[過去ログ] 【友達≦】幼馴染み萌えスレ16章【<恋人】 (730レス)
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590: コトコのカタチ_3 ◆DswpUl0rgY 2008/12/23(火) 20:01:32 ID:TS1QqPHy(4/9)調 AAS
 何か他に言うべきことはたくさんあるような気もするが、ちょっと余裕がなくなってきた。
 僕はもうずっと、琴子に触れたくて仕方なかったのだ。
 琴子を好きだと自覚してからおおよそ十ヵ月。ずっと望んできたことが、こうして現実になっている。
 夢見心地な今を早く現実にしたくて、余裕がないとは自覚しながらも僕は思わず琴子にお伺いを立ててしまった。

「……う、ん……触って」
 消え入りそうな声で、顔を俯けながら琴子が言う。
 指に軽く力を入れると、琴子の胸はなんともいえない弾力で僕の指を押し返す。
 大きさも、僕の手を広げたら片方がすっぽりとちょうどよく収まって、へんな話だけど僕のためにそこにあるような気さえしてきた。
「…………んん、要、……ふ」
 琴子にねだられるままにキスをして、僕はそっとそのふくらみを覆う下着を取り外す。
 紐を腕に滑らせて抜き取ると、肩を押してベッドに琴子を押し倒した。
 そのほっそりとした身体を、ぼんやりとする視界で懸命に見つめる。
 僕の視線に気がつくと琴子は、恥ずかしそうに両腕で自分の胸を覆った。

「……なに?」
「琴子の裸見るのって、二十年ぶりぐらいかなーと思って」
「え、いつだっけ?」
「小二ぐらい? 夏休みにウチのおじいちゃんち行ったとき、みんなで風呂入ったじゃん」
「………………そうだっけ……やだお願い、忘れて」
「えー」
「恥ずかしい……」
「ちゃんと成長してるから、大丈夫……」

 首の付け根を舐めると、琴子が鼻にかかった甘い声を漏らす。
 もっと聞きたくて、くちびるだけでそっと首筋を撫でたり、舌をべろんと這わせたり、歯を立てたり吸い付いたり、耳に息を吹きかけたり。
 思いつく限りの方法で琴子に触れる。
 僕が何かするたびに、聞いたことのない高い声が琴子の口から漏れていた。

「あ、あっ……まって、要も脱いで。恥ずかしいじゃない」
「はいはい」

 取り合えず自分も衣服をすべて脱ぎ落してから再び琴子に肌を重ねる。
 暖房を入れているとはいえ、若干の肌寒さを残す室内に素肌をさらされていた琴子の肌は少し泡立っていた。
 額を撫でて、見つめ合って、同時に瞳を閉じて、吸い寄せられるようにキスを交わしながら、指先は頬を伝って首筋を通り、両の膨らみへと落とす。

 琴子の胸は、今までに触れたどんなものよりも柔らかくて気持ちがよかった。
 こんな素晴らしいものが近くにあったのに、今まで知らなかったなんて全くもったいない。
 ずっと触れていたい、と思ったのは一瞬のことで、すぐに他の刺激が欲しくなり、片方の手のひらを滑らせた。
 きゅっと理想的にくびれた腰を撫でて、布地の上からそっと触れる。
 琴子が、声にならない吐息を漏らした。
 柔らかいそこを慎重に撫で上げる。
「あっ」
 一層高い声をあげて琴子は身を固くした。
 その反応に気をよくした僕は、くすぐるように指の先でそこを何度も往復させる。
「んん…、ん、あっ……や…………要っ、あ!」
 すっかりと余裕を失ったその声に、僕まで引きずられるように余裕をなくして、しっとりと湿り気を帯び始めた下着の内側に手を差し入れる。
「あんっ」
 彼女自身から溢れた水分のぬめりを借りて、そっと襞の間に指を滑らせた。
 形を確かめるように、何度もそこをなぞる。
 琴子からどんどんと染みだしてくる愛液が、指に絡んでぐちゃぐちゃと卑猥な音を室内に響かせた。
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