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【許嫁】和風美少女でエロパロその3【家元】 (1001レス)
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2011/02/27(日) 01:00:19.49
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989: 973 [sage] 2011/02/27(日) 01:00:19.49 ID:vWZEi4L8 ちょうど、千鶴は水屋で乾いた茶碗を包装して箱にしまっている段階だった。 俺は申し訳ない気持ちで茶室まで来てしまったが、なんと言っていいか分からず、水屋の前で突っ立っているところを千鶴に呼び入れられた。 「箱の紐を結ぶときは上蓋のところで紐を交差させて、それから片いっぽを――って、しっかり聞いてる?」 「ああ、うん、聞いてる」 「それならいいけど……」 千鶴は結び終えた箱を戸棚の奥に置いて、手前には茶筅や蓋置きを並べると、戸棚を閉めて錠を閉めた。 片付けも一通り終わったので、千鶴は当然のように家に戻ろうとするが、俺はその場で土下座して千鶴の行く手を塞いだ。 「本当にごめん! でもやっぱり、思い出の品なら捨てたりしなくても、俺も欠けた部分とかなんとかするし」 「姉さんが何か変なこと吹き込んだの?」 表情には明らかに怒りが見て取れた。眉根が吊り上がり両腕を組んだだけで、その威圧感は目に見えて増している。 それでも、俺は勇気を振り絞った。 「俺はっ! 茶道とか茶碗のことなんて全然知らないけど、こういう思い出の物って失くしたら一生それを悔やむと思う。忘れられないと思う。だから――」 「もう止めて。嫌なのっ、そういう『可哀想』っていう目で見られるのは!! どうせいつかは忘れるんだからいいのっ!!」 急に大声で叫んだかと思うと、千鶴はその場で蹲って泣き出した。 どうせ何も覚えてないくせに、とか、もう疲れたもんと呟きながら泣く千鶴は、十六歳という年相応な女の子だった。 普段は学校でも深窓のお嬢様みたいな浮き世離れしている感があったが、目の前にいるのは重責に耐えて耐えて、耐えかねた女の子でしかなかった。 俺は緊張しながらも体を起こして、蹲っている千鶴の肩を抱き寄せた。最初は嫌がるように拳の底で肩口の辺りを殴ってきたが、少しすると顔を胸に密着させて本泣きを始めた。 いいのかな、と最初は戸惑いながらも、背中に手を回してあやすように撫でる。 数分もして泣き声は収まり、鼻をすんすんと啜る音の方が多くなってきた。いつの間にかは知らないが、俺の背中に回されていた手が強く服を握りしめている。 「 」 口を開いた千鶴が何かを言った気がしたが、しゃっくりで掻き消えた。 機を逸して互いに黙り込んでいると、くっついている心臓の鼓動がやがて重なり合って余計にドキドキしてくる。 不意に、千鶴が自ら帯紐を緩めた。 「息、くるし、から」 ところどころつっかえながらも、恥ずかしそうに弁明してくる千鶴に余計に神経が研ぎ澄まされる。というかいつまで抱き合っているんだろうと、今更ながら状況のおかしさに気付いたが、女の子の柔らかい感触を堪能できるならいつまでも抱いていたいとも思ってしまう。 千鶴も実はそういう不埒なことを望んでるんじゃないかとさえ、自分に都合よく思えた。そんなはずないだろうと制止するはずの理性さんは、千鶴が帯紐を緩めた辺りから遠い星に旅立った気がする。 着付けには手馴れているはずの千鶴も、他人と密着し尚且つ片手だけでは難しいのか、たどたどしい手つきで帯を緩めるので、更にそういうムードが高まってしまう。 もうこれ以上悩む余裕は無かった。 http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1192385665/989
ちょうど千鶴は水屋で乾いた茶碗を包装して箱にしまっている段階だった 俺は申し訳ない気持ちで茶室まで来てしまったがなんと言っていいか分からず水屋の前で突っ立っているところを千鶴に呼び入れられた 箱の紐を結ぶときは上蓋のところで紐を交差させてそれから片いっぽをってしっかり聞いてる? ああうん聞いてる それならいいけど 千鶴は結び終えた箱を戸棚の奥に置いて手前には茶や蓋置きを並べると戸棚を閉めて錠を閉めた 片付けも一通り終わったので千鶴は当然のように家に戻ろうとするが俺はその場で土下座して千鶴の行く手を塞いだ 本当にごめん! でもやっぱり思い出の品なら捨てたりしなくても俺も欠けた部分とかなんとかするし 姉さんが何か変なこと吹き込んだの? 表情には明らかに怒りが見て取れた眉根が吊り上がり両腕を組んだだけでその威圧感は目に見えて増している それでも俺は勇気を振り絞った 俺はっ! 茶道とか茶碗のことなんて全然知らないけどこういう思い出の物って失くしたら一生それを悔やむと思う忘れられないと思うだから もう止めて嫌なのっそういう可哀想っていう目で見られるのは どうせいつかは忘れるんだからいいのっ 急に大声で叫んだかと思うと千鶴はその場でって泣き出した どうせ何も覚えてないくせにとかもう疲れたもんときながら泣く千鶴は十六歳という年相応な女の子だった 普段は学校でも深窓のお嬢様みたいな浮き世離れしている感があったが目の前にいるのは重責に耐えて耐えて耐えかねた女の子でしかなかった 俺は緊張しながらも体を起こしてっている千鶴の肩を抱き寄せた最初は嫌がるように拳の底で肩口の辺りを殴ってきたが少しすると顔を胸に密着させて本泣きを始めた いいのかなと最初は戸惑いながらも背中に手を回してあやすように撫でる 数分もして泣き声は収まり鼻をすんすんとる音の方が多くなってきたいつの間にかは知らないが俺の背中に回されていた手が強く服を握りしめている 口を開いた千鶴が何かを言った気がしたがしゃっくりで掻き消えた 機を逸して互いに黙り込んでいるとくっついている心臓の鼓動がやがて重なり合って余計にドキドキしてくる 不意に千鶴が自ら帯紐を緩めた 息くるしから ところどころつっかえながらも恥ずかしそうに弁明してくる千鶴に余計に神経が研ぎ澄まされるというかいつまで抱き合っているんだろうと今更ながら状況のおかしさに気付いたが女の子の柔らかい感触を堪能できるならいつまでも抱いていたいとも思ってしまう 千鶴も実はそういう不なことを望んでるんじゃないかとさえ自分に都合よく思えたそんなはずないだろうと制止するはずの理性さんは千鶴が帯紐を緩めた辺りから遠い星に旅立った気がする 着付けには手馴れているはずの千鶴も他人と密着し尚且つ片手だけでは難しいのかたどたどしい手つきで帯を緩めるので更にそういうムードが高まってしまう もうこれ以上悩む余裕は無かった
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