[過去ログ] イナズマイレブンでエロパロpart6 (983レス)
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355: 2010/08/18(水) 15:01:04 ID:aoV/MM8g(1/10)調 AAS
投下いきまーす
356: 2010/08/18(水) 15:01:45 ID:aoV/MM8g(2/10)調 AAS
・ゲーム1最終章ネタバレ
・強姦・暴力描写注意
・冒頭は原作からの引用ばっかだから読み飛ばし推奨

決勝の舞台、天空から舞い降りてきた世宇子スタジアム。
試合開始のホイッスルが鳴り響き、いよいよキックオフ。
だがその様子を見守ることもなく少女たちは構内を駆け回っていた。
「神のアクアというのはわたしたちが思っていたよりはるかに危険な薬なのね……」
「う、うん……。大丈夫なのかな……円堂くん……!」
その目標物、神のアクア。
軍事用の薬を使って圧倒的なパワーを手に入れて戦う世宇子中。
このままだと勝利することは難しいと判断した夏未たちは、警察に突き出すべく
また雷門イレブンの勝利のために探し出している最中であった。
「それじゃ……開けるわよ」
対戦相手の控え室に鍵が掛けられていることを「いかにも"ヒミツ"が隠されている」と怪しみ
同じくしてスタジアムに侵入していた鬼瓦刑事の協力を得
鍵が管理されている最奥に構える影山の部屋へと忍び込む。
「……! これは……
 手に入れたわよ……!これが控え室の鍵ね」
「やりましたね!……でもこれからどうしましょう?
 控え室で神のアクアを見つけたとしても鬼瓦さんとははぐれちゃったし……」
警備員と影山の部屋を見張る者に見つかりそうになった彼女たちを
逃がすために彼は囮になってしまい
動かぬ証拠として警察に突きつけるという作戦は行使できない。
「そうね……。それは後で考えればいいわ!
 とにかく今は神のアクアをみつけるのが先よ。
 この鍵で世宇子の控え室に忍び込んでしまえば後はきっと何とかなるはずよ!」
「ううっ夏未さん!ダイタンすぎますっ!
 わたしのドキドキは頂点ですよっ!」
「……待っててね円堂くん。もうすぐ、きっと……!」
「それじゃ、急ぎましょう!
 ぐずぐずしてたらまた見つかっちゃいますよ!」
春奈の掛け声に賛同し、少女たちはまた走り出した。
目指すは現在地と正反対の場所にある控え室へと。
357: 2010/08/18(水) 15:02:17 ID:aoV/MM8g(3/10)調 AAS
逃げ場・隠れ場所を絶たれ、その場で息を止めるしかなかった。
それこそ絶体絶命という状況から、少女たちの制止を振り切り囮として躍り出た。
スタジアムの関係者が一団となり『雷門のスパイの捕り物劇』を繰り広げる。
時間が経つにつれ、警備は強化され監視の目は一層鋭く光った。
その合間を潜り抜けながらも目的地へと歩を進める最中のこと。
「何だ、お前たちは!」
「うそ……見つかった!?」
見つかってはいけないという緊迫感、早くたどり着かなければという焦燥感から
つい警戒心が緩んでしまった。
しくじった、今の心境を文字に表したものが脳内を支配する。
警備員の怒号から反射的に駆け出し、目に付いた別の道へとひたすら進んだ。
無論、目的地とはどんどん遠ざかることになる。
一転して追いかけられる立場へ。
女性で未成年である彼女らに対し、相手は男性で成人。捕まるのは時間の問題であろう。
入り組んだ別れ道へと差し掛かったときに物陰に身を潜ませた。

「木野さん」
夏未が息を整えないまま隣の少女に声を掛けた。
「は、はい」
「これを」
秋の目の前にずっと握り締めていた控え室の鍵を差し出した。
鉄でできた鍵に夏未の体温がうつり、ひどく生暖かい。
「私が出て行って時間を稼ぐから、あなたたちは控え室に向かいなさい」
「え……?」
「そんなっ!!」
言っていることが理解できないと訴えたげな秋の隣で春奈が声を荒げた。
「相手はあの影山なんですよ!?
 もしっ、もし捕まったらどんな……酷いこと」
これ以上は言えない。
影山は恐ろしい奴だと、生き別れて後に再会した兄が何度も口にした言葉を反芻する。
その言葉どおり、今回彼女たちが巻き込まれている原因である神のアクア。
円堂の祖父の件、豪炎寺の妹夕香の件。どれも当の影山が行ったことは恐ろしいことばかり。
フットボールフロンティア予選決勝で鉄骨を落とされ命の危険に晒されたこともあった。
捕まったとして、どんな酷い仕打ちが待ち受けているのか。
想像ができない、することを脳が拒絶してしまう程の恐怖から言葉尻を濁してしまう。
「……私が簡単に捕まる女だと思って?」
震えそうになる声を抑え、精一杯の虚勢を張り広がってしまった沈黙を打ち破る。
怖いのは夏未も同じ。しかしここで捕まってしまうわけにはいかない。
「隠れ続けていてもいずれ見つかってしまうわ。
 それに、こんなところで留まっている時間は無くってよ」
受け取れないと拒み続ける秋の手に強引に控え室の鍵を握らせる。
「でもっ……夏未さん!」
どうしようもない状況に泣きながら弱弱しくいやいやと首を振る秋。
隣では春奈がボロボロと涙を流していた。
「お願い、このままだと円堂くんが……
 さあ……行きなさいっ!」
これ以上この場に留まると決意が鈍ってしまうと判断した夏未は勢いよく駆け出した。
夏未の後ろからふたりの制止の声が聞こえてくる。
それに耳を貸さず、彼女は今まで辿った道を逆走していく。
どうかふたりとも無事に目的地にたどり着いて欲しいと脳裏にそう願いながら。
358: 2010/08/18(水) 15:02:57 ID:aoV/MM8g(4/10)調 AAS
「さあ、大人しくするんだ!」
「…………っ!」
少女たちを追いかけていた見張りの者に捕らえられた夏未は抵抗もむなしく取り押さえられた。
暴れないようにと両手首を絞め上げ胴の後ろへ回される。
少しでも身じろぎすれば何倍もの力で握りつぶされ、その度夏未は顔をしかめた。
その体制のまま長い廊下を強制的に歩かされ
突き当たりにある先程鍵を拝借した影山の部屋へと彼女たちは戻ってきた。
夏未を拘束する男のひとりが手を掲げる。ゴウン……と重い音を立てながら扉が開かれていった。
「ご苦労であった」
開ききった扉からひとりの男が姿を現す。
いつの間に戻ったのか、中で待ち受けていた部屋の主からの一声。
「はっ!影山総帥!!」
夏未を捕らえる力を緩めず男たちは影山に向かって敬礼の姿勢をとった。
その様を見、薄い笑いを表情に貼り付けた後「下がれ」と声を発せず顎をしゃくり彼らに促す。
彼らは緊張したまま再び敬礼をし、ちらりと拘束した少女を見遣り強く前へ押した。
「きゃ!」
背後から思い切り突き飛ばされた夏未が短い悲鳴をあげ床へ倒れこむ。
彼女が顔を上げると同時に扉が閉められる音が室内に反響し始めた。
「……とんだ鼠が迷い込んだものだ」
「っ! 近づかないで!」
独特の音が止んですぐに夏未を見下しながら言い放つ影山。
返答の代わりに不機嫌さを隠すこともなく夏未が叫んだ。
「ククク……威勢がいいのは結構。
 率直に聞こう、何をこそこそ嗅ぎまわっていたのかね」
「あなたに言う必要なんて無いわ!」
質問する影山を元々切れ長の目つきを更に険しくして怒鳴る。
「つまり言いたくない、そういうことかね」
「…………」
「それは言えないことをしていた、そう解釈するが?」
「…………!」
ほんの一瞬ではあるが、夏未の瞳が大きく見開かれる。
そのわずかな変化を見逃さなかった影山が愉快だと言わんばかりに咽を震わせ笑った。
「クッ……ククク!先程までの威勢はどうした?!
 何か言えばどうかね?さもなくば沈黙は肯定と見なすが?」
それでも夏未は何も言わない。
眉間に皺がより、肩を怒らせ、ぎりりと歯を噛み締める。
殺気のみで人を殺めることが可能であれば、まさしくこのとき影山は夏未に殺されているだろう。
「ふむ、そうか。
 ならば具体的に何をしていたのか、直接貴様の口から聞かねばなるまい」
言い終えるや否や、影山は夏未を押し倒した。
突然のことに対応できなかった夏未が組み敷かれるかたちで影山を見上げる。
「口を割らぬのなら吐かせるまで」
そして、制服のブラウスに手を掛け強引に左右に引き裂いた。
ボタンが飛びリボンタイが解ける。
握られた箇所が皺になり、見開かれた布の隙間から白い素肌が見え隠れして扇情的であった。
仰向けにされ重力に従い垂れているものの、それでも膨らんでいるとわかる部分
外気に晒された性徴途中の女性の特徴に手を沿え力の限り揉みしだいた。
「いや……!い、た……!痛い!!」
「やっと口を利いたな。
 ではそのまま、何をしていたのか説明してもらおうか」
「言う……わけ……ぁ、無いでしょう!!」
夏未は気丈であった。
このような辱めを受けている最中であっても流されることなく自らの意思を貫いた。
だがこの気丈さが、影山の内に眠る嗜虐心を呼び覚ますこととなってしまう。
359: 2010/08/18(水) 15:03:33 ID:aoV/MM8g(5/10)調 AAS
「ほう。……そうか」
一旦考える素振りを見せ、影山は何かのスイッチを押した。
部屋の暗幕と思われていた箇所に長方形型に光が灯る。
表の試合の様子が映し出されていた。先程のスイッチはモニターのものだったのであろう。
「えんどう、くん」
前半戦は未だ中盤といったところ。しかし選手たちは疲れ、肩で息をしている――雷門側は。
対戦相手である世宇子の様子はそんなものなど微塵も見せず、飄々と競り上がっていた。
シュートエリア内に立った亜風炉の背中から左右合わせて六枚の翼が生え
宙に浮き凄まじい光と威力が込められたボールを蹴り放つ。
ゴッドノウズ。自らを"神"と称する彼の、人間離れした必殺技。
ぼろぼろになったゴールキーパーの円堂が渾身の力で発動させた必殺技は
空しく砕かれ、粉々に飛散した。
鳴り響くホイッスル。失点。痛い1点。
「あ…………ぁ…………」
モニター越しに見ていた夏未が力なく声を発すると同時に、受け止め損ねた円堂も地に伏した。
疲労、絶望、その他。戦地に立つ少年に重くのしかかる。
映像内の円堂が傷つく様子を見た夏未の心も傷つく。
「言わなければ、あの小僧は更にいたぶられることになるぞ」
さあ喋れと言いたげな影山の表情。サングラス越しではっきりと見えないが、きっと。おそらく。
想いを寄せる――それに気付いてかの真意はさておき――彼を人質に。
「言うもんですか……!」
ここで暴露してしまえば今までしてきたことが全て水の泡になってしまう。
それに今もなお控え室へと向かっているであろう秋と春奈へ関心を向かせてしまう。
それだけは絶対にしてはいけない。沈黙を守り通すしかなかった。
フィールドで戦う円堂と同じように、彼女もまた戦っているのだ。
「これでも口を割らない、か」
唇の端を持ち上げながら影山が吐き捨てる。
「人は自身へ虐げられる痛みには強くできている。
 だが他人の存在を突きつけられると途端に脆くなる。麗しい自己犠牲精神だ」
反吐が出るがね、続けざまに言葉を繋ぐ。
「そしてもうひとつ、人はくすぐられるとすぐ堕ちる。
 苦痛や辛酸をなめることには耐性を持つが
 快楽に対してはただ流れに身を任せ、委ねるのみ」
言うと、今まで休めていた目の前に在る若い肉体への愛撫を再開させた。
「貴様がどこまで耐えられるか、見物だな」
続けて襲い来る刺激に身を強張らせながら、夏未は一層強く影山を睨みつけた。
360: 2010/08/18(水) 15:04:08 ID:aoV/MM8g(6/10)調 AAS
「ほう。……そうか」
一旦考える素振りを見せ、影山は何かのスイッチを押した。
部屋の暗幕と思われていた箇所に長方形型に光が灯る。
表の試合の様子が映し出されていた。先程のスイッチはモニターのものだったのであろう。
「えんどう、くん」
前半戦は未だ中盤といったところ。しかし選手たちは疲れ、肩で息をしている――雷門側は。
対戦相手である世宇子の様子はそんなものなど微塵も見せず、飄々と競り上がっていた。
シュートエリア内に立った亜風炉の背中から左右合わせて六枚の翼が生え
宙に浮き凄まじい光と威力が込められたボールを蹴り放つ。
ゴッドノウズ。自らを"神"と称する彼の、人間離れした必殺技。
ぼろぼろになったゴールキーパーの円堂が渾身の力で発動させた必殺技は
空しく砕かれ、粉々に飛散した。
鳴り響くホイッスル。失点。痛い1点。
「あ…………ぁ…………」
モニター越しに見ていた夏未が力なく声を発すると同時に、受け止め損ねた円堂も地に伏した。
疲労、絶望、その他。戦地に立つ少年に重くのしかかる。
映像内の円堂が傷つく様子を見た夏未の心も傷つく。
「言わなければ、あの小僧は更にいたぶられることになるぞ」
さあ喋れと言いたげな影山の表情。サングラス越しではっきりと見えないが、きっと。おそらく。
想いを寄せる――それに気付いてかの真意はさておき――彼を人質に。
「言うもんですか……!」
ここで暴露してしまえば今までしてきたことが全て水の泡になってしまう。
それに今もなお控え室へと向かっているであろう秋と春奈へ関心を向かせてしまう。
それだけは絶対にしてはいけない。沈黙を守り通すしかなかった。
フィールドで戦う円堂と同じように、彼女もまた戦っているのだ。
「これでも口を割らない、か」
唇の端を持ち上げながら影山が吐き捨てる。
「人は自身へ虐げられる痛みには強くできている。
 だが他人の存在を突きつけられると途端に脆くなる。麗しい自己犠牲精神だ」
反吐が出るがね、続けざまに言葉を繋ぐ。
「そしてもうひとつ、人はくすぐられるとすぐ堕ちる。
 苦痛や辛酸をなめることには耐性を持つが
 快楽に対してはただ流れに身を任せ、委ねるのみ」
言うと、今まで休めていた目の前に在る若い肉体への愛撫を再開させた。
「貴様がどこまで耐えられるか、見物だな」
続けて襲い来る刺激に身を強張らせながら、夏未は一層強く影山を睨みつけた。
361: 2010/08/18(水) 15:04:33 ID:aoV/MM8g(7/10)調 AAS
成人男性の握力で好き勝手に形を変える夏未の乳房。
赤くうっ血した指の痕、無理やり引っ張られ逆に白く血の気の引いた先端。
気の向くまま揉まれ、潰され、掴まれ……口では快楽を与えると言いながらも
実際に与えられているものはただの責め苦。
しかも、まだ完全なものではない夏未には痛みしか残らない。
この目の前の男は女を抱いたことがあるのだろうかと疑問すら覚える扱いである。
否、拷問として行われている行為だ。これが正しいものなのかもしれない。
「――――ッ!!!」
段々痛覚が麻痺してきたという油断から、忘れかけていた激痛の急襲に息を呑んだ。
咄嗟に腕を伸ばし、胸を弄ぶ手の動きを抑制させた。
「どうした、物足りないのかね?」
「違 …… !」
う、と言う前に口をつぐむ。
少しでも反応を返せばどう転ぼうが結果として影山を楽しませてしまう。
「そうか。……もう下への刺激をもとめるか」
ニタリという表現が良く似合う嘲笑。
夏未が何も言わないことをいいことに、自分に都合の良いように解釈していく。
胸から秘所へと愛撫の行き先が変わった。
「ひぃ……!?」
胸をいじられていたとき以上の嫌悪感、あまりの気色悪さに自ら沈黙を打ち破った。
「いや!いや……! いやっやめて!!!」
下着の上から性器の複雑な形に添って指が滑る。
本格的な貞操の危機に瀕し、組み敷かれた体制から逃れようと暴れだした。
「五月蝿い」
「ぅ゙あ゙……… …!」
夏未の耳に聞こえない程の音で舌打ち、やかましく騒ぐ夏未のみぞおちに
握り拳をつくり重い一撃を落とした。
声を張り上げている最中であったため、苦しげに呻いた後に咳き込んで
腹部を庇うような姿勢で丸くなる。
先程の衝撃で体中の筋肉が萎縮してしまい、少女である夏未をより非力にさせた。
「が……は……っ」
だんまりを決め込んだとき、あれだけ『何か喋れ』とせっついていたくせに。
口を開いた途端このザマ。人を何だと思っているのか。
脳に酸素が行き足りない頭で暴行を加えた男の矛盾を渦巻かせた。

下着をはさんでの性器の愛撫。
布を押し付け、くっきりと形を現した襞を指の腹でこねた。
やや上部にある陰核に爪先が触れると、夏未の身体が強張った。
「ぁ……ひ。 は……」
「…………」
影山は無言のまま、その膨らみを親指と中指ではさみ、人差し指で爪はじく。
指に力を加え、円を描くように回すと夏未の足先はくるりと丸まった。
「もう抵抗は無しか」
「はぁ……ぁ……」
「呆気ないものだな」
問いに返される言葉は切ない溜息。皮肉を込めて呟いた。
362: 2010/08/18(水) 15:04:57 ID:aoV/MM8g(8/10)調 AAS
しばらくの間、湿り気を帯びた部分を弄り回した後
布と皮膚の隙間から侵入させた膣に指先を突き入れる。
くちゅり、と小さな水音が鼓膜を揺らした。
「ひぅぅぅ……!」
浅く抜き差ししても、奥から愛液があふれ出る。
「どうした、気持ちいいか」
「ぁぁぁ……」
目を閉じたまま初めて知る快感をやり過ごすことに必死なのだろうか、喘ぎしか発しない。
胸への愛撫の感度、穴の狭さからして彼女はまだ何者も受け入れたことのない処女であろう。
しかし、まだ第一関節までしか挿し込んでいないのに、絡み付いてくる粘液。
「この淫乱が」
抜き出した、てらてらと光る人差し指を眺めながら言い捨てる。
罵ろうが、蔑もうが。相手は聞く余裕が無い。

第二関節を飲み込むようになると、指を一本増やす。
三本の指が夏未の陰部を蠢くまでに達したとき、影山は夏未に問うた。
「貴様は、何をしにここへ来た?」
性的快感に溺れることは結構だが、応答不能にまで溺れられては意味が無い。
「色欲に溺れるためでは無く、別の目的があっただろう?」
「……ぁ……アク…ぁ……か、みの……」
喘ぎと混じって紡がれた単語、神のアクア。
途切れ途切れではあるが、確かに彼女本人の口から発せられた。
すると今まで虚ろであった彼女の瞳に光が戻り、正気を取り戻す。
自分は今何をしているんだ、という戸惑い。しまった、という焦り。
しかしもう遅い。口をついて出た言葉は空気中へと溶け込み、拡散する。
「ほう…………」
ようやく望みの返答が聞けたことに、影山は冷笑を浮かべていた。
「神のアクア、か……」
苦虫を噛みしめるような顔をする夏未とは対照的に、より笑みを深める。
「これのことかね?」
「…………!」
片手に握られた瓶に満たされる、一見ただの飲料水。
これこそが人を神へと変貌させた、劇薬中の劇薬。
「確かに、貴様らに持ち出されでもすれば厄介だ」
「そ……そうよ!動かぬ証拠として、警察に突き出してやる!」
今更言い訳は不毛と考え、咆える。
「それは困る」
嘲り笑いながら、本心とは正反対の言葉。
「ならばこれは、今この場で処分せねばならんな!」
先程までのふざけた態度とは一変、声を張り上げた影山は薬の入った瓶を夏未の口に捻じ込んだ。
「ぶぐぅ?!!」
無常にも液体は重力に従い夏未の口内へと流れ込む。
呼吸手段を奪われた夏未は息苦しさに、咳き込み同時に体内に飲み込まれるのも時間の問題。
薬が、食道を通り腹へ溜まる。通った後が染み渡るように、熱を孕んだ。

「あ……ぁ、ああああ?!」
種類の違う喘ぎ。薬が、熱が、身体を犯していく。
「嫌……!イヤああああああ!!!!」
触れてしまった、飲んでしまった。絶望が、恐怖が、身体を冒していく。
「神のアクアは禁止されている薬の中でも、最も危険なものに改良を重ねて作らせたもの」
「あ……あああ…………」
「貴様のような"普通の"人間が飲んだりしたら……」
「……ぅ……ぁああ…………」
言葉で夏未の精神を更に追い詰める。意識させることでより強く作用させるようにと。
363: 2010/08/18(水) 15:05:55 ID:aoV/MM8g(9/10)調 AAS
彼らによる宣戦布告の挨拶代わりとして学校のみならず雷門町全域に
神のアクアが流されたことは夏未の記憶に新しい。
雷門家の力で迅速に対処されたとはいえ、残された傷跡は壮大かつ深刻であった。
激しい頭痛、嘔吐感などの体調不良を訴える住民が相次ぎ
駆け込む病人たちに病院はたちまちパニックに陥った。
脳をやられ、自我を失い、意味不明な言葉を叫びながら物を破壊したり
暴れまわったり、他者に襲い掛かる者も居た。
そうなる直前の、必死に理性を繋ぎ止めようと苦しむ者も居た。
顔見知りの、同じクラスの学友たちが青白い顔で「助けて」と息を切らしながら縋られる姿
その痛々しさがずっと網膜に焼き付いて離れない。
当時はかろうじて無事であったが、その原因物質が体内に浸入した今
あの者たちのようになってしまうのか。脳内が混乱していく。
夏未は静かに泣く。流れる涙を拭う元気など、今の彼女には残されていなかった。

「ふ……ぁ……ああ?!」
幼子のように泣き続けていた夏未の声に、徐々に艶が含まれてきた。
「効いてきた、か」
神のアクアによって自我を失った者の中には
本能に従うまま人目もはばからず身体を慰める者や他社とまぐわう者も居た。
その姿はまさに、獣、と呼ぶに相応しい。
「は……ふ……、ぅ」
そしてまた、夏未もその者たちと同じように。
中断され、火照ったままの身体は刺激を欲した。満たすように自身の手は陰部へと伸びる。
「どうして……? なんで……? きゃ……ぁあん!!」
ぐちゅ、ぐちゅ、と卑猥な音を発しながら陰核をこすり、膣に指を出し入れさせた。
夏未にはわからない。突然の衝動にただ戸惑いの声を上げる。
しかし慰める指の勢いは止まるどころか増すばかり。
「獣だな。サルと同等、いや、それ以下か」
罵る言葉さえもぞくぞくと背筋を震えさせ、愛液を分泌させていく。
「こんな……こんなことをして!!許されると思っているの?!」
淫行に喘ぎながら、全ての元凶に向けがなり立てる。
「人前で淫らに貴様が何を言うか。それに、誰に許しを請うというのかね?
 まさか、神にでもか?」
何食わぬ顔で受け流す。自称"神"の世宇子中を率いる影山。
今の状況でこの言葉は、最上級の皮肉といっても過言ではない。
「……こんな……薬の力に頼って……!
 そうでもしないと……勝てない……から、でしょう……!
 ふ……ぁ、伝説の、イナズマイレブンに……!」
今まで余裕綽々といった感じであった影山の表情が凍りつく。
面白くない、と。
「伝説のイナズマイレブン……だと……?」
「そうよ……!彼ら、は……ぁ……!彼らこそ」
「笑わせないでくれたまえ!」
夏未の言葉を遮るように、彼女の痴態で怒張し勃起した男の性器を
女の股間へと押し付け、そのまま強引に挿入させた。
「ぎゃ……あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!!!」
「煩い!!」
いくら薬を飲まされ筋肉が弛緩し、事前に愛撫され濡らされていたとはいえ
容赦なく突き抜かれ痛みに絶叫する夏未を今度は頬を殴りつけ黙らせる。
「あ゙あ゙……が……」
口内が切れ、唾液に混じり血が垂れる。
広がる鉄の味が上手く動かない身体中に広がるのを、呻きながら感じていた。
364: 2010/08/18(水) 15:06:31 ID:aoV/MM8g(10/10)調 AAS
ずちゅり、ぐちゅり、と淫らな性交の音を聞かぬよう、耳を塞いでしまいたい。
そう願うも身体は動いてなどくれなかった。
叫ぶ度、頬や腹を殴られる。くぐもった呻きを上げるのがやっとの身体。
拭われることなく、唾液に混じり口から垂れる血。
剛直な陰茎が無理やり挿入された陰部からも、愛液に混じり破瓜の血が流れる。
「うぐぅ……ぁ…………」
ギチギチ、メリメリ。無理無体に押し広げられれる音。
容赦なく突き上げられ、蹂躙される体内。奥の奥までぐちゃぐちゃに掻き回される。
膣壁はこれ以上の侵入を防ぐように陰茎を締め上げるのに、裏目に出て
絡みつく感覚が気持ちいいと言わんばかりに、全部を突き破るが如く処女を散らす。
気持ちよくなんて無い。漏れてしまう呻き声も、快楽に溺れる喘ぎなんてもんじゃない。
内臓を押し上げられる圧迫感と嫌悪感からだが、影山には知る由も無い事実。
「残りの鼠どもも、時期に捕まる頃だろう」
「…………!」
「何を驚く。これだけの騒ぎだ、私の耳に入らないとでも思ったのかね」
全てを、知っていて。
嬲り、殴り、組み敷いて、犯した。尋問など、ただこちらの反応を楽しんだだけ。
白状しても、いたぶることを止めなかった。フィールドに立つ彼も、彼女自身も。
この下衆、ど外道、鬼畜生。思いつく限りの罵りの言葉を心の中でぶつける。
「その絶望の表情のまま、イけ」
「―――ぁ……ッ !」
一瞬、挿入が止められたかと思うと、膨張した陰茎がぶるりと震え
下腹部に熱い液体がぶちまけられた感覚が襲った。
吐精された、と夏未が認識するのは数秒経った後であった。

全ての精を搾り出され、陰茎が引き抜かれても、夏未は呆然と天井を見上げたまま。
焦点は定まっていないが、黒目を時折動かすため気絶してしまったわけではない。
彼女を絶望の後襲ったのは、無。ぽっかりと空いてしまった心を持て余している。
お終いだ。何もかもが。試合も、逃がした少女たちの安否も。
身も心もズタズタにされた夏未自身も。
何気なく、視線の先を天井から最中に映し出されたモニターへと向ける。
もう前半戦は終了し、後半戦へと差しかかろうかという時。それだけの時間が経過していた。
散々打ち付けられ、夏未と同じくらいにボロボロの雷門の選手たち。
悠々と給水し、ピッチに立つ世宇子の選手――
「ふ……ふふふ……うふふふふ…………」
不意に笑い出す夏未。
そんな彼女を見て男は訝しんだ。ついに壊れたのかと。
影山も釣られて試合の様子を眺める。そして驚愕した。
世宇子側の選手の様子がおかしい。それも、亜風炉だけではなく全員が。
前半戦に見せたあの圧倒的な実力差。それが全く感じられない。
これこそが夏未の笑いの理由だった。

希望を託した少女たちは無事に逃げ切ったのだ。
逃げ切り、控え室に辿りつき、更に神のアクアを取り上げた。
作戦、手段。わからない。でもそんなもの、どうだっていい。
成功した。今の夏未にはその結果だけで十分であった。
「あなたたち!ここからは、そんな物に頼らず実力で勝負なさい!」
勝機が、見えた。雷門イレブンはもう、弱小と呼ばれていたあの頃とは違う。
瞳に正気を取り戻した夏未は、勝利を確信しモニター越しの相手に宣言する。
「この小娘……生意気なことをしおって!」
立場は一転、夏未が高笑い、影山が苦悶に満ちた声をもらした。
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スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ

ぬこの手 ぬこTOP 0.064s