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【友達≦】幼馴染み萌えスレ20章【<恋人】 (990レス)
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861
:
かおるさとー
◆F7/9W.nqNY
2010/10/16(土) 23:58:32
ID:lJF8ZAFc(7/10)
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861: かおるさとー ◆F7/9W.nqNY [sage] 2010/10/16(土) 23:58:32 ID:lJF8ZAFc 華乃はあわてたように手を振った。 「いや、ホント平気だから! なんか申し訳ないし、謝らないでよ」 「だけど……」 「気にしないで。それに、痛くなかったしさ。それどころか……」 と、そこまで言いかけて口をつぐむ。 俺はそれを幸か不幸かばっちり聞いてしまって、 「……なんだ?」 「あ、いや、なんでもない! 忘れて」 気になる。 「……それどころか、なんだよ」 「…………」 華乃は顔を真っ赤にしてうつむいた。 きわめて珍しい反応に、不覚にもかわいいと思ってしまう。 だが別に困らせたかったわけじゃない。俺は発言を取り下げようとした。 「あ、無理には、」 「……もちよかったの」 華乃の小さなつぶやき。 俺は反射的に聞き返す。 「え?」 華乃は顔を上げると、さっきまでのひょうひょうとした態度はどこへやら、赤面したまま たたきつけるように答えた。 「だから、気持ちよかったんだってば!」 涙目になって叫ぶ幼馴染みはこれまた新鮮だ。 俺は返事に困った。 「……その、それって」 「初めてなのに、体が熱くなって、なんだか抑えられなくなって、全然嫌じゃなかったの。 聞いてたよりずっと気持ちよくって、怖いくらいだった」 「……」 「涼二は経験あるの? それであんなに上手かったの?」 「い、いや、俺は」 思わぬ質問にうろたえる。 「……俺が誰とも付き合ったことないの知ってるだろ」 「……じゃあ涼二も」 「初めて同士、ってやつみたいだな。どうやら」 俺はそのことを憶えていないのだが。不公平だ。 華乃は訝しげに目を細める。 「……本当に?」 「うそついてどうする。逆ならまだしも」 童貞だったと言っているのだから、そこは信じてくれ。哀しくなる。 「じゃあどうして……」 「相性がよかったんじゃないか? それが一番大事だって言うし」 「相性……」 華乃はそのまま一人考え込んでしまった。 それにしても、どうすればいいのだろう。 俺たちの共同生活は、幼馴染みとしてお互いの信頼があったから成立していたものだ。 しかし俺はその信頼を壊してしまった。 酒に酔って押し倒すなんて。 今さらながら罪悪感が募る。 もう元の関係には戻れないかもしれない。気にしないでと華乃は言ったが、いくらなんでも この先同じ屋根の下で暮らすのは無理だろう。それだけで済めばまだいい。これまでの ような気安い関係と距離感をこれからも保てるかというと…… まったく、酒なんて呑むものじゃない。 俺を信頼していると言ってくれたのに。 http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1268119221/861
華乃はあわてたように手を振った いやホント平気だから! なんか申し訳ないし謝らないでよ だけど 気にしないでそれに痛くなかったしさそれどころか とそこまで言いかけて口をつぐむ 俺はそれを幸か不幸かばっちり聞いてしまって なんだ? あいやなんでもない! 忘れて 気になる それどころかなんだよ 華乃は顔を真っ赤にしてうつむいた きわめて珍しい反応に不覚にもかわいいと思ってしまう だが別に困らせたかったわけじゃない俺は発言を取り下げようとした あ無理には もちよかったの 華乃の小さなつぶやき 俺は反射的に聞き返す え? 華乃は顔を上げるとさっきまでのひょうひょうとした態度はどこへやら赤面したまま たたきつけるように答えた だから気持ちよかったんだってば! 涙目になって叫ぶ幼馴染みはこれまた新鮮だ 俺は返事に困った そのそれって 初めてなのに体が熱くなってなんだか抑えられなくなって全然嫌じゃなかったの 聞いてたよりずっと気持ちよくって怖いくらいだった 涼二は経験あるの? それであんなに上手かったの? いいや俺は 思わぬ質問にうろたえる 俺が誰とも付き合ったことないの知ってるだろ じゃあ涼二も 初めて同士ってやつみたいだなどうやら 俺はそのことを憶えていないのだが不公平だ 華乃はしげに目を細める 本当に? うそついてどうする逆ならまだしも 童貞だったと言っているのだからそこは信じてくれ哀しくなる じゃあどうして 相性がよかったんじゃないか? それが一番大事だって言うし 相性 華乃はそのまま一人考え込んでしまった それにしてもどうすればいいのだろう 俺たちの共同生活は幼馴染みとしてお互いの信頼があったから成立していたものだ しかし俺はその信頼を壊してしまった 酒に酔って押し倒すなんて 今さらながら罪悪感が募る もう元の関係には戻れないかもしれない気にしないでと華乃は言ったがいくらなんでも この先同じ屋根の下で暮らすのは無理だろうそれだけで済めばまだいいこれまでの ような気安い関係と距離感をこれからも保てるかというと まったく酒なんて呑むものじゃない 俺を信頼していると言ってくれたのに
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