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【友達≦】幼馴染み萌えスレ16章【<恋人】 (730レス)
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コトコのカタチ_5
◆DswpUl0rgY
2008/12/23(火) 20:03:26
ID:TS1QqPHy(6/9)
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592: コトコのカタチ_5 ◆DswpUl0rgY [sage] 2008/12/23(火) 20:03:26 ID:TS1QqPHy 「……っ、や! やだ…やだやだ、要っ! まってやだ……! いやっ!」 顔をしかめてしまうほど強く髪を引っ張られて、僕は思わず小さく悲鳴を上げる。 はっと我に返ったように指先の力を緩めた琴子が、逃げるように腰を引きながら、ごめん、と小さく言った。 「ん……琴子、いや?」 「……」 「気持ち、よくない? やめる?」 どろどろに濡れた口元をぬぐいながら、半身を起して琴子を見つめる。 しばらくの硬直状態ののち、ぼんやりとした視界にもはっきりと判るほど激しく琴子が首を左右に振った。 「……違う、の。ごめんなさい。……あの……」 「どうしたの?」 「…………き、気持ちよすぎて、訳が判んない……」 整わないままの熱っぽい息でそう言われて、僕の理性は完全に焼き切れそうになってしまった。 それでもなんとか衝動をこらえて、琴子に微笑みを返す。 「よかった…………続き、してもいい?」 言ってしまってから、いちいちお伺いを立てる己に少し情けなくなった。 昔からそうなのだ。優柔不断で、周りの意見に流されやすく、強きものに従え、的な僕の性格を、琴子はひとくくりに「優しい」と表現してくれるが、要するにただのヘタレなのだ。 子どものころは、三つ年上で自己中な兄貴、末っ子気質で我がままなイオ、行動的な琴子と連れだって遊ぶにはこのヘタレ具合がいいように作用していたという自負はあるが、社会人になった今、時折邪魔なものでもある。 今だって、そうだ。 もう自分を抑えるのも割と限界なのに、それを無理やり覆い隠して琴子に判断を委ねている。 我慢をしてほしくない、無理強いをしたくない、と言えば聞こえがいいが、ただ、嫌われたくないだけなのだ。 その証拠に、琴子が首をゆるく左右に振っただけでひどく動揺をして、自身が萎えてしまいそうになった。 「…………いや?」 動揺を抑えながら問いかければ、琴子がまた左右に首を振る。 意味が判らなくて、僕は首を傾けた。 両肘をベッドについて軽く身を起こした琴子が、まなじりに涙を浮かべてこちらを見やる。 「もう…………来て」 一旦首をもたげかけた自身が、再びその張りを取り戻す。なんて判りやすいんだろう。 ぞくりと這い上がってきた悪寒にも似た快感を、ぎゅっと下腹部に力を込めてやり過ごしたのちに、僕は小さくうん、と言った。 そのまま覆いかぶさってしまってから、未だ避妊具を装着していないことに気がついた。 とりあえずキスで誤魔化して、手をのばして枕もとに置いたそれに手を伸ばす。 あたかも最初から「それを取り出すつもりでしたよ、ついでにキスしましたよ」的な偽装工作のつもりだ。 何のために一週間待ったのか、その根本を僕は忘れていませんよ、的な。 そんな行為に意味があるかどうか判らない。たぶん、徒労だ。 だけど、僕は琴子に失望をされたくないのだ。 琴子は無条件で僕のことを信頼してくれている。絶対に、裏切ることはできない。 こんな切羽詰まった状況でも見栄を張らずにいられないのだ。 http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1221583669/592
っや! やだやだやだ要っ! まってやだ! いやっ! 顔をしかめてしまうほど強く髪を引っ張られて僕は思わず小さく悲鳴を上げる はっと我に返ったように指先の力を緩めた琴子が逃げるように腰を引きながらごめんと小さく言った ん琴子いや? 気持ちよくない? やめる? どろどろに濡れた口元をぬぐいながら半身を起して琴子を見つめる しばらくの硬直状態ののちぼんやりとした視界にもはっきりと判るほど激しく琴子が首を左右に振った 違うのごめんなさいあの どうしたの? き気持ちよすぎて訳が判んない 整わないままの熱っぽい息でそう言われて僕の理性は完全に焼き切れそうになってしまった それでもなんとか衝動をこらえて琴子に微笑みを返す よかった続きしてもいい? 言ってしまってからいちいちお伺いを立てる己に少し情けなくなった 昔からそうなのだ優柔不断で周りの意見に流されやすく強きものに従え的な僕の性格を琴子はひとくくりに優しいと表現してくれるが要するにただのヘタレなのだ 子どものころは三つ年上で自己中な兄貴末っ子気質で我がままなイオ行動的な琴子と連れだって遊ぶにはこのヘタレ具合がいいように作用していたという自負はあるが社会人になった今時折邪魔なものでもある 今だってそうだ もう自分を抑えるのも割と限界なのにそれを無理やり覆い隠して琴子に判断を委ねている 我慢をしてほしくない無理強いをしたくないと言えば聞こえがいいがただ嫌われたくないだけなのだ その証拠に琴子が首をゆるく左右に振っただけでひどく動揺をして自身が萎えてしまいそうになった いや? 動揺を抑えながら問いかければ琴子がまた左右に首を振る 意味が判らなくて僕は首を傾けた 両肘をベッドについて軽く身を起こした琴子がまなじりに涙を浮かべてこちらを見やる もう来て 一旦首をもたげかけた自身が再びその張りを取り戻すなんて判りやすいんだろう ぞくりと這い上がってきた悪寒にも似た快感をぎゅっと下腹部に力を込めてやり過ごしたのちに僕は小さくうんと言った そのまま覆いかぶさってしまってから未だ避妊具を装着していないことに気がついた とりあえずキスで誤魔化して手をのばして枕もとに置いたそれに手を伸ばす あたかも最初からそれを取り出すつもりでしたよついでにキスしましたよ的な偽装工作のつもりだ 何のために一週間待ったのかその根本を僕は忘れていませんよ的な そんな行為に意味があるかどうか判らないたぶん徒労だ だけど僕は琴子に失望をされたくないのだ 琴子は無条件で僕のことを信頼してくれている絶対に裏切ることはできない こんな切羽詰まった状況でも見栄を張らずにいられないのだ
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