[過去ログ] ニコニコMUGENでエロパロ9 (1001レス)
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880: 2010/10/25(月) 20:57:15 ID:sZ/Vm5Tu(1/11)調 AAS
もうすぐハロウィンだが気にせず投下します。
でもまず先に訂正を……>>516で天草&シシーのタッグ名を素で間違えていました……OTZ
『騒音』じゃねーよ『音量注意』だよ! 検索しても某おばさんしか出ないわけだwww
エロパロ保管庫の人、まとめの際にその部分の修正をお願いします。
では>>512-516→>>537-541→>>614-621の続きを投下します。
自分の中でジャスティスは秋子さん・ミランダに次ぐカーチャンキャラだと思っている。
でも自分の見ている複数のストーリー動画のジャスティスは普通にヒロインで女の子してたりする、不思議♪
ではっ!
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【前回のあらすじ】
温泉旅館にやってきた『デス=アダー』と『恋するドラゴン』の二人。
しかしその旅館には『ドラゴン被害者の会』の面々もやってきていた。
けれど上手い具合に鉢合わせせずに済みそうです。ご都合主義? 気にするなっ!
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ドラゴンが女湯から戻ると部屋では男湯から戻ったデス=アダーがのんびりと寛いでいた。
「ん? 戻ったか……どうした、浮かない顔して?」
「べつにー……」
部屋に戻ったドラゴンの様子はは少々不機嫌だった。
女湯で二人の身体的問題を思いだして複雑な気分になった事、
突然喋り出したジャスティスの圧倒的インパクトに驚かされた事…
そして結局自分の悩みが解決しなかった事に対して……
「そうか……温泉玉子食うか?」
「……あーん」
「自分で食え」
「ぶぅー!」
「ところでだ、この後どうする? 飯喰ってから祭りに行くか、祭りの出店で何か喰うか」
881: 2010/10/25(月) 21:00:50 ID:sZ/Vm5Tu(2/11)調 AAS
「……なら先に祭りに行こう♪」
「そうか、わかった」
不機嫌だった表情がぱぁっと笑顔に戻りドラゴンは嬉々として祭りに行く準備を始めた。
「じゃあアダー、浴衣に着替えるから外に出ててくれないか?」
「……何故だ?」
「見られながらだと恥ずかしいじゃないか」
「今更恥ずかしがる事もないだろ……」ジィー
「……ばーか…////」
〜〜〜 キング・クリムゾン!!! ドラゴンが着替える過程を吹き飛ばす!!! 〜〜〜
ドラゴンは浴衣に着替え終えるとデス=アダーの目の前でぐるりと回ってその浴衣姿を魅せた。
ドラゴンの浴衣は、ピンクと白を基調としておりその色合いはドラゴンらしく実に合っている。
「どう……かな?」
「ああ、似合ってるぞ」
「ふふんっ♪ ありがとう」
「じゃあ行くか」
「おー!」
こうして二人は祭りへと向かった。因みにデス=アダーはドラゴンの着替えをずっと見ていました。
様々な出店が賑わい、人々が行き交い道を埋める…
提灯の灯りが周りを照らし、縁日が織りなす夏の情景を映し出していた…
二人が祭りに辿りついた時には、すでに人集りが出来ていた。
「わぁー随分込んでるな」
「温泉入ってからのんびり来たからな。だが祭りは賑わってこそ祭りだ」
「それもそうだな、ガラガラの祭なんか行ってもつまらないぜ」
「離れて迷子になるなよ」
「わかってるわかってる♪」
882: 2010/10/25(月) 21:05:19 ID:sZ/Vm5Tu(3/11)調 AAS
デス=アダーとドラゴンは互いの手をしっかり握ると賑わう祭りへと足を踏み入れた……
「アダー〜見て見て〜〜♪ ダァー! デヤァー!」
「ハッハッハッ! お前にそれは似合わねぞ」
「いいじゃないか〜ダァー!」
正義の名を語る外道のお面を装着してはしゃぐドラゴン。
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「喰い物買って来たぞ」
「ありがとうアダー……ん?」
デス=アダーが買ってきた食べ物は、焼きそば・フランクフルト・イカ焼き・牛串・焼き鳥……etc
どう見ても祭りで女の子と一緒に食べるには似合わない配分。
「もう少し女の子が食べられるようなものをだな……フワフワした奴とか」
「肉類とか好きなくせに…わかったよ」
ドラゴンが思い描いた食べ物は、綿菓子・リンゴ飴・かき氷・クレープ……etc
女の子が気軽に食べれて食べるところを見られても恥ずかしくない浴衣を来た女性に似合う夏のイメージ。
んで次にデス=アダーが買って来たのは……大ジョッキのビール×2
「違ぇええええ!!」
「何がだ? 泡がふわふわだろ。それに食べたら喉も乾くだろうが」
「アダーも色々考えて買ってきたのはわかるが少しは乙女の体重とか雰囲気とか考えろよ!!」
「いらないなら全部食べるぞ」
「あっ、全部食うなよ、己も食べるから〜〜」
結局仲良く食べました。
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「よ〜し、射的でもやるか」
パンッ! パンッ! パンッ! パンッ!
「全部外れたな」
「うぅ〜〜〜ドラゴンファ」
「おいやめろ。さてと俺もしてみるか、銃器は苦手だが…」
パンッ! カンッ! パンッ! カァン! パンッ! カァン! パンッ! カァン!
「おー! 全部当たった! アダーすげー!」
「ふん…ブロッキングと同じ原理だ。集中力を高めればなんて事は無い」
「そういうものか?」
883: 2010/10/25(月) 21:09:58 ID:sZ/Vm5Tu(4/11)調 AAS
「―――――こうして誰にも邪魔されずにのんびり二人で旅行するのもいいもんだな」
「そうだな…おっ? あれは……」
祭りをのんびりと楽しむデス=アダーとドラゴンの二人だが、
そんな時、デス=アダーの視線が前方から見知った二人がこちらに向かって歩いてくるのを発見。
デス=アダーは少し警戒しながらドラゴンに指示をする。
「ドラゴン、面を顔に付けろ。絶対外すな。あと声を出すな」
「おい、どうしたんだアダー急に――――――って、あいつは――――!」
ドラゴンにも前方からやってくるその一組に気が付いた。
一見すると親子の様にも見える……と言うか恋人同士にはまず見えない二人が居た。
「―――――それにしても折角の慰安旅行だと言うのに…」
「………」ワキワキ…
「いい歳した大の大人が温泉でのぼせるなど……ん? どうかしましたか、ヴァニラさん…?」
「………」ワキワキ…
「大丈夫ですよ。ノーマッドさんなら必ず見つかりますから」
「………ほんと?」ワキワキ…
「ええ、手持ち無沙汰なのはわかりますが…あそこのぬいぐるみでも買いましょうか?」
「別にいい……」ワキ…
「そう…ですか……おや? 貴方は…」
祭りで賑わうこの場所で、二人が出会ったのは『神の御加護』の二人。
ドラゴンファイヤーと神の御加護が鉢合わせになってしまった!!!
………もう、おわかりだろう、次の展開が。
「先程はどうも」
「ども……他の奴らは別行動か?」
「皆さん連れの方々と自由に行動していますよ。…そちらのお面を付けたお嬢さんは?」
「俺の連れだ」
「そうですか、随分とお似合いですね」
「ふん、お世辞でも嬉しいぜ」
「………(あれ? ゲーニッツの奴…気付いていないのか?)」
今のデス=アダーは浴衣姿に仮面を外して戦斧を装備していない状態、つまり男湯の時同様にゲーニッツは気付いていない。
そしてドラゴンは、先ほど買った外道という名のウルトラマンのお面を顔に付けている為素顔は見えない…
つまり目の前にいる二人が怨敵カップルだと、ゲーニッツは全く気付く事がなかったのだ。
ちなみにヴァニラには二人が誰なのかは完璧にわかっています。
彼女は他の女性陣と共に女湯でドラゴンに会っている為、顔を隠している状態だけの彼女を判別する事は容易い。
そしてそのドラゴンと一緒にいる初めて見る金髪の男……それがデス=アダーだと理解するのに時間はかからなかった。
「そう言えば貴方の名前を聞いていませんでしたね、私は“ ゲーニッツ ”と申します。そしてこちらは“ ヴァニラさん ”です」
「………初めまして」
ヴァニラは空気を読んでドラゴンファイヤーに対して初対面を装った。
ヴァニラさん……貴方は天使だ。
884: 2010/10/25(月) 21:12:59 ID:sZ/Vm5Tu(5/11)調 AAS
(……アダーまずくないか? 名前言ったらばれるぞ、言わないと怪しまれる……浴衣姿でバトるのは御免だぞ)
(大丈夫だ、問題ない)
(ほんとに大丈夫か!?)
時期が時期だけにその台詞は失敗フラグだが、デス=アダーは躊躇なくゲーニッツにとある名前を口にした。
「“ 双龍 ”だ」
双龍―――――デス=アダーと恋するドラゴンの二人が織りなす必殺技『ダブルドラゴン』を由来としている。
ある程度その名はMUGENでも知られているので、二人の正体に気付かれてしまう可能性も僅かだがある危ない賭けだったが…
「ほう…“ 惣流 ”さんですか」
「そうだ」
「………(よっしゃあぁぁぁ! ばれなかった!!)」
賭けは、成功した。
ゲーニッツは惜しくも読みだけ同じの別漢字表記で脳内保管した為、最後まで気付く事は無かった。
そっちの“ そうりゅう ”はエヴァに乗る方です……え? 今は“ 式波 ”? こまけぇこたぁ(ry
「ところで惣流さん、ノーマッドさんを知りませんか? 彼女のお気に入りのピンク色の喋るぬいぐるみなんですが…」
「…………そんな感じのぬいぐるみを旅館の温泉玉子の売店で見かけたぞ」
「本当ですか! よかったですねヴァニラさん。それじゃあ戻ったら確認してみましょう」
「………」コクン
こうして神の御加護ペアと無事に邂逅を終えたドラゴンファイヤーペア。
「………ふぅ、何とかばれなかったな」
「ああ上手く隠し通せたな」
「でも、奴らが居るってことは……当然他の奴らも来てるよなー…」
「とりあえずお面付けてろ。それで大体は誤魔化せる」
「ああ、わかった」
――――――では、他のペアがどうしているのか視線を変えてみるとしましょう。
【音量注意の場合】
「シローちゃんまだ休んでいなくても大丈夫ですの?」
「Fooooo!! 心配かけてすまない、まるで雷に打たれたかのような感じがしたが、別に大丈夫だ」」
天草とシシーも他のメンバーとは別行動だがやはり祭りに来ていた。
シシーはデフォルメされたカエル模様の描かれた浴衣を着ている。天草は普段通りの服装、まぁ一応和服ですね。
二人して仲良く綿菓子を食べながら相変わらずの大音量で笑う二人に周囲の目も引くが二人は気にしないで楽しんでいた。
「ところでシローちゃんに伝えなきゃいけない事がありますの……」
「FOOOOOO? 何かな?」
885: 2010/10/25(月) 21:17:28 ID:sZ/Vm5Tu(6/11)調 AAS
「とある女性から色々とアドバイスをいただきまして…その……肉体的に交わるのはもう少し時が経ってからがいいと」
「FOOOOM……わかった、シシー殿がそう申すのならこちらも無理をするわけにはいかないな」
「ごめんなさい、私の体ががもう少し体が大きければ」
「気にする事はないぞシシー殿(それに私の腹の傷も癒えていないし)」
「ですが、もしもシローちゃんがその…我慢できないのでしたら……その時は私がシローちゃんのを……胸で挟んでしてあげますから……////」
「……………シシー殿」
「はいっ♪ 何ですの?」
「シシー殿の胸の大きさでは挟めないと思うが…」
「――――――――――――………ッ! 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜######」ブチッ!!!
プリンセス・シシーはブチ切れた。彼女の耳には「大きい胸じゃないから遠慮します」的な意味で伝わってしまったから。
シシーは懐から怪しげな光線銃を取り出すとそれを天草に向けて発射―――――彼女の超必殺技【プリンセス・イリュージョン】発動。
「何故にFOOOOOOOOO――――――――――――……ゲ……ゲコッ!?」
光線命中! 檻落下! カーテンクローズ! カーテンオープン&檻撤収!! 天草ガエルが現れた。
「シローちゃんの………馬鹿ぁあああああ!!! うわぁぁぁぁぁぁん!!!」
カエルの姿になった天草をその場に放置して、シシーは泣きながら人込みの中へと消えていった。
天草が発した言葉に悪意はないし、彼自身も悪気も意地悪ッ気もない。
彼はただふと思った事をそのまま言葉として発しただけなのだ。だからこそわかって欲しい……天草は悪くない……と。
「ゲコッゲコッゲコッ! ゲコオオオオオオ!?(ちょっと待ってくれシシー殿!! ―――――ハッ!?)」
人込みの中に放置された天草の目に映ったのは―――――誰かの靴の裏。
周囲はただでさえ祭りでごった返している状態、そんな中に小さくぬいぐるみサイズにまで縮んで放置されれば、踏まれるのは必然。
さらに不幸なのは、プリンセスイリュージョンを受けたこの場所。
試合や大会ならば格闘場での制限補正的なものがかかって暫く経つと自動で元の姿に戻るのだが……
とどのつまり、今の状況ではシシーが術を解かない限り天草はずっとカエルのままなのだ。
「ゲッ………ゲコォ……(し…しぃ……ど…の……)」パタリッ!
可愛そうな天草四郎時貞……愛(AI)によれば狂キャラだというのに……
一般通行人に踏みに踏まれまくってボロボロに……合掌。
【トラップマスターの場合】
北条沙都子は祭りから抜け出して一人旅館へと戻ると、こそこそと何処かの部屋に入ると何か仕掛けを施していた。
886: 2010/10/25(月) 21:21:44 ID:sZ/Vm5Tu(7/11)調 AAS
そして侵入した形跡を徹底して隠滅と次の目的の場所へと移動した。
誰にも見つからないように忍び足でこそこそと旅館内を移動して辿りついた場所は……医務室。
扉を前にして沙都子はふぅーっと深呼吸をすると誰に言う訳でもなく少しだけ、語った。
「あ……ありのまま、先程、起こった事を話しますわ。『私は皆さんと医務室にいる方々の様子を伺いその後皆さんとお祭りに行こうとしたらジャスティスさんに私だけ呼び止められてしまった』
な……何を言ってるのかわからないと思いますが、私もどうして正座されたのか正直わからないのでしたわ……足がとてもしびれてしまいましたわ……
『「ストーカーはいけない事です」と説教をされた』とか『1レスじゃ収まりきらない程の長い時間かかった』だとか…それは恐ろしいジャスティスさんの恐怖を味わったのですわ……」
AAは略。原因はあなたのサンデー毛利に対するストーカー発言です。
温泉を上がってから説教をしたのは、女湯で説教をしなかったのは温泉でだとのぼせる可能性を危惧したジャスティスの優しさから。
「ところで1レスって何でしょう? そして何故に今説明的な説明を??? まぁいいですわ、これからが本番なのですから!」
そう言って沙都子が懐から取り出したもの……それは――――――――大量の大人のおもちゃ!!
沙都子はそれを両手の指と指の間に挟み掴むと奥州筆頭の六爪の如く構えると決め台詞も決めてみせた!!!
「さあ、レッツパーリィーの時間ですわッ!!!」
とりあえず奥州筆頭に土下座で謝れ、うん。
「動けない元就さんを私の罠を仕掛けるが如き手さばきで元就様を絶頂の渦へと……
ぐへへへへぇ〜〜さあ元就様! 私と共に愛のランデブーへと旅立ちますのですわ〜〜♪」
沙都子は下劣な笑みを浮かべながら毛利の貞操を奪おうと彼が担ぎ込まれた医務室で襲う事にしたのだ!
そして沙都子は勢いよく扉を―――――…開けると他の客に迷惑がかかるのでそっと静かに扉を開けて医務室に侵入。
こそこそと泥棒みたいにベットへと近づく沙都子―――――だが、
「………あれ? 元就さんが……居ない!?」
ゲーニッツ以外の三人が温泉でのぼせて担ぎ込まれた時には確かに毛利はベットで眠っていたのだ。
だが、そのベッドで眠っていたはずの毛利の姿は影も形もなく空のベットだけ……
誰もいない医務室で一人慌てふためきながら毛利を探している沙都子だがその努力が実る事はなかった。
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「――――――――……う〜ん…」
「んっ? ようやく眼を覚ましたかい?」
「……! わ、我は…一体…何を……」
「あんた温泉入ってたら吐血して医務室送りになったんだよ」
毛利元就は自分が誰かに膝枕されている状態である事に気が付いた。
聞こえてきた女性の声は毛利の聞き覚えがある女性の声……聞き覚えがあって当然だ。
「こ、小町……なのか?」
「そうさね」
彼女の名前は“ 小野塚小町 ”
三途の水先案内人にしてサンデー毛利の良きパートナー。
887: 2010/10/25(月) 21:25:40 ID:sZ/Vm5Tu(8/11)調 AAS
「何故…小町がここに? 仕事はどうした!?」
「ん〜とねえ…仕事をしてたらさー半死状態のあんたの魂がこっち(三途の川)に来たんだよ、すぐに消えたけどさ」
「―――!!」
どうやら毛利はトラウマを思い出して本気で死にかけたようです。
「だが……どうやってここまで来たのだ?」
「あたいの能力を忘れてないかい知将さん?」
「……距離を操る程度の能力…か……」
「そっ、あたいにとっては一里先だろうが千里先だろうが同じようなものさね」
けらけらと笑顔を浮かべる小町を見て毛利はほっとして落ち着きを取り戻す。
「……後で閻魔に叱られるぞ」
「叱られるのが怖くてサボリなんかできないっての。それに…あんたが無事でよかったよ」
「……そうか、すまぬな」
「気にしなさんなって、にしても星空が綺麗じゃないか――――――お?」
その時、ドォン! …と大きな音と光が夜空を明るく照らし大きな華を咲かせた。
「花火か……風流だねえ」
「……ああ、全くだ」
『太陽とKOMACHI』の二人は旅館の屋根の上でのんびりと夜空に広がる花火を観ていた。
一方その頃、北条沙都子は……
「元就さんはどこですの〜〜〜〜!!」
未だに旅館内で毛利を探し続けていた……
【ロボロボしいの場合】
祭りの人込みの中、明らかに抜きん出て異様な雰囲気を出しているところがあった。
ロボットな外見をして周囲から浮きまくっているその場所にはドラゴンクロウとジャスティスの二人(二体?)がいた。
「― ―――――― ――」(祭りをとても楽しんでいます)
「チャーハーン」
「―― ―?」(ジャスティスの言葉に反応しています)
「チャーハーン」
「――― ―――― ―?」(疑問を浮かべています)
「チャーハーーーン!」
「―――― ―――― ――!」(驚いています)
「チャー…」
「― ――― ――――♪」(多分笑っています)
「チャ―――ハ――――ン♪」
「――― ―― ――――」(声を上げて?喜んでいる感じです)
いいはなしだなー……えっ? 何を言っているのかわからない? こまけぇこたぁ(ry
そして、残りの3人はというと……
888: 2010/10/25(月) 21:31:48 ID:sZ/Vm5Tu(9/11)調 AAS
【アッシュ&アブライダー】
「――――で、僕を無理やり引っ張ってきて君たち何のつもりかな?」
どうやらアッシュはアブライダーの二人に捕まって無理やり同行させられる事になったようだ。
アナザーブラッドは裾の短いスカート風の小悪魔風の浴衣で、ブラックライヤは黒白二色柄の浴衣。
傍から見れば、アッシュの両手に華状態と言えなくもないのだが……
「いいじゃなぁい、沢山で行動した方が楽しいわよぉ」
「悪いね邪魔して」
「のんびり一人で周りたかったのになー……」
「あらぁ、か弱い女の子達を放っておいて一人でイッちゃおうなんてーひどい人ねぇ」
「か弱い? 誰が? 君らが? 二人とも僕より強いくせに…」
「何を言ってるのかしらぁーこの主人公(肝+ボス)さんはー?」
「ねえアッシュ、ちょっと買ってきてくれないかな?」
「……えっ? 僕が? 何で?」
「男性が女性をエスコートするのは常識でしょ? 私はチョコバナナにフランクフルトをお願いするわぁ」
「ボクは綿菓子にかき氷をよろしく」
「……お金は?」
「あなた女の子に割り勘要求する気なのぉ?」
「君は女の子に対する態度が最低だな」
「…………ねえ、僕って財布代わりにされたの?」
「「Exactly(そのとおりでございます)」」
「…………(´・ω・`) 」ショボーン
………頑張れ、アッシュ。
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場面は戻してドラゴンファイヤーペアの二人。
デス=アダーとドラゴンは祭りの中盤に打ち上がる花火をのんびりと待っていた。
そんな時、ドラゴンの目に人込みの中から一際異彩を放っているとある人物を見つけた。
「アダーちょっと待っててくれ」
「どうした?」
「いいから、ちょっと待っててくれ。迷子になるなよ」
「それはこっちの台詞……て、はえーな。誰か知り合いでもいたか?」
ドラゴンは正体が一緒にいる相手にばれないようにお面を付けてその人物に接触した。
「………」ツンツン
「チャーハーン?」
「―――― ― ―?」(誰だこの子は? …と思っています)
889: 2010/10/25(月) 21:41:41 ID:sZ/Vm5Tu(10/11)調 AAS
「チャーハーン?」
「ジュワ! ダァー!」
「――――――! チャー! チャーハン!!」
「―――! ―― ――♪」(了解、と言ってます)
ドラクロは喜んでひとっ走り。えっ? 今なんて会話したのかって? 『あれが欲しいから戻って買ってきて』です。
正体を隠しながら危険も顧みず自分に会いに来たドラゴンからドラゴンクロウを遠ざける為に付いた嘘。
ドラゴンクロウは祭りの入り口付近に売っていた物を買いに逆走中。ジャスティスはドラゴンクロウが見えなくなるのを確認すると口を開いた。
「それでどうしたのかしら、ドラゴンちゃん」
「女湯の時にも話した悩みでちょっと……」
「あらあら、どうして私に聞くのかしら?」
「あの中じゃ貴様が一番経験が豊富そうだ。それに…ドラクロと最初上手く出来なかったように言ってたからな」
「そうねぇお互いに体の構造が違い過ぎてたからねえ……だからこそ時間をかけてゆっくりと互いが互いを受け入れれるようにしたのよ、焦らないで」
「でも二人っきりで旅行に行ける機会なんて己にはそうは無いんだよ、大会とか試合以外で」
デス=アダーはああ見えても一国を統べる暴君。今でこそ性格が丸くなり暴君とは言い難いが……
つまりは、一国の主が国をほったらかしにしてホイホイと遊び呆ける訳にはいかないのだ。
「だから、二人っきりで旅行に行ける数少ないチャンス、だからこ思い出として交わりたいんだよ!」
「あまり大声を出さないでよ。……わかったわ、一応、簡単に交われるであろう方法があるけど…お薦めはしないわ」
「本当か!!? おしえてくれ、たのむ!! →“ ころしてでも、おしえてもらう ”」
「殺されるのは御免だわ。でも薦めれないからヒントだけね……“ 風船は膨らむ ”以上♪」
「……!? それだけッ!?」
「少し考えればわかる事よ。あと…時間がかかる方法も一応教えておくわ」
それから数分間、ジャスティスから色々と手ほどきを教わるドラゴン。
「ありがとうジャスティス! これでようやく―――――――…おっとそうだ、最後に一ついいか?」
「あら、何かしら?」
ドラゴンは最後にした質問、それはおそらくはこれを見てくれている人も気にしていたであろう事……
「……何で普通に喋れるのに叫び声しかあげないんだ?」
「若作りよ♪」
「あーなるほどー若作りね〜〜納得できねーよ!!」
「いいじゃな〜い、オばさんがちょっとくらい若作りしたって」
「どんな若作りだよ、ねーから! つか何をどうしたら叫び声で若作りになるんだよ!? 肺活量?!」
「最近の女マフィアも語尾に“ だお ”って付けたりするからいいのよ。この事クロウには内緒ね♪」
「…………そんな若作りで、大丈夫か?」
問題ない…かどうかはさておき、ジャスティスから手解きを得たドラゴンは急いでデス=アダーの元へと戻った。
だが最後の答えだけは納得できずに悶々としていたが、次に受けたショックがあまりにも大きかった為それどころでは無くなってしまったが…。
【暴君とドラゴンの温泉旅行〜終盤改めお祭り編〜】FIN → next【暴君とドラゴンの温泉旅行〜混浴編〜】
890: 2010/10/25(月) 21:46:54 ID:sZ/Vm5Tu(11/11)調 AAS
投下終了。
ありのままに起こった事を話そう……「今回で終わるかと思っていたら終わらなかった」何を言って(ry
次回で完結します&エロもあります。次投下は次スレかな? その前にハロウィーンの短編が先に投下か…
ではっノシ
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