、このあたりで一気にその気にさせてしまいたい。
「わかった、見られてると思うから恥ずかしいんだ、ちょっとじっとしてて」
「何を……きゃっ……」
「ほら、こうすれば俺の目…気にならないだろ?」
男はハンカチを取り出して冬子に目隠しをする。視線が気にならなくなる……
これはもちろん建前だった。本音は視覚を封じて感度を高め、一気に絶頂に導く…というところにあった。
「……確かに、でも、何か嫌な予感がするわ」
当然冬子は戸惑う、だがいまさら引き下がるつもりはなかった。男は冬子の手を取って、手の甲を軽く舐める。
冬子の汗ばんだ肌はほんのりと甘くしょっぱかった。
「ひあぁっ! ああんっ、えっと…あの……」
「どこから来るかわからないとドキドキするでしょ?」
きょろきょろする冬子にはお構い無しに、親指をそっと口に含んで舌でれろれろと舐め回す。
爪から関節、付け根まで丁寧に舐め、指を唾液まみれにしてしまった。
「ずるいわ…だましたのね………」
舐められるという行為は嫌なのか、非難するような口調で冬子がつぶやく。
確かに悪いのは自分だと男は自覚していたので、それには何もいい返せなかった。
お返しということで、手首から肘まで一気に舌を進ませる。
柔らかなプリンのような舌触り、しかしプリンとは違って決して形は崩れることもなく、男の舌を程よい弾力で押し返してくる。
「ひゃ、あぁっ……んんっ!」
動く舌からもたらされる刺激に耐えられないのか、冬子は甲高い声を上げる。
外に聞こえたりしないだろうか…まあ聞こえたところで問題はない、と思いたかった。
肘の骨ばっているところから二の腕に舌を進ませる。だんだんと汗の味が強くなってきたような気がした。
すべすべとした向きたてのゆで卵のような冬子の二の腕。前腕よりも肉付きもよく、程よい柔らかさが舌をくすぐった。
348: ◆EqHQZWqzB. 2010/10/24(日) 17:11:28 ID:REvqBGJy(13/19)調 AAS
「ん…くっ、舐められてる、だけなのにっ……!」
視界を完全に封じられて、わかるのは男が腕を舐めているということだけだった。
逃げたいけど逃げたくない…舌が字を書くように前後するたびに身体の力が抜ける。
これが、もっと敏感なところを舐められているのならわかるが、
今舐られているのは腕のはず。どうしてここまで気持ちよくなってしまうのか…心も身体もそれほどまでに男を求めているのか……
「これが冬子さんの汗の味かぁ………」
舐めるとしょっぱいのだろう…もしかしたら、今の自分は汗臭いのかもと冬子は身を硬くする。
嫌がって腕をゆするが、何も見えないからどこに逃げたらいいかわからず、すぐに男に捕まってしまう。
「はあんっ、だめ…ぇ……せめて、もう一回シャワーを…」
男の舌が肩から回り込み、脇の下まで進む。こんなところまで舐めるなんて、彼は変態かもしれない…
一番汗をかいているであろう場所を舌でつつかれ、ざらざらした表面を押し付けられる。
しかしそれだけでは終わらなかった。腋汗を吸い取るかのように男が唇でその部分をしゃぶり始めた。
汗の匂いが好きなのだろうか…男にそういう趣味があっても別に構わないのだが、
実際に汗を舐め取られ、匂いをかがれ、キスまでされてしまうのは、意識がなくなってしまいそうなくらい恥ずかしかった。
「いまさら逃がすわけにはいかないなぁ……」
今にも真っ白になりそうな頭の中にぼんやりと男の声が響いた。
ようやく腋から口が離れてほっとするが、次はおへその辺りをぺろぺろされてしまう。
臍の周りを一周、二周……舌が円を描くと冬子もその動きに合わせて腰をくねらせてしまう。
もう、自分の意思ではどうすることもできなかった。
「指の先からお尻の穴まできれいに舐めてあげるからさ…」
「そんなこと、望んでないわ………あ、あんっ!」
お尻の穴……? 男が何かとんでもないことを言ったような気がする。そんなことまで本気でするのだろうか…
男の顔を見れば嘘かどうかくらいわかるかもしれないが、目隠しをされていればそれもできない。
「へ〜、望んでないなら…もっと気持ち悪そうにするんじゃないの?」
「……うっ、知りません…あ、んうっ…はああぁ……」

目隠ししたままさらに責める、しかしあえて性感帯は外していたから、乳首や割れ目はきれいなままだった。
「そろそろほぐれてきたかな?」
「え……? 何を……あああんっ!」
乳首に手を伸ばし、人差し指で軽く弾いてみると、冬子が悲鳴のような声を上げる。たっぷりといたぶった甲斐があったみたいだ。
次に親指と人差し指でころころとピンク色の果肉を転がしてみる。薄桃色の硬い膨らみはさらに指を押し返すまで硬くなる。
左の乳首を指で責めるとともに、右の乳首を口の中に含んで舌を差し入れる。
尖らせた舌先で何度もつついたり、控えめな乳輪を形にそってなぞったり、先端の凹凸を押しつぶしてみたりする。
唇にかぶせ、口内にしっかりと収めた小さな乳首は、刺激に屈したのかむくむくと起き上がってくるようだった。
指で弄繰り回している方も、手のひらで圧迫し、かと思うと二本の指でつまみ上げ、
冬子のまだまだ未熟な官能を少しでも引き出そうとする。
「ひあっ! そんな……今、までと……全然……」
冬子も乳首を刺激されて感じてしまっているのか、恍惚とした表情になっている。
吊り目がちだったはずの瞳は、目尻がだらしなく垂れ下がり、瞳は今にも上の方に隠れてしまいそうだ。
口は半開きでよだれが垂れていた。普段の凛とした表情はもうどこにもなく、間違いなくメスの貌になっている。
「いや…だいぶ焦らしたからな……お、敏感になってる」
「あ、ああ…だめ、こんなの初めて……私が…私じゃないみたい……」
男は歯を立てて軽く乳首を噛む。傷つけないように、優しく……くにくにとしたわずかな歯ごたえを感じる。
歯を使って根元から乳首を扱きながら先端を舌でちろちろとなぞる。
両手は下からすくうように優しく乳房を持ち上げて、柔らかく重たい二つの肉球をそっと揉みしだき始めた。
「冬子さんのおっぱい、綺麗だね…真っ白ですべすべしてて、大きさもちょうどいい」
ふにゅふにゅと他の部位とは違う、指が飲み込まれてしまいそうなほどの柔らかさ。
冬子の乳房は巨乳といえるほど大きいわけではなかったが、まろやかな丘は揉む手に合わせて形を歪ませる。
「……まだちょっと芯があるな……」
349: ◆EqHQZWqzB. 2010/10/24(日) 17:11:38 ID:REvqBGJy(14/19)調 AAS
指が飲み込まれた先で押し戻される感触が。揉まれ慣れていない胸はまだ青さを残しているのか…
熱く熟した果実が食べごろになるのはもう少し先のようだった。
「あ、くっ……ぅ……ああ、はあん……」
感度が高まった冬子の声はさらに大きくなる。広い部屋に響き渡る彼女の嬌声。
男は感じ乱れ雌へと変わる冬子を見て、密かに…しかし今すぐ射精したいほどに興奮していた。

容赦なく、それでいて優しい乳への愛撫……マッサージの時よりも、全身を舐め回されていたときよりもずっと気持ちいい。
恥じらいやためらいはほとんどなくなっていた。
今では逆に、こんなに気持ちいいのなら、なぜもっと早くしてくれなかったのかとまで思っていた。
「気持ちよさそうだね、こっちはどうかな?」
「………? ひゃんっ! あ、ああ…そこは、だめっ!」
ただ…それでも、嫌とかだめとかいってしまう。本当はたくさんしてほしいのに……冬子自身もその理由はわからなかった。
「だめじゃなくて…もっとして……じゃないの?」
「………………」
男に本心を見透かされ黙り込んでしまう。むにゅっ……と乳房を揉み潰される。
ほとんど力を入れていないようなのに冬この胸は形が変わってしまいそうなくらいひしゃげていた。
乳首を、そして乳房を責められると、身体中に電気が走る。全身を進む激しい何かが身を焦がす……
それが通った後は甘い痺れが身体中に残っていた。
もう起き上がることはできない…このまま気を失ってしまいそうだ。
男に最初に触れられた時から積み重なっていった快感が全身に重りとなってのしかかる。
「してほしそうな顔してるよ、冬子さん……」
五指は複雑に蠢き、乳輪の周りから脇腹に近いところまで、さまざまな角度から満遍なく乳房を弄り回していた。
身体をずらすとそれに合わせて乳房もぷるんっと揺れる。
「……そんな、顔………して…るの、かしら」
目隠しを外されると、鏡のほうを向く。そんなことはどうでもよかった。ここまでされて冷静な顔でいられるはずはない。
これは仕方のないことなんだ……ここまでする彼のせいだ……冬子はそう考えるとすこし気が楽になった。

「ふあ…っ……ん、んんっ…」
「小さくてピンク色で……でも感じやすくて……理想の乳首だな…」
男は二つの、桃色のさくらんぼみたいな乳首を絶えず弄り続けていた。左を指で、右を舌で…しばらくすると左右が入れ替える。
何回もこね回された乳房は、段々とほぐれてきて、熱も柔らかさも増してきた。固めのプリンだったのがマシュマロのように……
「はあっ、はあっ…だめ、舐めないで……」
「ん……どうして? 赤ちゃんにちゅうちゅうされてるみたいで気持ちいいでしょ?」
さっきからだめとか嫌とか冬子は拒絶の言葉を並べ立てる。もっとも、それが本心から来る者ではないことくらい、男にはわかっていたが…
「それは……ああんっ…でも………」
冬子はまだ何かいいたそうに言葉を濁す…それ以上の言葉は必要ない、男はそう言わんばかりに冬子の乳首を摘んでひねり上げた。

「あ、あっ………………」
乳首を強くつねられて、冬子は声にならない声を上げた。そろそろ頃合か……男は乳房から手を離して太ももに手を宛がう。
すべすべむちむちとしたきめの細かい肌の触り心地…男は夢中になって、冬子の美しい脚のラインに沿って手のひらを往復させる。
すらっとした細長い冬子の脚…肉付きは若干薄めでそのラインは一本まっすぐに伸びている。
その反面、柔らかさや弾力も程よく持ち合わせていて、乳房やお尻とはまた違う質感を手の中で楽しんだ。
「顔真っ赤だよ、冬子さん……」
「嘘よ……私は……あふっ…」
男は乳首を玩具にしながら脚を撫で、ゆっくりと付け根から下腹部の方まで進ませた。
そこから先にあるのはもちろん何も受け入れた事のない清らかな淫花だった。
「身体起こして、脚開いてくれる?」
「ひぁっ………」
指を土手から秘裂へと進ませる。柔肉のまとわりつくような感触が人差し指を満たす。
肉の柔らかさとは裏腹に指は拒まれているかのように押し出される。
蜜がまぶされ潤いを帯びているがまだ鮮やかな薄紅色の花びらは硬くこわばっていた。
男は乳首から手を離して秘所を左右の指で押し広げる。つるつるぷにぷにした粘膜を指の腹でそっと撫でる。
そこは肌よりもずっと熱を持っていて、ずっと触れているとやけどしてしまいそうに思う。
350: ◆EqHQZWqzB. 2010/10/24(日) 17:12:27 ID:REvqBGJy(15/19)調 AAS
「な、に………やっ、近くで、見ないで…」
男は息を荒くしながら無毛の恥部に顔を近づけ、観察するみたいに覗き込む。
一本の産毛すら生えていない、大陰唇、小陰唇、クリトリス、膣穴と順番に見る…
見たのはもちろん初めてではなかった、今までの女性器と比べ物にならないくらい冬子の処女孔は美しかった。
本来はグロテスクなはずの部分は、愛液に照らされきらきらと光っている。
クリトリスは申し訳なさそうにちょこんと上の方にくっついていた。
花弁は冬子が身を震わせると呼応してひくつく。だらしなく開いていたりはしない。
一番奥…すなわち牡の肉棒を受け入れる穴はまだ見えない。
「いいじゃないか…こんなにきれいなんだから。もっとよく見せてよ」

男の指がゆっくりと割れ目をなぞる、動くたびにくちゅ…くちゅっ…という生々しい音がした。
頭の中でその音が響くと他には何も聞こえなくなる。
「どう? 自分でするときとどっちが気持ちいい?」
「じ…ぶん、あんっ……で…?」
まただ…何か男が聞いてくる……冬子はやっとの思いで返事をした。指がまるで濡れたビロードのような媚肉をかき回す。
指の動きは本当にゆっくりだった……しかし、そこからの刺激は他のどこを触られるよりも強いものだった。
ほんの少し、何ミリか指先が動くだけでもびりびりとした鋭い痺れが身体中を飛び回る。
「………………!!」
なぜか冬子の身体ががくがくと震える。止めようと思っても止められなかった…稲妻が走るような強すぎる衝撃…
その痛みにも似た激しい刺激は陰部から脚や背中、腕、指先にまで容赦なく広がる。
やがてそれは頭の中まで痺れさせていき、冬子の思考力を完全に奪おうとする。
「冬子さんって…もしかしてオナニーしたことないの?」
「……え、ええ……っ…くっ…」
あまりに敏感だから男が妙に思ったのだろう……確かに彼の言うとおりだった。
冬子は小さくうなずくと再び指の先まで麻痺させるような「何か」に全てを任せる。
最初こそただただ驚くばかりだったが、何度も指が滑るたびに慣れてきた。慣れてくると逆に「何か」がほしくなった。
自分ひとりでは絶対に味わえないような、五感全てをストップさせるような強烈な快感……
それをもっと楽しもうと、冬子はみだらに腰をくねらせ、男の指に白液を浸らせた秘奥への入り口を押し付ける。

男はむっちりとした太ももを撫でながら入り口をゆっくりと解して穴を大きくしようとする。
冬子の話を聞く限りでは、一番最初に触ったのはどうも自分らしい。
美しく清らかな二枚の桜貝、今までの間誰一人として侵入を許さなかったその先……
まだそこ道のりは長いような気がするが、それでも最後の目的を果たすまで歩みを止めるわけにはいかなかった。
「そっかー…じゃあここに触ったのは俺が一番最初か…」
外に向けて開かれた二枚貝を引っ張って摘み上げる。弄り続けた陰部は桃色から薄紅色に変わっていた。
とろとろと次々溢れ出す愛液も白く濁ったものに変わってきている。
「あ、ああんっ! んんっ! は…うっ……」
指の動くタイミングにあわせて聞こえる冬子の喘ぎ声。男はもっといろいろな声を出させてやろうと入り口に添えた指の角度を変える。
「こっちもまだこわばってるな…」
秘裂はだいぶほぐれてきているが、まだまだペニスを入れるのは先になりそうだ。
ただ、さっきよりも心なしか指が深くまで入るような気がした。

男の指がそっと入り口をなぞったあと、少しずつその指を内側に進めていく。もっと痛いかと思っていたが、
男が丁寧に触ってくれたおかげで異物感が少しあるだけだった。
じっくりと責めていたのは、経験のない自分を気遣ってのこと……男の優しさに冬子は満たされたような気持ちになる。
遠慮がちに男の指が中へと入り込む。くちゅ…にちゃぁ……っと粘度の高い愛液が膣口から指へとこぼれた。
「ん…んぅ……はあぁ…」
気持ちよさに耐えられずに冬子が声を上げる。ずっと触っていてもらわないと、なんだかじれったいような気がした。
男の太い指がピンク色のゼリーの上を滑り、指の腹で下の唇の形に沿ってくすぐってくれるのを心待ちにしていた。
今までの自分ではないようだ…こんなに素直な気持ちで何かを求めたのは初めてだった。
351: ◆EqHQZWqzB. 2010/10/24(日) 17:12:42 ID:REvqBGJy(16/19)調 AAS
男の指がだんだんと中に進む、冬子は目を瞑りシーツを強く掴んで押し寄せる快楽に耐える。
何か気持ちのやり場を探さないと暴れだしてしまいそうだった。
「く…っ……ふあっ……ん、んぅっ」
閉じた目から涙がこぼれているのに気がつく、嬉し涙…なのだろうか……
「大丈夫………?」
男が遠くで心配そうに声をかけてくる。遠く…すぐ近くにいるのに、男の声は薄ぼんやりとしか聞こえなかった。
飛び上がってしまいそうな刺激を全身で受け止めているのに、
頭だけはもやがかかっていて何かを考えたり、言葉を聞いたり、返事をするのも億劫だった。

「キツキツだな…ゆっくりと解していかないと…」
指一本でも入り口は侵入を許したくないみたいで、粘膜の壁に人差し指が挟まれ身動きが取れなくなっていた。
無理矢理にかき回してしまうこともできるが……そんなことをしたら冬子が痛がる。
だから男はゆっくりと指を引き抜いて、差し入れて…硬く閉ざされた秘門へどこか遠慮がちなノックを続けることしかできなかった。
「はあ…あっ……強く、しないで…」
冬子が刺激が強すぎるからか不満の声を漏らす。男はあわてて指を戻す。経験がない上に敏感だからなのだろう…
羽でくすぐるように優しく冬子の秘所を撫で擦り、さらに細心の注意を払い指を奥に進ませた。
「わかってるよ、冬子さんは焦らされるのが好きだからね」
「ち…違う……初めてだから、優しく……してほしいの」
爪の辺りが隠れるまで指を狭く窮屈な膣口にねじ込む。ねっとりとしていて暖かいが異物を押し戻そうとする力は思いのほか強い。
優しくとは言われているが、思い切って男は指を躍らせる。
冬子の中は、窮屈なばかりではなく、ふわふわと柔らかくまるで毛布のように粘膜が包み込んでくれるところもある。
(ここにチンポ入れたら……相当気持ちいいだろうな…)
冬子の陰部は充血し、さらに赤みを増していた。処女口はきゅっと閉じたり開いたり…まるで呼吸をしているみたいに見える。
「ふふっ、わかってるよ…冬子さんをからかってみたくなっただけ…
だって、頬なんてりんごみたいに真っ赤な顔して…すごくかわいいからさ」
悪いとは思っているが、冬子を見ているとついつい意地悪したくなってしまう。
今も指先で緊張と弛緩を繰り返す肉唇に泉の芯から滾々と溢れ続ける淫水を塗りつけ、指先がふやける感力を楽しんでいた。
「んっ…意地悪……」
男は、鮮やかな色合いの大小の畝にそって指を動かし、再び冬子の秘奥を開拓しようとする。
こっちの手の動きは冬子にも十分予想はできることだろう。
しかしもう片方はどうだろうか…男は冬子の肉の皮に包まれた突起を軽く指で弾いた。
「ひゃんっ! ああ…っ……ん…」
「こっちも気持ちいいでしょ?」
皮を剥くのはまた次の機会にしようか…包皮を隔てていても、
それだけで背筋を大きく反り返らせている冬子は十分気持ちよさそうに見えた。
男はさらに乳首にやったように親指と人差し指で、ほんのわずかに圧力をかけてクリトリスを押しつぶす。
「んんっ……くっ……ふあっ!」
冬子がお尻をくねらせる。男はもう一度肉の芽を指でつまみ上げた。今度はいやいやをして手を止めようとしてきた。
快楽に翻弄され続けて、冬子の理性が身体にストップをかけているのかもしれない。
クリトリスは蜜をまぶされ宝石のように輝いている。それはごく小さなきらめきだったが、男の劣情は刺激される一方だった。
宝石の美しさに魅入られ、我を忘れてしまう女性の気持ちがなんとなくわかったような気がした。
「ん、あ…うっ……はあっ…んんんっ…」
(……もしかして、痛い、かな……)
(やっぱり初めてだから…濡れにくいか……最悪今日は諦めたほうがいいかもしれないな……)
ルビーのような冬子の陰核を指先で弾き、扱き、抓る。
こりこりとした柔らかく傷つきやすそうな秘唇とは違う弾力のあるクリトリスを弄っているとさらに左右の肉帯はぬかるんでくるが、
まだペニスどころか指も受け入れてくれなさそうだった。
「どう、ここが一番気持ちいでしょ?」
今回は最後まで行けないか……いや、まだ試していないことがある。
「…………んっ、んんあ…っ……」
顔を歪ませ、腰を左右に8の字を書くように振っている冬子の濡れそぼった肉の合わせ目に、
そっと顔を近づけ芳しい香りを楽しみながら舌をゆっくりと裂け目に近づけた。
352: ◆EqHQZWqzB. 2010/10/24(日) 17:13:31 ID:REvqBGJy(17/19)調 AAS
「冬子さんの処女マンコ、指だけで楽しむのはもったいないな」
「はあっ、はあっ……今度は、何を……?」
男は出した舌でぺろりと垂れた蜜を掬い取るように冬子の下の唇を一舐めした。
舌をクレバスに押し付けた瞬間口の中に例えようのない複雑な味が広がった。
この冬子の味が男の性欲をさらに増幅させる。
甘くて、しょっぱくて、すっぱくて……愛液を味わうために舌のストロークをさらに大胆なものにする。
「心配しなくても、痛くないから大丈夫だよ」
「やっ、ちょっと…汚いわ、ああんっ…」
舌を押し付けたまま冬子の表情を確かめる。熱に浮かされたような顔…
汚いなどと嫌がる素振りを見せても半円形の瞳は目尻が下がっており、どう考えても気持ちよさそうにしか見えない。
もう一度男は小陰唇から膣に向かって舌を侵入させ、枯れ果てる気配のない水源の水を何度もすくい、口の中で味わい、飲み込んだ。
「汚くなんかないよ…この生々しい匂いが……」
冬子の無毛の恥部からはむわっと汗と蜜の混じった甘ったるい匂いがする。
押し寄せるように薫る冬子の柔肉を余すことなく楽しもうと思わず鼻で呼吸する。
舐め回すとそれに合わせて冬子が切なそうな声を出し、軟体動物のように腰を砕けさせる。
舌先でゼリー状の唇を満遍なく舐り、ざらついた表面でつるつるした粘膜を拭うように控えめに擦る。
押し殺すような冬子の声…しかしそれも段々と大きくなっていく。それとともに、冬子が男の頭を掴んだ。
押し戻そうとしているのか、それとも自分の秘所に押し付けようとしているのか……動きが微妙でよくわからなかった。
「あ、あ…あっ、あっ…ああん…!」
もっとしてほしいのか……男はこれ幸いにと冬子の割れ目にむしゃぶりついた。
シルクのような舌触りと生肉の柔らかさ……ねじ込んだ舌で膣壁を押し広げるように進ませて、ぐっぐっと閉じきった膣を解す。
相変わらず締め付けは激しいが、指よりも抵抗感は少ない。
舌も柔らかいからか痛みも少ないようで冬子の声も苦しそうというよりは切なそうなものだった。
「んぐっ……冬子さんのオマンコ、おいしいよ…」
「は、はあっ、あんっ、んんんっ! はぁ…あ、ぁ……」
びくっびくっと冬子の身体が痙攣する。冬子はシーツを握り締める代わりに男の身体にしがみついていた、
爪が食い込んで痛かったが、それだけ冬子に求められていると思うと嬉しさがこみ上げてくる。
喉を鳴らしながら冬子の白く濁った蜜を飲み続ける。
湧き出る愛液がさらに滑りをよくしてくれるので、舌を奥深くまで差し込むことができる。
冬子の緋色の絡まりが舌を締め付けるように押し寄せてくる。
ぎゅっと押さえつけられているような気がして、男はどこか息苦しさを覚えた。
「ん……どんどん溢れてくる……飲みきれないよ」
今度はクリトリスを舌でつつく、真珠のようなきらめく突起に舌を巻きつけてきゅっと染み付いた粘液を搾り取る。
「あふっ……ん、んんっ、そこ、は………」
「近くで見てもピンク色で…ぴったり閉じてて………」
クリトリスへの刺激のほうが我慢できないのか、冬子の声のトーンはより甲高いものへと変わる。
男は冬子を尻目にさらに激しく舌を使い、小さな豆状のその部分を舌でつつき回す。

「ふあっ、あん、ああうっ……な…に……?」
クリトリスへの延々と続く刺激、終わりのない心地よさに冬子の身体は翻弄される。
引っ張り上げられたり突き落とされたり、そんな錯覚を感じてしまう。
「クリトリスもちっちゃくて……んっ……」
「……? あ、あああああーーっ!!」
膣を弄られるよりも、こっちのほうが刺激が強い。つんつんと尖ったところを舌で触れられると、
意識しなくても身体が跳ねて、揺れて、倒れこんでしまいそうだから男の身体を強く掴む。
舌が動くと、にゅるっ…ぷちゅっと粘っこい水音がする。口が動くとずずっ…じゅるっと愛液を舐める音がする。
冬子は知らず知らずのうちに腰を突き出し自らのピンクの秘裂を男のほうに近づけてしまっていた。
「こっちも感じやすいなぁ…どこ触っても気持ちよくなってくれるなんて……俺、ますます冬子さんのこと………」
最後まで言ってほしかった…きっと好きだと言ってくれたに違いない。冬子も同じように、肌を重ねるうちに男を強く求め始めていた。
セックスをすれば、この気持ちはもっと強くなるのだろうか…冬子の思考力はほとんど奪われていたが、
不思議と男のことだけははっきりと考えることができた。
353: ◆EqHQZWqzB. 2010/10/24(日) 17:13:45 ID:REvqBGJy(18/19)調 AAS
「んぅっ………あ、ああぁ…」
身体を包み込む奇妙な浮遊感…どこかに飛んでいってしまいそう、冬子はさらに男の身体に強くしがみついた。
「冬子さん………」
切なさが心を満たす、なぜ男が近くにいるのに、胸を刺すような気持ちでいっぱいなのだろうか。
まぶたの裏に火花が走る、男の舌がさらに粘膜を掻き分け冬子の奥に入り込んできた。
「な…に、か………変……あ、ああっ…」
身体の力が抜ける、目を見開いて恍惚とした表情を浮かべたまま、男からもたらされる刺激に全てを委ねた。
「あああーーーっ!!」
何かが頭から指の先まで襲い掛かってきた。それは冬子の身体に絡み付いて、心まで締め付けてくる。
頭の中は真っ白なもやに包まれたままで、何もかもが夢みたいだった。ただ、掴んでいる男の腕だけがリアルな感触をもっていた。

「いっちゃったんだね、冬子さん……」
「いく……………?」
これがいく…ということなのだろうか。言葉では言い表せない不思議な感覚だった。冬子はぼんやりしたまま男にもたれかかる。
「ずっとオマンコ弄られて、おかしくなりそうにならなかった?」
「……ええ、身体がふわふわ浮いているような…でも、何かに引っ張られて落ちていくような……」
さっきのことを思い出す。何がどうなって、いってしまったのかあまりよく覚えていない。
「それがいくってことだよ。嬉しいな……冬子さんを気持ちよくできて」
「…………私も、あなたに気持ちよくしてもらえて………」
これはまったく飾っていない本心だった。こんなに気持ちよくしてもらえるなんて嬉しい半面申し訳なさも感じていた。

しばらく快楽の余韻に浸っていると、男がつぶやく
「さてと……今度は俺を気持ちよくしてもらおうかな…」
354
(5): ◆EqHQZWqzB. 2010/10/24(日) 17:14:29 ID:REvqBGJy(19/19)調 AAS
以上です。

ここまででちょうど半分の予定です。
続きは未定です…すみません。
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