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【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ6【総合】 (920レス)
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◆WP8DSS5.0Q
2008/01/04(金) 16:05:07
ID:cMjpeFL7(4/11)
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406: 3/7 ◆WP8DSS5.0Q [sage] 2008/01/04(金) 16:05:07 ID:cMjpeFL7 「ああ、良かった、間違っていたらどうしようかと」 背筋を伸ばした綺麗な姿勢で直立したまま、胸元を上品な仕草の手で抑え、ほっと 安堵して微笑む彼女。掛け値なしに清楚で美しいのだけれど――、 「えっと、そちらは一体……?」 やはり上ずったままの僕の声。 僕が驚いたのはもう一点あって。彼女の落ち着いた雰囲気と、ともすればふわふわ と浮世離れした雰囲気の同居に加えて、高位の冒険者の持つ達人的な鋭さが紛れて いるのに気付いたからだ。まるで隙がない。 それなりに腕に覚えのある僕だけど、彼女の方が数段上だろうなと察しは付いた。 数段どころではないかも知れない。 「失礼しました、名乗らせてくださいね。私の名前はフェレーラ。先日、辺境都市 から王都に上ってきたばかりです。属するパーティーのない一人身で……、地下迷宮 に潜るための仲間を探しています。あなたと組みたいと思い立って、声を掛けさせて いただきました。ここで出会ったのは偶然なのですけれど」 大人びて理知的な女性の声の、耳に心地よく優しい喋り方で、彼女――フェレーラ さんは言う。 「……僕と、組みたい……?」 その言葉は何の抵抗もなしに耳によく届く。なのに、振って沸いた話に対し、まだ 頭が回ってない僕だった。 「はい。あなたは、昨晩のギルガメッシュの酒場で同行者を求めていたのに、 見つからず困ってましたよね。私も、あなたに先んじて同様の場で方々に声を掛けて みたのですけど、同じく同行者が見つからなくて。……あぶれた同士、都合がよい でしょう? あなたの戒律は<善>だと酒場で聞き及びました。私も同じです」 そして、小首を傾げるように改めて微笑みを向けてくる。 「えっと……フェレーラ、さんは……」 転がり込んだ幸運に、僕は努めて落ち着いて対処しようとした。 「フェレーラさんは一人なんでしょ? 僕も、今は一人だよ? それでいいの?」 言った後で、まるで「年上のお姉さん」に話しかけるような口調になってしまった のに気付く。いや、現実的にそういう年齢差なのだろうけど、もう少しどうにか ならなかったか、僕は。割と知性派で通っているというのに。 「私は、二人だけのパーティーを組みたいので」 「二人だけ?」 「とある事情があるので……。私が仲間を見つけられなかったのも、この二人という 条件のせいなのですね。前衛三人と後衛三人で六人が基本だと素っ気なく断られ ました。私、腕に覚えがないわけではないのですが、こういう事にはあまり明るく ないもので……」 冒険者の道理に疎い事について、素直にはにかむフェレーラさん。一瞬、美しいと 言うより妙に可愛い顔だった。大人びていながら、ところどころ子供っぽい人だ。 逆に言えば、ところどころで油断ならない感じもする。 聖女と娼婦という二面性を感じた事、達人的な鋭さを持つ事からそうした印象が あるのだろうか? 彼女に対して失礼だし、過敏かも知れないけど、やはり気に かかる。 騙し騙され、利用し利用され、という駆け引きは冒険者の世界でよくある話だ。 綺麗な女性に浮かれて全てを鵜呑みにするほど、僕は童貞くさくはない。はず。 とにかく、僕という最後の一線が崩壊したら、死んだ仲間はもう蘇生できない。 責任は重大だ。慎重であるに越した事はない。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1187618281/406
ああ良かった間違っていたらどうしようかと 背筋を伸ばした麗な姿勢で直立したまま胸元を上品な仕草の手で抑えほっと 安堵して微笑む彼女掛け値なしに清楚で美しいのだけれど えっとそちらは一体? やはり上ずったままの僕の声 僕が驚いたのはもう一点あって彼女の落ち着いた雰囲気とともすればふわふわ と浮世離れした雰囲気の同居に加えて高位の冒険者の持つ達人的な鋭さが紛れて いるのに気付いたからだまるで隙がない それなりに腕に覚えのある僕だけど彼女の方が数段上だろうなと察しは付いた 数段どころではないかも知れない 失礼しました名乗らせてくださいね私の名前はフェレーラ先日辺境都市 から王都に上ってきたばかりです属するパーティーのない一人身で地下迷宮 に潜るための仲間を探していますあなたと組みたいと思い立って声を掛けさせて いただきましたここで出会ったのは偶然なのですけれど 大人びて理知的な女性の声の耳に心地よく優しい喋り方で彼女フェレーラ さんは言う 僕と組みたい? その言葉は何の抵抗もなしに耳によく届くなのに振って沸いた話に対しまだ 頭が回ってない僕だった はいあなたは昨晩のギルガメッシュの酒場で同行者を求めていたのに 見つからず困ってましたよね私もあなたに先んじて同様の場で方に声を掛けて みたのですけど同じく同行者が見つからなくてあぶれた同士都合がよい でしょう? あなたの戒律は善だと酒場で聞き及びました私も同じです そして小首を傾げるように改めて微笑みを向けてくる えっとフェレーラさんは 転がり込んだ幸運に僕は努めて落ち着いて対処しようとした フェレーラさんは一人なんでしょ? 僕も今は一人だよ? それでいいの? 言った後でまるで年上のお姉さんに話しかけるような口調になってしまった のに気付くいや現実的にそういう年齢差なのだろうけどもう少しどうにか ならなかったか僕は割と知性派で通っているというのに 私は二人だけのパーティーを組みたいので 二人だけ? とある事情があるので私が仲間を見つけられなかったのもこの二人という 条件のせいなのですね前衛三人と後衛三人で六人が基本だと素っ気なく断られ ました私腕に覚えがないわけではないのですがこういう事にはあまり明るく ないもので 冒険者の道理に疎い事について素直にはにかむフェレーラさん一瞬美しいと 言うより妙に可愛い顔だった大人びていながらところどころ子供っぽい人だ 逆に言えばところどころで油断ならない感じもする 聖女と娼婦という二面性を感じた事達人的な鋭さを持つ事からそうした印象が あるのだろうか? 彼女に対して失礼だし過敏かも知れないけどやはり気に かかる しされ利用し利用されという駆け引きは冒険者の世界でよくある話だ 麗な女性に浮かれて全てを鵜呑みにするほど僕は童貞くさくはないはず とにかく僕という最後の一線が崩壊したら死んだ仲間はもう蘇生できない 責任は重大だ慎重であるに越した事はない
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