[過去ログ]
【四号機】 新世紀エヴァンゲリオン 【消滅!】 (1001レス)
【四号機】 新世紀エヴァンゲリオン 【消滅!】 http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1277031488/
上
下
前
次
1-
新
通常表示
512バイト分割
レス栞
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索
歴削→次スレ
栞削→次スレ
過去ログメニュー
269: 【専属慰安婦(第11回)】LASキッチー [sage] 2010/08/14(土) 08:35:59 ID:GG87RUil ふとアスカの脳裏に浮かぶ疑問。 (コイツは、あの時のことどう思っているの?) どうして、あんな危険な真似をして自分を助けてくれたのか。 (アタシのことをどう思っているの?) アスカの鼓動がとたんに早鐘を打ち始める。 アスカは、シンジへ質問を返す。 「あの時…、どうして装備のない初号機でマグマの中に飛び込んだりしたの?」 「え…?」 「あの時、地上じゃ、まだ弐号機は大丈夫だって、言っていたはずよ?」 たとえそれが、貴重なエヴァの二重遭難を防ぐための欺瞞だったとしても。 それは大局的に正しい判断だったろう。 「なんかさ…。アスカっていつも危なっかしい感じがするんだ」 「アタシが、危なっかしいですって?」 アスカは声に少々の怒りを込めて聞き返す。 「いや…。アスカはいつも、平気な顔で無茶をするけど、ホントは無理してるんじゃないかって…」 シンジが口ごもりながら応える。 「あの時も、アスカがちょっと無理してるみたいで、ちょっと気になってたんだ」 「ミサトさん達はアスカを信じて待とう、って言ったけど、胸騒ぎが収まらなかったんだ」 「だから、勝手に初号機を動かして、飛び込んだんだ」 「…まあ、結局アンタの勘は正しかった訳よね」 アスカはうつむいて、ため息をつく。 「アスカが日本にくる前の綾波もそんな感じがしててさ…」 「ファーストが?アタシもあの子と同じだっての?」 シンジの動きがピタッと止まる。 「そうだよ…。突然、アスカが居なくなっちゃうんじゃないか、って最近良く思うんだ」 アスカの体に回されたシンジの腕に少し余分に力がかかる。 アスカは肩の力を抜く。 (コイツはこういうお人好しなんだ…。あの子とアタシも一緒。自分のことも満足にやれない癖に、人の世話ばっかり焼きたがる) 「なによ…。アタシはそんなに弱くないわ」 「…。そうだよね。アスカは居なくなったりしないよね…?」 シンジの声が妙に神妙になる。 アスカは、そんな雰囲気に居心地の悪さを感じて、話題を変える。 「で、アンタは浅間山の何を覚えてるっての?」 ■ http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1277031488/269
メモ帳
(0/65535文字)
上
下
前
次
1-
新
書
関
写
板
覧
索
設
栞
歴
あと 732 レスあります
スレ情報
赤レス抽出
画像レス抽出
歴の未読スレ
Google検索
Wikipedia
ぬこの手
ぬこTOP
0.010s