[過去ログ] ●●寝取り・寝取られ総合スレ5●● (769レス)
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571: 2007/09/02(日) 23:32:12 ID:nu11/nii(4/4)調 AAS
夏の風物詩だな
572: 2007/09/02(日) 23:36:00 ID:wHMSXqAi(1)調 AAS
心地いいwwが
現実で相手にされないからってこんなとこで相手してもらおうとすんなww
573: 2007/09/02(日) 23:41:42 ID:dLtASO4J(2/2)調 AAS
ヨヨネタってほんと高確率で荒れるなー
574: 2007/09/02(日) 23:55:14 ID:spdv8T7T(2/2)調 AAS
>>570
こいつは多分はなっから釣ってたつもりだったんだと思うが
釣りの内容が論理的に間違ってるあたり駄目駄目、って意味で俺は突っ込んだ。
別に宣言しなくても分かってもらえる範囲だから、黙ってればまだ良かったのにな。
575: 2007/09/03(月) 00:08:16 ID:F1aJ6W2n(1)調 AAS
言わないと負けた気がして我慢ならなかったんだろw
576: 2007/09/03(月) 02:33:09 ID:H7F84o9t(1)調 AAS
夏ですね
577: 2007/09/03(月) 03:50:59 ID:aRIL4jUX(1)調 AAS
後釣り宣言しなきゃ釣りと認識してもらえないような低俗な釣り
578: 2007/09/03(月) 04:51:40 ID:YUpLAHi3(1)調 AAS
ばはむーちょドラグーン
579: 2007/09/03(月) 10:44:51 ID:CkoxpEPN(1)調 AAS
後釣りにすら釣られるこの爆釣ぶり…
お前らスルーできませんか?
580: 2007/09/03(月) 12:05:18 ID:/EH725Et(1)調 AAS
そのレスをつける時点で、スルーうんぬんを語る資格はないと思う
581: 2007/09/03(月) 15:56:07 ID:jGQfP6/B(1)調 AAS
お前らスレの伸びを見て、『イヤッホーゥ新作キター!』とかwktkして
スレ覗いた俺の期待を返せ、返せよぅ! 。・゚・(ノД`)・゚・。
582: 2007/09/03(月) 16:13:08 ID:I/B1JGQY(1)調 AAS
最近連載が滞ってるね
まぁ先週までが凄かったんだが
NTテタの人とかアムロ・レイの人とか、今どーしてんだろ
583: この夏の向こうまで ◆7UgIeewWy6 2007/09/03(月) 18:21:32 ID:Sxlxkmrt(1/4)調 AAS
6.
声がしたような気がして、目が覚めた。
甲高いお袋の声が、階下から聞こえていた。
「まぁまぁ、夏ちゃん。いらっしゃい。今回は良かったね、おめでとう」
…夏樹?
枕もとの時計を見る。朝の7時15分?。
俺は慌ててベッドから跳ねるように、起き上がった。
「あら、お土産?ありがとう。えーと、まだ忠志は寝てるだろうなぁ…」
能天気なお袋の声が、届いてくる。
夏樹も夏樹だ。俺が朝寝坊タイプって知ってるくせに、何でこんな朝早く。
俺はTシャツと短パン姿のままで、ドタドタと階段を駆け下りた。
「あ、忠志。良かったわね、夏ちゃん来てくれてるわよ、お土産持って」
降りてきた俺に、お袋が意味ありげに笑いながら言う。
俺は玄関に立っている夏樹を見つめた。半月ぶりに。
夏樹は変わってなかった。当たり前だ。薄い青のTシャツ、赤のトランクス。
ただ、インターハイに行く前より、肌はもう少し小麦色に焼けていた。
夏樹は俺に向けて軽く手を振った。
「…おはよ、忠志」
「おう、お帰り」
「夏ちゃん。忠志ったらね、やっとふて腐れてたのが治ったみたいよ」
お袋が笑いながら、そんなことを言う。
「いいよ、お袋は。あっち行っててよ」
「はいはい。じゃあ、またね夏ちゃん、お父さんとお母さんによろしくね」
「はい、おばさん」
夏樹の土産を手にしたお袋は、そのまま、リビングの方へ歩いていった。
「ったく、仕方ねー親だよな」
俺はそう言って、振り向く。あはは、と夏樹が笑った。
半月ぶりに会うけれど、よかった。いつもの夏樹だ。そんなの、当たり前だけれど。
「…よかったな。全国4位。おめでとう」
「うん。ありがと。…頑張ったよぉ」
「メール、したんだけどさ」
「あ、うん」
そこで、なぜか、わずかの間があって。
「…読んだよ、メール。嬉しかった。ありがと。返事しなくてゴメンね」
「いや、悪かったのは俺だから。…怒ってたんだろ。当たり前だよな」
「……」
その問いに、夏樹は答えなくて。
「俺、これから頑張るからさ」
俺が矢継ぎ早に言うと、夏樹は顔を上げて、俺をじっと見た。
「まだ大学もあるし。夏樹が叱ってくれたからさ。やっぱ、頑張ろうって」
「…そっか、うん」
夏樹が微笑んだ。
「心配かけてゴメンな、夏樹」
「ううん。いいんだ。忠志は…そうでなくちゃね」
「夏樹」
「…ん?」
「今日、昼から一緒に映画でも、行かないか?お祝いにさ、何かオゴるよ」
仲直りの記念に。俺は思い切って誘った。
夏樹が、ちょっと視線を床に落とした。急にその表情が翳った…そんな気がした。
それから夏樹は、一度、こくん…と喉を鳴らして。
「…ごめん、今日は、ダメ」
584: この夏の向こうまで ◆7UgIeewWy6 2007/09/03(月) 18:22:22 ID:Sxlxkmrt(2/4)調 AAS
7.
「そ、そっか」
夏樹の意外な返答に、俺は、肩透かしをくらって、次の言葉を見失った。
夏樹は両手を身体の前で組んで、すまなそうに言う。
「ゴメンね、誘ってくれたのに」
「いや、いいよ。何か用事あったんだ?」
「…うん」
夏樹の用事。なんだろう?インターハイから帰ったすぐ翌日に、夏樹が入れている
予定なんて、全く想像できなかった。
「真知子たちとさ、祝勝会の約束しちゃって!」
…とでも、舌をぺろりと出してくれたら…と思ったけれど。
夏樹は、それ以上、何も言わなかった。
仕方なく「じゃあさ、明日なら」と俺が言いかけたとき、
「忠志」
夏樹の口調が、遮るように響いて、俺は少し驚く。
「あのさ、私から誘うよ。また連絡する」
「…」
「なんか、ごめん、昨夜も遅くて…。ちょっと疲れてるみたいなんだ、私」
「…そっか、そりゃそうだよな」
「ゴメン。ちょっと家に戻って、もう一度休むね」
そう言うと、夏樹はもう踵を返して、まるで、この場から早く逃げようとするみたいに玄
関のドアノブを握っていた。
「…夏樹」
俺は、喉に何かが刺さったようなもどかしさを覚えて、その背中に声を掛ける。
夏樹の動きが止まる。顔だけで俺のほうを振り向いた。
「…ゆっくり休めよ。ホントに、疲れてるみたいだぞ、お前」
「……うん」
夏樹がドアノブを廻し、扉を開いた。
途端に、ふわっと玄関から入り込んだ朝の風が、夏樹のTシャツを少し煽った。
(……あ)
それで、初めて気付いた。
夏樹の首の後ろに、銀色のネックレスが、見えていた。
夏樹がアクセサリーをしているのって、これまでに見たことがなかった。
これが、違和感だったのだろうか。ふと、そう思って。
四角い玄関ドアの向こうの空に、真っ白な入道雲が昇り始めていた。
それに反射する夏の光の影で、夏樹の表情は見えにくかった。
「ゴメンね、忠志」
夏樹はもう一度そう言って、ドアの向こう側に足を踏み出した。
ジイジイジイジイ……と蝉の声が、耳に響き出す。
名残りの夏が、一生懸命、この町に掴まって、逝くまいとしていた。
でも、止めることは出来ない。夏は、終わってゆく。
これから何度も何度も、夏は永遠のように訪れるけれど。
けれども、たった一度だけの、この夏は。
585: この夏の向こうまで ◆7UgIeewWy6 2007/09/03(月) 18:24:40 ID:Sxlxkmrt(3/4)調 AAS
8.
夏樹が帰ってきてから、もう3日。
あと5日間で、高校最後の夏休みも終わる。
けれど、宙に浮いた俺たちのデートの約束は、まだ果たされないままだった。
この3日間、夏樹から俺には何の連絡もなかった。
別に、これまでだってそれほど頻繁に連絡を取っていたわけじゃない。
だから、それほど気にすることでもないけれど、今回は、俺の中で変な
「引っ掛かり」が消えていかなかった。
その日の午後、携帯が鳴った。
「おーっす、暇?何してんの?茶でも飲みに行かねえ?」
田中からだった。
気分転換もいいかと思い、田中と駅前で落ち合った。
冷房の効いた喫茶店に入る。
「元気になったじゃん、お前」
田中が言う。コイツなりに、俺のことを心配してくれていたのだろう。
「…いつまでも落ち込んでられないからな」
夏休み以後の水泳部のこと。部長を誰にするかとか、進学のこととか、
話すうちに、時間が過ぎていった。
「……あれ?」
田中が不意に、咥えていたストローをぽろりと口から離した。
ぽかん、という表情で、窓の外、駅の改札口の方を見つめる。
「どした?」
俺が聞くと、田中は相変わらず窓の向こうを見つめたままで、言った。
「…あれ、夏樹ちゃんじゃね?」
「え?」
俺は思わず、振り返った。田中が見つめた同じ方向を見やる。
間違いなくそれは夏樹だった。駅の改札口の人ごみの中に、夏樹はいた。
意外だった。スカートルックは好きじゃない夏樹が、真っ白のワンピースを着ていた。
夏樹のこんな服装を、見た記憶がなかった。
丈が短めのスカート部分から、形のいいすらりとした脚が伸びていた。
ワンピースにあわせた白いサンダル。綺麗な足のくびれ。
そして…ポニーテールにまとめた髪。首筋に、あのネックレスが…光っていた。
「…どこ行くんだろな?」
田中がそう言った。俺に答えを求めるように。でも、俺は、答えられない。
券売機の前に立った夏樹は、バッグから財布を取り出し、切符を買おうとしている。
『…あのさ、私から誘うよ。また連絡する』
夏樹の言葉が頭の中を廻った。
俺が見たことのないワンピース姿で。夏樹が。
どこへ、いや、誰に?…会いに行こうとしているんだろう。
夏樹は自動改札機をくぐると、ホームへ続く階段を上がり、やがて、見えなくなった。
田中の変な視線を感じながら、俺は黙り込んでいた。
暮れる夏が、加速しながら、狂い始めていた。
586(2): この夏の向こうまで ◆7UgIeewWy6 2007/09/03(月) 18:25:24 ID:Sxlxkmrt(4/4)調 AAS
あまり推敲する時間もなく、進展も遅くすみません。
本日はここまでとさせていただきます。
587: 2007/09/03(月) 21:23:22 ID:tYL5WUMO(1)調 AAS
投下が多く続いてたけど、この作品が一番オーソドックスでとても気になる
当然ながら鬱な作品になるんだろうけど、なんらかの希望を見出せればいいなあと思う
588: 2007/09/03(月) 22:02:58 ID:To1QXzoR(1/2)調 AAS
俺もこの雰囲気すげー好き。ネットリ進行こそ寝取られの味。
このままガンガンいきましょう!
あ、そうだ、好きだからこそ1つだけ突っ込み。
前回の終わりで、急に神視点になっちゃった(テレホンH)とこは、やっぱ気になる。
俺も寝取られは絶対一人称じゃなきゃとは思ってるんだけど、そうすると寝取られの
現場を自然に入れるのがすごくムツカシイ…けど、そこは踏ん張りどころだとあたし思うの!
…なんて雑音をムシして書く、それもSSの醍醐味。個人的には超鬱なオチを期待しています!
589(1): 2007/09/03(月) 22:30:36 ID:V7PEisGu(1)調 AAS
彼氏彼女のカップルがいて、彼氏が彼女を寝取られる作品はあるけど、彼女が彼氏を寝取られる作品ってないねぇ
なんで?
590: 2007/09/03(月) 22:33:55 ID:DfKV0JlF(1)調 AAS
>>589
女が男を寝取られる話は他のスレに投下しても
追い出されないからじゃないか?嫉妬スレとか
591: 2007/09/03(月) 22:44:56 ID:v2hUd9g6(1)調 AAS
逆もまた一考なり。そういう作品もあればいいな
592: 2007/09/03(月) 22:46:28 ID:q5b5c6uH(1)調 AAS
>>564
あらすじとか関係なく、当時のスクウェアのブランド力は凄かったんだよ
とりあえず新作が出りゃみんな買ってたんだ。
593: 2007/09/03(月) 22:50:39 ID:To1QXzoR(2/2)調 AAS
女の人って、彼が他の女性とエッチしてる事を考えたとき、嫉妬はするだろうけど、
男のように妙なコーフンを感じるってのは無いんじゃないの?
594(1): 2007/09/04(火) 00:21:59 ID:sw1Dux9f(1/3)調 AAS
女は男を自分の所有物という風には思わないだろうからね
595: 2007/09/04(火) 00:27:24 ID:C5TxBezZ(1)調 AAS
保管庫にそういうSSなかったっけ?
単純にスレ内男女の数の差じゃないの?
596: 2007/09/04(火) 00:28:18 ID:28RNl8Qg(1)調 AAS
>>586
この時点でかなり欝に…
もう大好き!
597: 2007/09/04(火) 00:51:38 ID:G0BmBfi8(1)調 AAS
真っ白のワンピースというところが意外だ
よくある展開だと、Hで堕としたとするなら
色ボケ化して派手な服装になるところなのに ←これはこれで俺の大好物
でも、夏樹のこんな服装を、見た記憶がなかった。なんだよね
余計やばいなw
598: 2007/09/04(火) 03:21:06 ID:0eyHplFr(1)調 AAS
>>586
寝取られなのに良い清涼感がある。そのまま行ってもらいたいね
599: 2007/09/04(火) 04:05:33 ID:yNKlBdNB(1)調 AAS
彼氏の知らないところで彼女が変わっていくというのはじわりじわりとくる
600: 2007/09/04(火) 06:31:30 ID:H/wYPFIN(1)調 AAS
男は女を自分の所有物という風と思っていても、寝取られだから
男の所には帰ってこないんだよな。泣けるな
601: 2007/09/04(火) 08:38:21 ID:sw1Dux9f(2/3)調 AAS
ちなみに元水泳部の俺が水泳の高校の大会はインターハイとかいう言い方はしないとか18歳で52、3秒とか大したことないとか突っ込んでおこう
せめて三島君に水泳で勝てるよう祈っておこう
602: 2007/09/04(火) 08:56:35 ID:sw1Dux9f(3/3)調 AAS
スマン勘違いだった52、3秒はすごいわ
603: 2007/09/04(火) 10:35:17 ID:GF72OxC8(1)調 AAS
ROCO氏作品保管庫のいったんだけど
どれもエロ杉で抜きまくった
この人プロだろ?
604: 2007/09/04(火) 12:03:51 ID:NyBVcS85(1)調 AAS
…プロ…うーむ…
605: 2007/09/04(火) 13:42:43 ID:LxEBiJJr(1)調 AAS
捨てHNで投下してる人達の中にこそ、驚異的な才覚を発揮してる人が結構多いと思う
606: 2007/09/04(火) 23:14:08 ID:Dpw+U7vE(1)調 AAS
文章はさほど上手くないと思うけど量が凄いな
607(1): 2007/09/04(火) 23:41:11 ID:EHZCqrw1(1)調 AAS
canvas2のエリス寝取られよかた
608: ベタですが 2007/09/05(水) 00:21:45 ID:q70P3PDJ(1/4)調 AAS
読んでるだけでは我慢できずについ…
「部長!もっとビシッと呑んでくださいよビシッと!」
「おい岸田、お前明日仕事する気ないだろ」
「明日は明日!ほら、コレ飲んでくださいコレ」
苦笑しながら俺の注いだ焼酎を飲み始めたのは、俺の勤めている会社でも、仕事にかけては
1、2の豪腕と噂される、堂島隆一部長その人である。
俺は、先月から憧れの彼のもとで働ける事になったのだが、実際職場を共にしていると、
その仕事の腕だけで無く、器の大きさ、意外とシャレのわかる所、そして、酒では一度も人
に負けた事の無い俺をあっさり轟沈させてしまった健啖ぶりに、すっかりほれ込んでしまった。
彼も俺の事を、いまどき珍しい仕事熱心な男だと気に入ってくれ、週に2・3回は一緒に
飲み歩く仲にまでなった。
今日もプロジェクトのメンバーで酒を大量に飲んだ後、タクシーで送ってくれた部長を、
少しだけとムリヤリ家に引っ張り上げ、二人で呑み直し始めた。部長が俺の家に来たのは初
めてだが、学生時代ラグビーで鍛えたというがっしりとした体をソファに横たえ、ゆったり
とくつろぐ姿はさすがの貫禄であった。
「もうあなた、部長さんにご迷惑でしょう」
と妻の香織が心配顔で俺たちの様子を見守っていたが、部長は鷹揚に笑っているだけだった。
香織は、俺の高校時代からの同級生で、同じ大学に進学してから付き合いを始め、俺が社会
人になってがむしゃらに働き、自分の仕事に手ごたえを感じるようになってやっとプロポーズ
し、1年半前にめでたくゴールインした。
彼女は、あまり自分から前に出る事の無いおとなしい女性だったが、決して暗いという訳で
はなかった。そのほっそりとした手を口にあてて柔らかく笑う姿は、周りの者を癒すような、
不思議な温かみに溢れていた。
実は、部長を家に引っ張りあげたのは、正直自分には過ぎた女性だと思う彼女を見てもらい
たいからでもあった。
俺は、部長と何かを話す、彼女のいつもの温かい笑顔を見ながら、心地良い酔いに身を沈
めていった…
…気がつくと、俺はソファーの上で寝ていた。体にはタオルケットが掛けられていた。時計
を見ると、午前2時を回っていた。
さすがにグルグル回る頭を抱え、水を飲もうと起き上がると、真っ暗なキッチンに、パジャマ
姿の香織が座っていた。
俺は声を掛けようとして、彼女が、俺が今まで一度も見たこと無いほど疲れきった表情をしてい
る事に気がついた。
「香織どうした。体調でも悪いのか」
と俺が聞くと、
「別に…」
と呆けたような表情で答える。
「突然お客さんを連れ込んで大騒ぎしたから、ビックリしちゃったかな。ゴメンな」
と俺が言ったが、彼女は無反応だった。
俺は少しムッとして、
「そりゃ急に連れて来たのは悪かったけど、前に言った事あるだろ、俺が心から会社で唯一心
から尊敬できる人なんだ。その辺は分かってくれるよな」
「…でも…」
「いや、そんなに頻繁にはつれてこないし、これからはあらかじめ電話も入れる。ただ、いや
らしい言い方だけど、俺の将来に直接影響がある人でもあるんだ。な、いいだろ?」
というと、彼女はまた黙ってうつむいてしまうのだった。
609: ベタですが 2007/09/05(水) 00:23:40 ID:q70P3PDJ(2/4)調 AAS
その時感じていた、彼女の様子へのわだかまりも日が経つにつれ薄れ、酒を呑んでテンション
の上がった俺が、性懲りも無く部長を部屋に引っ張り込む日が、週に1、2回程度のペースで
続いた。
もちろん、香織との約束どおり、事前には必ず電話を入れた。彼女はいつも「そう…」とポツリ
と言うだけだった。俺は部長と差し向かいでガンガン飲み、仕事を語り、いつも満ち足りた気分
のまま沈没していった。
そんなある夜の事。俺がふと目が覚ますと、たまたま目に入った時計は午後11時を指していた。
いつも俺は沈没すると夜中2時、3時まで目が覚めないのだが、今日はたまたま何かの拍子で
目覚めたのか。
いや違う。俺の目を覚まさせたのは、奥のベッドルームから響いてくる異様な声だった。腹の
底から搾り出されるような、悲鳴とも、叫びとも、泣き喚いているとも思えるような声。俺は、
聴いた瞬間にそれが誰の声かは悟ってしまったが、俺の頭の中の、ひっそりとした、だが本当
に美しい花のような佇まいと、部屋の置くから響いてくるその声を、どうしても結びつける事が
できなかった。
寝室に一歩一歩近づきながら、おれはなぜか香織のあの笑顔を思い出していた。だが、半分開
いたままの寝室のドアから、その中の光景を見た時、その笑顔は粉々に砕け散った。
俺と香織がいつも愛を囁きあっていたダブルベッドの上に、浅黒く引き締まった体つきの男が
素裸のまま仰向けで寝ている。彼の股間からは見たことの無いほど巨大なペニスが隆々とそびえ
立っていた。その剛直に深々と刺し貫かれ、獣のような声をあげていたのは、紛れも無く妻の香
織であった。
彼女の、いつも慎ましやかに閉じている肉ヒダは、いまや真っ赤に充血しながらその厚みを増し、
男の節くれ立ったペニスの抜差しのたびに、モミクチャされながらその形を変えていた。
その一突きごとに、グボッ、ジュボッという聞くに堪えない淫猥な音ととともに、多量の淫水
が辺り一面に飛び散りながら溢れ出てくる。ネットリと白く濁ったその粘液は、俺とのセックス
で彼女が分泌するサラッとした透明なものとは全く違うものだった。
彼女は自ら腰を激しく振りたて、男の剛直を少しでも奥に飲み込もうと必死のようだった。
スレンダーな体からは想像しにくいボリュームのあるバストが、乳首をピンと立たせながら激
しく揺れている。
俺はもう立っていることができず、その場にガックリと膝をついてしまった。その気配で気付いた
のか、部長が
「おう、岸田、起きたか」
と事も無げに言ったかと思うと、
「もう少しだけ待っててくれ」
と言いながら、大きな手で香織の細い腰をぐっと掴むと、彼女がいくらがんばっても3分の2位しか
収められなかったペニスを、ほぼ根元まで力強く打ち込み始めた。彼女は、喘ぎ声というよりは叫
び声をあげながら、必死で部長の逞しい体にしがみつく。彼女の小さな花びらが、淫水を撒き散ら
しながら、必死で彼の剛直を飲み込もうとしている。
部長がその香織の耳に
「いいよ、いつもどおり呼んでくれ」
と囁くと、彼女は堰を切ったかのように
「し、しゅういちさん、アアッ、すごい、奥、奥に、壊れます、私、しゅういちさん、アヒィーッ」
と彼の名を叫びながら、ガクガク体を痙攣させ始めた。
部長の動きも一段と激しくなり、やがて「ウッ」と呻きながら、まさに根元の根元までペニスを突
き込んでその動きを止める。香織も、か細い悲鳴を上げながら体をのけぞらせ、やがて彼の体の上に
ガックリとそのしなやかな体を横たえた。
しばらくは荒い息のまま動かなかった二人だが、やがて部長が香織に優しくキスをし、その体を
自分の横にそっと寝かせた。彼女の秘部からズルリと抜け出たペニスは、放出後にもかかわらず、
今だにその硬度を保っていた。
その横に、両手で顔を隠すようにして仰向けに横たわっている香織は、しどけなく足を開いたまま、
ヒクついて閉じきらない肉門から、二人の体液が白濁して交じり合ったものを、ときおりゴポリ…
ゴポリ…と流し出していた。
610: ベタですが 2007/09/05(水) 00:24:30 ID:q70P3PDJ(3/4)調 AAS
俺は、床に崩れ落ちたまま。振り絞るようにやっと言葉を発した。
「…お、お前ら…どういう事なんだよいったい」
「見てのとおりだ」
「ふざけるな!」
「いや、からかっているつもりは全く無い。もう香織さんは、身も心も私のものだ」
俺は、目の前が怒りと絶望で真っ暗になるのを感じていた。
彼はスーツからタバコを取り出し、深々と一服してから話し始めた。
「最初に君の家に呼ばれたとき、私は香織さんを見て衝撃を感じた。いい年をして、と言われる
だろうが、まあ一目惚れってやつだ。言っとくが、別にいつもこんなって訳じゃないぞ。彼女が特
別すぎたんだ。
…で、まあ酒の勢いもあったかもしれんが、私はその場で彼女を犯してしまったんだ。
だが、事が終わって私は心底後悔した。青ざめて、とにかく出て行ってくれという彼女に、とに
かく言葉を尽くして自分の気持ちを訴え続けた。話しているうちに思わず気持ちが高ぶってしまい
思わず彼女を抱きしめてしまったが、彼女は震えていたものの、抵抗はしなかった。もう私を止め
られるものは何も無かった…」
彼はタバコをもみ消して続けた。
「岸田、お前は将来かなり仕事が出来る男になるだろう。だが、お前は香織さんを包み込める器ま
では持っていないようだ」
「な…なにを勝手な…」
「私は違う。十全に仕事をし、十全に彼女を愛する事ができる。お前にはすまなかったと思ってい
る。だが、彼女をくれないかと問う事は無い。さっきも言ったが、彼女はもう私のものだからだ」
おれは身震いしながら、彼に寄り添い、ずっと目を伏せたままの彼女に語りかけた。
「なあ…香織…ウソだろ…なにか、ほら、写真を撮られて脅されてるとか…そんな…」
彼女が身を起こして僕を見つめた。いつものあの優しい顔立ち、だが、その目に宿る強い光は俺
が全く知らないものだった。
「あなたが本気でそれをおっしゃってるのなら、もう私から申し上げる事はありません。
私があなたを愛していたのは本当です。あなたが一生懸命がんばっているのを支える事が私の
幸せだと思っていました。でも、ごめんなさい。彼の逞しい腕に包まれて引っ張り上げられた時
から、もうあの時の私はいなくなってしまったの。
…今まで本当にありがとう…ごめんなさい」
もう頭は真っ白だった。他にする事も思いつかず、とりあえず俺はトイレに駆け込み、体の中の
物をすべて吐き出した。
部長のもとで、俺の仕事はまさに絶好調だった。近々昇進があるとの内示もあった。彼は、自分
についてくる限り、俺のキャリアは安泰との事だった。
「俺の将来にカンパーイ」
と、俺はテレビを見ながら、グラスのウイスキーをストレートで飲み干す。
さっきトイレに行ったとき、バスルームのすりガラス越しに、部長が香織を軽々と抱き上げ、
激しく突き上げている様子が見えた。香織は息も絶え絶えに、今彼のペニスがどれほど彼女を
拡げているか、どれほど深く貫いているかを口にしていた。
俺が二人のセックスを目撃したあの日から、部長は2日と置かず家に来ては、数時間香織を
貫いては帰っていった。俺の目に直接つかないようにしてはいるが、リビングで、キッチンで、
ベランダで、あらゆるところで二人はセックスをした。
俺は再びウイスキーをグラスに並々と注ぎ一気に飲み干そうとしたが、途中でむせ返ってしまい、
カッとしてグラスを壁に叩きつけた。
気がつくと俺は泣いていた。堪えきれない嗚咽が口からあふれ出す。だがそれは、テレビから流れ
てくるラブソングや、家の奥から聞こえてくる香織の喘ぎ声同様、誰にとっても特に意味のあるもの
ではない様だった。
おわり
611: ベタですが(一部訂正) 2007/09/05(水) 00:26:38 ID:q70P3PDJ(4/4)調 AAS
部長の名前隆一やん
612: 2007/09/05(水) 06:23:44 ID:LckZCuTD(1)調 AAS
せつないな
つーか、やりきれんだろうな・・
GJ!
>>607
俺もROCO氏の中ではそれが一番好き
他のもかなりハァハァするんだが、元ネタ知ってただけによけい興奮した
613: 2007/09/05(水) 06:38:54 ID:ggsWwqei(1)調 AAS
ベタでも素晴らしい!
良作でした!
614(1): 2007/09/05(水) 07:52:04 ID:CehLdCip(1)調 AAS
つうかもう香織を家から追い出すか自分が出て行けよと思うのは俺だけなのか?
615: 2007/09/05(水) 08:45:42 ID:iGAX8d46(1)調 AAS
そんな事するヤツは寝取られ男の資格は無い!
616: 2007/09/05(水) 10:38:23 ID:YX0mTPEX(1)調 AAS
岸田君の行動が有り得なさすぎでしょ
何で動けないの?不思議
617: 2007/09/05(水) 11:18:14 ID:oNRDl/Lz(1)調 AAS
フツウに離婚して双方から慰謝料ゲットウマーだと思うんだがね。
でもまあ小説だし。GJでした。
618(1): 2007/09/05(水) 11:44:57 ID:IL9D9qb0(1)調 AAS
だから、わかってはいるんだけど、出来ないからつらいんじゃないか。
例えば、諦めることは出来るけど、忘れることが出来ないからつらいって言い換えてもいいと思う。
理詰めで『こうするのがいい』ってのは理解出来てる、でも、思い出が邪魔するんだ。
女々しいって言われてもしょうがない、その通りだと思う。
どうせ他の男のほう向いてるよ、そう思ってみても、たまにこっちを見て頼られた瞬間、昔のいい頃の記憶がどうしても蘇ってしまうんだよ。
もう無理だと頭でわかっていても、感情がどうしても納得しない、自分の中ですげえ葛藤が起こるから、苦しくってしょうがなくなるんだよ。
いっそ、心なんてなくなってしまえばいいのに、そう思ってしまうのがバカバカしくも悲しいんだよ。
619: 2007/09/05(水) 12:57:28 ID:6h7gZFRU(1)調 AAS
寝取られ物特有の、あり得ないビッチとあり得ないヘタレの組み合わせですな。
ベタネタにすればするほどこれが鼻についてくるのはもう避けようがない感じです。
620: 2007/09/05(水) 13:49:45 ID:FJLB0T3o(1)調 AAS
>>618
さも自分のことのように語られてもな
621: 2007/09/05(水) 21:03:03 ID:y8d3SaUw(1)調 AAS
岸田が非道だったら、仕事のために香織を売っただろうなあ
のし上がる方法ができたわけだし
622: 2007/09/06(木) 01:34:48 ID:8ezoMAoH(1)調 AAS
まさに王道な作りで良かったと思う
しかし、一方でおれも>>614のように思ったな
寝取られモノで短編を作るのは難しそうだ
萌えエロで、純愛とHをどう両立させるかというところで、
恋愛の純粋さと濃いHの淫靡さの調和が難しく、
ほんわかHなどの微エロで解決する方法を良く見かける
寝取られも純粋さや一途さと、心変わりや堕落の背反がある
でも寝とられの場合は、微寝取られや、微堕ちでは意味が無かったりする
そうなると、ビッチやヘタレに思われないよう
事前のエピソードなどで文字を費やし格上げしておく必要があるのかな
短編で印象に残ってる>>466も、3分の2は女の子の造形に費やしている
(しかも、女の子のネタの中でオーナーも描写している)
しかし、そうなるとちっともHシーンが来ないワナが
うがー
623: 2007/09/06(木) 02:16:00 ID:OGFH1yy2(1/2)調 AAS
エロさを出しつつなんだよこの糞ビッチ!って言われないバランスは教育における厳しさと優しさのバランスぐらい難しい
624(3): 2007/09/06(木) 02:20:36 ID:FqQjSzuH(1)調 AAS
ほんとNTRは難しいのお…でもwktkしちゃう!悔しい!
625(3): 2007/09/06(木) 06:03:33 ID:dqO1uy5y(1/2)調 AAS
というわけで canvas2のエリス寝取られ続きかいてくれー
626: 2007/09/06(木) 06:05:06 ID:dqO1uy5y(2/2)調 AAS
あそこの拡がりきったエリスと夜を共にした時どんな反応なのか気になるんだー
627: 2007/09/06(木) 22:32:53 ID:QfHah7X2(1)調 AAS
別の男を一途に想っているフリーの女を自分のものにする話はスレ違い?
やっぱり相手にパートナーがいないと寝取りとは言えないのかな?
628: 2007/09/06(木) 22:37:16 ID:OGFH1yy2(2/2)調 AAS
厳密には違うんだろうけど似たような気分は味わえるだろうからいいんじゃないかな
629: 2007/09/07(金) 07:40:00 ID:xUjBDl5r(1)調 AAS
他スレに投下したものなんですが、よかったら読んで下さい。
ちょっと前に深夜枠でアニメ化した小野不由美の悪霊シリーズが原作です。
男視点の寝取られ。
2chスレ:eroparo
630: 2007/09/07(金) 10:51:44 ID:FG28WqoD(1/3)調 AAS
こんなの書いてみた。
「ほんとすまなかったです。なんかオレ、ホントすまなかったです」
目の前のソファーで、大きな体を縮めて汗をかきながらしきりに恐縮しているのは、俺の妻である美加の弟、
隆志君だ。
彼は、なんというか、頭の回転が人より遅いところがあって、美加もそれを気にしてか、昔からあんまり彼を
俺に会わせたがらない様子があった。だが、俺は別にそんな偏見は無いつもりだし、話してみれば、彼の素直で
純朴な人柄がよく分かって、俺はむしろ彼が好きなくらいだった。
だが、そんな彼が傷害事件を起こした。酒の席で、職場の同僚にお前はバカだとネチネチ言われ続け、酒のせい
もあってついカッとなって1発だけ殴ったら、運悪く相手がかなりの大怪我を負ってしまったのだ。
彼の頭の事や、酒の席である事、またその経緯を考慮しても罪を完全に逃れる事は出来ず、結局彼は特別な施設
に一定期間収容されることになった。今日はいわばその『出所日』というわけである。
最初は、彼が施設に入ったため一人暮らしになってしまっていた義父が、彼を施設に迎えに行き、そのまま実家に
戻る予定だったのだが、その義父が昨日急に体調を崩して迎えにいけなくなってしまったため、俺が午後半休をとっ
て、とりあえず家に連れたきたというわけである。
俺自身は、彼の事件には大いに同情の余地がある、というか、その場にいたら俺がヤローを殴ってたかも、とさえ
思っていたため全く気にしていないのに、他人にはちょっとおせっかいすぎるぐらい世話を焼きたがる美加が、こと
彼に関しては、そのきれいな眉をひそめて「ホテルにでも泊まらせればいいじゃない」と冷たい事を言うのが大いに
不満だった。
「俺全然気にしてないぜ」
と俺がいくら言っても、彼女は細い腕を組んでその小さな唇を尖らせているだけだった。
夜中ふと目が覚め、麦茶でも飲もうかと、隣で寝ている美加を起こさないようにソッとベッドを抜け出し
キッチンに行くと、彼がダイニングの椅子に座って、やはり麦茶を飲んでいた。
「あ、義兄さんこんばんは」
「おお、隆志君も喉渇いたのか。なんか蒸し暑いもんなあ」
二人で並んで座って麦茶を飲む。彼がポツリと言う。
「アネキ、オレがココにくるの反対したでしょ」
俺は不意をつかれてとっさにうまい嘘をつけず、シドロモドロになっていると、彼は俺を見てニッコリしながら
「義兄さんホントにいい人だ。オレ馬鹿だから、みんな俺と話すのめんどくさがったり、てきとうな事ばっか言って。
オレにマジメに相手してくれるのは父さんとアネキと義兄さんだけだ…」
と言い、ポロポロ涙を流しだした。俺は無言で、彼の背中を撫でた。
631: 2007/09/07(金) 10:53:53 ID:FG28WqoD(2/3)調 AAS
やがて彼は落ち着きを取り戻して、俺にニッコリと笑いかけながら言った。
「…ホントは秘密なんだけと、お礼に、義兄さんにいい事教えてあげるです」
「お、なんだなんだ」
「アネキは、ちんちんをお尻に入れて、まんこを指でズボズボしてあげるとすごくよろこぶです」
俺は彼の言っている事が全く分からなかった。
「…なん…だって…」
「だから、ちんちんをなるべくお尻の奥まで入れて、指で…」
と再び彼は言いかけたが、俺の表情を見てサッと顔色を失い、あわてて顔を伏せてしまった。
「おい…それ、なんの話だよ隆志君!」
と俺がいくら問い詰めても、彼は下を向いたまま
「なんでもないです。今のはウソです。絶対ウソです」
と、青い顔のままかたくなに繰り返すだけだった。
翌日、体調が回復した義父が車で彼を迎えに来た。
「ホント迷惑お掛けしてスイマセンでした」
とペコペコ頭を下げる白髪頭の彼の横で、隆志君はずっとうなだれたままだった。いつもと全く違う俺たちの様子を見て、
美加は首をひねっているようだった。
それから数日後、俺は彼女にアナルセックスを頼んでみた。
彼女は顔を真っ赤にして、なぜ突然そんな事いうのか、そんなヘンタイみたいなのはイヤだと拒絶したが、
俺が、君の事を全部知りたいんだとかなんとか言うと、思ったよりずっとあっさりうなずいた。
美加は激しく乱れた。俺が指にたっぷりツバをつけアナルに出し入れしているうちは、唇を噛み締
めてこらえているようだったが、紅潮し始めたその窄まりにペニスを押し当て、少しづつ捻じ込むと、
耐え切れないようなうめき声を出し始めた。
やがて、俺が彼女の細い腰を両手でつかんで、きつい圧力に耐えながらゆっくり抜き差しを始めると、
もう彼女は歯止めが利かなくなってしまった。自ら激しく尻を俺に打ち当て、もっと深く突いてと絶叫する。
アナルが真っ赤になってめくれあがっているもかまわず、円を描くように腰を振る。いつものセックス
では全くそんな事ないのに、やたらキスしてくれとせがみ、背中にのしかかる俺に、その細い体を捻る
ようにして唇をぶつけてきては激しく舌を絡ませてくる。
やがて、俺が一段と深くペニスを突き込みながら指でクリトリスをこすっていると、悲鳴を上げ続けて
いた彼女はいつの間にか静かになっていた。
それは、俺がはじめて見る、彼女が失神した姿だった。俺のペニスは、彼女の温かな腸の中で、発射で
きないまま力を失っていった。
翌朝、
「やー、なんか乱れちゃったなあ、恥ずかしいなあ、これじゃあたしもヘンタイじゃんかねぇ」
と照れまくる彼女を、俺は正視する事が出来なかった。
何度も、『これは隆志君からのアドバイスなんだよ』という言葉が出掛かったが、朝食を作る彼女の
エプロン姿を見ると、どうしても切り出す事が出来なかった。もし仮にそれを口にして、そんなのウソ
だ、アナルセックスだってたまたま体に合っただけだと言われたら、俺の気持ちはもうどこへも持って
いきようが無くなってしまうからだ。
632: 2007/09/07(金) 10:55:23 ID:FG28WqoD(3/3)調 AAS
そう、そうだよ。たぶん偶然そうだったんだろう。隆志君も、どっかのスポーツ新聞で読んだエロ記事か
なんかと現実がゴッチャになってたんだ。そうに決まってる。
義父の調子が余り良くなく、命に係わりはないものの、数日入院をして様子を見る事になった。美香が
実家に泊まりこみで、病院の父の面倒と、家の弟の面倒を見る事になった。
「…まあ、1週間にはならないと思うけど、ホント迷惑かけてごめんねえ」
と言いながら荷造りをする彼女が、なぜかテンションが高いように見えるのはただの気のせいだろう。俺と
話す時、彼女が微妙に俺の視線を避けるような気がするのは、家族のためだから仕方がないとはいえ、働い
てる俺を一人で置いていくのが申し訳ないからだろう。
実家に電話を入れ、弟と「11時にはつくからねー」と笑いながら話している彼女を見ながら、俺は、たぶん
この心のざわめきは一生収まらないだろうと思っていた。
おしまい
633: 2007/09/07(金) 11:19:26 ID:NzSVXE6d(1)調 AAS
うはwwwこういうのもいいなwww
634: 2007/09/07(金) 11:20:08 ID:ai4mODXW(1)調 AAS
誰も不幸にならない?寝取られいいな。しかも、一生ものだしな
635: 2007/09/07(金) 12:20:32 ID:/m3N3LNE(1)調 AAS
寝取られ経験のトラウマも一生もののような・・・
636: 2007/09/08(土) 01:08:02 ID:CfrC7Z2K(1)調 AAS
630-632なら普通に主人公テラ不幸なんじゃ…
637: 2007/09/09(日) 12:14:06 ID:f6xM7Kwr(1)調 AAS
外部リンク:headlines.yahoo.co.jp
なんと…衝撃! 西田敏行が、キムタクの妻をNTR…!!!!
638: 2007/09/09(日) 20:47:59 ID:sXipTBL+(1)調 AAS
あんな屑女はいくらでも木村から離れてくれて構わない
木村は松たか子と結婚したら面白いのに
639(1): 2007/09/10(月) 17:34:26 ID:itUqrURN(1)調 AAS
外部リンク[htm]:homepage3.nifty.com
みんな此処見てみろ、NTR巻が変わるぜ。
しかし自分としては、彼女に死んで欲しかった。
640: 2007/09/10(月) 18:06:28 ID:1BiNg+zz(1)調 AAS
つーかこのジャンルで芸能人といえば火野正平だろ。
641(3): 2007/09/10(月) 23:16:39 ID:1CudSHmZ(1)調 AAS
>>639
なにを今更
642(5): 2007/09/11(火) 19:44:31 ID:LcN/obBV(1)調 AAS
色々な寝取られシチュがあるが、オレ的に一番くるのが、
自分にとって純愛の対象であるナンバー1でオンリー1の女が、寝取り男に堕とされて、
しかもチャラ男にとっては大勢の牝奴隷の中の一人に過ぎないってシチュだな。
寝取り男がチャラ男ならなおよし。
寝取り男が女に牝奴隷の証として、ピアスやらのアクセを身に着けさせるってのも何となくツボ。
そんなシチュのSS、誰か書いてたもれ〜w
643: 2007/09/12(水) 01:08:14 ID:+U+Ws2jK(1)調 AAS
>>642
探しゃいくらでもあるんじゃない?
そんなにめずらしいシチュエーションでもないし。
寝取られのエロは好きだが本当は鬱になりたくない俺は寝取られはするが別の彼女を見つけたり別のことで成功したり女の寝取り男に復讐する話が好きだ
644(2): 2007/09/12(水) 01:36:21 ID:vL/yiWDi(1)調 AAS
寝取り男に復讐してスカっとするのはたまにあるけど、某ゲームのスレでも話題になってたが、
ラリってた女が寝取り男がとんでもないってことに気付いてヨリ戻そうとしてくるけど、
その時には主人公が既に他の誰かと幸せな生活を送ってて、女が激しい後悔に苛まれるっていうのは見たことないように思う。
やっぱ寝取り男だけでなく、裏切った女も不幸のどん底に落ちればいいのにな〜って思ったり。
そうしたら最後はまぁ後味よろしくなるかな、と。
645: 2007/09/12(水) 01:38:22 ID:/+wQp3C9(1)調 AAS
実は誤字だった
女「と」寝取り男に復讐だった
646(1): 2007/09/12(水) 02:31:39 ID:60tJuNlW(1)調 AAS
>>644
最終的に寝取り男は逮捕され、主人公が娘の不出来を詫びに来た
彼女の母親とくっついて彼女はヨリを戻そうとするがセフレ扱い
ってのが昔貼られてた
647: 2007/09/12(水) 10:38:19 ID:Ve2x/mNt(1)調 AAS
>>646
あれわりとツボだったなー。元ページ消えちゃってるみたいだったけど。
648: 2007/09/12(水) 13:33:21 ID:1ZJE7VD5(1)調 AAS
久しぶりに読みたいんだけど、アーカイブにも無いんだよね。
誰か保存してる人がいたら、あげてもらえないだろうか。
649(1): 2007/09/12(水) 21:19:59 ID:EDB/Pi4r(1)調 AAS
NTRではないけど「好きな娘、または彼女が第三者にレイプされる」とか
「好きな娘に彼氏がいる」とかは勝手にNTRカテゴリに入れてる俺
650: 2007/09/12(水) 22:24:08 ID:jPo2bClY(1)調 AAS
俺もかな。レイプははずすが。
職人さんまだかなー
651: 2007/09/13(木) 03:05:03 ID:oNPMWsyb(1/2)調 AAS
>>649
心が奪われずただレイプされるだけならNTRではないな個人的には。
彼氏がいるというより彼氏ができるってのがNTRだな。
652: 2007/09/13(木) 05:06:37 ID:Vxfd+tIH(1)調 AAS
NTRではないけど、それも好き >第三者にレイプ
653(1): 2007/09/13(木) 08:06:40 ID:yWngKAqb(1)調 AAS
知らないうちに好きな娘が変わっていった、というシチュがいいな
654: 2007/09/13(木) 15:41:53 ID:oNPMWsyb(2/2)調 AAS
>>653
いやどっちかって言うと少しずつ変わっていく、ってのがクるものがあるな
胃に
655(1): 2007/09/13(木) 21:06:01 ID:6fBujEjL(1)調 AAS
要するに鬱になりたいんだなおまえらは
656(1): 2007/09/13(木) 21:52:16 ID:VUENN5Mj(1)調 AAS
>>644
ともちの『だいすき!』って漫画読んだことある? 後悔女の描写に結構ページ割いてるよ
それなりに人を選ぶ絵かもしれないが
657(1): 2007/09/13(木) 23:01:12 ID:OkvF3EJv(1)調 AAS
>>656
読んだことないな〜。
どんな感じの話なんでしょ?
658: 2007/09/14(金) 01:18:07 ID:EkxQ6/+Y(1)調 AAS
>>655
なりたくないよ
一時的に鬱になるのは仕方ないから我慢するができれば後味はよくしておいてほしいよ
659: 2007/09/14(金) 02:24:29 ID:Zc41F/ud(1)調 AAS
後味いい寝取られなんてヤだよ…
660: 2007/09/14(金) 09:55:39 ID:q36PQPeq(1)調 AAS
っていうか後味いい寝取られって存在するの?
661(1): 2007/09/14(金) 13:26:04 ID:hSNoBq4G(1)調 AAS
寝とられた女が実は最悪女で、寝取り男と破滅する。
寝とられ男は、新しい恋人が出来る。
662: 2007/09/14(金) 18:45:00 ID:NYDTDKrD(1)調 AAS
>>661
あぁそれモロ俺の人生と同じだわ
663: 2007/09/14(金) 20:37:25 ID:KKUzPkRu(1)調 AAS
新しい恋人ができたらそれもまた寝取られたりして
以下繰り返しの無限ループ
664: 2007/09/14(金) 21:09:34 ID:+psfuln1(1)調 AAS
話の中の世界とはいえ、余りに酷過ぎだろ常考
665: 2007/09/15(土) 00:02:37 ID:O/dLvuc2(1)調 AAS
だがそれがいい。
666: 2007/09/15(土) 02:18:47 ID:o7uC0vEa(1)調 AAS
こんな狭い趣味の中で、更にライト派とヘビー派に分かれてるとは…
667: 2007/09/15(土) 03:51:06 ID:YSwHe+XL(1)調 AAS
ゲームスレだと、いつもそんな争いが続いてるよ。
668: 2007/09/15(土) 04:02:20 ID:RxPhTq89(1)調 AAS
俺はドギツイ寝取られや連続寝取られ、外道に寝取られるといつも思うんだ。
主人公、何諦めてるの?
これからメッタ刺しが普通じゃね?と。
669: 2007/09/15(土) 06:43:25 ID:id4RupwR(1)調 AAS
ストーリー的な問題としてはホラーと同じようなものじゃね。
恐怖は話が終わった後も続いている、ぎゃーーーってな感じの。
あと、寝取られ男の復讐を丹念に書くとジャンルが変わって寝取り・寝取られじゃなくなってしまってそっちのニーズを満たせなくなるからかと
670: 2007/09/15(土) 06:58:24 ID:RuA8E8km(1)調 AAS
それも含めての寝取られじゃないか
671: 2007/09/15(土) 09:10:43 ID:3u0hHxDz(1)調 AAS
NTR的には蛇足だと思う
672: 2007/09/15(土) 11:18:12 ID:QH7YCGRm(1)調 AAS
バッドエンド(元鞘エンド)以外だったらなんでもいいよ
673(1): 2007/09/15(土) 12:40:42 ID:3Lhg6kLq(1)調 AAS
動画リンク[ニコニコ動画]
動画リンク[YouTube]
>世紀末の詩 第2話「パンドラの箱」
>あらすじ
>盲目の美少女と小汚い中年親父が同棲してる。
>主人公の青年曰く「あの二人は僕の理想のカップルなんです!ラブ・バード」
>小汚い中年は少ない稼ぎをコツコツと貯めて、美少女の目が見えるようにする為の手術代を貯めていた。
>手術は成功して美少女は目が見えるようになった。
>美少女は目が見えるようになった事で、自分が美人であり価値がある事を自覚すると共に、これまでのみすぼらしい暮らしにゲンナリする。
>手術成功後、手術を執刀した若いイケメン医師が美少女にアタックして来る。
>手術成功のお祝いにとディナーに誘われたり。
>・・・そして、美少女は小汚い中年男と暮らしてきた狭いアパートをとっとと出て行き、イケメン医師と付き合い始める。
>高い手術代を払うだけ払って用済みになった小汚い中年男は
>商店街のピエロのバイトをして、雨に打たれるシーンで終わり。
>という、心底素晴らしいストーリーで痛く感動しました(マジで)
>本当の愛を描いたドラマ「世紀末の詩」の中で個人的に一番良い話しでした。
674: 2007/09/15(土) 17:07:03 ID:ra190zgm(1)調 AAS
どうでもいいがなんでこのスレに貼ろうと思ったのか心情が知りたいな。
675(1): 2007/09/15(土) 17:10:45 ID:VKKk1x+r(1)調 AAS
遅レス
>>657
すごいべただけどね。
元々金持ちで仕事のできるイケメンヤリチン君に片思いしてた彼女に主人公が告白(みな同じ会社)
→ ヤリチンあきらめて主人公とつきあう
→ 順番が回ってきて誘われたので、さっそくそっちに転ぶ
→ 振られた主人公は同窓会で再開した子と付き合い、さらに同棲(こっちが話のメイン)
→ 話のところどころでヤリチンとうまくいってない様子が(ヤリチンと他の女がキスしてるとことか)
→ ヤリチンに振られて、主人公とも顔合わせるのが辛くて退社
その送別会の後「家まで送って」「お茶でも飲んでって」「二番目でもいいから」コンボ
→ 決定的に拒絶される
この辺でヤリチンの子供を中絶してたことも判明
最後には帰郷して退場
絶版なんで簡単に書いてみた
676(1): 2007/09/15(土) 17:31:40 ID:Gn1o9cs2(1)調 AAS
スカっとする作品だなw
677: 2007/09/15(土) 19:39:32 ID:rX8MmnRi(1)調 AAS
なんか似たような話知ってるなと思ったら
イニシャルDの作者の陸上の話も似たような感じじゃなかったっけ。
678: 2007/09/15(土) 21:31:27 ID:8jqoBeKo(1)調 AAS
>>642
ブルー氏の茜ロストバージンがまんまそんな感じだがいかんせん有料だしな…
途中までは読めるけど
679(2): 2007/09/16(日) 09:56:58 ID:qijmcoEe(1)調 AAS
いぬかみスレに一応寝取られものを置いてきました
よかったら読んでやって下さいませ
680: 2007/09/17(月) 00:48:56 ID:XIGH7hUW(1)調 AAS
>>679
良かったです。原作あったら前振り要らないからエロいですねー
681: 2007/09/17(月) 01:00:38 ID:4SS3GtPq(1)調 AAS
>>679
超GJでした。興奮シタ!
682(1): 2007/09/17(月) 02:53:56 ID:ucnYheuj(1)調 AAS
ふと思ったんだ、とある魔術の禁書目録ってある意味究極のNTRじゃね?
自分じゃない自分に寝取られるとかある意味究極だと思うんだ
NTRと感じるかどうかは人それぞれかもしれないけどね
683: 2007/09/17(月) 03:21:00 ID:uLZG9kPx(1)調 AAS
いぬかみよく知らない俺にとっては寝取られとしてのダメージはほとんどなかった。
ひょっとするとこれがライトNTR好きにとって最高のパターン?
とにかくGJだった。
684: 2007/09/17(月) 04:04:46 ID:YwFC9ulf(1)調 AAS
小説未読の俺は、主人公に感情移入していなかった分、逆に寝取り男視点で楽しめた。
685(1): 2007/09/17(月) 13:27:55 ID:56K6uK2G(1)調 AAS
これか
2chスレ:eroparo
小説を読んでからの方がいいかな?
いぬかみは前々から読もうと思っていたので、どうせならそれからにするか
686: 2007/09/17(月) 23:13:52 ID:MTOJqeKS(1)調 AAS
>629
アニメは一話だけ見て見るの止めたが、関係なく楽しめた。乙
687: 2007/09/18(火) 19:26:32 ID:yBgNFXZS(1)調 AAS
>>682
禁書はフラグ放置マスターがいるから明らかにハーレムスレ向き
688: 2007/09/18(火) 21:09:36 ID:BMxfFrKg(1)調 AAS
>>673
ドラマかぁ
kinkiのTBSのドラマで寝取り寝取られがあったような
689: 2007/09/18(火) 21:52:05 ID:175FQLos(1)調 AAS
今ってかきやー氏のミハル寝取られ無修正ビデオでブラボー!ってどこか
見れるサイトある?
690: 2007/09/18(火) 23:49:13 ID:1kHMhLn3(1)調 AAS
ググレ、探せ、根気よく探せばある。教えてはやらん
691: 374 ◆ldQo/fT6KU 2007/09/19(水) 00:03:21 ID:KHEUIsvH(1/13)調 AAS
最近仕事が忙しくて全然続きが書けんかった。
一番最近でも投下したのは三週間以上前なんで、
簡単におさらいだけしてから、第五話投下させてもらいまっせ。
主要登場人物
・安室 怜……大学一年生。唯に犯されてトラウマを背負うものの、その後吉良と結ばれる。
・吉良 大和……怜と同じ大学の二年生。怜とはバイト先でも先輩後輩の関係。
・日色 唯……上記二人と同じ大学に通う二年生だったが、怜を犯し、その咎を吉良に責められて自主退学する。
692(1): 374 ◆ldQo/fT6KU 2007/09/19(水) 00:04:25 ID:KHEUIsvH(2/13)調 AAS
日色唯に関する証言
・大学在籍時の友人の言
「あぁ、確かにあいつとは、友達だけど。
今も時々メールしてるし、こないだもビリヤードしに行ったし。
……印象? いや、印象って言われてもなぁ。
まぁお世辞にも、真面目な奴とは言えないと思うぜ。
授業なんかしょっちゅう抜け出して、
売店にジュース買いに行くやら、煙草吸いに行くやら。
教室にいる時でも、大抵漫画読んでるか、寝てるか、だったもんなぁ」
693: 374 ◆ldQo/fT6KU 2007/09/19(水) 00:05:32 ID:KHEUIsvH(3/13)調 AAS
・別の友人の言
「まぁチャラチャラしてる奴だったね。
いつもヘラヘラしてて幸せそうで、悩みなんか無さそうでさ。
あー言う奴だと人生得なんじゃねぇのかな。
授業もあんまり真面目に受けてなかったし、あいつあんなんで
将来ちゃんと仕事とか出来んのかなぁ?
……あ、でも、そう言えば。
あいつ、確かに授業態度は悪かったけど……
授業そのものに出席しない事は、一度も無かったなぁ。
いやほら、大学の授業ってさ、大体皆サボれる授業はサボるじゃん?
俺もよく頭っから出席しないで遊びに行ったりしてたんだけど、
あいつ、出席だけはどの授業も、必ずしてたなぁ」
694: 374 ◆ldQo/fT6KU 2007/09/19(水) 00:06:16 ID:KHEUIsvH(4/13)調 AAS
・高校時代からの友人の言
「俺はあいつとは、高校の頃からの付き合いだけど。
いやぁ、あいつにはよく世話んなったよ。
何がってね、あいつのノートだよ、ノート。
俺が風邪で休んだ時とか、授業サボった時とかさ、あいつに
ノート借りたんだけど、もう内容が凄いの何のって。
いつこんなに書いたんだよってぐらい、びっしり注釈書き込まれてんの。
お陰で俺には難しくて、さっぱり内容がわからなかったけどね。
いつも寝てるか漫画読んでるか、だったのに、一体
いつノートあんなに書いてたんだろうな?」
695: 374 ◆ldQo/fT6KU 2007/09/19(水) 00:07:10 ID:KHEUIsvH(5/13)調 AAS
・労働法講師の言
「日色唯君? えぇ、その名前ならよく覚えてますわ。
確か去年の後期の、私の労働法の試験で、満点をとった子ですね。
穴埋め式なんかじゃ勿論無い、論述式の問題だったし、
まだ一年生だから、80点もとる子がいたら、奇跡だと思ってたんだけど。
彼の答案だけは、文句のつけようも無く完璧だったわ。
そう言えば、確か刑法総論の試験でも、好成績をとったって
噂を聞いたような……」
696: 374 ◆ldQo/fT6KU 2007/09/19(水) 00:07:55 ID:KHEUIsvH(6/13)調 AAS
・刑法総論講師の言
「えーと、確かここに……あぁ、あったあった。
これは去年の僕の講義の、学部試験の合格者リストなんだけどね。
日色って名前は『優』評価の欄に載ってるね。
凄いね、この子。去年の僕の試験は、全受験者数200余名中、
半数が不合格、『優』評価をとった者に至ってはわずか9名だったんだけど。
彼、その9名の中に入ってるよ。
きっと普段から真面目で、よく勉強してる子なんだろうねぇ。
……え? 教室をよく抜け出してた、色眼鏡の男子?
確かにそんな子いたけど……え、あれが日色唯?
はは、そんな馬鹿な」
697: 374 ◆ldQo/fT6KU 2007/09/19(水) 00:08:52 ID:KHEUIsvH(7/13)調 AAS
・警備会社の隊長の言
「唯はよく働いてくれてるよ。
まだここに来て一ヶ月ちょっとだけど、もう指示ポスト任せられるからな。
指示ポストってなぁ、自分も交通誘導しながら全体を見渡して、
他の警備員に、瞬間瞬間で指示を出す役割のポストなんだけど。
これ普通は社員とか、バイトでもベテランのオッサンがやるもんなんだけど。
あいつは頭の回転早いし、テキパキ動くし、本当頼りになるよ」
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