[過去ログ] 孕ませ/種付/受精/妊娠/妊婦/出産/HRネタ総合【5】 (854レス)
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581: ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 2007/01/20(土) 14:26:04 ID:a9XkPMFb(4/18)調 AAS
「ほほ、もう逃げの算段かえ? 勇ましいのは口だけか」
百歳の魔女巫女は、その美貌は変らぬが、もう口調を偽る事をやめていた。
そう。
私は、すでに自分では、エレーナに勝てないことに気がついていた。
エレーナ一人ならば、あるいは何とかすることが出来るかもしれない。
だが、死人とテルズとがいては敵わない。
──ならば、することは一つだ。
私は、後ずさりしながらテルズや死人との距離を慎重に測った。
ゆっくりと、錫杖に祝福の霊力をこめていく。
生命力を司る女神の力は、穢れた術を防ぐ力を持っている。
私に与えられた霊力によって、錫杖があたたかみを持ち始めた。
「くくく、さすがは売女。助けに来た相手も、仲間も捨てて逃げるか。──だが、させぬぞえ」
嘲笑うエレーナが、両手を広げて呪を唱えた。
死人どもが全員一斉に飛び掛る。
いや。
飛び掛ったのは、男の死人だけだ。
冷たく湿った手が、私の身体を掴む。その感触に、私は総毛立った。
錫杖を振って打とうとする。
だが、錫杖は、破魔の音色を立てなかった。
「──!!」
私は、錫杖を取り落とした。
「ほほ、霊力を篭めそこなったかえ。未熟者。その程度の力で私に歯向かおうとは……」
エレーナは、手を口元に当てて甲高い声で笑った。
開け放しになった法衣からのぞく大ぶりな乳房が、哄笑とともにぶるん、と揺れる。
男ならば、子供から老人までその肉を鷲?みにし、かぶりつきたいと思うに違いない。
毒をたっぷりと含んだ甘い蜜を滴らせるような笑みを深め、エレーナは私を指さした。
「……では、この未熟で愚かな売女に、ふさわしい罰を与えておやり!」
魔女が手を振る。
――地獄の饗宴が始まった。
582: ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 2007/01/20(土) 14:26:34 ID:a9XkPMFb(5/18)調 AAS
陵辱は唇からだった。
かつては人間であった「それ」の顔が、今は人ではない卑しさを湛(たた)えて私の顔に近づく。
重なった。
唇を閉じて抵抗しようとするが、予想していたかのように鼻を掴まれた。
空気を求めて喘いだ。生者は呼吸をしなければならないのだ。
開けた口を待ちかねていた舌が、私の口腔へと入り込む。
死者の舌が。
ぬめぬめと冷たい肉の塊は、腐汁まじりの唾液にまみれていた。
流し込まれる。
苦い。
生者ではありえない温度と感覚に私は戦慄した。
全身に鳥肌が立つ。
──死人たちはそれを手の平で弄んだ。
乳房を、尻を。腹を、背中を。
髪と顔に手が押し付けられたとき、私は思わず悲鳴を上げた。
「ほほほ、嫌なのかえ?」
エレーナが心底嬉しそうな声で嗤った。
嫌なことを、されたくないことをするのが陵辱だ。
「ほほ、貴様は売春巫女なのであろ? ――ならば死人にも春をひさいでみよ!」
はたして、魔女はそれを命じた。
私はいい様もない嫌悪感に全身の血が凍る想いだった。
<どんな殿方にも等しく春をひさぎ、どんな精液でも等しく受け止める>
それが売春巫女の誓いであった。
人である以上、心の中の想いは違って当然だが、
どんなに未熟な巫女でも、客と寝るときはその誓い──すなわち女神様への信仰に従う。
はじめて身を任す旅人を、恋人と代わらぬ抱擁で包み、
性欲を吐き出しに来ただけの醜い男に、夫にするのと変らぬ性技で奉仕し、
見知らぬ男の種で孕む──それが売春巫女だ。
だが、死人、生亡き者は、命を紡げない。
583: ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 2007/01/20(土) 14:27:05 ID:a9XkPMFb(6/18)調 AAS
死人の交わりは、生者のそれの真似事に過ぎず、
子種を子宮に放ってもそれは決して芽吹くことがない。
不毛の性交だ。
<大地の母神>の教えに徹底的に背く、ただの肉と腐肉の交差。
禁忌とされる性交を強要される。
私の中に、死よりも恐ろしい戦慄が走った。
「ほほ、どうした、顔が青いぞ、売女」
エレーナは、愉しくてたまらないという表情で嗤った。
邪宗の歪んだ教義のもとでは至高のものとされるのだろうか。
巫女装束を剥ぎ取られた。
死人たちも自分たちの身体を覆う襤褸を破り捨て、汚怪な男根を露出させる。
全員が勃起していた。
「ほほ、つくづく男とは業が深い──たとえ死んでも女が欲しいか。
おお、腐れた男根のくせに天を向いてそそり立っておるわ」
生者といわず死者といわず、そんな男たちを作り出す女が抜け抜けと言う。
自らが生み出した汚猥な人形に蔑みの眼差しを向けたエレーナは片手を挙げ、振り下ろした。
「よかろう。その女を存分に愉しむがいい」
その言葉を待ちかねたように、死人が私の左右の手を掴んで引き寄せる。
──握らされた。
私は、悲鳴を上げようとして、その声を飲み込んだ。
堅く強張った肉の感触は、生者のそれと変らなかった。
表面を覆おう、崩れかけた皮膚と腐汁をのぞけば。
なぜか──私の手は、自然に動いた。
何百、何千という客に施した奉仕を。
「おおお……」
左右の死人がうめいた。
息はしていないが、声を出すことは出来るらしい。
私は、自分の手の動きが、大胆になるのを自覚した。
584: ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 2007/01/20(土) 14:27:35 ID:a9XkPMFb(7/18)調 AAS
「ほほ、どうした、――それはお前たちが嫌う生なき者ではないのかえ?
それとも、男根なら、どれでもいいのかえ?」
エレーナの言葉に、私は、身体と頭のどこかが反発するのを感じた。
「……お生憎さま。わたしは、愉しんでいるわよ。お仕事を」
猛然とわいた闘志。
こんな台詞が自分の唇から漏れるのを、私は半ば呆れながら聞いた。
言葉の中には、言った瞬間に真実に変わるものもある。
──女の唇から零れ落ちたものならば、尚更。
私は、手にした男根を強く握った。
強張りに沿って上下にこすりたてる。
ずるずると皮が動く感触さえ、――愛しかった。
まるで、包皮も剥けきっていない少年のそれを愛撫するようにしごきあげる。
中年男の死人たちのうめき声は大きくなった。
「……出したいの? 死人のくせに、生者と同じく?
こんなに大きな大人なのに、まるで皮かむりの坊やみたいに喘いでいるじゃない……」
生きている客を取るときのように、私は言葉を紡いだ。
だが、それがエレーナのような侮蔑を含んだものではなく、
男を──客を奮い立たせるための声音であったことに、私は微笑んだ。
思い切り強く、しかし思い切り優しく手を翻す。
左右の死人は、あっけなく放った。
若者もかくや、という角度でそそり立つ男根から放たれた精液は、
天井までかかるかと思うくらいに勢いが良かった。
はじめは白濁の汁が飛び、次いで黄色が、最後は紫色の粘液が後を追った。
精液と、膿と、腐汁の匂いに私はむせた。
次の男根は自分から握った。
痩せこけた老人の死体は、文字通り骨が見えるほどであった。
手指を絡めてこすりあげると、死人はおぞましい声をあげて身を捩り、
最初の二人よりも早く絶頂に達した。
量は、年が若い二人よりもたっぷりと出した。
手のひらでそれを受けた私は、それを乳房や太ももに自分からなすりつけた。
585: ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 2007/01/20(土) 14:28:08 ID:a9XkPMFb(8/18)調 AAS
「おお、おお」
回りを取り囲んだ死人たちが一斉に男根をつき出した。
手を触れるだけで彼らは射精し、命の匂いのしない精液を浴びせかけた。
私の顔に、髪に、乳に、尻に。
「ああ……」
汚される喜びに潤んだ声が自分の唇からこぼれるのを私は遠く聞いた。
セックス──売春は好きだ。
性欲は強いと自分でも思っている。
でなければ、売春神殿の長などはやっていられない。
だが、禁忌となる死人相手にも、こうも易々とその気になれるか。
──いや。こうでもしなければ気が狂ってしまう。
官能が薄れた瞬間、凄まじい死臭が押し寄せ、私は吐き気を懸命にこらえた。
私は、無理やり言葉を紡いだ。
「死人…でも、殿方は、殿方……。
少しぐずぐず…だけど素敵なお持ち物と、多少匂うけど濃い精液を持っている…わ
こうして、ちゃんと春はひさげるし、もしかしたら…子も…産めるかも……知れないわね……。
あなたの……下僕にしておくのは、惜しい……くらいに立派よ……」
「貴様……」
エレーナの表情が消えた。
百年を生きた魔女巫女は、嬲る相手が、
あくまで自分を失わないでいることに気がついたのだ。
「嬲り尽くしてから殺そうと思ったが、気が変わった。──今、死ね」
エレーナが眇(すが)めた目で私を見下す。
──読み誤ったか。
一瞬、絶望が私を襲う。
唇の端を噛んだ。
精液の味がした。
死人は、私の顔にもたっぷりと汚液をぶちまけていた。
その顔を見たエレーナがにやり、と嗤った。
──いや、予想通りだ。
私は、エレーナがこれからするだろうことを予見しきったこと確信した。
586: ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 2007/01/20(土) 14:33:38 ID:a9XkPMFb(9/18)調 AAS
「売女め、……貴様に、一番屈辱的な死を与えよう」
魔女は勝ち誇りながら犬でも呼ぶかのように手を叩いた。
テルズが、まさにその通りの従順さでエレーナの足元に這い蹲(つくば)る。
「お舐め」
立ったまま、傲然と腰をつき出したエレーナは、
自分の数倍もある獣が、その身を縮めて股間に口をよせたのを見下ろすと
真紅の唇に侮蔑の微笑を浮かべた。
その唇が、すぐに震えた──官能に。
びちゃびちゃ、というはしたない音は、テルズの口元からした。
舐めているのだ。
エレーナの性器を。
「ふふ、私が仕込んだだけあって童貞の癖に舌使いだけは大したもの。
──見えるかえ、売女。お前が救いにきた子供が私の下僕になりさがっている様を?」
魔女は、くぐもった声を上げた。
「ごらん。見続けるのだ。この子供が、私を喜ばせる様を。
こやつが私を法悦に導いたとき、お前の首を刎ねてくれるわ。──こやつの手で、な」
テルズに私を殺させる、という宣言に、私は身を捩ってわなないた。
──待ちに待った機会の到来に。
エレーナは、私を殺すのに、自分自身か、テルズに止めを刺させるだろう。
魔女巫女を一目見た私は、そう確信していた。
それも、テルズに止めを刺させる可能性が高い。
彼女の捻じ曲がった執念は、「救いに来た相手に殺される売女」を望むだろうから。
それならば、それに応じた策があった。
私は、右足で自分の足元を探った。
固い感触。
慎重に位置を定めて落としておいた者は、計算どおりの場所にあった。
──霊力をこめた錫杖。
私のありったけの力を封じたそれは、一度だけの奇跡を起こしてくれるはずだ。
「おおっ……おおおっ」
身を仰け反らしたエレーナが獣のように大きな声で喘ぐのを睨みながら、
私はそれを足でつかんだ。
587: ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 2007/01/20(土) 14:35:10 ID:a9XkPMFb(10/18)調 AAS
売春巫女は、みな足指が器用だ。
男根を足で愛撫する性技は、どこの売春神殿でも知られた技だ。
弱い女の力でも、手よりも力の強い足指ならは、
男が自分の手でするのに近い強さで男根を愛撫できる。
自慰に慣れすぎて、優しい愛撫に昂ぶれない客を相手にするとき、
一番効果的なのは、足での性交だった。
「おおおおおっ!!」
エレーナが、吠えた。
テルズの舌で達したのだ。
「――お行きっ!! 売女の首を刎ねよっ!!」
女性器から、飛沫(しぶき)のように愛蜜をはねさせながら魔女が叫んだ。
──どっ!
テルズが飛び掛る。
私は右足に掴んだ錫杖を放り上げた。
それは突進してくるテルズの額の辺りにぶつかり、
──しゃん。
先ほどはわざと鳴らさなかった破魔の音が、今度はちゃんと鳴った。
それは、すなわち、私が限界までこめた霊力の全てを解放した証だった。
「ぎぐっ!!」
くぐもった奇妙な声を上げてテルズが悶えた。
私は残りの力を振りしぼって祝詞をテルズの身体にかけた。
両手は死人に押さえつけられている。
ならば──。
私は、足を振り上げた。
錫杖を放り投げた器用な足指は、テルズの獣のたてがみをうまく掴んだ。
いや。
私の足指の中で、それは見る見るうちに髪の毛
──つややかで柔らかい子供の髪の毛に戻っていく。
よろけ、一歩踏み出すテルズを引き寄せ、身を捩って振り、
その背中を思いっきり蹴り飛ばす。
少年の意識のない身体は、私の最後の祝詞に守られ、
死人を押しのけ、転がるようにして戸口から放り出された。
588: ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 2007/01/20(土) 14:35:42 ID:a9XkPMFb(11/18)調 AAS
あとは、<神殿>に突入するときに二人だけ外に残した巫女が、
なんとかして逃げ延びさせてくれるだろう。
――エレーナが、霊力を使い果たした私を嬲り殺す間に。
「……貴様。……最初から……テルズを……」
エレーナは、呆然とした表情で私を眺めた。
「ふふ。思ったとおり、貴女が死人を操れる<領域>は、この<神殿>内だけだったようね」
テルズが消えた戸口に駆け出して行く死人はいなかった。
エレーナも、それを命じない。
いや、命じることが出来ないのだ。
死者に偽りの生を与える術はひどく困難なのだ。
一体二体ならともかく、これほどまでに大勢の死者を操るのは、
儀式によって霊力を高めた<領域>の中でなければ不可能だった。
「貴女が、自分一人で復讐と人々の堕落を考える女でなければ、
これはうまくいかない戦術だった。
だれかもう一人でも、貴女が信じる生身の仲間がいたら、負けていたのは私のほうよ」
「何を世迷いごとを――。負けているのは貴様のほうじゃ!」
魔女はわめいた。
驕慢な魔女が唾を飛ばさんばかりの勢いで叫ぶのを、私は微笑して見つめた。
「いいえ、私の勝ちよ。――言ったでしょう、私はあの子を取り戻しにきたの。
たとえ、私が今から殺されても、テルズが戻れば、私の勝ち」
「この売女ァァァ!」
怒りの声は裏返り、空虚な神殿内に響き渡った。
その姿は、到底、若く美しい女には見えない。
世の摂理に逆らって、姿を偽る魔女の本性がむき出しになっていた。
「――死ネェェェェェッ!」
そのことばは、声ではなく、脳に直接響いた。
――血が、汚液に変わるような恐怖と嫌悪感。
内臓が反転するような感覚に、両手の自由を奪われた私は
口元を押さえることすらできず、嘔吐した。
込み上げてくる吐瀉物の中に、奇怪な蟲でも混じっているような感覚。
──人間、生きていれば「死にたい」と思ったことは何度でもあるだろう。
だが、今の私ほどそれを強く感じた人間はいるまい。
生きながら屍になっていくような感覚。
589: ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 2007/01/20(土) 14:36:18 ID:a9XkPMFb(12/18)調 AAS
いや。
エレーナは、私を生ける死人に変えようとしているのだ。
それも死体に術を掛けるのではなく、生きたままで。
髪の毛がごっそりと抜け落ちた。
皮膚が弛み、溶け、ずるりと垂れ下がる。
肉は骨から剥がれ、筋は千切れて行く。
痛い。
苦しい。
何よりも恐ろしいことに、それを感じる意識は途絶えなかった。
文字通り、地獄の苦しみが襲い掛かる。
私は、自殺を禁じる<大地の母神>の巫女であることさえ恨んだ。
「――っ!!!」
エレーナが何かを叫び、私を指さして詰め寄ろうとする。
狂うことさえ出来ずに、さらなる拷問を私の屍が受けようとしたその時。
――それは起こった。
(大丈夫。いま、治します)
「え――?」
耳元で誰かがささやく声が聞こえた瞬間、
不意に、私は自分の身が軽くなったのを感じた。
膿み崩れはじめた身体に血が通い、体温が戻る。
解け崩れた肌に水気と張りが戻る。
肉は骨の元に戻り、髪の毛さえも再び私の頭を覆った。
温かい力が満ち溢れる。
原初の生命力。
左右の死人たちが溶けるように崩れ落ち、私は一人で立った。
驚愕の表情を浮かべるエレーナに対して、何をすればいいのかは、
私を包み、耳元でささやく霊気が教えてくれた。
590: ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 2007/01/20(土) 14:36:49 ID:a9XkPMFb(13/18)調 AAS
流れに導かれるように、手を伸ばす。
身を翻して逃げようとするエレーナを、それは的確に捉えた。
「――!!!」
目には見えない何かに縛られたエレーナは、聞き取ることが出来ない悲鳴をあげ、
じたばたともがいたが、その姿は薄らぎ、やがて――消え去った。
私に力を与えていた何かが、満足げに去って行こうとする。
その力が完全に消える前に、私は──なぜか呪を小さく呟いていた。
「……お見事ですな」
「……<大地母神>の巫女のお力、これ程の物とは……」
注意深く<神殿>内を探り、
全てが終わったことを確認して戻ってきた女騎士たちが、私に感嘆の声を浴びせる。
私が、いや、私に力を貸してくれた何者かがエレーナを倒したすぐ後に、
<婚姻と出産の守護女神>の女騎士たちが駆けつけてきた。
交渉役の巫女の指示で加勢にやって来たと言う彼女たちは、
戦いがすでに終わっていたことに対して驚き、また大いに恥じた。
そして、倒れこむようにして座っている私の代わりに、
私の部下たちを介抱し、<神殿>の中を清め、様々な事後処理を行ってくれた。
「あの魔女めは、我々にとっても怨敵でした」
「どれほどの騎士があやつにやられたものか!」
「――それを完全に滅ぼすとは……」
「――まさに、女神のお力の賜物でしょうな……」
二人の瞳に浮かんだ真摯な色を見て、私は小さくため息をついた。
──冗談ではない。
本当の私は、魔女エレーナを滅ぼすどころか、自力で立ちあがることすらままならない状態だ。
私に力を貸した<彼女>は、自分の部下にもそのことを教えないつもりらしい。
現場主義の女騎士たちに、他宗の人間との応対を滑らかにさせるには、
その力を見させればよい、という判断か。
――つくづく、完璧な小娘だ。
二人の肩を借りて隠れ神殿から出た私は、街の<神殿>につくやいなや、一昼夜を眠り通した。
591: ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 2007/01/20(土) 14:37:22 ID:a9XkPMFb(14/18)調 AAS
「あの……」
「――何?」
「……すみません……」
「そう。……自分がしたことの意味、分かった?」
「はい……多分……」
テルズは、もじもじと身をよじらせた。
悔悟の思いもあるが、今自分が置かれた状況のせいもある。
「あの、巫女長、もう行っても……いいですか?」
「駄目よ、テルズ。贖罪のために何でもする、と言ったのはあなたでしょう?
――私の湯浴みに付き合いなさい」
丸一日眠って回復した私を待っていたのは、うちひしがれた少年だった。
イリアたちの慰めも届かず、後悔と自責に身もだえするテルズに与える罰は、もう決まっていた。
だけど、その前に、少し楽しんでもいいだろう。
死人の瘴気に当てられた巫女たちも、全員無事に戻ることが出来たことでもあるし。
戦いの汚れと寝汗を洗い流す湯浴みについてくるように命じたとき、テルズは困惑した。
女の園――もっとも神殿は、どこをとっても女の園だが――に放り込まれた少年は、
裸でうろつく女たちの真っ只中で、自分の裸体を恥ずかしげに隠そうと身を縮みこませる。
ここは、神殿の大浴場。
巫女は、春をひさいだ前や後で、ここで身体を洗う。
おどおどと前を隠すテルズを、巫女たちがくすくす笑いながら指さす。
少年は、茹でたように真っ赤になった。
「ほら――こっちよ」
私は、テルズの背中を押して、幹部用の区画に連れ込んだ。
「――戦いですっかりくたびれてしまったわ。
……テルズ、私の身体を洗ってちょうだい」
ゆったりとしたスペースを独占して寝そべりながら、私はそう命令した。
少年は飛び上がらんばかりに驚いた。
「あ、あの……」
「何?」
「い、いえ……」
ごくりと唾を飲み込んだテルズは、意を決した風に私に近づいた。
592: ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 2007/01/20(土) 14:38:51 ID:a9XkPMFb(15/18)調 AAS
「……おっぱいはもっと強く。死人の匂いが取れないわ」
「は、はいっ……」
「……お尻を避けてたら、いつまでたっても洗い終わらないわよ?」
「は、はいっ……」
恥ずかしさのあまり泣きそうな声をあげるテルズを頤使して私は身体を洗い終えた。
少年は手ぬぐいで前を隠すことも許さなかったから、
若い茎が天を突かんばかりにそそり立っている様子がちらちらと目に入ったが、
私は気付かぬふりをしてテルズの手による奉仕を受け続けた。
「――で、何かわかった?」
「え?」
不意の質問に、テルズは顔を上げてこちらを見た。
「私の身体を洗って、じゃないわよ。エレーナの神殿に行って見て、の話」
「……正直、よくわかりません。ただ……」
「ただ……」
「……エレーナさんのしたことは良くないことだと思いました。
エレーナさんの言っていることは、全部が全部まちがってはない、と今でも思います。
巫女長に言うのも……その失礼ですが……<神殿>よりも勝っている部分もたしかにあった、と思います。
でも、……死んだ人を操ったり、意思を奪ってまで、その<教義>を守らせようとするのは、
……何か、違う気がします……。うまく説明できないのですが……」
街を支配する<神殿>に大いに逆らった少年は、邪教のあぎとから逃れても、
信じた心は変わらない、強情な子だった。
──まるで誰かさんのように。
少年をとがめるかわりに、私は微笑を浮かべた。
「……上出来よ、テルズ。そこまでわかっていれば、私から何も言うことはないわ」
「え……?」
命を助けてもらった相手になんて言い草か、と言われるかと思ったテルズは
意外なことばに息を飲む。
「その答えは、あなたが自分で探しなさい」
──それは、私が自分自身に向けた言葉でもあった。
593: ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 2007/01/20(土) 14:39:21 ID:a9XkPMFb(16/18)調 AAS
あの時。
死人に犯されかけながら、私は奇妙な感覚に襲われていた。
禁忌とされているはずの、死人との交わり。
だが、その中で、私はたしかに死人の「温もり」を感じた。
あのおぞましい、汚怪な感触は今も肌が覚えている。
だが──。
はじめはエレーナ、邪宗の巫女に対しての反発と挑発でしかなかったその行為の中で、
私の中で、確かに何かが芽生えた。
それが堕落なのか、それとも何か違うものなのか。
今の私に答えはなかった。
あるいは──。
あるいは、私の信仰は、「狭い」ものであったのかもしれない。
エレーナのように。
命を紡ぐ女神の教えは、もっと広いものなかもしれない。
死人ですら、もとは大地より産まれた者。
妄信と言っていいほどに信じた対象が崩れ去り、悩み苦しみながら
安易にそれを捨て去ることが出来ない──否、捨てない少年の姿は、私自身の姿でもあった。
だから、私は、答えを探す小さな同志に優しく微笑みかけた。
「巫女長――あの、罰は……」
微笑みかけられた少年は、もう一度、先ほどとは違う唾を飲み込みながら聞いた。
私は、両手を伸ばしておどおどとした表情を浮かべるその幼い顔を挟み込んだ。
顔を近づけ、唇を合わす。
「――今日ここで<大人>になって、この街の発展に尽くすこと。
それが、さっき決められたあなたへの罰よ」
「え……」
「そして、あなたの<成人の儀>のお相手は、私。――こんな小母さんじゃ不満?」
「え……あ、あの、いやっ!」
テルズは真っ赤になって立ちすくんだ。
動機はどうあれ、あれだけのことをしたのだ。
街の掟にしたがって<成人>することをテルズは了承していた。
しかし、罰がそれだけであることと、相手が私だということは予想もしていなかっただろう。
594: ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 2007/01/20(土) 14:39:53 ID:a9XkPMFb(17/18)調 AAS
「私は腹帯はしていないけど、まあ、あれは私が承認して付けさせるもの。
死人に嬲られたけど、やっぱりその胤で孕むことはないし、
私はしばらくお客を取っていないから、
……今孕めばそれはあなたの子供。巫女長のお墨付きで<成人>よ。
──うふふ、これって職権濫用かしら?」
「――!!」
実際、ここ最近、少なくとも二ヶ月ほど私は客を取っていなかった。
先刻、そのことに気が付いたときと、急に身体の奥が熱くなった。
巫女長としての大仕事を終えたあとだ、久しぶりに一人の売春巫女として春をひさいでみたい。
「まだエレーナの術がテルズに残っているかもしれないから」という理由で
自ら少年の筆下ろしに名乗りを上げたのは、実はそういう思いがあった。
もちろん、同じ命題を抱えた相手に対する親近感もある。
あまりのことに言葉もない様子のテルズの慌てぶりを楽しみ、
私はもう一度少年の瞳をのぞきこんだ。
「……私と愛を交わしたくない、テルズ?」
「……か、交わしたいです」
思ったとおり、瞳の奥は、もう濁っていない。
エレーナの呪縛は完全に解けていた。
「そう、じゃ決まりね。私の身体で大人になりなさい……」
私はゆっくりとテルズの唇に自分の唇を重ねながら言った。
595: ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 2007/01/20(土) 14:41:54 ID:a9XkPMFb(18/18)調 AAS
今回はここまでです。
596: 2007/01/20(土) 17:25:03 ID:ecPOiBo1(1)調 AAS
専用氏よ、ありがとう。
597: 2007/01/20(土) 19:18:55 ID:Wud0JYZt(1)調 AAS
ありがとう。本当にありがとう
598: 2007/01/20(土) 20:15:09 ID:0TfCA77n(1)調 AAS
続きが気になるな〜
599: 2007/01/20(土) 20:17:29 ID:ggOVvibk(1)調 AAS
よすぎる!これからの本番がめっさ楽しみ。
600(1): 2007/01/21(日) 08:58:05 ID:nErLs+nD(1/2)調 AAS
皆様にお尋ねしたいのですが、元ネタが版権アニメ+複数の作品によるクロスオーバーでもOKですか?
例.スパイラル+ぱにぽにで、歩×さやか(6号さん)
601(2): 2007/01/21(日) 09:53:35 ID:Y8VKSJxY(1)調 AAS
別に構わないんでないかな。
漏れ個人はクロスオーバーさせる意味がわからん(名前だけでもオリジナルにすればいいと思う)からスルーするだろうけど。
602: 2007/01/21(日) 10:17:22 ID:nErLs+nD(2/2)調 AAS
>>601
ハァ……このスレには版権アニメネタもあるんですよね…
603: 2007/01/21(日) 13:01:41 ID:wz9exyFv(1)調 AAS
近くで出会える。速攻わくわくハッピー!!
外部リンク:www.happymail.co.jp
外部リンク:550909.com
604: 2007/01/21(日) 13:03:23 ID:Y5c3s9h8(1)調 AAS
二次創作おkでも、クロスオーバー苦手は結構いると思われ。
理由は、キャラへの思い入れ、世界観が崩れる、
他作品の介入理由に、二次創作者の設定が入るのでそれが嫌など。
自分は来るもの拒まずなので、>>600氏には頑張れと言いたいです。
605: 2007/01/21(日) 14:09:06 ID:eRGLmzAo(1)調 AAS
クロスオーバーは確かにちょっと…だなぁ。
なんか、作者の自己中が見て取れるので。
ただ、これは自分だけかもしれないので、投下はしてくださいね。
606(1): 2007/01/21(日) 15:02:24 ID:b7+KocQo(1)調 AAS
クロスオーバー、メアリー・スー、/////(照れを表す)
この辺りはやらない方が無難、スレによっては総叩き
ただの版権とクロスオーバーにはVIPとニュー速並に深い溝がある
607: 2007/01/21(日) 20:54:07 ID:uJ6oq613(1)調 AAS
>>606
メアリー・スーってなにかと思ったら、過度のオリキャラマンセーのことだったのか
608: 2007/01/21(日) 21:10:08 ID:3i7FTl3u(1)調 AAS
名前変えれば済む話じゃないのか
609: 2007/01/21(日) 22:44:05 ID:Wtpod2dt(1)調 AAS
>>601が最善かな、スレ的には。
610: 2007/01/22(月) 00:40:41 ID:Ln1tTcca(1/2)調 AAS
クロスオーバーしたいっていうのは要するに、
性格、容姿、能力、経歴などの上で自分の好みのカップル(?)となりえるキャラAとBが
それぞれ同一作品の中では条件が揃う相手がおらず、別作品から持ってくるしかないってこと?
作品内のストーリー上で作り上げられた関係性とかエピソードとかに用は無いってことなら、
それこそ「某キャラがモデルになってるっぽいオリジナルキャラ」同士を絡ませた方が
余計な問題が発生しなくて済むと思うけど。
611: 2007/01/22(月) 00:49:42 ID:v0xtC2XD(1/2)調 AAS
クロス書く奴は条件が揃わないとかそんなこ考えてないだろ
ただ単に好きなキャラ、作品をくっ付けてみましたって感じ
612: 2007/01/22(月) 10:18:10 ID:RN/Zlzhw(1)調 AAS
だから、作り手と受け手とでミスマッチが発生しやすい。
613(1): 2007/01/22(月) 18:42:35 ID:YoMUpmuk(1)調 AAS
そうですか、貴重な意見をありがとうございます。
ところで…メアリー・スーとは一体何ですか?
614: 2007/01/22(月) 18:49:01 ID:sXcPKANe(1)調 AAS
それくらいググれ。
クロス作家目指すならこれから何度もぶち当たる壁だから、早めに。
615: 2007/01/22(月) 18:49:21 ID:v0xtC2XD(2/2)調 AAS
つググル先生
616(3): 2007/01/22(月) 22:15:51 ID:X7Zi7NX4(1)調 AAS
【芽・蟻崇(め・ありすう)】
中国・清の時代に人気だった演劇『主多痕列駆(すたあとれっく)』を元にした二次創作小説の登場人物。
しかし芽蟻崇は原作にいない独自の人物で、原作の登場人物以上に活躍させたことで非難が集中。
その後、作者の自己投影が強い二次創作独自の登場人物の類型を
『芽蟻崇』と呼ぶことになり、転じてアメリカでは『メアリー・スー』となった。
ちなみに、ことわざの「壁に耳あり障子にメアリー」との関係は言うまでもない。
617: 2007/01/22(月) 23:11:26 ID:Ln1tTcca(2/2)調 AAS
「民明書房」って付けとかないと
618: 2007/01/22(月) 23:16:59 ID:gSwkD8xx(1)調 AAS
>>616
ちょwww
文体は民明書房だが大体は真実だしw
619(1): 2007/01/23(火) 16:58:21 ID:/RyNx337(1)調 AAS
さて、メアリー・スーの意味を>>613はぐぐったのか>>616の説明で理解したのか……。
620: フユンカヤ ◆.V8.zQPrfg 2007/01/24(水) 02:39:28 ID:aVgpHDvI(1/7)調 AAS
ども、だいぶ前姉弟モノを投下した者です。
深夜になりましたので完結編を投下します。
以前にもまして描写が濃いので解説的な文調が嫌いな人は要注意です。
それではよろしくです。
前注意
――――――
で囲まれた部分は弟の脳内から離れた胎内描写になります。ちょっと卑怯な手を使ってみました。
621: フユンカヤ ◆.V8.zQPrfg 2007/01/24(水) 02:43:38 ID:aVgpHDvI(2/7)調 AAS
風呂場にはぜいぜいと息を吸う音だけが響いていた。
熱気が立ち込める中、これだけ動いたわけだ。二人とも、相当体力を消費していた。
「はぁっ、こんな、凄いなんて・・・」
先に言葉が出たのは姉貴だった。
床にうつ伏せで重なった俺と姉貴は、真っ白の状態から意識を取り戻しつつあった。
「ね、姉ちゃんに、また・・・」
姉貴の中の陰茎がときたまびくっと跳ねる。
射精直後でありながら、興奮はまだまだ収まりそうになかった。
「ちょっと・・・起き上がるから・・・」
そう言って姉貴はひざをつき、四つんばいになって立ち上がろうとした。
「あっ・・ちょっ・・・」
俺はつられて腰を持ち上げた。
とたん、膣壁が強くこすれる。
「んっ!」
この刺激が、射精後の鈍い感覚を一瞬にして快感に変えた。
姉貴はへなへなと力なく崩れてしまう。
「んっ、ちょっと、もう抜いてって・・」
そういいながらも、言葉とは裏腹に姉貴の胎内は再び熱を上げつつある。
まだ、物足りない。
俺は姉貴の背中に顔をうずめて、後ろから腕を回した。
「姉ちゃん・・・まだ俺・・・離れたくない・・・」
少しでも離れることが嫌だった。
「もうっ、ベッドに戻るから・・・一度抜いて?」
でも姉貴はまた俺と繋がってくれる。
「わ、わかったよ」
俺は膝立ちになった後、少しずつ陰茎を引き抜いていった。
精液と膣液が交じり合った白っぽい粘液が、結合部からじわりとあふれ出す。
カリが膣口のふちを押し広げたとき、姉貴の体がビクッと痙攣した。
「んっく・・」
やがて、つぽっ、という艶やかな音と共に陰茎が外れる。
間髪を入れず膣口から濃い粘液があふれ出してきた。
「また・・こぼれちゃう・・・」
姉貴はそう言いつつもゆっくりと立ち上がる。
「姉ちゃん・・・」
座り込んでいる俺に向かって、姉貴は手を差し伸べた。
「修ちゃん、行こう」
622: フユンカヤ ◆.V8.zQPrfg 2007/01/24(水) 02:44:31 ID:aVgpHDvI(3/7)調 AAS
俺は姉貴は競うようにベッドに倒れこんだ。
深く、キスをする。
通算三度目の興奮に俺は軽く眩暈がした。
「んんっ・・・」
繋がった唇のなかで、舌と舌をすり合わせる。
体を絡めあいながら、徐々に体制が変わる。
「ぷぁっ・・・」
口を離す頃には、俺は姉貴に覆いかぶさっていた。
「修ちゃん、もう一回・・・」
姉貴はそう言うと俺の肩に両手を掛けた。
じっ、と見つめられる。
「また・・挿れるからね?」
「うん・・」
勃起は全く失われていない。
それ見もしていないのに、ほんの少し腰を動かすだけで先端が膣口を探り当てた。
「あっ・・・」
姉貴も俺との接触を感じている。
そのまま前に進み、腰を割り入らせていく。
十分すぎるほど濡れた姉貴の膣は、ほとんど抵抗のないまま俺を迎え入れた。
「っ・・んっ・・・・」
陰茎はすんなりと奥まで、子宮口の手前に到達した。
というより、"元の位置に戻った"ような感じだ。
――――――――
そのとき、胎内では受精に向けた準備が着々と進められていた。
3時間前に射精された最初の精子群はすでに卵管へ進入、受精の場である卵管膨大部にまで進んでいた。
その先の卵巣の中には、成熟しきった卵子が排卵の時をじっと待っていた。
――――――――
623: フユンカヤ ◆.V8.zQPrfg 2007/01/24(水) 02:45:28 ID:aVgpHDvI(4/7)調 AAS
「んあっ、やっ、修ちゃん、もうちょっと、優しくっ・・」
俺は無我夢中で抽送を繰り返す。
閉じかかっていた子宮口を何度も突き、再び入り口を広げていく。
「いっ、んんっ、はぁぁあっ、んんっ、」
緩んでいたと思われた膣はだんだんと収縮し、陰茎全体を締め付けはじめる。
「ちょと、はあっ、これすごっ、ああっ、ああああっ」
二人のペースはどんどん上がっていく。
「くうっ、姉ちゃん、俺止まらない、みたい」
精液なのか膣液なのか、泡立った粘液が結合部から噴き出す。
「だめっ、だめ、んっ、ああっ、んぃぃぃぃっ!」
姉貴の体がぴんと反り返り、小刻みな痙攣を起こす。
――――――――
このとき限界まで引き伸ばされた卵巣の表面がついに破れ、卵子が外へと放たれた。
この先が精子で満たされていることを知ってか知らずか、すぐさま卵管内へと取り込まれていく。
――――――――
「ううっ・・・ああっ、あっ、はぁんぁ」
跳ねる体を抑えるように、俺は姉貴の腰を両手で押さえた。
恥骨同士がぐっ、ぐっと鈍くぶつかり合う。
少しだけ挿入が深くなり、弛緩しきった子宮口に亀頭がめり込む形になる。
「あっ!やはっ、あああっ、ひゃあぁぁっ!」
腰を押し付けるたびに、ぐぽっ、ぐぽっと何度も吸着を繰り返す。
この新しい刺激に、姉貴はすぐ反応しはじめた。
「ふぅっ、んっんっ、うぅんぁはっ、はぁっ、あああああっ!」
射精の予兆が、ぞくぞくっと背中を駆け上った。
――――――――
卵子はやわらかな繊毛に運ばれて、目的地点である卵管膨大部に到達した。
そこには既に100匹ほどの精子が居たが、すぐ近くの何十匹かが卵子の匂いを嗅ぎ付け、一斉に卵子を包囲する。
そして、殻を破るべく頭を突きたて始めた。
――――――――
624: フユンカヤ ◆.V8.zQPrfg 2007/01/24(水) 02:45:59 ID:aVgpHDvI(5/7)調 AAS
「俺っ、また出そうっ・・・・ぐっ」
「はぁっ、はっ、うん、あっ、だっ、出して、いぁあぁぁっ」
俺は姉貴に覆いかぶさった。
左耳のすぐそばから、姉貴の荒い息が聞こえてくる。
「姉ちゃん、俺っ、愛してるからっ」
姉貴の頭を抱きかかえ、俺は言った。
「ふあっ、あぁっ、わたしも、っん、あっ、うううっ」
答える代わりに足を再び俺の腰に絡みつかせてくる。
「いっ、いきそっ、んんっ、あああっ、ひゃぁあぁっ」
実姉と性交している、などといった罪悪感はとうに吹き飛んでいた。
今はただ、愛する人と子を成す行為に没頭しているだけだ。
「しっ、修ち、んんんっ、あぁぁっ、修ちゃんも、一緒にっ、ああっ!」
ぎゅっ、と姉貴に抱かれると同時に俺は達した。
「うぁあっ!」
――――――――
子宮の入り口付近で射精が始まったそのとき。
卵子を取り囲んでいた精子の一匹が外殻を溶かし、頭部を突っ込んだ。
すぐさまDNAを注入させられた卵子は、瞬時に外殻を変質させる。
この瞬間、卵子は受精卵となった。
――――――――
「いっ、あぁああぁあっっ!、ああっ・・」
姉貴も一歩遅れて達する。
その間にも、子宮内へびゅくっ、びゅくっと精液が噴出していく。
先ほどより僅かに粘性が低いが、その分勢いは強烈だった。
「ああっ、出てる、修ちゃん・・・」
姉貴と俺は体が溶け合ったかのように密着していた。
汗と、お互いの粘液に繋がれたひとつのかたまり。
「ふっ、ふぅっ、はぁあっ、はぁっ、」
息を整えつつ、徐々に精液の勢いも収まってくる。
しかし突然、硬直したままなのに強烈な快感が襲われた。
「ぐっあっ!?」
そのまま続いて新たな射精が始まってしまう。
「ひゃっ!ああっ!」
びゅばっ!と大きな波が再び胎内へ放たれた。
やはり繋がったままの子宮口がそれを無条件に迎え入れる。
甘い快感に体が支配されている。
それでも、精嚢が空になるような気配はまったくない。
・・・俺はこの感覚に身を任せることにした。
――――――――
繊毛に運ばれながら、受精卵の内部ではそれぞれのDNAが溶け合っていた。
生命の本能はそのあまりにも近い遺伝子コードに微塵の疑いも持たず、新たなDNAを組み上げていく。
そして、次のステップである着床に向けて子宮内をゆっくりと移動していった。
――――――――
幾度となく射精を繰り返し、快感が遠のいた後は猛烈な倦怠感に襲われた。
「姉ちゃん・・・俺、ずっと離れないから」
「うん・・・ありがとう」
それだけを言い残して、俺は姉貴一体となったまま深い眠りに落ちていった。
625: フユンカヤ ◆.V8.zQPrfg 2007/01/24(水) 02:52:55 ID:aVgpHDvI(6/7)調 AAS
「次はー、多の摩原ー、お降りの方はお手元のボタンをお押しくださいー」
俺と姉貴は今、バスの最後尾に乗っている。
「ね、「お押しください」ってなんかヘンじゃない?」
「美化語なんだろうけど・・・違和感あるなぁ」
「ふふっ、職業柄、"お"を付けないと気がすまないのね」
他愛もない会話。このところ、ずっとこの調子だ。
あれから俺と姉貴は両親から逃走。
首都圏近郊、いわゆるベッドタウンみたいなところで生活している。
我ながら中途半端な逃げ方だ。が、これが逆に功を奏している。
友人の話では、ニセ情報に踊らされた親父とおふくろは現在上海で血眼になっているそうだ。
・・・いつか、真実を話すことができるだろうか。
思考がナーバスになる前に、姉貴の声が飛んだ。
「ほらっ、今のバス停の次に降りるんだからボタン押す準備しときなさいよ」
「分かってるよ」
「あたしは動きづらいんだから、押すの忘れちゃ駄目よ」
「あーもう、そういうお姉さんみたいな目線やめろって言っただろ」
そう、周りからは"姉弟のような"幸せな夫婦にしか見えないだろう。
本当はどっちでもあるのだけれども。
見た目のこともあって姉貴を下の名前で呼び捨てにしているのだが、かなり苦労している。
ずっと"姉貴"を続けてきた俺も言いづらいし、姉貴も受け入れがたいものだからだ。
「次なんだからもう押しておけば良いだろ、なぁ・・・・
緊張した小さな声で姉貴の名前を呼んだが、車内アナウンスにかき消されてしまった。
「次はー、多の摩原産婦人科前ー、お降りの方は・・・・
626(1): フユンカヤ ◆.V8.zQPrfg 2007/01/24(水) 02:57:59 ID:aVgpHDvI(7/7)調 AAS
はいみじかいです('a`)
もうネタ切れ。できればもうすこしくんずほぐれつしたかった・・・
今回のテーマは
「射精と受精を同時にやってみよう」でした。
無理やりになりましたが達成。次はもう少しうまいことやれないかな
さて次回ネタはこれのどれか。話のテーマより描写に懲りたいんですよね。
・もっと前に書いたおにいちゃんの精子勝手に使って妊娠しようとする妹の続き話
・ヤリマンビッチ妹が兄に始めての生姦を許してどうのこうの。鬱話になりそう
・財閥の息子が玉の輿狙いに玉狙われる話
・研究員が名声のために助手誘惑して研究目的で受精
・単なる人妻+ショタ ←たぶんこれになる
627: 2007/01/24(水) 03:07:32 ID:wn232V2e(1)調 AAS
一休さんGJ!
近親相姦スキーの股間にズキュンと来ました(*´Д`)
次回ネタのために心の卵管を準備しつつ正座して赤い着物をはだけながら待ってます。
628(1): 2007/01/24(水) 04:21:02 ID:Ln5vMnoN(1)調 AAS
>>626
乙です!両親がちょっとカワイソス
「もっと前に書いた…」についてkwsk
629: 2007/01/24(水) 07:46:46 ID:yxb/jHX2(1)調 AAS
>>619
>>616の説明で理解は出来ました、クロスオーバー無しでもカップリングの案は沸きますけどね……
例
歩×理緒(スパイラル)
草太×白雪姫(おとぎ銃士)
悟郎×ミドリ(天使のしっぽ)
航×花穂(シスプリ)
マルス×チキ(FE)
ネギ×史伽(ネギま!?)
その他もろもろ
630: 2007/01/24(水) 08:39:14 ID:UqQLQQNN(1)調 AAS
なかなか面白い書き方だな・・・
なんとなく断面図が脳内に展開したぜ
631: 2007/01/24(水) 13:54:19 ID:x+bygvyf(1)調 AAS
(*´Д`*)オネェチャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァンン!!!
姉弟スキーにはたまらんですよ。
632(1): 2007/01/25(木) 01:37:36 ID:Km9ZO8On(1)調 AAS
うむ、作者さんは断面図もお好きとみた。やっぱ孕ませと断面図的なモノのコンボはいいやねー。
633(4): フユンカヤ ◆.V8.zQPrfg 2007/01/25(木) 02:38:23 ID:XOmlrLM/(1)調 AAS
>>632
大当たりだ兄弟・・・(;`・ д・´ )
まさに断面をイメージした。これからも脳裏に断面焼き付けたまんまネタ書くぜ。
>>628
あーHRネタスレの方に投下したのかもしんない。
改善してこっちにも張ろうかな?迷惑なら止めますが・・・
634: 2007/01/25(木) 11:27:11 ID:tT3XKo1Y(1)調 AAS
>>633
貼りたまえ。
…おながいします。
635(2): 質問 2007/01/25(木) 12:05:28 ID:U7Dh35RL(1)調 AAS
皆様は版権作品ネタでHRSSを製作する際、主にどんな作品をネタにしますか?
636: 2007/01/25(木) 13:09:02 ID:xvv8WY/G(1)調 AAS
>>633
ぜひお願いします。
もちろん続きもあわせて…!
637: 2007/01/25(木) 18:11:40 ID:LYrT9LXd(1)調 AAS
>>633
おねがいします
どうか、どうか貼ってください
638: 2007/01/26(金) 00:49:59 ID:9wf0AcZw(1)調 AAS
はってくだされ!くだされ!まどうてください!まどうてください。
勃ったのをまどうてください
639: 2007/01/26(金) 07:36:32 ID:tr5q43Xg(1)調 AAS
>>635
こだわらなくていいのでは。
「こういう作品だからHRにする」ではなく
「この作品が好きでSS書くからHRにする(なる)」ということで書いている。
好きな作品を書くのが一番。
640: 2007/01/26(金) 11:06:46 ID:Rr/n9K6A(1)調 AAS
>>635
自分が二次創作する時は、HR以外に入れたいシチュエーションによって元ネタを選ぶなぁ。
異種姦の時はファンタジー物とか、ここでは禁句だけど寝取りを入れたい時は
主人公とヒロインが熱々の恋人同士の作品とか。
641(1): 2007/01/26(金) 12:12:52 ID:43aYYqVp(1)調 AAS
皆様…ありがとうございます。
機械娘(TO HEARTのマルチやセリオ、EVE〜少女のたまご〜のイブ等)が出産するのはこのスレならではと思うんですが……
642: 2007/01/26(金) 16:09:35 ID:Zq5Z/z/l(1)調 AAS
>>641
一応こんなスレもあるけど、参考までに。
読み手としてはどちらでも構わないけどな。
ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α5
2chスレ:eroparo
643(2): 2007/01/27(土) 03:10:00 ID:/eehkIqs(1)調 AAS
このスレ住人としては、
SSのオチが、HRヒロインが中絶を決意する、
んなんてのは許せないやっぱし?
644: 2007/01/27(土) 03:16:32 ID:FiHIPZc1(1)調 AAS
>643
「孕ませた男を半殺しにした挙句、その眼前でお腹の子供を未熟すぎるまま産み落として、親子共々息絶える瞬間を冷ややかに見つめる女」の話は?!
645(1): 2007/01/27(土) 05:31:33 ID:l+yfeJ8/(1)調 AAS
>>643
男が頑張って説得して産む事になるならおk
646: 2007/01/27(土) 06:51:51 ID:l+rHbkAN(1)調 AAS
>>645
一瞬「男が頑張って産む事になるならおk」と読んでしまったのでもう寝ます
647: 2007/01/27(土) 08:35:52 ID:S0tTYdxJ(1)調 AAS
それなんてシュワちゃん?
648(1): 2007/01/27(土) 19:07:46 ID:DBwwkTeD(1)調 AAS
俺小2でシュワちゃんのあの映画のポスターでチンコオッキしたよ
オーケンと同じで変なもんで性癖が形成されるんだな
649: 2007/01/28(日) 10:58:51 ID:9OI/S5FA(1)調 AAS
>>648
普通に女が孕むぐらいじゃ物足りない性癖ってことか・・・(ゴクリ
650(5): 2007/01/28(日) 17:07:45 ID:HwWtWNxf(1)調 AA×
ID:Znk2Lfba0
外部リンク[html]:2log.blog9.fc2.com
651: 2007/01/28(日) 17:17:51 ID:YpsthG4e(1)調 AAS
自虐風自慢かと思ったら洒落になってないな
652: 2007/01/28(日) 17:32:10 ID:EmK6zVJn(1)調 AAS
>>650
孕まされてるな・・・確実に
653: 2007/01/28(日) 17:47:07 ID:RyM96fA9(1/3)調 AAS
ある意味、こういうのがスレにとって一番の毒薬かも・・・
・・・
いや。
ここで「俺たちにはエロパロというファンタジーがある!!」という流れか?
654(1): 2007/01/28(日) 18:07:35 ID:Gl+29Ejy(1)調 AAS
何を迷ってる!
女が孕ませてくれって言ってんだろ!ならば行くしかない!
と、無責任に煽ってみる。
655: 2007/01/28(日) 20:12:21 ID:RyM96fA9(2/3)調 AAS
>>654
何を勘違いしているのかしらないが、>>650は
女が火遊びしてよその男の子供を孕んだ挙句
公務員の嫁に収まろうとしているという話だが。
656: 2007/01/28(日) 21:19:01 ID:b6rN/f9z(1)調 AAS
にっこり笑って、DNA鑑定するなら結婚するよ!
って言ってあげれば良いだけのことだろう。
657: 2007/01/28(日) 22:54:02 ID:RyM96fA9(3/3)調 AAS
DNA鑑定をネタに孕みSSをだな・・・
無理か。
658(1): 2007/01/28(日) 22:58:23 ID:v11fqRGP(1)調 AAS
よその男との子だろうが、孕んでたらその類の女はずばり「孕んだから結婚しろ」と言っている筈。
男の話からだけなので推測だが、女の周辺で結婚した人間がいると思われ。
で、その報告の時に「やっぱりずるずる男と付き合うよりはさっさと結婚して20代の内に子供も生まないとねー」
とか言われて嫉妬に燃えたんだろう。
何で別スレの話題を真面目に考えているんだろう自分…
スレの流れからしたら男もよその女との子を孕めばこのスレ的には無問題だが。
659: 2007/01/28(日) 23:08:04 ID:gYDnde4G(1)調 AAS
>>658
その文脈ではまた州知事になるぞ。
660: 2007/01/29(月) 07:40:22 ID:sEP85t98(1/3)調 AAS
それなんてシュワちゃん?
661: 2007/01/29(月) 14:46:05 ID:TaInn2Sp(1)調 AAS
昔ライブマンの緑もそういったのがあった気がする
662: 2007/01/29(月) 14:58:01 ID:CvclOqkN(1)調 AAS
こんにちわ〜あかちゃ〜んとか歌ってたね
663(2): 2007/01/29(月) 15:38:55 ID:q46NycOP(1)調 AAS
DNA鑑定か・・・
A「お前か俺の女に手を出したのは」
B「C子はお前には勿体無いから俺が頂く、それが何か?」
C「やめて私のために争うのはやめてーーー」
A「しかし両雄並び立たずだ、いたし方あるまい」
B「C子の子供を産む権利は俺達の何れかにしかないわけだ」
C「ちょ・・・結婚前提じゃないし・・・」
A「よし男らしく堂々とC子の夫を掛けて戦おうじゃないか」
B「ほう」
A「簡単な話さ。俺とお前で交互にやる、子供を宿せた方が総取りだ」
B「妙案だ乗ったぜ! しかしどちらが先に抱く?先行有利じゃないか?」
C「コインでも投げて決めればいいじゃない ・・・って私は産む機械扱いかーーー!!1」
A「いや俺達が精液入った水鉄砲のようなものさ」
B「表・・・俺が先行だ。一発ツモでも悪く思うなよ」
こうして一人の女をめぐり熱く迸る戦いが切って落とされた。
なおC子の提案で時限付き(1週間で孕まなければ両者アウト)となるが。
A「時間か・・・ナイスファイトだったな!(がしっと抱き合う
B「おお、今は晴れやかな気分だ」
C「あああああどう考えても妊娠です本当にありがry」
無論彼女の腹は膨らみだし、彼ら何れかの種である事は確定した。
そして時は巡り、鑑定の日がやってきた・・・
馬鹿すぎて文にしようと言う気はおきなかった。
664: 2007/01/29(月) 15:50:52 ID:sEP85t98(2/3)調 AAS
>B「C子の子供を産む権利は俺達の何れかにしかないわけだ」
何度も言うがそれなんてシュワ(ry
665: 2007/01/29(月) 15:51:22 ID:dNtmf3YY(1)調 AAS
>>663
なぜベストを尽くさないのか
666(2): 2007/01/29(月) 16:41:57 ID:qFUppFeo(1)調 AAS
>>663
医者「おめでとうございます。二卵性の双子です。」
667: 2007/01/29(月) 16:57:43 ID:jDi4wqEg(1)調 AAS
>>666
それなんて『僕は妹に恋をする』?
668: 2007/01/29(月) 17:03:56 ID:KQe/82DU(1)調 AAS
>>666
えー?
DNA鑑定の結果、AでもBでもない、Dの子供と判明するのでは?
669: 2007/01/29(月) 17:11:12 ID:sEP85t98(3/3)調 AAS
なんか生家から盗み出されて孤児院に捨てられて親友に裏切られて
中東の外人部隊に売り飛ばされて後に大富豪になりつつも
記憶喪失で一番幸せな頃に戻ってしまう奴のような話だな。
670: 2007/01/29(月) 17:14:17 ID:MPNF0Tg6(1)調 AAS
つ「外泊証明書」
671: 2007/01/29(月) 17:19:09 ID:jQ1LjIry(1)調 AAS
サインするから寝かせてくれよ神崎……
672: 2007/01/29(月) 17:25:30 ID:KPQXZEdy(1)調 AAS
俺はてっきりホモカップルでも誕生するしょーもないオチかと思った…w
673: 2007/01/29(月) 23:28:46 ID:llyt1wOS(1)調 AAS
いっそそれを逆にしてみるか・・・
A子とB子、それに男Cとの三角関係で。
無論このスレのニーズとしては二人とも孕まなければ嘘になるが。
674(1): 2007/01/29(月) 23:39:35 ID:xBjhojMp(1)調 AAS
外部リンク[html]:www.kurohime-soft.com
つまりこういうことですね
675: 2007/01/30(火) 01:00:33 ID:kjkvtayo(1)調 AAS
レイプか逆レイプかの違いだなまあ。
それより>>674に同時妊娠ENDがあるのかだけ気になるスレ違いだけどw
前にも類似ゲーあったけど、妊娠目的ならプレイ時間一ヶ月ってのは(ry
676: さぶろう ◆IIWgI6a1Z2 2007/01/30(火) 18:25:57 ID:cDpxMjw4(1/2)調 AAS
流れを豚切るが>>650を見た瞬間にこんなシチュを思い付いた
「浩二クン、式はいつにしようか?」
またか、と俺は溜め息をついた。榊暦の唐突な喋りは、今に始まった
ことじゃないが、慣れるようなもんでも無い。
「式って……何の?」
「私達の結婚式に決まってるじゃないか」
どこがどう決まってるのか、いちから説明して欲しい。
「いや……いきなり結婚とか言われても」
「いきなりじゃないっ!」
電光石火で返ってきた大声に、俺は驚き首をすくめた。
「いいか……私は浩二クンが18になった時に結婚したかったんだ。しかしながら! さすが
にそれは面倒事が多すぎる、と我慢した。そしてキミが二十歳にな
った時だ。私は今こそ結ばれる時だと思った。だがキミが『せめて
大学卒業くらいは……』と言うから私は今日まで我慢したんだぞ!」
俺の胸ぐらを掴んで語る暦の迫力に、力なく頷くことしかできない。
「キミに公務員の内定も出た。何を躊躇することがある!? 結
婚しよう!!」
思わず頷きたくなる迫力だが、俺の理性は力を振り絞って首を
固定してくれた。
「でも、そういうことじゃなくて……」
677: さぶろう ◆IIWgI6a1Z2 2007/01/30(火) 18:29:36 ID:cDpxMjw4(2/2)調 AAS
「それにこれ以上待つと、私の生殖器の機能が低下するんだ」
暦もう24だからな……ていうか俺の話を聞いてくれ。
「というわけで、もう限界だ。さあ、早く結婚しよう!」
「で、でも……」
「ええい、しち面倒臭い!! できればこの手は使いたく無かった
が、致し方あるまい」
そう言って暦は俺を押し倒した。
ちょっ、ちょっと待て! もしかしてこれは……
「私はキミ以外の男に体を許したことは無いからな。言い訳はで
きんぞ」
……マ、マジで?
気が向いたら続く
――――――――――――――――――
>>650には申し訳ないと思っている
678: 2007/01/30(火) 18:48:58 ID:7kgUf2Z2(1)調 AAS
ちょっと状況が変わるだけで即ハァハァですなぁ
679: 2007/01/30(火) 19:19:47 ID:qA/XwFYf(1)調 AAS
干乾びるまで精液搾り取られる浩二(´・ω・) カワイソス
680: 2007/01/30(火) 20:24:13 ID:C4keHOP6(1)調 AAS
素直クールいいなぁ。
681: 2007/01/30(火) 20:26:14 ID:wpryPQEd(1)調 AAS
ニクン
って何だろうと一瞬思ったのは内緒だ。
682: 2007/01/30(火) 23:01:07 ID:tGG30gZ3(1)調 AAS
ああ、実に続きが楽しみだ。
683: 2007/01/31(水) 23:22:12 ID:T7cJI0yb(1)調 AAS
>>650を見たあとだと素直に見れないw
684: 2007/02/01(木) 21:05:25 ID:EY8eLhJG(1)調 AAS
流れをぶった切って悪いが柳沢厚生労働大臣はなんもわかっちゃないと思う。
女性は「産む機械」じゃない。
女性は「孕む機械」であり男性は「孕ませる機械」だ!
685: 2007/02/01(木) 21:24:16 ID:Mfz9j0xc(1)調 AAS
そう言うと、今の発言ではかばってくれたアベも瞬殺すると思う(笑)
686: 2007/02/01(木) 21:33:20 ID:cqWd3gzF(1)調 AAS
男も孕めるようになれば機械の数は2倍になる
こんな簡単な算数もできない大臣はクビにすべき
687(1): 2007/02/01(木) 22:00:08 ID:Dgtbw8Er(1)調 AAS
本当に「孕んで産む機械」を作っちまえばいいんだぜ。
688: 2007/02/01(木) 22:02:58 ID:sIY0pqlR(1)調 AAS
少子化の今こそ外出し禁止令を発布すべきだと思うんだ
689(1): 2007/02/01(木) 22:24:36 ID:i1K/FEjt(1)調 AAS
卵子と精子を有志が提供して、国の私設で育てるとかそのぐらいやんなきゃいかんのかも知らんね。
690(1): 2007/02/02(金) 00:27:45 ID:e1IK5xFy(1/2)調 AAS
>>687
つまりおまいさんが言いたいのは
少子化が進む現代日本の現状に対応するべく、国家は総力を挙げて、ついに全自動孕み人形シリーズを作り出す。
各学校に配置されたロボっ子たちは、思春期の青少年の子種を片っ端から搾り孕んでゆくのだった!
っていうのを望んでいる、と?
691: 2007/02/02(金) 01:41:34 ID:Vkb5LQB6(1)調 AAS
>>690 ターミネーターの孕み版みたいだ。
反乱を起こした孕みロボ達が、自分達の帝国を作ろうとして
男からは精子を、女からは卵子を強奪するんだきっと。
692: 2007/02/02(金) 03:25:24 ID:zoLaAEit(1)調 AAS
青島俊作の襲撃という不測の事態が発生しはしたが、
警察署への時限爆弾設置という当初の目的自体は無事達成した。
「婚姻と出産の守護女神」の本部へ向かうぞ。
「真のクリスチャン」の名誉に、もうすぐ手が届く。
----------------------
警察署への時限爆弾の設置は成功した。
爆破から5分間、「婚姻と出産の守護女神」の本部は警察とのホットラインが
受信先応答なしの状態になる。その間に売春巫女全員を抹殺しろ。
いいか、5分だ。
警察官と遊んでいる暇はないぞ。
敵に見つからないように、迅速に行動しろ。
693: 2007/02/02(金) 10:54:57 ID:JtCgBsvu(1)調 AAS
あの〜、テロはやめましょうよ?
第一婚姻と出産の守護女神に売春巫女はいなかったと思うんですけど…
それにそっちは大地の女神の神殿なんですけど…
あ〜、行っちゃったよ。
とりあえず神殿に「変な異端が乗り込みましたがうちとは無関係なので好きに処分してください」
って連絡しておこう。処分の方法は大体想像つくけど、まあ自業自得だよね。
神のおぼしめしのままに。アーメン。
694: 2007/02/02(金) 13:51:25 ID:8ER+8fCi(1)調 AAS
ソーメン。
695: 2007/02/02(金) 14:04:59 ID:X9qhJQqF(1/2)調 AAS
ザーメン
696: 2007/02/02(金) 14:22:25 ID:lV+ioKoh(1)調 AAS
>>689
…そーやって、大量の兵士を確保してるつーラノベがあったすねぇ。
697: 2007/02/02(金) 16:21:29 ID:Sor1wcB7(1)調 AAS
改めて考えると、本当に精子って採取しやすいよなー。
めちゃくちゃ効率的じゃないか。
698: 2007/02/02(金) 16:39:16 ID:BYDp1WK4(1)調 AAS
そりゃ卵子をホイホイ外に排出できたら困る
699: 2007/02/02(金) 19:29:56 ID:Skvm0fbB(1)調 AAS
誕生後は増えないらしい卵子とはえらい違いだな
700: 2007/02/02(金) 19:36:16 ID:IMv70ZAr(1)調 AAS
卵子が精子に犯されるみたいな描写大好きなんだよね。
多少スレ違いだけど、化け物に大量に射精され、一個の卵子を大量の精子が犯すみたいなのが特に好き。
ただ輪姦はあんまり好きじゃないんだよなw
701: 2007/02/02(金) 19:37:48 ID:hupY4cX3(1/2)調 AAS
卵子の場合、最終的に受け入れるのは一つの精子だしな。
702: 2007/02/02(金) 19:44:44 ID:1LTHZqfR(1)調 AAS
卵子「皆さんに今から殺し合いをしてもらいます」
703: 2007/02/02(金) 20:32:40 ID:eJ/aV0jB(1)調 AAS
少子化著しい昨今、政府は法改正により(ry で各校から一クラス選抜して
バトルロワイヤル方式孕ませ合いとか
考えたけどまあガイシュツにも程があるだろうからやっぱ無し
704(1): 2007/02/02(金) 21:07:31 ID:e1IK5xFy(2/2)調 AAS
うむ。確かに輪姦系には外出(ガイシュツ)描写が描かせんなぁ。
…既出はキシュツと読むと知っているかね?吊りかネタか素間違いか回答を求む。
705: 2007/02/02(金) 21:26:00 ID:hupY4cX3(2/2)調 AAS
マジレスすると「既出」を「がいしゅつ」と書くは2chのスラング。
「巣窟/すくつ」「軍靴/ぐんくつ」あたりと並んで最も有名な部類だぞ。
わざわざ半角カタカナで書いてあるのは大抵その手のネタだ。
706: 2007/02/02(金) 21:27:45 ID:D+7qPxdN(1)調 AAS
>>704
707: 2007/02/02(金) 21:56:40 ID:X9qhJQqF(2/2)調 AAS
がいしゅつはまだ現役だと思うけどすくつやぐんくつはもう死語だろ
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