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◆女性に捕食されるされるスレ◆ 二口目 (572レス)
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腐肉(P.N.)
2009/12/15(火) 06:21:03
ID:0jb3+RpV(1/2)
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185: 腐肉(P.N.) [sage] 2009/12/15(火) 06:21:03 ID:0jb3+RpV 体育館に到着する頃には豪雨になっており、激しい雨が屋根を叩く音が、生徒たちの歌声に混じって広く冷たい体育館に反響していた。 2人が体育館に入ってきたのを見ると、ステージの前に立ち指揮棒を振っていた堀切英次は、手にしたタクトをぴたりと止めた。 「蓮杖さん、もう大丈夫なの?」 堀切が尋ねた。口を利くのは初めてだ。 「うん、大丈夫…。」 千絵はそう言ったものの、まだ熱がある時のように頭がぼんやりしていた。 佳奈に手を引かれて他の生徒たちの間に入りステージ上に立つと、照りつけるライトが目を刺す様だった。そのあまりの眩しさに、千絵は目を細める。 「千絵、ほんとに大丈夫…?」 隣りに立っていた唯香が心配そうに尋ねた。 「へ、平気…。」 千絵は目を細めたまま、正面を向いて、腹の出っ張りがばれない程度に直立しようと努めた。だが先ほど感じた胃の中の不快感は、今や吐き気に変わっていた。 そんな千絵の苦しみを他所に、堀切英次は再びタクトを上げた。ピアノの伴奏が始まり、最初のパートが歌い始める。 「ひとはただ、かぜのなかを」 千絵は自分がどのパートだったかも思い出せず、突然襲ってきた頭痛に顔をしかめた。 「まよいながら、あるきつづける」 再び眩暈がして、スポットライトの光が目の前で大きくなったかと思うと、視界が真っ白にぼやけた。 「そのむねに、はるかそらで」 耳鳴りがする。 「よびかける、とおいひのうた…」 周りの音が聞こえなくなった。と同時に、聞こえてきたのは自分の鼓動と、傷口で疼く血の流れる音。 千絵はふらりとよろけ、ステージ上に並んだ段上から脚を踏み外した。 まずい! そう思った瞬間、ジャージがはじけた。千絵の意識が働くよりも早く、第二の口が勝手に開き、胃の中の異物を体外へ吐き出した。 黄ばんだ胃液や、粘液に混じったどろどろに溶けた肉や、消化しきれず明らかに人骨の形を保ったままの白い塊がステージ上にぶち撒かれた。 次の瞬間、音が戻ってきた。千絵の耳に飛び込んできたのは、何重にも重なり合った悲鳴の不協和音だった。もうピアノの音も聞こえない。 千絵の前に居た恵や数名は胃液をもろに浴びて体中から湯気を上げてのた打ち回っていた。 パニックに陥った生徒たちは、千絵や溶け行く級友達から離れようと、ステージ上でもつれ合った。 押し合いへし合いしていた生徒たちは、やがて塊のようになっていっせいにステージからフロアへ転落した。 誰もが少なからず落下の打撃を受けたために、一瞬悲鳴は途絶えてパニックは収まった。 替わりにうめき声が広い体育館にこだまする中、千絵は口から涎を垂らしながら、息を荒げてステージ上で屈み込んだ。吐いてしまったお陰で随分と気分は楽になった。 ステージから落下した生徒たちは、自分たちがまだ無事な事に気づくと、何か動きが無いかと息を殺してステージを見上げた。一瞬、水を打ったような静けさが体育館を包んだ。 次の瞬間、級友達の見守る中、壇上で一際高い指揮台の上に怪物が現れた。 同級生の蓮杖千絵の姿をしているが、その目は獰猛に光り、下顎から腹まで裂けた巨大な口の奥で、鋭い歯と巨大な触手のような舌が獲物を狙っている。 今自分の目にしているものが現実かどうかを考える余裕もなく、再びパニック状態となった生徒たちは一目散に逃げ出した。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1257596973/185
体育館に到着する頃には豪雨になっており激しい雨が屋根を叩く音が生徒たちの歌声に混じって広く冷たい体育館に反響していた 人が体育館に入ってきたのを見るとステージの前に立ち指揮棒を振っていた堀切英次は手にしたタクトをぴたりと止めた 蓮杖さんもう大丈夫なの? 堀切が尋ねた口を利くのは初めてだ うん大丈夫 千絵はそう言ったもののまだ熱がある時のように頭がぼんやりしていた 佳奈に手を引かれて他の生徒たちの間に入りステージ上に立つと照りつけるライトが目を刺す様だったそのあまりのしさに千絵は目を細める 千絵ほんとに大丈夫? 隣りに立っていた唯香が心配そうに尋ねた へ平気 千絵は目を細めたまま正面を向いて腹の出っ張りがばれない程度に直立しようと努めただが先ほど感じた胃の中の不快感は今や吐き気に変わっていた そんな千絵の苦しみを他所に堀切英次は再びタクトを上げたピアノの伴奏が始まり最初のパートが歌い始める ひとはただかぜのなかを 千絵は自分がどのパートだったかも思い出せず突然襲ってきた頭痛に顔をしかめた まよいながらあるきつづける 再びがしてスポットライトの光が目の前で大きくなったかと思うと視界が真っ白にぼやけた そのむねにはるかそらで 耳鳴りがする よびかけるとおいひのうた 周りの音が聞こえなくなったと同時に聞こえてきたのは自分の鼓動と傷口でく血の流れる音 千絵はふらりとよろけステージ上に並んだ段上から脚を踏み外した まずい! そう思った瞬間ジャージがはじけた千絵の意識が働くよりも早く第二の口が勝手に開き胃の中の異物を体外へ吐き出した 黄ばんだ胃液や粘液に混じったどろどろに溶けた肉や消化しきれず明らかに人骨の形を保ったままの白い塊がステージ上にぶち撒かれた 次の瞬間音が戻ってきた千絵の耳に飛び込んできたのは何重にも重なり合った悲鳴の不協和音だったもうピアノの音も聞こえない 千絵の前に居た恵や数名は胃液をもろに浴びて体中から湯気を上げてのた打ち回っていた パニックに陥った生徒たちは千絵や溶け行く級友達から離れようとステージ上でもつれ合った 押し合いへし合いしていた生徒たちはやがて塊のようになっていっせいにステージからフロアへ転落した 誰もが少なからず落下の打撃を受けたために一瞬悲鳴は途絶えてパニックは収まった 替わりにうめき声が広い体育館にこだまする中千絵は口からを垂らしながら息を荒げてステージ上で屈み込んだ吐いてしまったお陰で随分と気分は楽になった ステージから落下した生徒たちは自分たちがまだ無事な事に気づくと何か動きが無いかと息を殺してステージを見上げた一瞬水を打ったような静けさが体育館を包んだ 次の瞬間級友達の見守る中壇上で一際高い指揮台の上に怪物が現れた 同級生の蓮杖千絵の姿をしているがその目は猛に光り下顎から腹まで裂けた巨大な口の奥で鋭い歯と巨大な触手のような舌が獲物を狙っている 今自分の目にしているものが現実かどうかを考える余裕もなく再びパニック状態となった生徒たちは一目散に逃げ出した
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